JP2007279250A - 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒状または円柱状をなし、現像剤を担持するための現像剤担持体であって、その外周面に、規則的に配列された多数の突起部23を有し、突起部23の頂部に凹没した凹部24が形成されている。
互いに平行に形成された多数の第1の溝21と、第1の溝21に交差するとともに、互いに平行に形成された多数の第2の溝とを有しており、突起部23は、多数の第1の溝21のうち互いに隣接する一対の溝と、多数の第2の溝のうち互いに隣接する一対の溝とで囲まれることにより形成される。
【選択図】図4
Description
このような画像形成装置には、静電的な潜像を担持する感光体に対向して配設され、トナーを担持する現像ローラ(現像剤担持体)を有する現像装置が備えられている。かかる現像装置は、現像工程にて、現像ローラから感光体へトナーを付与することにより、前記潜像をトナー像として可視化する。
しかしながら、特許文献1にかかる現像ローラは、前述したような凹凸をブラスト処理により形成するため、形成された凹凸の形状、大きさ、配置が不均一なものとなり、現像特性の低下を招く場合がある。
また、現像ローラの外周面の凹凸の形状を所望のものに任意に設定することができる方法が望まれていた。
本発明の現像剤担持体は、円筒状または円柱状をなし、現像剤を担持するための現像剤担持体であって、
その外周面に、規則的に配列された多数の突起部を有し、該突起部の頂部に凹没した凹部が形成されていることを特徴とする。
さらに、突起部を比較的大きく形成することができるため、突起部の耐久性を向上させることができる。
前記突起部は、前記多数の第1の溝のうち互いに隣接する一対の溝と、前記多数の第2の溝のうち互いに隣接する一対の溝とで囲まれることにより形成されることが好ましい。
これにより、現像剤担持体の外周面に比較的簡単な凹凸パターンを形成するだけで、突起部を形成することができ、現像剤担持体の製造コストを安価なものとすることができる。
これにより、現像剤担持体は、第1の溝および第2の溝内に現像剤を均一かつ最適な量で担持することができる。
これにより、突起部上に現像剤を担持することができ、現像剤担持体は、現像剤を均一かつ最適な量で担持することができる。
本発明の現像剤担持体では、前記縁部は、ほぼ平坦面をなしていることが好ましい。
これにより、突起部の頂面の耐久性が向上し、さらに、突起部の先端が磨耗しても形状変化が少なく、現像特性が急激に低下することを防止して、長期にわたり優れた現像特性を発揮することができる。
これにより、現像剤担持体は、突起部の耐久性を向上させつつ、現像剤をより均一かつ最適な量で担持することができる。
本発明の現像剤担持体では、前記凹部の開口面積をS1とし、前記縁部の外周縁に囲まれた領域の面積をS2としたとき、S1/S2は、0.1〜0.7であることが好ましい。
これにより、現像剤担持体は、突起部に現像剤を均一かつ最適な量で担持することができる。
これにより、現像剤担持体は、突起部に現像剤を均一かつ最適な量で担持することができ、さらに、現像剤の局所的な帯電不良や搬送不良を防止して、優れた現像特性を発揮させることができる。
これにより、枠部の幅を太くすることで、突起部の頂面の耐久性を向上しつつ、凹部に現像剤を均一かつ最適な量で担持させることができる。
本発明の現像剤担持体では、前記凹部は、その底面が湾曲凹面をなしていることが好ましい。
これにより、現像剤の搬送性を優れたものとすることができるとともに、突起部の頂面に形成された凹部内での現像剤のつまり等をより効果的に防止することができる。さらに、現像剤の局所的な帯電不良や搬送不良を防止して、現像剤担持体は、優れた現像特性を発揮させることができる。
前記現像剤担持体となるべき円筒状または円柱状の基材を用意する工程と、
前記基材の外周面に型を押圧することにより、前記複数の突起部を形成する工程とを含むことを特徴とする。
これにより、現像剤担持体の外周面に規則的かつ均一な凹凸部を形成することができる。そのため、得られる現像剤担持体は、その外周面に均一かつ最適な量の現像剤を担持させることができ、また、現像剤担持体の外周面での現像剤の転動性(転がりやすさ)も均一なものとすることができる。その結果、現像剤の局所的な帯電不良や搬送不良を防止して、優れた現像特性を発揮させることができる。
これにより、現像特性および耐久性に優れた現像装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置は、帯電・露光・現像・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスにより、画像を記録媒体に形成する画像形成装置であって、
本発明の現像装置を備えることを特徴とする。
これにより、現像特性および耐久性に優れた画像形成装置を提供することができる。
<画像形成装置>
まず、本発明の画像形成装置、すなわち本発明の現像装置を備える画像形成装置を簡単に説明する。
