JP3904203B2 - クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナー像が形成される像担持体と、トナー像を転写材に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナーを像担持体表面から除去するトナー除去手段と、該トナー除去手段からトナーを回収するトナー回収ローラと、該トナー回収ローラからトナーを除去するクリーニングブレードとを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合機などとして構成される電子写真方式ないしは静電記録方式を用いた上記形式の画像形成装置は従来より公知である。従来のこの種の画像形成装置においては、トナー回収ローラとして金属製のローラが用いられ、またクリーニングブレードとしては、このトナー回収ローラの表面に圧接する弾性ブレードが用いられるのが普通であった。ところが、このようにクリーニングブレードがトナー回収ローラよりも軟質な材料により構成されていると、そのクリーニングブレードがトナー回収ローラの表面に食い込むことができないため、トナーとして球形トナー、特に平均円形度が0.96以上で1.00未満の球形トナーを用いると、そのトナーの一部がクリーニングブレードをすり抜けてしまい、トナー回収ローラの表面からトナーを除去する効率が低下する。このため、トナー除去手段からトナー回収ローラ側にトナーを効率よく移行させることができず、トナー除去手段による像担持体表面のクリーニング性能が低下する欠点を免れない。
【0003】
トナー回収ローラの表面部分を軟質材料から構成し、クリーニングブレードとして金属ブレードを用いたクリーニング装置を有する画像形成装置も提案されているが(特許文献1参照)、この公報には球形トナーを用いることについては記載されていない。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−19380号公報(第3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去した画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置において、前記トナー像を形成するトナーとして平均円形度が0.96以上であって1.00未満の球形トナーを用いると共に、前記クリーニングブレードを前記トナー回収ローラに接離させる接離手段と、前記トナー回収ローラに付着したトナーの量を検知するセンサとを設け、前記クリーニングブレードが前記トナー回収ローラから離れた状態で、該トナー回収ローラ上のトナーの量が、前記トナー除去手段からのトナー回収性能低下に影響がでる量となったことが検知されたとき、前記接離手段によって、クリーニングブレードをトナー回収ローラに圧接させ、このとき、クリーニングブレードが前記トナー回収ローラに食い込んだ状態でトナー回収ローラの表面に圧接することを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項1)。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って説明し、併せて従来の画像形成装置の欠点を図面に即してより具体的に明らかにする。
【0024】
図1は画像形成装置の一例を示す概略図であり、まずその全体構成を簡単に説明する。
【0025】
ここに示した画像形成装置は、ドラム状の感光体により構成された像担持体1を有し、この像担持体1は帯電装置2によって所定の極性、この例では負極性に帯電される。その帯電面に対して、図示していない露光装置から出射した書き込み光Lが照射され、これによって像担持体1に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置3によってトナー像として可視像化される。この現像装置3においては、トナーとキャリアを有する二成分系現像剤又はキャリアを含まない一成分系現像剤が使用されるが、いずれの場合も、トナー像を形成するトナーとして平均円度が0.96以上であって、1.00未満の球形トナーが用いられる。かかるトナーが現像装置内で所定の極性、この例では負極性に摩擦帯電され、当該トナーが静電的に静電潜像に移行して、その静電潜像がトナー像として可視像化される。
【0026】
上記トナー像は、図示していない給紙装置から給送された転写材Pに転写される。すなわち、転写装置4に、像担持体上のトナー像のトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これによって像担持体上のトナー像が転写材P上に静電的に転写される。転写材としては、転写紙又は樹脂フィルムなどが用いられる。
