JP2007279251A - 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 - Google Patents
現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007279251A JP2007279251A JP2006103586A JP2006103586A JP2007279251A JP 2007279251 A JP2007279251 A JP 2007279251A JP 2006103586 A JP2006103586 A JP 2006103586A JP 2006103586 A JP2006103586 A JP 2006103586A JP 2007279251 A JP2007279251 A JP 2007279251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- groove
- grooves
- toner
- developer carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】円筒状または円柱状をなし、現像剤を担持するための現像剤担持体であって、その外周面に、規則的に配列された多数の突起部23を有し、突起部23の頂部は、湾曲凸面を有する。
互いに平行に形成された多数の第1の溝21と、第1の溝に交差するとともに、互いに平行に形成された多数の第2の溝22とを有しており、突起部23は、多数の第1の溝21のうち互いに隣接する一対の溝と、多数の第2の溝22のうち互いに隣接する一対の溝とで囲まれることにより形成される。
【選択図】図4
Description
このような画像形成装置には、静電的な潜像を担持する感光体に対向して配設され、トナーを担持する現像ローラ(現像剤担持体)を有する現像装置が備えられている。かかる現像装置は、現像工程にて、現像ローラから感光体へトナーを付与することにより、前記潜像をトナー像として可視化する。
しかしながら、特許文献1にかかる現像ローラは、前述したような凹凸をブラスト処理により形成するため、形成された凹凸の形状、大きさ、配置が不均一なものとなり、現像特性の低下を招く場合がある。
また、現像ローラの外周面の凹凸の形状を所望のものに任意に設定することができる方法が望まれていた。
本発明の現像剤担持体は、円筒状または円柱状をなし、現像剤を担持するための現像剤担持体であって、
その外周面に、規則的に配列された多数の突起部を有し、該突起部の頂部は、湾曲凸面を有することを特徴とする。
これにより、複数の突起部の頂面に現像剤を担持することができる。そのため、現像剤担持体は、その外周面に均一かつ最適な量の現像剤を担持させることができ、また、現像剤担持体の外周面での現像剤の転動性(転がりやすさ)も均一なものとすることができる。その結果、現像剤の局所的な帯電不良や搬送不良を防止して、優れた現像特性を発揮させることができる。
さらに、突起部を比較的大きく形成することができるため、突起部の耐久性を向上させることができる。
これにより、現像剤の出入りが容易となり、現像剤の転動性が向上する。その結果、現像剤の偏りを防止することができ、現像剤担持体は、優れた現像特性を発揮することができる。
これにより、現像剤担持体の外周面に比較的簡単な凹凸パターンを形成するだけで、突起部を形成することができ、現像剤担持体の製造コストを安価なものとすることができる。
これにより、現像剤担持体は、第1の溝および/または第2の溝内に現像剤を均一かつ最適な量で担持することができる。
本発明の現像剤担持体では、前記第1の溝および/または前記第2の溝の横断面において、その底部の外形は、前記円筒状または円柱状の軸線に向け凹となる湾曲形状であることが好ましい。
これにより、現像剤担持体は、第1の溝および/または第2の溝内での現像剤のつまりを防止することができる。
これにより、現像剤担持体は、第1の溝および/または第2の溝内に現像剤を均一かつ最適な量で担持することができる。
本発明の現像剤担持体では、前記第1の溝および/または前記第2の溝の横断面において、その縁部の外形は、連続的に変化することが好ましい。
これにより、現像剤担持体は、第1の溝および/または第2の溝の縁部をなだらかな面とすることができ、現像剤の第1の溝および/または第2の溝への出入りを容易とすることができる。その結果、現像剤の転動性が向上する。
これにより、現像剤担持体は、第1の溝および/または第2の溝の溝内での現像剤のつまりを防止することができ、さらに、現像剤の出入りが容易となる。その結果、現像剤の転動性が向上する。
これにより、突起部の頂部を均一的な凸形状とすることで、現像剤の出入りが容易となり、トナーの転動性が向上する。その結果、現像剤の偏りを防止することができ、現像剤担持体は、優れた現像特性を発揮することができる。
これにより、突起部の頂部を均一的な凸形状とすることで、現像剤の出入りが容易となり、トナーの転動性が向上する。その結果、現像剤の偏りを防止することができ、現像剤担持体は、優れた現像特性を発揮することができる。
前記現像剤担持体となるべき円筒状または円柱状の基材を用意する工程と、
前記基材の外周面に型を押圧することにより、前記複数の突起部を形成する工程とを含むことを特徴とする。
これにより、現像剤担持体の外周面に規則的かつ均一な凹凸部を形成することができる。そのため、得られる現像剤担持体は、その外周面に均一かつ最適な量の現像剤を担持させることができ、また、現像剤担持体の外周面での現像剤の転動性(転がりやすさ)も均一なものとすることができる。その結果、現像剤の局所的な帯電不良や搬送不良を防止して、優れた現像特性を発揮させることができる。
