JP3044499B2 - ハードディスク装置 - Google Patents

ハードディスク装置

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JP3044499B2
JP3044499B2 JP3220903A JP22090391A JP3044499B2 JP 3044499 B2 JP3044499 B2 JP 3044499B2 JP 3220903 A JP3220903 A JP 3220903A JP 22090391 A JP22090391 A JP 22090391A JP 3044499 B2 JP3044499 B2 JP 3044499B2
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洋一 森
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク室内におい
て、回転部にハードディスクを保持し、そのハードディ
スクを回転駆動するハードディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】ディスク室内
においてハードディスクを回転駆動すると、ハードディ
スクの表面を中心として空気流が引き起される。ハード
ディスク装置では、ハードディスクが高速回転するた
め、空気流の流速も高くなり、その部分の圧力が低下す
る。
【0003】そのような圧力低下は、回転部の一例とし
てのスピンドルモータの内部から塵埃やオイル微粒子等
を吸い出し、ハードディスクを汚損してエラー発生等の
要因となり得る。
【0004】そのため従来、前記のような圧力低下を緩
和するために、フィルタを介してディスク室内外を連通
する空気流通孔が設けられている。
【0005】しかしながら近時においては、コンピュー
タ装置等のハードディスク装置を利用する装置の一層の
小型化に対応するために、ハードディスク装置にも、よ
り一層の小型化が要請されている。このように小型化す
ると、空気流通孔も小型化するため、前記のような圧力
低下の緩和に余り効果がなくなることがある。ところが
それを避けるために空気流通孔を大型化すると、フィル
タを介してディスク室外から塵埃等がディスク室内に流
入するおそれが高くなるという不都合が生ずる。
【0006】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、フィルタを介してディスク室内外を連通する空
気流通孔の面積を比較的小さくして塵埃等がディスク室
内に流入することを可及的に回避しつつ、スピンドルモ
ータの内部などから、塵埃やオイル微粒子等が、低圧化
により吸い出されることが防がれ、ディスク室内、延い
てはハードディスク表面が汚染されて読み書きエラーや
磁気ヘッドの固着を惹き起すこと等が防止することがで
きるハードディスク装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のハードディスク装置は、ディスク室内にお
いて、回転部にハードディスクを保持し、そのハードデ
ィスクを回転駆動するハードディスク装置であって、前
記ハードディスクの回転によって生ずる空気の流れを妨
げ、その流速を抑える突起部が、ハードディスクの表面
臨むように、そのハードディスクの半径方向に放射状
設けられているものとしている。
【0008】
【作用】ハードディスクの回転によって生ずる空気の流
れを妨げる突起部が、ハードディスクの表面に臨むよう
に、そのハードディスクの半径方向に放射状に設けられ
ているので、ハードディスクの回転によりその表面を中
心として引き起こされる空気流の流速が、ハードディス
ク表面の全周にわたり比較的低レベルに抑制され、流速
の増大による低圧化が防がれる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の1実施例としてのハードディスク
装置の平面図、図2は、図1におけるII−O−II線断面
図である。但し、図1は、ディスク室の蓋体を除去した
状態で表わされている。
【0010】10は、ディスク室11の基盤である。図
1における基盤10の中央部右寄りに、環状凹部12が
設けられており、その環状凹部12の底内周部からディ
スク室11内側に向かって円筒状突部14が立設されて
いる。そしてこの円筒状突部14の内周部は貫通部とな
っている。また環状凹部12の開口部における外周部
は、外径がやや拡大されて拡径部16に構成されてい
る。
【0011】18は第1玉軸受、20は第2玉軸受であ
る。これらの第1玉軸受18及び第2玉軸受20の外輪
が、円筒状突部14の内周壁14aに接着剤により固定
されている。22は、第1玉軸受18と第2玉軸受20
との間に介装された円筒状スペーサである。24は、カ
ップ形のロータハブである。ロータハブ24の中央部内
側に、中空の回転軸26が突設されており、その回転軸
26の外周面に、第1玉軸受18及び第2玉軸受20の
各内輪が接着剤によって固定されている。28は、円筒
状突部14の外周壁14bに固定されたステータコア、
30は、そのステータコア28に捲回されたステータコ
イル、32は、ロータハブ24の周壁34の内側に固定
され、ステータコア28と周方向ギャップを隔てて相対
するロータマグネットである。
【0012】ロータハブ24の周壁34の開口端部34
aは、環状凹部12にその底部近傍まで挿入された状態
となっており、周壁34の中間部に設けられた外方張出
部36が、環状凹部12の開口部に設けられた拡径部1
6に嵌め込まれた状態となっている。そして、ロータマ
グネット32、ロータハブ24及び外方張出部36と、
環状凹部12及びその拡径部16とにより、ラビリンス
シール効果が得られ、オイル微粒子や塵埃がディスク室
12内に飛散することが防がれる。
【0013】ロータハブ24の外周部における外方張出
し部36上に、第1ハードディスク38が外嵌され、そ
の第1ハードディスク38の上に環状のスペーサ40が
配装され、スペーサ40の上に、第2ハードディスク4
2が外嵌されている。44は、第1及び第2ハードディ
スク38及び42を固定保持するクランプ部材である。
このクランプ部材44は、ロータハブ24の端面部に嵌
合され、ねじ止めされている。46は、貫通部となって