【0027】
像担持体1から分離された転写材Pは定着装置5を通過し、このとき熱と圧力の作用によってトナー像が転写材上に定着される。トナー像転写後の像担持体表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置6によって像担持体表面から除去される。このようにクリーニングされた像担持体表面は除電装置7によって除電される。図には、転写残トナーTを拡大誇張した黒丸で示してある。
【0028】
以上が、以下に説明する各構成のクリーニング装置が採用される画像形成装置の共通する構成である。
【0029】
図2はこのクリーニング装置6の一例を示す図であり、ここに示したクリーニング装置6は、トナー除去手段の一例である導電性のブラシローラ8と、そのブラシローラ8のブラシに接触して時計方向に回転するトナー回収ローラ9と、そのトナー回収ローラ9の表面に先端部が圧接したクリーニングブレード10と、回収コイルより成るトナー搬送部材11と、これらの要素8,9,10,11を収容するクリーニングケース12とを有している。ブラシローラ8も時計方向に回転しながら、そのブラシが像担持体表面に当接する。トナー回収ローラ9には、電源13によって直流電圧が印加され、これによってブラシローラ8にもトナー回収ローラ9を介して、トナー回収ローラ9よりも低い電圧が印加されている。
【0030】
像担持体1上の転写残トナーTが、ブラシローラ8の部位に達すると、当該トナーTは、そのブラシによって機械的に摺擦されながら、同時に像担持体1とブラシローラ8の間に形成された電界によってブラシローラ8に静電的に吸着される。ブラシローラ8に付着したトナーは、そのブラシローラ8の回転によってトナー回収ローラ9に接する部位へ運ばれ、このトナー回収ローラ9とブラシローラ8の間に形成された電界によってトナー回収ローラ9の表面に吸着される。このようにしてトナー回収ローラ9に回収されたトナーは、クリーニングブレード10によって掻き取られる。掻き落とされたトナーは、下方に配置されたトナー搬送部材11によってクリーニング装置外へ排出される。図3はクリーニングブレード10がトナー回収ローラ9の表面に圧接した状態を示す概略斜視図である。
【0031】
上述のように、本例の画像形成装置は、トナー像が形成される像担持体1と、トナー像を転写材Pに転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナーTを像担持体表面から除去するトナー除去手段の一例であるブラシローラ8と、該トナー除去手段からトナーを回収するトナー回収ローラと、該トナー回収ローラからトナーを除去するクリーニングブレード10とを有している。
【0032】
ここで、従来一般に用いられているクリーニング装置においては、クリーニングブレード10がゴムなどの弾性材により構成され、トナー回収ローラ9が導電性の金属によって構成されていた。図4はかかる金属製のトナー回収ローラ9にゴム製のクリーニングブレード10が圧接した状態を示しているが、この図から判るように、クリーニングブレード10はトナー回収ローラ9に食い込むことができない。トナー回収ローラ上のトナーTを、クリーニングブレード10のエッジ部で堰き止め、クリーニングブレード10のスティックスリップによってトナー回収ローラ表面からトナーTを除去するのであるが、トナーが前述の如き平均円度の球形トナーであると、クリーニングブレード10のめくれや波打ちによって、クリーニングブレード10とトナー回収ローラ9の表面との間にトナーTがもぐり込んで、ここをすり抜けやすくなり、これによって像担持体に対するクリーニング性が低下する。カラー化、高画質化が求められるなか、その達成手段として、重合法による球形トナーを使用すると、像担持体のクリーニング性が低下するのである。
【0033】
そこで、本例のクリーニング装置においては、そのトナー回収ローラ9が導電性金属より成る芯金14と、その外周面に固定された導電性の弾性層15から構成されている。トナー回収ローラ9の表面部分が弾性体から構成されているのである。弾性層15は、例えばウレタンゴムの如きゴムや、発泡ウレタンなどの弾性材より成る。また、クリーニングブレード10は、金属製のブレードにより構成されている。かかる構成により、図5に示す如く、クリーニングブレード10がトナー回収ローラ9に食い込み、このときの弾性層15の弾性によってクリーニングブレード10がトナー回収ローラ9の表面に密着した状態で圧接する。このようにしてクリーニングブレード10のめくれや波打ちを防止でき、トナーTが前述の平均円度の球形トナーではあるが、当該トナーTがクリーニングブレード10をすり抜けることを防止できる。また、図5に示すようにクリーニングブレード10の厚さを薄くし、その先端面とトナー回収ローラ9の表面との間に空隙ができないようにすると、トナーTがクリーニングブレード10をすり抜けることをより一層確実に防止することができる。
