JP2008143444A - 膝保護用エアバッグ装置 - Google Patents

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裕一 足立
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和彰 尾藤
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Abstract

【課題】蓋体部が、運転者に与えるダメージを抑制して、コラムカバーの左右両側面に大きな突出用開口を形成可能な膝保護用エアバッグ装置の提供。
【解決手段】膝保護用エアバッグ装置M1は、インパネ7から後方へ突出するステアリングコラム3の周囲を覆うコラムカバー16の下部16a側に、運転者Dの膝Kを保護可能なエアバッ45を折り畳んで収納する。コラムカバー16は、コラムカバーの少なくとも上部側の周壁を構成する本体部17と、本体部と別体としてコラムカバーの下部側の周壁の少なくとも前後方向の端部側を構成するように形成されるとともに、折り畳まれたエアバッグの下方側から左右両側を覆って本体部に分離可能に組み付けられる蓋体部18と、から構成される。蓋体部18は、エアバッグ45の膨張時、本体部17との間にエアバッグ45の突出用開口33を形成可能に、本体部17から直線的に平行移動しつつ分離される。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両衝突時に運転者の膝を、直接、膨張したエアバッグにより受け止めて保護する膝保護用エアバッグ装置に関し、特に、インストルメントパネルから後方へ突出するステアリングコラムの周囲を覆うように配設されるコラムカバー内に、折り畳んだエアバッグを収納するステアリングコラム付けの膝保護用エアバッグ装置に関する。
従来、ステアリングコラム付けの膝保護用エアバッグ装置では、折り畳まれたエアバッグが、コラムカバー内の下部側に収納され、作動時、エアバッグに膨張用ガスが供給されて、エアバッグが、展開膨張しつつ、運転者の膝の前方側に配置されるように、コラムカバーの下部から斜め後下方側へ突出する構成としていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平09−104317号公報 特開平10−071911号公報
しかし、従来の膝保護用エアバッグ装置では、折り畳まれて収納されたエアバッグが、コラムカバーに一体的に設けられたエアバッグカバーを押し開いて突出していた。そして、このエアバッグカバーは、展開膨張するエアバッグに押された際に、周囲の薄肉の破断予定部(ティアライン)を破断させて開き、エアバッグの突出用開口を形成し、その突出用開口から、エアバッグを、運転者の膝の前方側に配置させるように、突出させていた。
そのため、エアバッグの突出時に、エアバッグカバーは、回転して開く構成であって、回転終了時にはコラムカバーに接近するように配置されるものの、開き途中の回転途中では、コラムカバーから運転者側に突出することが避けられず、対処手段を何等講じなければ、運転者の膝に対して鞭打ち状態で干渉(接触)する場合があり、エアバッグカバーの部位を柔らかい素材にする等して、エアバッグカバーの干渉時の運転者への押圧力を抑制する対策が必要となっていた。
そして特に、膨張を完了させたエアバッグが、コラムカバーの周囲のインストルメントパネルの後面に支持され、かつ、クッション作用を奏する厚さを確保できるように、構成する場合には、エアバッグを、コラムカバーの下面から左右の両側面までわたる突出用開口から突出させる必要が生ずるが、その際のエアバッグカバーは、一層、開き時の回転半径が大きくなって、一層、開き時のエアバッグカバーの運転者との干渉する虞れが増大してしまい、干渉時の押圧力を抑制する対策がより必要となってしまう。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、折り畳まれたエアバッグを覆っていた蓋体部が、極力、運転者に与えるダメージを抑制して、コラムカバーの左右両側面に大きな突出用開口を形成可能な膝保護用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る膝保護用エアバッグ装置は、インストルメントパネルから後方へ突出するステアリングコラムの周囲を覆うコラムカバーの下部側に、折り畳まれたエアバッグを収納させ、作動時、エアバッグに膨張用ガスを流入させて、展開膨張させたエアバッグを、運転者の膝を受け止め可能に、運転者の膝の前方側に配置させる構成の膝保護用エアバッグ装置であって、
