JP2002169344A - 画像形成装置における転写方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置における転写方法及び画像形成装置

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JP2002169344A
JP2002169344A JP2000363962A JP2000363962A JP2002169344A JP 2002169344 A JP2002169344 A JP 2002169344A JP 2000363962 A JP2000363962 A JP 2000363962A JP 2000363962 A JP2000363962 A JP 2000363962A JP 2002169344 A JP2002169344 A JP 2002169344A
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JP2000363962A
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Toru Nakano
徹 仲野
Sadayuki Iwai
貞之 岩井
Hajime Koyama
一 小山
Katsuhiro Aoki
勝弘 青木
Yuji Sawai
雄次 澤井
Mitsuru Takahashi
充 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常画像の発生を防止できる画像形成装置に
おける転写方法及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 複数の感光体ドラムに形成される静電潜
像を、現像ユニットからの現像剤により画像パターン化
し、この画像パターンPを中間転写ベルト4に転写する
レーザプリンタ90における転写方法において、中間転
写ベルト4に転写される画像パターンPの転写数と画像
密度とによって、中間転写ベルト4に対する画像パター
ンPの転写開始位置を異ならせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にお
ける転写方法及び画像形成装置に関し、特に、中間転写
体上に複数の像担持体を有するいわゆるタンデム方式の
画像形成装置における転写方法及び画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の感光体(像坦持体)を並列
に配置して、各感光体上には帯電装置、露光装置、現像
装置によって異なる色の可視像が形成され、その可視像
が紙などの転写材に順次転写された後、定着装置で定着
することにより、或いは上述と同様に各感光体上に形成
された異なる色の可視像を中間転写体に順次重ね合わせ
るように1次転写させて、その後、重ね合わされた可視
像を一括して転写材に2次転写し定着装置で定着するこ
とによってカラー画像を得るカラー画像形成装置が知ら
れている。
【0003】特に、前者のカラー画像形成装置は中間転
写体上に感光体を中心とした顕像化装置(上述の帯電装
置、露光装置、現像装置等)が並列し配置されるため、
タンデム方式と呼ばれる。
【0004】一般に、カラー画像形成装置において、イ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の顕像化粒
子(トナーとする)を重ねあわせてフルカラーの画像を
形成するが、タンデム方式においては、各色のトナーに
応じて感光体を並列して設置するため、例えば、特開2
000−172093号公報に代表されるように、単一
の感光体に順次現像器からのトナー像を重ね合わせた後
に、中間転写体に一括して1次転写する1ドラム式のカ
ラー画像形成装置に比べ、同時に感光体上への顕像化工
程が可能となるため、マシンの線速、プロセススピード
を上げ、単位時間当たりの出力枚数を向上させ、作業の
効率を向上させる点で有利であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなタンデム方式においては、中間転写体上に次々に
可視像を転写することで、転写される可視像が転写材上
において、直前の可視像に応じた地汚れとなってしまう
ことがある。即ち、中間転写体から転写材に可視像を転
写した後、中間転写体をクリーニング装置によってクリ
ーニングするが、中間転写体上にはクリーニング装置に
よってクリーニングしきれなかった残可視像があり、中
間転写体上において、1次転写が開始される位置を任意
の位置から1次転写を行うと、可視像と残可視像とが重
なってしまい、この残可視像のトナーが可視像に移って
しまい、地汚れとなって異常画像が発生してしまうとい
う課題があった。
【0006】この画質低下の現象は、転写する可視像の
画像密度によっても現象の程度が変わり、可視像の画像
密度が高い場合、つまり、トナーがより多く中間転写体
上に載る場合には、より酷い地汚れとなってしまう。よ
り多くのトナーが載る画像密度の高い領域では、それだ
け中間転写体クリーニング部材にも負荷が掛るため、ク
リーニング残が多くなり、結果として地汚れがひどくな
ってしまう。
【0007】そこで、本発明は、異常画像の発生を防止
できる画像形成装置における転写方法及び画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の像坦持体に形成される静電潜像を、現像手段
から供給される現像剤により可視像化し、この可視像を
中間転写体に転写する画像形成装置における転写方法に
おいて、中間転写体に転写される可視像の転写数と画像
密度とによって、中間転写体に対する可視像の転写開始
位置を異ならせることを特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明では、中間転写
体に転写する転写数と画像密度とによって、中間転写体
に対する可視像の転写開始位置を異ならせることで、中
間転写体上に残留する現像剤の顕像化粒子(トナー)の
影響を少なくできるので、地汚れによる異常画像の発生
を防止できるとともに、中間転写体から転写紙に転写す
る画像の劣化を低減させ、高画質の画像を安定して出力
することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、同一の可視像を中間転写体に複数転写
する場合には、中間転写体上の同一の位置からそれぞれ
の可視像の転写を行うことを特徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、同一
の可視像を中間転写体に複数転写する場合には、中間転
写体に対するそれぞれの可視像の転写開始位置を、同一
位置とすることにより、直前の可視像の残留トナーが、
次の可視像の非画像部へ転写し難くなるため、転写紙に
出力される複数枚の画像に地汚れが発生するのを防止で
き、安定した画像を出力することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、異なる可視像を中間転写体に複
数転写する場合には、中間転写体上の異なる位置からそ
れぞれの可視像の転写を行うことを特徴とする。
【0013】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、異なる可視像を複数転写する場合に、それぞれの可
視像の中間転写体に対する転写開始位置を異ならせるこ
とにより、直前の可視像の残留トナーが、次の可視像の
画像部、非画像部共に転写し難くなるので、転写紙に出
力される複数枚の画像に地肌汚れが発生するのを防止で
