JP2005534715A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 次式の化合物またはそれらの薬学的に受容可能な塩または溶媒和物：
   

   

   
   Ｒ^１は、Ｈ、アルキル、ハロＣ_１〜Ｃ_６アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルＮＨ−、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、−Ｎ（Ｒ^２）_２、−Ｎ（Ｒ^２）アリール、非置換アリールおよび１個〜３個のＸで置換したアリールからなる群から選択され、ここで、各Ｒ^２は、同一または異なり得、そして１個より多いＲ^２が存在しているとき、別個に選択される；
   Ｒ^２は、ＨおよびＣ_１〜Ｃ_６アルキルからなる群から選択される；
   Ｒ^３は、Ｈ、Ｃ_１〜Ｃ_６アルキル、Ｃｌ、Ｆ、ＣＦ_３、ＯＣＦ_２Ｈ、ＯＣＦ_３、ＯＨおよびＣ_１〜Ｃ_６アルコキシからなる群から選択され、ここで、Ｒ^３は、同一または異なり得、そして１個より多いＲ^３が存在しているとき、別個に選択される；
   Ｒ^４は、Ｈ、Ｃ_１〜Ｃ_６アルキル、Ｃ_１〜Ｃ_６アルコキシ、シクロアルキル、アルケニル、アリール、ベンジル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アリールＮＨ−、ヘテロアリールＮＨ−、シクロアルキルＮＨ−、Ｎ（Ｒ^２）_２またはＮ（Ｒ^２）アリール、１個〜３個のＸで必要に応じて置換した該アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、アルケニル、フェニル、ピリジン−Ｎ−オキシドおよびヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、Ｘは、同一または異なり得、そして１個より多いＸが存在しているとき、別個に選択される；
   Ｒ^５は、ＨまたはＣ_１〜Ｃ_６アルキルである；
   Ｒ^６は、ＨまたはＣ_１〜Ｃ_６アルキル；または
   Ｒ^５およびＲ^６は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、カルボニル基を形成する；
   Ｒ^７は、Ｃ_１〜Ｃ_６アルキルである；
   ｎは、１〜３の整数である；
   Ｌ^１は、−Ｃ＝ＮＯＲ^５−であり、そして
   Ｌ^２は、共有結合、−Ｃ＝ＮＯＲ^５−、−Ｎ（Ｒ^７）ＳＯ_２−、−ＳＯ_２Ｎ（Ｒ^７）−、−Ｎ（Ｒ^７）−、−Ｃ（Ｏ）Ｎ（Ｒ^７）−または−Ｎ（Ｒ^７）Ｃ（Ｏ）−であるか、または
   Ｌ^１は、
   

   

   
   −Ｃ（Ｒ^２）_２−、−Ｃ（Ｏ）−、−ＣＨＯＲ^２−、−Ｃ＝ＮＯＲ^５−、−ＳＯ_２−、−ＳＯ−、−Ｓ−、−Ｏ−、−Ｎ（Ｒ^２）−、−Ｃ（Ｏ）ＮＲ^２−、−Ｎ（Ｒ^２）Ｃ（Ｏ）−、−ＣＨＣＦ_２−または−ＣＦ_２−であり、そして
   Ｌ^２は、−Ｃ＝ＮＯＲ^５−である；
   Ｘは、Ｈ、ハロゲン、ＣＦ_３、ＣＮ、ＯＣＦ_２Ｈ、ＯＣＦ_２ＣＦ_３、ＯＣＦ_３、ＯＲ^２、Ｃ_１〜Ｃ_６アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、Ｃ_１〜Ｃ_６アルコキシ、アルコキシＣ_１〜Ｃ_６アルコキシ、Ｏ−シクロアルキル、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルアルコキシ、ヘテロアルキル、−ＯＳＯ_２Ｒ^２、−ＣＯＯＲ^２、−ＣＯＮ（Ｒ^２）_２、Ｎ（Ｒ^２）_２およびＮＲ^２アリールからなる群から選択され、ここで、Ｘは、同一または異なり得、そして１個より多いＸが存在しているとき、別個に選択される；
   Ｙは、共有結合、−ＣＨ_２−、−ＳＯ_２−または−Ｃ（Ｏ）−である；
   Ｚは、共有結合、−ＣＨ_２−、−ＳＯ_２−または−Ｃ（Ｏ）−である；または