コラムカバーが、コラムカバーの少なくとも上部側の周壁を構成する本体部と、本体部と別体としてコラムカバーの下部側の周壁の少なくとも前後方向の一方の端部側を構成するように形成されるとともに、折り畳まれたエアバッグの下方側から左右両側を覆って本体部に分離可能に組み付けられる蓋体部と、から構成され、
蓋体部が、エアバッグの膨張時、本体部との間にエアバッグの突出用開口を形成可能に、本体部から直線的に平行移動しつつ分離するように、配設されていることを特徴とする。
本発明に係る膝保護用エアバッグ装置では、エアバッグの突出用開口を形成する際、本体部とともにコラムカバー自体を構成している蓋体部が、直線的に平行移動しつつ本体部と分離して、本体部との間にエアバッグの突出用開口を形成する。そして、蓋体部が、本体部と別体としてコラムカバーの下部側の周壁の少なくとも前後方向の一方の端部側を構成するように形成されるとともに、折り畳まれたエアバッグの下方側から左右両側を覆うように構成されており、蓋体部が前後方向に沿って移動したり下方側へ移動することにより形成された突出用開口は、コラムカバーの左右両側面に大きな開口を形成することができる。そのため、この突出用開口から突出して膨張するエアバッグは、厚さを確保した状態でインストルメントパネルの後面に接近して配置可能となり、膝を受け止める際、インストルメントパネルの後面に迅速に支持され、クッション作用を確保して、的確に膝を保護することができる。
また、蓋体部は、回転することなく、前後方向に沿う方向や下向きの方向で、直線的に平行移動して、突出用開口を形成するため、鞭打ち状に運転者と干渉することがない。そして、例えば、蓋体部が、前後方向に沿う方向に移動する場合には、運転者の膝の斜め前方側で前後方向に沿って移動することから、運転者と干渉する虞れがない。また、蓋体部が、下方に移動する場合であっても、コラムカバーの下部側の周壁となる広い面積で構成されており、部分的に、運転者の大腿部や膝を押圧する訳ではなく、広い面で接触することから、運転者へのダメージを抑制できる。
したがって、本発明に係る膝保護用エアバッグ装置では、折り畳まれたエアバッグを覆っていた蓋体部が、極力、運転者に与えるダメージを抑制して、コラムカバーの左右両側面に大きな突出用開口を形成することができ、そして、大きな突出用開口から突出して展開膨張したエアバッグは、インストルメントの後面で容易に支持されて、クッション性を確保して的確に膝を保護することができる。
また、本発明に係る膝保護用エアバッグ装置では、破断予定部を設ける構成でないため、破断予定部を備えたコラムカバーに比べ、破断予定部の肉厚管理が不要となり、コラムカバーを容易に製造(成形)することができるとともに、低温で破断し難くなるような影響を受け難いことから、温度変化が大きな運転席に適用する膝保護用エアバッグ装置に好適に適用することができる。
そして、蓋体部が、コラムカバーの下部側の周壁における前後方向の全域を構成するように形成されるとともに、本体部から下方に移動して、本体部の下方と蓋体部の上方との間に、突出用開口を形成するように、配設されていれば、つぎのような作用・効果を得ることができる。すなわち、コラムカバーが上下に分離する態様で突出用開口が形成されることから、突出用開口は、コラムカバーの左右両側面で、前後方向に長い寸法で開口させることができ、展開膨張時のエアバッグにおける突出用開口の周縁との干渉を防止できて、左右方向のエアバッグの円滑な展開を確保できる。また、蓋体部が、コラムカバーの下部側の周壁の全域となる広い面積を確保しており、突出用開口の形成時に下方に移動することとなっても、コラムカバー自体の広い下面で接触することから、一層、運転者へのダメージを抑制できる。
勿論、蓋体部は、突出用開口の形成時に、下方へ移動する場合だけでなく、既述したように、本体部から前後方向に沿って移動し、蓋体部の前後方向にずれて発生したスペースに突出用開口を形成するように、配設してもよく、この場合には、既述したように、突出用開口の形成時、コラムカバーの下部側に配設された蓋体部が、運転者の膝の斜め前方側で前後方向に沿って移動することから、運転者と干渉する虞れがない。