き、安定した画像を出力することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、中間転写体から転写材に可視像を転写
した後に中間転写体に残留する残可視像のうち最も密度
の高い領域が、中間転写体に転写される可視像の間に位
置するようにしたことを特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明では、請求項3
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、異な
る可視像を複数転写する場合に、中間転写体に転写され
る2つの可視像間(紙間)に、中間転写体上に残留する
残可視像のうち画像密度が最も高い領域を位置するよう
にすることによって、即ち、残可視像の最も密度の高い
領域が位置する紙間後から、中間転写体に対する可視像
の転写を行うことによって、この可視像に残可視像のう
ち画像密度が高い領域(残トナーが最も多い領域)が重
なるのを防止でき、地汚れのない安定した画像を出力す
ることができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、中間転写体に設けら
れた位置検出部材を検出することにより中間転写体の位
置を検出する位置検出手段を備え、位置検出手段による
位置検出は、中間転写体に非接触で行われることを特徴
とする。
【0017】この請求項5に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、位置検出手段が非接触で中間転写体の位置
検出を行うことで、中間転写体に物理的なダメージを与
えないため、中間転写体の耐久性を向上することができ
る。
【0018】請求項6に記載の発明は、複数の像坦持体
に形成される静電潜像を、現像手段から供給される現像
剤によって可視像化し、その可視像を中間転写体に転写
する画像形成装置において、中間転写体に転写される可
視像の転写数と画像密度とによって、中間転写体に対す
る可視像の転写開始位置を異ならせることを特徴とす
る。
【0019】この請求項6に記載の発明では、中間転写
体に転写する可視像の転写数と画像密度とによって、中
間転写体上の転写開始位置を異ならせることで、中間転
写体上に残留するトナーの影響が少なくなるので、地汚
れによる異常画像の発生を防止できるとともに、転写紙
に転写する画像の劣化を低減させ、高画質の画像を安定
して出力することができる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、像担持体は、アモルファスシリコン系
感光体であることを特徴とする。
【0021】この請求項7に記載の発明では、請求項6
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、像担
持体をアモルファスシリコン(Aa−Si)系感光体と
することで、表面硬度が高く、半導体レーザ(770〜
800nm)などの長波長光に高い感度を示し、しかも
繰返し使用による劣化もほとんど認められないことか
ら、耐久性を向上させ、画像形成装置の耐久性を向上す
ることができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項6又は7
に記載の発明において、現像剤の重量平均径が、4〜1
5μmであることを特徴とする。
【0023】この請求項8に記載の発明では、請求項6
又は7に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、現像剤の重量平均径が4〜15μmであれば、得ら
れる画像の解像度が向上し、高画質の画像を提供するこ
とができる。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項6乃至8
のいずれかに記載の発明において、現像手段が像担持体
上の潜像を可視像として現像するときに、現像手段と像
担持体との間に、向きが交互に変化する電界を印加する
ことを特徴とする。
【0025】この請求項9に記載の発明では、請求項6
乃至8のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、現像手段によって像担持体上の潜像を可視
像として現像するときに、例えば、直流電圧に交流電圧
を重畳した電圧(振動バイアス電圧)を印加することに
より、現像手段と像担持体との間に向きが交互に変化す
る交互電界が形成され、この電界中で現像剤が振動する
ので、ざらつきのない高精細な画像が得られ、高画質の
画像を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明を適用したレーザプリンタを概略的に示す構成図であ
り、図2は、図1のイエロー用感光体の周囲を拡大して
示す構成図である。図1に示すように、レーザプリンタ
90は、転写式電子写真プロセス利用のレーザープリン
タであり、4つの感光体1Y、1M、1C、1Bkが、
中間転写ベルト(中間転写体)4上において水平方向に
並列に配列されており、いわゆるタンデム型のフルカラ
ー画像形成装置である。
【0027】感光体1Yはイエロートナー用の感光体で
あり、図2に示すように、感光体1Yの周囲には、感光
体1Yとの帯電ニップ部aにおいて感光体1Yを帯電す
る帯電ローラ2Y、帯電した感光体1Yにレーザビーム
Lにより静電潜像を書き込む図示しない露光装置、感光
体1Yの静電潜像にイエロートナーを用いて現像する現
像ユニット3Y、感光体1Yをクリーニングする感光体
クリーニング装置9Y、除電ランプ11Yが配置されて
いる。
【0028】尚、感光体1Mはマゼンタトナー、感光体
1Cはシアントナー、感光体1Bkはブラックトナーを
用いており、トナーの色のみが異なる他はそれぞれが略
同様の構成であるので、感光体1Y及びその周囲の装置
類のみを説明する。その他の3色については、添え字を
各色トナーに応じてM、C、Bkと読み替えれば良い。
【0029】感光体1Yは、本実施の形態では回転ドラ
ム型の電子写真感光体であり、この感光体ドラム1Y
は、表層にアモルファスシリコンを積層させた正極性の
a−Si系感光体を用いている。感光体ドラム1Yの直
径は、60mmであり、矢印Aで示す時計方向に300
mm/secの周速度をもって回転駆動される。尚、a
−Si径感光体は、一般に表面硬度が高く、半導体レー
ザ(770〜800nm)などの長波長光に高い感度を
示し、しかも繰返し使用による劣化が少ない。
【0030】帯電ローラ2Yは、近接帯電部材としての
中抵抗帯電ローラである。本実施の形態では、帯電ロー
ラ2Yは芯金21Y上に硬度JIS−Aで50度のゴム
層を設け、軸とローラ表面間の抵抗が、107Ω・cmの
ローラを使用している。ローラ表面は、フッ素コートが
施されて表層をコートしており、異物の付着を抑えてい
る。
【0031】また、帯電ローラ2Yへは、図示しない帯
電バイアス電源から電圧が印加され、本例においては帯
電ローラ芯金21Yに感光体ドラム1Yの外周面がほぼ
+700Vに一様に帯電されるように帯電バイアスが印
加される。尚、感光体ドラム1Yの表面を+700Vに
するために帯電ローラ2Yに印加するバイアスは実際に
は+1.9kV必要であった。
【0032】この帯電された感光体ドラム1Yの帯電処
理面に対して、ポリゴンミラー等を含む不図示の露光装
置のレーザービームスキャナから出力されるレーザービ
ームLによる走査露光がなされる。このレーザビームL
としては、LDでもLEDでもどちらでも良い。レーザ
ービームスキャナから出力されるレーザービームLは目
的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して
