JPH11109706A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109706A
JPH11109706A JP9269757A JP26975797A JPH11109706A JP H11109706 A JPH11109706 A JP H11109706A JP 9269757 A JP9269757 A JP 9269757A JP 26975797 A JP26975797 A JP 26975797A JP H11109706 A JPH11109706 A JP H11109706A
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猛 南
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哲 河田
Takeshi Satake
剛 佐竹
Toru Kasamatsu
徹 笠松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単色画像形成時に画像形成に関与しない感光
体ドラムと転写ベルトを離間させる転写ベルト退避機構
を有するタンデム型の画像形成装置において、ウォーム
アップ終了直後に実行されるコピーに対し、ファースト
プリントタイムをできるだけ短縮することが可能な画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 ウォームアップ中に原稿がセットされコ
ピー開始の指示がなされると、当該原稿の読み取りを開
始し(ステップS3、S4)、その原稿がカラー原稿で
あるか否かを判別する(ステップS5)。当該原稿の1
ページ目をカラー原稿と判断した場合は、揺動フレーム
を非退避位置へ(ステップS6)、単色画像と判断した
場合は、揺動フレームを退避位置へ移動する(ステップ
S7)。この退避、非退避動作をウォームアップ中に終
了させて、ウォームアップが終了するとすぐに前記1ペ
ージ目の原稿に対するコピーを開始する(ステップS
8、S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像形成と
単色画像形成との切り換えが可能なカラー複写機やカラ
ープリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの急速な
普及などにより、オフィス内で使用される書類がカラー
化する傾向にあり、プリント速度の速いフルカラー画像
形成装置が要望されている。このようなフルカラー画像
形成装置の分野では、転写ベルトに沿って感光体ドラム
や転写器を中核とする画像形成ユニットを複数個配列
し、それぞれの画像形成ユニットで形成した各色トナー
像を、転写紙などの転写材上に重ね合わせて転写する、
いわゆるタンデム方式のものが、主流となりつつある。
【0003】このようなタンデム方式の画像形成装置
は、一回の通紙でフルカラーの画像形成が行えるのでプ
リント処理の高速化が可能となるが、その一方でモノク
ロの画像を形成する場合には、ブラックの画像形成ユニ
ットのみを使用して画像形成されるので、その際、画像
形成に関与しないシアン、マゼンタ、イエローの感光体
ドラムも同様に回転するとすれば、画像を形成しないに
もかかわらず、その周辺に配設されるクリーナ部材が無
駄に摩耗し、あるいは現像ローラを介して現像器内のト
ナーが微少ながらも減少していくことになる。そこで、
例えば、特開平6―258914号公報においては、フ
ルカラーの画像形成時には、記録シートを搬送させる転
写ベルトと全ての感光体ドラムとを接触させて画像形成
を実行し(以下、このモードを「カラープリントモー
ド」という。)、ブラックのみの画像形成時には、ブラ
ック以外の感光体ドラムと転写ベルトとを離間させてブ
ラックの画像形成ユニットのみを使用して画像形成を行
い(以下、このモードを「単色プリントモード」とい
う。)、このときには、上記転写ベルトから離間した感
光体ドラムの回転を停止させるようにしている。
【0004】このカラープリントモードと単色プリント
モードの選択は、当該装置への電源投入後においては、
定着部の定着ローラを所定の定着温度まで昇温させて
(以下、「ウォームアップ」という。)、画像形成動作
が可能となってから、操作者が操作パネル上のキーなど
で入力したプリントモードの指定を受け付けて行われて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
画像形成装置においては、ウォームアップ終了後に操作
者が前記プリントモードを指定してプリントを開始する
ので、その際に転写ベルトが当該プリントモードに応じ
た位置になければ、その位置まで移動するのを待って1
枚目の記録シートに対する画像形成が開始されることに
なる。
【0006】従って、1枚目の記録シートのプリントが
開始されてから当該記録シートに画像形成が行われ、そ
の後熱定着されて当該装置外に排出されるまでのプリン
ト動作に要する時間(以下、この時間を「ファーストプ
リントタイム」という。)が、転写ベルトの移動に要す
る時間、およびこの移動によって発生する振動の影響を