そしてこの場合、蓋体部は、コラムカバーの下部の前部側に配置されて、前方側に移動し、蓋体部の後方側に突出用開口を形成するように、配設されていれば、蓋体部の突出用開口の形成時、蓋体部が運転者から離れる前方側へ移動することから、移動ストロークを大きくしても、全く、蓋体部が運転者と干渉する虞れが無い。また、蓋体部における左右の上縁と後縁とに本体部との見切りが表れても、その見切りは、運転者から離れたコラムカバーの左右の側面の下部前方側であり、運転者に目視され難く、コラムカバーの意匠性を阻害しない。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置M1は、図2に示すように、折り畳んだエアバッグ45をコラムカバー16内の下部16a側に収納させて、構成されている。この膝保護用エアバッグ装置M1は、インストルメントパネル(以下、インパネとする)7から後方へ突出するステアリングコラム3の周囲を覆うコラムカバー16と、折り畳まれたエアバッグ45と、エアバッグ45に膨張用ガスを供給するインフレーター51と、エアバッグ45とインフレーター51とを収納するケース56と、を備えて構成され、さらに、膨張時のエアバッグ45を突出させるための突出用開口33(図6〜8参照)をコラムカバー16に形成するためのアクチュエータ35と、を備えて構成されている。
なお、コラムカバー16は、図1〜4,6に示すように、ステアリングコラム3を覆うような略四角筒形状の合成樹脂製として、ステアリングコラム3のコラムチューブ5に取り付けられ、インパネ7の収納用開口10(図2,8参照)から後方側へ突出するように、着座した運転者D(図1,8参照)の前方に配設されている。なお、ステアリングコラム3は、メインシャフト4とその周囲に配置されるコラムチューブ5とを備えて構成され、メインシャフト4には、ステアリングホイール1が接続されている。また、インパネ7は、上部側のアッパパネル8と下部側のロアパネル9とから構成されている。
エアバッグ45は、図1,6,8の二点鎖線や実線に示すように、膨張完了時の形状を、左右方向を長くした横長の長方形板状とするように構成され、膨張完了時に運転者D側に配置される運転者側壁部46と、コラムカバー16側に配置されるコラム側壁部47とを備えて構成されている。これらの運転者側壁部46とコラム側壁部47とは、ポリエステルやポリアミド等の織布から外形を同形状として裁断され、外周縁相互を縫合してエアバッグ45を形成している。また、コラム側壁部47には、エアバッグ45内に収納したインフレーター51の各ボルト53b(図2〜4参照)を突出させるための取付孔48が複数箇所(実施形態では二箇所)に形成されている。
そして、エアバッグ45は、展開膨張完了時、運転者Dの膝K(KL,KR)に対して、インパネ7から後方へ突出したコラムカバー16の下面16b側と、インパネ7のロアパネル9の後面7aにおけるコラムカバー16の下方と左右両側との収納用開口10の周縁11と、を覆い可能な形状に構成されている(図6,8参照)。
なお、エアバッグ45は、膨張完了時に、良好なクッション作用を確保できる厚さを維持可能でかつ板形状を維持可能に、内部に、運転者側壁部46とコラム側壁部47とを連結して厚さを規制する図示しないテザーを、配設させている。
インフレーター51は、図2,4に示すように、複数のガス吐出口52aから膨張用ガスを吐出させるシリンダタイプの本体52と、本体52を保持する略円筒状のディフューザー53と、から構成されている。ディフューザー53は、膨張用ガスを流出させる複数の開口53aを備えている。そして、ディフューザー53は、エアバッグ45やケース56とともに、インフレーター51をコラムチューブ5に取り付けるための2本のボルト53bを備えている(図3,4参照)。各ボルト53bは、コラムチューブ5のブラケット5aにナット54止めされている。
ケース56は、図2に示すように、断面逆U字形とした板金製として、天井壁57と、天井壁57の前後の縁から下方に延びる側壁58,59とを備えて構成されている。
コラムカバー16は、合成樹脂製として、図3,4に示すように、略四角筒形状の上部側の周壁を構成するアッパカバー20と、下部側の周壁を構成するロアカバー25と、を備えて構成されている。アッパカバー20は、コラムカバー16の上面16eと左右の左側面16c,右側面16dの上部側を構成するように、天井壁部20a、左側壁部20b、及び、右側壁部20cを備えて構成されている。ロアカバー25は、コラムカバー16の下面16bと左右の左側面16c,右側面16dの下部側を構成するように、底壁部25a、左側壁部25b、及び、右側壁部25cを備えて構成されている。
