JP2006056291A - エアバッグ装置の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 両取付板12、13のうち車両後方側の取付板13がケース11とは別体に形成されると共にその下部にはボルト挿通孔13bが形成され、ケース11側には予めボルト16が固定された台座ブラケット14が固着され、別体に形成された取付板13のボルト挿通孔13bにボルト16を挿通してナット17で締結することにより、該取付板13が台座ブラケット14を介してケース11に対し着脱可能に締結固定され、台座ブラケット14の上端がリッド部3方向へ向けて延長され、該延長部に衝撃吸収調整孔14aが形成されることにより衝撃吸収部18が形成されている。
【選択図】 図2
Description
従って、エアバッグ装置の解体作業を容易かつ迅速に行うことができるようになるという効果が得られる。
従って、エアバッグ装置の解体作業を容易かつ迅速に行うことができるようになるという効果が得られる。
図1はこの実施例1のエアバッグ装置の取付構造が適用されたインストルメントパネルの正面図、図2は実施例1のエアバッグ装置の取付構造を示す図1のII−II線における拡大縦断面図、図3は実施例1のエアバッグ装置の取付構造を示すエアバッグ装置の拡大斜視図、図4は実施例1のエアバッグ装置の取付構造を示す要部拡大断面図、図5はエアバッグ装置の取り外し手順を示す工程説明図である。
ラケット14を介してケース11に対し着脱可能に締結固定されている。
また、前記ケース11の中途部には、外側へ向けて屈曲し、膨出するケース11自体に設けられた衝撃吸収部11bが形成されている。
この実施例1では上述のように構成されるため、エアバッグ装置1をインストルメントパネル2のリッド部3の裏面に取り付ける前に、ケース11に固着された段座ブラケット14を介して取付板13をケース11に固定しておく。この取付板13のケース11への取り付け固定は、車両後方側の取付板13のボルト挿通孔13bに台座ブラケット14に固定されたボルト16を挿通してナット17で締結することにより行われる。これにより、該取付板13が台座ブラケット14を介してケース11に対し着脱可能に締結固定される。そして、取付板13が固定されたケース11を有するエアバッグ装置1をインストルメントパネル2のリッド部3の裏面に取り付けるには、まず、車両前方側の取付板12のフック部12aを車両前方側の脚片部31の係止用開口31aに対し装着係止させ、次いで車両後方側の脚片部32の係止用開口部32aに対しフック部13aを装着係止させ、これにより、ケース11の上部の組み付けが行われ、最後に、ケース11の下部に備えた下部ブラケット15をステアリングメンバ4におけるブラケット41に固着されたナット42に対しボルト19を締結することにより、エアバッグ装置1の車体への取り付けが行われるようになっている。
この実施例1のエアバッグ装置の取付構造では、上述のように構成されるため、解体作業においては、図5に示すように、まず、台座ブラケット14に固定されたボルト16に対するナット17の締結を解除して台座ブラケット14に対する車両後方側の取付板13の固定状態を解除させる{図5の(イ)}ことにより、取付板13を台座ブラケット14のボルト16から取り外し、該取付板13がケースから分離することで該取付板13を単体で動かすことができるので該取付板13のフック部13aをリッド部3の裏面側に延設された車両後方側の脚片部32の係止用開口32aから容易に取り外す{図5の(ロ)}ことができる。
従って、エアバッグ装置1の解体作業を容易かつ迅速に行うことができるようになるという効果が得られる。
また、ボルト16が挿通される取付板13のボルト挿通孔13bを孔としたので、エアバッグ展開、膨張時の反力が加わったときも反力に抗し、ボルト16が取付板13から抜けることがない。
即ち、台座ブラケット14の延長部に衝撃吸収部18が形成されているため、乗員により近い箇所に衝撃吸収部を設定でき、衝撃吸収性能を寄り効果あるものにしている。
従って、この実施例2では、前記実施例1と同様の効果が得られる。
なお、この実施例2では、台座ブラケット14の頭部収容空間14cの上方と下方の2箇所でケース11と台座ブラケット14とをスポット溶接等により固定させている。
11 ケース
11a 開放口
11b 衝撃吸収部
12 取付板
12a フック部
13 取付板
13a フック部
13b ボルト挿通孔
14 台座ブラケット
14a 衝撃吸収調整孔
15 下部ブラケット
16 ボルト
16a 頭部
17 ナット
18 衝撃吸収部
19 ボルト
2 インストルメントパネル
3 リッド部
31 脚片部
31a 係止用開口
32 脚片部
32a 係止用開口
4 ステアリングメンバ
41 ブラケット
42 ナット
Claims (3)
- 前面が開放口となっていて、内部にエアバッグとガス発生器が収容されるケースと、該ケースの開放口縁部で車幅方向に沿った側面にそれぞれ設けられる該ケースの取付板と、該両取付板の上端部からそれぞれ外向きに形成された略L字状のフック部とを備えた構造のエアバッグ装置が、前記ケースの開放口を覆うインストルメントパネルのリッド部の裏面側に延設された前後一対の脚片部の係止用開口に対し前記両フック部をそれぞれ装着係止させて前記ケースの上部側の取り付けがなされると共に前記ケースの下部に備えた下部ブラケットをステアリングメンバに対しボルト・ナットで締結することにより車体へ取り付けられるようにしたエアバッグ装置の取付構造において、
前記両取付板のうち車両後方側の取付板が前記ケースとは別体に形成されると共にその下部にはボルト挿通孔が形成され、
前記ケース側にはボルトが固着され、
前記別体に形成された取付板のボルト挿通孔に前記ボルトを挿通してナットで締結することにより、該取付板が前記ケースに対し着脱可能に締結固定されていることを特徴とするエアバッグ装置の取付構造。 - 前面が開放口となっていて、内部にエアバッグとガス発生器が収容されるケースと、該ケースの開放口縁部で車幅方向に沿った側面にそれぞれ設けられる該ケースの取付板と、該両取付板の上端部からそれぞれ外向きに形成された略L字状のフック部とを備えた構造のエアバッグ装置が、前記ケースの開放口を覆うインストルメントパネルのリッド部の裏面側に延設された前後一対の脚片部の係止用開口に対し前記両フック部をそれぞれ装着係止させて前記ケースの上部側の取り付けがなされると共に前記ケースの下部に備えた下部ブラケットをステアリングメンバに対しボルト・ナットで締結することにより車体へ取り付けられるようにしたエアバッグ装置の取付構造において、
前記両取付板のうち車両後方側の取付板が前記ケースとは別体に形成されると共にその下部にはボルト挿通孔が形成され、
前記ケース側には予めボルトが固定された台座ブラケットが固着され、
前記別体に形成された取付板のボルト挿通孔に前記ボルトを挿通してナットで締結することにより、該取付板が前記台座ブラケットを介して前記ケースに対し着脱可能に締結固定されていることを特徴とするエアバッグ装置の取付構造。 - 請求項2に記載のエアバッグ装置の取付構造において、前記台座ブラケットの上端が前記リッド部方向へ向けて延長され、該延長部に衝撃吸収調整孔が形成されることにより衝撃吸収部が形成されていることを特徴とするエアバッグ装置の取付構造。
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