【0034】
上述のように、本例のクリーニング装置においては、トナー像を形成するトナーとして、平均円度が0.96以上であって1.00未満の球形トナーが用いられていると共に、クリーニングブレード10がトナー回収ローラ9に食い込んだ状態でトナー回収ローラ9の表面に圧接している。
【0035】
上記構成により、クリーニングブレード10によってトナー回収ローラ9からトナーを効率よく除去できるので、ブラシローラ8に付着したトナーをトナー回収ローラ9に効率よく吸着させることができ、結局、ブラシローラ8によって像担持体表面から転写残トナーを効率よく除去することができる。このようにして像担持体に対するクリーニング性能を高め、該像担持体上に形成されるトナー像の画質を向上させることができる。
【0036】
また、図2に示したクリーニング装置6においては、像担持体1の表面の転写残トナーTを、ブラシローラ8より成る導電性のトナー除去手段に静電的に吸着させ、かつ該トナー除去手段に付着したトナーをトナー回収ローラ9に静電的に吸着させることができるように、トナー回収ローラ9の芯金14に電圧が印加されているので、像担持体1上の転写残トナーを、トナー除去手段によってより一層効率よく除去し、これをトナー回収ローラ9に効率よく回収して、クリーニングブレード10によりそのトナーを除去することができる。トナー回収ローラ9には、像担持体上の転写残トナーを最も効率よくブラシローラ8に静電的に吸着できる極性の電圧、図2に例では正極性の電圧が印加される。
【0037】
ところで、転写残トナーTの帯電極性が、現像時の極性である負極性のままであれば、上述のようにトナー回収ローラ9に、その転写残トナーTの帯電極性と逆極性である正極性の電圧を印加すれば、そのトナーをブラシローラ8に静電的に吸着させることができる。ところが、図1に示した転写装置4には、トナー像のトナーの帯電極性と逆の正極性の電圧が印加されるので、この影響を受けて、転写残トナーTの一部が正極性に反転することがある。この場合には、正極性と負極性に帯電した転写残トナーTが混在することになり、上述のようにトナー回収ローラ9に正極性の電圧を印加しただけでは転写残トナーTをブラシローラに効率よく静電移行させることができない。
【0038】
そこで、図6に示したクリーニング装置6においては、図2に示したクリーニング装置と全く同様に構成されたブラシローラ8、トナー回収ローラ9及びクリーニングブレード10を設け、このトナー回収ローラ9に電源13によって正極性の電圧を印加するほか、このブラシローラ8よりも像担持体表面移動方向上流側に他のブラシローラ8Aと、トナー回収ローラ9Aと、クリーニングブレード10Aが設けられ、そのトナー回収ローラ9Aには電源13Aによって、負極性の電圧が印加されている。このブラシローラ8A、トナー回収ローラ9A及びクリーニングブレード10Aの構成は、図2に示したブラシローラ8、トナー回収ローラ9及びクリーニングブレード10と変わりはなく、また他の構成も図2に示したクリーニング装置と変わりはない。
【0039】
上述した構成によると、一方のブラシローラ8によって、負極性に帯電した転写残トナーTを像担持体表面から除去し、他方のブラシローラ8Aによって正極性に帯電した転写残トナーTを除去することができるので、転写残トナーT中に正極性と負極性に帯電したものが混在していても、これらのトナーTを効率よく除去し、いずれの極性のトナーもトナー回収ローラ9,9Aに回収して、その各トナーをクリーニングブレード10,10Aによって各トナー回収ローラ9,9Aから除去し、これをトナー搬送部材11によってクリーニング装置外に排出することができる。
【0040】
上述のように、像担持体表面の移動方向に沿って配置されたブラシローラ8A,8より成る2つのトナー除去手段と、各トナー除去手段からそれぞれトナーを回収する2つのトナー回収ローラ9A,9と、各トナー回収ローラ9A,9からそれぞれトナーを除去する2つのクリーニングブレード10A,10とを有していて、各クリーニングブレード10A,10が、各トナー回収ローラ9A,9に食い込んだ状態で各トナー回収ローラ9A,9の表面に圧接し、像担持体表面の転写残トナーTを各トナー除去手段に静電的に吸着させ、かつ各トナー除去手段に付着したトナーを各トナー回収ローラ9A,9に静電的に吸着させるように、各トナー回収ローラ9A,9に異なった極性の電圧をそれぞれ印加することによって、前述の平均円度の球形トナーより成る転写残トナーTを効率よく像担持体表面から除去することができる。
