JP2005329447A - 動力伝達装置及びそれを組み込んだ板材送り装置 - Google Patents

動力伝達装置及びそれを組み込んだ板材送り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの軸の回転駆動中にも、これら軸の相対的な回転方向位置を正確に調整することができる動力伝達装置を得る。
【解決手段】動力伝達装置80は、一端部に駆動歯車84が固定された中空の外側軸81と、一端部にキャリヤ85が固定された内側軸83と、遊星歯車機構とを備える。遊星歯車機構は、太陽歯車86と、キャリヤ86に支持された遊星歯車87と、内歯と外歯とを有し内歯が遊星歯車に係合するリング歯車89とを有する。入力軸90の第1歯車91及び第2歯車92は、それぞれ駆動歯車84及びリング歯車89の外歯に係合する。太陽歯車86を固定して入力軸90を回転駆動すると、外側軸81及び内側軸83は同一方向へ同一回転数で回転駆動される。太陽歯車86を回転させると、外側軸81に対する内側軸83の回転方向位置が調整される。
【選択図】図11

Description

本発明は、中空の外側軸と、外側軸と同心関係にある内側軸とを一体に回転駆動することができるとともに、外側軸に対する内側軸の回転方向位置(即ち位相)を調整することができるように構成された動力伝達装置、及びその動力伝達装置を組み込んだ板材送り装置に関する。
例えば特許文献1には、上記構成の動力伝達装置及びそれを組み込んだ板材送り装置が記載されている。
特許文献1に記載の板材送り装置は、板材を挟持してプレス機械に間欠的に一定長づつ供給する一対のロールと、プレス機械への板材の供給を行っていない期間中に両ロールを相対的に離れる方向へ移動させて両ロールが板材に加えていた挟持力を解放するロールレリース装置と、プレス機械への板材の供給動作を行っていない期間中に板材を挟持固定する一対のブレーキ片を有する板材ブレーキ装置とを備えている。
特許文献1に記載の板材送り装置は、プレス機械で板材のプレス加工を行っているときには一対のブレーキ片で板材を挟持固定するようになっている。
しかしながら、プレス機械の金型装置には、上金型に下方へ向けてパイロットピンを突設し、上金型と下金型が合わされてプレス加工が行われる直前に上記パイロットピンを、板材に予め穿設しておいた位置決め用の穴に挿入することによって金型装置に対する板材の高精度の位置決めを行えるようにしたものがある。
このようなプレス機械に板材を供給する装置として使用するために、特許文献1に記載の板材送り装置は、プレス機械に送り込んだ板材をプレス加工する直前に一対のブレーキ片による板材の挟持を一時的にレリース(解放)する構成になっている。
前記板材送り装置に組み込まれた動力伝達装置は、第1カムが一体に嵌装されている中空の外側軸と、第2カムが一体に嵌装されている内側軸とを有し、これら両軸が一体に回転駆動されるようになっている。第1カムはプレス機械への板材の供給動作を行っていない期間中に板材を挟持固定するように前記ブレーキ片を動作させ、第2カムは、板材をプレス加工する直前に板材を一時的にレリースするように前記ブレーキ片を動作させる。また、外側軸に対して内側軸を回転させて第1カムに対する第2カムの回転方向位置(即ち位相)を調整することによって、ブレーキ片が一時的に板材をレリースするタイミングを調節するようになっている。
特許文献2には、前記形式のプレス機械へ材料を供給する材料送り装置及びそれに組み込まれた動力伝達装置が記載されている。
この動力伝達装置は、プレス機械の運転と同期して回転する第1軸と、板材の一時的レリースを生じるための、前記第2カムと同様のカムを駆動するための第2軸とを2つの遊星歯車機構を介して連結したものである。その遊星歯車機構は、第1軸の内端に固定した第1太陽歯車と、第1太陽歯車に係合する複数の第1遊星歯車と、第2軸の内端に固定した第2太陽歯車と、第2太陽歯車に係合する複数の第2遊星歯車と、第1及び第2遊星歯車に係合する内歯を有するリング歯車とを有する。この装置では、第1軸を回転駆動したときに、第1太陽歯車、第1遊星歯車、リング歯車、第2遊星歯車及び第2太陽歯車を介して第2軸が回転駆動される。また、ウォームギヤを使用して第1遊星歯車を第1太陽歯車のまわりに公転させることによって、第1軸と第2軸との相対的な回転方向位置を調整できるようになっている。
