JPH11110896A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH11110896A
JPH11110896A JP27123097A JP27123097A JPH11110896A JP H11110896 A JPH11110896 A JP H11110896A JP 27123097 A JP27123097 A JP 27123097A JP 27123097 A JP27123097 A JP 27123097A JP H11110896 A JPH11110896 A JP H11110896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
stator coil
magnetic disk
disk drive
rotor magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP27123097A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Sakai
義弘 酒井
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NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型・薄型のスピンドルモ−タを実装したディ
スク径1.3インチ以下の超小型磁気ディスク装置を提
供する。 【解決手段】スピンドルモ−タのステ−タコイル1をベ
−スプレ−ト4上に配置し、前記ステ−タコイル1の内
周側にスピンドルハブ3に固定されるロ−タマグネット
2を配置し、前記ステ−タコイルの形状を磁気ヘッドの
可動範囲100と干渉する領域以上の切り欠きを設けた
軸非対称形状とし、かつ、ステ−タコイル1とロ−タマ
グネット2と最下面磁気ヘッドとを同一平面上に実装し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置に
おけるスピンドルモ−タの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の小型・薄型化、高性
能大容量化に伴い、磁気ディスク装置の開発にあたりス
ピンドルモータの小型化が重要になってきている。
【0003】この結果、ディスク媒体を保持・固定する
スピンドルハブとスピンドルハブを回転駆動するための
スピンドルモ−タとが―体化され、従来の磁気ディスク
装置を示す図2のようにスピンドルハブ13側面内部に
固定されたロ−タマグネット12とスピンドルシャフト
19に固定されたステ−タコイル11とからなるスピン
ドルモ−タを実装するインハブ型スピンドルモータ構造
が使用されるようになった。しかし、図2の構造では、
ディスク媒体16内径が大きく、かつ、実装枚数が多い
5インチ、または3.5インチクラスの磁気ディスク装
置ではスピンドルハブ13内部に回転駆動に必要なスピ
ンドルモ−タを実装することが可能であったが、近年の
ディスク媒体16の小径化および磁気ディスク装置の薄
型化により、ディスク媒体16の実装枚数が減少し、ス
ピンドルハブ13内部へのスピンドルモ−タの形成が困
難になってきた。
【0004】このため3.5インチ磁気ディスク装置で
高さが1インチハイト以下のものや、2.5インチクラ
スの磁気ディスク装置では、図3に示すように、スピン
ドルハブ23の下部にスピンドルモ−タを形成した、ボ
トムロータ(アングーハブ)型スピンドルモータを採用
するようになってきた。
【0005】ボトムロータ型スピンドルモータは、比較
的実装スぺースがあるスピンドルハブ23下部にスピン
ドルモ−タを形成することにより、スピンドルハブ23
高さ低下に伴うスピンドルモ−タ容積の低減、すなわち
起動トルクの低減の影響が少くでき、またインハブ型ス
ピンドルモ−タに比べロータマグネット22およびステ
ータコイル21の半径を大きくすることができるため、
磁気ディスク装置を小型・薄型化する上で有効な構造で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の図2に示すイン
ハブ型スピンドルモ−タ構造では、1.8インチ径ディ
スク媒体を実装した1.8インチ磁気ディスク装置では
スピンドルハブ内径は12mmであり、この内側にスピ
ンドルモ−タを実装することは困難であり、図3に示す
ボトムロータ型スピンドルモ−タでは、インハブ型スピ
ンドルモ−タに比べてスピンドルモ−タの実装スぺース
および駆動トルクの点で有利であり、1.8インチ磁気
ディスク装置を薄型化するのに有効である。
【0007】しかし、さらに小型化したディスク媒体が