【0041】
また、図7に示すように、ブラシローラ8より成るトナー除去手段によって除去される前の像担持体1上の転写残トナーTの帯電極性を揃えるトナー極性制御手段16を設けることによっても、正極性と負極性に帯電した転写残トナーを効率よく像担持体1の表面から除去することができる。図7に示したトナー極性制御手段16は、タングステンワイヤなどの細いワイヤ17に電源18によって電圧を印加されるコロナ放電器によって構成され、かかるトナー極性制御手段16は像担持体1の表面から離間して配置される。また、ここでは、電源18によってワイヤ17にDCにACを重畳した電圧が印加される。DC電圧の印加によって、転写装置の影響によって正極性に帯電した転写残トナーTが負極性に帯電され、AC電圧の印加によって、像担持体表面の電位が一定値に収束される。図7に示したクリーニング装置6の他の構成は図2に示したクリーニング装置と変わりはない。このようにして転写残トナーTの帯電極性が揃えられるので、図2に示したクリーニング装置の場合と同様にして、前述の平均円度の球形トナーより成る転写残トナーを効率よく像担持体表面から除去することができる。また、トナー極性制御手段としてコロナ放電器を用いると、単純な装置で転写残トナーの極性を揃えることができる。
【0042】
図7に示した例では、トナー極性制御手段16が、像担持体表面から離間して配置されているので、トナー極性制御手段16が像担持体表面に接触することによる像担持体の表面劣化を阻止でき、またトナー極性制御手段16がトナーで汚される不具合を抑制できる。ところが、その反面、コロナ放電器より成るトナー極性制御手段16を用いると、NOx、オゾンなどの放電生成物が多量に発生し、これによって像担持体上に形成されるトナー像の画質が劣化するおそれがある。そこで、図8に示したクリーニング装置においては、トナー極性制御手段16が矢印方向に回転しながら像担持体1の表面に接触する導電性のブラシローラにより構成され、このブラシローラに電源18によって負極性の電圧を印加し、これによって像担持体上の転写残トナーTに電荷を注入して、その転写残トナーTの帯電極性を揃えるように構成されている。このブラシローラに付着したトナーは、フリッカーバー19によって叩き落とされ、落とされたトナーはトナー搬送部材11によってクリーニング装置外に排出される。他の構成は図7に示したクリーニング装置と変わりはない。
【0043】
図8に示したクリーニング装置においても、転写残トナーの帯電極性を揃えることができるので、転写装置4によって転写残トナーTの極性が逆転したときも、その転写残トナーTをブラシローラ8によって効率よく除去できる。しかも、図8に示したトナー極性制御手段16は、像担持体表面に接触して位置しているので、NOx、オゾンなどの放電生成物の発生を抑えることができる。像担持体表面に接触するトナー極性制御手段16としては、ブラシローラのほかに、導電性の帯電ローラなどを用いることもできる。
【0044】
次に、図9に示すクリーニング装置6においては、ブラシローラ8より成るトナー除去手段によって除去される前の転写残トナーTが存在する像担持体1の表面を帯電する帯電手段20が設けられていると共に、ブラシローラ8として構成されたトナー除去手段が電気抵抗を持った導電性を有している。また、トナー回収ローラ9には電圧が印加されず、その代わりに当該トナー回収ローラ9は接地されている。図9に示した帯電手段20は、タングステンワイヤなどの細いワイヤ21を有するコロナ放電器により構成され、このワイヤ21に電源22によってDCにACを重畳した電圧が印加される。DC電圧の印加により、像担持体表面が負極性に帯電され、これと同時に転写装置4の影響で正極性に帯電した転写残トナーTも負極性に帯電され、トナーの帯電極性が揃えられる。AC電圧の印加によって、像担持体表面の電位が一定値に収束される。
【0045】
上述のように負極性に帯電した像担持体表面がブラシローラ8に対向すると、トナー回収ローラ9が接地され、かつブラシローラ8が電気抵抗を有する導電性材料により構成されているので、像担持体1とブラシローラ8の間と、そのブラシローラ8とトナー回収ローラ9の間に電界が形成され、像担持体上の負極性に帯電された転写残トナーTがブラシローラ8に静電的に移行し、さらにそのトナーがトナー回収ローラ9に静電的に吸着され、当該トナーがクリーニングブレード10によってトナー回収ローラ9から除去される。このように、ブラシローラ8より成るトナー除去手段の電気抵抗が、像担持体表面の転写残トナーをトナー除去手段に静電的に吸着させ、かつ該トナー除去手段に付着したトナーをトナー回収ローラに静電的に吸着させる範囲の値に設定されている。図9に示したクリーニング装置の他の構成は図2に示したクリーニング装置と変わりはない。
