JPH05249833A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05249833A JPH05249833A JP8159092A JP8159092A JPH05249833A JP H05249833 A JPH05249833 A JP H05249833A JP 8159092 A JP8159092 A JP 8159092A JP 8159092 A JP8159092 A JP 8159092A JP H05249833 A JPH05249833 A JP H05249833A
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- JP
- Japan
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- developing
- image
- carrier
- developer
- groove
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 交流電界バイアスを用いて現像する際に、現
像ローラ201表面の溝に起因する画像上のムラを防止
する。 【構成】 現像ローラ201表面の溝を、溝深さd、溝
間隔(中心−中心)P(現像ローラ回転方向における溝
のピッチ)、溝幅Wが次の条件を満足するように形成す
る。溝間隔P及び溝幅Wは、同一潜像を通過する溝の数
nが、n≧1.0となるようにする。例えば、感光体1
02の周速が180mm/secで現像ローラ201その1、
8倍の周速で同方向に回転させる場合には、3[mm]以
下、望ましくは、2[mm]また、溝幅Wを0.5[mm]以下
とする。溝の深さdは充分な現像剤搬送力を得るために
0.05乃至0.5mmの範囲内でキャリアの磁化の値や
粒径などを考慮して決定する。
像ローラ201表面の溝に起因する画像上のムラを防止
する。 【構成】 現像ローラ201表面の溝を、溝深さd、溝
間隔(中心−中心)P(現像ローラ回転方向における溝
のピッチ)、溝幅Wが次の条件を満足するように形成す
る。溝間隔P及び溝幅Wは、同一潜像を通過する溝の数
nが、n≧1.0となるようにする。例えば、感光体1
02の周速が180mm/secで現像ローラ201その1、
8倍の周速で同方向に回転させる場合には、3[mm]以
下、望ましくは、2[mm]また、溝幅Wを0.5[mm]以下
とする。溝の深さdは充分な現像剤搬送力を得るために
0.05乃至0.5mmの範囲内でキャリアの磁化の値や
粒径などを考慮して決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、ト
ナーとキャリアとからなる2成分現像剤を使用した現像
装置を用いる電子写真方式の画像形成装置に関するもの
である。
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、ト
ナーとキャリアとからなる2成分現像剤を使用した現像
装置を用いる電子写真方式の画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】トナーとキャリアとからなる2成分現像
剤を使用した電子写真技術を用いる画像形成装置におい
て、現像剤担持体としての現像ローラー表面上に溝を有
していないと、充分な量の現像剤をローラ上に汲み上げ
るのが困難なため、現像ローラ表面上に溝を形成してお
くことが行われている。例えば、特開昭53−3347
には、現像装置側板に回転可能に装架された中空ロール
と、この中空ロール内に配置されこのロールの周辺に磁
界を形成する例えば永久磁石からなる磁界形成手段と、
現像剤をロール表面に運んでそれに接触される手段とを
有し、トナーのまぶされた磁気キャリアよりなる現像剤
が回転磁気ブラシロールに供給され、その回転によりそ
のキャリアが現像領域に持ち上げられるようにした磁気
ブラシ現像装置において、該ロール表面にキャリア粒子
の直径の15乃至25倍の範囲の間隔をおいて軸方向に
溝を設けた磁気ブラシ現像装置が提案されている。そし
て、上記溝の幅はキャリア粒子の直径の少なくとも2乃
至3倍であることが望ましく、また、上記溝の深さはキ
ャリア粒子の直径の少なくとも1乃至2倍であることが
望ましいことも開示されている。
剤を使用した電子写真技術を用いる画像形成装置におい
て、現像剤担持体としての現像ローラー表面上に溝を有
していないと、充分な量の現像剤をローラ上に汲み上げ
るのが困難なため、現像ローラ表面上に溝を形成してお
くことが行われている。例えば、特開昭53−3347
には、現像装置側板に回転可能に装架された中空ロール
と、この中空ロール内に配置されこのロールの周辺に磁
界を形成する例えば永久磁石からなる磁界形成手段と、
現像剤をロール表面に運んでそれに接触される手段とを
有し、トナーのまぶされた磁気キャリアよりなる現像剤
が回転磁気ブラシロールに供給され、その回転によりそ
のキャリアが現像領域に持ち上げられるようにした磁気
ブラシ現像装置において、該ロール表面にキャリア粒子
の直径の15乃至25倍の範囲の間隔をおいて軸方向に
溝を設けた磁気ブラシ現像装置が提案されている。そし
て、上記溝の幅はキャリア粒子の直径の少なくとも2乃
至3倍であることが望ましく、また、上記溝の深さはキ
ャリア粒子の直径の少なくとも1乃至2倍であることが
望ましいことも開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
現像ローラ上に溝を形成しても、溝の間隔が広過ぎる場
合には、現像剤の磁気ブラシの穂の密度が低くなり過ぎ
て、ローラの表面形状パターンが画像上に現れてしま
う。また、現像剤の磁気特性の違いやキャリア粒径の違
いによっても現像剤の搬送性が異なるため、使用する現
像剤によっても適切な現像ローラ表面形状を選択するこ
とが必要である。特に、感光体ドラムなどの潜像担持体
の周囲に複数の現像装置を配したカラー複写機などの場
合、現像剤磁気ブラシの穂を穂切り、穂立ちを行い、使
用する現像器を切り替える必要があるため、現像剤がロ
ーラ上に汲み上がらなかったり、現像剤の穂切りができ
なかったりすると、現像されなかったり、混色してしま
ったりすることがあるため、上記のような現像剤の搬送
性の問題は非常に重要な問題である。
現像ローラ上に溝を形成しても、溝の間隔が広過ぎる場
合には、現像剤の磁気ブラシの穂の密度が低くなり過ぎ
て、ローラの表面形状パターンが画像上に現れてしま
う。また、現像剤の磁気特性の違いやキャリア粒径の違
いによっても現像剤の搬送性が異なるため、使用する現
像剤によっても適切な現像ローラ表面形状を選択するこ
とが必要である。特に、感光体ドラムなどの潜像担持体
の周囲に複数の現像装置を配したカラー複写機などの場
合、現像剤磁気ブラシの穂を穂切り、穂立ちを行い、使
用する現像器を切り替える必要があるため、現像剤がロ
ーラ上に汲み上がらなかったり、現像剤の穂切りができ
なかったりすると、現像されなかったり、混色してしま
ったりすることがあるため、上記のような現像剤の搬送
性の問題は非常に重要な問題である。
【0004】また、現像ローラと潜像を担持した像担持
体との対向部である現像領域に現像バイアス電界を形成
するために直流バイアスを使用するものにおいては、ロ
ーラ表面上の溝の形状についてよく研究されているが、
現像バイアスとして交流バイアスを使用するものにおい
ては、ローラ表面上の溝形状について充分な検討がなさ
れいない。例えば、交流バイアスを使用するものにおい
ては、トナーの動きが活性化され現像能力が上がること
