JP2006052249A - 反応染料組成物及び染色法 - Google Patents
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Abstract
Description
[式中、X2及びX3はそれぞれ独立に塩素原子又はフッ素原子を表す。D1はヒドロキシエチル基又はフェニル基を表す。該フェニル基における水素原子の1〜2個は炭素数1〜4の直鎖状アルキル基、スルホン酸基、−SO2CH=CH2及び−SO2CH2CH2L5からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されている。L5はアルカリの作用で脱離する基を表す。D2はヒドロキシエチル基、シアノ基又はフェニル基を表す。但し、該フェニル基における1〜2個の水素原子は炭素数1〜4の直鎖状アルキル基及びスルホン酸基からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されている。]
そして、式(II)で示される染料と式(III)や式(IV)で示される染料とを配合して使用することは、特許文献3に記載されている。
また、本発明の(ロ)は、上記(イ)の反応染料組成物を用いることを特徴とする繊維材料の染色又は捺染方法を提供するものである。
また、本発明(ロ)によれば、洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度のバランスに優れた染色物が得られる。
本発明の(イ)及び(ロ)において、式(I)におけるZ1は−CH=CH2又は−CH2CH2L1を表す。式(II)におけるZ2は−CH=CH2又は−CH2CH2L2を表し、Z3は−CH=CH2又は−CH2CH2L3を表す。式(III)におけるZ4は−CH=CH2又は−CH2CH2L4を表す。L1〜L4及び式(IV)におけるL5はアルカリの作用で脱離する基を表す。該アルカリの作用で脱離する基としては、例えば硫酸エステル基、チオ硫酸エステル基、燐酸エステル基、酢酸エステル基、ハロゲン原子やピリジニオ基等を挙げることができる。該ピリジニオ基の水素原子の1〜2個は、カルボキシル基及びカルバモイル基からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよい。
D2はヒドロキシエチル基、シアノ基又はフェニル基を表す。但し、該フェニル基における1〜2個の水素原子は炭素数1〜4の直鎖状アルキル基及びスルホン酸基からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されている。
特に好ましい反応染料(IV)は、D1及びD2がヒドロキシエチル基若しくはスルホフェニル基である反応染料;又はD1がフェニル基であって、該フェニル基における1個の水素原子が−SO2CH=CH2若しくは−SO2CH2CH2L5で置換された基であり、且つD2がシアノ基である反応染料である。また、上記のL5はアルカリの作用で脱離する基である。
好ましい本発明の反応染料組成物は、反応染料(III)及び反応染料(IV)より選ばれる少なくとも1種の染料が、反応染料(I)と反応染料(II)と反応染料(III)及び反応染料(IV)より選ばれる少なくとも1種の染料との総重量に対して、99:1〜10:90の範囲である。
本発明の反応染料組成物は、反応染料(I)〜(III)を含む組成物であるか、反応染料(I)、反応染料(II)及び反応染料(IV)を含む組成物であるか、又は反応染料(I)〜(IV)を含む組成物である。本発明の反応染料組成物の調製方法は特に限定されるものではなく、染色前に各反応染料を予め混合して得てもよく、染色時に染浴中で混合して得てもよい。
本発明の反応染料組成物は、その形態において特に限定されるものではなく、粉末状であってもよく、顆粒状であってもよく、水性の液体状であってもよい。
天然セルロース繊維として、木綿、リネン、麻、ジュートやラミー繊維等を挙げることができる。天然セルロース繊維としては、木綿が好ましい。
再生セルロース繊維としては、レーヨン、ポリノジック、キュプラ繊維、テンセル(商品名)、タフセル(商品名)、モダール(商品名)やセルティマ(商品名)等を挙げることができる。
天然又は合成ポリアミド繊維としては、羊毛、絹、ポリアミド−6,6、ポリアミド−6、ポリアミド−11やポリアミド−4等を挙げることができる。
また、これらを含有する混紡材料としては、上記繊維材料の混紡材料、前記繊維材料とポリエステル、ナイロンやアクリル等の合成繊維との混紡材料等が挙げられる。
本発明の反応染料組成物は、上述の材料上、特に上述の繊維材料上に物理的化学的性状に応じた方法で染色又は捺染することができる。
具体的には、上述の繊維上に吸尽染色法、コールドバッチアップ法、連続染色法や捺染法等の方法により染色又は捺染する方法を挙げることができる。
セルロース繊維上にコールドバッチアップ法で染色する場合は、硫酸ナトリウムや食塩等の中性塩、及び、水酸化ナトリウムやケイ酸ソーダ等のアルカリを用いてパジング後、密閉包装材料中に一定温度で放置して処理する方法等が例示される。
セルロース繊維上に連続染色法で染色する場合においては、炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウム等のアルカリの存在下に室温又は高められた温度でパジング後、スチーミング又は乾熱により処理する一相パジング法や、本発明の反応染料組成物が溶解しているパジング液に繊維材料を浸漬後、硫酸ナトリウムや食塩等の中性塩及び水酸化ナトリウムやケイ酸ソーダ等のアルカリをパジングし、スチーミング又は乾熱することにより処理する二相パジング法等が例示される。
セルロース繊維上に捺染する場合は、一相で炭酸水素ナトリウム等のアルカリを含有する捺染ペーストで印捺後、80℃以上の高温でスチーミングする方法や、二相で中性又は弱酸性の捺染ペーストを印捺し、これを電解質含有のアルカリ性浴に通過させた後、又はアルカリ性の電解質含有パジング液でオーバパジングし、その後スチーミング又は乾熱処理することにより処理する方法等が例示される。上記の捺染ペーストには、例えばアルギン酸ソーダ、澱粉エーテル等の糊剤及び/又は乳化剤を含んでいてもよく、また必要に応じて尿素等の捺染糊剤及び/又は分散剤を含んでいてもよい。