これにより、現像特性および耐久性に優れた現像装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置は、帯電・露光・現像・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスにより、画像を記録媒体に形成する画像形成装置であって、
本発明の現像装置を備えることを特徴とする。
これにより、現像特性および耐久性に優れた画像形成装置を提供することができる。
<画像形成装置>
まず、本発明の画像形成装置、すなわち本発明の現像装置を備える画像形成装置を簡単に説明する。
図1に示す本実施形態の画像形成装置10は、主として露光・現像・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスによって画像を記録媒体に記録するものである。このような画像形成装置10は、図1に示すように、静電的な潜像を担持し図示矢印方向に回転する感光体20を有し、その回転方向に沿って順次、帯電ユニット30、露光ユニット40、現像ユニット50、一次転写ローラ60、クリーニングユニット75が配設されている。また、画像形成装置10は、図1にて下部に、紙などの記録媒体Pを収容する給紙トレイ82が設けられ、その給紙トレイ82に対して記録媒体Pの搬送方向下流に、二次転写ローラ80、定着装置90が記録媒体Pの搬送方向に沿って順次配設されている。また、画像形成装置10には、記録媒体の両面に画像を形成する場合に、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを表裏反転させて二次転写ローラ80へ帰還させるための搬送部88が設けられている。
帯電ユニット30は、コロナ帯電などにより感光体20の表面を一様に帯電するための装置である。
露光ユニット40は、図示しないパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータから画像情報を受けこれに応じて、一様に帯電された感光体20上に、レーザを照射することによって、静電的な潜像を形成する装置である。
一次転写ローラ60は、感光体20に形成された単色のトナー像を中間転写ベルト70に転写するための装置である。
定着装置90は、前記トナー像の転写を受けた記録媒体Pを加熱および加圧することにより、前記トナー像を記録媒体Pに融着させて永久像として定着させるための装置である。
搬送部88は、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを挟持搬送する搬送ローラ対88A、88Bと、搬送ローラ対88A、88Bによって搬送される記録媒体Pを表裏反転しつつレジローラ86へ向け案内する搬送路88Cとを備えている。これにより、記録媒体の両面に画像形成する場合に、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを表裏反転して二次転写ローラ80へ帰還させる。
まず、図示しないホストコンピュータからの指令により、感光体20、現像ユニット50に設けられた現像ローラ(図示せず)、および中間転写ベルト70が回転を開始する。そして、感光体20は、回転しながら、帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じた潜像が前記領域に形成される。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置(すなわち、感光体20と一次転写ローラ60との対向部)に至り、一次転写ローラ60によって、中間転写ベルト70に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加される。なお、この間、二次転写ローラ80は、中間転写ベルト70から離間している。
一方、記録媒体Pは、給紙トレイ82から、給紙ローラ84、レジローラ86によって二次転写ローラ80へ搬送される。
一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75のクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーは、クリーニングユニット75内の残存トナー回収部に回収される。
次に、現像ユニット50の現像装置51、52、53、54を詳細に説明する。なお、現像装置51、52、53、54は、使用するトナーが異なるが、それ以外は同様の構成であるため、以下、図2に基づいて、イエロー現像装置54を代表的に説明する。
図2は、本発明の現像装置の概略構成を示す模式的断面図である。
ハウジング540は、その内部空間として形成された収容部530内にトナーTを収容する。ハウジング540では、収容部530の下部に形成された開口およびその近傍において、トナー供給ローラ550および現像ローラ510が互いに圧接回転するように支持されている。また、ハウジング540には、規制ブレード560が取り付けられていて、これが現像ローラ510に圧接している。さらに、ハウジング540には、前記開口におけるハウジング540と現像ローラ510との間からのトナーの漏れを防止するためのシール部材520が取り付けられている。
