JP2006049828A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造工程が簡易で、隣接素子間容量の低減及び応力緩和された溝型素子分離領域を備えた半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体基板1上に埋め込み絶縁層2及び半導体層3が形成され、半導体層3上に開口部を有するフィールド絶縁膜6が形成されている。そして、分離溝4がフィールド絶縁膜6の開口部の内側に位置する半導体層3を貫通し、埋め込み絶縁層2まで到達するように形成されている。そして、絶縁膜7がフィールド絶縁膜6上を覆いかつ分離溝4の上方を周辺から内側に向かって庇形状で覆うように形成されている。そして、側壁絶縁膜5が絶縁膜7の開口部を塞ぎ、かつ分離溝4内に空洞8を内包するように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、溝型素子分離領域を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、半導体装置は高集積化・高速化の更なる進展とともに、高耐圧化も求められるようになってきており、素子分離領域の縮小化・低容量化・高耐圧化のために素子分離に溝(以下、「分離溝」と称す)を設ける技術が提案されている。
しかしながら、例えばCVD法で形成した酸化膜(以下、「CVD酸化膜」と称す)で分離溝を充填した場合、その誘電率が比較的高いため、隣接素子間容量が大きくなり、それと同時に分離溝形成時の応力により結晶欠陥が発生するという短所を有している。
そこで、分離溝中に空洞を設けることにより隣接素子間容量を低減化し、応力を緩和する技術が提案されている。
以下、図7,図8を参照しながら、従来の分離溝内に空洞が設けられた溝型素子分離領域を有する半導体装置及びその製造方法について説明する。
図7は従来の溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図、図8は従来の半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。
まず、図8(a)において、半導体基板101上にCVD酸化膜102を形成し、フォトリソグラィを用いてレジストパターン(図示せず)を形成し、レジストパターンをマスクとしてCVD酸化膜102をエッチングし、CVD酸化膜102をマスクとして半導体基板101を異方性エッチングし、分離溝103を形成する。
次に、図8(b)において、分離溝103を形成した後にCVD酸化膜102を全て除去してから、熱酸化により酸化膜104を形成し、熱酸化膜104上にCVD法で形成した窒化膜(以下、「CVD窒化膜」と称す)105を全面に堆積し、CVD窒化膜105上に多結晶シリコン膜106を形成してから、多結晶シリコン膜106をエッチバックすることにより分離溝103の側壁面にのみ多結晶シリコン膜106を残存させる。
次に、図8(c)において、さらに全面にCVD窒化膜107を堆積した後、CVD窒化膜107をエッチバックすることにより分離溝103内の側壁面にのみCVD窒化膜107を残存させる。それと同時に、分離溝103内の側壁面に形成されている多結晶シリコン膜106のうち、分離溝103の上部に位置する多結晶シリコン膜106を露出させる。
次に、図8(d)において、多結晶シリコン膜106のうち、分離溝103内に表面が露出している領域を熱酸化することにより酸化膜108を形成する。このとき、酸化膜108は元の多結晶シリコン膜106の約2倍の膜厚に膨張するため、分離溝103上部の開口幅は狭められる。
然る後、図7のように、CVD酸化膜109を堆積することにより分離溝103の開口は完全に塞がれ、分離溝103内には空洞110が形成される(例えば、特許文献1参照)。
特許第3104791号公報
しかしながら、上記のような従来の技術によると、分離溝内の側壁面に形成された多結晶シリコン膜の一部のみを熱酸化によって膨張させるため、分離溝の側壁面上にシリコン酸化膜を形成する他に、シリコン酸化膜上に多結晶シリコン膜、シリコン窒化膜を順次堆積する必要がある。さらに、シリコン窒化膜をエッチバックし、このとき露出した多結晶シリコン膜を膨張させるため熱酸化を行い、その後CVD酸化膜により多結晶シリコンの酸化膨張した部分の間隙を埋めている。
以上のように、従来の製造方法では、分離溝の側壁面上にシリコン酸化膜を形成する他に、複数回の膜成長、エッチバック、酸化、再び膜成長といった複数の工程が必要となる。
また、従来技術では、熱酸化によって多結晶シリコン膜を酸化して膨張させる必要がある。このため、従来の素子分離形成工程を素子形成後の配線工程直前に設けた場合、熱酸化時の熱処理により素子の不純物拡散層の不純物分布が拡がるため、微細構造を持つ素子が形成できなくなるといった大きな問題がある。
