JP3215019B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP3215019B2 JP22626295A JP22626295A JP3215019B2 JP 3215019 B2 JP3215019 B2 JP 3215019B2 JP 22626295 A JP22626295 A JP 22626295A JP 22626295 A JP22626295 A JP 22626295A JP 3215019 B2 JP3215019 B2 JP 3215019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク駆動装置
に関するもので、特に、コンパクトディスク、光磁気デ
ィスク、ミニディスク、ハードディスク、フロッピーデ
ィスク等のディスクを回転駆動し、ヘッド機構でディス
ク上に記録された情報を再生/記録するものに関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッド機構によってディスクに記録され
た情報を読み書き(再生/記録)するディスク駆動装置
においては、ターンテーブルに嵌着されたシャフトを回
転自在に支持する軸受装置として、コストを低く抑える
ために玉軸受ではなく、焼結材等からなるメタル軸受が
広く用いられている。シャフトを回転駆動するために、
メタル軸受とシャフトの間には僅かなクリアランスが生
じているが、このクリアランスのせいでシャフトが芯振
れし、この芯振れによってターンテーブルに載置され回
転駆動されるディスクの表面に振れが生じ、ヘッド機構
によって正確に情報を読み書きすることができないこと
があった。
【0003】以上のようなメタル軸受を用いた際のシャ
フトの芯振れを防止する手段として、様々な技術が提案
されている。例えば、実開平6−080373号公報で
は、ステータコアの突極と駆動マグネットのスラスト方
向の磁極中心との関係を非平行として配置している。ス
テータコアの突極と駆動マグネットのスラスト方向の磁
極中心との関係を非平行とするために、コアホルダーの
一部にスペーサを介在したり、あるいは、ステータコア
の一部の突極を折曲している。こうすることにより、中
心軸が一定の方向に偏倚されて、中心軸の外周面が軸受
の内周面と当接したような形態で回転駆動されるため、
中心軸が芯振れすることなく回転駆動され、回転駆動さ
れるディスクに面振れが生じることがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】中心軸を一定の方向に
偏倚させ、中心軸の外周面を軸受の内周面に当接させた
態にしても、完全に芯振れを抑えることは不可能であ
る。この中心軸を偏倚させた方向と隣接する位置にも僅
かながらクリアランスが生じているため、このクリアラ
ンスの範囲内で中心軸が芯振れしてしまうからである。
しかし、この程度の芯振れによるディスクの面振れは、
ヘッド機構による情報の読み書き性能に影響を及ぼす程
度でもないため、従来ではさほど重要視されていなかっ
た。
【0005】しかし、図12に示すように、中心軸Jが
ヘッド機構の移動方向Mと直交するN方向に偏倚してい
ると、中心軸Jに隣接する僅かなクリアランスCによっ
て生ずる芯振れが、ヘッド機構の移動方向Mと同じ方向
に生じてしまう。ヘッド機構の移動方向Mと同じ方向に
生じる芯振れは、ヘッド機構の移動方向Mと同じ方向に
ディスクを面振れさせてしまうため、面振れがヘッド機
構に対して改善されず、ヘッド機構による情報の読み書
き性能に悪影響を及ぼしてしまう。なお、符号Oは中心
軸Jの回転中心、符号O’、O”は中心軸Jが最も芯振
れした場合の回転中心を示している。
【0006】また、上記ディスク駆動装置は、通常、図
13(a)に示すようにディスクDが水平となるような
体勢で使用される。しかし、上記ディスク駆動装置が取
り付けられる本体装置等によっては取付けスペースの関
係上、図13(a)に示すディスク駆動装置を縦置きに
して、図13(b)(c)に示すような体勢で用いるこ
ともある。このような、ディスク駆動装置を縦置きにし
た場合、前述したように中心軸Jがヘッド機構の移動方
向Mと直交する方向に偏倚されていると中心軸Jの偏倚
された方向が上側になることがある。中心軸の偏倚され
た方向が上側になると、図14に示すように、上側に偏
倚された中心軸Jが、重力Kによって反対側に戻され、
中心軸Jが軸受側に偏倚されない形態となってしまう。
