JP2005505647A5 - - Google Patents

Claims (42)

1. ｘ（Ｔｉ−（ＯＲ^１）_４）＋ｙ（ＨＯ−Ｒ^２−ＯＨ）＋ｚ（（ＨＯ）−Ｃ（Ｒ^３）（Ｒ^４）−Ｗ−Ｃ（Ｒ^５）（Ｒ^６）−（ＯＨ））の反応生成物の混合物であって、該混合物は、ＨＯ−Ｒ^２−ＯＨ以外の二官能性ジオールを実質的に含まず、ここで、
   Ｒ^１の各々は、独立して、Ｃ_１〜Ｃ_１０アルキル基であり；
   Ｒ^２は、Ｃ_２〜Ｃ_６アルキレン基であり；
   Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、およびＲ^６の各々は、独立して、水素原子またはＣ_１〜Ｃ_４アルキル基であり；
   但し、Ｒ^３およびＲ^４のうちの少なくとも1個は、Ｃ_１〜Ｃ_４アルキル基であり、そして
   Ｒ^５およびＲ^６のうちの少なくとも1個は、Ｃ_１〜Ｃ_４アルキル基であり；
   Ｗは、酸素原子、硫黄原子、窒素含有基、リン含有基、またはＣ_１〜Ｃ_４アルキレン基であり；
   ｘおよびｙの各々は、０より大きくかつｙ＞ｚである、
   混合物。
2. ｙ＝２ｘ−ｚであり、かつ、ｘ、ｙ、ｚの各々は０を超える数である、請求項１に記載の混合物。
3. ｚ＝０かつｙ／ｘ＞２である、請求項１に記載の混合物。
4. Ｗは、Ｃ_１〜Ｃ_４アルキレン基である、請求項１に記載の混合物。
5. Ｒ^１は、イソプロピル基であり；Ｒ^２は、ブチレン基であり；Ｒ^３、Ｒ^４、およびＲ^５の各々は、メチル基であり；そしてＲ^６は、水素原子である、請求項４に記載の混合物。
6. 前記反応生成物の混合物が、単官能性のアルコールおよび二官能性のアルコールの全てを実質的に含まない、請求項１に記載の混合物。
7. ｎ（Ｔｉ−（ＯＲ^１）_４）＋（２ｎ−ｍ）（（ＨＯ−Ｒ^２−ＯＨ）＋ｍ（（ＨＯ）−Ｃ（Ｒ^３）（Ｒ^４）−Ｗ−Ｃ（Ｒ^５）（Ｒ^６）−（ＯＨ））の反応生成物の混合物であって、該混合物は、二官能性ジオールを実質的に含まず、ここで、
   Ｒ^１の各々は、独立して、Ｃ_１〜Ｃ_１０アルキル基であり；
   Ｒ^２は、Ｃ_２〜Ｃ_６アルキレン基であり；
   Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、およびＲ^６の各々は、独立して、水素原子またはＣ_１〜Ｃ_４アルキル基であり；
   但し、Ｒ^３およびＲ^４のうちの少なくとも1個は、Ｃ_１〜Ｃ_４アルキル基であり、そして
   Ｒ^５およびＲ^６のうちの少なくとも1個は、Ｃ_１〜Ｃ_４アルキル基であり、
   Ｗは、酸素原子、硫黄原子、窒素含有基、リン含有基、またはＣ_１〜Ｃ_４アルキレン基であり；そして、
   ｍおよびｎの各々は、０より大きい、
   混合物。
8. ＷがＣ_１〜Ｃ_４アルキレン基である、請求項７に記載の混合物。
9. Ｒ^１がイソプロピル基である、請求項７に記載の混合物。
10. Ｒ^２がブチレン基である、請求項７に記載の混合物。
11. Ｒ^１がイソプロピル基であり；Ｒ^２がブチレン基であり；Ｒ^３、Ｒ^４およびＲ^５の各々がメチル基であり；Ｒ^６が水素原子であり；そしてＷは、メチレン基である、請求項７に記載の混合物。
12. ｍ／２ｎが約０．１と約０．５との間である、請求項７に記載の混合物。
13. ｍ／２ｎが約０．１５と約０．２５との間である、請求項１２に記載の混合物。
14. 有機溶媒をさらに含む、請求項７に記載の混合物。
15. 前記混合物が、有機溶媒中で実施された反応から取得される、請求項７に記載の混合物。
16. 前記有機溶媒が、クロロ炭化水素である、請求項１５に記載の混合物。
17. 前記有機溶媒が、ｏ−ジクロロベンゼンである、請求項１６に記載の混合物。
18. 前記反応生成物の混合物が、単官能性アルコールおよび二官能性アルコールの全てを実質的に含まない、請求項７に記載の混合物。
19. ポリエステルを解重合するための方法であって、該方法は、
    加熱下で、ポリエステルと、酸素および水を実質的に含まない有機溶媒とを含む混合物と、請求項１に記載の混合物とを接触させて、大環状コオリゴエステルを実質的に含まない大環状オリゴエステルを生成する工程を包含する、方法。
20. 前記ポリエステルがポリ（１，４−ブチレンテレフタレート）を含む、請求項１９に記載の方法。
21. ポリエステルを解重合するための方法であって、該方法は、以下の工程：
    加熱下で、ポリエステルと、酸素および水を実質的に含まない有機溶媒とを含む混合物と、請求項７に記載の混合物とを接触させて、大環状コオリゴエステルを実質的に含まない大環状オリゴエステルを生成する工程