そして、実施形態の場合、ロアカバー25が、図1,5,6に示すように、前後に分離可能に、前カバー部29と後カバー部26とから構成され、前カバー部29が、突出用開口33を形成可能にアクチュエータ35の牽引材36と連結されている。すなわち、実施形態の場合、突出用開口33を形成するために移動する蓋体部18が、ロアカバー25の前カバー部29から構成され、コラムカバー16の本体部17が、アッパカバー20とロアカバー25の後カバー部26とから構成されている。
アッパカバー20には、図2,3,4に示すように、天井壁部20aの下面側から下方に延びてコラムチューブ5に当接する複数の支持リブ21が配設されるとともに、左側壁部20bと右側壁部20cとの後部側の下縁の内周面側に、連結リブ22が形成され、左側壁部20bと右側壁部20cとの前部側の下縁の内周面側に、係合リブ23が形成されている。連結リブ22は、ロアカバー25の左側壁部25bと右側壁部25cとの上縁から上方に延びる後カバー部26の部位の連結脚27を、係止するものであり、連結脚27に周縁を係止させる連結孔22aを備えて構成されている。係合リブ23は、左側壁部25bと右側壁部25cとの上縁から上方に延びる前カバー部29(蓋体部18)の部位の係止脚30を、係止するものである。係合リブ23は、蓋体部18の落下防止して蓋体部18の前方移動を案内できるように、左側壁部20bと右側壁部20cとから内側のコラムチューブ5側に延びるように形成され、前カバー部29の前後方向の全長にわたるように形成されている。
後カバー部26は、既述したように、ロアカバー25の左側壁部25bと右側壁部25cとの上縁側の部位に、アッパカバー20の連結孔22aに挿入係止される連結脚27を配設させて構成されている(図3参照)。
前カバー部29は、既述したように、ロアカバー25の左側壁部25bと右側壁部25cとの上縁側の部位に、アッパカバー20の係合リブ23に係止される複数の係止脚30を配設させて構成されている(図4参照)。また、この前カバー部29からなる蓋体部18は、左右方向の断面をU字状として、後部18a側が、折り畳まれたエアバッグ45の下方側から左右両側を覆うように、ケース56の側壁58,59間の下方と左右両側とを囲むように形成され、前後方向の中間部位における内周側の側壁58近傍の前方側には、牽引材36と連結される連結壁部31が配設されている。
そして、実施形態のコラムカバー16は、左側壁部20b,25bと右側壁部20c,25cにおける下端面20dと上端面26a,29aとの端面相互を当接させるとともに、左右の各連結リブ22と各係合リブ23とに連結脚27と係止脚30とを連結係止させて、支持リブ21をコラムチューブ5の上面側に当接支持させた状態のアッパカバー20に対し、ロアカバー25の後カバー部26と前カバー部29とを、連結させることにより、コラムチューブ5に取り付けられている。
アクチュエータ35は、蓋体部18の前方側のコラムチューブ5に固定されて、蓋体部18を前方側に牽引可能に配設されている。実施形態のアクチュエータ35は、インフレーター51の作動と同時に作動されるものであり、瞬時に牽引材36を牽引して、蓋体部18を前方移動可能に、マイクロガスジェネレータを利用したプリテンショナーから構成されている。また、アクチュエータ35の作動時における牽引材36の牽引ストロークPS(図6,7参照)は、蓋体部18の後部18aがケース56の側壁58の下方の領域から外れて、後部18aの後端面18bが、ケース56の側壁58近傍の前方側に配置されるように、設定されて、折り畳まれたエアバッグ45がケース56の下方から左右の両側にかけて突出し易いように、設定されている。