受けることなく記録シートが安定走行するまでの時間分
だけ長くなってしまい、ひいては全体のプリント処理速
度が低下するという問題があった。
【0007】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであって、ウォームアップなどの待機時間終
了直後に実行されるプリント動作において、ファースト
プリントタイムをできるだけ短縮して、プリント処理速
度をさらに高速化することが可能な画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の像担持体のそれぞれに各色の画像
を形成し、これらを転写ベルトもしくは当該転写ベルト
上を搬送される転写材に転写して画像を形成するカラー
プリントモードとその中の一の像担持体を使用して画像
を形成する単色プリントモードとが実行可能な画像形成
装置であって、カラープリントモードを実行する際に
は、転写ベルトと全ての像担持体とを接触させ、単色プ
リントモードを実行する際には、当該単色画像に関与す
る像担持体と転写ベルトとを接触させたまま、その他の
像担持体と前記転写ベルトとを離間させる接離手段と、
形成すべき画像のプリントモードを決定するプリントモ
ード決定手段と、画像形成動作が可能となるまでの待機
時間内に、その後に実行される画像形成に備えて、前記
プリントモード決定手段の決定に基づき、予め前記接離
手段による接離動作を実行させる接離動作制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記画像形成装置が、原
稿画像を読み取る読取手段を備え、前記読取手段は、前
記待機時間内に原稿を読み取ると共に、前記プリントモ
ード決定手段は、前記読取手段によって読み取られた原
稿画像から色情報を取得し、その色情報に基づいてプリ
ントモードを決定することを特徴とする。また、本発明
は、前記画像形成装置が、画像データを記憶する記憶手
段を備えると共に、前記待機時間は、装置に生じたトラ
ブル解消後に画像形成動作が可能になるまでの時間であ
って、前記プリントモード決定手段は、トラブル解消時
に前記記憶手段に残っている画像データから色情報を取
得し、その色情報に基づいてプリントモードを決定する
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記画像形成装置が、形
成された画像を転写材に熱定着するための定着手段を備
え、前記待機時間は、当該定着手段の定着部が所定の定
着温度に達するまでのウォームアップ時間であることを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、タンデム型のデジタルカラー複写機
(以下、単に「複写機」という。)を例にして説明す
る。 (1)複写機全体の構成 図1は、本実施の形態に係る複写機の全体の構成を示す
図である。
【0012】同図に示すように、当該複写機は、大きく
分けて、原稿を自動的に搬送する原稿自動搬送装置2
と、搬送された原稿の画像を読み取るイメージリーダ部
10と、このイメージリーダ部10で読み取った画像を
記録シート上にプリントして再現するプリンタ部20と
から構成される。原稿自動搬送装置2は、原稿給紙トレ
イ3に載置された原稿を原稿搬送ベルトによってイメー
ジリーダ部10の原稿ガラス板(不図示)上に設定され
た所定の原稿読取位置まで搬送し、イメージリーダ部1
0のスキャナによってスキャンされると、再び当該原稿
を原稿搬送ベルトによって同図の右方向に送り、原稿排
紙トレイ4上に排出する公知の装置である。
【0013】イメージリーダ部10は、原稿ガラス板
(不図示)に載置された原稿の画像をスキャナを移動さ
せて読み取る公知のものであって、スキャナに設置され
た露光ランプの照射により得られた原稿画像は、集光レ
ンズにより結像され、さらに分光器によりレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3種類の波長
の光に分光されて、それぞれレッド用CCDイメージセ
ンサ、グリーン用CCDイメージセンサ、ブルー用CC
Dイメージセンサに入射される。各CCDイメージセン
サ(以下、「CCDセンサ」という)からの出力信号
は、AD変換され、これにより原稿のR、G、Bの画像
データが得られる。
【0014】このイメージリーダ部10で得られた各色
成分毎の画像データは、制御部30において各種のデー
タ処理を受け、更にシアン(C),マゼンタ(M),イ
エロー(Y),ブラック(K)の各再現色の画像データ
に変換される(以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックの各再現色をC、M、Y、Kと表し、各再現色に
関連する構成部分の番号にこのC、M、Y、Kを添字と
して付加する)。
【0015】画像データは、制御部30内の画像メモリ
33(図3参照)に各再現色ごとに格納され、記録シー
トの供給と同期して1走査ラインごとに読み出されてレ
ーザダイオードの駆動信号となる。プリンタ部20は、
周知の電子写真方式により画像を形成するものであっ
