JPH0842534A - プラスチック製ブラインドリベット - Google Patents

プラスチック製ブラインドリベット

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JPH0842534A
JPH0842534A JP17829694A JP17829694A JPH0842534A JP H0842534 A JPH0842534 A JP H0842534A JP 17829694 A JP17829694 A JP 17829694A JP 17829694 A JP17829694 A JP 17829694A JP H0842534 A JPH0842534 A JP H0842534A
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JP
Japan
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mandrel
flange
rivet
rivet body
plastic
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JP17829694A
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English (en)
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Masashi Dentou
正志 傳刀
Hideo Marui
秀夫 丸井
Toshio Ando
敏男 安藤
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POP RIVET FASTENER KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ブラインドリベットの強い連結力を維持しな
がら、取り外しが簡単にでき、取り外しにおいて一部を
残留させない、取り外し後の再使用も可能なプラスチッ
ク製ブラインドリベットを提供する。 【構成】 プラスチック製ブラインドリベット16は、
筒部17とフランジ18から成る中空のプラスチック製
のリベット本体20と、一部が筒部に収容され、フラン
ジから突出した軸部22を有するプラスチック製のマン
ドレル21とから成る。マンドレルの筒部に収容される
部分はねじ部分26であり、ねじ部分と突出軸部との間
に小径の破断可能部分28が形成され、筒部の中間部に
は、中間部を拡径方向に撓ませるスリット30が形成さ
れ、フランジまたはフランジに隣接する筒部穴の内径は
ねじ部分26のねじの山径より小径に形成され、リベッ
ト本体の筒部端部36がマンドレル端部の頭部の溝24
に固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のボデーパネル
等に装飾部材等を連結するのに適したブラインドリベッ
トに関し、特に、筒部と一端のフランジとから成る中空
のプラスチック製リベット本体と、一部がリベット本体
の筒部に収容され、リベット本体のフランジから突出し
た軸部分を有するプラスチック製マンドレルとから成
り、該マンドレルの引き抜きによってリベット本体を拡
径させるプラスチック製ブラインドリベットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のボデーパネル等の取付部材に装
飾部材等の別の取付部材を取付けるのに使用するブライ
ンドリベットはよく知られている。図1は、周知のブラ
インドリベット1で自動車のボデーパネル等の取付部材
2に装飾部材等の取付部材3を連結する様子が示されて
いる。ブラインドリベット1は、筒部4とフランジ5と
から成る中空のリベット本体6と、リベット本体6に挿
入されて、引き抜きによってリベット本体6を拡径させ
るマンドレル7とから成る。マンドレル7は、大径の頭
部8と軸部9とから成り、軸部9には小径の破断可能部
分10が形成されている。このブラインドリベット1
を、図1の(A)のように、取付部材2、3の取付穴に
リベット本体6を挿入してマンドレル7の軸部9を、締
結工具11のジョー12に把持させる。次に、図1の
(B)に示すように、ジョー12を引き上げてマンドレ
ル7をリベット本体6から引き抜くように動作させ、引
き抜き動作を軸部9が破断可能部分10で破断するまで
続ける。この引き抜きによって、マンドレル頭部8がリ
ベット本体の筒部4を拡径するように座屈し、拡径した