第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置M1では、作動時、アクチュエータ35とインフレーター51とが作動され、アクチュエータ35が牽引材36を牽引することから、蓋体部18が、左側壁部25bと右側壁部25cとの上縁に配置された係止脚30を係合リブ23に摺動させつつ、落下を防止されて、ステアリングコラム3の軸方向に沿って、すなわち、コラムカバー16の軸方向に沿って、直線的に前方側に平行移動する。そのため、コラムカバー16に、前方移動した蓋体部18が、本体部17との間にエアバッグ45の突出用開口33を形成する。そして、蓋体部18が、本体部17と別体としてコラムカバー16の下部16a側の周壁であるロアカバー25の前後方向の前端部側を構成するように形成されるとともに、移動前に折り畳まれたエアバッグ45の下方側から左右両側を覆うように構成されている。そのため、蓋体部18が前方移動して形成された突出用開口33は、蓋体部18の後端面18bと、本体部17としての後カバー部26の前端面26bと、本体部17としてのアッパカバー20の左側壁部20b,右側壁部20cの下端面20dと、で囲まれる部位に、形成されて(図6参照)、コラムカバー16の下面16bから左右の左側面16cと右側面16dとにわたるエリアに、大きな開口を形成することができる。
と同時に、折り畳まれたエアバッグ45には、作動したインフレーター51からの膨張用ガスGが供給されているため、エアバッグ45は、突出用開口33から突出して、折りを解消しつつ展開膨張することとなる。
そして、第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置M1では、図6〜8に示すように、コラムカバー16の下面16bから左右の左側面16cと右側面16dとにわたる大きなエリアで開口した突出用開口33から突出して膨張するエアバッグ45は、厚さを確保した状態でインパネ7の後面7aに接近して配置可能となり、運転者Dの膝KL、KRを受け止める際、インパネ7の後面7aに迅速に支持され、クッション作用を確保して、的確に膝KL,KRを保護することができる。
また、蓋体部18は、回転することなく、前方側へ直線的に平行移動して、突出用開口33を形成するため、鞭打ち状に運転者Dと干渉することがない。
したがって、第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置M1では、折り畳まれたエアバッグ45を覆っていた蓋体部18が、運転者Dに与えるダメージを抑制して、コラムカバー16の下面16bから左側面16cと右側面16dとにわたるエリアに大きな突出用開口33を形成することができ、そして、大きな突出用開口33から突出して展開膨張したエアバッグ45は、インパネ7の後面7aで容易に支持されて、クッション性を確保して的確に膝KL、KRを保護することができる。
そして特に、第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置M1では、蓋体部18が、コラムカバー16の下部16aの前部側に配置されて、前方側に移動し、蓋体部18の後方側に突出用開口33を形成するように、配設されている。そのため、蓋体部18の突出用開口33の形成時、蓋体部18が運転者Dから離れる前方側へ移動することから、移動ストローク(PS)を大きくしても、全く、蓋体部18が運転者Dと干渉する虞れが無い。また、蓋体部18における左右の上縁と後縁となる上端面29a側と後端面18b側とに本体部17との見切り線PLが表れても、その見切り線PLは、運転者Dから離れたコラムカバー16の左側面16cと右側面16dとの下部側であり、運転者Dに目視され難く、コラムカバー16の意匠性を阻害しない。
また、第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置M1では、破断予定部を設ける構成でないため、破断予定部を備えたコラムカバーに比べ、破断予定部の肉厚管理が不要となり、コラムカバー16を容易に製造(成形)することができるとともに、低温で破断し難くなるような影響を受け難いことから、温度変化が大きな運転席に適用する膝保護用エアバッグ装置M1に好適に適用することができる。
なお、膨張初期のエアバッグ45が移動中の蓋体部18としての前カバー部29の後縁や後カバー部26の前縁と干渉する虞れがある場合には、図5や図4の二点鎖線に示すように、底壁部25aの左側壁部25bと右側壁部25cとの境界部位付近に、破断しやすい薄肉の破断予定部26d,29cを設け、膨張するエアバッグ45に破断予定部26d,29cを破断させて、前カバー部29の後縁や後カバー部26の前縁における破断予定部26d,29cで囲まれている部位やその破断予定部26d,29cの近傍部位の撓み部26c,29bを、扉のように外開きで開かせて、エアバッグ45の干渉の影響を低減させるとともに、蓋体部18の移動のストロークだけで形成する突出用開口より、撓み部26c,29bの開き分、実質的に広い開口面積となる突出用開口33を設けるように構成してもよい。勿論、このような撓み部26c、29bは、開き時に運転者Dと干渉しない大きさに設定する必要がある。
