JP2006039593A - タンデム作像装置およびそれを備える画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 像担持体40のまわりに、現像装置61やクリーニング装置63などを備えて作像手段18を構成する。その作像手段を、ベルト状の中間転写体10の張り渡し方向に沿ってまたは転写材搬送路に沿って複数横に並べて配置してタンデム作像装置とする。そのようなタンデム作像装置において、隣接する作像手段18間で、一方の作像手段の現像装置61の上に他方の作像手段のクリーニング装置63を縦に重ねて設ける。例えば現像装置を攪拌部66と現像部67とで構成し、その攪拌部の上にクリーニング装置63を設ける。
【選択図】 図4
Description
1)現像部より高い位置に攪拌部を設けるから、攪拌部から現像部へと現像剤を供給すると、現像スリーブが現像剤で埋ってしまい、現像スリーブの上に現像剤溜りができる
2)現像後に現像部に残留する現像剤を攪拌部へと戻すとき、重力に逆らって移送するから、現像剤の循環が悪く、攪拌部で均一な混合ができない
問題があった。
給紙路中に設けて転写材の先端を検出するセンサによる検出タイミングを基準にし、像担持体への露光による作像動作を開始し、
転写位置の前に設けて転写材のスキュー補正を行うレジストローラから転写材が転写位置に到達するタイミングが画像形成動作完了タイミングに合うようにレジストローラの動作を開始してなる、ことを特徴とする。
連続プリント時、給紙路中に設けて、転写材の先端および後端を検出するセンサにより先行の転写材の先端を検出した検出タイミングを基準にして像担持体への露光による作像動作を開始し、先行の転写材の後端をセンサによって検出した時から一定期間後に後続の転写材の給紙を開始し、
転写位置の前に設けて転写材のスキュー補正を行うレジストローラから転写材が転写位置に到達するタイミングが画像形成動作完了タイミングに合うようにレジストローラの動作を開始してなる、ことを特徴とする。
連続プリント時、給紙路中に設けて、一定間隔で行われる給紙動作により給紙される転写材の先端を検出するセンサによる検出タイミングを基準にし、像担持体への露光による作像動作を開始し、
転写位置の前に設けて転写材のスキュー補正を行うレジストローラから転写材が転写位置に到達するタイミングが画像形成動作完了タイミングに合うようにレジストローラの動作を開始してなる、ことを特徴とする。
図1は、この発明の一実施の形態を示す、カラー複写機における全体概略構成図である。
被帯電体である像担持体40は、矢印の方向に所定の速度(プロセススピード)で回転駆動される。この像担持体40に接触させた帯電装置60は、芯金85と、この芯金85の外周に同心一体にローラ状に形成した導電ゴム層86を基本構成とする。そして、芯金85の両端を不図示の軸受部材などで回転自由に保持させるとともに、不図示の加圧手段によって像担持体40に所定の加圧力で押圧させてなる。図示例の場合は、この帯電装置60が、像担持体40の回転駆動に従動して回転する。帯電装置60は、直径9mmの芯金85上に100000Ω・cm程度の中抵抗ゴム層86を被膜して直径16mmに形成されている。
現像剤の重量平均径が4〜15μmであれば、得られる画像の解像度が向上する。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。
必要に応じて着色剤として磁性材料を用いることも可能である。
トナーを負荷電性に制御する荷電制御剤としては、例えば有機金属錯体、キレート化合物が有効であり、モノアゾ金属錯体、アセチルアセトン金属錯体、芳香族ハイドロキシカルボン酸系金属錯体、芳香族ダイカルボン酸系金属錯体が挙げられる。他には、芳香族ハイドロキシカルボン酸、芳香族モノおよびポリカルボン酸およびその金属塩、その無水物、そのエステル類、ビスフェノールの如きフェノール誘導体類がある。
被覆層の厚さは0.1〜20μmが好ましい。
ポリエステル樹脂(重量平均粒径 300μm 軟化温度 80.2℃)
100重量部
カーボンブラック 10重量部
ポリプロピレン (重量平均粒径 180μm) 5重量部
四級アンモニウム塩 2重量部
上記組成の混合物を、溶融混練し、その後、粉砕、分級した。
さらに、母体着色粒子100重量部に対して、疎水性シリカ0.3重量部を混合し、平均粒径9.0μmのトナーを得た。
また、湿式法により作成したマグネタイト100重量部に対してポリビニルアルコール2重量部、水60重量部をボールミルに入れ12時間混合してマグネタイトのスラリーを調整した。
このスラリーをスプレードライヤーにて噴霧造粒し、球形粒子とした。
この粒子を窒素雰囲気中で1000℃の温度で3時間焼成後冷却し核体粒子1を得た。
