JP2006106307A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナーの混色による色の濁りを容易に防止することができるカラー画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のステーションを併置してそれらのステーションでそれぞれ像担持体40上にトナー画像を形成し、各ステーションで形成した各色トナー画像を像担持体上から直接または中間転写体を介して間接的に順次転写して、搬送する転写材に多色画像を記録する画像形成装置において、上流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力を、下流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力よりも小さくし、上流側のステーションにおける電荷付与能力を、下流側のステーションにおける電荷付与能力よりも大きくする。
【選択図】 図4
【解決手段】複数のステーションを併置してそれらのステーションでそれぞれ像担持体40上にトナー画像を形成し、各ステーションで形成した各色トナー画像を像担持体上から直接または中間転写体を介して間接的に順次転写して、搬送する転写材に多色画像を記録する画像形成装置において、上流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力を、下流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力よりも小さくし、上流側のステーションにおける電荷付与能力を、下流側のステーションにおける電荷付与能力よりも大きくする。
【選択図】 図4
Description
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置に関する。複数のステーションを併置してそれらのステーションでそれぞれ像担持体上にトナー画像を形成し、各ステーションで形成した各色トナー画像を各像担持体上から順次直接または中間転写体を介して間接的に転写して、シート・OHPフィルム等の転写材に多色画像を記録する画像形成装置に関する。
近年、オフィスでも大量のカラー文書が取り扱われるようになり、以前にも増して小型で高速なフルカラープリンタ、フルカラー複写機などの画像形成装置の提供が望まれている。近年普及し始めたカラーレーザプリンタは、一般に、1つの像担持体に複数の現像器が接触可能に配置され、像担持体一回転ごとに各々の色のトナー画像を作成し、該トナー画像を、紙やOHPフィルム等の転写材上に転写してカラートナー画像を作成する、いわゆる1ドラム構成のものが主流である。
この1ドラム方式の画像形成装置には、像担持体上の各色のトナー画像を中間転写体上に一次転写して重ね合わせた後、転写材上に一括して二次転写する中間転写方式のものと、転写ドラムや搬送ベルトなどで保持して転写材を搬送し、その転写材に像担持体上の各色のトナー画像を順次転写して転写材上にカラートナー画像を作成する直接転写方式のものとがある。
後者の直接転写方式の画像形成装置では、構造が簡素で低コストであり、画像形成を高速化できる利点がある。しかし、この直接転写方式の画像形成装置では、各色のトナー画像が順次転写される過程で転写材の抵抗や含水分が変化して転写条件が異なり、安定した転写が難しい。また、転写材を転写ドラムに巻き付けるタイプのものでは、転写材の厚さや種類等が限定さてしまう。これに対し、前者の中間転写方式の画像形成装置では、転写材へのトナー画像の転写が一回で済むので安定した転写ができる。また、この中間転写方式の画像形成装置では、転写材の厚さや種類等が限定されることなく、転写材の汎用性が高いというメリットもある。
しかし、上述した1ドラム構成の画像形成装置においては、もともと、直接または間接何れの方式においても、例えば4色のトナー画像を重ね合わせたフルカラー画像を得る場合、像担持体を少なくとも4回回転させて各色のトナー画像を形成する必要があり、カラー画像形成に時間がかかり、生産性が上がらないという問題があった。
そこで、従来、カラー画像形成の高速化に対応するために、複数の像担持体(通常3個または4個)を併置して複数のステーションを設け、各ステーションでそれぞれ各像担持体上に形成した各色の潜像を各像担持体ごとに配置した現像装置により個別にトナー画像化して後、これら各色のトナー画像を、搬送される転写材上に順次連続的に重ね合わせながら転写してカラー画像を得るように構成した、いわゆるタンデム方式またはインライン方式の画像形成装置が提案されている。例えば、特許文献1には、カラー画像出力の高速化のために、像担持体を複数個積載して、転写材をベルト状の搬送手段で搬送しながら、順次トナー画像を多重転写する画像形成装置の提案がなされている。
このタンデム方式またはインライン方式の画像形成装置では、その像担持体の外周速度が同じであれば、上述した1ドラム方式の画像形成装置の4倍以上の速度で画像形成を行うことが可能である。しかしながら、通常のタンデム方式またはインライン方式の画像形成装置は、像担持体上のトナー画像を転写材上に直接転写するように構成されているため、上述したように、転写材へのトナー画像の転写が不安定になったり、トナー画像転写時の転写材の位置合わせが難しくなったりするなど、問題も多かった。
このような問題を解決するものとして、例えば特許文献2などに記載されるように、タンデム方式でかつ中間転写体を使用する、いわゆるタンデム中間転写方式の画像形成装置も提案されている。しかし、この方式の画像形成装置にも、実際には、いくつかの問題点がある。その一つは、上流側のステーションで用いるトナーが下流側のステーションで用いるトナーに混入して混色を生ずる問題である。そこで、この混色を防止すべく、いくつかの提案がなされている。
例えば、特許文献3に開示されたカラー画像形成装置では、上流側の像担持体から中間転写体に転写する際の放電により、中間転写体上に転写したトナーの一部が正常の帯電極性とは逆の帯電極性となり、この逆帯電極性となったトナーが、下流側の色のトナーを転写する際、逆に像担持体に転写してしまうと考え、逆転写したトナーを、帯電極性が逆であることを利用して回収する回収手段を設ける。
