JP2003255692A - 現像剤担持体、現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像剤担持体、現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JP2003255692A JP2002368108A JP2002368108A JP2003255692A JP 2003255692 A JP2003255692 A JP 2003255692A JP 2002368108 A JP2002368108 A JP 2002368108A JP 2002368108 A JP2002368108 A JP 2002368108A JP 2003255692 A JP2003255692 A JP 2003255692A
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Kazuhisa Sudo
和久 須藤
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秀樹 木村
Katsumi Masuda
克己 増田
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清敬 堺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤担持体の溝の深さを最適な範囲に設定
することで、ピッチムラの発生を防止しつつ、現像剤搬
送性能を維持することができる現像装置及び該現像装置
を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 表面に現像剤を担持し、像担持体として
の感光体ドラム1に形成された潜像を現像する現像剤担
持体としての現像ローラ41を備えた現像装置におい
て、現像ローラ41の現像スリーブ43の表面に長手方
向に延びる複数の溝を有し、この溝の深さが現像スリー
ブ43の表面から0.05mm以上、0.15mm以下
となるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等に用いられる現像剤担持体、現像装
置、画像形成装置及びプロセスカートリッジに関する。
詳しくは、表面に現像剤を担持し、像担持体に形成され
た潜像を現像する現像剤担持体並びにその現像剤担持体
を用いる現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリ
ッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記画像形成装置の現像剤担持体
として例えば現像スリーブの表面は、低速機の場合を除
き、サンドブラスト加工または溝加工等の荒らし加工を
施している。これは高速で回転する現像スリーブ上で現
像剤がスリップして停滞することによる画像濃度の低下
の発生を防止するためである。
【0003】上記サンドブラスト加工では、現像スリー
ブ材質として、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電
性樹脂の使用が可能であるが、コスト及び精度を考慮す
るとアルミニウムが一般的である。アルミニウム製の現
像スリーブにサンドブラスト加工を行う場合、例えば、
高温でスリーブ状に押し出されたアルミ管に冷間で砥粒
を吹き付け表面に凹凸を作る。表面粗さは、Rz5〜1
5μm程度が多く使用される。このようにサンドブラス
ト加工を施した現像スリーブでは、高速で回転しても、
現像剤は凹凸に引っかかりスリップの発生が防止可能と
なる。ところが、サンドブラスト加工を施した現像スリ
ーブでは、経時で表面の凹凸が摩耗し、現像剤搬送能力
が低下するという耐久性の問題がある。現像スリーブ材
質を高硬度のステンレスにしたり、表面の硬化処理を施
したりすることで改善されるが、コストアップになって
しまう。
【0004】また、上記溝加工では、現像スリーブ材質
として、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂
の使用が可能であるが、コスト及び精度を考慮するとア
ルミニウムが一般的である。アルミニウム製の現像スリ
ーブに溝加工を行う場合、例えば、高温でスリーブ状に