さらに、素子形成工程途中に従来の素子分離形成工程を実施した場合、分離溝内の上部に位置する多結晶シリコン膜を酸化して膨張させた酸化膜および酸化膜間の隙間を塞ぐためのCVD酸化膜が形成されているため、例えばゲート酸化膜形成前の注入保護酸化膜を除去する際に、分離溝の上部形成されていた酸化膜及びCVD酸化膜が同時にエッチングされ、素子分離領域周辺の半導体層の上面よりも陥没してしまうといった問題も発生する。
本発明の目的は、製造工程が簡易で、隣接素子間容量の低減及び応力緩和された溝型素子分離領域を備えた半導体装置を提供することにある。
本発明の半導体装置は、半導体層に形成された分離溝と、分離溝の上方に開口部を有し、分離溝の上方を周辺から内側に向かって庇形状で覆うように半導体層上に形成された第1の絶縁膜と、分離溝内に空洞を内包し、かつ第1の絶縁膜及び分離溝の内壁面を覆うように形成された第2の絶縁膜とを備え、第1の絶縁膜の開口部は、第2の絶縁膜によって塞がれていることを特徴とする。
上記半導体装置において、第2の絶縁膜は、TEOS膜であることを特徴とする。
上記半導体装置において、半導体層と第1の絶縁膜との間に設けられ、分離溝から離間している第3の絶縁膜をさらに備えていることを特徴とする。
上記半導体装置において、半導体層と第1の絶縁膜との間に設けられ、第1の絶縁膜と同一の開口部を有する第3の絶縁膜をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体層上に、第1の開口部を有する第1の絶縁膜を形成する工程(a)と、第1の絶縁膜をマスクとして異方性エッチングにより半導体層に分離溝を形成する工程(b)と、分離溝内に露出する半導体層を等方性エッチングして、第1の絶縁膜の端部から分離溝の側壁となる半導体層の端部を後退させる工程(c)と、工程(c)の後に、第1の絶縁膜上及び分離溝の内壁面に第2の絶縁膜を形成する工程(d)とを備え、工程(d)では、第1の絶縁膜の第1の開口部が第2の絶縁膜で塞がれ、分離溝内に第2の絶縁膜で内包された空洞が形成されることを特徴とする。
上記半導体装置の製造方法において、工程(a)は、半導体層上に第2の開口部を有する第3の絶縁膜を形成する工程と、第3の絶縁膜が形成された半導体層上に第1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜をエッチングして、第2の開口部内の半導体層上に第1の開口部を形成する工程とを有することを特徴とする。
上記半導体装置の製造方法において、工程(a)は、半導体層上に第3の絶縁膜を形成する工程と、第3の絶縁膜上に第1の絶縁膜を形成する工程と、第1の絶縁膜及び第3の絶縁膜をエッチングして第1の開口部を形成する工程とを有することを特徴とする。
上記半導体装置の製造方法において、第2の絶縁膜は、TEOS膜であることを特徴とする。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法によれば、第1の絶縁膜の開口部の幅が分離溝の幅よりも狭くなっており、分離溝の上方に第1の絶縁膜が庇形状に形成された構成となる。これにより、第2の絶縁膜によって、分離溝の上方に形成されている第1の絶縁膜の開口部を塞ぎ、且つ、分離溝内に第2の絶縁膜で内包された空洞を容易に形成することができる。さらに、熱酸化といった高温の熱処理を必要としないため、素子における不純物拡散層の不純物分布の拡がりを生じさせることなく素子形成後に溝型素子分離領域を形成することができる。さらに、分離溝内に空洞を有するため、素子形成時に応力の影響を受けることなく容易な方法で半導体装置を製造することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図1,図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図、図2は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。
図1において、1は半導体基板、2は埋め込み絶縁層、3はシリコンからなる半導体層、4は分離溝、5は側壁絶縁膜、6は酸化膜からなるフィールド絶縁膜、7はCVD酸化膜からなる絶縁膜、8は空洞、9は表面保護膜である。
図1に示す半導体装置は、半導体基板1上に形成された埋め込み絶縁層2と、埋め込み絶縁層2上に形成された半導体層3と、半導体層3上に形成された開口部を有するフィールド絶縁膜6と、フィールド絶縁膜6の開口部の内側に位置する半導体層3を貫通し、埋め込み絶縁層2まで到達するように形成された分離溝4と、フィールド絶縁膜6上を覆いかつ分離溝4の上方を周辺から内側に向かって庇形状で覆うように、分離溝4上に開口部が形成された絶縁膜7と、分離溝4内に空洞8を内包し、かつ絶縁膜7および分離溝4を覆うように形成された側壁絶縁膜5と、側壁絶縁膜5上面に形成された表面保護膜9とを有している。そして、絶縁膜7の開口部は、側壁絶縁膜5によって塞がれている。ここで、半導体基板1上に形成された埋め込み絶縁層2と半導体層3とによって、いわゆるSOI(Silicon On Insulator)基板を構成している。
以下、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図2(a)〜図2(d)を用いて説明する。