を考慮して、像担持体と現像ローラとの線速比を、直流
現像バイアスを用いて現像する場合の線速比(2.5乃
至4倍程度)に比べて低く(1乃至2倍程度に)するこ
とが行われる。これは、駆動系の負担を減少させ、か
つ、現像剤の磁気ブラシが感光体及び感光体上に形成さ
れた顕像へ必要以上に強く当たることを防ぎ、潜像の忠
実な現像を可能にし、カラー画像に最適な画像を形成す
る事ができるというメリットがあるためである。しか
し、感光体と現像ローラの線速比を遅くしたことによ
り、現像領域において、感光体上の潜像の任意の点を通
過する磁気ブラシの本数(これは、ローラ表面上の溝の
間隔に関係する)が比較的少なくって、画像上にローラ
表面形状のパターンが現れてしまう場合がある。
体との対向部である現像領域に現像バイアス電界を形成
するために直流バイアスを使用するものにおいては、ロ
ーラ表面上の溝の形状についてよく研究されているが、
現像バイアスとして交流バイアスを使用するものにおい
ては、ローラ表面上の溝形状について充分な検討がなさ
れいない。例えば、交流バイアスを使用するものにおい
ては、トナーの動きが活性化され現像能力が上がること
を考慮して、像担持体と現像ローラとの線速比を、直流
現像バイアスを用いて現像する場合の線速比(2.5乃
至4倍程度)に比べて低く(1乃至2倍程度に)するこ
とが行われる。これは、駆動系の負担を減少させ、か
つ、現像剤の磁気ブラシが感光体及び感光体上に形成さ
れた顕像へ必要以上に強く当たることを防ぎ、潜像の忠
実な現像を可能にし、カラー画像に最適な画像を形成す
る事ができるというメリットがあるためである。しか
し、感光体と現像ローラの線速比を遅くしたことによ
り、現像領域において、感光体上の潜像の任意の点を通
過する磁気ブラシの本数(これは、ローラ表面上の溝の
間隔に関係する)が比較的少なくって、画像上にローラ
表面形状のパターンが現れてしまう場合がある。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像領域に交流電界
を有する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上の
潜像を顕像化し、ムラのない画像をえることができる画
像形成装置を提供することである。
であり、その目的とするところは、現像領域に交流電界
を有する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上の
潜像を顕像化し、ムラのない画像をえることができる画
像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、潜像を担持する像担持体の表
面に、少なくともキャリア及びトナーを含む2成分系現
像剤を担持する表面に溝が形成された現像剤担持体を対
向させて現像領域を形成し、該現像領域に交流電界を有
する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上の潜像
を顕像化する画像形成装置において、該現像領域を通過
する間に、該像担持体上の潜像の任意の個所を、少なく
とも該現像剤担持体表面移動方向における該溝の実質的
な1ピッチ分だけ該現像剤担持体表面に対して相対的に
移動させることを特徴とするものである。
めに、請求項1の発明は、潜像を担持する像担持体の表
面に、少なくともキャリア及びトナーを含む2成分系現
像剤を担持する表面に溝が形成された現像剤担持体を対
向させて現像領域を形成し、該現像領域に交流電界を有
する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上の潜像
を顕像化する画像形成装置において、該現像領域を通過
する間に、該像担持体上の潜像の任意の個所を、少なく
とも該現像剤担持体表面移動方向における該溝の実質的
な1ピッチ分だけ該現像剤担持体表面に対して相対的に
移動させることを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明は、潜像を担持する像担持
体の表面に、少なくともキャリア及びトナーを含む2成
分系現像剤を担持する表面に溝が形成された現像剤担持
体を対向させて現像領域を形成し、該現像領域に交流電
界を有する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上
の潜像を顕像化する画像形成装置において、該現像剤担
持体表面移動方向における該溝の実質的なピッチの絶対
値を3mm以下望ましくは2mm以下とし、同方向における
該溝の幅を0.5mm以下、該溝の深さを0.5mm以下と
することを特徴とするものである。
体の表面に、少なくともキャリア及びトナーを含む2成
分系現像剤を担持する表面に溝が形成された現像剤担持
体を対向させて現像領域を形成し、該現像領域に交流電
界を有する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上
の潜像を顕像化する画像形成装置において、該現像剤担
持体表面移動方向における該溝の実質的なピッチの絶対
値を3mm以下望ましくは2mm以下とし、同方向における
該溝の幅を0.5mm以下、該溝の深さを0.5mm以下と
することを特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明は、潜像を担持する像担持
体の表面に、少なくともキャリア及びトナーを含む2成
分系現像剤を担持する表面に溝が形成された現像剤担持
体を対向させて現像領域を形成し、該現像領域に交流電
界を有する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上
の潜像を顕像化する画像形成装置において、該現像剤担
持体表面移動方向における該溝のピッチをキャリア粒径
の80倍以下、同方向における該溝の幅をキャリア粒径
の2乃至15倍、該溝の深さをキャリア粒径の2乃至1
5倍とすることを特徴とするものである。
体の表面に、少なくともキャリア及びトナーを含む2成
分系現像剤を担持する表面に溝が形成された現像剤担持
体を対向させて現像領域を形成し、該現像領域に交流電
界を有する現像バイアス電界を作用させて該像担持体上
の潜像を顕像化する画像形成装置において、該現像剤担
持体表面移動方向における該溝のピッチをキャリア粒径
の80倍以下、同方向における該溝の幅をキャリア粒径
の2乃至15倍、該溝の深さをキャリア粒径の2乃至1
5倍とすることを特徴とするものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1、2又は3記
載の画像形成装置において、上記現像剤担持体表面にお
ける、単位面積当たりの現像剤の穂の本数を2[本/mm2]
以上とする事を特徴とするものである。
載の画像形成装置において、上記現像剤担持体表面にお
ける、単位面積当たりの現像剤の穂の本数を2[本/mm2]
以上とする事を特徴とするものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1、2又は3記
載の画像形成装置において、上記像担持体の線速に対す
る上記現像剤担持体の線速比を1.3倍以上とする事を
特徴とするものである。
載の画像形成装置において、上記像担持体の線速に対す
る上記現像剤担持体の線速比を1.3倍以上とする事を
特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明は、現像条件や現像ローラの表面形状を
適宜設定することにより、像担持体上に形成された潜像
を交流電界を有する現像バイアス電界を用いて可視像化