図1に示す本実施形態の画像形成装置10は、主として露光・現像・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスによって画像を記録媒体に記録するものである。このような画像形成装置10は、図1に示すように、静電的な潜像を担持し図示矢印方向に回転する感光体20を有し、その回転方向に沿って順次、帯電ユニット30、露光ユニット40、現像ユニット50、一次転写ローラ60、クリーニングユニット75が配設されている。また、画像形成装置10は、図1にて下部に、紙などの記録媒体Pを収容する給紙トレイ82が設けられ、その給紙トレイ82に対して記録媒体Pの搬送方向下流に、二次転写ローラ80、定着装置90が記録媒体Pの搬送方向に沿って順次配設されている。また、画像形成装置10には、記録媒体の両面に画像を形成する場合に、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを表裏反転させて二次転写ローラ80へ帰還させるための搬送部88が設けられている。
帯電ユニット30は、コロナ帯電などにより感光体20の表面を一様に帯電するための装置である。
露光ユニット40は、図示しないパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータから画像情報を受けこれに応じて、一様に帯電された感光体20上に、レーザを照射することによって、静電的な潜像を形成する装置である。
一次転写ローラ60は、感光体20に形成された単色のトナー像を中間転写ベルト70に転写するための装置である。
定着装置90は、前記トナー像の転写を受けた記録媒体Pを加熱および加圧することにより、前記トナー像を記録媒体Pに融着させて永久像として定着させるための装置である。
搬送部88は、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを挟持搬送する搬送ローラ対88A、88Bと、搬送ローラ対88A、88Bによって搬送される記録媒体Pを表裏反転しつつレジローラ86へ向け案内する搬送路88Cとを備えている。これにより、記録媒体の両面に画像形成する場合に、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを表裏反転して二次転写ローラ80へ帰還させる。
まず、図示しないホストコンピュータからの指令により、感光体20、現像ユニット50に設けられた現像ローラ(図示せず)、および中間転写ベルト70が回転を開始する。そして、感光体20は、回転しながら、帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じた潜像が前記領域に形成される。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置(すなわち、感光体20と一次転写ローラ60との対向部)に至り、一次転写ローラ60によって、中間転写ベルト70に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加される。なお、この間、二次転写ローラ80は、中間転写ベルト70から離間している。
一方、記録媒体Pは、給紙トレイ82から、給紙ローラ84、レジローラ86によって二次転写ローラ80へ搬送される。
一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75のクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーは、クリーニングユニット75内の残存トナー回収部に回収される。
次に、現像ユニット50の現像装置51、52、53、54を詳細に説明する。なお、現像装置51、52、53、54は、使用するトナーが異なるが、それ以外は同様の構成であるため、以下、図2に基づいて、イエロー現像装置54を代表的に説明する。
図2は、本発明の現像装置の概略構成を示す模式的断面図である。
図2に示すイエロー現像装置54は、現像剤たるトナーT(イエロートナー)を収容するハウジング540と、現像剤担持体たる現像ローラ510と、この現像ローラ510にトナーTを供給するトナー供給ローラ550と、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚を規制する規制ブレード560とを有している。
また、本実施形態では、イエロー現像装置54による現像時に、現像ローラ510と感光体20とが微小間隙をもって、非接触状態で対向する。そして、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界を印加することにより、トナーTを現像ローラ510上から感光体20へ飛翔させて、感光体20上の潜像が現像される。
この規制ブレード560は、現像ローラ510の軸方向に沿って当接される当接部材としてのゴム部560aと、このゴム部560aを支持する支持部材としてのゴム支持部560bとを有している。ゴム部560aは、シリコンゴム、ウレタンゴム等を主材料として構成され、ゴム支持部560bは、ゴム部560aを現像ローラ510側に付勢する機能も有するため、リン青銅、ステンレス等のバネ性(弾性)を有するシート状の薄板が用いられる。ゴム支持部560bは、その一端がブレード支持板金562に固定されている。ブレード支持板金562は、ハウジング540に取り付けられ、シール部材520もハウジング540に取り付けられる。さらに現像ローラ510が取り付けられた状態で、ゴム部560aは、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力によって、現像ローラ510に押しつけられている。