特許文献3にも、前記形式のプレス機械へ材料を供給する材料送り装置及びそれに組み込まれた動力伝達装置が記載されている。特許文献3に記載の動力伝達装置は、リング歯車を省略している点を除けば、特許文献2に記載の装置と同様のものであり、2つの遊星歯車機構とウォームギヤとを使用した構成になっている。
特許文献1−3に記載の板材送り装置は、通常ロールフィードと称されていて、一対のロールによって板材を送る形式のものであるが、板材送り装置としては、通常グリッパフィードと称するものも知られている(例えば、特許文献4参照)。
特許文献4に記載のグリッパフィードは、第1固定上側グリッパと上下動可能な第1可動下側グリッパとで板材を挟持してプレス機械等の作業機械に間欠的に供給する第1グリッパ装置と、作業機械への板材の供給動作を行っていない期間中に第2可動下側グリッパを上昇させて第2可動下側グリッパと第2固定上側グリッパとで板材を挟持固定する構成になっている。
実開昭63−170039号公報 実開平7−26034号公報 特開平11−77199号公報 特開昭63−82271号公報
特許文献1に記載の動力伝達装置は、外側軸に対して内側軸を回転させて外側軸に対する内側軸の回転方向位置を調整し、調整後にクランプネジを使用して外側軸と内側軸とを相対回転不能に固定するものである。したがって、外側軸及び内側軸が回転駆動されている板材送り装置及び動力伝達装置の作動中に調整作業を行えない問題がある。
特許文献2に記載の動力伝達装置は、第1遊星歯車を第1太陽歯車のまわりに公転させることによって、第1軸と第2軸との相対的な回転方向位置を調整するものであるため、動力伝達装置の作動中、即ち第1及び第2軸の回転駆動中にも調整作業を行うことができる。
しかしながら、この動力伝達装置は、2つの遊星歯車機構を組み込んでおり、また、第1遊星歯車を太陽歯車のまわりに公転させるためのウォームギヤを必要とする。このように多くの歯車を使用した構成は、複雑であるとともに、歯車のバックラッシュが調整の精度を悪化させる問題がある。
特許文献3に記載の動力伝達装置にも、同様の問題がある。
本発明は、前記従来技術の問題点を解消し、簡単な構成で2つの軸の相対的な回転方向位置を正確に調整することができる動力伝達装置、及びその動力伝達装置を組み込んだ板材送り装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の動力伝達装置は、一端部に駆動歯車が固定されている中空の外側軸と、駆動歯車及び外側軸を貫通して外側軸と同心関係に延び、駆動歯車からの突出部にキャリヤが固定されている内側軸と、内側軸と同心関係に配列された太陽歯車、前記キャリヤに回転可能に支持されていて太陽歯車に係合する複数の遊星歯車、及び内歯と外歯とを有し内歯が遊星歯車に係合しているリング歯車を備えた遊星歯車機構と、駆動歯車に係合する第1歯車及びリング歯車の外歯に係合する第2歯車を有する入力軸とを具備し、太陽歯車を固定して入力軸を回転駆動することによって外側軸及び内側軸を同一方向へ同一回転数で回転駆動し、また、太陽歯車を回転させることによって外側軸に対する内側軸の回転方向位置を調整する構成になっている。
また、本発明の板材送り装置は、第1固定上側グリッパと上下動可能な第1可動下側グリッパとで板材を挟持してプレス機械に間欠的に供給する第1グリッパ装置と、プレス機械への板材の供給動作を行っていない期間中に第2可動下側グリッパを上昇させて第2可動下側グリッパと第2固定上側グリッパとで板材を挟持固定し、プレス機械に送り込んだ板材をプレス加工する直前に第2可動下側グリッパを下降させて板材を一時的にレリースする第2グリッパ装置と、第2可動下側グリッパの前記上昇及び前記下降のそれぞれを生じるための第1カム及び第2カムを有する動力伝達装置とを備え、前記動力伝達装置が、さらに、
一端部に駆動歯車が固定されるとともに、前記第1カムが一体に嵌装されている中空の外側軸と、