するにあたり、ローラ表面に形成された磁気ブラシが十
分な回数だけ同一潜像を通過するようにし、これによ
り、ローラー表面の溝の形状パターンが画像上に現れ
ず、均一な現像を可能にする。
適宜設定することにより、像担持体上に形成された潜像
を交流電界を有する現像バイアス電界を用いて可視像化
するにあたり、ローラ表面に形成された磁気ブラシが十
分な回数だけ同一潜像を通過するようにし、これによ
り、ローラー表面の溝の形状パターンが画像上に現れ
ず、均一な現像を可能にする。
【0012】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。まず、図2を用いて複写全体の機構の概
略を説明する。図2おいて、複写機本体101のほぼ中
央部に配置された潜像担持体としての直径120mmの有
機感光体ドラム102の周囲には、感光体表面を帯電す
る帯電チャージャー103、一様帯電された感光体の表
面上にレーザー光を照射して静電潜像を形成するレーザ
ー光学系104、静電潜像に各色トナーを供給して現像
し、各色毎にトナー像を得る、黒現像装置105、イエ
ロー現像装置106、マゼンタ現像装置107、シアン
現像装置108(いずれもこの例では反転現像方式を採
用)、感光体上に形成された各色毎のトナー像を順次転
写する中間転写ベルト109、中間転写ベルト109の
一部を感光体表面に当接させて転写領域を形成し且つ該
転写領域に転写電界を形成する転写電圧が印加されたバ
イアスローラ110、転写後の感光体表面に残留するト
ナーを除去するクリーニング装置111、転写後の感光
体表面に残留する電荷を除去する除電装置112等が配
設されている。上記中間転写ベルト109の表面には、
該ベルト109に転写されたトナー像を転写紙に転写す
る転写領域を形成し且つ該転写領域に転写電界を形成す
る転写電圧が印加された転写バイアスローラ113、及
び、転写紙にトナー像を転写した後の残留トナーをクリ
ーニングするためのベルトクリーニング装置114が配
設されている。そして、中間転写ベルト109から剥離
された転写紙を搬送する為の搬送ベルト115、及び、
該搬送ベルト115から搬送されてくる転写紙上のトナ
ーを加熱すると共に加圧して定着される定着装置11
6、定着装置116からの転写紙を受ける排紙トレイ1
17も設けられている。上記レーザー光学系104の上
方には、複写機本体101の上部に設けられた原稿載置
台としてのコンタクトガラス118上の原稿に走査光を
照射する露光ランプ119、原稿からの反射光を光電変
換素子であるCCDのイメージセンサアレイ123に結
像入光させる、反射ミラー121及び結像レンズ122
が設けられている。そして、該イメージセンサアレイ1
23で原稿情報を電気信号に変換して得た画像信号が図
示しない画像処理装置で処理されてレーザー光学系10
4中の半導体レーザーのレーザー発振制御に利用され
る。
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。まず、図2を用いて複写全体の機構の概
略を説明する。図2おいて、複写機本体101のほぼ中
央部に配置された潜像担持体としての直径120mmの有
機感光体ドラム102の周囲には、感光体表面を帯電す
る帯電チャージャー103、一様帯電された感光体の表
面上にレーザー光を照射して静電潜像を形成するレーザ
ー光学系104、静電潜像に各色トナーを供給して現像
し、各色毎にトナー像を得る、黒現像装置105、イエ
ロー現像装置106、マゼンタ現像装置107、シアン
現像装置108(いずれもこの例では反転現像方式を採
用)、感光体上に形成された各色毎のトナー像を順次転
写する中間転写ベルト109、中間転写ベルト109の
一部を感光体表面に当接させて転写領域を形成し且つ該
転写領域に転写電界を形成する転写電圧が印加されたバ
イアスローラ110、転写後の感光体表面に残留するト
ナーを除去するクリーニング装置111、転写後の感光
体表面に残留する電荷を除去する除電装置112等が配
設されている。上記中間転写ベルト109の表面には、
該ベルト109に転写されたトナー像を転写紙に転写す
る転写領域を形成し且つ該転写領域に転写電界を形成す
る転写電圧が印加された転写バイアスローラ113、及
び、転写紙にトナー像を転写した後の残留トナーをクリ
ーニングするためのベルトクリーニング装置114が配
設されている。そして、中間転写ベルト109から剥離
された転写紙を搬送する為の搬送ベルト115、及び、
該搬送ベルト115から搬送されてくる転写紙上のトナ
ーを加熱すると共に加圧して定着される定着装置11
6、定着装置116からの転写紙を受ける排紙トレイ1
17も設けられている。上記レーザー光学系104の上
方には、複写機本体101の上部に設けられた原稿載置
台としてのコンタクトガラス118上の原稿に走査光を
照射する露光ランプ119、原稿からの反射光を光電変
換素子であるCCDのイメージセンサアレイ123に結
像入光させる、反射ミラー121及び結像レンズ122
が設けられている。そして、該イメージセンサアレイ1
23で原稿情報を電気信号に変換して得た画像信号が図
示しない画像処理装置で処理されてレーザー光学系10
4中の半導体レーザーのレーザー発振制御に利用され
る。
【0013】次に、図3を用いて複写機の電装部の概略
について説明する。図3において、メイン制御部(CP
U)130に対して所定のプログラム等が記憶されてい
る、ROM131及びRAM132が付設されている。
このメイン制御部130には、インターフェース(I/
O)133を介してレーザー光学系制御部134、電源
回路135、光学センサー136、トナー濃度センサー
137、環境センサー138、感光体表面電位センサー
139、トナー補給回路140、中間転写ベルト駆動部
141等が接続されている。同図においては現像装置と
してマゼンタ現像装置107のみを示しているが、他の
現像装置105,106,108も同様にそれぞれトナ
ー濃度センサー137、電源回路135、トナー補給回
路140を介してインターフェース133に接続されて
いる。上記レーザー光学系制御部134は上記レーザー
光学系のレーザー出力を調整するものであり、上記電源
回路135は帯電チャージャー113に所定の帯電用放
電電圧を与えると共に現像装置105,106,10
7,108に対して所定電圧の現像バイアスを与え且つ
バイアスローラ110や転写バイアスローラ113に対
して所定の転写電圧を与えるものである。上記光学セン
サー136は転写領域を通過した感光体表面に近接配置
される発光ダイオードなどの発光素子とフォトセンサー
などの受光素子とからなり、感光体上に形成される測定
用の基準トナーパターンのトナー付着量及び地肌部のト
ナー付着量を各色毎に検出するとともに、感光体除電後
の残留電位を検出するものである。この光電センサー1
36からの検出信号は図示しない光電センサー制御部に
印加されている。該光電センサー制御部は上記基準トナ
ーパターンのトナー付着量と地肌部のトナー付着量との
比率を求め、該比率の値を基準値と比較して画像濃度の
変動を検出し、トナー濃度センサー137の制御値を補
正するものである。上記トナー濃度センサー137は各
現像装置105,106,107,108にそれぞれ設
けられ、各現像装置内に収容されている現像剤の透磁率
変化に基づいてトナー濃度を検出するものである。この
トナー濃度センサー137は検出したトナー濃度値を基
準値と比較し、トナー濃度が一定値を下回ってトナー不
足状態になった場合にその不足分に対応した大きさのト
ナー補給信号を上記トナー補給回路140に印加する。