強度変調されたものであり、このレーザービームLによ
る走査露光にて感光体ドラム1Yの外周面に目的の画像
情報に対応した静電潜像が形成される。
【0033】尚、本実施の形態のようなデジタル書込み
方式では、感光体ドラム1Y上へ露光させる際にドット
の書込み量をカウントしておき、出力される画像の書込
み密度、言い換えれば、画像密度の分布を計算させ、そ
れを図示しない動作シーケンス装置に情報を送るように
構成されている。
【0034】現像ユニット3Yはいわゆる反転現像装置
であり、感光体ドラム1Yの外周面に形成された静電潜
像は、この現像装置3Yにより可視像(トナー像)とし
て反転現像される。現像ユニット3Yは、現像ローラ3
0Yと、ドクタブレード31Yと、2本のスクリュ32
Y、33Yと、トナー濃度センサ34Yと、外ケース3
5Yとにより構成されている。
【0035】現像ローラ30Yとスクリュ32Y、33
Yとの位置関係は、現像ローラ30Yよりスクリュ32
Y、33Yが斜め下方向の位置にあり、2本のスクリュ
32Y、33Yは水平方向並列に配設されている。外ケ
ース35Yには、2本のスクリュ32Y、33Yを2室
に分ける仕切り板36Yが設けられている。この仕切り
板36Yの奥と手前は、現像剤が2本のスクリュ間を循
環できるように切り欠かれている。
【0036】また、外ケース35Yにおいて、感光体ド
ラム1Yと対面する部分は開口しており、この開口部か
ら現像ローラ30Yの一部が露出するようになってい
る。このように外ケース35Yは、図2に示すように現
像ローラ30Yの横でスクリュ32Yの上の空間を少し
多めにして現像ローラ30Y、スクリュ32Y、ドクタ
ブレード31Yを囲っている。尚、現像ローラ30Yは
回転可能な非磁性の現像スリーブと内側に磁界発生手段
である図示されないマグネットが固定されて構成されて
いる。
【0037】現像剤は送り方向が反対のスクリュ32
Y、33Yによって攪拌されながら搬送され、2室を常
に循環している。攪拌搬送されて循環している現像剤は
スクリュ32Yによって現像スリーブに供給され、マグ
ネットの磁力によって表面に磁気ブラシ状で保持されて
現像スリーブの回転方向に汲み上げられる。汲み上げら
れた磁気ブラシ上の現像剤はドクターブレード31Yに
よって適正な量に穂切りされて感光体ドラム1Yと対向
している現像部bへと送られる。ドクターブレード31
Yで穂切りされて残った現像剤は重力で現像スリーブ表
面の磁気ブラシ状の外側を落ちてスクリュ32Yに戻さ
れ、再度攪拌搬送されながら現像スリーブに供給するこ
とが繰り返される。
【0038】一方、現像部bに送られた現像剤は感光体
ドラム1Y上の静電潜像にトナーが移行して顕像化され
る。顕像化に使われなかった現像剤は外ケース35Y内
に戻り、マグネットの磁力が働かない部分で現像スリー
ブから離れてスクリュ32Yされる。このように現像剤
はスクリュ32Yとスクリュ33Yとを攪拌搬送されて
循環しながら現像スリーブに供給、回収される。また画
像が繰り返し出力されるとトナー濃度が薄くなるのでト
ナー濃度センサ34Yで検知しながら一定濃度になるよ
うにトナー補給(不図示)する。
【0039】ここで、現像剤について説明する。本実施
の形態では、重量平均径が4〜15μmの現像剤を用い
ており、この重量平均径の測定方法は、以下の手順にて
行う。まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤
として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフ
ォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液と
は1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を
調製したもので、例えばISOTON−II(コールタ
ー社製)が使用できる。
【0040】ここで、更に測定試料を2〜20mg加え
る。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3
分間分散処理を行ない、測定装置により、アパーチャー
として100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又
はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布
を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径
(D4)、個数平均粒径を求めることができる。
【0041】チャンネルとしては、2.00〜2.52
μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜
4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.
04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未
満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜1
2.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;
16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.
40μm未満;25.40〜32.00μm未満;3
2.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用
し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒
子を対象とする。
【0042】現像剤のトナー全体に占める割合は、結着
樹脂が75%〜93%、着色剤が3%〜10%、離型剤
が3%〜8%、その他の成分は1%〜7%である。使用
される結着樹脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリ
−p−クロルスチレン、ポリビニルトルエンの如きスチ
レン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−クロル
スチレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合
体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−
アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸
エステル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニル
メチルケトンなどがあげられる。
【0043】また、着色剤としては、従来知られている
無機又は有機の染料/顔料が使用可能であり、例えば、
カーボンブラック、アニリンブラック、アセチレンブラ
ック、ナフトールイエロー、ハンザイエロー、ローダム
ンレーキ、アリザリンレーキ、ベンガラ、フタロシアニ
ンブルー、インダスレンブルーがあげられる。尚、必要
に応じて着色剤として磁性材料を用いることも可能であ
る。
【0044】磁性材料としては、マグネタイト、γ−酸
化鉄、フェライト鉄、過剰型フェライトの如き酸化鉄;
鉄、コバルト、ニッケルの如き磁性金属;酸化鉄又は磁
性金属と、コバルト、スズ、チタン、銅、鉛、亜鉛、マ
グネシウム、マンガン、アルミニウム、珪素の如き金属
との複合金属酸化物合金又は、混合物が挙げられる。