まず、図2(a)に示すように、SOI基板の半導体層3上に、素子分離形成領域を含む領域上に開口部を有するフィールド絶縁膜6を形成する。このフィールド絶縁膜6は、例えば、熱酸化法を用いて選択的に形成する、いわゆるLOCOS酸化膜等によって形成する。その後、フィールド絶縁膜6及びその開口部に露出する半導体層3上を覆うように、CVD酸化膜からなる絶縁膜7を形成する。この絶縁膜7としては、素子表面における電気的絶縁の信頼性および後工程で形成する表面保護膜のリフロー時における熱処理を考慮し、不純物がドープされておらずかつ流動性の少ないTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)などのCVD酸化膜を用いることが望ましい。
次に、図2(b)に示すように、絶縁膜7上に、フォトリソグラィを用いてレジストパターン(図示せず)を形成した後、レジストパターンをエッチングマスクにして絶縁膜7を選択的にエッチングして、分離溝形成領域の内側領域に開口部を有する絶縁膜7を形成する。このとき、絶縁膜7の開口部の幅は、後工程で形成する分離溝の幅よりも狭く形成する。その後、レジストパターンを除去する。
次に、図2(c)に示すように、開口部を有する絶縁膜7をエッチングマスクにして、半導体層3の異方性エッチングを行い、半導体層3に埋め込み絶縁層2に到達する分離溝4を形成する。それと同時またはその後、等方性エッチングを用いて分離溝4内に露出する半導体層3のエッチングを行って分離溝4の幅を広げる。これにより、絶縁膜7の端部から分離溝4の側壁となる半導体層3の端部が後退するため、分離溝4の上方周辺に絶縁膜7の庇が形成される。ここで、分離溝4の幅は、絶縁膜7の開口幅よりも広く、フィールド絶縁膜6の開口部の幅よりも狭く形成する。
次に、図2(d)に示すように、庇形状を持つ絶縁膜7上および分離溝4の内壁面に側壁絶縁膜5を堆積する。このとき、側壁絶縁膜5の膜厚は、絶縁膜7における開口部が側壁絶縁膜5によって塞がれるように、絶縁膜7の開口幅Aの1/2以上にする。また、絶縁膜7の開口幅A及び分離溝4の幅Bは、側壁絶縁膜5により絶縁膜7の開口部が塞がれたとき、分離溝4の側壁上に形成される側壁絶縁膜5の膜厚が素子分離領域として所望の絶縁耐圧が得られる以上の厚さとなり、かつ分離溝4内に側壁絶縁膜5によって内包された空洞8が形成されるように設定する。また、側壁絶縁膜5は、素子表面における電気的絶縁の信頼性および後工程で形成する表面保護膜のリフロー時における熱処理を考慮し、絶縁膜7と同様に、不純物がドープされておらずかつ流動性の少ないTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)などのCVD酸化膜を用いることが望ましい。
その後、図1に示すように、側壁絶縁膜5上にBPSG(Boro−Phospho Silicate Glass)膜のような熱流動性の高い材料を用いた表面保護膜9を形成する。
以上のように、本実施形態によれば、絶縁膜7の端部に対して分離溝4の側壁となる半導体層3の端部を後退させて、分離溝4の上方周辺に絶縁膜7の庇を形成する。その後、絶縁膜7上および分離溝4内部に熱流動性の少ない側壁絶縁膜5を形成することにより、分離溝4上に位置する絶縁膜7の開口部を塞ぎ、分離溝4内に側壁絶縁膜5で内包された空洞8を容易に形成することができる。
従って、本発明の溝型素子分離領域は、熱酸化といった高温の熱処理を必要としないため、素子形成後に形成することが可能である。しかも、素子における不純物拡散層の不純物分布の拡がりを生じさせることなく形成することができる。さらに、本発明の溝型素子分離領域は、分離溝内に空洞を有するため、素子形成時に応力の影響を受けることなく容易な方法で半導体装置を製造することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図3,図4を参照しながら説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図、図4は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。
図3において、21は半導体基板、22は埋め込み絶縁層、23はシリコンからなる半導体層、24は分離溝、25は側壁絶縁膜、26は酸化膜からなるフィールド絶縁膜、27はCVD酸化膜からなる絶縁膜、28は空洞、29は表面保護膜である。
図3に示す半導体装置は、半導体基板21上に形成された埋め込み絶縁層22と、埋め込み絶縁層22上に形成された半導体層23と、半導体層23を貫通し、埋め込み絶縁層22まで到達するように形成された分離溝24と、半導体層23上に形成され、分離溝24の上方を周辺から内側に向かって庇形状で覆うように分離溝24上に形成された開口部を有するフィールド絶縁膜26と、フィールド絶縁膜26上に形成され、分離溝24の上方を周辺から内側に向かってフィールド絶縁膜26と一体の庇形状で覆うように形成された開口部を有する絶縁膜27と、分離溝24内に空洞28を内包し、かつ絶縁膜27および分離溝24を覆うように形成された側壁絶縁膜25と、側壁絶縁膜25上面に形成された表面保護膜29とを有している。そして、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の開口部は、側壁絶縁膜25によって塞がれている。ここで、半導体基板21上に形成された埋め込み絶縁層22と半導体層23とによって、いわゆるSOI基板を構成している。