一方、特許文献4に記載の画像形成装置では、タンデム方式ではないが、逆転写の原因となるトナーの逆帯電を防止するために、転写前の地肌電位を除電する方法がとられている。
また、特許文献5に記載の多色画像形成装置では、第1現像に1成分現像剤の磁性トナー(第1トナー)を用い、第2現像に1成分現像剤の非磁性トナー(第2トナー)を用いる。そして、第2現像器の現像スリーブに対向して、感光ベルト(像担持体)の内側位置にマグネットを設置し、磁性トナーである第1トナーの感光ベルトへの付着力を増加させている。
さらに、特許文献6に記載のものでは、1色目のトナー画像のトナーに所定レベル以上の帯電量を付与する。特許文献7に記載のものでは逆極性トナーなどが含まれている潜像担持体に対して作用する静電引力が小さくなるように転写プロセスまたは現像プロセスを制御する。特許文献8に記載のものでは、先に用いられる現像剤よりも後に用いられる現像剤のトナー比率を増大させる制御を行う。また、特許文献9に記載のものでは、先に用いられる現像剤よりも後に用いられる現像剤のトナー比率を減少させ、現像バイアス電圧の直流成分を制御するなどの解決方法が提案されている。
しかしながら、特許文献3に記載のカラー画像形成装置では、従来不要であった回収手段を像担持体の近くに設ける必要があることから、スペース的に無理があり、コストの点で不利であり、また元来正規の帯電極性が安定で、逆極性の電荷を帯びたトナーは、帯電量が不安定であってほぼ電荷「0」に近いトナーが多いことから、回収手段では完全に回収することが難しく、混色の問題を抜本的に解決することはできなかった。
特許文献4に記載の画像形成装置では、転写前のトナー画像が飛散しないように除電の程度を調節しているが、実際には光照射による除電では、急激に電位を減少させるので、画像部のトナーは周辺に移動し像がぼけてしまう。除電が少ないと、放電が生じ、逆転写による混色は防止できない。このことから、混色を完全に防止することは非常に困難であった。
特許文献5に記載の多色画像形成装置では、特にカラートナーに磁性トナー用いることは困難である。また、特許文献6ないし9に記載のものでは、環境、トナーの劣化により安定した効果が得られなかった。
そこで、この発明の目的は、従来技術の上述した問題点に鑑みなされたもので、トナーの混色による色の濁りを容易に防止することができるカラー画像形成装置を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、この発明は、複数のステーションを併置してそれらのステーションでそれぞれ像担持体上にトナー画像を形成し、各ステーションで形成した各色トナー画像を前記像担持体上から順次転写して、搬送する転写材に多色画像を記録する画像形成装置において、上流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力を、下流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力よりも小さくする、ことを特徴とする。
そして、下流側のステーションで、転写材上から像担持体に付着したトナーが現像装置内に入り込み、その現像装置内に滞留することを防止する。
ここで、トナー帯電能力とは、トナーの電荷を得る能力である。その帯電能力の大小は、以下の方法で判断する。
まず、帯電能力を比較する2種のトナーA,Bを、4:1、1:1、1:4の重量比にて混合する。そして、それぞれの混合されたトナーサンプルを、ある基準キャリアと重量比100:5となるよう混合し、ロールミルで5分間攪拌する。このようにして作成された3つの現像剤の帯電量分布を、Eスパートアナライザ(ホソカワミクロン社製)にて測定して帯電量分布を比較する。図1に示すように、各現像剤の帯電量分布は2種のトナーの混合比により波形が変動し、トナーAとトナーBを1:1で混合したサンプルと比較して帯電能力が大きいトナーの重量比が小さい場合は高帯電側に、帯電能力の大きいトナーの重量比が大きい場合は低帯電側に帯電量分布のピーク位置が変化する。したがって、この例の場合は、図1から判るとおり、トナーAの帯電能力がトナーBの帯電能力より高いことが判る。
現像装置内に他色トナーが混入した場合、混入したトナーの帯電能力が小さいと、そのトナーは選択的に消費されて現像装置内に滞留しにくい。また、混色トナーが消費された場合でも、その比率が低ければ色の濁りは表れにくい。反対に、混入したトナーの帯電能力が大きいと、そのトナーは消費されにくくなり、結果として現像装置内に滞留する混入トナーの比率が上昇し、色の濁りが顕著となる。
トナーの帯電能力を制御する手法としては、特に制限はなく、帯電制御剤の種類、帯電制御剤の添加量、トナー外添剤の種類を変えたり、2種類以上の外添剤を用いた場合のその混合比を適宜選択したりするなどの手法を用いる。その他、バインダー樹脂種類、顔料種類を適宜選択することによっても、トナー帯電能力の制御が可能である。
この発明では、上流側のステーションにおける電荷付与能力を、下流側のステーションにおける電荷付与能力よりも大きくするとよい。電荷を付与する帯電付与材としては、2成分現像剤を用いる場合はキャリア、1成分現像剤を用いる場合には現像ローラ、ドクターブレード等のトナーを帯電させる部材がある。電荷付与材の帯電付与能力とは、基準トナーに一定条件にて帯電を与えた場合のトナー平均帯電量により決定する。そのときのトナー平均帯電量が大きいほど、帯電付与材の帯電付与能力は高くなる。主に帯電付与材の材料の種類、材料の混合比、加工条件などを選択することにより、帯電付与材の帯電付与能力を制御するが、帯電付与能力の制御方法は、これに限ったものではない。
各ステーションにあって、現像装置でトナーを付着して像担持体上の静電潜像を可視像化するとき、直流の現像バイアス電圧を印加するとよく、各ステーションにあって、像担持体に対するトナーの非静電付着力を、転写材に対するトナーの非静電付着力よりも小さくするとよい。