【0046】
図9に示したクリーニング装置によると、トナー回収ローラ9に電圧を印加しなくとも、転写残トナーTを静電的にブラシローラ8へ、さらにトナー回収ローラ9へと移行させることができる。しかも、帯電手段20によって転写残トナーTの帯電極性を揃えることもできるので、前述の如き球形トナーより成る転写残トナーTを効率よく像担持体表面から除去できる。
【0047】
また、帯電手段20は、像担持体表面をその本来の極性、すなわち図1に示した帯電装置2によって帯電される極性、図の例では負極性に帯電するので、帯電手段20によって無理なく、像担持体1を帯電することができる。
【0048】
また、図9に示した帯電手段20は、像担持体表面から離間して配置されているので、帯電手段20が像担持体表面に接触することによる像担持体表面の劣化発生を阻止できるが、オゾンやNOx等の放電生成物が多量に発生するおそれがある。これに対し、帯電手段が像担持体表面に接触して位置するように構成することもでき、かかる構成によると、放電生成物の発生を抑制することができる。図10はその一例を示し、帯電手段20が、コロナ放電器ではなく、像担持体1の表面に接触しながら回転する導電性のブラシローラより成り、このブラシローラに電源22によって負極性の電圧が印加され、これにより像担持体1を負極性に帯電すると共に、転写残トナーの帯電極性を負極性に揃えるように構成されている。このブラシローラに付着したトナーはフリッカーバー23により叩き落とされる。ブラシローラに代えて、像担持体表面に接触する導電性の帯電ローラなどを用いることもできる。図10に示したクリーニング装置の他の構成と作用は図9に示したクリーニング装置と変わりはない。
【0049】
ところで、以上説明した各構成のクリーニング装置において、弾性層15を有するトナー回収ローラ9,9Aの表面に金属製のクリーニングブレード10,10Aが常に圧接していると、そのトナー回収ローラ9,9Aの表面がクリーニングブレード10,10Aによって早期に経時劣化し、トナー回収ローラのトナー回収能力が低下するおそれがある。そこで、クリーニングブレード10をトナー回収ローラに接離させる接離手段を設けることが有利である。図11はその一例を示し、クリーニングブレード10は通常、実線で示すようにトナー回収ローラ9から離れており、ブラシローラ8から回収されてトナー回収ローラ9に付着したトナーの量をセンサ24によって検知する。クリーニングブレード14がトナー回収ローラ9から離れた状態で、トナー回収ローラ上のトナーの量が、ブラシローラ8からのトナー回収性能低下に影響がでる量となったことがセンサ24により検知されたとき、上述の接離手段によって、クリーニングブレード10図11に破線で示すようにトナー回収ローラ9の表面に圧接させ、その表面からトナーを掻き落とす。このとき、クリーニングブレード10がトナー回収ローラ9に食い込んだ状態でトナー回収ローラ9の表面に圧接する。このように、必要なときだけ、クリーニングブレード10をトナー回収ローラ9に当接させるので、トナー回収ローラ9の耐久性を高め、長期に亘ってトナー回収ローラ9のトナー回収機能を維持することができる。
【0050】
以上説明した各構成のクリーニング装置においては、トナー回収ローラ9,9Aは、その表面部分が弾性体より成り、クリーニングブレード10,10Aは金属製のブレードより構成されているので、そのクリーニングブレードをトナー回収ローラに確実に食い込ませて圧接させて密着させることができる。また金属製のクリーニングブレードは、めくれや波打ちが発生し難く、トナー回収ローラに対するクリーニング性を高めることができる。クリーニングブレードとして、樹脂より成るブレードを用いた場合も同様の作用が得られる。また、トナー除去手段は、像担持体表面に当接しながら回転するブラシローラより成るので、そのブラシが変形しながら像担持体の表面に柔軟に当接し、像担持体に対するクリーニング性を高めることができる。回転ローラより成るトナー除去手段を用いることもできるが、この場合には、そのローラの偏心によって、当該ローラが像担持体表面に当接する圧力が変動し、像担持体表面のクリーニング不良が発生するおそれがある。また、トナー除去手段として、磁力によって磁性キャリアを担持したクリーニングスリーブなどを用いることも可能である。