【0045】これら磁性粒子は、平均粒径が0.05乃
至1.0μmの範囲内であることが好ましく、より好ま
しくは0.1乃至0.6μmの範囲内、さらに好ましく
は、0.1乃至0.4μmの範囲内であることが良い。
【0046】これらの磁性粒子は、窒素吸着法によるB
ET比表面積が好ましくは1乃至20m2/gの範囲
内、特に2.5乃至12m2/gの範囲内であることが
良く、更にモース硬度が5〜7の範囲内であることが良
い。この磁性粒子の形状としては、8面体、6面体、球
形、針状、鱗片状があるが、8面体、6面体、球形の異
方性の少ないものが好ましい。"磁性トナーとして用い
る場合、磁性材料を含有する磁性トナー粒子は、結着樹
脂100質量部に対し10〜150質量部、好ましくは
20〜120質量部磁性材料を含有することが良い。
尚、本実施の形態のトナーには、実質的な悪影響を与え
ない範囲内で添加剤を少量用いることができる。
【0047】この添加剤としては、例えばテフロン(登
録商標)粉末、ステアリン酸亜鉛粉末、ポリフッ化ビニ
リデン粉末の如き滑剤粉末;酸化セリウム粉末、炭化硅
素粉末、チタン酸ストロンチウム粉末の如き研磨剤;例
えば酸化チタン粉末、酸化アルミニウム粉末の如き流動
性付与剤又はケーキング防止剤;例えばカーボンブラッ
ク粉末、酸化亜鉛粉末、酸化スズ粉末の如き導電性付与
剤;及び逆極性の有機微粒子又は無機微粒子が挙げられ
る。また、定着性などを改善するために離型剤を添加す
ることもできる。
【0048】離型剤としては、パラフィンワックス及び
その誘導体、マイクロクリスタリンワックス及びその誘
導体、フィッシャートロプシュワックス及びその誘導
体、ポリオレフィンワックス及びその誘導体、カルナバ
ワックス及びその誘導体が挙げられる。誘導体は、酸化
物、ビニル系モノマーとのブロック共重合体、ビニル系
モノマーのグラフト変性物を含む。その他、アルコー
ル、脂肪酸、酸アミド、エステル、ケトン、硬化ヒマシ
油及びその誘導体、植物系ワックス、動物性ワックス、
鉱物系ワックス、ペトロラクタムも利用できる。
【0049】トナーを負荷電性に制御する荷電制御剤
(帯電制御剤)としては、例えば有機金属錯体、キレー
ト化合物が有効であり、モノアゾ金属錯体、アセチルア
セトン金属錯体、芳香族ハイドロキシカルボン酸系金属
錯体、芳香族ダイカルボン酸系金属錯体があげられる。
他には、芳香族ハイドロキシカルボン酸、芳香族モノ及
びポリカルボン酸及びその金属塩、その無水物、そのエ
ステル類、ビスフェノールの如きフェノール誘導体類が
ある。
【0050】トナーを正荷電性に制御する荷電制御剤と
しては、ニグロシン及び脂肪酸金属塩による変性物;ト
リブチルベンジルアンモニウム−1−ヒドロキシ−4−
ナフトスルフォン酸塩、テトラブチルアンモニウムテト
ラフルオロボレートの如き四級アンモニウム塩、及びこ
れらの類似体であるホスホニウム塩の如きオニウム塩及
びこれらのレーキ顔料、トリフェニルメタン染料及びこ
れらのレーキ顔料(レーキ化剤としては、燐タングステ
ン酸、燐モリブデン酸、燐タングステンモリブデン酸、
タンニン酸、ラウリン酸、没食子酸、フェリシアン化
物、フェロシアン化物)等がある。この微粒子状の荷電
制御剤の個数平均粒径は好ましくは、4μm以下、より
好ましくは、3μm以下が良い。
【0051】これらの荷電制御剤をトナー粒子中に内添
する場合には、トナー粒子は、結着樹脂100質量部に
対して好ましくは、0.1〜20質量部、より好ましく
は、0.2〜10質量部含有することが良い。
【0052】本実施の形態にて製造されるトナーは、必
要に応じて、一般に広く使用されているトナー用の添加
剤、例えばコロイダルシリカのような流動化剤、酸化チ
タン、酸化アルミニウム等の金属酸化物や、炭化ケイ素
等の研磨剤、脂肪酸金属塩などの滑剤等を含有させても
よい。
【0053】無機微粉体はトナーに対して0.1〜2重
量%使用されるのが好ましい。0.1重量%未満では、
トナー凝集を改善する効果が乏しくなり、2重量%を超
える場合は、細線間のトナー飛び散り,機内の汚染,感
光体の傷や摩耗等の問題が生じやすい傾向がある。
【0054】添加剤をトナーに混合する方法としては、
従来公知の方法でよく、ヘンシェルミキサー、スピード
ニーダー等の装置により混合することができる。また、
トナー混練・冷却後のトナー粉の製造方法としては、従
来公知の方法でよく、例えば混練・冷却した後、これを
ジェットミルで粉砕し、分級して得られる。尚、本実施
の形態にて製造される静電荷像現像用トナーは、乾式1
成分現像及び乾式2成分現像剤として使用できる。
【0055】2成分現像剤として用いる場合、トナーと
キャリアとの混合割合は、一般にキャリア100重量部
に対しトナー0.5〜6.0重量部程度が適当である。
また、乾式2成分現像剤として使用する場合、キャリア
並びに本発明のトナーの使用量としては、トナー粒子が
キャリア粒子のキャリア表面に付着して、その表面積の
30〜90%を占める程度に両粒子を混合するのが好ま
しい。
【0056】本実施の形態において現像剤を構成するキ
ャリアの核体粒子としては、従来公知のものでよく例え
ば鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属;マグネタイ
ト、ヘマタイト、フェライトなどの合金や化合物;前記
強磁性体微粒子と樹脂との複合体等が挙げられる。これ
ら本実施の形態で用いられるキャリアはより耐久性を長
くする目的で、表面を樹脂で被覆することが好ましい。
【0057】被覆層を形成する樹脂としては、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、ク
ロロスルホン化ポリエチレン等のポリオレフィン系樹
脂;ポリスチレン、アクリル(例えばポリメチルメタク
リレート)、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテ
ート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニル
エーテル、ポリビリケトン等のポリビニル及びポリビニ
リデン系樹脂;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;;オ
ルガノシロキサン結合からなるシリコーン樹脂またはそ
の変成品(例えばアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、ポリウレタン等による変成品);ポリテ
トラフルオロエチレン、ポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニ
リデン、ポリクロロトリフルオロエチレン等の弗素樹
脂;ポリアミド;ポリエステル;ポリウレタン;ポリカ
ーボネート;尿素−ホルムアルデヒド樹脂等のアミノ樹
脂;エポキシ樹脂等が挙げられる。中でもトナースペン
トを防止する点で好ましいのはシリコーン樹脂またはそ
の変成品、弗素樹脂、特にシリコーン樹脂またはその変
成品である。
【0058】被覆層の形成法としては、従来と同様、キ
ャリア核体粒子の表面に被覆層形成液を噴霧法、浸漬法
等の手段で塗布すればよい。尚、被覆層の厚さは0.1
〜20μmが好ましい。
【0059】次に現像剤として、2成分系の現像剤につ
いて説明する。2成分現像剤としての製造例としては、
ポリエステル樹脂(重量平均粒径300μm軟化温度8
0.2℃)を100重量部と、カーボンブラックを10
重量部と、ポリプロピレン(重量平均粒径180μm)
を5重量部と、四級アンモニウム塩を2重量部との混合
物を、溶融混練し、その後、粉砕、分級した。さらに、
母体着色粒子100重量部に対して、疎水性シリカ0.