像担持体とトナーとの非静電付着力が転写材とトナーとの非静電付着力よりも小さくすることにより電界は寄与しないトナー混入を防止するのに効果的である。像坦持体とトナーの非静電付着力を低減する手法の一例として、像担持体上にステアリン酸亜鉛などの滑剤を塗布することが挙げられる。
トナーは、トナー母体粒子に外添剤を添加して構成するとよい。外添剤は、少なくとも2種類以上の無機微粒子で構成し、トナー付着率70%以上とするとよい。
トナーの外添剤としては、従来公知のものが使用できるが、具体的には、Si、Ti、Al、Mg、Ca、Sr、Ba、In、Ga、Ni、Mn、W、Fe、Co、Zn、Cr、Mo、Cu、Ag、V、Zr等の酸化物や複合酸化物等が挙げられる。特に、Si、Tiの酸化物であるシリカ、チタニアが、流動性向上、帯電安定化、およびリサイクル性等の点でより好適に用いることができる。
外添剤の添加量は、母体粒子100質量部に対して0.5〜1.8質量部であることが好ましく、特に好ましくは、0.8〜1.5質量部である。外添剤の添加量が0.6質量部未満であると、トナーの流動性や帯電性が低下する傾向が見られ、またトナー粒子表面に露出している帯電性の低い顔料を外添剤で十分に被覆させることができず、地汚れやトナー飛散が生じ、さらに像担持体等へのフィルミングや、二成分現像剤の場合においてはキャリアへのスペント等の発生が見られる。その上、転写ムラや白抜け、さらに細線部における転写中抜け等の画像欠陥が生じる。また、外添剤の添加量が2.0質量部より多いと、流動性は向上するものの、ビビリ、ブレードめくれ等の像担持体クリーニング不良や、トナーから遊離した外添剤による像担持体等へのフィルミングが生じやすくなり、クリーニングブレードや像担持体等の耐久性が低下する。さらに、トナー凝集度、非静電付着力への母体粒子の影響が低下し、この発明のトナー混入防止効果が得られなくなる。
外添剤のトナー付着率は、70%以上が好ましく、さらに好ましくは80%以上であるとなおよい。外添剤のトナー付着率が70%以下になると、トナーから遊離した外添剤による像担持体等へのフィルミング、キャリアへの付着が生じやすくなり、クリーニングブレード・像担持体・キャリア等の耐久性が低下する。
外添剤のトナー付着率は、以下の方法で測定する。外添剤を混合したトナーの一部を、風力分級機の風量(差圧)を400〜600mmHgとしたサイクロンを通過させる。このとき、現像剤から遊離している外添剤はサイクロン上部から除去され、現像剤粒子表面に付着している外添剤は現像剤とともにサイクロン下部から回収される。風力分級機にかける前の現像剤と、風力分級機にかけてサイクロン下部から回収された現像剤のそれぞれについて外添剤の量を定量し、その比を求めると、それが外添剤のトナー付着率となる。
外添剤のトナー付着率=風力分級後のトナー外添剤添加量÷風力分級前のトナー外添剤添加量
ここで、外添剤の添加量の測定には種々の方法があるが、蛍光X線分析法で求めるのが一般的である。すなわち、外添剤の添加量既知のトナーについて、蛍光X線分析法で検量線を作成し、この検量線を用いて、外添剤の添加量を求めた。
ここで、外添剤の添加量の測定には種々の方法があるが、蛍光X線分析法で求めるのが一般的である。すなわち、外添剤の添加量既知のトナーについて、蛍光X線分析法で検量線を作成し、この検量線を用いて、外添剤の添加量を求めた。
さらに、この発明で用いる外添剤の平均一次粒子径は、流動性付与等の点から、0.002〜0.2μmであることが好ましく、特に好ましくは、0.005〜0.05μmであるとよい。外添剤の平均一次粒子径が0.002μmより小さいと、母体粒子表面に外添剤が埋め込まれやすくなるため、流動性も十分に得られない。この傾向は、シャープメルト性を有すカラートナーに用いた場合に、より顕著である。さらに、感光体等の像担持体上のフィルミングも発生しやすくなり、これらの傾向は特に高温高湿下において顕著である。加えて、外添剤の平均一次粒子径が0.002μmより小さいと、どうしても外添剤同士の凝集が生じやすくなるため、これによっても十分な流動性が得られにくくなる。また、外添剤の平均一次粒子径が0.2μmより大きいと、トナーの流動性が低下するため、十分な帯電性が得られず、地汚れやトナー飛散の原因になりやすく、さらに感光体等の像担持体表面を傷つけやすく、フィルミング等の原因にもなりやすくなる。ここで、外添剤の粒径は、透過型電子顕微鏡により測定した。
さらに、この発明のトナーに使用される外添剤は、必要に応じ、疎水化、流動性向上、帯電性制御等の目的で表面処理を施されていることが好ましい。ここで、表面処理に用いる処理剤としては、有機系シラン化合物等が好ましく、例えば、メチルトリクロロシラン、オクチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン等のアルキルクロロシラン類、ジメチルジメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン等のアルキルメトキシシラン類、ヘキサメチルジシラザン、シリコーンオイル等が挙げられる。また、処理方法としては、有機シラン化合物を含有する溶液中に外添剤を浸漬し乾燥させる方法、外添剤に有機シラン化合物を含有する溶液を噴霧し乾燥させる方法等があるが、この発明においては、いずれの方法も好適に用いることができる。
この発明による画像形成装置は、例えば、各ステーションにあって、像担持体に静電潜像を形成し、現像装置で像担持体にトナーを付着してその静電潜像を可視像化することにより像担持体上にトナー画像を形成し、その像担持体上に形成したトナー画像を転写装置で転写して転写材に画像を記録する一方、画像転写後の像担持体上の残留トナーを現像装置に回収する画像形成ユニットを備える。