シリコーン樹脂溶液 100重量部
トルエン 100重量部
γ―アミノプロピルトリメトキシシラン 15重量部
カーボンブラック 20重量部
上記混合物をホモミキサーで20分間分散し、被覆層形成液1を調整した。
この被覆層形成液を流動床型コーティング装置を用いて核体粒子1を1000重量部の表面にコーティングして、シリコーン樹脂被覆キャリアを得た。
上記磁性キャリアを97.5重量部に対し、トナー2.5重量部の割合で混合し、二成分現像剤を作成した。
12 弾性層
13 コート層
14・15・16 支持ローラ
17 中間転写体クリーニング装置
18 作像手段
20 タンデム作像装置
22 2次転写装置
25 定着装置
26 定着ベルト(無端ベルト)
28 転写材反転装置
40 像担持体
44 給紙カセット
46 給紙路
48 給紙路
49 レジストローラ
60 帯電装置
61 現像装置
62 1次転写装置
63 クリーニング装置
65 現像スリーブ
66 攪拌部
67 現像部
68 スクリュ
75 クリーニングブレード
76 クリーニングブラシ
77 電界ローラ
80 転写材搬送路
Claims (30)
- 像担持体のまわりに現像装置とクリーニング装置とを備えて作像手段を構成し、その作像手段を複数横に並べて配置するタンデム作像装置において、
隣接する前記作像手段間で、一方の作像手段の前記現像装置の上に他方の作像手段の前記クリーニング装置を縦に重ねて設けてなる、タンデム作像装置。 - 像担持体のまわりに現像装置とクリーニング装置とを備えて作像手段を構成し、その作像手段をベルト状中間転写体の張り渡し方向に沿って複数横に並べて配置したタンデム作像装置を有する画像形成装置において、
隣接する前記作像手段間で、一方の作像手段の前記現像装置の上に他方の作像手段の前記クリーニング装置を縦に重ねて設けてなる、画像形成装置。 - 複数の前記作像手段を、張り渡した前記中間転写体の上下に振り分けて配置してなる、請求項2に記載の画像形成装置。
- 最も端に配置した前記作像手段で用いる現像装置の上に中間転写体クリーニング装置を縦に重ねて配置してなる、請求項2または3に記載の画像形成装置。
- 動作異常が発生して制御部から緊急停止命令を発したとき、すでに前記中間転写体上に転写したトナーを前記中間転写体クリーニング装置により除去するまでの間、下流側の1次転写装置に、トナーを前記像担持体から前記中間転写体側へと移動するバイアスを印加する逆転写抑制バイアス形成手段を有してなる、請求項2、3または4に記載の画像形成装置。
- 前記逆転写抑制バイアス形成手段が、前記像担持体上のトナー画像を前記中間転写体上に1次転写するために前記1次転写装置に1次転写バイアスを形成する1次転写バイアス形成手段である、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体に弾性層を設け、その表面を平滑性のよいコート層で被ってなる、請求項2、3、4、5または6に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体の周方向に対しては伸縮性を有しないが、少なくとも表面部は弾性を有する部材で構成し、2次転写で圧力をかけてなる、請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体上の画像を転写材に転写する2次転写装置を、該中間転写体の張り渡し領域の下方に備えてなる、請求項2、3、4、5、6、7または8に記載の画像形成装置。
- 前記転写材上の転写画像を定着する定着装置の全部または一部を、前記中間転写体の張り渡し領域の下方に入り込ませて備えてなる、請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記2次転写装置には、無端ベルトを用い、画像転写後の転写材を定着装置へと搬送する転写材搬送機能も備えてなる、請求項9または10に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体の張り渡し方向に沿う前記タンデム作像装置の長さより、前記中間転写体の張り渡し方向長さを短く形成してなる、請求項9、10または11に記載の画像形成装置。
- 給紙路中に設けて転写材の先端を検出するセンサによる検出タイミングを基準にし、像担持体への露光による作像動作を開始し、
転写位置の前に設けて転写材のスキュー補正を行うレジストローラから転写材が前記転写位置に到達するタイミングが画像形成動作完了タイミングに合うように前記レジストローラの動作を開始してなる、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 連続プリント時、給紙路中に設けて、転写材の先端および後端を検出するセンサにより先行の転写材の先端を検出した検出タイミングを基準にして前記像担持体への露光による作像動作を開始し、先行の転写材の後端を前記センサによって検出した時から一定期間後に後続の転写材の給紙を開始し、