アルカリとしては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、第三燐酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、水酸化カリウム、蟻酸ナトリウム、炭酸カリウム、第一燐酸ナトリウム、第二燐酸ナトリウムやトリクロロ酢酸ナトリウム等を用いることができる。
アルカリとしては、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムのようなアルカリ金属の水酸化物、及び、弱〜中程度の強さの無機酸又は有機酸のアルカリ金属塩が好ましい。
混合して使用する染料としては、反応染料であれば特に制約はないが、例えば、反応基としてスルファトエチルスルホン基、ビニルスルホン基、モノクロロトリアジン基、モノフルオロトリアジン基、モノニコチン酸トリアジン基、ジクロロトリアジン基、ジフルオロモノクロロピリミジン基やトリクロロピリミジン基の少なくとも1種を少なくとも1つ以上有する染料;Sumifix、Sumifix HF、Sumifix Supra、Remazol、Levafix、ReoNova、Procion、Cibacron、Basilen、Drimarene、Kayacion、Kayacelon React等の冠称名で市販されている染料;特開昭50−178号公報、特開昭56−9483号公報、特開昭56−15481号公報、特開昭56−118976号公報、特開昭56−128380号公報、特開昭57−2365号公報、特開昭57−89679号公報、特開昭57−143360号公報、特開昭59−15451号公報、特開昭58−191755号公報、特開昭59−96174号公報、特開昭59−161463号公報、特開昭60−6754号公報、特開昭60−123559号公報、特開昭60−229957号公報、特開昭60−260654号公報、特開昭61−155469号公報、特開昭61−225256号公報、特開昭63−77974号公報、特開昭63−225664号公報、特開平1−185370号公報、特開平3−770号公報、特開平5−32907号公報、特開平5−117538号公報、特開平5−247366号公報、特開平6−287463号公報、特開平11−335576号公報や特表2003−518143号公報等に記載されている染料等が例示される。
遊離酸の形で表すと、下式(1)
該青色反応染料組成物0.25g及び無水芒硝5.0gを、綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入後、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一で濃い青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
実施例1と同様に上式(1)で示される染料100部、上式(2)で示される染料810部及び上式(3)で示される染料90部を混合して、青色の反応染料組成物を得た。
該青色反応染料組成物0.30g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理後、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一で濃い青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
実施例1と同様に上式(1)で示される染料60部、上式(2)で示される染料90部、上式(3)で示される染料850部を混合して、青色の反応染料組成物を得た。
該青色反応染料組成物0.40g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一で濃い青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
遊離酸の形で表すと、下式(4)
該青色の反応染料組成物0.40g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一で濃い青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
実施例4と同様に、上式(1)で示される染料100部、上式(2)で示される染料700部及び上式(4)で示される染料200部を混合して青色の反応染料組成物を得た。
該青色の反応染料組成物0.30g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一で濃い青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
遊離酸の形で表すと上式(1)で示される染料200部、遊離酸の形で表すと下式(5)
該青色の反応染料組成物0.40g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一で濃い青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
遊離酸の形で表すと上式(1)で示される染料300部、遊離酸の形で表すと下式(6)
該青色の反応染料組成物0.10g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一な青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
遊離酸の形で表すと下式(7)
該青色の反応染料組成物0.25g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入後、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一で濃い青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
遊離酸の形で表すと上式(1)で示される染料350部、遊離酸の形で表すと上式(2)で示される染料500部、遊離酸の形で表すと上式(3)で示される染料50部及び遊離酸の形で表すと上式(4)で示される染料100部を混合して、青色の反応染料組成物を得た。
該青色反応染料組成物0.10g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない均一な青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