押し出されたアルミ管を冷間で引き抜き、ダイスにより
溝を形成する。溝の形状としては台形型、V字型、U字
型等が一般的である。また、溝の深さは現像スリーブ表
面から0.2mm程度、溝の数は例えば外径φ25の現
像スリーブで50本程度が一般的である。このように溝
加工を施した現像スリーブでは、高速で回転しても、現
像剤は溝部に引っかかりスリップの発生が防止可能とな
る。また、サンドブラスト加工を施した現像スリーブに
比べ長期間の使用でも摩耗が少なく、安定した現像剤の
搬送が可能という利点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記溝
加工を施した現像スリーブでは、溝による画像濃度の周
期的な変動、いわゆるピッチムラの発生が見られる。一
般に溝が深いほど現像剤搬送性能は向上するがピッチム
ラが発生しやすくなる。一方、溝が浅いほどピッチムラ
は発生しにくくなるが現像剤搬送性能が低下する。特に
近年では、小粒径トナーやキャリアの画像形成技術の進
歩、及び、近接現像の画像形成技術の進歩等により画像
再現性が向上しているため、ピッチムラが発生しやすく
なっている。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤担持体の溝の
深さを最適な範囲に設定することで、ピッチムラの発生
を防止しつつ、現像剤搬送性能を維持することができる
現像剤担持体、現像装置、画像形成装置及びプロセスカ
ートリッジを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に現像剤を担持し、像担持
体に形成された潜像を現像する現像剤担持体において、
上記表面に、長手方向に延びる複数の溝を有し、該溝の
深さが0.05mm以上、0.15mm以下であること
を特徴とするものである。また、請求項2の発明は、請
求項1の現像剤担持体において、上記溝の断面形状は、
V字型であり、該V字の開き角度は60°以上、120
°以下であることを特徴とするものである。また、請求
項3の発明は、表面に現像剤を担持し、像担持体に形成
された潜像を現像する現像剤担持体を備えた現像装置に
おいて、上記現像剤担持体として、請求項1又は2に記
載の現像剤担持体を用いることを特徴とするものであ
る。また、請求項4の発明は、請求項3の現像装置にお
いて、上記現像剤として体積平均粒径が8.5μm以下
のトナーを用いることを特徴とするものである。また、
請求項5の発明は、像担持体表面を帯電させるための帯
電手段と、該像担持体上に静電潜像を形成するための潜
像形成手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するた
めの現像手段とを有する画像形成装置において、上記現
像手段として、請求項3又は4に記載の現像装置を用い
ることを特徴とするものである。また、請求項6の発明
は、請求項5の画像形成装置において、上記溝による空
間周波数は、1.5cycle/mm以上であることを
特徴とするものである。また、請求項7の発明は、像担
持体と該像担持体上の潜像を現像する現像手段とが一体
的に支持され、画像形成装置本体に対して着脱自在に構
成されたプロセスカートリッジであって、上記現像手段
として、請求項3又は4に記載の現像装置を用いたこと
を特徴とするものである。また、請求項8の発明は、請
求項7のプロセスカートリッジにおいて、上記溝による
空間周波数は、1.5cycle/mm以上であること
を特徴とするものである。
【0008】請求項1及び2の現像剤担持体は、その表
面に長手方向に延びる複数の溝を有している。この溝の
深さは現像剤担持体の表面から0.05mm以上、0.
15mm以下である。実験によれば、図4に示すよう
に、現像剤担持体に形成した溝の深さが0.15mmよ
りも深いとピッチムラが発生してしまう。これは、現像
剤担持体の溝の深さが0.15mmよりも深いと、像担
持体と現像剤担持体とが対向している現像領域におい
て、像担持体と現像剤担持体の溝とが対向したときに、
像担持体と溝との間の現像電界が弱くなって現像能力が
低下し、溝に対向した部分の像担持体上で現像濃度が薄
くなってしまうためと考えられる。一方、溝深さが0.
05mmよりも浅いとピッチムラは発生しないが、現像