また、この発明による画像形成装置は、例えば、像担持体とともに、像担持体の表面を帯電する帯電装置、トナーを付着して像担持体に形成した静電潜像を可視像化することによりその像担持体上にトナー画像を形成する現像装置、画像転写後に像担持体上に残留する残留トナーを除去するクリーニング装置の少なくとも1つを一体的に形成してプロセスカートリッジを構成し、各ステーションにあって、そのプロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して一括して着脱自在とするとよい。
この発明によれば、上流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力を、下流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力よりも小さくするので、下流側のステーションで、転写材上から像担持体に付着したトナーが現像装置内に入り込んでその現像装置内に滞留することを防止し、トナーの混色による色の濁りを防止して、安定した色再現性を得ることを可能としたカラー画像形成装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、上流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力を、下流側のステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力よりも小さくし、上流側のステーションにおける電荷付与能力を、下流側のステーションにおける電荷付与能力よりも大きくするので、各ステーションで、等しく安定的な現像および画像転写を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、各ステーションにあって、現像装置でトナーを付着して像担持体上の静電潜像を可視像化するとき、直流の現像バイアス電圧を印加するので、安定的な現像を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、各ステーションにあって、像担持体に対するトナーの非静電付着力を、転写材に対するトナーの非静電付着力よりも小さくするので、電界は寄与しないトナー混入を防止するのに効果的である。
請求項5に記載の発明によれば、トナーを、トナー母体粒子に外添剤を添加して構成するので、トナーの流動性や帯電性の低下を防止することができる。また、トナー粒子表面に露出している帯電性の低い顔料を外添剤で十分に被覆して、地汚れやトナー飛散を防ぎ、さらに像担持体等へのフィルミングや、二成分現像剤の場合においてはキャリアへのスペント等の発生を防止することができる。その上、転写ムラや白抜け、さらに細線部における転写中抜け等の画像欠陥を防ぐことができる。
請求項7に記載の発明によれば、外添剤を、トナー付着率70%以上とするので、トナーから遊離した外添剤による像担持体等へのフィルミング、キャリアへの付着を生じにくくし、クリーニングブレード・感光体・キャリア等の耐久性を向上することができる。
請求項9に記載の発明によれば、像担持体とともに、像担持体の表面を帯電する帯電装置、トナーを付着して像担持体に形成した静電潜像を可視像化することによりその像担持体上にトナー画像を形成する現像装置、画像転写後に像担持体上に残留する残留トナーを除去するクリーニング装置の少なくとも1つを一体的に形成してプロセスカートリッジを構成し、各ステーションにあって、そのプロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して一括して着脱自在とする。そこで、メンテナンス時期が一致する装置を一体化してメンテナンス性を向上するとともに、像担持体まわりの装置をまとめて小型化を図り、ひいては画像形成装置本体の小型化を達成することができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の最良形態につき説明する。
図2には、この発明による画像形成装置の一例である、タンデム型間接転写タイプのカラー複写機を示す。
図2には、この発明による画像形成装置の一例である、タンデム型間接転写タイプのカラー複写機を示す。
図中符号100は複写機本体(画像形成装置本体)、200はそれを載せる給紙テーブル、300は複写機本体100上に取り付けるスキャナ、400はさらにその上に取り付ける自動原稿搬送装置(ADF)である。
複写機本体100には、中央に、無端ベルト状の中間転写体10を設ける。中間転写体10は、図示例では3つの支持ローラ14・15・16に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能とする。
この図示例では、3つのうち第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17を設ける。
また、3つのうちの第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15間に水平に張り渡した中間転写体10上には、その搬送方向に沿って、ブラック・シアン・マゼンタ・イエロの4つのステーションを設け、各ステーションに画像形成ユニット18を横に並べて配置してタンデム作像装置20を構成する。
さて、図1に示すように、タンデム作像装置20の上には、さらに露光装置21を設ける。
一方、中間転写体10を挟んでタンデム作像装置20と反対の側には、2次転写装置22を備える。2次転写装置22は、図示例では、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して構成し、中間転写体10を介して第3の支持ローラ16に押し当てて配置し、中間転写体10上の画像を転写材に転写する。
2次転写装置22の横には、転写材上の転写画像を定着する定着装置25を設ける。定着装置25は、この例では、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成する。