駆動歯車及び外側軸を貫通して外側軸と同心関係に延び、駆動歯車からの突出部にキャリヤが固定されるとともに、外側軸からの突出部に前記第2カムが一体に嵌装されている内側軸と、
内側軸と同心関係に配列された太陽歯車、前記キャリヤに回転可能に支持されていて太陽歯車に係合する複数の遊星歯車、及び内歯と外歯とを有し内歯が遊星歯車に係合しているリング歯車を備えた遊星歯車機構と、
駆動歯車に係合する第1歯車及びリング歯車の外歯に係合する第2歯車を有する入力軸とを具備し、
太陽歯車を固定して入力軸を回転駆動することによって外側軸及び内側軸を同一方向へ同一回転数で回転駆動し、また、太陽歯車を回転させて外側軸に対する内側軸の回転方向位置を調整することによって、第2カムにより第2可動下側グリッパを下降させるタイミングを調整するように構成されている。
本発明の動力伝達装置においては、太陽歯車を回転させると、その太陽歯車のまわりを遊星歯車が公転し、キャリヤを介して内側軸が回転して、外側軸に対する内側軸の回転方向位置が調整される。この調整は、外側軸及び内側軸が回転駆動されている動力伝達装置の作動中にも行うことができる。
この動力伝達装置は、太陽歯車、遊星歯車及びリング歯車を有する1つの遊星歯車機構を組み込んだ構成であり、また、太陽歯車を回転させることによって太陽歯車のまわりで遊星歯車を公転させるようになっている。したがって、2つの遊星歯車機構を組み込み、かつ遊星歯車を公転させるための付加的な機構であるウォームギヤを設けている既述の特許文献2及び3に記載の装置のような問題点がない。
また、本発明の板材送り装置は、上記した構成の動力伝達装置の外側軸に第2可動下側グリッパの上昇を生じるための第1カムを一体に嵌装するとともに、内側軸に、第2可動下側グリッパを下降させて板材を一時的にレリースするための第2カムを一体に嵌装している。したがって、動力伝達装置の太陽歯車を回転させて内側軸を回転させることによって、第2カムにより第2可動下側グリッパを下降させるタイミングを高精度に調整することができ、その調整を板材送り装置の作動中にも行うことができる。
発明を実施するための形態
本発明の動力伝達装置の一実施形態によれば、外側軸に第1カムが一体に嵌装されるとともに、内側軸の、外側軸から突出する部分に第2カムが一体に嵌装される。この構成により、太陽歯車を回転させて外側軸に対して内側軸を回転させることによって第1カムと第2カムとにより作動される機構の作動タイミングを調整することができる。
本発明の動力伝達装置の他の実施形態によれば、太陽歯車の中心部から太陽歯車と一体に、内側軸と逆方向へ同心関係に突出する回転操作軸が設けられる。このような構成にすれば、回転操作軸を回転させるだけで外側軸に対する内側軸の回転方向位置を調整することができる。
図1は本発明の実施例1による動力伝達装置80を組み込んだ材料送り装置1の全体構成を示している。この材料送り装置1は、特に電子部品業界で用いられる小型部品用の板材をプレス機械に間欠的に一定長ずつ高速に送り込んでいく装置としての使用に適したものである。この材料送り装置1の全体構成は後に詳細に説明することとし、まず、動力伝達装置80について、図1、11及び12を参照して説明する。
(動力伝達装置)
動力伝達装置80は、軸受部材73a及び73bを介して材料送り装置1のハウジング16の壁部に回転可能に支持された中空の外側軸81を有し、外側軸81の一端部に駆動歯車84が固定されている。ハウジング16の、軸受部材73aが装着されている壁部は、動力伝達装置80のハウジング82の壁部にもなっている。内側軸83は駆動歯車84及び外側軸81を貫通して外側軸81と同心関係に延び、駆動歯車84からの突出部にキャリヤ85が固定されている。太陽歯車86は内側軸83と同心関係に配列され、複数の遊星歯車87のそれぞれが、キャリヤ85に突設された複数の支持軸88のそれぞれに回転可能に支持されていて、太陽歯車86に係合している。図示実施例では4個の遊星歯車87が太陽歯車86のまわりに等間隔に配列されている。また、内歯89aと外歯89bとを有するリング歯車89の内歯89aが遊星歯車87に係合している。上記太陽歯車86、遊星歯車87及びリング歯車89等が、遊星歯車機構を構成している。