【0051】
また、以上説明した各構成のクリーニング装置と、表面にトナー像が形成される像担持体とを有する画像形成装置において、そのトナー像を形成するトナーの重量平均径が4〜15μmであると、画像の解像度を向上させ、その画質を高めることができる。
【0052】
重量平均径の測定方法は、例えば以下の手順にて行う。
【0053】
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1ブラシローラNaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。
【0054】
ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個数平均粒径を求めることができる。
【0055】
チャンネルとしては、2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒子を対象とする。
【0056】
さらに、像担持体としてアモルファスシリコン感光体を用いると、その像担持体の長寿命化を達成できる。
【0057】
以上説明した例では像担持体としてドラム状の感光体を用いたが、ベルト状の感光体を用いることもできる。さらに、像担持体上のトナー像を中間転写体より成る転写材に転写する画像形成装置にも本発明を適用できる。また、感光体からトナーを転写される中間転写体より成る像担持体をクリーニングするクリーニング装置と、そのクリーニング装置を有する画像形成装置にも本発明を適用できる。
【0058】
最後に参考のため、現像剤に関連する構成を説明する。
【0059】
先ず、トナーの構成は、結着樹脂が75ブラシローラ〜93ブラシローラ、着色剤が3ブラシローラ〜10ブラシローラ、離型剤が3ブラシローラ〜8ブラシローラ、その他の成分は1ブラシローラ〜7ブラシローラである。
【0060】
使用される結着樹脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロルスチレン、ポリビニルトルエンの如きスチレン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトンなどがあげられる。
【0061】
着色剤としては、従来より知られている無機又は有機の染料/顔料が使用可能であり、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、アセチレンブラック、ナフトールイエロー、ハンザイエロー、ローダムンレーキ、アリザリンレーキ、ベンガラ、フタロシアニンブルー、インダスレンブルーがあげられる。必要に応じて着色剤として磁性材料を用いることも可能である。
【0062】
磁性材料としては、マグネタイト、γ−酸化鉄、フェライト鉄、過剰型フェライトの如き酸化鉄;鉄、コバルト、ニッケルの如き磁性金属;酸化鉄又は磁性金属と、コバルト、スズ、チタン、銅、鉛、亜鉛、マグネシウム、マンガン、アルミニウム、珪素の如き金属との複合金属酸化物合金又は、混合物が挙げられる。これら磁性粒子は、平均粒径が0.05乃至1.0μmの範囲内であることが好ましく、より好ましくは0.1乃至0.6μmの範囲内、さらに好ましくは、0.1乃至0.4μmの範囲内であることが良い。
【0063】
これらの磁性粒子は、窒素吸着法によるBET比表面積が好ましくは1乃至20m/gの範囲内、特に2.5乃至12m/gの範囲内であることが良く、更にモース硬度が5〜7の範囲内であることが良い。磁性粒子の形状としては、8面体、6面体、球形、針状、鱗片状があるが、8面体、6面体、球形の異方性の少ないものが好ましい。磁性トナーとして用いる場合、磁性材料を含有する磁性トナー粒子は、結着樹脂100質量部に対し10〜150質量部、好ましくは20〜120質量部磁性材料を含有することが良い。
【0064】
トナーには、実質的な悪影響を与えない範囲内で添加剤を少量用いることができる。この添加剤としては、例えばテフロン(登録商標)粉末、ステアリン酸亜鉛粉末、ポリフッ化ビニリデン粉末の如き滑剤粉末;酸化セリウム粉末、炭化硅素粉末、チタン酸ストロンチウム粉末の如き研磨剤;例えば酸化チタン粉末、酸化アルミニウム粉末の如き流動性付与剤又はケーキング防止剤;例えばカーボンブラック粉末、酸化亜鉛粉末、酸化スズ粉末の如き導電性付与剤;及び逆極性の有機微粒子又は無機微粒子が挙げられる。
【0065】