トナー供給ローラ550は、収容部530に収容されたトナーTを現像ローラ510に供給する。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ510に圧接している。本実施形態では、トナー供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向と逆の方向に回転する。なお、トナー供給ローラ550は、収容部530に収容されたトナーTを現像ローラ510に供給する機能を有するだけでなく、現像後に現像ローラ510に残存しているトナーTを現像ローラ510から剥ぎ取る機能をも有している。
この規制ブレード560は、現像ローラ510の軸方向に沿って当接される当接部材としてのゴム部560aと、このゴム部560aを支持する支持部材としてのゴム支持部560bとを有している。ゴム部560aは、シリコンゴム、ウレタンゴム等を主材料として構成され、ゴム支持部560bは、ゴム部560aを現像ローラ510側に付勢する機能も有するため、リン青銅、ステンレス等のバネ性(弾性)を有するシート状の薄板が用いられる。ゴム支持部560bは、その一端がブレード支持板金562に固定されている。ブレード支持板金562は、ハウジング540に取り付けられ、シール部材520もハウジング540に取り付けられる。さらに現像ローラ510が取り付けられた状態で、ゴム部560aは、ゴム支持部560bの撓みによる弾性力によって、現像ローラ510に押しつけられている。
また、本実施形態では、規制ブレード560の現像ローラ510側とは逆側には、ブレード裏部材570が設けられ、ゴム支持部560bとハウジング540との間にトナーTが入り込むことを防止するとともに、ゴム部560aを現像ローラ510へ押圧して、ゴム部560aを現像ローラ510に押しつけている。
ここで、図3、図4に基づき、本発明の現像剤担持体の一例である現像ローラ510を詳細に説明する。
図3は、図2に示す現像装置に備えられた現像剤担持体の概略構成を示す平面図、図4(a)は、図3におけるA−A線での拡大断面図、図4(b)は、図3におけるB−B線での拡大断面図である。
本体300の外周面301には、図3に示すように、トナーT(現像剤)を担持するための凹凸部2が形成されている。この凹凸部2は、互いにほぼ平行な複数の第1の溝21と、この第1の溝21に交差(本実施形態ではほぼ直交)するとともに、互いにほぼ平行な複数の第2の溝22とを有しており、互いに隣接する一対の第1の溝21と互いに隣接する一対の第2の溝22に囲まれることにより突起部23が形成されている。
図3に示すように、第1の溝21は、外周面301に沿って螺旋状をなすように形成されている。言い換えすれば、第1の溝21は、外周面301の周方向に対して傾斜する方向に延在している。なお、第2の溝22の構成は、延在方向が異なる以外は、第1の溝21の構成と同様である。
第1の溝21および/または第2の溝22の横断面形状は、現像ローラ510がトナーTを担持することができれば特に限定されないが、その縁部の外形が、連続的に変化していることが好ましい。これにより、突起部23の頂部近傍の形状を比較的なだらかな曲面とすることができ、トナーTの溝内への出入り(移動)が容易となる。その結果、トナーTの転動性を向上させることができ、トナーTの偏りを防止し、現像ローラ510は、優れた現像特性を発揮することができる。
なお、溝内でのトナーTの出入りが容易であれば、第1の溝21および/または第2の溝22の底部の形状は特に限定されず、例えば、底部24が平坦面を有するものであってもよい。
なお、突起部23の頂部に湾曲凸面を形成することができれば、隣接する第1の溝21同士間の構成は、特に限定されず、例えば、湾曲凸面を囲むように平坦な縁部が形成されていてもよいし、また、不連続に変化する湾曲凸面でもよい。
さらに、突起部23の頂部が湾曲凸面を有していることから、規制ブレード560やトナー供給ローラ550などとの接触に対しても、突起部23は、優れた耐久性を発揮することができる。また、突起部23の頂部が湾曲凸面を有していることから、規制ブレード560やトナー供給ローラ550が不本意に傷つけられることを防止することができる。
このような現像ローラ510の本体300は、アルミニウム、ステンレス、鉄等のような金属材料を主材料として構成されている。
また、本体300の外径(直径)は、特に限定されないが、例えば、10〜30mmであるのが好ましく、15〜20mmであるのがより好ましい。
このような、現像ローラ510は、例えば、次のように製造される。
図5ないし図7に基づいて、本発明の現像剤担持体の製造方法の一例として、前述した現像ローラ510の製造方法を説明する。
図5は、本発明の実施形態にかかる現像剤担持体の製造方法を説明するための図、図6は、図5に示す製造方法において基材の外周面に凹凸部を形成する装置の概略構成を示す斜視図、図7は、図6に示す装置の平面図である。
現像ローラ510の製造方法は、[1]現像ローラ510となるべき円筒状の基材を用意する工程と、[2]この基材の外周面に凹凸部2を形成する工程とを有する。
[1]基材を用意する工程
まず、図5(a)に示すように、現像ローラ510となるべき円筒状の基材300Aを用意する。
この基材300Aは、前述した現像ローラ510の本体300となるべきものであり、アルミニウム、ステンレス、鉄等のような金属材料を主材料として構成されている。より具体的には、基材300Aの構成材料としては、STKM、STK、SGPなどの鉄系材料や、A6063、A5056などのアルミ系材料が好適に用いられる。これにより、後述する製造工程において、凹凸部2を本体300(現像ローラ510)の外周面301に形成するとき、当該溝を容易かつ確実に形成することができる。