剤搬送性能が低下してしまう。この現像剤搬送性能が低
下する原因としては、現像剤担持体の溝の深さが0.0
5mmよりも浅いと、現像剤担持体上で現像剤がスリッ
プしたり、溝による現像剤の搬送量が低下したりするた
めと考えられる。以上のように、請求項1及び2の現像
剤担持体では、現像剤担持体表面の溝の深さを0.05
mm以上、0.15mm以下の範囲内としたので、ピッ
チムラ防止と現像剤搬送性能の維持とを図ることができ
る。請求項3及び4の現像装置では、表面に現像剤を担
持し、像担持体に形成された潜像を現像する現像剤担持
体として、請求項1又は2に記載の現像剤担持体を用い
ている。この現像剤担持体を用いることにより、ピッチ
ムラの防止と現像剤搬送性能の維持とを図り、濃度ムラ
のない現像を行なうことができる。請求項5及び6の画
像形成装置並びに請求項7及び8のプロセスカートリッ
ジでは、静電潜像を現像してトナー像化するための現像
手段として、請求項3又は4に記載の現像装置を用いて
いる。この現像装置を用いることにより、ピッチムラの
防止と現像剤搬送性能の維持とを図り、濃度ムラのない
高品質な画像を形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るプリンタに適用した一実施形態について説明する。図
1は本実施形態に係るプリンタの要部概略構成図であ
る。潜像担持体である感光体ドラム1の周囲には、帯電
ローラー等で感光体ドラム1の表面を帯電する帯電装置
2、レーザー光線等で感光体ドラム1の一様帯電処理面
に潜像を形成する露光装置3、感光体ドラム1上におい
て潜像に対し帯電したトナーを付着させることでトナー
像を形成させる現像装置4、転写ベルトまたは転写ロー
ラー、チャージャー等で感光体ドラム1上に形成された
トナー像を記録紙6に転写する転写装置5、転写後に感
光体ドラム1上に残ったトナーを除去するクリーニング
装置7、感光体ドラム1上の残留電位を除去する除電装
置8、が順に配列されている。
【0010】上記構成のプリンタにおいて、帯電装置2
の帯電ローラによって表面を一様に帯電された感光体1
は、露光装置3によって静電潜像を形成され、現像装置
4によってトナー像を形成される。当該トナー像は転写
装置5によって感光体ドラム1表面から、不図示の給紙
トレイから搬送された記録紙6へ転写される。その後記
録紙上のトナー像は不図示の定着装置によって記録紙に
定着される。一方、転写されずに感光体ドラム上に残っ
たトナーはクリーニング装置7によって回収される。残
留トナーを除去された感光体ドラム1は除電ランプ8で
初期化され、次回の画像形成プロセスに供される。
【0011】次に、上記現像装置4の構成を図2に基づ
き説明する。現像装置4は、現像容器4Aとトナー補給
部4Bとで構成されており、そのうち現像容器4A内に
は現像剤担持体としての現像ローラ41が、潜像担持体
としての感光体ドラム1に近接するようにして配置され
ており、両者の対向部分に現像領域が形成されるように
なっている。
【0012】上記現像ローラ41には、アルミニウム、
真鍮、ステンレス、導電性樹脂などの非磁性体を円筒状
に形成してなる現像スリーブ43が図示を省略した回転
駆動機構によって矢印方向すなわち反時計回り方向に回
転されるようにして備えられている。現像スリーブ43
内には該現像スリーブ43の表面上に現像剤を穂立ちさ
せるように磁界を形成する磁石ローラ体44が固定状態
で備えられている。このとき現像剤を構成するキャリア
は、上記磁石ローラ体44から発せられる磁力線に沿う
ようにして現像スリーブ43上にチェーン状に穂立ちさ
れるとともに、このチェーン状に穂立ちされたキャリア
に対して帯電トナーが付着されて磁気ブラシが形成され
るようになっている。形成された磁気ブラシは、現像ス
リーブ43の回転移送にともなって現像スリーブ43と
同方向、すなわち反時計回り方向に移送されることとな
る。現像剤の搬送方向すなわち反時計回り方向における
前記現像領域の上流側部分には、現像剤チェーン穂の穂
高さすなわち現像剤の量を規制するドクターブレード4
5が設置されている。
【0013】さらに上記現像ローラ41の後方領域に
は、撹拌ローラ46およびパドルホィール47が設けら
れており、撹拌ローラ46により撹拌混合されて現像剤
がパドルホィール47によって汲み上げられるようにな