また、第1実施形態では、ステアリングコラム3の軸方向に沿った前後方向に沿う前方側に、蓋体部18を移動させる場合を例示したが、ロアカバー25の後カバー部26を蓋体部として構成して、その蓋体部を前カバー部から後方移動させて、アッパカバーの下方における前カバー部と後カバー部との間に突出用開口を形成してもよい。さらに、蓋体部を前カバー部の後縁と後カバー部の前縁側とから構成し、相互に離れるように前後に移動させて、アッパカバーの下方における前カバー部と後カバー部との間に突出用開口を形成してもよい。
また、図9〜14に示す第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置M2のように、蓋体部18Aが回転することなく、下向き方向に直線的に平行移動して、突出用開口33Aを形成してもよい。この第2実施形態のコラムカバー16Aでは、蓋体部18Aが、合成樹脂製のコラムカバー16Aの下部側の周壁における前後方向の全域を構成するように形成されるとともに、本体部17Aから下方に移動して、本体部17Aの下方と蓋体部18Aの上方との間に、突出用開口33Aを形成するように、配設されている。
すなわち、第2実施形態のコラムカバー16Aは、図9〜11に示すように、略四角筒形状の上部側の周壁のアッパカバー20Aと、コラムカバー16Aの下部側の周壁を構成するロアカバー25Aと、を備えて構成され、アッパカバー20Aが本体部17Aを構成し、ロアカバー25Aが蓋体部18Aを構成している。アッパカバー20Aは、第1実施形態のアッパカバー20と同様に、コラムカバー16Aの上面16eと左右の左側面16c,右側面16dの上部側を構成するように、天井壁部20a、左側壁部20b、及び、右側壁部20cを備えて構成されている。ロアカバー25Aも、第1実施形態のロアカバー25と同様に、コラムカバー16の下面16bと左右の左側面16c,右側面16dの下部側を構成するように、底壁部25a、左側壁部25b、及び、右側壁部25cを備えて構成されている。アッパカバー20Aとロアカバー25Aとの見切り線PLは、コラムカバー16Aの左右の左側面16c,右側面16dの上下方向の略中間位置におけるケース56の天井壁57の僅か上方位置で、ステアリングコラム3の軸方向に沿って形成されている。すなわち、蓋体部18Aとしてのロアカバー25Aは、折り畳まれたエアバッグ45の下方から左右の両側にわたるエリアを覆うように、構成されている。
そして、アッパカバー20Aには、天井壁部20aの下面側から下方に延びてコラムチューブ5に当接する複数の支持リブ21が配設されるとともに、左側壁部20bと右側壁部20cとの下縁の内周面側に、複数の連結リブ22Aが形成されている。一方、ロアカバー25Aには、左側壁部25bと右側壁部25cとの上縁から上方に延びる複数の連結脚28が配設されている。連結リブ22Aは、ロアカバー25Aの各連結脚28を、係止するものであり、連結脚28に周縁を係止させる連結孔22aを備えて構成されている。各連結脚28の連結リブ22Aへの係止力は、コラムカバー16Aへの運転者D等の通常接触時には、連結脚28が連結孔22aから外れず、膨張するエアバッグ45に蓋体部18Aとしてのロアカバー25Aが下方へ強く押圧された際には、各連結脚28が連結孔22aの周縁から外れることができる程度に、設定されている。
また、アッパカバー20Aとロアカバー25Aとは、前後両端付近の左側壁部20b,25bと右側壁部20c,25cとの上下で対応する部位相互が、可撓性を有した布等からなる帯状の連結材38により連結されている(図11参照)。各連結材38は、各連結脚28が連結リブ22Aから外れた際の蓋体部18Aとしてのロアカバー25Aのアッパカバー20Aからの下方へ離れる離隔距離SD(図12のB参照)を規制するものである。そして、各連結材38は、蓋体部18Aとしてのロアカバー25Aがアッパカバー20Aから離れた際の左側壁部20b,25bと右側壁部20c,25cにおける下端面20dと上端面25dとの間に、ロアカバー25Aの底壁部25aが運転者Dとの干渉を低減できる範囲内で、エアバッグ45の十分な開口面積の突出用開口33Aを確保できる長さに、設定されている。