て、転写ベルト41が張架されてなる記録シート搬送部
40と、転写ベルト41に対向して記録シート搬送方向
上流側(以降、単に「上流側」という)から搬送方向下
流側(以降、単に「下流側」という)に沿って所定間隔
で配置されたM、C、Y、Kの各色の画像プロセス部5
0M〜50Kと、各画像プロセス部ごとに設けられた露
光走査部60M〜60Kと、記録シート搬送部40の上
流側に記録シートを給送する給紙部70と、下流側に配
置された定着部80とからなる。
【0016】露光走査部60M〜60Kは、それぞれ上
記制御部30から出力された駆動信号を受けてレーザ光
を発するレーザダイオードや、このレーザ光を偏向して
感光体ドラム51M〜51K上を主走査方向に露光走査
させるためのポリゴンミラ−等を備える。画像プロセス
部50M〜50Kは、感光体ドラム51M〜51Kと、
その周囲に配設された帯電チャージャ52M〜52K、
現像器53M〜53Kおよび転写チャージャ54M〜5
4Kなどからなり、メンテナンスが容易なようにユニッ
ト化されて1個のケーシング内に収納されている。
【0017】給紙部70は、サイズの異なる記録シート
を収納する給紙カセット71〜74と、この記録シート
を各給紙カセットから繰り出すためのピックアップロー
ラ75〜78、転写ベルト41に送り出すタイミングを
とるためのレジストローラ79などからなる。感光体ド
ラム51M〜51Kは、前記露光を受ける前に不図示の
クリーナで表面の残存トナーが除去され、同じく不図示
のイレーサランプに照射されて除電された後、帯電チャ
ージャ52M〜52Kにより一様に帯電されており、こ
のように一様に帯電した状態で上記レーザ光による露光
を受けると、感光体ドラム51M〜51Kの表面に静電
潜像が形成される。
【0018】各静電潜像は、それぞれ各色の現像器53
M〜53Kにより現像され、これにより感光体ドラム5
1M〜51K表面にM、C、Y、Kのトナー像が形成さ
れ、各転写位置において転写ベルト41の裏面側に配設
された転写チャージャ54M〜54Kの静電的作用によ
り、記録シート搬送部40により搬送されてくる記録シ
ート上に順次転写されていく。
【0019】この際、各色の作像動作は、搬送されてく
る記録シートの同じ位置にそのトナー像が重ね合わせて
転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミン
グをずらして実行される。各色のトナー像が多重転写さ
れた記録シートは、転写ベルト41により定着部80に
まで搬送される。定着部80の定着ローラ801は内部
ヒータを備え、制御部30は、定着ローラ801の表面
温度を温度検出センサSE9で検出しながら内部ヒータ
への通電を制御して所定の定着温度に維持する。記録シ
ートは、ここで高熱で加圧され、その表面のトナー粒子
がシート表面に融着して定着された後、排紙トレイ81
上に排出される。
【0020】従動ローラ43のほぼ下方の位置には、転
写ベルト41表面に当接して、転写ベルト41上に付着
した紙粉やトナー等を除去するクリーニングブレード4
8が配設されている。なお、イメージリーダ部10の前
面の操作しやすい位置には、操作パネル90が設けられ
ており、ここから操作者がコピー開始の指示やコピー枚
数の設定、プリントモードの指定などのキー入力を行
う。この操作パネル90には、液晶表示板などで構成さ
れる表示部が設けられ、操作者により設定されたコピー
モードや各種のメッセージを表示するようになってい
る。
【0021】また、SE3〜SE8は、反射型光電セン
サやリミットスイッチなどからなるジャムセンサであ
り、制御部30は、各ジャムセンサSE3〜SE8にお
いて、通過する記録シートの前縁を検出してから所定時
間経過してもその後縁が検出されないときや、上流側の
ジャムセンサが記録シートの後縁を検出してから所定時
間経過しても下流側のジャムセンサで当該記録シートの
前縁が検出されない場合に紙詰まり(ジャム)が発生し
たと判断するようになっている。
【0022】また、装置筐体11右側面のほぼ中央の位
置には、メインの電源スイッチ21が設けられている。
図2は、上記記録シート搬送部40の要部を示す拡大図
である。同図に示すように記録シート搬送部40は、転
写ベルト41と、同ベルトが張架される駆動ローラ4
2,従動ローラ43、テンションローラ44および補助
ローラ45などからなる。
【0023】駆動ローラ42は、従動ローラ43の回転
軸431を中心として上下に揺動可能に保持された揺動
フレーム46の右端部に回転可能に保持される。この駆
動ローラ42は、揺動フレーム46に設置されたステッ
ピングモータ(不図示)により回転駆動され、その回転
速度は、転写ベルト41の搬送面が感光体ドラム51M
〜51Kの周速(システムスピード)と同じ速度となる
ように制御部30によって制御される。
【0024】揺動フレーム46は、ソレノイド47によ
り上下動させられるようになっており、カラープリント
モードを実行する時には、揺動フレーム46を図の実線
の位置に押し上げて全感光体ドラム51M〜51Kと転
写ベルト41の記録シート搬送面とを接触させる(この
ときの揺動フレーム46の位置を、以下「非退避位置」