また、基材300Aの厚さは、特に限定されないが、0.2〜3mmであるのが好ましく、0.5〜3mmであるのがより好ましい。
このような基材300Aの軸線方向での端部における内周部を、図5(b)に示すように、切削加工などにより例えば厚さ0.5〜1mm程度除去して、薄肉化し、軸受部310となるべき軸部材310Aを圧入するための圧入部302を形成する。
そして、図5(c)に示すように、基材300Aの圧入部302に軸部材310Aを圧入する。これにより、軸部材310Aが基材300Aに固定される。
その後、基材300Aの軸線と、軸部材310Aのうちの基材300Aの端面から突出した部分の軸線とが一致するように、基材300Aの外周面と軸部材310Aの前記突出した部分の外周面とを研削する。これにより、図5(d)に示すように、基材300Aの両端から突出する軸受部310が形成される。
この研削方法としては、特に限定されないが、例えば、センタレス研磨を好適に用いることができる。
なお、圧入部302の形成や、軸部材310Aの圧入は、後述する工程[2]の後に行ってもよい。また、圧入部302の形成や、基材300Aおよび軸部材310Aの外周面の研削を省略することもできる。
次に、図5(e)に示すように、基材300Aの外周面に、凹凸部2を形成する。
以下、凹凸部2の形成について、図6ないし図7に基づいて、詳細に説明する。
凹凸部2の形成に際しては、例えば、図6および図7に示すような加工装置200を用いる。
第1の型220および第2の型230は、それぞれ、円板状(短い円柱状)をなし、その軸線まわりに回転可能となっている。
このような第1の型220および第2の型230の構成材料としては、それぞれ、特に限定されないが、基材300Aよりも硬質な材料であるのが好ましく、具体的には、SKD、SKH、SLDなどを好適に用いることができる。
このような第1の型220および第2の型230は、それぞれ、その板面が基材300Aの軸線に直角な方向に対し若干傾斜するように配設されている。
このような第1の型220および第2の型230を基材300Aに押圧することで凹凸部2を形成することができる。
このような、押圧により凹凸部2を形成することにより、ブラスト処理により凹凸部を形成する場合と比べ、突起部23の耐久性が向上する。
このようなメッキ処理の方法としては、特に限定されないが、無電解Ni−Pメッキ、電気メッキ、硬質クロムメッキなどを好適に用いることができる。
また、メッキの厚さは、2〜10μm程度であるのが好ましい。
以上のようにして現像ローラ510を製造することができる。
このような現像ローラ510、およびこれを備える現像装置や画像形成装置は、現像特性および耐久性に優れたものとすることができる。
また、前述した実施形態では、第1の溝21と第2の溝22とがほぼ直交していたが、これに限定されず、鋭角または鈍角をもってこれらが交差するように形成されていてもよい。
また、凹凸部2の形成に用いる型は、前述したような円板状または円筒状のものに限定させず、板状などの他の形状のものであってもよい。
Claims (13)
- 円筒状または円柱状をなし、現像剤を担持するための現像剤担持体であって、
その外周面に、規則的に配列された多数の突起部を有し、該突起部の頂部は、湾曲凸面を有することを特徴とする現像剤担持体。 - 前記湾曲凸面の平均曲率半径は0.5μm以下である請求項1に記載の現像剤担持体。
- 互いに平行に形成された多数の第1の溝と、該第1の溝に交差するとともに、互いに平行に形成された多数の第2の溝とを有しており、前記突起部は、前記多数の第1の溝のうち互いに隣接する一対の溝と、前記多数の第2の溝のうち互いに隣接する一対の溝とで囲まれることにより形成される請求項1または2に記載の現像剤担持体。
- 前記第1の溝および/または前記第2の溝の深さをDとし、前記現像剤の平均粒径をdとしたとき、D/dは0.5〜2である請求項3に記載の現像剤担持体。
- 前記第1の溝および/または前記第2の溝の横断面において、その底部の外形は、前記円筒状または円柱状の軸線に向け凹となる湾曲形状である請求項3または4に記載の現像剤担持体。
- 前記湾曲の平均曲率半径は、5〜200μmである請求項5に記載の現像剤担持体。
- 前記第1の溝および/または前記第2の溝の横断面において、その縁部の外形は、連続的に変化する請求項3ないし6のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 前記第1の溝および/または前記第2の溝の横断面の形状は、前記底部から前記縁部に向けて連続的に変化している請求項5ないし7のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 前記多数の第1の溝のうち、隣接する一対の第1の溝は、連続的に変化する面を介して互いに連設している請求項2ないし8のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 前記多数の第2の溝のうち、隣接する一対の第2の溝は、連続的に変化する面を介して互いに連設している請求項2ないし9のいずれかに記載の現像剤担持体。
- 請求項1ないし10のいずれかに記載の現像剤担持体を製造する方法であって、
前記現像剤担持体となるべき円筒状または円柱状の基材を用意する工程と、