っている。現像ローラ41、パドルホイール47、撹拌
ローラ46を包み込むように現像剤収納部材としての現
像剤ケース51が下側に配置されている。
【0014】また、上記トナー補給部4Bは、例えば、
感光体ドラム1に供給されるトナーの濃度が低下したこ
とをトナー濃度センサ48が検知した場合、トナー補給
ローラ4B1の回転によりトナーTを撹拌ローラ46に
向け繰り出すようになっている。そして、前述したドク
ターブレード45の近傍には、延長方向一端をドクター
ブレード45の近傍に位置させ、延長方向他端を撹拌ロ
ーラ46の上に位置させたセパレータ49がそれぞれ配
置されており、このセパレータ49における延長方向他
端には、回転可能な搬送スクリュー50が配置されてい
る。
【0015】上記構成の現像容器4Aにおいては、パド
ルホィール47の回転によって現像剤が汲み上げられ、
現像ローラ41に向け放出され、磁石ローラ体44の磁
力により現像ローラ41の表面に担持される。そして、
現像ローラ41に担持された現像剤は、現像スリーブ4
3の回転に伴って表面を移動し、ドクターブレード45
によって層厚を規制された上で、現像ローラ41と感光
体ドラム1とが対向する現像領域Dを通過し、現像剤ケ
ース51との間隙を通過し、磁石ローラ体44の磁力が
作用しなくなる位置で現像ケース51の底部に落下し、
再度、パドルホィール47により撹拌される。また、ド
クターブレード45によって掻き取られた余剰の現像剤
は、セパレータ49上に配置された複数の傾斜するフィ
ン49aによって画像形成装置奥側に順次搬送される。
セパレータ49の最奥端には現像剤案内路が配置され、
その延長方向他端に位置する搬送スクリュー50に向け
案内され、搬送スクリュー50により前述とは反対に画
像形成装置の手前側に搬送され、最手前端に配置された
撹拌ローラ46と対向する図示しないスリットを通して
落下する。この前後それぞれの現像剤の搬送により、画
像形成装置前後方向においてトナー濃度が均一になるよ
う撹拌されると同時に前後それぞれの現像剤の搬送量を
等しく設定することにより現像剤の水準を一定に維持可
能である。
【0016】次に、本実施形態の特徴部である現像スリ
ーブについて説明する。図3は、現像スリーブ43を軸
方向からみた部分断面の拡大図である。現像スリーブ4
3の表面には長手方向、即ち現像スリーブ上の表面移動
方向と直交する方向に延びる複数の溝が等間隔に形成さ
れている。一般に溝が深いほど現像剤搬送性能は向上す
るがピッチムラが発生しやすくなる。一方、溝が浅いほ
どピッチムラは発生しにくくなるが現像剤搬送性能が低
下する。特に近年では、小粒径トナーやキャリアの画像
形成技術の進歩、及び、近接現像の画像形成技術の進歩
等により画像再現性が向上しているため、ピッチムラが
発生しやすくなっている。そこで、本発明者は、現像剤
搬送性能とピッチムラ防止との両立を図ることができる
溝深さの適正範囲を求めるべく鋭意実験を行なった。
【0017】ここで実際に実験に用いた装置の具体的な
条件は、以下の通りである。メカ条件は以下の通りであ
る。 感光体ドラム1の線速:360mm/sec(100〜500
mm/secの範囲で設定可能) 現像スリーブ43と感光体ドラム1との間のギャップ:
0.3〜0.6mm 現像スリーブ43とドクタ45との間のギャップ:0.
3〜0.6mm 現像スリーブ43の外径:φ25mm(φ16〜φ40
mmの範囲で設定可能) 感光体ドラム1の線速に対する現像スリーブ43の線速
の比:1.5〜3.0 現像スリーブ43の溝本数:100本 磁石ローラ体44の磁力の強さ:60〜140mT
【0018】また、現像剤条件は以下の通りである。 キャリア(マグネタイト、鉄又はフェライト)の粒径:30〜80μm トナー 磁性体量:15〜50wt% シリカ量:0.1〜1.0wt% 体積平均粒径:5〜9.5μm キャリアに対するトナー被覆率:50〜120% トナー帯電量(Q/M):15〜50μc/g
【0019】図4は、溝深さに対するピッチムラと現像
剤搬送性能との実験結果を示すグラフである。図4から
わかるように、溝深さが0.15mmよりも深いと現像
剤搬送性能は向上するが、ピッチムラが発生してしま
う。このピッチムラの発生原因としては、現像スリーブ
43の溝の深さが0.15mmよりも深いと、感光体ド