本実施形態によれば、フィールド酸化膜26及び絶縁膜27には、同一位置に同一幅の開口部が分離溝24の幅よりも狭く形成されている。これにより、第1の実施形態において設けていたフィールド絶縁膜6の開口部と分離溝4とのマスク合わせマージンが本実施形態では削除することができる。
以下、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図4(a)〜図4(d)を用いて説明する。
まず、図4(a)に示すように、SOI基板の半導体層23上に、熱酸化等によりフィールド絶縁膜26を形成した後、フィールド絶縁膜26上にCVD酸化膜からなる絶縁膜27を形成する。この絶縁膜27としては、素子表面における電気的絶縁の信頼性および後工程で形成する表面保護膜のリフロー時における熱処理を考慮し、不純物がドープされておらずかつ流動性の少ないTEOSなどのCVD酸化膜を用いることが望ましい。
次に、図4(b)に示すように、絶縁膜27上にフォトリソグラィを用いてレジストパターン(図示せず)を形成した後、レジストパターンをエッチングマスクにして絶縁膜27及びフィールド絶縁膜26を選択的にエッチングして、分離溝形成領域の内側領域に開口部を有するフィールド絶縁膜26及び絶縁膜27を形成する。このとき、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の開口部の幅は、後工程で形成する分離溝の幅よりも狭く形成する。その後、レジストパターンを除去する。
次に、図4(c)に示すように、開口部を有するフィールド絶縁膜26及び絶縁膜27をエッチングマスクにして、半導体層23の異方性エッチングを行い、半導体層23に埋め込み絶縁層22に到達する分離溝24を形成する。それと同時またはその後、等方性エッチングを用いて分離溝24内に露出する半導体層23のエッチングを行って分離溝24の幅を広げる。これにより、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の端部から分離溝24の側壁となる半導体層23の端部が後退するため、分離溝24の上方周辺にフィールド絶縁膜26及び絶縁膜27からなる庇が形成される。ここで、分離溝24の幅は、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の開口幅よりも広く形成する。
次に、図4(d)に示すように、庇形状を持つフィールド絶縁膜26及び絶縁膜27上、および分離溝24の内壁面に側壁絶縁膜25を堆積する。このとき、側壁絶縁膜25の膜厚は、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27における開口部が側壁絶縁膜25によって塞がれるように、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の開口幅Aの1/2以上にする。また、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の開口幅Aと分離溝24の幅Bは、側壁絶縁膜25によりフィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の開口部が塞がれたとき、分離溝24の側壁上に形成される側壁絶縁膜25の膜厚が素子分離領域として所望の絶縁耐圧が得られる以上の厚さとなり、かつ分離溝24内に側壁絶縁膜25によって内包された空洞28が形成されるように設定する。また、側壁絶縁膜25は、素子表面における電気的絶縁の信頼性および後工程で形成する表面保護膜のリフロー時における熱処理を考慮し、絶縁膜27と同様に、不純物がドープされておらずかつ流動性の少ないTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)などのCVD酸化膜を用いることが望ましい。
その後、図3に示すように、側壁絶縁膜25上にBPSG膜のような熱流動性の高い材料を用いた表面保護膜29を形成する。
以上のように、本実施形態によれば、フィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の端部に対して分離溝24の側壁となる半導体層23の端部を後退させて、分離溝24の上方周辺にフィールド絶縁膜26及び絶縁膜27からなる庇を形成する。その後、絶縁膜27上および分離溝24内部に熱流動性の少ない側壁絶縁膜25を形成することにより、分離溝24上に位置するフィールド絶縁膜26及び絶縁膜27の開口部を塞ぎ、分離溝24内に側壁絶縁膜25で内包された空洞28を容易に形成することができる。