   Ｙ、Ｒ^１、ＺおよびＲ^２は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキルを形成する；但し：
   Ｌ^２およびＲ^４は、一緒になるとき、２個のヘテロ原子の共有結合を有し得ない；
   Ｒ^２がＨのとき、Ｚは、−Ｓ（Ｏ）−、−ＳＯ_２−または−Ｃ（Ｏ）−ではあり得ない；そして
   Ｙが共有結合であるとき、Ｒ^１は、窒素原子とＮ−Ｎ結合を形成できない、
   化合物。
2. Ｌ^１が、−ＳＯ_２−、−ＣＨ_２−、−ＣＨＣＨ_３−、−Ｃ（Ｏ）−、−Ｃ＝ＮＯＲ^５−、−Ｃ（ＣＨ_３）_２−、−ＣＨＯＨ−、−Ｏ−、−Ｓ−または−Ｓ（Ｏ）−である；
   Ｌ^２が、−Ｃ＝ＮＯＲ^５−である；
   Ｒ^１が、Ｈ、−ＣＨ_３ＮＨ_２、−ＣＨ_２ＣＦ_３、−ＮＨＣ_３Ｈ_７、−ＮＨＣ_２Ｈ_６、−ＮＨＣ_４Ｈ_９、Ｃ_１〜Ｃ_６アルキル、−ＣＦ_３、−ＣＨ（ＣＨ_２）_２、チオフェニル、モルホリニル、シクロプロピル、ベンジル、ナフチル、−Ｃ（ＣＨ_３）_３、ＮＨフェニル、３，５−ジフルオロフェニル、フェニル、Ｎ−シクロペンチルまたはＮ（ＣＨ_３）_２である；
   Ｒ^２が、ＨまたはＣＨ_３である；
   Ｒ^３が、ＯＨである；
   Ｒ^４が、フラニル、ピリジル、ピリミジル、チオフェニル、キノリル、アルコキシ、シクロヘキシル、フェニル、トリル、Ｃ_３Ｈ_７、ピリミジル、メトキシフェニル、モルホリニルフェニルまたはＣＨ_３であり、上記の全てが、必要に応じて、１個〜３個のＸで置換されており、ここで、Ｘが、同一または異なり得、そして１個より多いＸが存在しているとき、別個に選択される；
   Ｒ^５およびＲ^６が、別個に、ＨまたはＣＨ_３である；
   Ｙが、共有結合、−ＳＯ_２−または−Ｃ（Ｏ）−である；
   Ｚが、共有結合である；または
   Ｒ^１、Ｙ、Ｒ^２およびＺは、窒素原子と一緒になって、モルホリニル基を形成する、
   請求項１に記載の化合物。
3. 請求項１に記載の１種またはそれ以上の化合物と１種またはそれ以上の薬学的に受容可能な担体とを含有する、医薬組成物。
4. 請求項２に記載の１種またはそれ以上の化合物と１種またはそれ以上の薬学的に受容可能な担体とを含有する、医薬組成物。
5. ＣＢ _２ レセプタを有する患者におけるカンナビノイドＣＢ_２レセプタを刺激するための組成物であって、該組成物は、請求項１に記載の１種以上の化合物のＣＢ_２レセプタ刺激有効量を含む、組成物。
6. 癌、炎症疾患、免疫調節疾患または呼吸器疾患を治療するための組成物であって、該組成物は、請求項１に記載の１種以上の化合物を含む、組成物。
7. 皮膚Ｔ細胞リンパ腫、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、緑内障、糖尿病、敗血症、ショック、サルコイドーシス、特発性肺線維症、気管支肺異形成、網膜症、強皮症、骨粗鬆症、腎虚血、心筋梗塞、脳卒中、脳虚血、腎炎、肝炎、糸球体腎炎、突発性線維化肺胞炎、乾癬、アトピー性皮膚炎、血管病、アレルギー、季節性アレルギー性鼻炎、クローン病、炎症性腸疾患、可逆性気道閉塞、成人呼吸窮迫症候群、喘息、慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）、気管支炎、大腸炎、冠動脈疾患、黒色腫、移植拒絶、移植片対宿主病、橋本甲状腺炎、グレーブス病、重症筋無力症またはグッドパスチャー症候群を治療するための組成物であって、該組成物は、請求項１に記載の化合物を含む、組成物。
8. 関節リウマチ、多発性硬化症、季節性アレルギー性鼻炎および慢性閉塞性肺疾患を治療するための組成物であって、該組成物は、請求項１に記載の化合物を含む、組成物。
9. 請求項１に記載の１種以上の化合物と１種以上の薬学的に受容可能な担体とを混ぜ合わせることにより製造される、医薬組成物。