    を包含する、方法。
22. ポリエステルを解重合して、大環状コオリゴエステルを実質的に含まない大環状オリゴエステルを生成するための方法であって、該方法は、
    加熱下で、ポリエステルと、酸素および水を実質的に含まない有機溶媒とを含む混合物と、
    ｎ（Ｔｉ−（ＯＲ^１）_４）＋ｍ（ＨＯ−Ｒ^２−ＯＨ）の反応生成物の混合物
    とを接触させる工程
    を包含し、ここで、
    Ｒ^１の各々は、独立して、Ｃ_１〜Ｃ_１０アルキル基であり；
    Ｒ^２は、非分枝Ｃ_２〜Ｃ_６アルキレン基であり；そして
    ｍおよびｎの各々は、０より大きく、かつｍ／ｎ＞２である、
    方法。
23. Ｗが酸素原子、硫黄原子、窒素含有基、リン含有基、エチレン基、プロピレン基、またはブチレン基である、請求項１に記載の混合物。
24. ポリエステルを解重合するための方法であって、該方法は、
    加熱下で、ポリエステルと、有機触媒と、
    ｘ（Ｔｉ−（ＯＲ^１）_４）＋ｙ（ＨＯ−Ｒ^２−ＯＨ）＋ｚ（（ＨＯ）−Ｃ（Ｒ^３）（Ｒ^４）−Ｗ−Ｃ（Ｒ^５）（Ｒ^６）−（ＯＨ））の反応生成物の混合物とを接触させる工程を包含し、ここで、
    Ｒ^１の各々は、独立して、Ｃ_１〜Ｃ_１０アルキル基であり；
    Ｒ^２は、Ｃ_２〜Ｃ_６アルキレン基であり；
    Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、およびＲ^６の各々は、独立して、水素原子またはＣ_１〜Ｃ_４アルキル基であり；
    Ｗは、酸素原子、硫黄原子、窒素含有基、リン含有基、またはＣ_１〜Ｃ_４アルキレン基であり；
    ｘおよびｙの各々は、０より大きくかつｙ＞ｚである、
    方法。
25. 前記反応生成物の混合物が、ＨＯ−Ｒ^２−ＯＨ以外の二官能性ジオールを実質的に含まない、請求項２４に記載の方法。
26. ポリエステルを解重合するための方法であって、該方法は、以下の工程：
    加熱下で、ポリエステルと、有機溶媒と、
    ｎ（Ｔｉ−（ＯＲ^１）_４）＋ｍ（ＨＯ−Ｒ^２−ＯＨ）の反応生成物の混合物とを接触させる工程を包含し、ここで、
    Ｒ^１の各々は、独立して、Ｃ_１〜Ｃ_１０アルキル基であり；
    Ｒ^２は、Ｃ_２〜Ｃ_６アルキレン基であり；そして
    ｍおよびｎの各々は、０より大きく、かつｍ／ｎ＞２である、
    方法。
27. Ｒ^１がイソプロピル基である、請求項２６に記載の方法。
28. Ｒ^２がブチレン基である、請求項２６に記載の方法。
29. Ｒ^１がイソプロピル基であり、Ｒ^２がブチレン基である、請求項２６に記載の方法。
30. ５＞ｍ／ｎ＞３である、請求項２６に記載の方法。
31. 前記混合物が、溶媒を用いることなく実施した反応から得られる、請求項２６に記載の方法。
32. 前記反応生成物の混合物が、単官能性アルコールおよび二官能性アルコールの全てを実質的に含まない、請求項２６に記載の方法。
33. Ｒ^２が非分枝Ｃ_２〜Ｃ_６アルキレン基である、請求項２６に記載の方法。
34. ｎ（Ｔｉ−（ＯＲ ^１ ） _４ ）＋ｍ（ＨＯ−Ｒ ^２ −ＯＨ）の反応生成物の混合物であって、ここで、
    Ｒ ^１ の各々は、独立して、Ｃ _１ 〜Ｃ _１０ アルキル基であり；
    Ｒ ^２ は、Ｃ _２ 〜Ｃ _６ アルキレン基であり；そして
    ｍおよびｎの各々は、０より大きく、かつｍ／ｎ＞２である、
    混合物。
35. Ｒ ^１ がイソプロピル基である、請求項３４に記載の混合物。
36. Ｒ ^２ がブチレン基である、請求項３４に記載の混合物。
37. Ｒ ^１ がイソプロピル基であり、Ｒ ^２ がブチレン基である、請求項３４に記載の混合物。
38. ５＞ｍ／ｎ＞３である、請求項３４に記載の混合物。
39. 前記混合物が、溶媒を用いることなく実施した反応から得られる、請求項３４記載の混合物。
40. 単官能性アルコールおよび二官能性アルコールの全てを実質的に含まない、請求項３４に記載の混合物。
41. ポリエステルを解重合して、大環状コオリゴエステルを実質的に含まない大環状オリゴエステルを生成するための方法であって、該方法は、
    加熱下で、
    ポリエステルと、有機触媒とを含む混合物と、
    有機チタネートとジオールとの反応生成物の混合物と
    を接触させる工程を包含する、方法。
42. 前記有機溶媒が、酸素および水を実質的に含まない、請求項４１に記載の方法。