JP2003056533A - 留め具 - Google Patents

留め具

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JP2003056533A
JP2003056533A JP2001241638A JP2001241638A JP2003056533A JP 2003056533 A JP2003056533 A JP 2003056533A JP 2001241638 A JP2001241638 A JP 2001241638A JP 2001241638 A JP2001241638 A JP 2001241638A JP 2003056533 A JP2003056533 A JP 2003056533A
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rivet
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mandrel
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Takashi Umezawa
隆 梅澤
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Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラインドリベット等の留め具を破壊せず
に、固定された部品を着脱可能に取付けることが出来る
留め具。 【解決手段】 留め具(10)は、ブラインドリベット(13)
と、ブラインドリベットを受入れる第1固定部材(11)
と、第1固定部材の外側に着脱可能に係合させることが
出来る第2固定部材(12)とからなる。ブラインドリベッ
トは、一端にフランジが形成された中空筒状体のリベッ
ト本体(17)とリベット本体を貫通して延びるマンドレル
(18)とから成る。第1固定部材は、中空の軸部(25)と、
軸部の一端部から半径方向外側に延び、リベットのフラ
ンジが着座する着座部(30)と、着座部の外周から軸方向
に延び、リベット本体のフランジ及びマンドレルを受け
入れる保持部(26)とを備える。第2固定部材は、フラン
ジ部(41)と、フランジ部の内径部から軸方向に延び、第
1固定部材を受け入れる中空の保持部(42)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、産業機械等の
パネルと部品を固定する再の固定用留め具に関し、特
に、締結後容易に取外すことが出来る留め具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リベットにより部品を自動車のボ
ディパネル等のパネルに固定する場合、通常はリベット
を恒久的に変形させて、取付けていた。一般には、一端
にフランジが形成された中空筒状体のリベット本体と、
リベット本体を貫通して延びるマンドレルからなるブラ
インドリベットが使用される。このブラインドリベット
では、フランジの側に延びるマンドレルの軸部を締結工
具で引張り、マンドレルの拡径頭部によりリベット本体
を拡径して、この拡径部分とリベット本体のフランジと
により、部品をパネルに固定する。このブラインドリベ
ットは、パネルの片面側から締結作業が出来るという利
点がある。しかし、このブラインドリベットで固定され
た部品を取外すのは容易でなく、取外すにはブラインド
リベットを破壊しなければならなかった。
【0003】しかし、取付けた部品の修理、交換のた
め、または取り付け作業がうまく行かず、後で取付けた
部品を取外さなければならなくなることがしばしばあ
る。このような場合、専用の工具によりブラインドリベ
ットを破壊することになる。留め具を破壊するには手間
がかかり、また、ブラインドリベットを破壊して部品を
取外す作業により、取付けた部品又はパネルが損傷さ
れ、再使用が不可能になることもある。
【0004】また、取外した部品を再度パネルに取付け
るには、新しいリベットを使用して再度固定する必要が
あった。さらに、破壊したリベットの破片がパネルの内
部に脱落して、回収不能になることもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するためなされたものであり、ブラインド
リベット等の留め具を破壊せずに、留め具により固定さ
れた部品を容易に取外すことが出来、また取外した部品
を再度簡単に取付けることが出来る留め具を得ようとす
るものである。また、片側から取外し、再取付作業が出
来る留め具を得ようとするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明は、ボデーパネル等のパ