このため、中心軸Jは軸受の内周面に当接せず大きなク
リアランスが生じ、このクリアランスのせいで中心軸が
すりこぎ状に芯振れし、ディスクの面振れを招き、ヘッ
ド機構によるディスクの読み書き性能に悪影響を及ぼし
ていた。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、シャフトの芯振れを解
消してディスクのヘッド機構に対する面振れを解消し、
ヘッド機構によるディスクの読み書き性能を向上させた
ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
情報が記録された円盤状のディスク、直線的なシーク運
動によってディスクに接近してディスクに記録された情
報を再生又は記録するヘッド機構、ディスクを搭載して
回転駆動されるスピンドルモータを備え、スピンドルモ
ータは、ディスクを載置するターンテーブル、ターンテ
ーブルの中心に嵌着されたシャフト、シャフトを回転自
在に支承するメタル軸受、シャフトと一体回転するカッ
プ状のロータケース、ロータケースの内周面に固着され
て複数の突極を有する駆動マグネット、放射状に突出し
た複数の突極を有しこれらの突極に複数相のコイルが巻
回されると共に突極の外周面が駆動マグネットの内周面
に対向するように配置された磁性板を複数枚積層するこ
とにより構成したステータコアとを具備するディスク駆
動装置であって、複数の磁性板のうち積層方向上側また
は下側のうちどちらか一方に積層されている磁性板は、
ヘッド機構の移動方向に対して±90°の範囲内に属す
突極の先端部が切除されていることにより、シャフト
が、ヘッド機構の移動方向と略同じ方向に偏倚して
り、切除された磁性板の枚数は、総積層枚数の半分以下
であることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ヘッド機構は、光ピックアップであること
を特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、スピンドルモータは、メタル軸受を略垂直
に支持するモータ基板を有し、モータ基板がその取付け
部材に対し所定角度傾斜することにより、シャフトがモ
ータ基板取付け部材に対して略垂直になっていることを
特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ステータコア突極の傘部が切り欠かれてい
ことを特徴とする。
【0012】
【0013】シャフトがヘッド機構の移動方向と略同じ
方向に偏倚してメタル軸受の内周面と当接されているた
め、シャフトはヘッド機構の移動方向にはさほど面振れ
しなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるディスク駆
動装置の実施の形態について図面を参照しながら説明す
る。図1、図2において、ディスク駆動装置は主とし
て、ディスク1が搭載され回転駆動されるスピンドルモ
ータ3と、直線的なシーク運動によってディスク1に接
近しディスク1に記録された情報を再生または記録する
ヘッド機構2とから構成されている。ヘッド機構2は光
ピックアップヘッドであり、しかも、両側には2つのガ
イドレールが設けられている。このガイドレールによっ
てヘッド機構2は、ディスク1の径方向、即ち、図にお
いて符号Mで示す方向に移動し、ディスク1の表面上に
記録された情報を読み書きできるようになっている。
【0015】次に、ディスク1を回転駆動するスピンド
ルモータ4の実施の形態について説明する。図3におい
て、基板12の中央には孔12aが形成されており、孔
12aにはスラスト軸受11が取り付けられている。ス
ラスト軸受11は、上側の大径部、下側の小径部とから
なり、小径部が孔12aに対して嵌合固定されている。
基板12上で、しかも、スラスト軸受11の大径部の外
周には、メタル軸受6が取り付けられている。メタル軸
受6は円筒状で、下側の外周面に鍔部6aを有してお
り、この鍔部6aの下端面が基板12の上端面に対して
取り付けられている。また、メタル軸受6の外周面及び
鍔部6aの上端面はコアホルダーの役割を果たしてお
り、ステータコア9の内周面がメタル軸受6の外周面に
挿通されると共に、ステータコア9の下端面が鍔部6a
の上端面に載置されている。このようなステータコア9
は、磁性板を複数枚積層することによって構成されてお
り、外周には突極9aを有し、各突極9aにはコイル1
0が巻回されている。各突極9aは、図4ないし図6に