また、本実施形態では、規制ブレード560の現像ローラ510側とは逆側には、ブレード裏部材570が設けられ、ゴム支持部560bとハウジング540との間にトナーTが入り込むことを防止するとともに、ゴム部560aを現像ローラ510へ押圧して、ゴム部560aを現像ローラ510に押しつけている。
本実施形態では、規制ブレード560の自由端部、すなわち、ブレード支持板金562に支持されている側とは逆側の端部は、その端縁で現像ローラ510に接触せずに、端縁から若干離れた部位で現像ローラ510に接触している。また、規制ブレード560は、その先端が現像ローラ510の回転方向の上流側に向くように配置されており、いわゆるカウンタ当接している。
ここで、図3および図4に基づき、本発明の現像剤担持体の一例である現像ローラ510を詳細に説明する。
図3は、図2に示す現像装置に備えられた現像剤担持体の概略構成を示す平面図、図4は、図3におけるA−A線での拡大断面図である。
図3に示す現像ローラ510は、円筒状の本体300と、この本体300の両端から突出する軸受部310とを有している。
また、第1の溝21同士間および/または第2の溝22同士間のピッチをpとしたとき、pは、用いられる解像度(画像の解像度)のピッチよりも小さいのが好ましく、より具体的には、例えば、pは、前記解像度が150dpiである場合には、169μmよりも小さいのが好ましく、前記解像度が200dpiである場合には、127μmよりも小さいのが好ましく、前記解像度が300dpiである場合には、85μmよりも小さいのが好ましい。これにより、現像によって得られるトナー像のムラを防止することができる。
なお、第2の溝22の構成は、前述したように延在方向が異なる以外は、第1の溝21の構成と同様である。
また、縁部25は、平坦面からなっている。これにより、突起部23の頂面の耐久性が向上し、さらに、突起部23の先端が磨耗しても形状変化が少なく、現像特性が急激に低下することを防止して、長期にわたり優れた現像特性を発揮することができる。
凹部24は、前述したように突起部23の頂部に形成されている。これにより、現像ローラ510は、突起部23の頂部にもトナーTを担持することができる。その結果、トナーTをより均一に担持することができる。
凹部24の開口形状は、トナーTを担持することができれば特に限定されず、例えば、円形状でもよく、多角形状でもよく、異形状でもよい。
このような現像ローラ510の本体300は、アルミニウム、ステンレス、鉄等のような金属材料を主材料として構成されている。
また、本体300の外径(直径)は、特に限定されないが、例えば、10〜30mmであるのが好ましく、15〜20mmであるのがより好ましい。
このような、現像ローラ510は、例えば、次のように製造される。
図5ないし図7に基づいて、本発明の現像剤担持体の製造方法の一例として、前述した現像ローラ510の製造方法を説明する。
図5は、本発明の実施形態にかかる現像剤担持体の製造方法を説明するための図、図6は、図5に示す製造方法において基材の外周面に凹凸部を形成する装置の概略構成を示す斜視図、図7は、図6に示す装置の平面図である。
現像ローラ510の製造方法は、[1]現像ローラ510となるべき円筒状の基材を用意する工程と、[2]この基材の外周面に凹凸部2を形成する工程とを有する。
[1]基材を用意する工程
まず、図5(a)に示すように、現像ローラ510となるべき円筒状の基材300Aを用意する。
この基材300Aは、前述した現像ローラ510の本体300となるべきものであり、アルミニウム、ステンレス、鉄等のような金属材料を主材料として構成されている。より具体的には、基材300Aの構成材料としては、STKM、STK、SGPなどの鉄系材料や、A6063、A5056などのアルミ系材料が好適に用いられる。これにより、後述する製造工程において、凹凸部2を本体300(現像ローラ510)の外周面301に形成するとき、当該溝を容易かつ確実に形成することができる。
また、基材300Aの厚さは、特に限定されないが、0.2〜3mmであるのが好ましく、0.5〜3mmであるのがより好ましい。
このような基材300Aの軸線方向での端部における内周部を、図5(b)に示すように、切削加工などにより例えば厚さ0.5〜1mm程度除去して、薄肉化し、軸受部310となるべき軸部材310Aを圧入するための圧入部302を形成する。
これにより、圧入部302の寸法精度が優れたものなり、基材300Aに軸部材310Aを簡単に圧入することができるとともに、接着剤や溶接などを用いなくても、その圧入後に軸部材310Aを基材300Aに強固に固定することができる。
基材300Aに対する軸部材310Aの固定方法としては、軸部材310Aを基材300Aの圧入部302に圧入するのみでもよいし、接着剤や溶接を用いてもよい。
その後、基材300Aの軸線と、軸部材310Aのうちの基材300Aの端面から突出した部分の軸線とが一致するように、基材300Aの外周面と軸部材310Aの前記突出した部分の外周面とを研削する。これにより、図5(d)に示すように、基材300Aの両端から突出する軸受部310が形成される。
この研削方法としては、特に限定されないが、例えば、センタレス研磨を好適に用いることができる。
なお、圧入部302の形成や、軸部材310Aの圧入は、後述する工程[2]の後に行ってもよい。また、圧入部302の形成や、基材300Aおよび軸部材310Aの外周面の研削を省略することもできる。
次に、図5(e)に示すように、基材300Aの外周面に、凹凸部2を形成する。
