JP2006041060A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高誘電率膜を使用したキャパシタにおいて、リーク電流を低減するとともに、容量特性の劣化や初期耐圧の悪化を防ぐ。
【解決手段】 半導体装置100は、シリンダ形状に形成されたキャパシタ124を含む。キャパシタ124は、半導体基板(不図示)上に形成された第二の絶縁膜108と、第二の絶縁膜108に設けられた凹部内に、シリンダ形状に形成された下部電極112と、下部電極112上に形成された容量膜114と、容量膜114上に形成された上部電極120と、を含む。上部電極120は、PVD法により形成された第一金属膜116と、CVD法により形成された第二金属膜118とがこの順で積層された構造を有し、第一金属膜116のシリンダ側壁の膜厚が2nm以下である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シリンダ形状を有するMIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、DRAMの微細化・高集積化に伴って、セル容量の容量値の確保が重要な課題の一つとなっている。セル容量を確保する方法として、容量部の表面積を増加させたり、容量絶縁膜の比誘電率を増加させたりする等の方法がある。
容量部の表面積を増加させるために、シリンダ型のキャパシタ構造が採用されている。また、容量絶縁膜の比誘電率を増加させるために、たとえばTa膜等の高誘電率膜が使用されている。
特許文献1には、このような構成を用いたDRAMセルが記載されている。しかし、容量膜としてTa25等の高誘電率膜を使用した場合、Ta25膜が多元素系酸化膜であるため、構造的に不安定であり、下部電極や上部電極と反応し、リーク電流が増加する等の特性劣化が起こりやすいという課題があった。また、高誘電率膜と上下電極とが反応すると、高誘電率膜の実質的な膜厚が減少し、容量値が低減するという課題もあった。
特許文献2には、キャパシタの上部電極の形成において、PVD法を利用した第1上部電極を形成した後に、CVD法を利用した第2上部電極を形成する方法が開示されている。これにより、速い速度で上部電極を厚く形成することができるとともに、電気的な特性も劣化しない上部電極を形成することができる。
特開平11−354738号公報 特開2004−64091号公報
本発明者らの検討の結果、容量膜としてTa25等の高誘電率膜を使用した場合、容量膜上に結晶性の良好なPVD膜を形成し、その上にさらにカバレッジ性の良好なCVD膜を形成することにより、上述したようなリーク電流を低減することができるとともに、容量特性の劣化を抑えることができることが判明した。
一方、PVD膜の膜厚が厚すぎると、キャパシタの初期耐圧が悪化してしまうことも明らかとなった。
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたものであり、MIMキャパシタを有する半導体装置において、リーク電流を低減するとともに、容量特性の劣化や初期耐圧の悪化を防ぐ技術を提供することを目的とする。
本発明によれば、シリンダ形状に形成されたキャパシタを含む半導体装置であって、半導体基板と、半導体基板上に形成された絶縁膜と、絶縁膜に設けられた凹部内に、金属材料により構成されるとともにシリンダ形状に形成された下部電極と、下部電極上に形成された容量膜と、容量膜上に形成された上部電極と、を含み、上部電極は、PVD法により形成された第一金属膜と、CVD法により形成された第二金属膜とがこの順で積層された構造を有し、第一金属膜のシリンダ側壁の膜厚が2nm以下であることを特徴とする半導体装置が提供される。
このように、容量膜上にPVD法により形成された第一金属膜を設けることにより、リーク電流の増加や容量特性の劣化を抑えることができる。さらに、第一金属膜のシリンダ側壁の膜厚が2nm(20Å)以下となるように制御することにより、キャパシタの初期耐圧を良好に保つことができるとともに、キャパシタの容量特性を良好に保つことができる。第一金属膜のシリンダ側壁の膜厚の下限はとくに制限されないが、たとえば0.1nm以上とすることができる。これにより、リーク電流の増加や容量特性の劣化を抑える効果を維持することができる。
上記特許文献2には、基板にバイアス電荷を印加しない条件で、コンケーブホールの側壁に約70Å(7nm)のPVD−TiNが形成された構成が記載されている。PVD−TiNがコンケーブホール内に全体的に蒸着されることにより、漏洩電流特性が改善されるとの記載がある。
しかし、本発明者らの検討により、PVD法により形成された第一金属膜の膜厚をある程度薄く制御しないと、キャパシタの初期耐圧が悪化することが明らかになった。その結果は、実施例において詳述する。本発明者らは、第一金属膜のシリンダ側壁の膜厚を2nm以下とすることにより、キャパシタの初期耐圧の悪化を防ぐことができることを見いだした。第一金属膜のシリンダ側壁の膜厚が2nm以下となるようにするためには、第一金属膜の成膜条件を最適にする必要がある。本発明者らは、(i)T/S距離(ターゲットと基板との間の距離)、(ii)パワー、(iii)基板温度、および(iv)スパッタリング室の圧力等を制御して、第一金属膜のシリンダ側壁の膜厚が2nm以下となるような成膜条件を見いだした。このような条件で第一金属膜を成膜することにより、キャパシタの初期耐圧を良好に保つことができるとともに、キャパシタの容量特性を良好に保つことができる。