なお、第2実施形態のコラムカバー16Aでも、左側壁部20b,25bと右側壁部20c,25cにおける下端面20dと上端面25dとの端面相互を当接させるとともに、左右の各連結リブ22Aに連結脚28を連結係止させて、支持リブ21をコラムチューブ5の上面側に当接支持させた状態のアッパカバー20Aに対し、ロアカバー25Aを連結させることにより、コラムチューブ5に取り付けられている。さらに、第2実施形態では、ロアカバー25Aがアッパカバー20Aから離れても、アッパカバー20Aが、コラムチューブ5から外れないように、図示しない取付ねじ等を利用して、コラムチューブ5に連結されている。
また、この第2実施形態では、コラムカバー16Aの構成が相違するだけで、他のエアバッグ45、インフレーター51、及び、ケース56等は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態の同一の部位・部材には、第1実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。
この第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置M2では、作動時、インフレーター51がガス吐出口52aから膨張用ガスGを吐出させ、エアバッグ45が膨張用ガスGにより膨張し、蓋体部18Aとしてのロアカバー25Aを下方へ押圧することから、各連結脚28が連結孔22aの周縁から外れ、蓋体部18Aとしてのロアカバー25Aが、図12のA,Bに示すように、各連結材38を伸長状態とするまで、直線的に平行移動しつつ本体部17Aとしてのアッパカバー20Aから下方へ離れ、左側壁部20b,25bと右側壁部20c,25cにおける下端面20dと上端面25dとの端面相互の間にエアバッグ45の突出用開口33Aを形成する。そして、蓋体部18A(ロアカバー25A)が、本体部17A(アッパカバー20A)と別体としてコラムカバー16Aの下部側の周壁を構成するように形成されるとともに、折り畳まれたエアバッグ45の下方側から左右両側を覆うように構成されており、蓋体部18Aが下方側へ移動することにより形成された突出用開口33Aは、コラムカバー16Aの左右の左側面16cと右側面16dとに大きな開口を形成することができる。そのため、この突出用開口33Aから突出して膨張するエアバッグ45は、厚さを確保した状態でインパネ7の後面7aに接近して配置可能となり、膝KL,KRを受け止める際、インパネ7の後面7aに迅速に支持され、クッション作用を確保して、膝KL,KRを的確に保護することができる(図13参照)。
また、蓋体部18Aは、回転することなく、下方向へ直線的に平行移動して突出用開口33Aを形成するため、鞭打ち状に運転者Dと干渉することがない。そして、蓋体部18Aが、下方に移動しても、コラムカバー16の下部16a側の周壁となる広い面積で構成されており、部分的に、運転者Dの大腿部や膝を押圧する訳ではなく、広い面で接触することから、運転者Dへのダメージを抑制できる。
したがって、第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置M2でも、第1実施形態と同様に、折り畳まれたエアバッグ45を覆っていた蓋体部18Aが、極力、運転者Dに加えるダメージを抑制して、コラムカバー16Aの左右の左側面16cと右側面16dとに大きな突出用開口33Aを形成することができ、そして、大きな突出用開口33Aから突出して展開膨張したエアバッグ45は、インパネ7の後面7aで容易に支持されて、クッション性を確保して的確に膝を保護することができる。
また、第2実施形態では、コラムカバー16Aが上下に分離する態様で突出用開口33Aが形成されることから、突出用開口33Aは、コラムカバー16の左右の左側面16cと右側面16dとで、前後方向に長い寸法で開口させることができ、展開膨張時のエアバッグ45における突出用開口33Aの周縁(アッパカバー20Aの下端面20d付近やロアカバー25Aの上端面25d付近)との干渉を防止できて、左右方向のエアバッグ45の円滑な展開を確保できる。また、蓋体部18Aが、コラムカバー16Aの下部16a側の周壁の全域となる広い面積を確保しており、突出用開口33Aの形成時に下方に移動することとなっても、コラムカバー16A自体の下面16bの広い面で接触することから、一層、運転者Dへのダメージを低減できる。