ネルに部品を取り付けるための留め具において、ブライ
ンドリベットと、ブラインドリベットを受入れる第1固
定部材と、第1固定部材の外側に着脱可能に係合させる
ことが出来る第2固定部材とからなる。ブラインドリベ
ットは、一端にフランジが形成された中空筒状体のリベ
ット本体とリベット本体を貫通して延びるマンドレルと
から成り、マンドレルにはリベット本体のフランジとは
反対側の端部に拡径頭部が形成され、マンドレルの中間
に破断可能な小径部分が形成されている。
【0007】第1固定部材は、リベット本体を受け入れ
る中空の軸部と、軸部の一端部から半径方向外側に延
び、リベットのフランジが着座する着座部と、着座部の
外周から軸方向に延び、リベット本体のフランジ及びマ
ンドレルを受け入れる保持部とを備える。第2固定部材
は、フランジ部と、フランジ部の内径部から軸方向に延
び、第1固定部材を受け入れる中空の保持部とを備え
る。
【0008】本発明の留め具で取付ける部品の取付け孔
の内径は、部品が取付けられるパネルの取付け孔の内径
より大きく形成されている。本発明の留め具において、
第1固定部材の中空の軸部の外径は、パネルの取付け孔
の内径より小さく形成されている。第1固定部材の着座
部の外径は、パネルの取付け孔の内径より大きく、かつ
取り付ける部品の取付け孔の内径より小さく形成されて
いる。第2固定部材のフランジ部の外径は、取り付ける
部品の取付け孔の内径より大きく形成されている。
【0009】本発明の1態様では、第1固定部材と第2
固定部材とは、第1固定部材の保持部の外径部に形成さ
れた凸部と、第2固定部材の保持部の内径部に形成され
た凸部とにより係合する。本発明の別の態様では、第1
固定部材と第2固定部材とは、第1固定部材の保持部の
外径部に形成されたネジと、第2固定部材の保持部の内
径部に形成されたネジとにより係合する。
【0010】本発明の1態様では、第1固定部材に回転
抑え部が設けられ、第1固定部材と第2固定部材とを確
実に相互に回転させることができるようになっている。
回転抑え部は、第1固定部材の保持部の内径部に設けら
れた多角形状の孔でも良い。本発明の1態様では、第1
固定部材の中空の軸部は、リベット本体を密封するよう
に先端が閉じている。
【0011】
【作用】本発明の留め具において、第1固定部材と、第
2固定部材とを係合させ、その中にブラインドリベット
を挿入する。第1固定部材と第2固定部材から突出する
マンドレルの部分を、ブラインドリベット締結工具のノ
ーズで保持する。留め具は、パネルと部品に形成された
取付け孔に挿入される。第1固定部材の軸部は、ボディ
パネルの取付け孔と部品の取付け孔とを通過し、第1固
定部材の着座部がボディパネルに着座する。第2固定部
材のフランジは、取り付ける部品の面に当接する。
【0012】締結工具のトリガを引いて締結工具を動作
させると、締結工具に保持されたマンドレルが、引き抜
き方向に引張られる。マンドレルの拡径頭部がリベット
本体の一部を拡径するように変形させる。マンドレル
は、締結工具により引張られて、小径部分で破断する。
第1固定部材の軸部の拡径した部分がボディパネルの下
面に接した状態で、ボディパネルと部品とが固定され
る。
【0013】第1固定部材と第2固定部材との係合を解
除することにより、第2固定部材を取外し、その結果ボ
ディパネルから部品を取外すことが出来る。係合の解除
は、第1固定部材と第2固定部材に設けられた凸部の係
合の解除、又は第1固定部材と第2固定部材に設けられ
たネジの係合の解除により行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1、2は、本発明の第1
の実施の形態による留め具を表し、図1は上面図、図2
は図1のA−A線に沿った断面図である。本実施例の説
明において、上とは図2の上方向をいうものとする。本
発明による留め具10は、金属製のブラインドリベット13
と、プラスチック製の第1固定部材11と、第2固定部材
12とからなる。ブラインドリベットについては、実公昭
46-12110号公報等により良く知られており、本発明に用
いるブラインドリベット13は、従来のブラインドリベッ
トに近いものである。
【0015】ブラインドリベット13は、一端にフランジ
15が形成された中空筒状体のリベット本体17と、リベッ
ト本体17を貫通して延びるマンドレル18とからなる。マ
ンドレル18には、リベット本体17のフランジ15と反対側
の端部に拡径頭部19が形成されている。また、マンドレ
ル18には、頭部19とフランジ15との間の部分に破断可能
な小径部分(図示せず)が形成されている。更に、マン
ドレル18は、リベット本体17のフランジ15からリベット
本体より外側に突出しており、この突出部分が、締結工
具(図示せず)のノーズに保持される。