という。)。一方、単色プリントモードを実行する際に
は、ソレノイド47のロッド471を後退させて、揺動
フレーム46を下方に揺動させる。この際、補助ローラ
45は図示しない本体フレームに軸支されているので、
図の波線で示すように補助ローラ45より上流側の転写
ベルトの搬送面のみが下方に傾き(このときの揺動フレ
ーム46の位置を、以下「退避位置」という。)、ブラ
ックの画像形成に関与しない感光体ドラム51M〜51
Yと転写ベルト41の搬送面を離間させることができ
る。これにより、単色プリントモード時に、感光体ドラ
ム51M〜51Yを停止させても、転写ベルト41との
間で摩擦が生じたりせず、画像形成に悪影響を与えるこ
となしに、当該感光体ドラムの感光面やその周辺部材の
無駄な消耗を阻止することができる。
【0025】なお、転写チャージャ54Y、54C、5
4Mは、上記揺動フレーム46に付設されており、当該
揺動フレーム46の揺動動作と共に下方に移動するの
で、転写チャージャ54Y、54C、54Mが転写ベル
ト41を下方へ退避させる際の妨げとなることはない。
また、テンションローラ44の軸受け部は、バネなどの
弾性部材を利用した付勢装置(不図示)により図の矢印
方向に付勢されており、上記揺動フレーム46を、退避
位置と非退避位置に変化させても転写ベルト41の張力
がほぼ一定に保たれるように構成されている。
【0026】SE1、SE2は、それぞれ揺動フレーム
46が非退避位置、退避位置にあることを検出するため
の位置センサであって、反射型光電センサやリミットス
イッチなどにより構成される。 (2)制御部30の構成 図3は、上記複写機の内部に設置される制御部30の構
成を示すブロック図である。同図に示すように制御部3
0は、CPU31を中心にして画像信号処理部32、原
稿判別部35、イメージリーダ部10によって読み込ま
れた画像データを格納する画像メモリ33、レーザダイ
オード駆動部34、それぞれの制御に必要なプログラム
を格納したROM36、プログラム実行時のワークエリ
アとなるRAM37等から構成される。
【0027】画像信号処理部32は、原稿をスキャンし
て得られたR、G、Bの電気信号をそれぞれ変換して多
値デジタル信号からなる画像データを生成し、シェーデ
ィング補正を施してページ毎に原稿判別部35に送出す
ると共に、さらにエッジ強調処理などの補正を行った後
に、C、M、Y、Kの再現色の画像データを生成して画
像メモリ33に出力し、上記画像データを各再現色ごと
に格納させる。
【0028】一方、原稿判別部35は、画像信号処理部
32から送出された原稿の画像データのうち、最初に読
み取った原稿(1ページ目の原稿)の画像データをもと
に当該原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを判
別し、その結果を色情報としてCPU31に送る。CP
U31は、読み取った原稿のページ数と、画像メモリ3
3への格納位置(アドレス)とをページ情報として相互
に関連付けて、RAM37内の管理テーブルに格納す
る。さらに、前記原稿判別部35によって判別された1
ページ目の原稿の色情報を前記ページ情報と関連付けて
格納する。
【0029】画像メモリ33は、CPU31からアドレ
スを指示されて読出し要求を受けると、当該アドレスに
格納されている各再現色の画像データをレーザダイオー
ド駆動部34に送り、レーザダイオード駆動部34は、
この画像データに基づき、各色のレーザダイオードを光
変調駆動する。CPU31には、各種センサの検出信号
が入力されており、これらの検出信号を受け、ROM3
6の制御プログラムに基づいて、原稿自動搬送装置2や
イメージリーダ部10、プリンタ部20などの各部の動
作を制御し、あるいは、紙詰まりの判定等を実行して、
円滑なコピー動作を実現する。
【0030】なお、CPU31は、電源スイッチ21が
ONされると、ウォームアップを開始し、定着部80の
定着ローラ801の表面温度が所定の定着温度になるま
で昇温させ、当該定着温度に達するとウォームアップを
終了して、当該定着温度を維持させる。また、定着温度
に達した時点で、所定時間キー入力がない場合に、節電
のため定着ローラ801の表面温度を定着温度より低い
温度に下げて維持して、節電モードを実行する。
【0031】図4は、上記原稿判別部35の構成の一例
を示すブロック図である。画像信号処理部32において
シェーディング補正された画像データr、g、bは、H
VC変換部351において所定の変換式に従って公知の
マンセル表色系の均等色空間における色領域信号である
色相角(H*)、明度(V)、彩度(C*)のデータに
変換され、その内の彩度(C*)のデータが画素毎に順
次、彩度判定部352に送出される。
【0032】彩度判定部352は、上記彩度データを予
め内部に設定された所定の閾値と比較して、当該画素が
有彩色であるか無彩色であるかを判断し、有彩色である
と判断する際には、第1カウンタ部353に、無彩色で
あると判断する際には、第2カウンタ部354にそれぞ
れ所定の信号を順次送出し、原稿1ページ分の画素デー
タに対して前記所定信号の送出を終了すると、ページ終
了信号を第1カウンタ部353と第2カウンタ部354