上述した2次転写装置22には、画像転写後の転写材をこの定着装置25へと搬送する転写材搬送機能も備えてなる。もちろん、2次転写装置22として、非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、この転写材搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
さて、図示例では、このような2次転写装置22および定着装置25の下に、上述したタンデム作像装置20と平行に、転写材の両面に画像を記録すべく転写材を反転する転写材反転装置28を備える。
ところで、いまこのカラー複写機を用いてコピーをとるときは、自動原稿搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。または、自動原稿搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動して後、コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで支持ローラ14・15・16の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転し、中間転写体10を回転搬送する。同時に、個々の画像形成ユニット18でその像担持体40を回転して各像担持体40上にそれぞれ、ブラック・イエロ・マゼンタ・シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体10の搬送とともに、それらの単色画像を上流側のステーションから順にブラック・イエロ・マゼンタ・シアンと順次転写して中間転写体10上に合成トナー画像を形成する。
一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つを選択的に回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つから転写材を繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。
または、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上の転写材を繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写体10上の合成トナー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写体10と2次転写装置22との間に転写材を送り込み、2次転写装置22で転写して転写材上にカラー画像を記録する。
画像転写後の転写材は、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55で切り換えて転写材反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写体10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写体10上に残留する転写残トナーを除去し、タンデム作像装置20による再度の画像形成に備える。
さて、上述したタンデム作像装置20において、各ステーションの個々の画像形成ユニット18は、詳しくは、例えば図3に示すように、ドラム状の像担持体40のまわりに、帯電装置60、現像装置61、1次転写装置62、像担持体クリーニング装置63、除電装置64などを備えてなる。像担持体40は、図示例では、アルミニウム等の素管に、感光性を有する有機感光材を塗布し、感光層を形成したドラム状であるが、無端ベルト状であってもよい。
図示省略するが、像担持体40を設け、画像形成ユニット18を構成する部分の全部または一部でプロセスカートリッジを形成するようにしてもよい。すなわち、像担持体40とともに、帯電装置60、現像装置61、像担持体クリーニング装置63の少なくとも1つを一体的に形成してプロセスカートリッジを構成し、各ステーションにあってそのプロセスカートリッジを複写機本体100に対して一括して着脱自在とし、メンテナンス性を向上するとともに、小型化を図るようにしてもよい。
画像形成ユニット18を構成する部分のうち、帯電装置60は、図示例ではローラ状につくり、像担持体40に接触して電圧を印加することによりその像担持体40の帯電を行う。
現像装置61は、一成分乾式現像剤を使用してもよいが、図示例では、磁性キャリアと非磁性トナーとよりなる二成分乾式現像剤を使用する。そして、その二成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ65に付着する攪拌部66と、その現像スリーブ65に付着した二成分現像剤のうちのトナーを像担持体40に転移する現像部67とで構成し、その現像部67より攪拌部66を低い位置とする。
攪拌部66には、平行な2本のスクリュ68を設ける。2本のスクリュ68の間は、両端部を除いて仕切り板69で仕切る(図6参照)。また、現像ケース70にトナー濃度センサ71を取り付ける。
一方、現像部67には、現像ケース70の開口を通して像担持体40と対向して現像スリーブ65を設けるとともに、その現像スリーブ65内にマグネット72を固定して設ける。また、その現像スリーブ65に先端を接近してドクタブレード73を設ける。図示例では、ドクタブレード73と現像スリーブ65間の最接近部における間隔は、500μmに設定してある。
そして、2成分現像剤を2本のスクリュ68で攪拌しながら搬送循環し、現像スリーブ65に供給する。現像スリーブ65に供給された現像剤は、マグネット72により汲み上げて保持し、現像スリーブ65上に磁気ブラシを形成する。磁気ブラシは、現像スリーブ65の回転とともに、ドクタブレード73によって適正な量に穂切りする。切り落とされた現像剤は、攪拌部66に戻される。
他方、現像スリーブ65上の現像剤のうちトナーは、現像スリーブ65に印加する現像バイアス電圧により像担持体40に転移してその像担持体40上の静電潜像を可視像化する。可視像化後、現像スリーブ65上に残った現像剤は、マグネット72の磁力がないところで現像スリーブ65から離れて攪拌部66に戻る。この繰り返しにより、攪拌部66内のトナー濃度が薄くなると、それをトナー濃度センサ71で検知して攪拌部66にトナー補給する。