1.3インチ径以下の超小型磁気ディスク装置を実現す
る上では、従来の1.8インチ磁気ディスク装置の高さ
である8〜10mmをさらに薄型化する必要があり、上
述の図3に示すボトムロータ型スピンドルモータ構造で
は、スピンドルモ−タの物理的実装レイアウトと駆動ト
ルクのスピンドルモータ性能を両立した小型・薄型化構
造の磁気ディスク装置の実現が困難であるという問題が
ある。
【0008】本発明の目的は、小型かつ薄型のスピンド
ルモータを実装したディスク径1.3インチ以下の超小
型磁気ディスク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、ディスク媒体と、前記ディスク媒体に情報の書込
み・読出しをおこなう磁気へッドと、前記ディスク媒体
を保持・固定するスピンドルハブと、前記スピンドルハ
ブを軸受を介して支持するスピンドルシャフトと、前記
スピンドルハブに固定されるロ−タマグネットと前記ロ
−タマグネットの径方向に対向して配置されるステ−タ
コイルとからなるスピンドルモータと、前記スピンドル
モ−タと前記スピンドルハブと前記軸受と前記スピンド
ルシャフトとからなり前記ディスク媒体を回転させるス
ピンドルと、前記スピンドルを搭載するベ−スプレ−ト
とを有する磁気ディスク装置において、前記ステータコ
イルの内周側に前記スピンドルハブに固定されるロータ
マグネットを配置したことを特徴とする。
【0010】また、前記ステータコイルの形状を前記ス
ピンドル回転中心軸非対称形状とし、前記磁気ヘッドの
可動範囲と干渉する範囲以上の切り欠きを設けた軸非対
称形状とすることを特徴とし、かつ、前記ステ−タコイ
ルの外形半径を前記磁気ヘッドの可動範囲の最内周側位
置の半径より大きくしたことを特徴とする。
【0011】さらに、前記ステ−タコイルと前記ロ−タ
マグネットと最下面に位置する前記磁気ヘッドとを同一
平面上に配置したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の磁気ディスク装置の実施の
形態を示す図である。図1(a)は磁気ディスク装置の
概略平面図、図1(b)は図1(a)の概略断面A−A
図である。
【0014】図1(a)、(b)を参照すると、本発明
の磁気ディスク装置は、ベ−スプレ−ト4上にスピンド
ル7が搭載され、スピンドル7はスピンドルシャフト9
の上下二個所に軸受8を介してスピンドルハブ3が取り
付けられており、スピンドルハブ3下部にロ−タマグネ
ット2が固定され、ロ−タマグネット2の外周側にロ−
タマグネット2と対向してステ−タコイル1がベ−スプ
レ−ト4上に固定されている。
【0015】スピンドルハブ3に積層され固定されるデ
ィスク媒体6は、ステ−タコイル1とロ−タマグネット
2とからなるスピンドルモ−タによりスピンドル7が回
転駆動されることによりスピンドルハブ3と共に回転
し、ディスク媒体6に対向して設けられている磁気ヘッ
ド5により情報の記録・再生が行われる。
【0016】最下面ディスク媒体6aの下部のベ−スプ
レ−ト4上に実装されているステータコイル1は、その
外径が磁気ヘッド5の可動範囲の最内周側半径r位置よ
り大きくなっており、磁気へッド5の可動エリアと干渉
する箇所100以上の幅を切り欠いた形状となってお
り、具体的には、ステ−タコイル1の概ね1/4を削除
したスピンドル7中心軸に対して非対称形状となってい
る。また、ステ−タコイル1とロ−タマグネット2と最
下面磁気ヘッド(図示せず)とは同一平面上に実装され
る構造となっている。
【0017】上述の如く、ステータコイル1がロータマ
グネット2の外側に位置するため、最下面ディスク媒体
6aとべースプレート4に挟まれたスペースが大きくな
り外形の大きいステ−タコイル1を配置することが可能
となり、スピンドルモ−タの発生駆動トルクに比例する
ステ−タコイル1の容積を大きくでき、磁気ディスク装
置に必要なスピンドルモ−タの駆動トルクを得ることが
できる。なお、本実施の形態では、ステータコイル1の
外径をディスク媒体の外径の約1/2としているが、ス
テ−タコイル1の外径をディスク媒体の外径と同一径ま
でとすることも可能であり、本願発明に含まれることは
いうまでもない。
【0018】また、ステータコイル1の磁気へッド5と
の干渉部分100を切り欠くことにより、ステ−タコイ
ル1とロ−タマグネット2と最下面磁気ヘッド(図示せ
ず)とは同一平面上に実装される構造となっており、最
下面ディスク媒体6aとべースプレート4との間隔は、
磁気ディスク装置を小型・薄型化する場合においても磁
気へッドを実装する上で必ず必要となる間隔であるが、
実利用範囲は、磁気へッド5が可動する範囲100のみ
であり、最下面ディスク媒体6aの下部とベ−スプレ−
ト4との間のスペ−スを有効利用することにより磁気デ
