JP2587428B2 - 電動ファン装置 - Google Patents

電動ファン装置

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JP2587428B2
JP2587428B2 JP62241989A JP24198987A JP2587428B2 JP 2587428 B2 JP2587428 B2 JP 2587428B2 JP 62241989 A JP62241989 A JP 62241989A JP 24198987 A JP24198987 A JP 24198987A JP 2587428 B2 JP2587428 B2 JP 2587428B2
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Inventor
龍治 下河部
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カルソニック株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P2070/00Details
    • F01P2070/50Details mounting fans to heat-exchangers

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動ファン装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車では、ラジエータに冷却風を効率良く
送ることにより、ラジエータの熱交換効率を向上させ、
又、ラジエータ近傍のゴム製品等の高熱による劣化を防
止する等のために、モータファンを備えた電動ファン装
置が配置されている。
そして、モータの軸受部等の温度上昇を防止してモー
タファンの耐久性を向上させるために、モータを冷却す
る方法が採られている。
このような電動ファン装置としては、例えば、実開昭
59−35624号公報に開示されているものが知られてい
る。
第6図及び第7図は、この電動ファン装置10を示すも
ので、モータ本体11を支持するシュラウド13のステー15
には、一つの漏斗状の空気導入口17が形成され、モータ
本体11には空気排出口19が設けられている。そして、空
気導入口17と空気排出口19とがパイプ21により連通され
ている。
このような電動ファン装置10では、モータ23が回転す
ると、ファン25により冷却風がラジエータ側に導かれる
と共に、シュラウド13のステー15に形成された空気導入
口17から冷却風が導かれ、パイプ21を通り、モータ本体
11を通過して、空気排出口19へ排出される。
従って、このような電動ファン装置10では、ラジエー
タの熱交換効率を向上できると共に、モータ23を冷却し
て電動ファン装置10の耐久性を向上させることができ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の電動ファン装置10で
は、モータ23のステー15への固着とは別に、冷却風をモ
ータ23の周囲に導くパイプ21等の部品を固着しなければ
ならないため、材料費が増加すると共に、組立性が悪
く、製造コストが増大するという問題がある。
又、冷却風をモータ23の周囲に導くパイプ21は一つし
か設けられていないため、モータ23の冷却効果が小さい
という問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような問題を解決するためになされた
もので、モータを冷却して電動ファン装置の耐久性を向
上するに際して、組立性の向上を図ることができ、これ
に伴いコスト低減を図ることができると共に、冷却性能
を向上させることのできる電動ファン装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係わる電動ファン装置は、シュラウド本体に
形成される一側開口部にステーを介してモータ取付部を
形成し、このモータ取付部にファンを回転するモータを
固定してなる電動ファン装置において、前記モータ取付
部に、風上側、モータ側及び前記モータのベアリング部
との対向面に開口部を有し前記モータの周囲に冷却風を
導くダクトを前記モータのヨーク部より長く形成すると
ともに、このダクトと前記ステーとを樹脂により一体成
形したものである。
〔発明の作用〕
本発明においては、ステーに、風上側及びモータ側に
開口部を有しモータの周囲に冷却風を導くダクトを設
け、ステー及びダクトを樹脂により一体成形したので、
モータを取付部材に挿入することにより、モータの冷却
作用を有する電動ファン装置を容易に組み立てられる。
そして、モータが回転しファンが回転するとモータ側
へ冷却風を導き、この冷却風の一部がダクトの風上側の
開口部から流入し、モータ側の開口部及びベアリング部
に対向する開口部からモータの周囲へ吹き出し、モータ
を冷却する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説
明する。
第1図は、本発明の電動ファン装置の一実施例を示す
もので、図において符号41は、図示しないエンジンの前
方に配置されるラジエータを示している。
このラジエータ41の後面には、樹脂製のシュラウド本
体43の前側開口部が固定されている。又、シュラウド本
体43に形成される後側開口部には、ステー49を介してモ
ータ取付部50が配置されている。このモータ取付部50に