3重量部を混合し、平均粒径9.0μmのトナーを得
た。
【0060】また、湿式法により作成したマグネタイト
100重量部に対してポリビニルアルコール2重量部、
水60重量部をボールミルに入れ12時間混合してマグ
ネタイトのスラリーを調整した。このスラリーをスプレ
ードライヤーにて噴霧造粒し、球形粒子とした。この粒
子を窒素雰囲気中で1000℃の温度で3時間焼成後冷
却し核体粒子1を得た。
【0061】そして、シリコーン樹脂溶液を100重量
部と、トルエンを100重量部と、γ−アミノプロピル
トリメトキシシランを15重量部と、カーボンブラック
を20重量部との混合物をホモミキサーで20分間分散
し、被覆層形成液1を調整した。この被覆層形成液を流
動床型コーティング装置を用いて核体粒子1を1000
重量部の表面にコーティングして、シリコーン樹脂被覆
キャリアを得た。上記磁性キャリアを97.5重量部に
対し、トナー2.5重量部の割合で混合し、2成分現像
剤を作成した。
【0062】次に、現像バイアスの印加について説明す
る。図1及び2に示した本実施の形態の現像ユニット3
Yにおいて、現像時、現像スリーブには、図示しない電
源により現像バイアスとして、直流電圧に交流電圧を重
畳した振動バイアス電圧が印加される。非画像部電位と
画像部電位は、上記振動バイアス電位の最大値と最小値
の間に位置している。
【0063】これによって現像部bに向きが交互に変化
する交互電界が形成される。この交互電界中で現像剤の
トナーとキャリアが激しく振動し、トナーが現像スリー
ブおよびキャリアへの静電的拘束力を振り切って感光体
ドラム1Yに飛翔し、感光体ドラム1Yの潜像に対応し
てトナーが付着する。
【0064】振動バイアス電圧の最大値と最小値の差
(ピーク間電圧)は、0.5〜5KVが好ましく、周波数
は1〜10KHzが好ましい。振動バイアス電圧の波形
は、矩形波、サイン波、三角波等が使用できる。振動バ
イアスの直流電圧成分は、上記したように背景部電位と
画像部電位の間の値であるが、画像部電位よりも背景部
電位に近い値である方が、背景部電位領域へのかぶりト
ナーの付着を防止する上で好ましい。
【0065】振動バイアス電圧の波形が矩形波の場合、
デューティ比を50%以下とすることが望ましい。ここ
でデューティ比とは、振動バイアスの1周期中でトナー
が感光体ドラム1Yに向かおうとする時間の割合であ
る。このようにすることにより、トナーが感光体ドラム
1Yに向かおうとするピーク値とバイアスの時間平均値
との差を大きくすることができるので、トナーの運動が
さらに活発化し、トナーが潜像面の電位分布に忠実に付
着してざらつき感や解像力を向上させることができる。
またトナーとは逆極性の電荷を有するキャリアが感光体
に向かおうとするピーク値とバイアスの時間平均値との
差を小さくすることができるので、キャリアの運動を沈
静化し、潜像の背景部にキャリアが付着する確率を大幅
に低減することができる。
【0066】感光体クリーニング装置9Yは、後述する
1次転写後、感光体ドラム1Y上に残留したトナーを除
去するもので、弾性体のクリーニングブレードやファー
ブラシが一般的に使用され、それらを併用したものが使
用されることもある。本実施の形態では、弾性体例えば
ポリウレタンゴムのクリーニングブレード91Yとファ
ーブラシ92Y、及びこれに接触して配設された電界ロ
ーラ93Yと電界ローラ93Yのスクレーパ94Y、さ
らに回収スクリュ95Yで構成されている。ファーブラ
シ92Yは導電性で電界ローラ93Yは金属である。
【0067】感光体クリーニング装置9Yの動作として
は、まず感光体ドラム1Yの回転方向とは逆方向のカウ
ンタ方向で回転しているファーブラシ92Yで、感光対
ドラム1Yの残留トナーを掻き落とし、ファーブラシ9
2Yに付着したトナーはファーブラシ92Yに対してカ
ウンタで回転している電界ローラ93Yで取り除き、電
界ローラ93Yはスクレーパ94Yでクリーニングされ
る。このとき電界ローラ94Yには図示されないバイア
スが印加されており、静電気力で残留トナーが感光体ド
ラム1Yからファーブラシ92Y、ファーブラシ92Y
から電界ローラ93Yと移動して最後スクレーパ94Y
で掻き落とされ回収スクリュ95Yで図示されない廃ト
ナーボトルに回収されるか、現像ユニット3Yに戻して
再利用される。
【0068】一方、各感光体ドラム1Y、1M、1C、
1Bkの下部には、中間転写ベルト4が各感光体ドラム
1Y、1M、1C、1Bkと接触して、3本の支持ロー
ラ4a、4b、4cで張架されている。支持ローラは3
本以上で張架してあっても良い。例えば、ベルト寄りを
調整するローラなど。感光体ドラム1Y、1M、1C、
1Bkには中間転写ベルト4を介して1次転写ローラ4
1Y、41M、41C、41Bkが押し付けられてい
る。尚、本実施の形態では、中間転写ベルト4に接触す
るローラを用いているが、非接触のチャージャであって
も良い。中間転写ベルト4は、ポリイミドを主材とする
材質のベルトであり、抵抗は102Ω・cmを有した低抵抗
ベルトである。
【0069】中間転写ベルト4にはベルトクリーニング
ユニット7が支持ローラ4cの位置に設けられている。
実際の転写プロセスは、図2に示すように、感光体ドラ
ム1Yと1次転写ローラ41Yとの転写ニップ部cに位
置する中間転写ベルト4は、この転写ニップ部cを挟持
搬送されて、その表面側に感光体ドラム1Yの表面に形
成担持されている現像剤像が、1次転写ローラ41Yに
よる順次に静電気力と押圧力にて転写されていくように
なっている。
【0070】尚、1次転写ローラ41Y、41M、41
C、41Bkは、中間転写ベルト4に対して接離可能に
なっており、1次転写時においては、破線の位置から実
践の位置に移動して感光体ドラム1Yとともに中間転写
ベルト4を挟持するようになっている。また、ベルトク
リーニングユニット7の位置は、別途対向ローラを設け
てそれに対してベルトクリーニングユニットを設けても
良い。
【0071】図3に示すように、中間転写ベルト4の幅
Wのうち、有効画像領域R外に光を反射する光反射テー
プ42を貼り付けている。図1に示すように、2次転写
後(これについては後述する)の、搬送ベルト51の下
流側の上方向に光センサ方式による位置検出装置(以
後、単に「光センサ」という。)10を設けた。この光
センサ10は反射型のセンサで、光反射テープ42が、
光センサ10の真下(本実施の形態では、中間転写ベル
ト4が光センサ10の上方を進行しているため真上とな
る)を横切ると、反射光を光センサ10によって検出
し、パルス信号を出力する。
【0072】このパルス信号は図示しないレーザプリン
タ90の動作シーケンス装置と接続されている。動作シ
ーケンス装置は、レーザプリンタ90の全ての動作を制
