JP2771447B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2771447B2
JP2771447B2 JP5953694A JP5953694A JP2771447B2 JP 2771447 B2 JP2771447 B2 JP 2771447B2 JP 5953694 A JP5953694 A JP 5953694A JP 5953694 A JP5953694 A JP 5953694A JP 2771447 B2 JP2771447 B2 JP 2771447B2
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JP
Japan
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housing
magnetic disk
shaft
hub
drive coil
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JP5953694A
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JPH07272477A (ja
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隆行 相宮
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IBARAKI NIPPON DENKI KK
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IBARAKI NIPPON DENKI KK
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に関
し、特に、ハウジングとカバーとの間に磁気ディスクと
磁気ヘッドとを密封した磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の磁気ディスク装置の一例を
示す断面図である。
【0003】ハウジングとカバーとの間に磁気ディスク
と磁気ヘッドとを密封した従来の磁気ディスク装置は、
ベースプレート(図示省略)に固定されているハウジン
グ11に下端部を固定された中空のシャフト14と、シ
ャフト14の上部に内輪を装着されたボールベアリング
13と、ボールベアリング13の外輪を上部のベアリグ
保持部12の内周面に装着したハブ15と、ハブ15の
外周部の磁気ディスク載置部16に搭載された少なくと
も1枚の磁気ディスク(図示省略)と、この磁気ディス
クの記録面に対応して設けられその記録面に対して磁気
記録を行なう磁気ヘッド(図示省略)と、ハウジング1
1のシャフト14を固定しているシャフト固定部20の
外周部に固着した駆動コイル部18と、ハブ15の下端
部の駆動コイル部18に対向した位置に設けた永久磁石
17と、永久磁石17の外側に設けたヨーク19と、ハ
ウジング11を固定するベースプレートとの間に磁気デ
ィスクおよび磁気ヘッドおよび駆動コイル部18および
永久磁石17およびヨーク19を密封するカバー(図示
省略)とを備えている。駆動コイル部18と永久磁石1
7およびヨーク19とは、スピンドルモータを構成して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成の従
来の磁気ディスク装置は、スピンドルモータが動作する
ことによってハブが回転すると、ボールベアリングから
グリースの飛沫が飛散して磁気ディスクおよび磁気ヘッ
ドに付着し、これによって磁気ディスクや磁気ヘッドが
損傷して磁気ディスク装置の障害を発生するという欠点
を有している。
【0005】これを回避するため、ボールベアリングに
磁性流体シールを設けてグリースが飛散するのを防止す
る手段を講じているものがあるが、このような手段は、
コストの上昇を招き、またスピンドルモータの出力トル
クを低下させるという別の問題を発生する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述のような問題を解決
するため、本発明の磁気ディスク装置は、ハウジング内
に空気が流通する通路を設け、この通路を介して密封容
器内の空気を循環させることにより、ボールベアリング
から発生する塵埃をハウジング内に残留させて磁気ディ
スクや磁気ヘッドに付着させないようにし、もって安価
でしかも信頼性の高い磁気ディスク装置を提供するもの
である。
【0007】すなわち、本発明の磁気ディスク装置は、
ベースプレートに固定されるハウジングと、下端部を前
記ハウジングに固定された中空のシャフトと、前記シャ
フトの上部に内輪を装着されたボールベアリングと、前
記ボールベアリングの外輪を上部のベアリング保持部の
内周面に装着したハブと、前記ハブの外周部の磁気ディ
スク載置部に搭載された少なくとも1枚の磁気ディスク
と、前記磁気ディスクの記録面に対応して設けられ前記
記録面に対して磁気記録を行なう磁気ヘッドと、前記シ
ャフトを固定した前記ハウジングのシャフト固定部の外
周部に固着した駆動コイル部と、前記ハブの下端部の前
記駆動コイル部に対向した位置に設けた永久磁石と、前
記永久磁石の外側に設けたヨークと、前記ベースプレー
トとの間に前記磁気ディスクおよび前記磁気ヘッドおよ
び前記ハウジングおよび前記駆動コイル部および前記ハ
ブおよび前記永久磁石および前記ヨークを密封するカバ
ーとを備える磁気ディスク装置において、前記ハウジン
グの前記シャフト固定部と前記シャフトの中空部の間に
空気の流通が可能な第一の空気通路を設け、前記ハウジ
ングの底部に前記ハウジングの内周面と前記ヨークの外
周面との間の隙間と前記シャフトの中空部との間を空気
の流通が可能な第二の空気通路を設け、密封容器内にお
いて前記隙間および前記第二の空気通路を通って前記シ
ャフトの中に入った空気が、前記第一の空気通路を通っ
て前記駆動コイル部の上面と前記ハブの下面との間を通
り、前記駆動コイル部の側面と前記永久磁石との間を通
って前記第一の空気通路に到達して循環する空気循環路
を形成したものであり、特に、ハウジングの内周面とヨ
ークの外周面との間の隙間を狭くしてその部分の圧力を
空気循環路の他の部分の圧力よりも低くしたものであ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は図2の実施例のA部の詳細を示す断
面図、図2は本発明の一実施例を示す断面図である。
【0010】図2において、ハウジング1は、ベースプ
レート(図示省略)に固定されており、その中央部のシ