上記電位センサー139は感光体表面電位を検出するも
のであり、この検出結果が帯電チャージャー103やレ
ーザー光学系104の出力制御に用いられる。上記中間
転写ベルト駆動部141は中間転写ベルトの駆動を制御
するものである。
について説明する。図3において、メイン制御部(CP
U)130に対して所定のプログラム等が記憶されてい
る、ROM131及びRAM132が付設されている。
このメイン制御部130には、インターフェース(I/
O)133を介してレーザー光学系制御部134、電源
回路135、光学センサー136、トナー濃度センサー
137、環境センサー138、感光体表面電位センサー
139、トナー補給回路140、中間転写ベルト駆動部
141等が接続されている。同図においては現像装置と
してマゼンタ現像装置107のみを示しているが、他の
現像装置105,106,108も同様にそれぞれトナ
ー濃度センサー137、電源回路135、トナー補給回
路140を介してインターフェース133に接続されて
いる。上記レーザー光学系制御部134は上記レーザー
光学系のレーザー出力を調整するものであり、上記電源
回路135は帯電チャージャー113に所定の帯電用放
電電圧を与えると共に現像装置105,106,10
7,108に対して所定電圧の現像バイアスを与え且つ
バイアスローラ110や転写バイアスローラ113に対
して所定の転写電圧を与えるものである。上記光学セン
サー136は転写領域を通過した感光体表面に近接配置
される発光ダイオードなどの発光素子とフォトセンサー
などの受光素子とからなり、感光体上に形成される測定
用の基準トナーパターンのトナー付着量及び地肌部のト
ナー付着量を各色毎に検出するとともに、感光体除電後
の残留電位を検出するものである。この光電センサー1
36からの検出信号は図示しない光電センサー制御部に
印加されている。該光電センサー制御部は上記基準トナ
ーパターンのトナー付着量と地肌部のトナー付着量との
比率を求め、該比率の値を基準値と比較して画像濃度の
変動を検出し、トナー濃度センサー137の制御値を補
正するものである。上記トナー濃度センサー137は各
現像装置105,106,107,108にそれぞれ設
けられ、各現像装置内に収容されている現像剤の透磁率
変化に基づいてトナー濃度を検出するものである。この
トナー濃度センサー137は検出したトナー濃度値を基
準値と比較し、トナー濃度が一定値を下回ってトナー不
足状態になった場合にその不足分に対応した大きさのト
ナー補給信号を上記トナー補給回路140に印加する。
上記電位センサー139は感光体表面電位を検出するも
のであり、この検出結果が帯電チャージャー103やレ
ーザー光学系104の出力制御に用いられる。上記中間
転写ベルト駆動部141は中間転写ベルトの駆動を制御
するものである。
【0014】次に本実施例の上記現像器105乃至10
8について詳述する。図1(a)に示すように、現像器
105乃至108内部には、感光体102に対し所定の
ギャップを持って、現像剤保持手段としての非磁性の円
筒状の現像ローラ201B、201Y、201M、20
1Cが配置されている(感光体ドラム102とのギャッ
プ0.60mm)。この現像ローラ201B、201Y、
201M、201C内部には、複数の異なる磁極が交互
に配置されてなる現像磁石202や磁性体より成る磁気
シールド板203がそれぞれ設けられ、これらは不回転
状態に保持されている。これに対し、各現像ローラ20
1B、201Y、201M、201Cは、それぞれ図示
されないイエロー現像ローラ駆動モータ、マゼンタ現像
ローラ駆動モータ、シアン現像ローラ駆動モータなどに
よって、現像時には、感光体102の回転方向Aに対し
て順方向である矢印Bの向きに回転駆動されるようにな
っている。以後、この矢印B向きに回転する場合を、
「正転」という。マゼンタ現像器107内にマゼンタト
ナーとキャリアを含む現像剤が収容されていて、これ
は、剤撹拌搬送汲み上げ部材204の回転によって現像
ローラ201Mへ供給され、現像ローラ201M上で、
現像剤規制部材205によってローラ上に汲み上げられ
る現像剤量を調整する。この供給された現像剤は、現像
ローラ201M上に磁気的に担持されつつ、図1(b)
や図6に示す磁気ブラシ206として現像ローラ201
Mの回転方向に回転する。
8について詳述する。図1(a)に示すように、現像器
105乃至108内部には、感光体102に対し所定の
ギャップを持って、現像剤保持手段としての非磁性の円
筒状の現像ローラ201B、201Y、201M、20
1Cが配置されている(感光体ドラム102とのギャッ
プ0.60mm)。この現像ローラ201B、201Y、
201M、201C内部には、複数の異なる磁極が交互
に配置されてなる現像磁石202や磁性体より成る磁気
シールド板203がそれぞれ設けられ、これらは不回転
状態に保持されている。これに対し、各現像ローラ20
1B、201Y、201M、201Cは、それぞれ図示
されないイエロー現像ローラ駆動モータ、マゼンタ現像
ローラ駆動モータ、シアン現像ローラ駆動モータなどに
よって、現像時には、感光体102の回転方向Aに対し
て順方向である矢印Bの向きに回転駆動されるようにな
っている。以後、この矢印B向きに回転する場合を、
「正転」という。マゼンタ現像器107内にマゼンタト
ナーとキャリアを含む現像剤が収容されていて、これ
は、剤撹拌搬送汲み上げ部材204の回転によって現像
ローラ201Mへ供給され、現像ローラ201M上で、
現像剤規制部材205によってローラ上に汲み上げられ
る現像剤量を調整する。この供給された現像剤は、現像
ローラ201M上に磁気的に担持されつつ、図1(b)
や図6に示す磁気ブラシ206として現像ローラ201
Mの回転方向に回転する。
【0015】ここで、現像剤について説明する。トナー
に用いられる結着樹脂としては、公知のものがすべて使
用できる。例えば、ポリスチレン、ポリp−スチレン、
ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の単重
合体、スチレン−p−クロルスチレン共重合体、スチレ
ン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共
重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸
ブチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重
合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−
クロルメタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アク
リロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテ
ル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、
スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン
共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−
マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、
ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、エポキ
シ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、
ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、
脂肪族叉は脂肪族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩
素化パラフィン、パラフィンワックスなどが単独あるい
は混合して使用できる。着色剤としては、トナー用とし
て公知のものがすべて使用できる。黒色の着色剤として
は、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、フ
ァーネスブラック、ランプブラック等が使用できる。シ
アンの着色剤としては、例えば、フタロシアニンブル
ー、メチレンブルー、ビクトリアブルー、メチルバイオ
レット、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー等が使
用できる。マゼンタの着色剤としては、例えば、ローダ
ミン6Gレーキ、ジメチルキナクリドン、ウォッチング
レッド、ローズベンガル、ローダミンB、アリザリンレ
ーキ等が使用できる。イエローの着色剤としては、例え
ば、クロムイエロー、ベンジジンイエロー、ハンザイエ
ロー、ナフトールイエロー、モリブデンオレンジ、キノ
リンイエロー、タートラジン等が使用できる。これらの
トナーは、より効率的な帯電付与を与えるために、例え
ば染顔料、荷電制御剤などを含有してもよい。帯電制御
剤としては、例えばモノアゾ染料の金属錯塩、ニトロフ
ミン酸及びその塩、サリチル酸、ナフトエ酸、ジカルボ
ン酸のCo、Cr、Fe等の金属錯体、有機染料、四級
アンモニウム塩等がある。トナーの製造方法としては、
従来公知の方法でよく、例えば結着樹脂、着色剤、帯電
制御剤を120℃の熱ロールで溶融混練した後、冷却固
化せしめ、これをジェットミルで粉砕し、分級して得ら
れる。トナーは、必要に応じて、一般に広く使用されて
いるトナー用の添加剤、例えばコロイダルシリカのよう
な流動化剤、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸
化物や、炭化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩などの滑
剤などを含有させてもよい。添加剤をトナーに混合する
方法としては、従来公知の方法でよく、ヘンシェルミキ
サー、スピードニーダー等の装置により混合することが
できる。本発明で用いられる静電潜像現像用トナーは、
乾式一成分現像剤及び乾式二成分現像剤として使用でき
る。乾式二成分現像剤として使用する場合、キャリア並
びに本発明で用いられたトナーの使用量としては、トナ
ー粒子がキャリア粒子のキャリア表面に付着して、その
表面積の30乃至90%を占める程度に両粒子を混合す
るのが好ましい。キャリアとしては、従来公知の物でよ
く、鉄粉、フェライト等に、シリコン、スチレンーアク
リルレジン、シリコンレジン、フッ素変性アクリルレジ
ン等をコーティングした平均粒子径30乃至100μm
で、真比重4乃至6[g/cm3] のキャリア、造粒キャリア
等が使用することが出来る。キャリアの平均粒径の測定
は、目開きの異なるメッシュを重ねて、機械的振動や超
音波によりキャリアを振動させて、ふるい分けしてメッ
シュ上のキャリア重量比から算出した重量平均径を使用
する。測定装置としては、従来公知の装置で良く、例え
ば、ATM CORPORATION製のSONIC
SIFTER等がある。
に用いられる結着樹脂としては、公知のものがすべて使
用できる。例えば、ポリスチレン、ポリp−スチレン、
ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の単重
合体、スチレン−p−クロルスチレン共重合体、スチレ
ン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共
重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸
ブチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重
合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−
クロルメタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アク
リロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテ
ル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、
スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン
共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−
マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、
ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、エポキ
シ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、
ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、
脂肪族叉は脂肪族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩
素化パラフィン、パラフィンワックスなどが単独あるい
は混合して使用できる。着色剤としては、トナー用とし
て公知のものがすべて使用できる。黒色の着色剤として
は、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、フ
ァーネスブラック、ランプブラック等が使用できる。シ
アンの着色剤としては、例えば、フタロシアニンブル
ー、メチレンブルー、ビクトリアブルー、メチルバイオ
レット、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー等が使
用できる。マゼンタの着色剤としては、例えば、ローダ
ミン6Gレーキ、ジメチルキナクリドン、ウォッチング
レッド、ローズベンガル、ローダミンB、アリザリンレ
ーキ等が使用できる。イエローの着色剤としては、例え
ば、クロムイエロー、ベンジジンイエロー、ハンザイエ
ロー、ナフトールイエロー、モリブデンオレンジ、キノ
リンイエロー、タートラジン等が使用できる。これらの
トナーは、より効率的な帯電付与を与えるために、例え
ば染顔料、荷電制御剤などを含有してもよい。帯電制御
剤としては、例えばモノアゾ染料の金属錯塩、ニトロフ
ミン酸及びその塩、サリチル酸、ナフトエ酸、ジカルボ
ン酸のCo、Cr、Fe等の金属錯体、有機染料、四級
アンモニウム塩等がある。トナーの製造方法としては、
従来公知の方法でよく、例えば結着樹脂、着色剤、帯電
制御剤を120℃の熱ロールで溶融混練した後、冷却固
化せしめ、これをジェットミルで粉砕し、分級して得ら
れる。トナーは、必要に応じて、一般に広く使用されて
いるトナー用の添加剤、例えばコロイダルシリカのよう
な流動化剤、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸
化物や、炭化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩などの滑
剤などを含有させてもよい。添加剤をトナーに混合する