10. 医薬組成物を製造するプロセスであって、請求項１に記載の１種以上の化合物と１種以上の薬学的に受容可能な担体とを混ぜ合わせる工程を包含する、プロセス。
11. 関節リウマチを治療するための組成物であって、ＣＯＸ−２阻害剤、ＣＯＸ−１阻害剤、免疫抑制薬、ステロイド、抗−ＴＮＦ−α化合物、ＰＤＥ ＩＶ阻害剤、または関節リウマチ治療用の他の種類の化合物からなる群から選択される１種以上の化合物と、請求項１に記載の１種以上の化合物とを含む、組成物。
12. 前記ＣＯＸ−２阻害剤が、ＣｅｌｅｂｒｅｘまたはＶｉｏｘｘであり、前記ＣＯＸ−１阻害剤が、Ｆｅｌｄｅｎｅであり、前記免疫抑制薬が、メトトレキセート、レフェタミン、スルファサラジンまたはシクロスポリンであり、前記ステロイドが、β−メタゾンであり、そして前記抗−ＴＮＦ−α化合物が、ＥｎｂｒｅｌまたはＲｅｍｉｃａｄｅである、請求項１１に記載の組成物。
13. 関節リウマチを治療する組成物であって、ＣＯＸ−２阻害剤、ＣＯＸ−１阻害剤、免疫抑制薬、ステロイド、抗−ＴＮＦ−α化合物、または関節リウマチ治療用の他の種類の化合物からなる群から選択される１種またはそれ以上の化合物と、請求項１に記載の１種またはそれ以上の化合物とを含有する、組成物。
14. 関節リウマチを治療する組成物であって、ＣＯＸ−２阻害剤、ＣＯＸ−１阻害剤、免疫抑制薬、ステロイド、抗−ＴＮＦ−α化合物、または関節リウマチ治療用の他の種類の化合物からなる群から選択される１種またはそれ以上の化合物と、請求項２に記載の１種またはそれ以上の化合物とを含有する、組成物。
15. 前記ＣＯＸ−２阻害剤が、ＣｅｌｅｂｒｅｘまたはＶｉｏｘｘであり、前記ＣＯＸ−１阻害剤が、Ｆｅｌｄｅｎｅであり、前記免疫抑制薬が、メトトレキセート、レフェタミン、スルファサラジンまたはシクロスポリンであり、前記ステロイドが、β−メタゾンであり、そして前記抗−ＴＮＦ−α化合物が、ＥｎｂｒｅｌまたはＲｅｍｉｃａｄｅである、請求項１３に記載の組成物。
16. 前記ＣＯＸ−２阻害剤が、ＣｅｌｅｂｒｅｘまたはＶｉｏｘｘであり、前記ＣＯＸ−１阻害剤が、Ｆｅｌｄｅｎｅであり、前記免疫抑制薬が、メトトレキセート、レフェタミン、スルファサラジンまたはシクロスポリンであり、前記ステロイドが、β−メタゾンであり、そして前記抗−ＴＮＦ−α化合物が、ＥｎｂｒｅｌまたはＲｅｍｉｃａｄｅである、請求項１４に記載の組成物。
17. 多発性硬化症を治療する組成物であって、Ａｖｏｎｅｘ、Ｂｅｔａｓｅｒｏｎ、Ｃｏｐａｘｏｎｅまたは多発性硬化症治療用の他の種類の化合物からなる群から選択される１種以上の化合物と、請求項１に記載の１種以上の化合物とを含有する、組成物。
18. 多発性硬化症を治療する組成物であって、Ａｖｏｎｅｘ、Ｂｅｔａｓｅｒｏｎ、Ｃｏｐａｘｏｎｅまたは多発性硬化症治療用の他の種類の化合物からなる群から選択される１種以上の化合物と、請求項２に記載の１種以上の化合物とを含有する、組成物。
19. 乾癬を治療する組成物であって、免疫抑制薬、ステロイド、抗−ＴＮＦ−α化合物または乾癬治療用の他の種類の化合物からなる群から選択される１種以上の化合物と、請求項１に記載の１種以上の化合物とを含有する、組成物。
20. 乾癬を治療する組成物であって、免疫抑制薬、ステロイド、抗−ＴＮＦ−α化合物または乾癬治療用の他の種類の化合物からなる群から選択される１種以上の化合物と、請求項２に記載の１種以上の化合物とを含有する、組成物。
21. 前記免疫抑制薬が、メトトレキセート、レフェタミン、スルファサラジンまたはシクロスポリンであり、前記ステロイドが、β−メタゾンであり、そして前記抗−ＴＮＦ−α化合物が、ＥｎｂｒｅｌまたはＲｅｍｉｃａｄｅである、請求項１９に記載の組成物。
22. 前記免疫抑制薬が、メトトレキセート、レフェタミン、スルファサラジンまたはシクロスポリンであり、前記ステロイドが、β−メタゾンであり、そして前記抗−ＴＮＦ−α化合物が、ＥｎｂｒｅｌまたはＲｅｍｉｃａｄｅである、請求項２０に記載の組成物。