また、定着性などを改善するために離型剤を添加することもできる。離型剤としては、パラフィンワックス及びその誘導体、マイクロクリスタリンワックス及びその誘導体、フィッシャートロプシュワックス及びその誘導体、ポリオレフィンワックス及びその誘導体、カルナバワックス及びその誘導体が挙げられる。誘導体は、酸化物、ビニル系モノマーとのブロック共重合体、ビニル系モノマーのグラフト変性物を含む。その他、アルコール、脂肪酸、酸アミド、エステル、ケトン、硬化ヒマシ油及びその誘導体、植物系ワックス、動物性ワックス、鉱物系ワックス、ペトロラクタムも利用できる。
【0066】
そして、帯電制御剤についてはトナーを負荷電性に制御する荷電制御剤としては、例えば有機金属錯体、キレート化合物が有効であり、モノアゾ金属錯体、アセチルアセトン金属錯体、芳香族ハイドロキシカルボン酸系金属錯体、芳香族ダイカルボン酸系金属錯体があげられる。他には、芳香族ハイドロキシカルボン酸、芳香族モノ及びポリカルボン酸及びその金属塩、その無水物、そのエステル類、ビスフェノールの如きフェノール誘導体類がある。
【0067】
トナーを正荷電性に制御する荷電制御剤としては、ニグロシン及び脂肪酸金属塩による変性物;トリブチルベンジルアンモニウム−1−ヒドロキシ−4−ナフトスルフォン酸塩、テトラブチルアンモニウムテトラフルオロボレートの如き四級アンモニウム塩、及びこれらの類似体であるホスホニウム塩の如きオニウム塩及びこれらのレーキ顔料、トリフェニルメタン染料及びこれらのレーキ顔料(レーキ化剤としては、燐タングステン酸、燐モリブデン酸、燐タングステンモリブデン酸、タンニン酸、ラウリン酸、没食子酸、フェリシアン化物、フェロシアン化物)、この微粒子状の荷電制御剤の個数平均粒径は好ましくは、4μm以下、より好ましくは、3μm以下が良い。これらの荷電制御剤をトナー粒子中に内添する場合には、トナー粒子は、結着樹脂100質量部に対して好ましくは、0.1〜20質量部、より好ましくは、0.2〜10質量部含有することが良い。
【0068】
トナーには、必要に応じて、一般に広く使用されているトナー用の添加剤、例えばコロイダルシリカのような流動化剤、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物や、炭化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩などの滑剤等を含有させてもよい。
【0069】
無機微粉体はトナーに対して0.1〜2重量ブラシローラ使用されるのが好ましい。0.1重量ブラシローラ未満では、トナー凝集を改善する効果が乏しくなり、2重量ブラシローラを超える場合は、細線間のトナー飛び散り,機内の汚染,感光体の傷や摩耗等の問題が生じやすい傾向がある。
【0070】
添加剤をトナーに混合する方法としては、従来公知の方法でよく、ヘンシェルミキサー、スピードニーダー等の装置により混合することができる。
【0071】
トナー混練・冷却後のトナー粉の製造方法としては、従来公知の方法でよく、例えば混練・冷却した後、これをジェットミルで粉砕し、分級して得られる。
【0072】
静電潜像現像用トナーは、乾式一成分現像及び乾式二成分現像剤として使用できる。
【0073】
二成分現像剤として用いる場合、トナーとキャリアとの混合割合は、一般にキャリア100重量部に対しトナー0.5〜6.0重量部程度が適当である。乾式二成分現像剤として使用する場合、キャリア並びにトナーの使用量としては、トナー粒子がキャリア粒子のキャリア表面に付着して、その表面積の30〜90ブラシローラを占める程度に両粒子を混合するのが好ましい。現像剤を構成するキャリアの核体粒子としては、従来より公知のものでよく例えば鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属;マグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金や化合物;前記強磁性体微粒子と樹脂との複合体等が挙げられる。これらのキャリアはより耐久性を長くする目的で、表面を樹脂で被覆することが好ましい。被覆層を形成する樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、アクリル(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル、ポリビリケトン等のポリビニル及びポリビニリデン系樹脂;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;;オルガノシロキサン結合からなるシリコーン樹脂またはその変成品(例えばアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン等による変成品);ポリテトラフルオロエチレン、ポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン等の弗素樹脂;ポリアミド;ポリエステル;ポリウレタン;ポリカーボネート;尿素−ホルムアルデヒド樹脂等のアミノ樹脂;エポキシ樹脂等が挙げられる。