筒部部分13とフランジ5とによって、取付部材2、3
は相互に連結される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のブラインドリベ
ットは2つあるいそれ以上の取付部材を相互に連結する
力が強いので多用されている。しかし、かかる公知のブ
ラインドリベットにおいて、取付部材を修理等のために
取り外す場合、ブラインドリベットのリベット本体を破
壊せねばならない。このため、取り外し作業が面倒であ
り、また、リベット本体を破壊してしまうので、取り外
し後、そのブラインドリベットを再使用することができ
ない。更に、図1の(C)に示すように、取付部材2´
が管等の内部が閉じたものである場合には、取り外しに
おいてマンドレル部分14が中に残ってしまい、振動等
によって異音を発生する。
【0004】従って、本発明の目的は、ブラインドリベ
ットの強い連結力を維持しながら、取り外しが簡単にで
き、取り外しにおいて一部を残留させない、取り外し後
の再使用も可能なプラスチック製ブラインドリベットを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、筒部とフランジとから成る中空のリベッ
ト本体と、一部がリベット本体の筒部に収容され、更
に、リベット本体のフランジから突出した軸部分を有す
るマンドレルとから成り、重ねられた取付部材の取付穴
にリベット本体をフランジが取付部材に接面する状態に
挿入し、マンドレルをリベット本体のフランジ側から引
き抜くことによって筒部を拡径させ、該筒部の拡径部分
とフランジとによって、取付部材を相互に連結するブラ
インドリベットを提供する。本発明によるブラインドリ
ベットにおいては、リベット本体及びマンドレルとがプ
ラスチックで形成されており、マンドレルには、リベッ
ト本体筒部に収容される部分にねじが形成され、且つ該
ねじ部分とフランジから突出する軸部分との間に小径の
破断可能部分が形成されており、リベット本体の筒部に
は、中間部に、該中間部を拡径方向に撓ませることがで
きる長手方向に延びるスリットが形成され、リベット本
体のフランジまたは該フランジに隣接する筒部部分の穴
の内径はマンドレルのねじの山径より小径に形成されて
おり、更に、リベット本体は、筒部の端部がマンドレル
端部の頭部に隣接する状態でマンドレルに固着されてお
り、フランジから突出したマンドレルの軸部をリベット
本体から引抜くことによって、筒部の中間部分が拡径す
るとともにマンドレルのねじ部分がフランジまたはフラ
ンジに隣接する筒部の小径穴部分に嵌合し、更に、マン
ドレル軸部を引抜くことにより、破断可能部分でマンド
レルが破断されることを特徴とする。
【0006】
【作用】締結工具のジョーによってマンドレルが破断可
能部分で破断する程の強い力でリベット本体から引き抜
くことができ、この強い力でリベット本体の筒部中間部
分を拡径するように撓ませ、同時にマンドレルのねじ部
分がリベット本体の筒部の小径穴部分に食い込んで嵌合
して拡径状態を維持し、これにより、強い連結力を得る
ことができる。また、連結の取り外しにおいては、マン
ドレルの破断した端部に工具をあてがって回転させるこ
とにより、マンドレル頭部がとリベット本体の筒部端部
との係合を外すことができる。また、再使用において
は、マンドレル付きのリベット本体を取付部材の取付穴
に挿入し、マンドレルの破断端部に工具をあてがって、
取り外し方向と反対の方向に回転させることにより、再
度、リベット本体の筒部中間部分を拡径するように撓ま
せればよい。
【0007】本発明においては、リベット本体の成形の
ときにマンドレルをインサートして成形し、該成形にお
いて、リベット本体の筒部の端部をマンドレル端部の頭
部に隣接する溝部分に入り込む小さい内径のリング形状
に形成することによって、マンドレルとリベット本体と
の連結を強固にでき、且つ、マンドレルをリベット本体
へ組付ける手間が省ける。この場合、マンドレルを硬質
のプラスチックで、リベット本体を軟質のプラスチック
でそれぞれ成形することにより、成形が容易になり、マ
ンドレルの強度を高く維持でき、リベット本体の拡径方
向への撓みが大きくマンドレルのねじの食い込みも大き
くなる。また、マンドレルのねじ部分において、破断可
能部分に隣接する部分にはマンドレルを直径方向に貫通
する穴を形成して、マンドレルが破断可能部分で破断さ
れた後、貫通穴の部分を工具係合用の溝として用いるこ
とにより、マンドレルの回転が容易なる。更に、マンド
レルのねじを、マンドレルの引き抜き方向にのみ移動可