【0016】ブラインドリベット13は、普通のブライン
ドリベットと同様に、そのままパネル等に部品を締結す
ることが出来る。ここで、本発明の第1固定部材と第2
固定部材を使用しない通常のブラインドリベットだけで
部品をパネル等に締結する方法を述べる。即ち、ブライ
ンドリベット13のマンドレル18の突出部分を締結工具で
保持し、パネルの取付け孔にマンドレルの頭部19を前に
してリベット本体17を挿入し、フランジ15がパネルに接
するようにする。フランジ15から突出するマンドレル18
の部分を締結工具により強く引張り、マンドレル18をそ
の小径部分で破断させる。この引っ張りにより、マンド
レル18の拡径頭部19がリベット本体17を拡径するように
変形させ、この拡径部分とフランジ15とにより、パネル
に部品等を固定することが出来る。なお、リベット本体
17の変形の開始位置を定め且つ変形を容易にするため、
リベット本体17の外周面には、周溝22を1本又は複数本
(図示の例では2本)設けるのが好ましい。
【0017】本発明の留め具10は、ブラインドリベット
13と、第1固定部材11と、第2固定部材12とから成る。
第1固定部材11と第2固定部材12が組合され、その中に
ブラインドリベット13が挿入されて、本発明の留め具10
を構成する。
【0018】図3により、第1固定部材11について詳し
く説明する。(a)は第1固定部材11の上面図、(b)は断
面図、(c)は正面図である。第1固定部材11は、プラス
チックの一体成形品であり、リベット本体17を受入れる
中空の軸部25と、軸部25の一端部から半径方向外側に延
びる着座部30と、着座部30の外縁部から円筒状に延びる
保持部26とから成る。中空の軸部25は、リベット本体17
及びマンドレルの頭部19を包み込んで密封するように先
端(図3の左側)が閉じている。着座部30の一方の面
は、リベット本体17のフランジ15が着座するフランジ着
座面27であり、他方の面は、ボディパネルに着座するボ
ディパネル着座面29である。保持部26には、リベット本
体17のフランジ15及びマンドレル18の突出部分が受入れ
られ、リベット本体17のフランジ15がフランジ着座面27
に当接する。
【0019】保持部26の外側は円筒状で、内面31は図示
の例では断面が6角形になっていて、後に第1固定部材
11と第2固定部材12を取外すとき、6角レンチにより第
1固定部材11を固定することが出来るようになってい
る。保持部26の内側は他の画数とすることも出来る。保
持部26の軸部25と反対側の端面に近い外周面には、第2
固定部材12の形成された凸部と係合させるための凸部33
が形成されている。図示の例では、凸部33の数は3であ
るが、凸部33はそれ以外の数とすることも出来る。
【0020】次に、図4と5により、第2固定部材12に
ついて説明する。図4の(a)は上面図、(b)は(a)のA
−A方向の断面図である。図5の(a)は下面図、(b)
は、図4(a)のB−B方向の断面図である。第2固定部
材12は、径大のフランジ部41と、フランジ部41の内径部
から軸方向に延びる中空の保持部42とから成る。フラン
ジ部41の外周は円形である。フランジ部41は、内周から
外周に向かって少しテーパが付いていて、後にパネル等
に固定した場合バネ作用を及ぼすようになっている。
【0021】保持部42の外周は、断面が6角形で、レン
チ等により第2固定部材12を回転させることが出来るよ
うになっている。保持部42のフランジ部41と反対側の端
部は内径が小さい径小部43を形成し、保持部42の内側に
第1固定部材11を受入れたとき、第1固定部材11の保持
部26の端面が第2固定部材12の径小部43の内側に当接し
て、組み合わさるようになっている。保持部42の内側は
断面がほぼ円形で、第1固定部材11の凸部33と係合させ
るための凸部44と凹部45が形成されている。図示の例で
は、凸部44と凹部45の数は3であるが、凸部44と凹部45
は他の数とすることも出来る。
【0022】第1固定部材11と第2固定部材12の組み合
わせは次のように行う。図2に示すように、第1固定部
材11を保持部26の側から、第2固定部材12のフランジ部
41の側へ挿入し、第1固定部材11の保持部26の一端部を
第2固定部材12の径小部43の内面に当接させる。このと
き、第1固定部材11の凸部33が第2固定部材12の凹部45
と合うようにして挿入する。次に、第2固定部材12に対
して第1固定部材11を一定角度回転させ、第1固定部材
11の凸部33を第2固定部材12の凸部44と係合させる。こ
の状態で、第1固定部材11と第2固定部材12とが固定さ
れる。
【0023】図2に示すように、第1固定部材11と第2
固定部材12が組合されて固定され、その中にブラインド