に送出する。
【0033】第1カウンタ部353と第2カウンタ部3
54は、内部に設けられたカウンタを前記彩度判定部3
52から所定信号を受信する毎に1だけインクリメント
し、前記ページ終了信号を受信すると、カウントされた
値を有彩色比率計算部355に送出すると共に、前記カ
ウント値をリセットする。有彩色比率計算部355は、
前記第1カウンタ部353から入力した値(有彩色画素
数)を前記第1カウンタ部353と第2カウンタ部35
4とから入力した値の加算値(有彩色画素数+無彩色画
素数)で除算し、原稿1ページ分の画素数に対する有彩
色画素数の比率を算出して比較部356に送出する。
【0034】比較部356は、前記有彩色比率計算部3
55から入力した算出値と、あらかじめ決められた所定
値、たとえば0.01(1%)とを比較し、前記算出値
が所定値以上であればその原稿は有彩色、すなわちカラ
ー原稿であって、所定値より小さければ無彩色、すなわ
ち白黒原稿であると判断し、CPU31にその結果を送
出する。
【0035】前記比較部356の所定値は、当該原稿が
カラー原稿であるか否かをさらに厳格に判断するため
に、さらに小さな値、たとえば0.001(0.1%)
に設定してもよい。 (3)制御部30による制御動作 図5は、複写機全体の制御動作のメインルーチン(不図
示)のうち、電源スイッチ21がONされたときに実行
される揺動フレーム46の移動処理を中心とした制御動
作のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0036】操作者によって電源スイッチ21がONさ
れると、CPU31は上述したように定着ローラ801
に設けられた内部ヒータに給電して、ウォームアップを
開始させる(ステップS1、S2)。操作者が、ウォー
ムアップ中に原稿自動搬送装置2の原稿給紙トレイ3に
原稿をセットし、操作パネル90上でコピー枚数などを
入力後、コピー開始の指示を行うと(予約原稿)、CP
U31はウォームアップが終了していなくても、その原
稿を1ページ目から原稿ガラス板まで搬送させ、イメー
ジリーダ部10によって当該原稿画像の読み取りを実行
させる(ステップS3、S4)。
【0037】読み取られた原稿の画像データは、上述し
たように画像信号処理部32によって各種の補正処理を
施されて画像メモリ33に格納され、一方で原稿判別部
35によって1ページ目の原稿がカラー原稿であるか白
黒原稿であるかを判別されて、その判別結果は色情報と
してRAM37の管理テーブルに格納される。CPU3
1は、RAM37の管理テーブルを参照して1ページ目
の原稿の色情報を取得し、当該1ページ目の原稿がカラ
ー原稿の場合には、現在の揺動フレーム46の位置を位
置センサSE1、SE2により検出し、退避位置にあれ
ばカラープリントモードに応じた位置、すなわち非退避
位置に移動させて、転写ベルト41の記録シート搬送面
と全感光体ドラム51M〜51Kとを接触させる(ステ
ップS5で「Y」、ステップS6)。
【0038】一方、当該1ページ目の原稿が白黒原稿の
場合には、現在の揺動フレーム46の位置を位置センサ
SE1、SE2により検出し、非退避位置にあれば単色
プリントモードに応じた位置、すなわち退避位置へ揺動
フレーム46を移動させて、転写ベルト41の記録シー
ト搬送面とブラックの画像形成に関与しない感光体ドラ
ム51M〜51Yとを離間させる(ステップS5で
「N」、ステップS7)。
【0039】CPU31は、定着部80の定着ローラ8
01の表面温度が定着温度に達しているか否かを判断
し、達していなければウォームアップを継続する(ステ
ップS8で「N」)。一方、定着ローラ801の表面温
度が定着温度に達すると、ウォームアップを終了し(ス
テップS8で「Y」)、ウォームアップ中になされた操
作者によるコピー開始の指示に従って、1ページ目の原
稿に対するコピー動作をすぐに開始させて(ステップS
9)、メインルーチンにリターンする。
【0040】一方、ステップS3において予約原稿が設
定されない場合には(ステップS3で「N」)、定着部
80の定着ローラ801の表面温度が定着温度に達して
いるか否かを判断し、達していなければウォームアップ
を継続すると共に、ステップS3に戻る(ステップS1
0で「N」)。また、定着ローラ801の表面温度が定
着温度に達すると、ウォームアップを終了し、操作者に
よってコピー開始の指示がなされるまで待機する(ステ
ップS10で「Y」、ステップS11)。
【0041】このように、ウォームアップ中に予約原稿
が設定されると、セットされた原稿を読み取って1ペー
ジ目の原稿の色情報を入手し、その情報を基に1ページ
目の原稿に対して実行するプリントモードを決定し、揺
動フレーム46をそのプリントモードに応じた位置(退
避位置または非退避位置)にあらかじめ移動させておく
ので、ウォームアップが終了して1枚目の記録シートに
画像形成する際に、揺動フレーム46の移動に要する時
間、およびこの移動によって発生する振動の影響を受け
ることなく記録シートが安定走行するまでの時間とを待
つ必要がなくなって、ファーストプリントタイムを短縮