ラム1と現像ローラ41との現像領域Dにおいて、感光
体ドラム1と現像スリーブ43の溝とが対向したとき
に、感光体ドラム1と溝との間の現像電界が弱くなって
現像能力が低下し、溝に対向した部分の感光体ドラム1
上で現像濃度が薄くなってしまうためと考えられる。一
方、溝深さが0.05mmよりも浅いとピッチムラは発
生しないが、現像剤搬送性能が低下してしまう。この現
像剤搬送性能が低下する原因としては、現像スリーブ4
3の溝の深さが0.05mmよりも浅いと、現像スリー
ブ43上で現像剤がスリップしたり、溝による現像剤の
搬送量が低下したりするためと考えられる。そこで、本
実施形態に係るプリンタの現像スリーブ43では、溝の
深さを0.05mm以上、0.15mm以下の範囲内と
して、従来構成よりも浅めに設定し、ピッチムラ防止と
現像剤搬送性能との両立を図っている。また、例えばサ
ンドブラスト加工で現像スリーブ表面に形成した凹凸に
比べ、凹部としての溝の深さが深いので、サンドブラス
ト加工による凹凸に比べ溝は摩耗しにくく、経時におい
ても現像剤の搬送性を維持し、安定した画像濃度を維持
することができる。また、高速で使用した場合でも、現
像剤搬送性能を維持することができる。
【0020】また、現像スリーブ43に形成する溝の形
状としては、図5に示すようなV字型がピッチムラの防
止に有効であることがわかった。図6の実験結果のグラ
フに示すように、溝形状がV字型の場合、台形型やU字
型に比べてピッチムラが目立たなかった。これは、溝形
状がV字型の場合、台形型やU字型に比べ、溝のエッジ
部が斜めになっているので、現像領域Dにおいて、感光
体ドラム1に対して溝が対向したときに、現像電界の大
きさが緩やかに変化して現像濃度差が目立ち難くなるた
めと考えられる。そして、V字の開き角度は60°以
上、120°以下の範囲内であることが、現像剤搬送性
能とピッチムラの防止とに有効であることがわかった。
これは、図7の実験結果のグラフに示すように、V字の
開き角度が60°よりも小さいと現像剤搬送性能が低下
してしまう。これは、V字の開き角度が60°よりも小
さいと、現像スリーブ43上で現像剤がスリップした
り、溝による現像剤の搬送量が低下したりするためと考
えられる。一方、V字の開き角度が120°よりも大き
いとピッチムラが目立ち始めるてしまう。これは、現像
領域Dにおいて、感光体ドラム1と現像スリーブ43の
溝とが対向したときに、感光体ドラム1と溝との間の現
像電界が弱くなって現像能力が低下するが、V字の開き
角度が120°よりも大きいと溝幅が広くなるため、現
像濃度が薄くなる部分が広がって、ピッチムラが目立ち
やすくなるものと考えられる。そこで、本実施形態に係
るプリンタの現像スリーブ43では、溝形状をV字型と
し、その開き角度を60°以上、120°以下の範囲内
となるようにして、現像剤搬送性能とピッチムラ防止と
の両立を図っている。
【0021】また、実験によれば、現像スリーブ43の
溝による空間周波数は、1.5cycle/mm以上が
ピッチムラの防止に有効であることがわかった。この場
合、感光体ドラム1から記録紙6に転写された画像上で
のピッチは0.66mm以下に相当する。一般に肉眼で
は1mm程度のピッチに最も強い感度を持つと言われ、
それより高い空間周波数のピッチムラは目立ちづらくな
る。図8は空間周波数とピッチムラとの関係の実験結果
を示すグラフである。ここで、上記空間周波数とは、感
光体表面の表面移動方向で1mmあたりに現像スリーブ
の溝が通過する回数であり、次の数1により算出するこ
とができる。
【数1】f=現像スリーブの対感光体線速比×溝本数/
(現像スリーブ外径×π)
【0022】本実施形態に係るプリンタの現像スリーブ
43では、空間周波数を1.5cycle/mm以上と
して、ピッチムラを防いでいる。より具体的には、現像
スリーブ43の現像スリーブ径をφ25mm、現像スリ
ーブの対感光体線速比を2倍、溝数を100本に設定し
ている。これらの数値を数1に代入して空間周波数を算
出すると、f=2.5cycle/mmが得られ、ピッ
チムラの発生が有効に抑えられる。
【0023】一般的に体積平均粒径が8.5μm以下の
トナーを使用して画像形成を行なうと、図9のグラフに
示すように、画像の再現性が格段に向上するためピッチ