ちなみに、図示例では、像担持体40の線速を200mm/s、現像スリーブ65の線速を240mm/sとしている。像担持体40の直径を50mm、現像スリーブ65の直径を18mmとして、現像行程が行われる。現像スリーブ65上のトナー帯電量は、−10〜−30μC/gの範囲である。像担持体40と現像スリーブ65の間隙である現像ギャップGPは、従来の0.8mmから0.4mmの範囲で設定でき、値を小さくすることで現像効率の向上を図ることが可能である。
像担持体40の厚みを30μmとし、光学系のビームスポット径を50×60μm、光量を0.47mWとしている。また、像担持体40の帯電(露光前)電位V0を−700V、露光後電位VLを−120Vとして現像バイアス電圧を−470Vすなわち現像ポテンシャル350Vとして現像工程が行われるものである。
ところで、現像装置61で現像する際は、交互電界とすることが望ましい。そこで、図3に示した例では、現像時、現像装置61の現像スリーブ65には、不図示の電源により現像バイアス電圧として、直流電圧を印加する。
次に、1次転写装置62は、ローラ状とし、中間転写体10を挟んで像担持体40に押し当てて設ける。別に、ローラ状に限らず、非接触のコロナチャージャなどであってもよい。
像担持体クリーニング装置63は、先端を像担持体40に押し当てて、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレード75を備えるとともに、外周を像担持体40に接触して導電性のファーブラシ76を矢示方向に回転自在に備える。また、ファーブラシ76にバイアスを印加する金属製電界ローラ77を矢示方向に回転自在に備え、その電界ローラ77にスクレーパ78の先端を押し当てる。さらに、除去したトナーを回収する回収スクリュ79を設ける。
そして、像担持体40に対してカウンタ方向に回転するファーブラシ76で、像担持体40上の残留トナーを除去する。ファーブラシ76に付着したトナーは、ファーブラシ76に対してカウンタ方向に回転してバイアスを印加する電界ローラ77で取り除く。電界ローラ77は、スクレーパ78でクリーニングする。像担持体クリーニング装置63で回収したトナーは、回収スクリュ79で像担持体クリーニング装置63の片側に寄せ、詳しくは後述するトナーリサイクル装置80で現像装置61へと戻して再利用する。
除電装置64は、例えばランプであり、光を照射して像担持体40の表面電位を初期化する。
そして、像担持体40の回転とともに、まず帯電装置60で像担持体40の表面を一様に帯電し、次いでスキャナ300の読取り内容に応じて上述した露光装置21からレーザやLED等による書込み光Lを照射して像担持体40上に静電潜像を形成する。
その後、現像装置61によりトナーを付着してその静電潜像を可視像化し、その可視像を1次転写装置62で中間転写体10上に転写する。画像転写後の像担持体40の表面は、像担持体クリーニング装置63で残留トナーを除去して清掃し、除電装置64で除電して再度の画像形成に備える。
図4は、図1に示すカラー複写機の要部拡大図である。同図においては、タンデム作像装置20の各画像形成ユニット18、その画像形成ユニット18の各像担持体40、各現像装置61、各像担持体クリーニング装置63、および各画像形成ユニット18の像担持体40にそれぞれ対向して設ける各1次転写装置62の各符号の後に、それぞれブラックの場合はBKを、イエロの場合はYを、マゼンタの場合はMを、シアンの場合はCを付して示す。
図5および図6には、トナーリサイクル装置80を示す。図5に示すとおり、像担持体クリーニング装置63の回収スクリュ79には、一端に、ピン81を有するローラ部82を設ける。そして、そのローラ部82に、トナーリサイクル装置80のベルト状回収トナー搬送部材83の一側を掛け、その回収トナー搬送部材83の長孔84にピン81を入れる。回収トナー搬送部材83の外周には一定間隔置きに羽根85を設けてなり、その他側は、回転軸86のローラ部87に掛ける。
回収トナー搬送部材83は、回転軸86とともに、図6に示す搬送路ケース88内に入れる。搬送路ケース88は、カートリッジケース89と一体につくり、その現像装置61側の端部に、現像装置61の前述した2本のスクリュ68の1本を入れてなる。
そして、外部から駆動力を伝達して回収スクリュ79を回転するとともに、回収トナー搬送部材83を回転搬送し、像担持体クリーニング装置63で回収したトナーを搬送路ケース88内を通して現像装置61へと搬送し、スクリュ68の回転で現像装置61内に入れる。その後、上述したとおり、2本のスクリュ68ですでに現像装置61内にある現像剤とともに攪拌しながら搬送循環し、現像スリーブ65に供給してドクタブレード73により穂切りして後、像担持体40に転位してその像担持体40上の潜像を現像する。
現像スリーブ65は、非磁性の回転可能なスリーブ状の形状を持ち、内部には複数のマグネット72を配設している。マグネット72は、固定されているために現像剤が所定の場所を通過するときに磁力を作用させられるようになっている。図示例では、現像スリーブ65の直径をφ18とし、表面はサンドブラストまたは1〜数mmの深さを有する複数の溝を形成する処理を行い10〜30μmRZの範囲に入るようにあらしている。
マグネット72は、ドクタブレード73の箇所から現像スリーブ65の回転方向にN1、S1、N2、S2、S3の5磁極を有する。マグネット72で形成された(トナー+磁性粒子)は、現像剤として現像スリーブ65上に坦持され、トナーは、磁性粒子と混合されることで規定の帯電量を得る。図示例では、−10〜−30[μC/g]の範囲が好適である。現像スリーブ65は、現像剤の磁気ブラシを形成した、マグネット72のS1側の領域に、像担持体40に対向して配設されている。
以下に、実施例および比較例を挙げてこの発明について具体的に説明するが、この発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
[磁性キャリアの作製]
シリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液A 100部
カーボンブラック 4部
トルエン 100部
上記の処方による混合物をホモミキサーで30分攪拌混合し、被覆層形成液を調製した。体積平均粒径35μmのフェライト1000部の表面に、流動床型塗布装置を用いて上記被覆層形成液を塗布し、被覆層を形成して磁性キャリアAを作製した。この磁性キャリアAと基準トナー(リコーimagio colorトナータイプS ブラック)と重量比100:7(キャリア:トナー)にて混合しロールミルで10分間攪拌したときのトナー帯電量は23.4μC/gだった。
シリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液A 100部
カーボンブラック 4部
トルエン 100部
上記の処方による混合物をホモミキサーで30分攪拌混合し、被覆層形成液を調製した。体積平均粒径35μmのフェライト1000部の表面に、流動床型塗布装置を用いて上記被覆層形成液を塗布し、被覆層を形成して磁性キャリアAを作製した。この磁性キャリアAと基準トナー(リコーimagio colorトナータイプS ブラック)と重量比100:7(キャリア:トナー)にて混合しロールミルで10分間攪拌したときのトナー帯電量は23.4μC/gだった。
上記磁性キャリアAのシリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液Aをシリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液Bとした磁性キャリアBを作成した。この磁性キャリアAと基準トナー(リコーimagio colorトナータイプS ブラック)と重量比100:7(キャリア:トナー)にて混合し、ロールミルで10分間攪拌したときのトナー帯電量は25.6μC/gだった。
上記磁性キャリアAのシリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液Aをシリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液Cとした磁性キャリアBを作成した。この磁性キャリアAと基準トナー(リコーimagio colorトナータイプS ブラック)と重量比100:7(キャリア:トナー)にて混合し、ロールミルで10分間攪拌したときのトナー帯電量は28.4μC/gだった。
上記磁性キャリアAのシリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液Aをシリコン樹脂、ナイロン樹脂混合溶液Dとした磁性キャリアDを作成した。この磁性キャリアAと基準トナー(リコーimagio colorトナータイプS ブラック)と重量比100:7(キャリア:トナー)にて混合し、ロールミルで10分間攪拌したときのトナー帯電量は30.1μC/gだった。
[トナーの作成]
ポリエステル樹脂B(軟化点110℃、Tg66℃)………100部
カルナウバワックス………………………………5部
銅フタロシアニンブルー顔料……………………4部
サリチル酸の亜鉛化合物…………………………2.5部
上記原材料を、ヘンシェルミキサーにより混合し、130℃に設定したブスコニーダー(ブス社製)によって溶融混練し、混練物を冷却後、ターボミル(ターボ工業社製)を用いた粉砕機によって微粉砕し、風力分級機を用いて分級し、体積平均粒径:6.5μmのシアントナー母体Aを得た。
ポリエステル樹脂B(軟化点110℃、Tg66℃)………100部
カルナウバワックス………………………………5部
銅フタロシアニンブルー顔料……………………4部
サリチル酸の亜鉛化合物…………………………2.5部
上記原材料を、ヘンシェルミキサーにより混合し、130℃に設定したブスコニーダー(ブス社製)によって溶融混練し、混練物を冷却後、ターボミル(ターボ工業社製)を用いた粉砕機によって微粉砕し、風力分級機を用いて分級し、体積平均粒径:6.5μmのシアントナー母体Aを得た。
このように作成したトナー母体にシリカとしてTG−810G(CABOT社製・BET比表面積:230m2/g)およびチタニアとしてMT150AMF(テイカ社製・BET比表面積:65m2/g)をシリカ:酸化チタン比1対1にて各トナー母体への被服率が75%となる混合比でヘンシェルミキサー(三井三池社製)により十分混合して、電子写真用シアントナーAを得た。
上記シアントナーAのサリチル酸の亜鉛化合物の重量部を1.5部にした他は、シアントナーAと同様に電子写真用シアントナーBを得た。
上記シアントナー母体Aの銅フタロシアニンブルー顔料をキナクリドン系マゼンタ顔料8部とし、混練物を冷却後、ターボミル(ターボ工業社製)を用いた粉砕機によって微粉砕し、風力分級機を用いて分級し、体積平均粒径:6.5μmのマゼンタトナー母体Aを得た。
このように作成したトナー母体にシリカとしてTG−810G(CABOT社製・BET比表面積:230m2/g)およびチタニアとしてMT150AMF(テイカ社製・BET比表面積:65m2/g)をシリカ:酸化チタン比1対1にて各トナー母体への被服率が75%となる混合比でヘンシェルミキサー(三井三池社製)により十分混合して、電子写真用マゼンタトナーAを得た。
上記マゼンタトナーAのサリチル酸の亜鉛化合物の重量部を3.5部にした他は、マゼンタトナーAと同様に電子写真用マゼンタトナーBを得た。
上記シアントナー母体Aの銅フタロシアニンブルー顔料をピグメントイエロー7部とし、混練物を冷却後、ターボミル(ターボ工業社製)を用いた粉砕機によって微粉砕し、風力分級機を用いて分級し、体積平均粒径:6.5μmのイエロートナー母体Aを得た。
このように作成したトナー母体にシリカとしてTG−810G(CABOT社製・BET比表面積:230m2/g)およびチタニアとしてMT150AMF(テイカ社製・BET比表面積:65m2/g)をシリカ:酸化チタン比1対1にて各トナー母体への被服率が75%となる混合比でヘンシェルミキサー(三井三池社製)により十分混合して、電子写真用イエロートナーAを得た。