いる円筒状突部14の内周部を図2における下端部にて
封止する封止部材、48は、回転軸26における中空部
の一端を閉塞するゴム球である。
【0014】以上の環状凹部12、円筒状突部14、第
1玉軸受18、第2玉軸受20、ロータハブ24、ステ
ータコア28、ステータコイル30、ロータマグネット
32等によって、ハードディスク駆動のためのスピンド
ルモータAが構成されている。スピンドルモータAにお
ける環状凹部12が基盤10に一体的に設けられている
ので、装置全体としての高さが低く抑えられる。
【0015】図1における基盤10の左寄りやや上方
に、円形凹部50が設けられており、その円形凹部50
に、固定軸52の基部52aが嵌合固定されている。そ
してこの固定軸52に、第3玉軸受54及び第4玉軸受
56を介して回転スリーブ部材58が回動自在に支持さ
れている。
【0016】60は、回転スリーブ部材58から第1及
び第2ハードディスク38及び42に向かって突設され
たアーム部材、62は、アーム部材60の先端部に設け
られた磁気ヘッドである。この磁気ヘッド62は、第1
及び第2ハードディスク38及び42の各両面にそれぞ
れ配装されている。64は、回転スリーブ部材58にお
けアーム部材60と逆の側に固定された可動コイルであ
る。
【0017】66は第1ヨーク、68は第2ヨークであ
る。第1ヨーク66は固定軸52の端部にねじ止めさ
れ、第2ヨーク68は固定軸52に嵌合されている。
【0018】第1ヨーク66と第2ヨーク68の対向面
に、略扇形の1対の永久磁石板74がそれぞれ固定され
ている。この永久磁石板74としては、Nd−Fe−B
系磁石を用いることが望ましい。
【0019】そして固定軸52、第3玉軸受54、第4
玉軸受56、回転スリーブ部材58、可動コイル64、
第1ヨーク66、第2ヨーク68、永久磁石板74等
が、アーム部材60を回動させて磁気ヘッド62の移動
及び位置決めを行うためのボイスコイルモータBを構成
している。
【0020】76は、ディスク室11の蓋体であって、
箱形をなしている。この蓋体76が基盤10に取り付け
られることにより形成されるディスク室11内に、スピ
ンドルモータA、第1及び第2ハードディスク38及び
42、ボイスコイルモータB、アーム部材60及び磁気
ヘッド62等が密閉されている。
【0021】78は、図2における蓋体76の下面及び
基盤10の上面に突設されたフィン(突起部)である。
蓋体76の下面に突設されたフィン78は、第1ハード
ディスク38の上面に臨むように第1ハードディスク3
8の半径方向に放射状に多数万遍なく設けられており、
基盤10の上面に突設されたフィン78は、第2ハード
ディスク42の下面に臨むように第2ハードディスク4
2の半径方向に放射状に多数万遍なく設けられている。
但し、アーム部材60及び磁気ヘッド62の可動領域に
は設けられていない。
【0022】スピンドルモータAによって第1及び第2
ハードディスク38及び42が回転すると、第1及び第
2ハードディスク38及び42の表面を中心として引き
起こされる空気の流れが、フィン78によって妨げら
れ、その空気流の流速が比較的低レベルに抑制され、流
速の増大による低圧化が防がれる。そのため、スピンド
ルモータAの内部から、塵埃やオイル微粒子等が、低圧
化により吸い出されることが防がれ、ディスク室11内
及び第1及び第2ハードディスク38及び42の表面が
汚染されて読み書きエラーや磁気ヘッド62の固着を惹
き起すこと等が防止される。
【0023】なお、この実施例では蓋体76の下面及び
基盤10の上面にフィンを突設しているが、何れか一方
でも所望の効果を得ることが可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明のハードディスク装置では、ハー
ドディスクの回転によって生ずる空気の流れを妨げる突
起部により、ハードディスクの回転によりその表面を中
心として引き起こされる空気流の流速の増大による低圧
化が防がれる。
【0025】そのため、フィルタを介してディスク室内
外を連通する空気流通孔の面積を比較的小さくして塵埃
等がディスク室内に流入することを可及的に回避しつ
つ、回転部の一例たるスピンドルモータの内部や、回転
部の別の例たるスピンドル部を支持する軸受部などか
ら、塵埃やオイル微粒子等が、低圧化により吸い出され
ることが防がれ、ディスク室内、延いてはハードディス
ク表面が汚染されて読み書きエラーや磁気ヘッドの固着
を惹き起すこと等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードディスク装置の平面図である。
【図2】図1におけるII−O−II線断面図である。
【符合の説明】
11 ディスク室 24 ロータハブ 38 第1ハードディスク 42 第2ハードディスク 78 フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−88195(JP,A) 実開 昭63−55299(JP,U) 実開 平2−110084(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク室内において、回転部にハードデ
    ィスクを保持し、そのハードディスクを回転駆動するハ
    ードディスク装置であって、 前記ハードディスクの回転によって生ずる空気の流れを
    妨げ、その流速を抑える突起部が、ハードディスクの表
    面に臨むように、そのハードディスクの半径方向に放射
    状に設けられていることを特徴とするハードディスク装
    置。
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US08/208,346 US5453890A (en) 1991-08-05 1994-03-09 Low airflow hard disk apparatus

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JP3692997B2 (ja) * 2001-10-18 2005-09-07 ヤマハ株式会社 光ディスク装置
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