できる。 (4)変形例 以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、
本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論で
あり、以下のような変形例が考えられる。
【0042】(4−1)上記実施の形態においては、原
稿自動搬送装置2の原稿給紙トレイ3にセットされた原
稿をウォームアップ中に読み取って、1ページ目の原稿
画像の色情報を取得し、揺動フレーム46をその色情報
を基に決定したプリントモードに応じた位置(退避位置
または非退避位置)にあらかじめ移動させておくことに
より、ウォームアップ終了直後に行うコピーのファース
トプリントタイムを短縮しているが、さらにコピー中の
トラブル、例えば操作者が誤って電源スイッチ21をO
FFしたり、停電の発生などによってコピー動作が中断
し、その後当該複写機に電源投入された際に、画像メモ
リ33内に次にコピーすべき原稿の画像データが残って
いた場合には、その原稿のうち最初にコピーすべき原稿
の色情報をもとにプリントモードを決定し、ウォームア
ップ中にそのプリントモードに応じた位置に揺動フレー
ム46を移動させておいてもよい。
【0043】すなわち、本変形例においては、画像メモ
リ33とRAM37は不揮発性メモリが使用され、図6
のフローチャートに示すように、トラブル後に電源スイ
ッチ21がONされてウォームアップが開始されると
(ステップS20、S21)、CPU31は画像メモリ
33に原稿の画像データが残っているか否かをRAM3
7の管理テーブルを参照して判断する。RAM37の管
理テーブルには、上述したように原稿のページ数と画像
メモリ33への格納位置(アドレス)などが関連付けて
格納されており、これらの情報はCPU31の指定した
原稿のコピーが終了すると当該管理テーブルおよび画像
メモリ33から消去されるようになっている。従って、
CPU31は電源スイッチ21がONされた時に、この
管理テーブルを参照すれば画像メモリ33内に原稿の画
像データが残っているか否かを容易に判断できる。
【0044】画像メモリ33に原稿の画像データが残っ
ている場合には(ステップS22で「Y」)、CPU3
1はその原稿のうち最初にコピーすべき原稿、例えばペ
ージ数が一番小さい原稿の色情報を取得する。この色情
報は、画像メモリ33に格納されている当該原稿の再現
色データC、M、Y、Kを上述した画像データr、g、
bに再変換し、これを原稿判別部35に送出することに
よって取得してもよいし、あるいは上述の原稿判別部3
5を使用せず、制御部30内に再現色データから直接色
情報を取得する取得部を新たに設けて取得するようにし
てもよい。
【0045】CPU31は、この色情報から当該原稿が
カラー原稿であると判断した場合には、現在の揺動フレ
ーム46の位置を位置センサSE1、SE2により検出
し、退避位置にあればカラープリントモードに応じた位
置、すなわち非退避位置へ揺動フレーム46を移動させ
て、転写ベルト41の記録シート搬送面と全感光体ドラ
ム51M〜51Kとを接触させる(ステップS23で
「Y」、ステップS24)。
【0046】一方、当該原稿が白黒原稿であると判断し
た場合には、現在の揺動フレーム46の位置を位置セン
サSE1、SE2により検出し、非退避位置にあれば単
色プリントモードに応じた位置、すなわち退避位置へ揺
動フレーム46を移動させて、転写ベルト41の記録シ
ート搬送面とブラックの画像形成に関与しない感光体ド
ラム51M〜51Yとを離間させる(ステップS23で
「N」、ステップS25)。
【0047】CPU31は、定着部80の定着ローラ8
01の表面温度が定着温度に達しているか否かを判断
し、達していなければウォームアップを継続する(ステ
ップS26で「N」)。一方、定着ローラ801の表面
温度が定着温度に達するとウォームアップを終了し(ス
テップS26で「Y」)、すぐにコピー動作を開始させ
て(ステップS27)、メインルーチンへリターンす
る。
【0048】一方、ステップS22において画像メモリ
33に原稿の画像データが残っていない場合には(ステ
ップS22で「N」)、定着部80の定着ローラ801
の表面温度が定着温度に達しているか否かを判断し、達
していなければウォームアップを継続する(ステップS
28で「N」)。一方、定着ローラ801の表面温度が
定着温度に達するとウォームアップを終了し、操作者に
よってコピー開始の指示がなされるまで待機する(ステ
ップS28で「Y」、ステップS29)。
【0049】このように、トラブル解除後のウォームア
ップ中に、画像メモリ33内に残っている原稿のうち、
最初にコピーする原稿の色情報を取得し、その色情報を
もとに決定されたプリントモードに応じた位置(退避位
置または非退避位置)に揺動フレーム46をあらかじめ
移動させておくので、ウォームアップが終了するとすぐ
に最初の記録シートへの画像形成を開始でき、ファース
トプリントタイムを短縮できる。
【0050】また、前記色情報は、画像メモリ33内に
残っていた画像データから取得するのではなく、例えば
当該複写機がネットワーク接続された外部のパーソナル
コンピュータ(PC)などからプリント指示を受けるこ