リベット13が拡径頭部19を前にして挿入され、リベット
本体17のフランジ15を、第1固定部材11のフランジ着座
面27に当接させて、本発明の留め具10とする。
【0024】図6は、本発明による留め具10により、ボ
ディパネル1に部品2を固定した状態を示す断面図であ
る。ボディパネル1の取付け孔の内径は、部品2の取付け
孔の内径より小さく形成されている。第1固定部材11の
中空の軸部25は取付け前の外径が、ボディパネル1の取
付け孔の内径より小さく形成され、ボディパネル1の取
付け孔を通って中空の軸部25を挿入することが出来る。
第1固定部材11の着座部30の外径は、ボディパネル1の
取付け孔の内径より大きく、部品2の取付け孔の内径よ
り小さく形成されている。そのため、第1固定部材11の
着座部30は、部品2の取付け孔を通って、ボディパネル1
の上面に接している。第2固定部材12のフランジ41の外
径は、部品2の取付け孔の内径より大きく、第2固定部
材12のフランジ41により部品2を固定することが出来
る。
【0025】図6に示すように、留め具10によりボディ
パネル1に部品2を固定取り付けるまでの動作を説明す
る。前述したように、第1固定部材11と、第2固定部材
12とを係合させ、その中にブラインドリベット13を挿入
した留め具10を用意する。第1固定部材11と第2固定部
材12から突出するマンドレル18の部分が、ブラインドリ
ベット締結工具(図示せず)のノーズに保持される。締
結工具に保持された留め具10は、パネル1と部品2に形成
された取付け孔に挿入される。第1固定部材11の軸部25
は、ボディパネル1の取付け孔と部品2の取付け孔とを通
過し、第1固定部材11の着座部30がボディパネル1に着
座する。第2固定部材12のフランジ41は、取り付ける部
品2の面に当接する。
【0026】次に、締結工具のトリガを引いて締結工具
を動作させると、締結工具に保持されたマンドレル18
が、引き抜き方向に引張られる。締結工具によって、マ
ンドレル18が強く引張られると、マンドレル18の拡径頭
部19がリベット本体17の一部を拡径するように変形さ
せ、拡径部分38の外径はボディパネル1の取付け孔の内
径より大きくなる。マンドレル18は、締結工具により引
張られて、小径部分で破断する。なお、マンドレルの破
断された部分は、締結工具のノーズを通って工具から排
出される。第1固定部材11のボディパネル着座面29が、
ボディパネル1に接し、第2固定部材12のフランジ41が
部品2に接し、軸部25の拡径した部分がボディパネル1の
下面に接した状態で、ボディパネル1と部品2とが固定さ
れる。
【0027】ブラインドリベット13は金属製であるの
で、リベット本体17の塑性変形によって得られた拡径部
分38は、第1固定部材11、第2固定部材12と協働して強
力な固定力を発揮する。軸部25は、リベット本体17の拡
径部分38によって、半径方向外方に変形させられてお
り、ボディパネル1の取付け孔に強く押し付けられてい
る。
【0028】図7は、第1固定部材11と第2固定部材12
の係合を解除し、ボディパネル1から部品2を取外した状
態を示す断面図である。図6に示すように固定された留
め具10を図7に示すように取外す動作を説明する。第2
固定部材12をレンチ等により一定角度だけ回転させて、
第1固定部材11の凸部33が第2固定部材12の凹部45と合
うようにする。このとき、第1固定部材11の保持部26の
内面31に、6角レンチを挿入し、第1固定部材11が回転
しないように固定して、第2固定部材12を回転させる
と、確実に回転させることが出来る。この状態で、第2
固定部材12を第1固定部材11から外すことが出来、その
結果、ボディパネル1から部品2を取外すことが出来る。
このとき、ボディパネル1は、第1固定部材11のボディ
パネル着座面29とリベット本体17の拡径部分38との間に
挟まったままであり、第1固定部材11と、リベット本体
17とは、ボディパネル1に固定された状態を維持する。
【0029】再度、ボディパネル1に部品2を取り付ける
には、部品2の取付け孔に第1固定部材11を入れ、第2
固定部材12の凹部45が第1固定部材11の凸部33と合うよ
うに第2固定部材12を第1固定部材11と組み合わせる。
次に、第2固定部材12の凸部44が第1固定部材11の凸部
33と係合するように回転させて、第1固定部材11と第2
固定部材12とを固定する。その結果、ボディパネル1に
部品2が固定される。このように、ボディパネル1に部品
2を着脱可能に取り付けることが出来る。
【0030】図8に示す本発明の第2の実施の形態で
は、第1固定部材51と第2固定部材52とは、両部品に設
けたネジにより係合させる。第1固定部材51の外径部に
ネジ53を設け、第2固定部材52の内径部にネジ53と係合