遊離酸の形で表すと上式(1)で示される染料150部、遊離酸の形で表すと上式(2)で示される染料150部、遊離酸の形で表すと上式(3)で示される染料400部及び遊離酸の形で表すと上式(5)で示される染料300部を混合して、青色の反応染料組成物を得た。
該青色の反応染料組成物0.20g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない濃い均一な青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好である。
遊離酸の形で表すと式(1)で示される染料700部、遊離酸の形で表すと式(2)で示される染料200部及び遊離酸の形で表すと式(4)で示される染料100部を混合して、青色の反応染料組成物を得た。
該青色の反応染料組成物0.30g及び無水芒硝5.0gを綿繊維からなる編み物5gをセットした染色装置(浴比1:20、浴温は60℃)中に投入し、投入後60℃で約20分間編み物を処理した。次いで、炭酸ソーダ2.0gを浴中に投入し、60℃で60分間編み物を染色後、洗浄した。洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好であり、斑のない濃い均一な青色の染色物を得た。また、上記染色の再現性も良好であった。
実施例2で得た青色の反応染料組成物200部を熱水で溶解後、25℃で冷却し、アルギン酸ソーダ1部、メタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ10部及び炭酸水素ナトリウム20部を添加し、更に水を加えて全量を25℃で1000部とした。次いで、この液をパジング液として用いて木綿織物をパジングし、織物を120℃で2分間乾燥後、100℃で5分間スチーミングして染料を固着させた。均一な濃い青色であり、洗濯堅牢度、汗日光堅牢度及び塩素堅牢度が良好な染色物を得た。また、上記染色を繰り返しても染色の再現性は良好であった。
実施例2と同様にして得た反応染料組成物を用いて以下の組成を持つ色糊を作製した。
反応染料組成物 5部
尿素 5部
アルギン酸ソーダ(5%)元糊 50部
熱湯 25部
重曹 2部
バランス(水) 13部
合計 100部
実施例2と同様にして得た反応染料組成物30gをそれぞれ熱水に溶解した後、25℃に冷却した。この染料溶液に32.5%苛性ソーダ水溶液15g及び50度ボーメの水ガラス150gを添加後、さらに25℃で水を加えて全量を1000gとした。直ちに、この液をパジング液として木綿織物をパジングする。パジングした木綿織物を巻き上げ、ポリエチレンフィルムで密閉して25℃で20時間放置した後、常法で洗浄し、乾燥して仕上げた。諸堅牢度が良好であり、均一で濃い青色の染色物を得た。
また、本発明(ロ)の方法によれば、各種堅牢度の良好な青色の染色物が得られる。
Claims (9)
- 遊離酸の形で表すと下式(III)で示される反応染料及び遊離酸の形で表すと下式(IV)で示される反応染料より選ばれる少なくとも1種と、遊離酸の形で表すと下式(I)で示される反応染料と、遊離酸の形で表すと下式(II)で示される反応染料とを含み、式(I)で示される反応染料と式(II)で示される反応染料の重量比率が1:99〜99:1の範囲であることを特徴とする反応染料組成物。
(I)
[式中、Z1は−CH=CH2又は−CH2CH2L1を表す。L1はアルカリの作用で脱離する基を表す。]
(II)
[式中、Z2は−CH=CH2又は−CH2CH2L2を表す。Z3は−CH=CH2又は−CH2CH2L3を表し、L2及びL3はそれぞれ独立にアルカリの作用で脱離する基を表す。]
(III)
[式中、X1は塩素原子又はフッ素原子を表す。Z4は−CH=CH2又は−CH2CH2L4を表し、L4はアルカリの作用で脱離する基を表す。]
(IV)
[式中、X2及びX3はそれぞれ独立に塩素原子又はフッ素原子を表す。D1はヒドロキシエチル基又はフェニル基を表す。該フェニル基における水素原子の1〜2個は炭素数1〜4の直鎖状アルキル基、スルホン酸基、−SO2CH=CH2及び−SO2CH2CH2L5からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されている。L5はアルカリの作用で脱離する基を表す。D2はヒドロキシエチル基、シアノ基又はフェニル基を表す。但し、該フェニル基における1〜2個の水素原子は炭素数1〜4の直鎖アルキル基及びスルホン酸基からなる群より選ばれる1〜2個の置換基で置換されている。] - 遊離酸の形で表すと式(I)で示される反応染料及び遊離酸の形で表すと式(II)で示される反応染料の合計量と、遊離酸の形で表すと式(III)で示される反応染料及び遊離酸の形で表すと式(IV)で示される反応染料の合計量の重量比率が、99:1〜10:90の範囲である請求項1に記載の反応染料組成物。
- 遊離酸の形で表すと式(I)で示される反応染料と、遊離酸の形で表すと式(II)で示される反応染料と、遊離酸の形で表すと式(III)で示される反応染料からなる請求項1又は2に記載の反応染料組成物。
- 遊離酸の形で表すと式(I)で示される反応染料と、遊離酸の形で表すと式(II)で示される反応染料と、遊離酸の形で表すと式(IV)で示される反応染料からなる請求項1又は2に記載の反応染料組成物。
- 式(IV)で示される反応染料におけるD1及びD2が、ヒドロキシエチル基である請求項1、2又は4に記載の反応染料組成物。
- 式(IV)で示される反応染料におけるD1及びD2が、スルホフェニル基である請求項1、2又は4に記載の反応染料組成物。
- 式(IV)で示される反応染料におけるD1がフェニル基であり、該フェニル基の水素原子の1個は−SO2CH=CH2又は−SO2CH2CH2L5で置換されており、且つ、D2がシアノ基である請求項1、2又は4に記載の反応染料組成物。
- 式(IV)で示される反応染料におけるX2及びX3が、塩素原子である請求項1、2、4、5、6又は7に記載の反応染料組成物。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の反応染料組成物を用いることを特徴とする繊維材料の染色又は捺染方法。
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