能なのこ歯ねじ形状に形成し、これにより、リベット本
体の拡径筒部の復帰を確実に阻止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図2に示すように、本発明に係るプ
ラスチック製ブラインドリベット16は、筒部17とフ
ランジ18とから成る中空のプラスチック製のリベット
本体20と、引き抜きによってリベット本体筒部17の
中間部分を拡径させるプラスチック製のマンドレル21
とから成り、図示のように、ブラインドリベット16
は、マンドレル21の一部がリベット本体20に収容さ
れて、更に、マンドレル21の軸部22がリベット本体
20のフランジ18から突出した状態で取扱われる。こ
のため、本発明に係るプラスチック製ブラインドリベッ
ト16は、マンドレル21を硬質プラスチックで成形し
た後、リベット本体を軟質プラスチックで成形する際に
マンドレルをインサートして成形して、図示の状態に成
形される。これにより、マンドレルとリベット本体との
組付けの手間が省けるとともに、両者の連結を強固にで
きる。また、マンドレルを硬質のプラスチックで、リベ
ット本体を軟質のプラスチックでそれぞれ成形すること
により、マンドレルの強度を高く維持でき、リベット本
体については、その拡径方向への撓みを大きくできマン
ドレルのねじの食い込みも大きくできる。
【0009】以下、図2の他に、図3〜図5も参照しな
がら、ブラインドリベット16について説明する。先
ず、マンドレル21は、リベット本体筒部17の端部が
連結される溝24が形成された頭部25と、頭部25か
ら筒部17に収容されるように延びて周面にねじが形成
されたねじ部分26と、フランジ18から突出する軸部
22と、ねじ部分26と突出軸部22との間の小径の破
断可能部分28とから成る。頭部25は、取付部材の穴
に挿入容易なように先細に形成されている。ねじ部分2
6のねじは、マンドレル21の引き抜き方向にのみ移動
可能なように、のこ歯ねじ形状に形成されている。ねじ
部分26において、破断可能部分28に隣接する部分に
はマンドレルを直径方向に貫通する穴29が形成されて
いる。この穴29は、マンドレルが破断可能部分28で
破断されると、貫通穴29の部分が工具係合用の溝とし
て用いることができ、マンドレルのねじ部分26の回転
が容易なる。
【0010】次に、リベット本体20について説明す
る。リベット本体20は、前記のように、中空の筒部1
7とフランジ18とから成る。筒部17には、中間部
に、該中間部を拡径方向に撓ませることができる長手方
向に延びるスリット30が複数本(図示の例では3本)
形成されている。このスリット30は、図4に示される
ように、フランジ18の側が幅広に形成されており、こ
の幅広部分は、拡径方向への撓みの開始を定めており、
これにより、拡径方向への撓み始めの位置定められるの
で、取付け強度が安定する。フランジ18の穴32また
はフランジ18に隣接する筒部17の部分の穴33の内
径は、マンドレルのねじ部分26のねじ山径より小径に
形成されている。従って、穴32、33の部分にねじ部
分26が引き上げられると、ねじ山がそれらの穴に食い
込んで嵌合し、ねじ部分26がその穴の部分に固定され
る。また、筒部17には、フランジ18に隣接する部分
に矩形の窓34が形成されており、この部分にねじ部分
26のねじ山が係止して更に抜けにくくなっている。筒
部17の端部36は、マンドレルの頭部25の溝24に
入り込む小さい内径のリング形状に形成され、マンドレ
ルの頭部25に固着されている。このリング形状端部
は、リベット本体にマンドレルをインサートして成形す
る際に簡単に形状され、筒部端部36とマンドレル頭部
25と連結強度は高い。従って、マンドレルを引き抜く
際にマンドレル頭部25が筒部端部36から外れること
はない。なお、マンドレルをインサートしたリベット本
体の成形において、マンドレル21のねじ部分26に対
応する筒部17の内面には、ねじ部分26に対応するね
じが形成され、これにより、取り外し及び再使用の際に
ねじ部分26の回転によって、筒部の拡径状態からの復
帰及び拡径状態への移行が容易にできる。
【0011】リベット本体20及びマンドレル21から
成るプラスチック製ブラインドリベット16を用いて、
ボデーパネル等の取付部材38に装飾部材等の別の取付
部材39を取付ける手順を、図6及び図7を参照しなが
ら説明する。プラスチック製ブラインドリベット16の
リベット本体20の筒部17を、取付部材38及び取付
部材39の取付穴に挿入し、フランジ18を取付部材3