はモータ51が配置され、このモータ51にはファン52が固
着されている。
そして、この実施例では、モータ取付部50はステー49
により支持される筒状部材53により構成され、この筒状
部材53には、第2図及び第3図に示す如く、モータ51の
周囲に冷却風を導くダクト55が所定角度を置いて三つ設
けられている。このダクト55は、第4図及び第5図に示
す如く、横断面矩形状の空間が筒上部材53の軸方向に延
設して形成され、風上側に開口部57及びモータ51側に開
口部59が設けられている。さらに、このダクト55は、モ
ータ51のヨーク部61よりも長く形成され、モータ51のベ
アリング部63との対向面に開口部65が設けられている。
そして、この実施例では、筒状部材53,ステー49及び
ダクト55は樹脂により一体成形されている。
又、筒状部材53のモータ51挿入側と反対側には、段部
67を介して、モータ5の回転軸より大径とされる小径部
69が一体成形されている。
さらに、筒状部材53の段部67には、第4図及び第5図
に示す如く、ビス71を挿通するための貫通孔73が形成さ
れている。
以上のように構成された電動ファン装置では、筒状部
材53に、風上側及びモータ51側に開口部57,59を有する
ダクト55を設け、筒状部材53,ステー49及びダクト55を
樹脂により一体成形したもので、第4図に示す如く、モ
ータ51に筒状部材53に挿入し、回転軸を小径部69に挿入
し、ビス71によりモータ51を固着して組み立てられる。
そして、第2図に示す如く、モータ51が回転しファン
52が回転するとモータ51側へ冷却風を導き、この冷却風
の一部がダクト55の風上側の開口部57から流入し、モー
タ51側の開口部59及びベアリング部63に対向する開口部
65からモータ51のヨーク部61及びベアリング部63へ吹き
出し、モータ51を冷却する。
従って、このような電動ファン装置では、モータ51を
冷却して電動ファン装置の耐久性を向上するに際して、
従来の如く、モータ51の固着とは別にパイプ等の部品を
固着することを必要とせず、単にモータ51を取付ければ
よいため組立性が向上し、製造コストの低減を図ること
ができる。
又、本実施例では、三箇所にダクト55を設けたので、
従来の電導ファン装置よりもモータ51の冷却性能を向上
させることができる。
尚、上記実施例では、ダクト55が筒状部材53と一体成
形した場合について説明したが、筒状部材53を用いない
ものでも適用できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、電動ファン装置のモ
ータ取付部に、風上側、モータ側及び前記モータのベア
リング部との対向面に開口部を有し前記モータの周囲に
冷却風を導くダクトを前記モータのヨーク部より長く形
成するとともに、このダクトとステーとを樹脂により一
体成形したので、モータが回転してファンが回転すると
モータ側へ冷却風を導き、この冷却風の一部がダクトの
風上側の開口から流入し、モータ側の開口部及びベアリ
ング部に対向する開口部からモータのヨーク部及びベア
リングへ吹き出し、モータを冷却する。従って、モータ
を冷却して電動ファン装置の耐久性を向上するに際し
て、組立性を向上させることができ、これに伴いコスト
低減を図ることができると共に、電動ファン装置の冷却
性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電動ファン装置の一実施例を示す
一部断面図、第2図は第1図のモータ付近を示す斜視
図、第3図は本発明に係る電動ファン装置の平面図、第
4図は本発明に係る電動ファン装置の組立状態を示す説
明図、第5図は第4図のV−V線に沿う横断面図、第6
図及び第7図は従来の電動ファン装置の説明図である。 43……シュラウド本体、49……ステー、50……モータ取
付部、51……モータ、52……ファン、53……筒状部材、
55……ダクト、57,59,65……開口部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シュラウド本体に形成される一側開口部に
    ステーを介してモータ取付部を形成し、このモータ取付
    部にファンを回転するモータを固定してなる電動ファン
    装置において、前記モータ取付部に、風上側、モータ側
    及び前記モータのベアリング部との対向面に開口部を有
    し前記モータの周囲に冷却風を導くダクトを前記モータ
    のヨーク部より長く形成するとともに、このダクトと前
    記ステーとを樹脂により一体成形したことを特徴とする
    電装ファン装置。
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JP4339655B2 (ja) * 2003-09-10 2009-10-07 カルソニックカンセイ株式会社 熱交換器ユニットにおける冷却ファン装置の取付構造
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SE443408B (sv) * 1979-09-28 1986-02-24 Sueddeutsche Kuehler Behr Radialflekt for verme- eller luftkonditioneringsanleggningar i fordon

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