従って、本発明の溝型素子分離領域は、熱酸化といった高温の熱処理を必要としないため、素子形成後に形成することが可能である。しかも、素子における不純物拡散層の不純物分布の拡がりを生じさせることなく形成することができる。さらに、本発明の溝型素子分離領域は、分離溝内に空洞を有するため、素子形成時に応力の影響を受けることなく容易な方法で半導体装置を製造することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図5,図6を参照しながら説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図、図6は本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。
図5において、41は半導体基板、42は埋め込み絶縁層、43はシリコンからなる半導体層、44は分離溝、45は側壁絶縁膜、46は酸化膜からななるフィールド絶縁膜、48は空洞、49は表面保護膜である。
図5に示す半導体装置は、半導体基板41上に形成された埋め込み絶縁層42と、埋め込み絶縁層42上に形成された半導体層43と、半導体層43を貫通し、埋め込み絶縁層42まで到達するように形成された分離溝44と、半導体層43上に形成され、分離溝44の上方を周辺から内側に向かって庇形状で覆うように分離溝44上に形成された開口部を有するフィールド絶縁膜46と、分離溝44内に空洞48を内包し、かつフィールド絶縁膜46および分離溝44を覆うように形成された側壁絶縁膜45と、側壁絶縁膜45上面に形成された表面保護膜49とを有している。そして、フィールド絶縁膜46の開口部は、側壁絶縁膜45によって塞がれている。ここで、半導体基板41上に形成された埋め込み絶縁層42と半導体層43とによって、いわゆるSOI基板を構成している。
以下、第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図6(a)〜図6(c)を用いて説明する。
まず、図6(a)に示すように、SOI基板の半導体層43上に、素子分離形成領域の内側に開口部を有するフィールド絶縁膜46を形成する。このフィールド絶縁膜46は、例えば、熱酸化法を用いて選択的に形成する、いわゆるLOCOS酸化膜等によって形成する。
次に、図6(b)に示すように、開口部を有するフィールド絶縁膜46をエッチングマスクにして、半導体層43の異方性エッチングを行い、半導体層43に埋め込み絶縁層42に到達する分離溝44を形成する。それと同時またはその後、等方性エッチングを用いて分離溝44内に露出する半導体層43のエッチングを行って分離溝44の幅を広げる。これにより、フィールド絶縁膜46の端部から分離溝44の側壁となる半導体層43の端部が後退するため、分離溝44の上方周辺にフィールド絶縁膜46からなる庇が形成される。ここで、分離溝44の幅は、フィールド絶縁膜46の開口幅よりも広く形成する。
次に、図6(c)に示すように、庇形状を持つフィールド絶縁膜46上、および分離溝44の内壁面に側壁絶縁膜45を堆積する。このとき、側壁絶縁膜45の膜厚は、フィールド絶縁膜46における開口部が側壁絶縁膜45によって塞がれるように、フィールド絶縁膜46の開口幅Aの1/2以上にする。また、フィールド絶縁膜46の開口幅Aと分離溝44の幅Bは、側壁絶縁膜45によりフィールド絶縁膜46の開口部が塞がれたとき、分離溝44の側壁上に形成される側壁絶縁膜45の膜厚が素子分離領域として所望の絶縁耐圧が得られる以上の厚さとなり、かつ分離溝44内に側壁絶縁膜45によって内包された空洞48が形成されるように設定する。また、側壁絶縁膜45は、素子表面における電気的絶縁の信頼性および後工程で形成する表面保護膜のリフロー時における熱処理を考慮し、第1及び第2の実施形態と同様に、不純物がドープされておらずかつ流動性の少ないTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)などのCVD酸化膜を用いることが望ましい。
その後、図5に示すように、側壁絶縁膜45上にBPSG膜のような熱流動性の高い材料を用いた表面保護膜49を形成する。
以上のように、本実施形態によれば、フィールド絶縁膜46の端部に対して分離溝44の側壁となる半導体層43の端部を後退させて、分離溝44の上方周辺にフィールド絶縁膜46からなる庇を形成する。その後、フィールド絶縁膜46上および分離溝44内部に熱流動性の少ない側壁絶縁膜45を形成することにより、分離溝44上に位置するフィールド絶縁膜46の開口部を塞ぎ、分離溝44内に側壁絶縁膜45で内包された空洞48を容易に形成することができる。さらに、本実施形態では、フィールド絶縁膜46をエッチングマスクとして分離溝44を形成するため、第1の実施形態に対して、絶縁膜7の形成及び絶縁膜7に開口部を形成するためのフォトリソグラフィとエッチング工程を削減することができると同時に、分離溝の位置をフィールド絶縁膜によるセルフアラインにより決定できる。