9に接面させる。フランジ18から上方に延び出たマン
ドレル21の突出軸部22はブラインドリベットの締結
工具11のジョー12に把持されている。ブラインドリ
ベット締結工具の作動により、ジョー12が引き上げら
れ、マンドレル軸部22が引抜かれる。この引抜き動作
によって、マンドレル21の頭部25に固着されたリベ
ット本体筒部17の端部36がフランジ18の側に引き
上げられ、この引き上げによって筒部17の中間部分が
スリット30(図4参照)により拡径し始め、同時に、
マンドレルのねじ部分26ののこ歯ねじがフランジまた
は筒部の穴に食い込んで嵌合し、拡径方向への撓みをゆ
るませることなく大きくしていく。図7に示すように、
更に、マンドレル19の引き抜き動作を続けると、破断
可能部分28で、突出軸部22が他のマンドレル部分か
ら破断される。このとき、筒部17の拡径部分40が大
きく拡径して、この拡径部分40とフランジ18とによ
って、2つの取付部材38及び39を相互に連結する。
なお、軸部22の破断によって貫通穴29の部分が、ス
クリュードライバ等の工具係合用の溝となる。
【0012】図8を参照して、ブラインドリベット16
の取り外し操作について説明する。取り外しにおいて、
マンドレル21の貫通穴29による溝にスクリュードラ
イバ42を係合して回転させ、マンドレル21を下降さ
せる。この下降により、拡径するように変形していた筒
部17が真っ直ぐな状態に復帰し、拡径部分が無くな
る。これにより、ブラインドリベット16は、取付部材
38、39から取り外すことができ、両取付部材の連結
を外すことができる。次に、再使用においては、図8の
状態のように、取付部材38、39の取付穴に、再び、
リベット本体20の筒部17を挿入し、フランジ18を
取付部材39に接面させる。そして、図9に示すよう
に、スクリュードライバ42を用いて、マンドレル21
を図8とは反対の方向に回転させ、マンドレル21のね
じ部分26と筒部17内のねじとの協働によって、マン
ドレル21を引き上げて、筒部17を再度拡径させる。
再び形成された拡径部分40とフランジ18とによって
取付部材38及び39を相互に連結することができる。
この取り外し及び再取付けは何度でも可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明のプラスチック製ブラインドリベ
ットは、リベット本体及びマンドレルがプラスチックで
形成されており、マンドレルには、筒部に収容される部
分にねじが形成され、該ねじ部分とフランジから突出す
る軸部分との間に小径の破断可能部分が形成され、筒部
の中間部に、該中間部を拡径方向に撓ませることができ
る長手方向に延びるスリットが形成され、リベット本体
のフランジまたは該フランジに隣接する筒部部分の穴の
内径はマンドレルのねじの山径より小径に形成されてお
り、筒部の端部がマンドレル端部の頭部に隣接する状態
で固着され、フランジから突出したマンドレルの軸部を
リベット本体から引抜くことによって、筒部の中間部分
が拡径するとともにマンドレルのねじ部分がフランジま
たは筒部の小径穴部分に嵌合し、マンドレル軸部を引抜
くことにより、破断可能部分でマンドレルが破断される
ので、ブラインドリベット締結工具を用ることができ、
このため、マンドレル頭部を強力にリベット本体筒部の
端部中へ引き上げることができ、連結力、特に取付部材
を相互に引き付ける力が大きく、厚さが変化してもその
連結力の強さは代わらず、厚さの変化に対応でき、更
に、フランジより出た軸部部分が除去されるので、邪魔
な軸部部分がなくなるだけでなく、取付部分の見栄えが
よくなる。取り外しの場合もマンドレル端部に工具を係
合させて回転させるだけの簡単な操作でできる。そし
て、取り外し作業において、マンドレル部分が残留しな
いので、異音の発生もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のブラインドリベット及びその締結及び取
り外しを示しており、(A)は締結前の状態を、(B)
は締結後の状態を、(C)は取り外し後における一部残
留する状態をそれぞれ示す。
【図2】本発明に係るプラスチック製ブラインドリベッ
トの斜視図である。
【図3】本発明に係るブラインドリベットの縦断面図で
ある。
【図4】本発明に係るブラインドリベットを一部省略し
た正面図である。
【図5】本発明に係るブラインドリベットを一部省略し
た背面図である。
【図6】本発明に係るブラインドリベットの締結前の状
態を示す図である。
【図7】本発明に係るブラインドリベットの締結後の状