とによってプリント動作を実行することが可能な装置の
場合には、電源スイッチ21をONした後のウォームア
ップ中に当該色情報をパーソナルコンピュータ(PC)
などから取得し、その色情報をもとに最初にプリントす
る原稿のプリントモードを決定し、その結果から揺動フ
レーム46を移動させるようにしてもよい。このように
すれば、画像メモリ33に不揮発性メモリを使用しなく
ても色情報を取得でき、ウォームアップ中に揺動フレー
ム46を最初にプリントするプリントモードに応じた位
置に移動させることができる。
【0051】(4−2)さらに、前記コピー中のトラブ
ルには、紙詰まりやトナー交換など電源をOFFするこ
となくトラブルを解消できるものが含まれてもよい。こ
のようにすれば、例えば操作者が揺動フレーム46の位
置をずらして紙詰まりを処理した場合であっても、紙詰
まり処理終了後から画像形成動作が可能になるまでの間
に、揺動フレーム46が紙詰まり発生前に行っていたプ
リントモードに応じた位置にあらかじめ移動するので、
当該紙詰まり処理終了直後に行われるコピーのファース
トプリントタイムを短縮できる。
【0052】(4―3)上記実施の形態においては、原
稿をウォームアップ中に読み取って、1ページ目の原稿
画像についてのみ色情報を取得し、その色情報を基にプ
リントモードを決定しているが、この色情報は読み取っ
た原稿全てについて取得してRAM37内の管理テーブ
ルに原稿のページ数と共に関連付けて格納するようにし
てもよい。このようにすれば、2ページ目以降の原稿に
ついても管理テーブルを参照するだけで、原稿毎に実行
すべきコピーのプリントモードを決定できるので、原稿
自動搬送装置2の原稿給紙トレイ3にカラーと白黒原稿
の混在した原稿束をセットして連続コピーすることが可
能となる。
【0053】また、上記変形例(4―1)においても、
画像メモリ33内に残っている原稿のうち、最初にコピ
ーする原稿の色情報をRAM37内の管理テーブルを参
照するだけで取得できるので、上述したように当該原稿
の再現色データC、M、Y、Kを画像データr、g、b
に再変換し、これを原稿判別部35に送出するといった
複雑な処理を実行する必要もなくなる。
【0054】(4−4)上記実施の形態においては、単
色プリントモード時に、画像形成に関与しない感光体ド
ラムと転写ベルト41を接離するため、駆動ローラ42
を軸支する揺動フレーム46(図2)をソレノイド47
により上下に揺動駆動させたが、この揺動駆動の手段
は、ソレノイドに限定されずその他のアクチュエータや
カム機構であってもよい。また、揺動フレームを設けず
に、画像形成に関与しない感光体ドラムと転写ベルト4
1が離間するように転写ベルト41を張架し、離間した
感光体ドラムの転写位置において、転写ローラで転写ベ
ルト41を上方に押し上げる機構としてもよい。さらに
は、転写ベルト41の方を移動させるのではなく、感光
体ドラムの方を上方に移動させて転写ベルトと感光体ド
ラムを離間させる構成とすることも可能である。
【0055】(4−5)上記実施の形態においては、原
稿をウォームアップ中に読み取って、1ページ目の原稿
画像の色情報を取得し、その色情報を基にプリントモー
ドを決定しているが、このプリントモードは操作者がウ
ォームアップ中に操作パネル90上のキーなどからの入
力操作に基づき決定されるような構成であってもよい。
このようにすれば、上述の制御部30内の原稿判別部3
5は不要となり、その分、制御部30内の回路構成が簡
単となる。
【0056】(4−6)上記実施の形態においては、感
光体ドラムから直接記録シート上に画像を転写するもの
について説明したが、感光体ドラムから一旦転写ベルト
に転写して形成された多重色画像をさらに記録シート上
に転写して画像形成するようなものにも適用できる。 (4−7)上記実施の形態においては、揺動フレーム4
6の移動はウォームアップ中に完了するようにしたが、
この揺動フレーム46の移動は少なくともウォームアッ
プ中に開始さえされれば、従来のようにウォームアップ
終了直後から原稿を読み取って、揺動フレーム46を移
動させた後に画像形成を開始する場合に比べて、ファー
ストプリントタイムを短縮することができる。
【0057】(4−8)上記実施の形態では、フルカラ
ーのタンデム型複写機について説明したが、本発明は、
複写機に限らず、レーザプリンタを含むタンデム型のカ
ラー画像形成装置一般に適用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
形成すべき画像のプリントモードをプリントモード決定
手段によって決定し、画像形成動作が可能となるまでの
待機時間内に、その後に実行される画像形成に備え、前
記決定されたプリントモードに基づいて予め接離手段に
よる接離動作を実行するので、従来の、待機時間経過後
に接離動作を実行し、それが終了してから画像形成を開
始することに比べて、ファーストプリントタイムを短縮
することができ、さらにプリント処理速度の高速化が可
能となる。
【0059】また、前記待機時間内に原稿を読取手段に
よって読み取って、その読み取られた原稿画像から色情
報を取得し、その色情報に基づいて待機時間経過直後に