方法としては、従来公知の方法でよく、ヘンシェルミキ
サー、スピードニーダー等の装置により混合することが
できる。本発明で用いられる静電潜像現像用トナーは、
乾式一成分現像剤及び乾式二成分現像剤として使用でき
る。乾式二成分現像剤として使用する場合、キャリア並
びに本発明で用いられたトナーの使用量としては、トナ
ー粒子がキャリア粒子のキャリア表面に付着して、その
表面積の30乃至90%を占める程度に両粒子を混合す
るのが好ましい。キャリアとしては、従来公知の物でよ
く、鉄粉、フェライト等に、シリコン、スチレンーアク
リルレジン、シリコンレジン、フッ素変性アクリルレジ
ン等をコーティングした平均粒子径30乃至100μm
で、真比重4乃至6[g/cm3] のキャリア、造粒キャリア
等が使用することが出来る。キャリアの平均粒径の測定
は、目開きの異なるメッシュを重ねて、機械的振動や超
音波によりキャリアを振動させて、ふるい分けしてメッ
シュ上のキャリア重量比から算出した重量平均径を使用
する。測定装置としては、従来公知の装置で良く、例え
ば、ATM CORPORATION製のSONIC
SIFTER等がある。
【0016】ところで、マゼンタ現像器107によって
現像を行っているときは、他の現像器の現像ローラ20
1B、201C、201Yに対して穂切りが行われるよ
うになっている。また、シアン現像器によって現像を行
っているときは、現像ローラ201B、201Y、20
1Mに対して穂切りが行われるようになっている。他の
ブラック、イエローの現像器についても同様である。こ
の目的は、他の現像ローラに対して穂切り状態としない
と、前に形成された、ある色の顕像を、当該現像を行っ
ている現像ローラ上の磁気ブラシが乱してしまったり、
あるいは、現像ローラを持つ各現像器間で違った色の現
像剤が混入してしまったりするからである。ここで、例
えば、現像ローラ201Mのところで穂切りが行われる
ものとして、説明する。現像ローラ201Mが矢印Bの
向きに正転するとき、現像剤が磁気的に汲み上げられつ
つ、担持されるのであるが、穂切りを行うときは、それ
を矢印Eの方向に回転させる。すなわち、逆転させる。
このような回転時には、現像剤を汲み上げようとする領
域に対して、磁気シールド板203があり、しかも、こ
の対向部においては、磁石を設けないようにしてあるの
で、現像剤が事実上汲み上げられなくなり、実質的に現
像ローラ上は穂切り状態となる。このような穂切りが、
他の現像ローラ201B、201Y,201Cについて
も、まったく同様にして行われる。
現像を行っているときは、他の現像器の現像ローラ20
1B、201C、201Yに対して穂切りが行われるよ
うになっている。また、シアン現像器によって現像を行
っているときは、現像ローラ201B、201Y、20
1Mに対して穂切りが行われるようになっている。他の
ブラック、イエローの現像器についても同様である。こ
の目的は、他の現像ローラに対して穂切り状態としない
と、前に形成された、ある色の顕像を、当該現像を行っ
ている現像ローラ上の磁気ブラシが乱してしまったり、
あるいは、現像ローラを持つ各現像器間で違った色の現
像剤が混入してしまったりするからである。ここで、例
えば、現像ローラ201Mのところで穂切りが行われる
ものとして、説明する。現像ローラ201Mが矢印Bの
向きに正転するとき、現像剤が磁気的に汲み上げられつ
つ、担持されるのであるが、穂切りを行うときは、それ
を矢印Eの方向に回転させる。すなわち、逆転させる。
このような回転時には、現像剤を汲み上げようとする領
域に対して、磁気シールド板203があり、しかも、こ
の対向部においては、磁石を設けないようにしてあるの
で、現像剤が事実上汲み上げられなくなり、実質的に現
像ローラ上は穂切り状態となる。このような穂切りが、
他の現像ローラ201B、201Y,201Cについて
も、まったく同様にして行われる。
【0017】次に、作像条件について説明する。感光体
102を周速180mm/secで回転しながら、帯電チャー
ジャー103により、表面電位−600Vに帯電させ
た。次に、レーザ光により、感光体102上に黒(また
は、イエロー、マゼンタ、シアン)の画像信号に対応す
る露光光を照射して、静電潜像を形成した。感光体10
2の地肌部の電位は−30Vとなった。黒現像器105
(または、シアン現像器106、マゼンタ現像器10
7、イエロー現像器108)により、感光体102に対
し、ギャップ0.60mmをもたせて配置された現像ロー
ラ201に直流成分−450Vに、交流成分として、pea
k-to-peak電圧(VPP=1.8V)、周波数f=2KHzの矩
形波の現像バイアスを印加して、現像ローラ201の感
光体102に対する回転周速比を約1.8倍として現像
を行った。現像ローラ201と現像剤規制部材203と
の間隙は、0.6mmであり、現像ローラ201上への現
像剤汲み上げ量は、0.12mg/cm2とした。感光体10
2上に形成されたトナー像は、転写バイアスが印加され
た転写ローラ110により、中間転写ベルト109に転
写された。単色の場合には、中間転写ベルト109上の
トナー像は、転写バイアスが印加された転写材転写ロー
ラ113により、転写材に転写され、転写材搬送ベルト
115により搬送され、定着器116により加熱及び加
圧定着され、排出される。2色以上の場合には、中間転
写ベルト109上に各色のトナー像が順次転写された
後、転写バイアスが印加された転写材転写ローラ113
により、転写材に転写され、転写材搬送ベルト115に
より搬送され、定着器116により加熱及び加圧定着さ
れ、排出される。本実施例では、直流成分を重畳した交
流バイアスを現像電界に用いたが、直流成分のパルス成
分を重畳した電界も用いることができる。
102を周速180mm/secで回転しながら、帯電チャー
ジャー103により、表面電位−600Vに帯電させ
た。次に、レーザ光により、感光体102上に黒(また
は、イエロー、マゼンタ、シアン)の画像信号に対応す
る露光光を照射して、静電潜像を形成した。感光体10
2の地肌部の電位は−30Vとなった。黒現像器105
(または、シアン現像器106、マゼンタ現像器10
7、イエロー現像器108)により、感光体102に対
し、ギャップ0.60mmをもたせて配置された現像ロー
ラ201に直流成分−450Vに、交流成分として、pea
k-to-peak電圧(VPP=1.8V)、周波数f=2KHzの矩
形波の現像バイアスを印加して、現像ローラ201の感
光体102に対する回転周速比を約1.8倍として現像
を行った。現像ローラ201と現像剤規制部材203と
の間隙は、0.6mmであり、現像ローラ201上への現
像剤汲み上げ量は、0.12mg/cm2とした。感光体10
2上に形成されたトナー像は、転写バイアスが印加され
た転写ローラ110により、中間転写ベルト109に転
写された。単色の場合には、中間転写ベルト109上の
トナー像は、転写バイアスが印加された転写材転写ロー
ラ113により、転写材に転写され、転写材搬送ベルト
115により搬送され、定着器116により加熱及び加
圧定着され、排出される。2色以上の場合には、中間転
写ベルト109上に各色のトナー像が順次転写された
後、転写バイアスが印加された転写材転写ローラ113
により、転写材に転写され、転写材搬送ベルト115に
より搬送され、定着器116により加熱及び加圧定着さ
れ、排出される。本実施例では、直流成分を重畳した交
流バイアスを現像電界に用いたが、直流成分のパルス成
分を重畳した電界も用いることができる。
【0018】次に、画像ムラを防止するための現像ロー
ラ表面の溝形状等について説明する。表1は、現像ロー