本発明の半導体装置において、容量膜は、高誘電率膜により構成することができる。
高誘電率膜としては、たとえばTa25膜を用いることができる。このような膜を用いた場合、高誘電率膜の直上にCVD法により形成されたアモルファスの第二金属膜を形成すると、第二金属膜と高誘電率膜との界面における第二金属膜の膜質が改質されていないため、界面付近に低誘電率層が形成され、容量特性が劣化するおそれがある。本発明によれば、高誘電率膜と第二金属膜との間に、結晶性の良好な第一金属膜が設けられるので、このような容量特性の劣化を抑えることができる。
本発明の半導体装置において、上部電極の第一金属膜および第二金属膜は、窒化チタンにより構成することができる。
本発明の半導体装置において、下部電極は、窒化チタンにより構成することができる。
本発明の半導体装置において、第二金属膜のシリンダ側壁の膜厚が20nm以上とすることができる。
第一金属膜および第二金属膜の合計膜厚をある程度厚くしないと、第二金属膜形成後のプロセスにおいて、容量膜がダメージを受けやすくなってしまう。しかし、上述したように、第一金属膜の膜厚を厚くすると、第一金属膜の形成時に容量膜にダメージを与えてしまい、キャパシタの初期耐圧が悪化するという課題がある。そこで、本発明において、第二金属膜の膜厚を所定膜厚以上とする。これにより、後のプロセスにおいて、容量膜がダメージを受けることなく、リーク電流の増加を防ぐことができる。
本発明の半導体装置において、上部電極の第二金属膜は、440℃以下の温度条件下で形成することができる。
第二金属膜をこのような温度条件下で成膜することにより、第二金属膜のカバレッジ性を良好にすることができる。また、第二金属膜成膜時の水素等の成膜ガスによる容量膜へのダメージを低減することができる。
本発明の半導体装置において、上部電極は、第二金属膜上に形成されるとともに、凹部を埋め込む埋込金属膜をさらに含むことができる。
埋込金属膜は、たとえばCVD法により形成されたWにより構成することができる。本発明によれば、容量膜の直上に結晶性が良好な第一金属膜が形成されているため、埋込金属膜形成時の容量膜へのダメージを低減することができる。また、第二金属膜の膜厚を厚くすることにより、埋込金属膜形成時の容量膜へのダメージをさらに低減することができる。このような埋込金属膜を設けることにより、上部電極の抵抗値を低くすることができる。
本発明によれば、半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜に凹部を形成する工程と、凹部内に、金属材料により構成された下部電極と、下部電極上に形成された容量膜と、容量膜上に形成された上部電極と、を含むシリンダ形状に形成されたキャパシタを形成する工程と、を含み、キャパシタを形成する工程において、上部電極は、容量膜上にPVD法により、シリンダ側壁の膜厚が2nm以下の第一金属膜を形成する工程と、第一金属膜上にCVD法により第二金属膜を形成する工程と、により形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の半導体装置の製造方法において、第一金属膜を形成する工程において、第一金属膜は、ターゲットと基板との間の距離が150mm以上のロングスロースパッタ法により形成することができる。
これにより、第一金属膜の膜厚を薄く形成することができ、シリンダ側壁の膜厚が2nm以下となるように制御することができる。
本発明の半導体装置の製造方法において、第二金属膜を形成する工程において、第二金属膜を、440℃以下の温度条件下で形成することができる。
本発明によれば、MIMキャパシタを有する半導体装置において、リーク電流を低減するとともに、容量特性の劣化や初期耐圧の悪化を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施の形態における半導体装置100の構成を示す断面図である。半導体装置100は、シリンダ形状に形成されたMIMキャパシタ124を含む。
図1(a)に示すように、キャパシタ124は、下部電極112と、容量膜114と、上部電極120と、を含む。本実施の形態において、下部電極112は、金属材料により構成され、たとえば、CVD法により形成されたTiNにより構成することができる。容量膜114は、たとえばTa等の高誘電率膜により構成することができる。
上部電極120は、PVD膜116、CVD膜118、および埋込金属膜122を含む。PVD膜116は、PVD法により形成されたTiNにより構成することができる。CVD膜118は、CVD法により構成されたTiNにより構成することができる。埋込金属膜122は、たとえばCVD法により形成されたWにより構成することができる。
下部電極112やCVD膜118をCVD法により形成することにより、カバレッジ性が良好なアモルファスのTiNを形成することができる。しかし、CVD膜118を容量膜114の上に直接形成すると、CVD膜118と容量膜114との界面におけるCVD膜118の膜質が改質されていないため、界面付近に低誘電率層が形成され、容量特性が劣化するおそれがある。
そこで、本実施の形態においては、容量膜114とCVD膜118との間に、結晶性の良好なPVD膜116を設ける。これにより、上部電極120と容量膜114との間に低誘電率層が形成されるのを防ぐことができ、キャパシタ124の容量特性を良好に保つことができる。
図1(b)は、図1(a)に示したキャパシタ124の破線で囲った側壁部分を拡大して示す断面図である。