従って、本発明の溝型素子分離領域は、熱酸化といった高温の熱処理を必要としないため、素子形成後に形成することが可能である。しかも、素子における不純物拡散層の不純物分布の拡がりを生じさせることなく形成することができる。さらに、本発明の溝型素子分離領域は、分離溝内に空洞を有するため、素子形成時に応力の影響を受けることなく容易な方法で半導体装置を製造することができる。
以上の説明ではSOI基板を用いたが、SOI基板の代わりに単なる半導体基板としてよいことは言うまでもない。
本発明は、空洞を有する溝型素子分離領域を備えた半導体装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す工程断面図 本発明の第2の実施形態に係る溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す工程断面図 本発明の第3の実施形態に係る溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す工程断面図 従来の溝型素子分離領域を有する半導体装置を示す断面図 従来の半導体装置の製造工程を示す工程断面図
符号の説明
1 半導体基板
2 埋め込み絶縁層
3 半導体層
4 分離溝
5 側壁絶縁膜
6 フィールド絶縁膜
7 絶縁膜
8 空洞
9 表面保護膜
21 半導体基板
22 埋め込み絶縁層
23 半導体層
24 分離溝
25 側壁絶縁膜
26 フィールド絶縁膜
27 絶縁膜
28 空洞
29 表面保護膜
41 半導体基板
42 埋め込み絶縁層
43 半導体層
44 分離溝
45 側壁絶縁膜
46 フィールド絶縁膜
48 空洞
49 表面保護膜

Claims (8)

  1. 半導体層に形成された分離溝と、
    前記分離溝の上方に開口部を有し、前記分離溝の上方を周辺から内側に向かって庇形状で覆うように前記半導体層上に形成された第1の絶縁膜と、
    前記分離溝内に空洞を内包し、かつ前記第1の絶縁膜及び前記分離溝の内壁面を覆うように形成された第2の絶縁膜とを備え、
    前記第1の絶縁膜の開口部は、前記第2の絶縁膜によって塞がれていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第2の絶縁膜は、TEOS膜であることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1又は2記載の半導体装置において、
    前記半導体層と前記第1の絶縁膜との間に設けられ、前記分離溝から離間している第3の絶縁膜をさらに備えていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1又は2記載の半導体装置において、
    前記半導体層と前記第1の絶縁膜との間に設けられ、前記第1の絶縁膜と同一の開口部を有する第3の絶縁膜をさらに備えていることを特徴とする半導体装置。
  5. 半導体層上に、第1の開口部を有する第1の絶縁膜を形成する工程(a)と、
    前記第1の絶縁膜をマスクとして異方性エッチングにより前記半導体層に分離溝を形成する工程(b)と、
    前記分離溝内に露出する前記半導体層を等方性エッチングして、前記第1の絶縁膜の端部から前記分離溝の側壁となる前記半導体層の端部を後退させる工程(c)と、
    前記工程(c)の後に、前記第1の絶縁膜上及び前記分離溝の内壁面に第2の絶縁膜を形成する工程(d)とを備え、
    前記工程(d)では、前記第1の絶縁膜の第1の開口部が前記第2の絶縁膜で塞がれ、前記分離溝内に前記第2の絶縁膜で内包された空洞が形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(a)は、前記半導体層上に第2の開口部を有する第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜が形成された前記半導体層上に前記第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜をエッチングして、前記第2の開口部内の前記半導体層上に前記第1の開口部を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項5記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(a)は、前記半導体層上に第3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の絶縁膜上に前記第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜をエッチングして前記第1の開口部を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項5〜7のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2の絶縁膜は、TEOS膜であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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