ラ表面の溝の形状について、いくつかの条件で行った実
験の結果を示されている。
ラ表面の溝形状等について説明する。表1は、現像ロー
ラ表面の溝の形状について、いくつかの条件で行った実
験の結果を示されている。
【表1】 表1中に示されている溝深さd、溝間隔(中心−中心)
P(現像ローラ回転方向における溝のピッチ)、溝幅
W、溝間幅Iは、図1(b)に示されている。また、表
1中には、それぞれに対するキャリア粒径比も示されて
いる。なお、図1(a)には溝と溝の間の領域の幅(溝
間領域)Iも示されている。表中で同一潜像を通過する
溝の数nは、感光体102の線速をVP[mm/sec]、現像ロ
ーラ線速VS[mm/sec]として、 (溝が潜像を追い越す時間)={(溝間隔(中心−中心))
/(VS-VP)}×1000 [msec] (現像ニップ通過時間) ={(現像ニップ幅)/VP}×
1000[msec] から、 (同一潜像を通過する溝の数)n=(現像ニップ通過時
間)/(溝が潜像を追い越す時間) として求めた。この実験では、画像ムラは、同一潜像を
通過する溝の数n=0.3、0.8の条件で発生し、n
=1.6で発生しなかった。その他の実験結果から、ロ
ーラ状の画像ムラを防ぐ条件として、n≧1.0となる
ように、現像ローラ条件を決定することが必要であるこ
とが判った。レーザービームを感光体102に照射して
潜像を形成するデジタル方式の画像形成装置では、上記
の同一潜像は、レーザービームを1回照射したときの最
小単位(400dpiの画像形成が行われる画像形成装置
の場合には、その最小単位は、63[μm]程度)として
考えるとよい。上記の条件は、本実施例の溝と溝の間隔
の絶対値を3[mm]以下、望ましくは、2[mm]また、溝の
幅を0.5[mm]以下とした場合に実現することができ
る。
P(現像ローラ回転方向における溝のピッチ)、溝幅
W、溝間幅Iは、図1(b)に示されている。また、表
1中には、それぞれに対するキャリア粒径比も示されて
いる。なお、図1(a)には溝と溝の間の領域の幅(溝
間領域)Iも示されている。表中で同一潜像を通過する
溝の数nは、感光体102の線速をVP[mm/sec]、現像ロ
ーラ線速VS[mm/sec]として、 (溝が潜像を追い越す時間)={(溝間隔(中心−中心))
/(VS-VP)}×1000 [msec] (現像ニップ通過時間) ={(現像ニップ幅)/VP}×
1000[msec] から、 (同一潜像を通過する溝の数)n=(現像ニップ通過時
間)/(溝が潜像を追い越す時間) として求めた。この実験では、画像ムラは、同一潜像を
通過する溝の数n=0.3、0.8の条件で発生し、n
=1.6で発生しなかった。その他の実験結果から、ロ
ーラ状の画像ムラを防ぐ条件として、n≧1.0となる
ように、現像ローラ条件を決定することが必要であるこ
とが判った。レーザービームを感光体102に照射して
潜像を形成するデジタル方式の画像形成装置では、上記
の同一潜像は、レーザービームを1回照射したときの最
小単位(400dpiの画像形成が行われる画像形成装置
の場合には、その最小単位は、63[μm]程度)として
考えるとよい。上記の条件は、本実施例の溝と溝の間隔
の絶対値を3[mm]以下、望ましくは、2[mm]また、溝の
幅を0.5[mm]以下とした場合に実現することができ
る。
【0019】図4は現像剤搬送力の相対値と現像ローラ
の溝の深さdの関係を表したグラフである。この結果
は、フェライトキャリア(1[Oe](エルステット゛)の磁場中
で40〜70emu/g]程度の磁化を有する)についての測
定結果である。現像ローラの溝の深さについては、必要
以上の深さ(例えば、0.5mm以上としても、現像剤搬
送力は変化せず、溝の深い領域にある現像剤は無駄にな
ってしまうので、現像ローラの溝の深さdを0.5mmと
することが望ましい。また、搬送力を確保するために
は、0.05〜0.1mm以上の深さが必要である。但
し、これらの最適値は現像剤(キャリア)の磁化の値や
キャリア粒径などによって変動する。表1中に、70及
び30μmのキャリアに対する溝間隔P、溝幅W、溝深
さdの比を示した。上記の条件を達成する範囲は、現像
ローラ表面の溝間隔Pは、キャリア粒径の80倍以下、
溝幅Wを2〜15倍、溝の深さdを2〜15倍とすると
良い。これらは、100μm程度以下の粒径のキャリア
に対して有効である。
の溝の深さdの関係を表したグラフである。この結果
は、フェライトキャリア(1[Oe](エルステット゛)の磁場中
で40〜70emu/g]程度の磁化を有する)についての測
定結果である。現像ローラの溝の深さについては、必要
以上の深さ(例えば、0.5mm以上としても、現像剤搬
送力は変化せず、溝の深い領域にある現像剤は無駄にな
ってしまうので、現像ローラの溝の深さdを0.5mmと
することが望ましい。また、搬送力を確保するために
は、0.05〜0.1mm以上の深さが必要である。但
し、これらの最適値は現像剤(キャリア)の磁化の値や
キャリア粒径などによって変動する。表1中に、70及
び30μmのキャリアに対する溝間隔P、溝幅W、溝深
さdの比を示した。上記の条件を達成する範囲は、現像
ローラ表面の溝間隔Pは、キャリア粒径の80倍以下、
溝幅Wを2〜15倍、溝の深さdを2〜15倍とすると
良い。これらは、100μm程度以下の粒径のキャリア
に対して有効である。
【0020】磁気ブラシは、一般に、溝に沿って形成さ
れているが、溝と溝の間の領域においてもランダムに形
成される(図1(b))。現像ローラ上の磁気ブラシの
本数を実測すると単位面積当たり約2〜4[本/mm2]であ
ったが、これは、非現像領域における測定結果で、現像
領域においては、図5に示したようにキャリアは密集し
ている。なお、図5中では、磁気ブラシは、模式的に1
本のキャリアの直鎖として表現されているが、実際に
は、図1(b)に示すようなキャリア(○で示した)の
集合体として磁気ブラシは形成されている。また、図中
では省略したが、キャリアの周囲にはトナーが付着して
いる。トナーは、AC現像バイアス下の現像領域内(現
像ニップ領域及び現像ニップ領域のやや下流側)で磁気
ブラシ先端部から供給される現像が行われる。
れているが、溝と溝の間の領域においてもランダムに形
成される(図1(b))。現像ローラ上の磁気ブラシの
本数を実測すると単位面積当たり約2〜4[本/mm2]であ
ったが、これは、非現像領域における測定結果で、現像
領域においては、図5に示したようにキャリアは密集し
ている。なお、図5中では、磁気ブラシは、模式的に1
本のキャリアの直鎖として表現されているが、実際に
は、図1(b)に示すようなキャリア(○で示した)の
集合体として磁気ブラシは形成されている。また、図中
では省略したが、キャリアの周囲にはトナーが付着して
いる。トナーは、AC現像バイアス下の現像領域内(現
像ニップ領域及び現像ニップ領域のやや下流側)で磁気
ブラシ先端部から供給される現像が行われる。
【0021】以上の実施例は、現像ローラ上の溝が現像
ニップに平行に形成された溝(平目ローレット)である
が、これに代え現像方向に斜めに形成された溝や格子状
に形成された溝(ローレット)でも良い。
ニップに平行に形成された溝(平目ローレット)である
が、これに代え現像方向に斜めに形成された溝や格子状
に形成された溝(ローレット)でも良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、現像条
件や現像ローラの表面形状を適宜設定することにより、
像担持体上に形成された潜像を交流電界を有する現像バ
イアス電界を用いて可視像化するにあたり、ローラ表面