前記基材の外周面に型を押圧することにより、前記複数の突起部を形成する工程とを含むことを特徴とする現像剤担持体の製造方法。 - 請求項1ないし10のいずれかに記載の現像剤担持体を備え、該現像剤担持体は、潜像を担持する潜像担持体に接触または近接して対向しており、前記現像剤担持体から前記潜像担持体へ現像剤を付与することにより、前記潜像を現像剤像として可視化することを特徴とする現像装置。
- 帯電・露光・現像・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスにより、画像を記録媒体に形成する画像形成装置であって、
請求項12に記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006103586A JP2007279251A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006103586A JP2007279251A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010233310A Division JP5097255B2 (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 現像ローラ、現像ローラの製造方法、現像装置、および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007279251A true JP2007279251A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38680783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006103586A Pending JP2007279251A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007279251A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009198673A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Seiko Epson Corp | 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 |
EP2093629A3 (en) * | 2008-02-20 | 2010-03-10 | Seiko Epson Corporation | Development roller, development device, and image forming apparatus |
US8023868B2 (en) | 2008-02-20 | 2011-09-20 | Seiko Epson Corporation | Development roller, development device, and image forming apparatus |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0713410A (ja) * | 1993-06-19 | 1995-01-17 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP2000206780A (ja) * | 1999-01-18 | 2000-07-28 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP2006259384A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Seiko Epson Corp | 現像装置および画像形成装置 |
JP2007127801A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子担持ローラの製造方法 |
JP2007127800A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子担持ローラの製造方法 |
-
2006
- 2006-04-04 JP JP2006103586A patent/JP2007279251A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0713410A (ja) * | 1993-06-19 | 1995-01-17 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP2000206780A (ja) * | 1999-01-18 | 2000-07-28 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP2006259384A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Seiko Epson Corp | 現像装置および画像形成装置 |
JP2007127801A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子担持ローラの製造方法 |
JP2007127800A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子担持ローラの製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009198673A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Seiko Epson Corp | 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 |