実行すべきプリントモードを決定するので、プリントモ
ードを操作パネルから手動で入力する必要がなくなり、
かつ前記接離動作は待機時間内に実行されるので、待機
時間経過直後に行われるコピーのファーストプリントタ
イムを短縮できる。
【0060】また、装置に生じたトラブル解消時に画像
形成がまだ実行されていない画像データが記憶手段に残
っている場合に、当該画像データから色情報を取得し、
その色情報に基づいて実行すべきプリントモードを決定
して前記接離動作を待機時間内に実行するので、待機時
間経過直後に行われるコピーのファーストプリントタイ
ムを短縮できる。
【0061】また、前記待機時間は、定着手段の定着部
が所定の定着温度に達するまでのウォームアップ時間で
あってもよい。電源投入後や節電モードの解除後などの
ウォームアップ時間中に接離動作が実行されるので、ウ
ォームアップ終了直後に行われるコピーのファーストプ
リントタイムを短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタンデム型のフルカ
ラー複写機の全体の構成を示す図である。
【図2】上記複写機内の記録シート搬送部の構成を示す
図である。
【図3】上記複写機に設置される制御部のブロック図で
ある。
【図4】上記制御部における原稿判別部の一例を示すブ
ロック図である。
【図5】上記制御部により実行される揺動フレーム移動
処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】上記揺動フレーム移動処理の変形例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 原稿自動搬送装置 3 原稿給紙トレイ 10 イメージリーダ部 20 プリンタ部 21 電源スイッチ 30 制御部 31 CPU 32 画像信号処理部 33 画像メモリ 34 レーザダイオード駆動部 35 原稿判別部 36 ROM 37 RAM 41 転写ベルト 46 揺動フレーム 47 ソレノイド 51M〜51K 感光体ドラム 80 定着部 90 操作パネル 801 定着ローラ SE1、SE2 位置センサ SE9 温度検出センサ
フロントページの続き (72)発明者 佐竹 剛 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 笠松 徹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像担持体のそれぞれに各色の画像
    を形成し、これらを転写ベルトもしくは当該転写ベルト
    上を搬送される転写材に転写して画像を形成するカラー
    プリントモードとその中の一の像担持体を使用して画像
    を形成する単色プリントモードとが実行可能な画像形成
    装置であって、 カラープリントモードを実行する際には、転写ベルトと
    全ての像担持体とを接触させ、単色プリントモードを実
    行する際には、当該単色画像に関与する像担持体と転写
    ベルトとを接触させたまま、その他の像担持体と前記転
    写ベルトとを離間させる接離手段と、 形成すべき画像のプリントモードを決定するプリントモ
    ード決定手段と、 画像形成動作が可能となるまでの待機時間内に、その後
    に実行される画像形成に備えて、前記プリントモード決
    定手段の決定に基づき、予め前記接離手段による接離動
    作を実行させる接離動作制御手段とを備えることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、原稿画像を読み取
    る読取手段を備え、 前記読取手段は、前記待機時間内に原稿を読み取ると共
    に、前記プリントモード決定手段は、前記読取手段によ
    って読み取られた原稿画像から色情報を取得し、その色
    情報に基づいてプリントモードを決定することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、画像データを記憶
    する記憶手段を備えると共に、前記待機時間は、装置に
    生じたトラブル解消後に画像形成動作が可能になるまで
    の時間であって、前記プリントモード決定手段は、トラ
    ブル解消時に前記記憶手段に残っている画像データから
    色情報を取得し、その色情報に基づいてプリントモード
    を決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、形成された画像を
    転写材に熱定着するための定着手段を備え、前記待機時
    間は、当該定着手段の定着部が所定の定着温度に達する
    までのウォームアップ時間であることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016020993A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 キヤノン株式会社 画像形成装置

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