上述したように、上部電極120のCVD膜118と容量膜114との間にPVD膜116を設けることにより、キャパシタ124の容量特性を良好に保つことができる。しかし、PVD膜116の膜厚dが厚くなると、PVD膜116形成時に下層の容量膜114にダメージを与え、キャパシタ124の初期耐圧が悪化してしまう。また、キャパシタ124の面内の特性ばらつきが大きくなる。
本実施の形態において、PVD膜116は、シリンダ側壁の膜厚dが2nm以下となるように形成される。PVD膜116の膜厚dの上限をこの範囲とすることにより、PVD膜116形成時の下層の容量膜114へのダメージを防ぐことができ、キャパシタ124の初期耐圧の悪化を防ぐことができる。PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚dの下限はとくに制限はないが、たとえば0.1nm以上とすることができる。これにより、キャパシタ124の容量特性を良好に保つ効果を維持することができる。
一方、上部電極120のCVD膜118の膜厚をある程度厚くしないと、埋込金属膜122を形成するプロセスやそれ以降のプロセスにおいて、容量膜114が水素やプラズマのダメージを受けやすくなってしまう。そのため、CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚は20nm以上とすることが好ましい。
図2および図3は、図1に示した構成の半導体装置100の製造手順の一例を示す工程断面図である。
半導体基板(不図示)上に形成された第一の絶縁膜102には、金属膜104およびバリアメタル膜105により構成されたプラグ106が形成されている。ここで、第一の絶縁膜102は、たとえばSiOやSiOCにより構成される。金属膜104は、たとえばWにより構成される。バリアメタル膜105は、たとえばTi、TiN、Ta、またはTaNにより構成される。このように構成された第一の絶縁膜102上にエッチング時のストッパー膜としてSiON膜(不図示)を形成し、その上に第二の絶縁膜108を形成する(図2(a))。第二の絶縁膜108は、たとえばSiOにより構成される。
つづいて、既知のリソグラフィ技術により、第二の絶縁膜108に凹部110を形成し、プラグ106の上面を露出させる(図2(b))。その後、第二の絶縁膜108の全面に下部電極112を形成する(図2(c))。下部電極112は、たとえばTiN、TaN、またはWNにより構成される。これらの中でも、TiNが好ましく用いられる。これにより、他の層との密着性が良好となる。下部電極112の積層方向の膜厚は、たとえば1nm〜40nmとすることができる。また、下部電極112のシリンダ側壁の膜厚はたとえば2nm〜80nmとすることができる。
つづいて、下部電極112上に、凹部110を埋め込むように犠牲膜(不図示)を形成する。次いで、犠牲膜および下部電極112をエッチングして、凹部110の外部に露出した下部電極112を除去する。その後、凹部110内に残存する犠牲膜をエッチングにより除去する(図2(d))。
つづいて、第二の絶縁膜108および下部電極112上に、容量膜114を形成する(図2(e))。容量膜114は、たとえばTa膜等の高誘電率膜により構成される。容量膜114の積層方向の膜厚は、たとえば1nm〜50nmとすることができる。また、容量膜114のシリンダ側壁の膜厚はたとえば1nm〜50nmとすることができる。
つづいて、容量膜114上に、上部電極120を形成する。ここで、上部電極120は、たとえばTiNにより構成される。まず、容量膜114上に、PVD膜116を形成する(図3(f))。PVD膜116の積層方向の膜厚は、たとえば5nm〜50nmとすることができる。また、PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚は、2nm以下となるようにすることができる。
本実施の形態において、PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚は、PVD膜116形成時に、以下の条件を適宜制御することにより実現することができる。
(i)T/S距離(ターゲットと基板との間の距離);
(ii)パワー;
(iii)基板温度;
(iv)スパッタリング室の圧力。
具体的には、たとえば、
T/S距離150mm〜350mm、パワー5kw〜20kw、ウェハ温度280℃〜380℃、圧力0.5mTorr〜2.5mTorr、LTS−TiN条件(ロングスロースパッタ法);
の条件でスパッタリングを行うことにより、シリンダ側壁の膜厚が2nm以下のPVD膜116が得られる。さらに、上記条件(i)〜(iv)において、T/S距離を長くする方向、パワーを高くする方向、圧力を高くする方向に適宜制御することにより、シリンダ側壁の膜厚がより薄いPVD膜116を形成することができる。ここで、いずれの場合も、基板にはバイアス電圧を印加しない。
つづいて、PVD膜116上にCVD膜118を形成する(図3(g))。CVD膜118は、MO−CVD(有機金属気相成長法)法により形成してもよく、ALD(Atomic Layer Deposition)法により形成してもよい。CVD膜118の積層方向の膜厚は、たとえば10nm〜80nmとすることができる。また、CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚は、20nm以上となるようにすることができる。