示すように、先端の傘部9c、傘部9cとステータコア
の基部とをつなぐ腕部とから構成されている。ステータ
コア9を構成する磁性板は、全て形状が同一のものが用
いられるわけではなく、積層方向上側の数枚、積層方向
下側の数枚は、中間部の形状とは異なり、突極9aの傘
部9cとなる部分が数カ所切除されている。このよう
な、特定の一部分が切除された磁性板を積層方向上側と
積層方向下側に積層することにより、ステータコア9に
は2組の切欠きA、Bが生じている。2組の切欠きA、
Bのうち、切欠きAはステータコア9の積層方向上側の
先端部に形成されており、切欠きBはステータコア9の
積層方向下側の先端部に形成されている。なお、切欠き
A、Bを形成するためにステータコア9から切除される
磁性板の枚数は、総積層枚数の半分以下に設定されてい
る。
【0016】図3において、メタル軸受6の内周面6b
にはシャフト5が挿通されている。シャフト5の外周面
はメタル軸受6の内周面によってラジアル方向に支持さ
れると共に、シャフト5の下端部はスラスト軸受11の
上端部と当接してスラスト方向に支持されている。この
ためシャフト5は、ステータコア9、メタル軸受6など
に対して回転自在となっている。
【0017】シャフト5の上端部には円盤状のターンテ
ーブル4が取り付けられている。ターンテーブル4は、
下端面側の中央にボス部4bを有しており、このボス部
4bがシャフト5に対して固着されている。ターンテー
ブル4の上端面側の中央には突出状のディスクガイド部
4cとなっており、ディスクガイド部4cにはシャフト
5の回転中心軸線を中心とする円に沿って凹部4dが形
成されており、凹部4d内には吸着マグネット13が取
り付けられている。さらに、ターンテーブル4の上端面
側の縁部には突堤状のディスク載置部4aが形成されて
おり、ディスク載置部4aの上端面にはディスクラバー
15が取り付けられている。
【0018】また、ターンテーブル4の上方には、図示
しないクランパが配置されている。ターンテーブル4に
対して前述したディスク1が載置されると、クランパが
下降しディスク1の内縁部と当接する。また、クランパ
は磁性材料からなるため、吸着マグネット13によって
磁気的に吸引され、ディスク1がクランパによってター
ンテーブル上に押さえ付けられ、ディスク1のターンテ
ーブル4への固定が維持される。
【0019】シャフト5の外周面で、しかも、メタル軸
受6の上端部よりも少し上側で、かつ、ターンテーブル
4よりも下側の部分にはカップ状のロータケース7が取
り付けられている。ロータケース7の平板状の部分の中
央にはボス部7aが形成されており、このボス部7aが
シャフト5に対して固着されている。また、ロータケー
ス7は外周側に周壁7bを有しており、周壁7bでステ
ータコア9などを上側から覆うような形態となってい
る。周壁7bの内周面には駆動マグネット8が取り付け
られており、駆動マグネット8の内周面はステータコア
9の突極9aと一定の間隙をおいて向かい合っている。
従って、突極9aに巻回されたコイル10を通電制御す
ることにより、駆動マグネット8は付勢され、ロータケ
ース7及びシャフト5、ターンテーブル4、ターンテー
ブル4に固定されたディスク1が一体に回転駆動され
る。
【0020】なお、ステータコア9の積層方向上側と積
層方向下側の先端部には切欠きA、Bを有している。こ
のため、ステータコア9の切欠きAが形成された部分の
突極9aの軸線方向の磁気中心9dと、駆動マグネット
8の磁気中心8aは一致せず、駆動マグネット8の磁気
中心8aの方が上側にずれている。また、ステータコア
9の切欠きBが形成された部分の突極9aの軸線方向の
磁気中心9d’と、駆動マグネット8の磁気中心8aも
一致せず、駆動マグネット8の磁気中心8aの方が下側
にずれている。このため、駆動マグネット8の磁力が、
駆動マグネット8の磁気中心8aとステータコア9の磁
気中心9d、9d’とを一致させるように作用するた
め、図7に示すように、駆動マグネット8と一体のシャ
フト5が切欠きA側に偏倚し、シャフト5の外周面の一
部がメタル軸受6の内周面に当接した形態となってい
る。図7ではシャフト5の傾きを誇張して示されている
が、実際にはこれほどでなく、せいぜい2〜3分(1分
=1/60゜)程度である。
【0021】以上のようなスピンドルモータ3では、ス
テータコア9の切欠きA、Bの位置が、図4ないし図7
に示すように、シャフト5を中心にしてヘッド機構2の