ムラも目立ちやすくなる。本実施形態のプリンタでは、
上記構成の現像スリーブ43を用いることで、体積平均
粒径が8.5μm以下のトナーを使用した場合であって
も、ピッチムラを防ぎつつ再現性のよい高品質な画像を
形成することができる。なお、体積平均粒径が4μmよ
りも小さいと、感光体上に残ったトナーのクリーニング
性が低下するので、トナーの体積平均粒径は4μm以上
が望ましい。
【0024】以上説明したように、本実施形態では、現
像剤担持体としての現像スリーブにおいて、現像スリー
ブ表面の溝の断面形状は、V字型であり、このV字の開
き角度は60°以上、120°以下である。実験によれ
ば溝形状は台形型やU字型に比べてV字型の方がピッチ
ムラが目立たないことがわかった。これは、溝形状がV
字型の場合、台形型やU字型に比べ、溝のエッジ部が斜
めになっているので、現像領域において、像担持体とし
ての感光体ドラムに対して溝が対向したときに、現像電
界の大きさが緩やかに変化して現像濃度差が目立ち難く
なるためと考えられる。また、実験によればV字の開き
角度は60°以上、120°以下の範囲内であること
が、現像剤搬送性能とピッチムラ防止とに有効であるこ
とがわかった。これは、V字の開き角度が60°よりも
小さいと、現像スリーブ上で現像剤がスリップしたり、
溝による現像剤の搬送量が低下したりするためと考えら
れる。一方、現像領域において、感光体ドラムと現像ス
リーブの溝とが対向したときに、感光体ドラムと溝との
間の現像電界が弱くなって現像能力が低下するが、V字
の開き角度が120°よりも大きいと溝幅が広くなるた
め、現像濃度が薄くなる部分が広がって、ピッチムラが
目立ちやすくなるものと考えられる。よって、現像剤担
持体としての現像スリーブにV字型の溝を形成し、V字
の開き角度を60°以上、120°以下とすることで、
現像剤搬送性能とピッチムラ防止との両立を図ることが
できる。また、上記現像装置において、現像剤として体
積平均粒径が8.5μm以下のトナーを用いる。一般的
に体積平均粒径が8.5μm以下のトナーを使用して画
像形成を行なうと、画像の再現性が格段に向上するため
ピッチムラも目立ちやすくなる。上記現像装置では、体
積平均粒径が8.5μm以下のトナーを使用した場合で
あっても、ピッチムラの発生し難い現像スリーブを用い
るので、ピッチムラを防止しつつ、画像再現性のよい高
品質な画像を形成することが可能となる。また、上記画
像形成装置において、溝による空間周波数は、1.5c
ycle/mm以上である。感光体ドラム上に形成され
た画像は略そのままの形で転写紙に転写されので、上記
空間周波数は、像担持体としての感光体ドラム表面の表
面移動方向で1mmあたりに現像剤担持体としての現像
スリーブの溝が通過する回数としている。一般に肉眼で
は画像上で1mm程度のピッチに最も強い感度を持つと
されており、実験によれば、現像スリーブ43の溝によ
る空間周波数が、1.5cycle/mm以上であれば
ピッチムラが目立ち難いことがわかった。この場合、感
光体ドラムから記録紙に転写された画像上でのピッチは
0.66mm以下に相当する。よって、溝による空間周
波数を1.5cycle/mm以上とすることで、ピッ
チムラを目立ち難くすることができる。
【0025】なお、本実施形態の画像形成装置(プリン
タ)では、像担持体としての感光体ドラム1と現像装置
4とが一体的に支持され画像形成装置本体に対して着脱
自在なプロセスカートリッジを用いてもよい。例えば、
図10のプロセスカートリッジ80の構成例では、感光
体ドラム1と現像装置4と帯電装置2とクリーニング装
置7と除電装置8とが一体的にケーシング81で支持さ
れ、画像形成装置本体に対して着脱可能にに構成されて
いる。このようにプロセスカートリッジを用いた場合
は、感光体ドラム1と現像装置4とを含む作像手段を一
体的に着脱できるため、作像手段の保守及び交換が容易
になる。また、本実施形態では、プリンター及びそれに
用いる現像装置の場合について説明したが、本発明は、
複写機、FAXなどの他の画像形成装置及びそれに用い
る現像装置の場合についても適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】請求項1及び2の発明によれば、現像剤
担持体の表面の長手方向に延びた複数の溝の深さが0.