本発明に係る第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置が搭載されたコラムカバー付近の概略側面図である。 第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置が搭載されているステアリングコラムの前後方向に沿った拡大概略縦断面図である。 第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置の縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置の縦断面図であり、図2のIV−IV部位に対応する。 第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置のコラムカバーにおけるロアカバーを分解した状態の平面図である。 第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置の作動時を順に示す概略縦断面図である。 第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置の作動時を示す拡大概略縦断面図である。 第1実施形態の膝保護用エアバッグ装置の作動時におけるコラムカバー付近を車両後方側から見た際の概略正面図である。 第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置が搭載されたコラムカバー付近の概略側面図である。 第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置の縦断面図であり、図9のX−X部位に対応する。 第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置の縦断面図であり、図9のXI−XI部位に対応する。 第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置の作動時を順に示す概略縦断面図である。 第2実施形態の膝保護用エアバッグ装置の作動時を示す左右方向に沿った拡大概略縦断面図である。
符号の説明
3…ステアリングコラム、
16・16A…コラムカバー、
16a…(コラムカバーの)下部、
16c…(コラムカバーの)左側面、
16d…(コラムカバーの)右側面、
17・17A…本体部、
18・18A…蓋体部、
33・33A…突出用開口、
45…エアバッグ、
D…運転者、
K・KL・KR…膝、
M1・M2…膝保護用エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. インストルメントパネルから後方へ突出するステアリングコラムの周囲を覆うコラムカバーの下部側に、折り畳まれたエアバッグを収納させ、作動時、前記エアバッグに膨張用ガスを流入させて、展開膨張させたエアバッグを、運転者の膝を受け止め可能に、運転者の膝の前方側に配置させる構成の膝保護用エアバッグ装置であって、
    前記コラムカバーが、前記コラムカバーの少なくとも上部側の周壁を構成する本体部と、該本体部と別体として前記コラムカバーの下部側の周壁の少なくとも前後方向の一方の端部側を構成するように形成されるとともに、折り畳まれた前記エアバッグの下方側から左右両側を覆って前記本体部に分離可能に組み付けられる蓋体部と、から構成され、
    前記蓋体部が、前記エアバッグの膨張時、前記本体部との間に前記エアバッグの突出用開口を形成可能に、前記本体部から直線的に平行移動しつつ分離するように、配設されていることを特徴とする膝保護用エアバッグ装置。
  2. 前記蓋体部が、前記コラムカバーの下部側の周壁における前後方向の全域を構成するように形成されるとともに、前記本体部から下方に移動して、前記本体部の下方と前記カバーの上方との間に、前記突出用開口を形成するように、配設されていることを特徴とする請求項1に記載の膝保護用エアバッグ装置。
  3. 前記蓋体部が、前記本体部から前後方向に沿って移動し、前記蓋体部の前後方向にずれて発生したスペースに前記突出用開口を形成するように、配設されていることを特徴とする請求項1に記載の膝保護用エアバッグ装置。
  4. 前記蓋体部が、前記コラムカバーの下部の前部側に配置されて、前方側に移動し、前記蓋体部の後方側に前記突出用開口を形成するように、配設されていることを特徴とする請求項3に記載の膝保護用エアバッグ装置。

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