移動方向Mの一方側と他方側となっている。図4に示す
積層方向上側のステータコア9では、ヘッド機構2の移
動方向Mに対して±60゜の範囲内に属する磁性板の傘
部9cとなる部分が切除され、切欠きAが構成されてい
る。また、図6に示す積層方向下側のステータコア9で
は、ヘッド機構2の移動方向Mに対して±60゜の範囲
内に属する磁性板の傘部9cの部分が切除され、切欠き
Bが構成されている。こうすることにより、駆動マグネ
ット8の磁気吸引力が磁気中心8aとステータコア9の
磁気中心9d、9d’とを一致させるように作用するこ
とによって、図7に示すように、シャフト5がヘッド機
構2の移動方向M側に偏倚された体勢となる。
【0022】図8に示すように、シャフト5がヘッド機
構2の移動方向M側に偏倚していると、シャフト5とメ
タル軸受6の内周面6bとの間の僅かなクリアランスC
(1〜6μm程度)によって生ずる芯振れは、ヘッド機
構2の移動方向Mと直交する方向に比較的大きく生じて
いて、ヘッド機構2の移動方向M側の芯振れはほとんど
生じない。これは、図9ないし図11に示す一実施の形
態における芯振れ軌跡のデータからも明らかであり、
P.U方向、即ち、ヘッド機構2の移動方向Mでの芯振
れ幅は大きくても1.4μm程度に抑えることができ
る。なお、P.Uと直角方向、即ち、ヘッド機構2の移
動方向Mと直交する方向の芯振れ幅は最大5.0μmと
比較的大きくなるが、この方向の芯振れ幅は多少大きく
てもヘッド機構2によるディスク1の読み書き性能へ影
響を与えることはほとんどない。ただし、上記芯振れ幅
は、一実施の形態における値であって、状況に応じて相
対的に変化する。例えば、スピンドルモータの回転数が
変わった場合、その振れ幅も制限される。従って、上記
のように、シャフト5をヘッド機構2の移動方向Mと略
同じ方向に偏倚させることにより、シャフト5のヘッド
機構2の移動方向への芯振れを防ぎ、しかも、ディスク
1のヘッド機構2の移動方向Mへの面振れを解消して、
ヘッド機構2によるディスク1の読み書き性能を向上さ
せることができる。
【0023】なお、上記実施の形態では、ヘッド機構2
の移動方向Mに対して±60゜の範囲内に属する磁性板
の傘部9cとなる部分が切除されて、切欠きA、Bが形
成されていた。しかし、これに限られるものではない。
ヘッド機構2の移動方向Mに対して±90゜の範囲内に
属する磁性板の傘部9cとなる部分を切除して切欠き
A、Bを形成しても、上記実施の形態と同様な効果を奏
する。
【0024】さらに、シャフト5はこれをヘッド機構2
の移動方向Mと略同じ方向に倒して偏倚させているた
め、図13(b)(c)に示すように、ディスク装置を
縦置きしたとしても、シャフト5の偏倚する方向は上側
とならない。従って、シャフト5が重力で反対側に戻さ
れてメタル軸受6の内周面6bから離間する事もなく、
常に、シャフト5がヘッド機構2の移動方向M側に偏倚
した体勢を維持することができる。
【0025】さらに、上記実施の形態ではシャフト5を
偏倚させるのにステータコア9に対してヘッド機構2の
移動方向M側に2組の切欠きA、Bを使用したが、これ
に限らず、切欠きA、Bのうちいずれか一方のみを形成
するだけでもよい。このような構成でも、シャフト5を
ヘッド機構2の移動方向M側に偏倚させることができる
ため、シャフト5のヘッド機構2の移動方向Mへの芯振
れを防ぎ、しかも、ディスク1のヘッド機構2の移動方
向Mへの面振れを解消して、ヘッド機構2によるディス
ク1の読み書き性能を向上させることができる。
【0026】さらに、図3 、図7 に示すスピンドルモ
ータ3 をディスク駆動装置に取り付ける場合に、基板
12をヘッド機構2 の移動方向M 側に所定角度、即
ち、シャフトの偏倚角度と同じ程度傾けて取付部材に
とりつけるようにしてもよい。こうすることにより、取
付部材の端面に対してシャフトは略垂直になるし、ま
た、取付部材の端面とターンテーブル4 に載置される
ディスク2は略平行となる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、シャフトが、ヘッド機
構の移動方向と略同じ方向に偏倚しているため、シャフ
トが回転駆動する際にヘッド機構の移動方向側に生ずる
芯振れを低く抑えることができ、ディスクのヘッド機構
の移動方向への面振れを解消して、ヘッド機構によるデ
ィスクの読み書き性能を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスク駆動装置の実施の形態