05mm以上、0.15mm以下であるため、ピッチム
ラの発生を防止しつつ、現像剤搬送性能を維持すること
ができるという優れた効果がある。請求項3及び4の発
明によれば、請求項1又は2に記載の現像剤担持体を用
いることにより、ピッチムラの防止と現像剤搬送性能の
維持とを図り、濃度ムラのない現像を行なうことができ
るという優れた効果がある。請求項5乃至8の発明によ
れば、請求項3又は4に記載の現像装置を用いることに
より、ピッチムラの防止と現像剤搬送性能の維持とを図
り、濃度ムラのない高品質な画像を形成することができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリンタの要部概略構
成図。
【図2】同プリンタに用いた現像装置の構成図。
【図3】同現像装置に用いた現像スリーブを軸方向から
みた部分断面拡大図。
【図4】現像スリーブの溝深さに対するピッチムラと現
像剤搬送性能との実験結果を示すグラフ。
【図5】現像スリーブにV字型溝を形成した説明図。
【図6】ピッチムラと、現像スリーブの溝の断面形状と
の関係を示すグラフ。
【図7】V字型溝の開き角度と、ピッチムラ及び現像剤
搬送性能との関係を示すグラフ。
【図8】空間周波数とピッチムラとの関係を示すグラ
フ。
【図9】トナーの体積平均粒径とピッチムラとの関係を
示すグラフ。
【図10】プロセスカートリッジの概略構成図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 露光装置 4 現像装置 5 転写装置 6 記録紙 7 クリーニング装置 8 駆動ローラ 9 電極ベルト 41 現像ローラ 43 現像スリーブ 44 磁石ローラ体 45 ドクターブレード 80 プロセスカートリッジ
フロントページの続き (72)発明者 須藤 和久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木村 秀樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 増田 克己 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 堺 清敬 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 長島 弘恭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 EA05 2H077 AB02 AB03 AC02 AC03 AC12 AD02 AD06 AD13 AD18 BA07 BA09 DA10 DA47 DB01 EA03 FA01 FA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に現像剤を担持し、像担持体に形成さ
    れた潜像を現像する現像剤担持体において、上記表面
    に、長手方向に延びる複数の溝を有し、該溝の深さが
    0.05mm以上、0.15mm以下であることを特徴
    とする現像剤担持体。
  2. 【請求項2】請求項1の現像剤担持体において、上記溝
    の断面形状は、V字型であり、該V字の開き角度は60
    °以上、120°以下であることを特徴とする現像剤担
    持体。
  3. 【請求項3】表面に現像剤を担持し、像担持体に形成さ
    れた潜像を現像する現像剤担持体を備えた現像装置にお
    いて、上記現像剤担持体として、請求項1又は2に記載
    の現像剤担持体を用いることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項3の現像装置において、上記現像剤
    として体積平均粒径が8.5μm以下のトナーを用いる
    ことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】像担持体表面を帯電させるための帯電手段
    と、該像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成
    手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するための現
    像手段とを有する画像形成装置において、上記現像手段
    として、請求項3又は4に記載の現像装置を用いること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の画像形成装置において、上記溝
    による空間周波数は、1.5cycle/mm以上であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】像担持体と該像担持体上の潜像を現像する
    現像手段とが一体的に支持され、画像形成装置本体に対
    して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジであっ
    て、上記現像手段として、請求項3又は4に記載の現像
    装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】請求項7のプロセスカートリッジにおい
    て、上記溝による空間周波数は、1.5cycle/m
    m以上であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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