プレス機械の運転と同期して回転駆動される入力軸90には第1歯車91と第2歯車92とが一体に嵌装され、第1歯車91が駆動歯車84に係合するとともに、第2歯車92がリング歯車89の外歯89bに係合する。
実施例1においては、太陽歯車86は、その中心部から太陽歯車86と一体に内側軸83と逆方向へ同心関係に突出する回転操作軸93を有する。また、リング歯車89は、軸受部材94を介してキャリヤ85の外周に回転可能に嵌装されている。
入力軸90及び回転操作軸93は、それぞれ軸受部材98及び99を介してハウジング82の壁部に回転可能に支持されている。
上記した構成の動力伝達装置80は、次のように作動する。
太陽歯車86が静止している状態で入力軸90を回転駆動すると、第1歯車91及び駆動歯車84を介して外側軸81が回転駆動される。また、第2歯車92、リング歯車89、遊星歯車87及びキャリヤ85を介して内側軸83が外側軸81と同一方向へ回転駆動される。このときの内側軸83の回転数は外側軸81の回転数と同一であり、内側軸83と外側軸81とは一体に回転駆動されることになる。
また、回転操作軸93を回転して太陽歯車86を回転させると、遊星歯車87が自転しつつ太陽歯車86のまわりを公転し、キャリヤ85を介して内側軸83が回転する。したがって、回転操作軸9の回転量を調整することによって、外側軸81に対する内側軸83の回転方向位置を調整することができる。この調整は、入力軸90を回転して外側軸81及び内側軸83を回転駆動している、動力伝達装置80の作動中にも行うことができる。
遊星歯車機構を構成する各歯車及び第1、第2歯車91、92の歯数等は、次のように定めればよい。
回転操作軸93、キャリヤ85及びリング歯車89の回転数をそれぞれN、N、Nとし、また、太陽歯車86及びリング歯車89の内歯89aの歯数をそれぞれG及びEとすると、次式(1)が成立する。
Figure 2005329447
回転操作軸93及び太陽歯車86が静止している場合には、Nが0であるから、キャリヤ85及びリング歯車89の回転数は次式(2)のようになる。
Figure 2005329447
回転操作軸93及び太陽歯車86が静止しているときには、キャリヤ85の回転数(即ち内側軸83の回転数)Nと駆動歯車84の回転数(即ち外側軸81の回転数)Nとを同一にするため、リング歯車89と駆動歯車84の回転数N、Nは、次式(3)のようになる。
Figure 2005329447
入力軸90からリング歯車89及び駆動歯車84を駆動する場合に、第1歯車91の歯数A、駆動歯車84の歯数B、第2歯車92の歯数C及びリング歯車89の外歯89の歯数Dの関係は、次式(4)のようになる。
Figure 2005329447
上式(4)の条件を満たす歯数比に設定すれば、回転操作軸93を停止させた状態(N=0)で入力軸90を回転させたときに、キャリア85の回転数(N)と駆動歯車84の回転数(N)とは同一となり、キャリア85と一体に回転する内側軸83は、駆動歯車84と一体に回転する外側軸81と完全に同期して一体に回転することになる。
この状態から、回転操作軸93を回転させる(即ち、Nの回転入力を与える)と、キャリア85の回転数Nは、次式(5)のようになる。
このように、回転操作軸93の回転量に応じた回転がキャリヤ85に生じるために、外側軸81に対する内側軸83の回転方向位置が調整される。また、このような回転の関係は、動力伝達装置80の運転中でも停止中でも成立する。
Figure 2005329447
図示実施例においては、特に図11に明確に示したように、外側軸81の一端部に第1カム14が一体に嵌装されている。また、内側軸83の、外側軸81から突出する部分に第2カム15が一体に嵌装されている。したがって、回転操作軸93を回転させて外側軸81に対する内側軸83の回転方向位置を調節することによって、第1カム14と第2カム15とにより作動される機構の作動タイミングを調整することができる。