を示す平面図。
【図2】同上側面図。
【図3】同上ディスク駆動装置に適用されるスピンドル
モータの実施の形態を示す断面図。
【図4】同上スピンドルモータに適用されるステータコ
アの磁性板の実施の形態を示す平面図。
【図5】同上スピンドルモータに適用されるステータコ
アの実施の形態を示す側面図。
【図6】同上スピンドルモータに適用されるステータコ
アの磁性板の実施の形態を示す平面図。
【図7】同上ディスク駆動装置に適用されるスピンドル
モータにおいてシャフトの偏倚を示す断面図。
【図8】同上ディスク駆動装置に適用されるスピンドル
モータにおいてシャフトの芯振れを要部を拡大して示す
平面図。
【図9】同上ディスク駆動装置に適用されるスピンドル
モータにおいてシャフトの芯振れ軌跡を示す波形図。
【図10】同上ディスク駆動装置に適用されるスピンド
ルモータにおいてシャフトのP.U方向の芯振れを示す
波形図。
【図11】同上ディスク駆動装置に適用されるスピンド
ルモータにおいてシャフトのP.Uと直角方向の芯振れ
を示す波形図。
【図12】従来のディスク駆動装置に適用されるスピン
ドルモータにおいて中心軸の芯振れの例を要部を拡大し
て示す平面図。
【図13】従来のディスク駆動装置の置き方の例を示す
正面図。
【図14】従来のディスク駆動装置を縦置きにした場合
の例を示す側面透視図。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ヘッド機構 3 スピンドルモータ 4 ターンテーブル 5 シャフト 6 メタル軸受 7 ロータケース 8 駆動マグネット 9 ステータコア 9a 突極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−112643(JP,A) 特開 平6−165427(JP,A) 実開 平2−10771(JP,U) 実開 平4−21147(JP,U) 実開 平6−60269(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/167 G11B 19/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録された円盤状のディスク、直
    線的なシーク運動によって上記ディスクに接近してディ
    スクに記録された情報を再生又は記録するヘッド機構、
    上記ディスクを搭載して回転駆動されるスピンドルモー
    タを備え、 上記スピンドルモータは、上記ディスクを載置するター
    ンテーブル、このターンテーブルの中心に嵌着されたシ
    ャフト、このシャフトを回転自在に支承するメタル軸
    受、上記シャフトと一体回転するカップ状のロータケー
    ス、このロータケースの内周面に固着されて複数の突極
    を有する駆動マグネット、放射状に突出した複数の突極
    を有しこれらの突極に複数相のコイルが巻回されると共
    に突極の外周面が上記駆動マグネットの内周面に対向す
    るように配置された磁性板を複数枚積層することにより
    構成したステータコアとを具備するディスク駆動装置で
    あって、上記複数の磁性板のうち積層方向上側または下側のうち
    どちらか一方に積層されている磁性板は、 上記ヘッド機
    構の移動方向に対して±90°の範囲内に属する突極の
    先端部が切除されていることにより、上記シャフトが、
    上記ヘッド機構の移動方向と略同じ方向に偏倚して
    り、 上記切除された磁性板の枚数は、総積層枚数の半分以下
    である ことを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記ヘッド機構は、光ピックアップであ
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記スピンドルモータは、メタル軸受を
    略垂直に支持するモータ基板を有し、モータ基板がその
    取付け部材に対し所定角度傾斜することにより、シャフ
    トがモータ基板取付け部材に対して略垂直になっている
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記ステータコア突極の傘部が切り欠か
    れていることを特徴とする請求項1記載のディスク駆動
    装置。
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