上記シアントナー母体Aの銅フタロシアニンブルー顔料をカーボンブラック6.4部とし、混練物を冷却後、ターボミル(ターボ工業社製)を用いた粉砕機によって微粉砕し、風力分級機を用いて分級し、体積平均粒径:6.5μmのブラックトナー母体Aを得た。
このように作成したトナー母体にシリカとしてTG−810G(CABOT社製・BET比表面積:230m2/g)およびチタニアとしてMT150AMF(テイカ社製・BET比表面積:65m2/g)をシリカ:酸化チタン比2対1にて各トナー母体への被服率が100%となる混合比でヘンシェルミキサー(三井三池社製)により十分混合して、電子写真用ブラックトナーAを得た。(被服率=外添剤の総投影面積/トナー母体総表面積。)
以上のように作成したトナーと基準キャリア(パウダーテック社製FPC-300LC_CA18)を重量比100:7(キャリア:トナー)にて混合し、ロールミルで10分間攪拌したときのトナー帯電量と外添剤付着率を表1に示す。
これらトナーの帯電能力を比較したところ、帯電能力は大きい順に
ブラックトナーA>マゼンタトナーB>シアントナーA>イエロートナーA>マゼンタトナーA>シアントナーB
であった。
表2の組み合わせの現像剤にて、以下の方法で混色評価を実施した。
ブラックトナーA>マゼンタトナーB>シアントナーA>イエロートナーA>マゼンタトナーA>シアントナーB
であった。
表2の組み合わせの現像剤にて、以下の方法で混色評価を実施した。
(評価方法)上記50,000枚の連続複写を行ったのち、転写紙(TYPE 6000<70W>、リコー社製)に、付着量が1.00±0.05mg/cm2のベタ画像を以下の定着条件で作成し、この時の第2色目、第3色目のベタ画像の(a*)(b*)(L*)を、X−Rite938により測定し、各値の初期からの色差を次の数式1より以下の基準で判定した。
その結果を表3に示す。
定着機線速:180±2mm/sec
定着ニップ幅:10±1mm
定着ローラ温度:160±2℃
○ :1未満
△ :1以上2未満
× :2以上
また、混色評価が終了した後、複写機内のトナー飛散状態を目視にて評価した結果も表3に示す。
定着機線速:180±2mm/sec
定着ニップ幅:10±1mm
定着ローラ温度:160±2℃
○ :1未満
△ :1以上2未満
× :2以上
また、混色評価が終了した後、複写機内のトナー飛散状態を目視にて評価した結果も表3に示す。
18 画像形成ユニット
40 像担持体
60 帯電装置
61 現像装置
62 一次転写装置
63 像担持体クリーニング装置
100 複写機本体(画像形成装置本体)
40 像担持体
60 帯電装置
61 現像装置
62 一次転写装置
63 像担持体クリーニング装置
100 複写機本体(画像形成装置本体)
Claims (9)
- 複数のステーションを併置してそれらのステーションでそれぞれ像担持体上にトナー画像を形成し、各ステーションで形成した各色トナー画像を前記像担持体上から順次転写して、搬送する転写材に多色画像を記録する画像形成装置において、
上流側の前記ステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力を、下流側の前記ステーションで用いる乾式現像剤のトナー帯電能力よりも小さくすることを特徴とする、画像形成装置。 - 上流側のステーションにおける電荷付与能力を、下流側のステーションにおける電荷付与能力よりも大きくすることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 各ステーションにあって、現像装置でトナーを付着して前記像担持体上の静電潜像を可視像化するとき、直流の現像バイアス電圧を印加することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 各ステーションにあって、前記像担持体に対するトナーの非静電付着力を、前記転写材に対するトナーの非静電付着力よりも小さくすることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記トナーを、トナー母体粒子に外添剤を添加して構成することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記外添剤を、少なくとも2種類以上の無機微粒子で構成することを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記外添剤を、トナー付着率70%以上とすることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
- 各ステーションにあって、前記像担持体に静電潜像を形成し、現像装置で前記像担持体にトナーを付着して前記静電潜像を可視像化することにより前記像担持体上にトナー画像を形成し、その像担持体上に形成したトナー画像を転写装置で転写して転写材に画像を記録する一方、画像転写後の前記像担持体上の残留トナーを前記現像装置に回収する画像形成ユニットを備えることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体とともに、前記像担持体の表面を帯電する帯電装置、トナーを付着して前記像担持体に形成した静電潜像を可視像化することによりその像担持体上にトナー画像を形成する現像装置、画像転写後に前記像担持体上に残留する残留トナーを除去するクリーニング装置の少なくとも1つを一体的に形成してプロセスカートリッジを構成し、各ステーションにあって、そのプロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して一括して着脱自在とすることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1に記載の画像形成装置。
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