図示実施例においては、第1カム14及び第2カム15は、第2可動下側グリッパ6が上下移動するタイミングを制御している。また、外側軸81には、第3カム12及び第4カム13も嵌装されている。これらの点については、後に詳細に説明する。
(材料送り装置の基本動作)
図1及び2に示した板材送り装置1は、第1固定上側グリッパ2と第1可動下側グリッパ3とを有して材料の挟持(グリップ)及び解放を行なう第1グリッパ装置4と、第2固定上側グリッパ5と第2可動下側グリッパ6とを有して材料の挟持及び解放を行なう第2グリッパ装置7とを備え、プレス機械に対して間欠的な送り動作により板材を供給するものである。装置各部の具体的構成は後に説明することとし、まず、この板材送り装置1の基本的な動作を図16によって説明する。
図16(A)は、板材送り装置1によってプレス機械9に供給された板材8に穴あけポンチ10aによって位置決め用の穴8aを穿設し(第1工程)、その後板材送り装置1によって板材8がさらに送られて打抜きポンチ10cによる板材8のプレス加工即ち打抜き加工(第2工程)と穴あけポンチ10aによる位置決め用の穴8bの穿設とを終えてプレス機械9のスライダ9aが上昇した状態を示している。
板材送り装置1は、図16(A)に示すように、まず、(1)第1グリッパ装置4が板材8を挟持し、(2)第2グリッパ装置7が材料8を解放する。続いて同図(B)に示すように、(3)第1グリッパ装置4が材料8の送り方向(図中右方)へ移動し、これにより第1固定上側グリッパ2と第1可動下側グリッパ3に挟持された材料8がプレス機械9に送られる。次に、(4)同図(C)に示すように、第2グリッパ装置7が材料8を挟持した後、(5)第1グリッパ装置4が材料8を解放する。このときに、下面に上金型10Aを取付けたスライダ9aが下金型10Bへ向けて下降を始める。その後、(6)同図(D)〜(G)に示すように、第1グリッパ装置4が戻り方向(図中左方)へ移動し、元位置に復帰する。
第1グリッパ装置4が戻り方向へ移動している間に、(7)同図(D)及び(E)に示すように、第2グリッパ装置7が材料8をレリース(解放)する。その間に、プレス機械9のスライダ9aはさらに下降し、上金型10Aに設けたパイロットピン10bが板材8の穴8bを通して下金型10Bの受孔10dへ挿入される。このようにして、板材8は上金型10Aと下金型10Bとの間に高精度に位置決めされる。
その後(8)同図(F)及び(G)に示すように、第2グリッパ装置7が材料8を挟持固定する。この状態で、スライダ9aはさらに下降し、上金型10Aの打抜きポンチ10cが板材8を打抜き、また、穴あけポンチ10aが板材に位置決め用の穴8cを穿設する。
これら(A)〜(G)の一連の動作を繰返すことにより、板材送り装置1はプレス機械9(上金型10A及び下金型10B)に対して材料8を間欠的に供給し、また、プレス機械9は、供給された板材のプレス加工を行う。
なお、図16(G)の100はプレス加工された製品、101は、穴8cを穿設した際に生じた打抜きカスを示している。
上記の説明から明らかなように、図16(D)、(E)の状態で第2グリッパ装置7は板材を一時的にレリースし、その間にプレス機械9内では、板材に予め穿設しておいた穴8bにパイロットピン10bを挿入することによる板材の位置決めを行う。
(板材送り装置の構成及び動作)
材料送り装置1は動力伝達装置80を備えおり、動力伝達装置80は、第1グリッパ装置4及び第2グリッパ装置7に前述した所定の動作を行なわせるため、図1、7及び8から判るように4個のカム(第1カム14、第2カム15、第3カム12及び第4カム13)を有する。既述のとおり、第1カム14、第3カム12及び第4カム13は動力伝達装置80の外側軸81の一端部に一体に嵌装され、第2カム15は動力伝達装置80の内側軸83の一端部に一体に嵌装されている。
第3カム12は、テーパ状のリブを周面に形成してあり、このテーパリブの両側面をカム面としたローラギアカムになっている。第1カム14、第2カム15及び第4カム13は、各可動下側グリッパ3、6の材料グリップ部を各固定上側グリッパ2、5の材料グリップ部に接近させたグリップ位置と可動下側グリッパ3、6の材料グリップ部を固定上側グリッパ2、5の材料グリップ部から離した解放位置との間で可動下側グリッパ3、6を移動させるよう周面を所定形状のカム面とした板カムとして構成してある。