以下、凹凸部2の形成について、図6および図7に基づいて、詳細に説明する。
凹凸部2の形成に際しては、例えば、図6および図7に示すような加工装置200を用いる。
第1の型220および第2の型230は、それぞれ、円板状(短い円柱状)をなし、その軸線まわりに回転可能となっている。
このような第1の型220および第2の型230は、それぞれ、その板面が基材300Aの軸線に直角な方向に対し若干傾斜するように配設されている。
このような第1の型220および第2の型230を基材300Aに押圧することで凹凸部2を形成することができる。
このような、押圧により凹凸部2を形成することにより、ブラスト処理により凹凸部を形成する場合と比べ、突起部23の耐久性が向上する。
このようなメッキ処理の方法としては、特に限定されないが、無電解Ni−Pメッキ、電気メッキ、硬質クロムメッキなどを好適に用いることができる。
また、メッキの厚さは、2〜10μm程度であるのが好ましい。
以上のようにして現像ローラ510を製造することができる。
このような現像ローラ510、およびこれを備える現像装置や画像形成装置は、現像特性および耐久性に優れたものとすることができる。
前述した実施形態では、現像剤担持体およびこれを形成するための基材が円筒状をなすものについて説明したが、現像剤担持体(本体)および基材が円柱状をなしていてもよい。
また、前述した実施形態では、凹部24が各突起部23の頂面に1つ形成されているものについて説明したが、突起部23の頂面にトナーTを担持することができればこれに限定されず、例えば、各突起部23の頂面に2つ以上の凹部を形成してもよい。
また、前述した実施形態では、円板状(短い円柱状)の型を用いて、基材300Aを軸線方向に移動させながら、凹凸部2の形成を行ったが、基材300Aの凹凸部2形成予定部位の軸線方向での長さとほぼ同じ長さの円柱状の型を用い、基材300Aを軸線方向に移動せずに、凹凸部2の形成を行ってもよい。
また、凹凸部2の形成に用いる型は、前述したような円板状または円筒状のものに限定させず、板状などの他の形状のものであってもよい。
Claims (13)
- 円筒状または円柱状をなし、現像剤を担持するための現像剤担持体であって、
その外周面に、規則的に配列された多数の突起部を有し、該突起部の頂部に凹没した凹部が形成されていることを特徴とする現像剤担持体。 - 前記現像剤担持体は、その外周面に、互いに平行に形成された多数の第1の溝と、該第1の溝に交差するとともに、互いに平行に形成された多数の第2の溝とを有しており、
前記突起部は、前記多数の第1の溝のうち互いに隣接する一対の溝と、前記多数の第2の溝のうち互いに隣接する一対の溝とで囲まれることにより形成される請求項1に記載の現像剤担持体。 - 前記第1の溝および/または前記第2の溝の深さをD1とし、前記現像剤の平均粒径をdとしたとき、D1/dは、0.5〜2である請求項2に記載の現像剤担持体。
- 前記突起部の頂面は、前記凹部と、該凹部の周囲を囲む縁部とで構成される請求項1ないし3のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 前記縁部は、ほぼ平坦面をなしている請求項4に記載の現像剤担持体。
- 前記凹部は、前記突起部の頂部のほぼ中央部に形成されている請求項4または5に記載の現像剤担持体。
- 前記凹部の開口面積をS1とし、前記縁部の外周縁に囲まれた領域の面積をS2としたとき、S1/S2は、0.1〜0.7である請求項4ないし6のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 前記凹部の深さをD2とし、前記現像剤の平均粒径をdとしたとき、D2/dは、0.5〜2である請求項1ないし7のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 前記凹部の開口面積をS1とし、前記現像剤の粒子の平均最大断面積をsとしたとき、S1/sは、1より大きい請求項1ないし8のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 前記凹部は、その底面が湾曲凹面をなしている請求項1ないし9のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 請求項1ないし10のいずれかに記載の現像剤担持体を製造する方法であって、
前記現像剤担持体となるべき円筒状または円柱状の基材を用意する工程と、
前記基材の外周面に型を押圧することにより、前記複数の突起部を形成する工程とを含むことを特徴とする現像剤担持体の製造方法。 - 請求項1ないし10のいずれかに記載の現像剤担持体を備え、該現像剤担持体は、潜像を担持する潜像担持体に接触または近接して対向しており、前記現像剤担持体から前記潜像担持体へ現像剤を付与することにより、前記潜像を現像剤像として可視化することを特徴とする現像装置。
- 帯電・露光・現像・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスにより、画像を記録媒体に形成する画像形成装置であって、
請求項12に記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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