御している。この装置は、中間転写ベルト4を支持する
とともに駆動するローラである支持ローラ4aの動作を
制御している。
【0073】支持ローラ4aの駆動には動作制御が可能
なステッピングモータで行われているため、光センサ1
0からのパルス信号を受けて、書き出し位置を制御する
ためのカウンタにより、中間転写ベルト4上の設定され
た位置で停止して待機状態に入り、1次転写開始に同期
して、停止位置から動作する。この時、設定された位置
で停止した時点で、1色目の1次転写開始までの距離が
動作シーケンス装置内で計算され、明らかになっている
ので、前もって1次転写開始位置までの距離、プロセス
スピードは固定であるので動作時間を見計らって、中間
転写ベルト4が動き始めるようになっている。
【0074】更に、動作シーケンスには、先の露光工程
で説明したように、感光体ドラム1Yに露光される画像
密度の量を情報を取り込み、出力される1つの画像の中
で、区分化されたどの領域の画像密度が最も高いかを判
断し、その結果、1次転写開始位置を中間転写ベルト4
のどの地点から行うか、そして、先に記載したように、
前もって待機する地点までの中間転写ベルト4の駆動
が、ステッピングモータで駆動される支持ローラ4aに
よって行われる。
【0075】中間転写ベルト4を支持するローラ4bに
対向して、2次転写装置5の2次転写ベルト51が配置
されており、ローラ4bは2次転写装置5の対向ローラ
としての機能を持たせている。この2次転写ベルトは定
着装置6の入り口まで転写材を搬送できるように配設さ
れている。尚、2次転ベルト51の代りに2次転写ロー
ラやチャージャが配設されてても良い。また、図示して
いないが2次転写ベルト51にはクリーニングユニット
が配設されている。
【0076】定着装置6は、本実施の形態では熱定着方
式である。定着装置6は無端状の定着ベルト61と、そ
れを支持する2本のローラ62a、62bと定着ベルト
61に圧接している加圧ローラ63で構成されている。
この定着装置6は中間転写ベルト4の支持ローラ4cの
下側で2次転写ベルト51の対向ローラ51a側に入り
込んで配設されている。定着装置6と2次転写ベルト5
1の下側には水平方向に両面転写のために図示しない両
面反転ユニットが配設されている。この両面反転ユニッ
トは反転ローラと送り出しローラと複数の搬送ローラ対
等から構成されている。
【0077】次に、1次転写の工程、及び中間転写ベル
ト4位置と中間転写ベルト4に転写される可視像である
画像パターンとの関係について図4、5に基づいて説明
する。本実施の形態では、レーザプリンタ90がA4紙
にカラー画像を形成する場合には、中間転写ベルト4に
転写されるトナー像である画像パターンPの中間転写ベ
ルト4上での間隔(紙間に相当する)は50mmであ
る。この出力される画像パターンPの幅LはA4紙の横
方向に相当する294mmであり、中間転写ベルト4の
進行方向(矢印B参照)の長さNに関しては、A4の縦
方向に相当する210mmである。
【0078】画像パターンPの縦方向の210mmを、
紙間の50mm領域で4分割し、上述した動作シーケン
スによる画像密度のカウントによって、出力された画像
の4分割のうち、どの領域の画像密度が最も高いかを判
断する。尚、図4においては、画像パターンPの1つの
分割領域を符号Pbで示した。A3紙に画像を形成する
ときには、A4紙の倍、つまり8分割して同じようにど
の領域の画像密度が最も高いかを判断させれば良い。
【0079】便宜的に図4に示すように、中間転写ベル
ト4の上の画像パターンPがこれから1次転写されよう
としている画像パターンP(画像密度の最も高いところ
のみを斜線及び符号Pmaxで示す。)で、中間転写ベ
ルト4を挟んで下が、画像パターンPの前に中間転写ベ
ルト4に出力されてベルトクリーニング装置7によりク
リーニングされた残画像パターン(残可視像)PAであ
り、この残画像パターンPAは、クリーニング後に中間
転写ベルト4に残留したトナー像(ゴースト)に相当す
る。尚、残画像パターンPAにおいても、画像密度が高
い領域には、符号PAmaxを付与した。
【0080】先ず、これまで起こっていた画像の不具合
を図5(a)に基づいて説明する。図5においては、説
明を簡易にするために、1次転写位置、即ち感光体ドラ
ム1Yとの当接位置(本実施の形態においては、1次転
写ニップbの中心位置となる)を矢印Tで示し、本来は
感光体ドラム1Y上に顕像化され、これから1次転写さ
れようとしている画像パターンPも中間転写ベルト4上
に示して模式的に説明する。
【0081】図5(a)に示すような位置で1次転写が
開始されると、即ち、画像パターンPの画像濃度が最も
高い領域Pmaxと、残画像パターンPAの画像濃度が
最も高い領域PAmaxとをずらした位置で1次転写が
開始されると、残画像パターンPAと画像パターンPと
が重なったとき、結果的に図5(a)の右に示すよう
に、出力される画像パターンPXにはゴーストGが発生
する。このゴーストGは、上述のようにベルトクリーニ
ング装置7を通過後に生じるものであり、通常要求され
る画像濃度に比べれば低いが、画質劣化の原因となって
しまう。
【0082】これに対し本実施の形態では、これに対し
本実施の形態では、画像パターンPと残画像パターンP
Aとの位置を調節している。これについて図5(b)、
(c)に基づいて説明する。図5(b)は、同一の画像
を複数枚(例えば、原稿から10枚コピーする、といっ
た場合)出力する場合であり、中間転写ベルト4上の画
像パターンPと残画像パターンPAとが同一である。
【0083】この場合、少なくとも2枚目以降の画像パ
ターンPを1次転写させる場合に、1次転写開始位置
を、図5(b)に示すように、残画像パターンPAの位
置と同一の地点(位置)とすることで、残画像パターン
PAに応じた残留トナーが、同一の画像パターンPに重
なり、結果として、図5(b)の右側に示すように、画
像パターンPの最も画像密度の高い領域Pmaxと、残
画像パターンPAの最も画像密度の高い領域PAmax
とが重なるので、非画像部への残留トナーの付着を低減
させる。言い換えれば、地汚れしたとしても、両画像パ
ターンP、PAの最も画像密度の高い領域Pmax、P
Amaxのトナーが重なるため、画質劣化への影響を低
く抑えることができる。
【0084】図5(c)は、異なる画像を連続して複数
枚(例えば、一連の原稿を1部コピーする、といった場
合)出力する場合である。少なくとも3枚目以降に画像
パターンPを1次転写させる場合に、残画像パターンの
画像密度の最も高い領域PAmaxを判定し、その領域
PAmax、つまり残トナーが最も多い箇所PAmax
を2つの画像パターンP、PF間に位置するように中間
転写ベルト4の位置を制御して動作させる。尚、画像パ