CVD膜118は、440℃以下の温度条件下で形成することが好ましい。CVD膜118をこのような温度条件下で形成することにより、CVD膜118のカバレッジ性を良好にすることができる。また、CVD膜118成膜時の水素等の成膜ガスによる容量膜114へのダメージを低減することができる。CVD膜118形成時の温度条件の下限は、とくに制限がないが、たとえば350℃以上とすることができる。これにより、スループットを良好にすることができるとともに、面内均一性を良好に保つことができる。
つづいて、CVD膜118上に埋込金属膜122を形成する(図3(h))。埋込金属膜122は、たとえばWにより構成される。このような埋込金属膜122を設けることにより、上部電極120の抵抗を低く保つことができる。
以下に実施例を説明する。
(例1)
図2および図3を参照して説明したのと同様の方法で、キャパシタ124を形成した。本実施例では、PVD膜116(TiN)の成膜条件を異ならせ、PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚が1.0〜3.0nmとなるようにした。ここで、容量膜114はTa膜により構成し、CVD膜118はTiNにより構成し、埋込金属膜122は、Wにより構成した。CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚が30nmとなるようにし、CVD膜118は435℃の温度条件下で形成した。
PVD膜116は、
(a)T/S距離300mm、パワー15kw、ウェハ温度350℃、圧力2mTorr、LTS−TiN条件(ロングスロースパッタ法);
(b)T/S距離50mm、パワー3kw、ウェハ温度300℃、圧力0.3mTorr、LTS−TiN条件(ロングスロースパッタ法);
の条件で作製した。(a)の条件により、シリンダ側壁の膜厚が2nm以下のPVD膜116を形成した。また、(b)の条件により、シリンダ側壁の膜厚が2nmより厚いPVD膜116を形成した。
図4に、PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚とリーク値が良品であるチップ率との関係を示す。ここでは、159個のチップを対象として評価を行った。
図4に示すように、PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚を2nm以下とした場合、リーク値が良品であるチップ率がほぼ100%となった。一方、PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚が厚くなるに従い、良品のチップ率が低下した。これは、PVD膜116形成時にTa膜がダメージを受け、初期耐圧が悪化したことが原因と考えられる。
(例2)
図2および図3を参照して説明したのと同様の方法で、キャパシタ124を形成した。本実施例では、CVD膜118(TiN)の成膜条件を異ならせ、CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚が10〜33nmとなるようにした。ここで、容量膜114はTa膜により構成し、PVD膜116はTiNにより構成し、埋込金属膜122は、Wにより構成した。PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚が2nm以下となるようにし、CVD膜118は435℃の温度条件下で形成した。
図5に、CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚とリーク値が良品であるチップ率との関係を示す。ここでは、159個のチップを対象として評価を行った。
図5に示すように、CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚を20nm以上とした場合、リーク値が良品であるチップ率がほぼ100%となった。一方、CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚が薄くなるに従い、良品のチップ率が低下した。これは、CVD膜118の膜厚が薄いために、上部電極120全体の膜厚が薄くなり、埋込金属膜122形成時やそれ以降のプロセスにおいて、容量膜114がダメージを受けたためと考えられる。
(例3)
図2および図3を参照して説明したのと同様の方法で、キャパシタ124を形成した。本実施例では、CVD膜118(TiN)の成膜時の温度条件を異ならせ、CVD膜118を350℃〜470℃の温度条件下で成膜した。ここで、容量膜114はTa膜により構成し、PVD膜116はTiNにより構成し、埋込金属膜122は、Wにより構成した。PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚が2nm以下となるようにし、CVD膜118のシリンダ側壁の膜厚が30nmとなるようにした。
図6に、CVD膜118の成膜時の温度条件とリーク値が良品であるチップ率との関係を示す。ここでは、159個のチップを対象として評価を行った。
図6に示すように、CVD膜118を440℃以下の温度条件で成膜した場合、Si基板の濃度に関係なく、リーク値が良品であるチップ率がほぼ100%となった。一方、CVD膜118の成膜温度を高くすると、良品のチップ率が低下した。これは、CVD膜118成膜時における水素等の成膜ガスによる容量膜114へのダメージが低減されたため、およびカバレッジ性が向上したためと考えられる。