態を示す図である。
【図8】本発明に係るブラインドリベットの取り外しの
状態を示す図である。
【図9】本発明に係るブラインドリベットの再取付けの
状態を示す図である。
【符号の説明】
1 従来のブラインドリベット 6 管状部材 7 マンドレル 10 破断可能部分 12 締結工具のジョー 16 本発明のプラスチック製ブラインドリベット 17 筒部 18 フランジ 20 リベット本体 21 マンドレル 21 マンドレル頭部 22 マンドレル突出軸部 24 溝 25 頭部 26 ねじ部分 28 破断可能部分 29 貫通穴 30 スリット 32 フランジの穴 33 筒部の穴 34 筒部の窓 35 筒部の突出部 36 筒部の端部 38、39 取付部材 40 拡径部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部とフランジとから成る中空のリベッ
    ト本体と、一部がリベット本体の筒部に収容され、リベ
    ット本体のフランジから突出した軸部を有するマンドレ
    ルとから成り、重ねられた取付部材の取付穴に前記リベ
    ット本体をフランジが取付部材に接面する状態に挿入
    し、前記マンドレルをリベット本体のフランジ側から引
    き抜くことによって前記筒部を拡径させ、該筒部の拡径
    部分とフランジとによって取付部材を相互に連結するブ
    ラインドリベットにおいて、 前記リベット本体及び前記マンドレルは、プラスチック
    で形成されており、前記マンドレルには、前記リベット
    本体筒部に収容される部分にねじが形成され、且つ該ね
    じ部分とフランジから突出する軸部分との間に小径の破
    断可能部分が形成されており、前記リベット本体の筒部
    には、中間部に、該中間部を拡径方向に撓ませることが
    できる長手方向に延びるスリットが形成され、前記リベ
    ット本体のフランジまたは該フランジに隣接する筒部部
    分の穴の内径は前記マンドレルのねじの山径より小径に
    形成されており、更に、前記リベット本体は、前記筒部
    の端部が前記マンドレル端部の頭部に隣接する状態で前
    記マンドレルに固着されており、フランジから突出した
    前記マンドレルの軸部をリベット本体から引抜くことに
    よって、前記筒部の中間部分が拡径するとともに前記マ
    ンドレルのねじ部分が前記フランジまたは該フランジに
    隣接する筒部の小径穴部分に嵌合し、更に、マンドレル
    軸部を引抜くことにより、前記破断可能部分でマンドレ
    ルが破断されることを特徴とするプラスチック製ブライ
    ンドリベット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラスチック製ブライ
    ンドリベットにおいて、前記リベット本体の成形のとき
    に前記マンドレルをインサートして成形し、該成形にお
    いて、リベット本体の筒部の端部が前記マンドレル端部
    の頭部に隣接する溝部分に入り込む小さい内径のリング
    形状に形成されていることを特徴とするプラスチック製
    ブラインドリベット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプラスチック製ブライ
    ンドリベットにおいて、前記マンドレルは硬質のプラス
    チックで成り、前記リベット本体は軟質のプラスチック
    で成ることを特徴とするプラスチック製ブラインドリベ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプラスチック製ブライ
    ンドリベットにおいて、前記マンドレルのねじ部分にお
    いて、前記破断可能部分に隣接する部分には該マンドレ
    ルを直径方向に貫通する穴が形成されており、マンドレ
    ルが前記破断可能部分で破断されると、前記貫通穴の部
    分が工具係合用の溝となることを特徴とするプラスチッ
    ク製ブラインドリベット。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のプラスチック製ブライ
    ンドリベットにおいて、前記マンドレルのねじが、マン
    ドレルの引き抜き方向にのみ移動可能なのこ歯ねじ形状
    に形成されていることを特徴とするプラスチック製ブラ
    インドリベット。
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