ターンPFは、画像パターンPの直前であって、既に1
次転写が行われた画像パターンであり、画像パターンP
Fの最も画像密度が高い領域にはPFmaxの符号を付
した。
【0085】これによって、画像パターンPの最も画像
密度が高い領域Pmaxと、残画像パターンPAの最も
画像密度の高い領域PAmaxとが重ならないので、図
5(c)に右側に示すように、残画像パターンPAの残
トナーによる中間転写ベルト4への地汚れ、転写材上の
ゴーストといった影響がなくなる。
【0086】また、残画像パターンPAの残トナーが少
ない領域(本実施の形態のように、A4紙に対応する残
画像パターンPAでは、PAmax以外の3つの領域と
なる)は、1次転写される画像パターンPと重なってし
まうが、画像密度が低い、つまり中間転写ベルト4に載
っているトナー量も少ないので画質劣化への影響が少な
い。少なくとも、中間転写ベルト4において残トナーの
影響を考慮せずに、1次転写を行うよりも、画質劣化を
低く抑えることができる。
【0087】以上のように、異なる画像を連続して複数
出力させる場合には、1次転写ニップbを挟み、中間転
写体ベルト4上に連続する2つの画像パターン間P、P
Fに、前に出力された、残画像パターンPAの最も画像
密度の高い領域PAmaxが入るように中間転写ベルト
4を動作させることによって、出力させる画像の画質の
劣化を極力抑えることができる。
【0088】ここで、残画像パターンPAは、中間転写
ベルト4上に同じ状態で永久的に残留することはない。
即ち、ベルトクリーニング装置7に内包されるクリーニ
ング部材(本実施例では、図1に示すように、クリーニ
ングブレード7a、ファーブラシ7bになる)は、レー
ザプリンタ90が動作中に常に回転している中間転写ベ
ルト4に当接しているため、残画像パターンPAの量自
体は掻き取られ次第に少なくなり、結果として次に出力
される画像への影響が少なくなるためである。
【0089】尚、本実施の形態では、イエロー用の感光
体ドラム1Yによる画像パターンPに特定して説明した
が、他の感光体ドラム1M、1C、1Bkによる画像パ
ターンに対しても、上述と同様な動作を行うことによっ
て、地汚れ、クリーニング残、ゴーストの影響を極力少
なくし、結果として画質向上を図ることが可能となる。
【0090】以上説明したように、本実施の形態では、
複数の感光体ドラム1Y、1C、1M、1Bkを有する
タンデム方式のレーザプリンタ90で、出力する画像パ
ターンの出力の内容、同一の画像を複数出力、異なる画
像を連続して出力する、といった変化によって、中間転
写ベルト4上の1次転写開始位置を異ならせることで、
中間転写ベルト4上に残留するトナー(残画像パター
ン)の影響を少なくし、クリーニング残による地汚れ、
前の出力画像パターンのゴーストGといった、不具合を
低減させ、結果として、高画質の画像を安定して出力す
ることが可能となる。
【0091】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、異なる画像を複数枚出力する場
合において、中間転写ベルト4上の未転写の領域に画像
パターンPを転写するようにしても良く、順次転写され
ようとする画像パターンの中間転写ベルト4に対する位
置を異ならせ、残画像パターンPAの存在しない領域に
画像パターンPを転写するようにすれば良い。
【0092】本発明は、レーザプリンタ90に適用した
が、これに限定されず、例えば、タンデム式の複写機、
ファクシミリ或いはこれらの複合機等の画像形成装置に
適用しても同様な作用効果を得る。
【0093】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、中間転写体
に転写する転写数と画像密度とによって、中間転写体に
対する可視像の転写開始位置を異ならせることで、中間
転写体上に残留する現像剤のトナーの影響を少なくでき
るので、地汚れによる異常画像の発生を防止できるとと
もに、中間転写体から転写紙に転写する画像の劣化を低
減させ、高画質の画像を安定して出力することができ
る。
【0094】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、同一の可視像
を中間転写体に複数転写する場合には、中間転写体に対
するそれぞれの可視像の転写開始位置を、同一位置とす
ることにより、直前の可視像の残留トナーが、次の可視
像の非画像部へ転写し難くなるため、転写紙に出力され
る複数枚の画像に地汚れが発生するのを防止でき、安定
した画像を出力することができる。
【0095】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、異なる
可視像を複数転写する場合に、それぞれの可視像の中間
転写体に対する転写開始位置を異ならせることにより、
直前の可視像の残留トナーが、次の可視像の画像部、非
画像部共に転写し難くなるので、転写紙に出力される複
数枚の画像に地肌汚れが発生するのを防止でき、安定し
た画像を出力することができる。
【0096】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、異なる可視像
を複数転写する場合に、中間転写体に転写される2つの
可視像間に、中間転写体上に残留する残可視像のうち画
像密度が最も高い領域を位置するようにすることによっ
て、残可視像のうち画像密度が高い領域(残トナーが最
も多い領域)が、中間転写体に転写される可視像に重な
るのを防止でき、地汚れのない安定した画像を出力する
ことができる。
【0097】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、位置検出手段が非接触で中間転写体の位置検出を行
うことで、中間転写体に物理的なダメージを与えないた
め、中間転写体の耐久性を向上することができる。
【0098】請求項6に記載の発明では、中間転写体に
転写する可視像の転写数と画像密度とによって、中間転
写体上の転写開始位置を異ならせることで、中間転写体
上に残留するトナーの影響が少なくなるので、地汚れに
よる異常画像の発生を防止できるとともに、転写紙に転
写する画像の劣化を低減させ、高画質の画像を安定して
出力することができる。
【0099】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、像担持体をア
モルファスシリコン系感光体とすることで、表面硬度が
高く、半導体レーザ等の長波長光に高い感度を示し、し
かも繰返し使用による劣化もほとんど認められないこと
から、耐久性を向上させ、画像形成装置の耐久性を向上
することができる。
【0100】請求項8に記載の発明では、請求項6又は
7に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、現像剤