するネジ54を設け、ネジ53,54により第1固定部材51と
第2固定部材52を固定する。第1固定部材51に対して、
第2固定部材52を回転させることにより、取付取外しを
行うことが出来る。他の点は第1の実施の形態と同様で
ある。これにより、第1の実施の形態と同様に、ボディ
パネル1に部品2を着脱可能に取り付けることが出来る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
留め具を破壊することなく、ボディパネル等のパネルに
固定された部品を容易に取外すことが出来、また取外し
た部品を再度簡単に取付けることが出来る。そのため、
留め具を繰返し再使用することが出来る。また、第1固
定部材を回転しないように固定できるので、留め具の着
脱時に、第1固定部材の回転を防止して、容易に留め具
を取外すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による留め具の上
面図。
【図2】 図1の留め具のA−A線に沿った断面図。
【図3】 第1固定部材を表し、(a)は上面図、(b)は
断面図、(c)は立面図。
【図4】 第2固定部材を表し、(a)は上面図、(b)は
(a)のA−A線に沿った断面図。
【図5】 第2固定部材を表し、(a)は下面図、(b)は
図4(a)のB−B線に沿った断面図。
【図6】 第1の実施の形態の留め具により、ボディパ
ネルに部品を固定した状態を示す断面図。
【図7】 ボディパネルから部品を取外した状態を示す
断面図。
【図8】 第2の実施の形態による留め具の断面図。
【符号の説明】
10 留め具 11 第1固定部材 12 第2固定部材 13 ブラインドリベット 15 フランジ 17 リベット本体 18 マンドレル 19 頭部 22 周溝 25 軸部 26 保持部 30 着座部 31 内面 33 凸部 38 拡径部分 41 フランジ部 42 保持部 43 径小部 44 凸部 45 凹部 51 第1固定部材 52 第2固定部材 53 ネジ 54 ネジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに部品を取り付けるための留め具
    において、 ブラインドリベットと、 前記ブラインドリベットを受入れる第1固定部材と、 前記第1固定部材の外側に着脱可能に係合させることが
    出来る第2固定部材とからなり、 前記ブラインドリベットは、一端にフランジが形成され
    た中空筒状体のリベット本体と前記リベット本体を貫通
    して延びるマンドレルとから成り、前記マンドレルには
    前記リベット本体の前記フランジとは反対側の端部に拡
    径頭部が形成され、前記マンドレルの中間に破断可能な
    小径部分が形成されており、 前記第1固定部材は、前記リベット本体を受け入れる中
    空の軸部と、前記軸部の一端部から半径方向外側に延
    び、前記リベットの前記フランジが着座する着座部と、
    前記着座部の外周から軸方向に延び、前記リベット本体
    の前記フランジ及び前記マンドレルを受け入れる保持部
    とを備え、 前記第2固定部材は、フランジ部と、前記フランジ部の
    内径部から軸方向に延び、前記第1固定部材を受け入れ
    る中空の保持部とを備える、ことを特徴とする留め具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の留め具において、前記
    第1固定部材と前記第2固定部材とは、前記第1固定部
    材の前記保持部の外径部に形成された凸部と、前記第2
    固定部材の前記保持部の内径部に形成された凸部とによ
    り係合する留め具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の留め具において、前記
    第1固定部材と前記第2固定部材とは、前記第1固定部
    材の前記保持部の外径部に形成されたネジと、前記第2
    固定部材の前記保持部の内径部に形成されたネジとによ
    り係合する留め具。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の留め具において、前記
    第1固定部材に回転抑え部が設けられ、前記第1固定部
    材と前記第2固定部材とを確実に相互に回転させること
    ができるようになった留め具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の留め具において、前記
    第1固定部材の前記中空の軸部は、前記リベット本体を
    密封するように先端が閉じている留め具。
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