ャフト固定部3にシャフト4の下端部を固定している。
シャフト4は中空となっており、その中を空気を流通さ
せることができる。
【0011】シャフト4の上部には、2個のボールベア
リング13の内輪が装着されており、ボールベアリング
13の外輪は、ハブ5の上部のベアリグ保持部2の内周
面に装着されている。1枚以上の磁気ディスク(図示省
略)は、このハブ5の外周部の磁気ディスク載置部6に
所定の間隔で搭載される。磁気ヘッド(図示省略)は、
この磁気ディスクの記録面に対応して設けられており、
対応する磁気ディスクの記録面に対して磁気記録を行な
う。
【0012】ハウジング1のシャフト固定部3の外周に
は、駆動コイル部8が固着されており、一方、ハブ5の
下端部には、駆動コイル部8に対向した位置に永久磁石
7が設けられている。永久磁石7の外側には、ヨーク9
が設けられている。駆動コイル部8と永久磁石7および
ヨーク9とはスピンドルモータを構成しており、駆動コ
イル部8に通電することによって永久磁石7およびヨー
ク9、すなわちハブ5を磁気ディスクと共に高速に回転
させる。
【0013】これらの各部品は、ハウジング1を固定し
ているベースプレートとカバー(図示省略)によって密
封されている。従って、ハブ5が高速で回転すると、ボ
ールベアリング13の潤滑剤として使用されているグリ
ースが遠心力によって密封容器内に飛散する。
【0014】図1に示すように、ハウジング1のシャフ
ト固定部3とシャフト4の中空部の間には、空気の流通
が可能なように空気通路1bが設けてあり、また、ハウ
ジング1の底部には、ハウジング1の内周面とヨーク9
の外周面と間の隙間9aとシャフト4の中空部との間を
空気の流通が可能なように、空気通路1aが設けてあ
る。従って、密封容器内に飛散したグリースの飛沫は、
隙間9aおよび空気通路1aを通ってシャフト4の中に
入り、更に空気通路1bを通って駆動コイル部8の上面
とハブ5の下面との間を通り、更に駆動コイル部8の側
面と永久磁石7との間を通って空気通路1aに到達して
循環する(この空気循環路は、図1において矢印で示し
てある)。これにより、ボールベアリング13から発生
する塵埃をハウジング内に残留させることができるた
め、磁気ディスクや磁気ヘッドに付着するのを防止する
ことが可能となる。ハウジング1の内周面とヨーク9の
外周面と間の隙間9aを狭くし、その部分の圧力を空気
循環路の他の部分の圧力よりも低くなるようにすると、
上述の作用は一層確実となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、ハウジングのシャフト固定部とシャフトの
中空部の間に空気通路を設け、また、ハウジングの底部
にハウジングの内周面とヨークの外周面との間の隙間と
シャフトの中空部との間を空気が流通できる空気通路を
設けることにより、ハブの下面以下の部分で空気を循環
させることが可能となるため、ボールベアリングから発
生する塵埃をハウジング内に残留させて磁気ディスクや
磁気ヘッドに付着するのを防止することが可能となると
いう効果があり、従って安価でしかも信頼性の高い磁気
ディスク装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の実施例のA部の詳細を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】従来の磁気ディスク装置の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1・11 ハウジング 1a・1b 空気通路 2・12 ベアリグ保持部 3・20 シャフト固定部 4・14 シャフト 5・15 ハブ 6・16 磁気ディスク載置部 7・17 永久磁石 8・18 駆動コイル部 9・19 ヨーク 9a 隙間 13 ボールベアリング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートに固定されるハウジング
    と、下端部を前記ハウジングに固定された中空のシャフ
    トと、前記シャフトの上部に内輪を装着されたボールベ
    アリングと、前記ボールベアリングの外輪を上部のベア
    リング保持部の内周面に装着したハブと、前記ハブの外
    周部の磁気ディスク載置部に搭載された少なくとも1枚
    の磁気ディスクと、前記磁気ディスクの記録面に対応し
    て設けられ前記記録面に対して磁気記録を行なう磁気ヘ
    ッドと、前記シャフトを固定した前記ハウジングのシャ
    フト固定部の外周部に固着した駆動コイル部と、前記ハ
    ブの下端部の前記駆動コイル部に対向した位置に設けた
    永久磁石と、前記永久磁石の外側に設けたヨークと、前
    記ベースプレートとの間に前記磁気ディスクおよび前記
    磁気ヘッドおよび前記ハウジングおよび前記駆動コイル
    部および前記ハブおよび前記永久磁石および前記ヨーク
    を密封するカバーとを備える磁気ディスク装置におい
    て、 前記ハウジングの前記シャフト固定部と前記シャフトの
    中空部の間に空気の流通が可能な第一の空気通路を設
    け、前記ハウジングの底部に前記ハウジングの内周面と
    前記ヨークの外周面との間の隙間と前記シャフトの中空
    部との間を空気の流通が可能な第二の空気通路を設け、
    密封容器内において前記隙間および前記第二の空気通路
    を通って前記シャフトの中に入った空気が、前記第一の
    空気通路を通って前記駆動コイル部の上面と前記ハブの
    下面との間を通り、前記駆動コイル部の側面と前記永久
    磁石との間を通って前記第一の空気通路に到達して循環
    する空気循環路を形成したことを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングの内周面とヨークの外周面と
    の間の隙間を狭くしてその部分の圧力を空気循環路の他
    の部分の圧力よりも低くしたことを特徴とする請求項1
    記載の磁気ディスク装置。
JP5953694A 1994-03-29 1994-03-29 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2771447B2 (ja)

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JPH07272477A JPH07272477A (ja) 1995-10-20
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