に形成された磁気ブラシが十分な回数だけ同一潜像を通
過するようにし、これにより、効率が良く、ローラー表
面の溝の形状パターンが画像上に現れず均一な現像がで
きるので、ムラのない画像をえることができるという優
れた効果がある。
件や現像ローラの表面形状を適宜設定することにより、
像担持体上に形成された潜像を交流電界を有する現像バ
イアス電界を用いて可視像化するにあたり、ローラ表面
に形成された磁気ブラシが十分な回数だけ同一潜像を通
過するようにし、これにより、効率が良く、ローラー表
面の溝の形状パターンが画像上に現れず均一な現像がで
きるので、ムラのない画像をえることができるという優
れた効果がある。
【図1】(a)は実施例に係る現像装置の概略構成図、
(b)は同現像装置の現像ローラ上の現像剤の形成状態
の説明図。
(b)は同現像装置の現像ローラ上の現像剤の形成状態
の説明図。
【図2】実施例に係る複写機の概略構成を示す正面図。
【図3】同複写機の電装部の概略構成図。
【図4】現像剤搬送能力と現像ローラ表面の溝の深さと
の関係を示すグラフ。
の関係を示すグラフ。
【図5】同複写機の現像領域の説明図。
101 複写機 ,102 感光
体ドラム 103 帯電チャージャー ,104 レー
ザー光学系 105 黒現像器 ,106 イエ
ロー現像器 107 マゼンタ現像器 ,108 シア
ン現像器 109 中間転写ベルト ,110 転写
ベルトバイアスローラ 111 感光体クリーニング装置 ,112 除電
器 113 転写バイアスローラー ,114 転写ベ
ルトクリーニング装置 115 紙搬送ベルト ,116 定着
装置 140 トナー補給回路 ,141 中間
転写ベルト駆動部 201B,201Y,201M,201C 現像ローラ 202 現像磁石 ,203 磁気
シールド板 204 剤撹拌搬送汲み上げ部材搬送 ,205 現像
剤規制部材 206 磁気ブラシ
体ドラム 103 帯電チャージャー ,104 レー
ザー光学系 105 黒現像器 ,106 イエ
ロー現像器 107 マゼンタ現像器 ,108 シア
ン現像器 109 中間転写ベルト ,110 転写
ベルトバイアスローラ 111 感光体クリーニング装置 ,112 除電
器 113 転写バイアスローラー ,114 転写ベ
ルトクリーニング装置 115 紙搬送ベルト ,116 定着
装置 140 トナー補給回路 ,141 中間
転写ベルト駆動部 201B,201Y,201M,201C 現像ローラ 202 現像磁石 ,203 磁気
シールド板 204 剤撹拌搬送汲み上げ部材搬送 ,205 現像
剤規制部材 206 磁気ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢山 昇 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 関根 健善 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 菊池 宣光 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 三浦 哲郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 坂内 和典 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山田 一成 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 中山 信弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 丸田 貴之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (5)
- 【請求項1】潜像を担持する像担持体の表面に、少なく
ともキャリア及びトナーを含む2成分系現像剤を担持す
る表面に溝が形成された現像剤担持体を対向させて現像
領域を形成し、該現像領域に交流電界を有する現像バイ
アス電界を作用させて該像担持体上の潜像を顕像化する
画像形成装置において、 該現像領域を通過する間に、該像担持体上の潜像の任意
の個所を、少なくとも該現像剤担持体表面移動方向にお
ける該溝の実質的な1ピッチ分だけ該現像剤担持体表面
に対して相対的に移動させることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】潜像を担持する像担持体の表面に、少なく
ともキャリア及びトナーを含む2成分系現像剤を担持す
る表面に溝が形成された現像剤担持体を対向させて現像
領域を形成し、該現像領域に交流電界を有する現像バイ
アス電界を作用させて該像担持体上の潜像を顕像化する
画像形成装置において、 該現像剤担持体表面移動方向における該溝の実質的なピ
ッチの絶対値を3mm以下望ましくは2mm以下とし、同方
向における該溝の幅を0.5mm以下、該溝の深さを0.
5mm以下とすることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】潜像を担持する像担持体の表面に、少なく
ともキャリア及びトナーを含む2成分系現像剤を担持す
る表面に溝が形成された現像剤担持体を対向させて現像
領域を形成し、該現像領域に交流電界を有する現像バイ
アス電界を作用させて該像担持体上の潜像を顕像化する
画像形成装置において、 該現像剤担持体表面移動方向における該溝のピッチをキ
ャリア粒径の80倍以下、同方向における該溝の幅をキ
ャリア粒径の2乃至15倍、該溝の深さをキャリア粒径
の2乃至15倍とすることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】上記現像剤担持体表面における、単位面積
当たりの現像剤の穂の本数を2[本/mm2]以上とする事を
特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】上記像担持体の線速に対する上記現像剤担
持体の線速比を1.3倍以上とする事を特徴とする請求
項1、2又は3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8159092A JPH05249833A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8159092A JPH05249833A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05249833A true JPH05249833A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13750536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8159092A Pending JPH05249833A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05249833A (ja) |
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-
1992
- 1992-03-03 JP JP8159092A patent/JPH05249833A/ja active Pending
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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