なお、このように4個の別々のカム12、13、14、15により、必要な動作(第1グリッパ装置4の往復動作、第1グリッパ装置4のグリップ・解放動作、および第2グリッパ装置7のグリップ・解放動作)を行なわせる構成としたのは、これら各部(各動作)のタイミング設計を容易に行なえるようにするためである。
図3及び6に示したように、第1グリッパ装置4は摺動ブロック部11を有し、材料グリップ部2aを有する第1固定上側グリッパ2が摺動ブロック部11に一体形成されている。摺動ブロック部11は、材料移送路に沿って配列された一対の案内軸28、29に往復摺動可能に支持されている。一方の案内軸28は回動可能であり、両端が軸受部材70a、70bを介してハウジング16の壁部に支持されている。図3に示したように、第1可動下側グリッパ3は摺動ブロック部11に上下摺動可能に保持されていて、第1可動下側グリッパ3の材料グリップ部3aが第1固定上側グリッパ2の材料グリップ部2aに対向している。
図3、6及び8に示したように、本実施例の材料送り装置1は、第3カム12と第1グリッパ装置4とを作動的に連結する手段(第1グリッパ摺動装置)として、第3カム12の回転に伴い揺動する揺動アーム17と、揺動アーム17と摺動ブロック部11とを作動的に連結して揺動アーム17の揺動を摺動ブロック部11の材料移送路に沿う直線運動に変換する連動手段(後記するカムフォロワ21、案内溝11a等)とを有する。
図3及び6−8に示したように、軸受部材18a、18bを介してハウジング16に回動可能に装着された連結軸19上にターレット20が一体回転可能に固定されている。このターレット20は、第3カム12のカム面と係合するカムフォロワ20aを有する。カムフォロワ20aは、第3カム12の回転に伴いそのカムのカム面を転動し、図6−8の矢印Aで示すようにターレット20及びそれと一体の連結軸19を揺動回動させ、連結軸19に固定してある揺動アーム17を揺動させる。
揺動アーム17はの先端にはカムフォロワ若しくは転動コマ21が設けられている。摺動ブロック部11の底部には、板材移送方向と直交する方向(図3の左右方向)へ延びかつ図1から明らかなように下方へ開いた案内溝11aが形成されており、その案内溝11aに転動コマ21が転動可能に係合している。
したがって、動力伝達装置80の外側軸81と一体に第3カム12が回転すると、それに応じてターレット20及び連結軸19が揺動回転し、それにより揺動アーム17が揺動する。このようにして揺動アーム17が揺動すると、案内溝11aに係合する転動コマ21が転動しつつ摺動ブロック部11を押圧する。したがって、第1グリッパ装置2は、案内軸28、29に沿って材料移送方向及びその逆方向へ往復摺動する。
図1、3及び4に示すように、第1可動下側グリッパ3の材料グリップ部3aを上下に変位させる装置(第1グリッパ作動装置)は、案内部材24、25を介してハウジング16によって上下摺動可能に支持された第1スライド部材31を備える。第1スライド部材31上には、案内部材33を介して第1作動体32が相対摺動可能に嵌装されている。第1スライド部材31には外周ネジ部31aが設けられ、その外周ネジ部31aに、後に詳記するグリッパ間隔調整装置50の第1平歯車51の内周ネジ部51aが係合している。第1スライド部材31の下端部のまわりには、バネ部材(第3バネ部材)26が装着されている。この第3バネ部材26は、第1スライド部材31の下端に設けたバネ受部31bとハウジング16の壁部16aとの間に位置していて、第1スライド部材31を下方へ付勢し、内周ネジ部31aを介して第1平歯車51の底部を第1作動体32の頂部に押圧している。
第1作動体32にはブラケット34が突設され、そのブラケット34にカムフォロワ38が取付けられている。カムフォロワ38は、第4カム13にころがり接触している。
第1スライド部材31のまわりの、ハウジング16の壁部16aと第1作動体32との間の位置には、バネ部材(第1バネ部材)27が装着されている。この第1バネ部材27は、第1作動体32を上方へ付勢してカムフォロワ38を第4カム13に確実に接触させるようにしており、また、第1作動体32及び第1平歯車51を介して第1スライド部材31を上方へ付勢している。