の重量平均径が4〜15μmであれば、得られる画像の
解像度が向上し、高画質の画像を提供することができ
る。
【0101】請求項9に記載の発明では、請求項6乃至
8のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、現像手段と像担持体との間に向きが交互に変化する
交互電界を印加することにより、この電界中で現像剤が
振動するので、ざらつきのない高精細な画像が得られ、
高画質の画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレーザプリンタを概略的に示
す構成図である。
【図2】図1のイエロー用感光体ドラムの周囲を拡大し
て示す構成図である。
【図3】中間転写ベルトの一部を拡大して示す図であ
る。
【図4】中間転写ベルトと画像パターンとの関係を説明
するための図である。
【図5】1次転写前の画像パターンと、1次転写後の画
像パターンとの関係を説明する図であり、(a)は中間
転写ベルトの位置の調整を行わなかったときにおける1
次転写前後の画像パターンを示し、(b)は同一の画像
を複数枚出力したときの1次転写前後の画像パターンを
示し、(c)は異なる画像を複数枚出力したときの1次
転写前後の画像パターンを示す。
【符号の説明】
各色の添え字Y〜Bkの記載は略) 1Y、1M、1C、1Bk 感光体ドラム(像担持体) 3Y、3M、3C、3Bk 現像ユニット(現像手段) 4 中間転写ベルト(中間転写体) 10 光センサ(位置検出手段) 42 光反射テープ(位置検出部材) 90 レーザプリンタ(画像形成装置) P 画像パターン(可視像) PA 残画像パターン(残可視像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/06 101 G03G 15/06 101 2H073 15/16 15/16 21/00 370 21/00 370 (72)発明者 青木 勝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 澤井 雄次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 充 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 EA05 2H027 DA04 DA09 DA21 DA45 DC04 DE02 DE07 DE10 EA03 EA05 EB04 EC15 ED24 EE05 2H030 AB02 AD01 AD16 BB22 BB34 BB36 BB42 BB46 BB53 BB56 BB71 2H032 AA05 AA15 BA01 BA05 BA09 BA23 CA02 CA15 2H068 DA00 2H073 AA01 BA03 BA13 BA43 CA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像坦持体に形成される静電潜像
    を、現像手段から供給される現像剤により可視像化し、
    この可視像を中間転写体に転写する画像形成装置におけ
    る転写方法において、 中間転写体に転写される可視像の転写数と画像密度とに
    よって、中間転写体に対する可視像の転写開始位置を異
    ならせることを特徴とする画像形成装置における転写方
    法。
  2. 【請求項2】 同一の可視像を中間転写体に複数転写す
    る場合には、中間転写体上の同一の位置からそれぞれの
    可視像の転写を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置における転写方法。
  3. 【請求項3】 異なる可視像を中間転写体に複数転写す
    る場合には、中間転写体上の異なる位置からそれぞれの
    可視像の転写を行うことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の画像形成装置における転写方法。
  4. 【請求項4】 中間転写体から転写材に可視像を転写し
    た後に中間転写体に残留する残可視像のうち最も密度の
    高い領域が、中間転写体に転写される可視像の間に位置
    するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の画像
    形成装置における転写方法。
  5. 【請求項5】 中間転写体に設けられた位置検出部材を
    検出することにより中間転写体の位置を検出する位置検
    出手段を備え、位置検出手段による位置検出は、中間転
    写体に非接触で行われることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の画像形成装置における転写方法。
  6. 【請求項6】 複数の像坦持体に形成される静電潜像
    を、現像手段から供給される現像剤により可視像化し、
    その可視像を中間転写体に転写する画像形成装置におい
    て、 中間転写体に転写される可視像の転写数と画像密度とに
    よって、中間転写体に対する可視像の転写開始位置を異
    ならせることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体は、アモルファスシリコン系感
    光体であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 現像剤の重量平均径が、4〜15μmで
    あることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 現像手段が像担持体上の潜像を可視像と
    して現像するときに、現像手段と像担持体との間に、向
    きが交互に変化する電界を印加することを特徴とする請
    求項6乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7378213B2 (en) 2002-12-10 2008-05-27 Ricoh Company, Ltd. Image forming process and image forming apparatus
JP2017037097A (ja) * 2015-08-06 2017-02-16 キヤノン株式会社 画像形成装置
US9612558B1 (en) 2015-12-08 2017-04-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

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