ィスク装置の小型・薄型化を可能とする。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本願によれば、ス
テータコイルとロ−タマグネットと最下面の磁気へッド
とを同―平面上に配置することにより、スピンドルモー
タの高さを低減することが可能となり、かつ、ステータ
コイルの外径を大きくすることができ、小型化に伴うス
ピンドルモータの駆動トルクの低下を回避でき、小型・
薄型化を実現した超小型磁気ディスク装置を提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の磁気ディスク装置の一実
施形態を示す概略平面図、図1(b)は図1(a)の断
面A−A概略図である。
【図2】従来の磁気ディスク装置を示す概略断面図であ
る。
【図3】従来の磁気ディスク装置を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1、11、21 ステータコイル 2、12、22 ロータマグネット 3、13、23 スピンドルハブ 4 べースプレート 5 磁気へッド 6、16 ディスク媒体 6a 最下面ディスク媒体 7 スピンドル 8 軸受 9、19 スピンドルシャフト 100 磁気ヘッド可動範囲 r 磁気ヘッド可動最内周半径

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク媒体と、前記ディスク媒体に情
    報の書込み・読出しをおこなう磁気へッドと、前記ディ
    スク媒体を保持・固定するスピンドルハブと、前記スピ
    ンドルハブを軸受を介して支持するスピンドルシャフト
    と、前記スピンドルハブに固定されるロ−タマグネット
    と前記ロ−タマグネットの径方向に対向して配置される
    ステ−タコイルとからなるスピンドルモータと、前記ス
    ピンドルモ−タと前記スピンドルハブと前記軸受と前記
    スピンドルシャフトとからなり前記ディスク媒体を回転
    させるスピンドルと、前記スピンドルを搭載するベ−ス
    プレ−トとを有する磁気ディスク装置において、前記ス
    テータコイルの内周側に前記スピンドルハブに固定され
    るロータマグネットを配置したことを特徴とする磁気デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ステータコイルの形状を、前記スピ
    ンドル回転中心軸非対称形状としたことを特徴とする請
    求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ステ−タコイルの形状を、前記磁気
    ヘッドの可動範囲と干渉する範囲以上の切り欠きを設け
    た軸非対称形状とすることを特徴とする請求項1に記載
    の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記ステ−タコイルの外形半径を前記磁
    気ヘッドの可動範囲の最内周側位置の半径より大きくし
    たことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ステ−タコイルと前記ロ−タマグネ
    ットと最下面に位置する前記磁気ヘッドとを同一平面上
    に配置したことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディ
    スク装置。
JP27123097A 1997-10-03 1997-10-03 磁気ディスク装置 Pending JPH11110896A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304398A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Nippon Densan Corp モータの電機子、モータおよび記録ディスク駆動装置
US7518823B2 (en) 2005-06-09 2009-04-14 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Spindle motor winding for miniature hard disk drive
US7894158B2 (en) 2006-05-09 2011-02-22 Hitachi Global Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk apparatus

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001107