EP2093629A3 (en) * | 2008-02-20 | 2010-03-10 | Seiko Epson Corporation | Development roller, development device, and image forming apparatus |
US8023868B2 (en) | 2008-02-20 | 2011-09-20 | Seiko Epson Corporation | Development roller, development device, and image forming apparatus |
US8081911B2 (en) | 2008-02-20 | 2011-12-20 | Seiko Epson Corporation | Development roller, development device, and image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007140080A (ja) | 現像剤担持体の製造方法、現像剤担持体、現像装置、および画像形成装置 | |
JP2006259384A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
US6775506B2 (en) | Method and apparatus for image developing capable of effectively forming an even development agent layer | |
JPH09281851A (ja) | 像担持体ベルトの駆動機構 | |
US8087170B2 (en) | Developing agent carrier manufacturing method, developing agent carrier, developing device and image forming apparatus | |
JP4888156B2 (ja) | 現像ローラ、現像装置、および画像形成装置 | |
US8041251B2 (en) | Developing device and image forming device | |
JP2007279251A (ja) | 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 | |
JP2007233195A (ja) | 画像形成装置、及び、画像形成システム | |
JP4572861B2 (ja) | 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置 | |
JP4784280B2 (ja) | 現像剤担持体の製造方法、現像剤担持体、現像装置、および画像形成装置 | |
JP4839790B2 (ja) | 現像剤担持体の製造方法、現像剤担持体、現像装置、および画像形成装置 | |
JP5407268B2 (ja) | 現像装置、及び画像形成装置 | |
JP2008292594A (ja) | 現像ローラ、現像装置、および画像形成装置 | |
JP2008292593A (ja) | 現像ローラ、現像装置、および画像形成装置 | |
JP5097255B2 (ja) | 現像ローラ、現像ローラの製造方法、現像装置、および画像形成装置 | |
JP2009003029A (ja) | 転造装置、現像ローラの製造方法、現像ローラ、現像装置、および画像形成装置 | |
JP2008020862A (ja) | 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 | |
US20100209126A1 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP2017181813A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2007140081A (ja) | 現像剤担持体の製造方法、現像剤担持体、現像装置、および画像形成装置 | |
JP2008276147A (ja) | 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム | |
JP2010230735A (ja) | 現像ローラの製造方法 | |
JP2008290112A (ja) | 転造用ダイス、転造装置、現像ローラの製造方法、現像ローラ、現像装置、および画像形成装置 | |
JP2009237178A (ja) | 現像ローラの製造方法、現像装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100406 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100521 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100720 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100728 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111128 |