【0074】
中でもトナースペントを防止する点で好ましいのはシリコーン樹脂またはその変成品、弗素樹脂、特にシリコーン樹脂またはその変成品である。
【0075】
被覆層の形成法としては、従来と同様、キャリア核体粒子の表面に被覆層形成液を噴霧法、浸漬法等の手段で塗布すればよい。被覆層の厚さは0.1〜20μmが好ましい。
【0076】
次に、二成分現像剤としての製造例を説明する。
Figure 0003904203
上記組成の混合物を、溶融混練し、その後、粉砕、分級した。
【0077】
さらに、母体着色粒子100重量部に対して、疎水性シリカ0.3重量部を混合し、平均粒径9.0μmのトナーを得た。
【0078】
また、湿式法により作成したマグネタイト100重量部に対してポリビニルアルコール2重量部、水60重量部をボールミルに入れ12時間混合してマグネタイトのスラリーを調整した。
【0079】
このスラリーをスプレードライヤーにて噴霧造粒し、球形粒子とした。
この粒子を窒素雰囲気中で1000℃の温度で3時間焼成後冷却し核体粒子1を得た。
シリコーン樹脂溶液 100重量部
トルエン 100重量部
γ―アミノプロピルトリメトキシシラン 15重量部
カーボンブラック 20重量部
上記混合物をホモミキサーで20分間分散し、被覆層形成液1を調整した。
【0080】
この被覆層形成液を流動床型コーティング装置を用いて核体粒子1を1000重量部の表面にコーティングして、シリコーン樹脂被覆キャリアを得た。
【0081】
上記磁性キャリアを97.5重量部に対し、トナー2.5重量部の割合で混合し、二成分現像剤を作成した。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、トナーとして平均円度が0.96以上であって、1.00未満の球形トナーが用いられているが、かかるトナーより成る転写残トナーを効率よく像担持体表面から除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す部分断面概略図である。
【図2】クリーニング装置の一例を示す断面図である。
【図3】トナー回収ローラと、これに圧接したクリーニングブレードを示す斜視図である。
【図4】従来のクリーニング装置のトナー回収ローラとクリーニングブレードの圧接状態を説明する図である。
【図5】図2に示したクリーニング装置のトナー回収ローラとクリーニングブレードの圧接状態を説明する図である。
【図6】クリーニング装置の他の例を示す断面図である。
【図7】クリーニング装置のさらに他の例を示す断面図である。
【図8】クリーニング装置のさらに別の例を示す断面図である。
【図9】クリーニング装置のさらに別の例を示す断面図である。
【図10】クリーニング装置のさらに別の例を示す断面図である。
【図11】クリーニング装置のさらに別の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 像担持体
9 トナー回収ローラ
9A トナー回収ローラ
10 クリーニングブレード
10A クリーニングブレード
P 転写材
T 転写残トナー

Claims (1)

  1. トナー像が形成される像担持体と、トナー像を転写材に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナーを像担持体表面から除去するトナー除去手段と、該トナー除去手段からトナーを回収するトナー回収ローラと、該トナー回収ローラからトナーを除去するクリーニングブレードとを有する画像形成装置において、
    前記トナー像を形成するトナーとして平均円形度が0.96以上であって1.00未満の球形トナーを用いると共に、前記クリーニングブレードを前記トナー回収ローラに接離させる接離手段と、前記トナー回収ローラに付着したトナーの量を検知するセンサとを設け、前記クリーニングブレードが前記トナー回収ローラから離れた状態で、該トナー回収ローラ上のトナーの量が、前記トナー除去手段からのトナー回収性能低下に影響がでる量となったことが検知されたとき、前記接離手段によって、クリーニングブレードをトナー回収ローラに圧接させ、このとき、クリーニングブレードが前記トナー回収ローラに食い込んだ状態でトナー回収ローラの表面に圧接することを特徴とする画像形成装置。
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