以上のように、PVD膜116のシリンダ側壁の膜厚を2nm以下とすることにより、チップの良品率を高めることができた。また、CVD膜118の側壁の膜厚を20nm以上とすることによっても、チップの良品率を高めることができた。さらに、CVD膜118の成膜を440℃以下の温度条件で行った場合もチップの良品率を高めることができた。これらをあわせて実行することにより、MIMキャパシタ124を有する半導体装置100のリーク電流を低減するとともに、容量特性の劣化や初期耐圧の悪化を防ぐことができるという効果をさらに高めることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態および実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
実施の形態における半導体装置の構成の一例を示す断面図である。 実施の形態における半導体装置の製造手順の一例を示す工程断面図である。 実施の形態における半導体装置の製造手順の一例を示す工程断面図である。 PVD膜のシリンダ側壁の膜厚とリーク値が良品であるチップ率との関係を示す図である。 CVD膜のシリンダ側壁の膜厚とリーク値が良品であるチップ率との関係を示す図である。 CVD膜の成膜時の温度条件とリーク値が良品であるチップ率との関係を示す図である。
符号の説明
100 半導体装置
102 第一の絶縁膜
104 金属膜
105 バリアメタル膜
106 プラグ
108 第二の絶縁膜
110 凹部
112 下部電極
114 容量膜
116 PVD膜
118 CVD膜
120 上部電極
122 埋込金属膜
124 キャパシタ

Claims (11)

  1. シリンダ形状に形成されたキャパシタを含む半導体装置であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜に設けられた凹部内に、金属材料により構成されるとともにシリンダ形状に形成された下部電極と、
    前記下部電極上に形成された容量膜と、
    前記容量膜上に形成された上部電極と、
    を含み、
    前記上部電極は、PVD法により形成された第一金属膜と、CVD法により形成された第二金属膜とがこの順で積層された構造を有し、前記第一金属膜のシリンダ側壁の膜厚が2nm以下であることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記容量膜は、高誘電率膜により構成されたことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置において、
    前記容量膜は、Ta25により構成されたことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の半導体装置において、
    前記上部電極において、前記第一金属膜および前記第二金属膜は、窒化チタンにより構成されたことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の半導体装置において、
    前記下部電極は、窒化チタンにより構成されたことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の半導体装置において、
    前記第二金属膜の側壁の膜厚が20nm以上であることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の半導体装置において、
    前記上部電極において、前記第二金属膜は、440℃以下の温度条件下で形成されたことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の半導体装置において、
    前記上部電極は、前記第二金属膜上に形成されるとともに、前記凹部を埋め込む埋込金属膜をさらに含むことを特徴とする半導体装置。
  9. 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に凹部を形成する工程と、
    前記凹部内に、金属材料により構成された下部電極と、前記下部電極上に形成された容量膜と、前記容量膜上に形成された上部電極と、を含むシリンダ形状に形成されたキャパシタを形成する工程と、
    を含み、
    前記キャパシタを形成する工程において、前記上部電極は、前記容量膜上にPVD法により、シリンダ側壁の膜厚が2nm以下の第一金属膜を形成する工程と、前記第一金属膜上にCVD法により第二金属膜を形成する工程と、により形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第一金属膜を形成する工程において、前記第一金属膜は、ターゲットと基板との間の距離が150mm以上のロングスロースパッタ法により形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項9または10に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第二金属膜を形成する工程において、前記第二金属膜を、440℃以下の温度条件下で形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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