転写位置の前に設けて転写材のスキュー補正を行うレジストローラから転写材が前記転写位置に到達するタイミングが画像形成動作完了タイミングに合うように前記レジストローラの動作を開始してなる、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 連続プリント時、給紙路中に設けて、一定間隔で行われる給紙動作により給紙される転写材の先端を検出するセンサによる検出タイミングを基準にし、前記像担持体への露光による作像動作を開始し、
転写位置の前に設けて転写材のスキュー補正を行うレジストローラから転写材が前記転写位置に到達するタイミングが画像形成動作完了タイミングに合うように前記レジストローラの動作を開始してなる、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記センサが、給紙カセットの出口近傍に設けた給紙センサである、請求項13、14または15に記載の画像形成装置。
- 前記センサが、前記像担持体上の露光位置から前記転写位置までの画像形成路の距離以上の前記給紙路中の位置に設け、転写材のジャム発生を検知するジャム検知センサである、請求項13、14または15に記載の画像形成装置。
- 像担持体のまわりに現像装置とクリーニング装置とを備えて作像手段を構成し、その作像手段を転写材搬送路に沿って複数横に並べて配置したタンデム作像装置を有する画像形成装置において、
隣接する前記作像手段間で、一方の作像手段の前記現像装置の上に他方の作像手段の前記クリーニング装置を縦に重ねて設けてなる、画像形成装置。 - 個々の前記作像手段で単色画像を形成し、それらの単色画像を合成して転写材に合成カラー画像を形成してなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 前記作像手段を2つ並べて設け、それらの作像手段で単色画像を形成し、それらの単色画像を合成して転写材に2色画像を形成してなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 前記作像手段を構成する部分の全部または一部でプロセスカートリッジを形成してなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- キャリアとトナーとよりなる二成分現像剤を使用し、その二成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブに付着する攪拌部と、その現像スリーブに付着した二成分現像剤のうちのトナーを前記像担持体に転移する現像部とで前記現像装置を構成して、その現像部より前記攪拌部を低い位置とし、その攪拌部の上に前記クリーニング装置を縦に重ねて設けてなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 前記攪拌部には平行な2本のスクリュを、前記現像部には前記現像スリーブを設けてなる、請求項22に記載の画像形成装置。
- 重量平均径が4〜15μmの現像剤を使用してなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング装置には、クリーニングブレードとともにファーブラシを備えてなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 前記ファーブラシにバイアスを印加する電界ローラを備えてなる、請求項25に記載の画像形成装置。
- 前記作像手段には、前記像担持体に接触して電圧を印加することにより帯電を行う帯電装置を備えてなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 転写材上の転写画像を定着する定着装置には、無端ベルトを使用してなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 転写材の両面に画像を形成すべく転写材を反転する転写材反転装置を、前記タンデム作像装置と平行に備えてなる、請求項2または18に記載の画像形成装置。
- 像担持体のまわりに現像装置とクリーニング装置とを備えた作像手段を複数横に並べてタンデム型に配置する、タンデム作像装置における作像手段の配置方法において、
隣接する前記作像手段間で、一方の作像手段の前記現像装置の上に他方の作像手段の前記クリーニング装置を縦に重ねて設けてなる、作像手段の配置方法。
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