図3、4及び6に示したように、案内軸28は、径方向外方へ突出する作動片28aを有し、第1スライド部材31の上端部が半月コマ36a、36bを介して作動片28aに係合している。半月コマ36a、36bは、作動片28a及び第1スライド部材31と摺動可能に接触するように、作動片28aと第1スライド部材31との間に組み込まれている。
図3及び6を参照して上記したとおり、案内軸28、29には摺動ブロック部11が摺動可能に嵌合し、摺動ブロック部11は第1可動下側グリッパ3を上下摺動可能に保持している。作動片28aは図6に示したように案内軸28に沿って所定長さに亘って延びており、第1可動下側グリッパ3と作動片28aとの間には、半月コマ36a、36bと同様の半月コマ37a、37bが組込まれている。
第1グリッパ作動装置は次のように作動する。
図4の状態では、第2カム13の凸部13aが上方位置にある。この状態から外側軸81及び内側軸83と一体に第4カム13が、凸部13aが下方位置にくるまで回転していくと、カムフォロワ38、ブラケット34、第1作動体32及び第1平歯車51を介して、第1スライド部材31が第1バネ部材27のバネ力に抗して下方へ移動する。このように第1スライド部材31が移動するときには、案内軸28が半月コマ36a、36b及び作動片28aを介して図4の反時計方向へ回動する。
このようにして案内軸28aが回動すると、半月コマ37a、37bを介して作動片28aに係合する第1可動下側グリッパ3が下方へ移動する。したがって、第1可動下側グリッパ3の材料グリップ部3aは第1固定上側グリッパ2の材料グリップ部2aがら離れ、板材8を解放する。
第2カム13が、その凸部13aが再度図4に示す上方位置にくるまでさらに回転していくと、第1スライド部材31は、第1バネ部材27のバネ力により、第1作動体32及び第1平歯車51を介して、上方へ移動する。
したがって、作動片28a、半月コマ36a.36b、37a、37b等を介して、第1可動下側グリッパ3は上方へ移動し、その材料グリップ部3aは第1固定上側グリッパ2の材料グリップ部2aに接近して板材8を挟持する。
なお、第1バネ部材27のバネ力を非常に大きく設定しておいた場合にも、材料グリップ部2aと3aとの間隔が適性であれば、板材に過大な挟持力が加えられることはない。必要以上のバネ力は、カムフォロワ38を介して第4カム13により受けられることになる。
図1、2及び5に示すように、第2グリッパ装置7の第2固定上側グリッパ5は、ボルト72によってハウジング16に固定された固定ブロック部71を有し、固定ブロック部71に材料グリップ部5aが一体形成されている。
第2可動下側グリッパ6の材料グリップ部6aを上下に変位させる装置(第2グリッパ作動装置)は、案内部材40、41を介してハウジング16によって上下摺動可能に支持された第2スライド部材42を備える。第2スライド部材42上には、案内部材43を介して第2作動体44が相対摺動可能に嵌装されている。第2スライド部材42には外周ネジ部42aが設けられ、その外周ネジ部42aに、グリッパ間隔調整装置50の第2平歯車52の内周ネジ部52aが係合している。第2スライド部材42の下端部のまわりには、バネ部材(第4バネ部材)45が装着されている。この第4バネ部材45は、第2スライド部材42の下端に設けたバネ受部42bとハウジング16の壁部16aとの間に位置していて、第2スライド部材42を下方へ付勢し、内周ネジ部42aを介して第2平歯車52の底部を第2作動体44の頂部に押圧している。
第2スライド部材42は第2可動下側グリッパ6と一体構成のものになっており、第2スライド部材42の頂部に、第2可動下側グリッパ6の材料グリップ部6aが設けられている。
第2作動体44にはブラケット46が突設され、そのブラケット46にカムフォロワ47が取付けられている。
特に図11に明瞭に示すように、外側軸81に嵌装された第1カム14は、内側軸83に嵌装された第2カム15に隣接して配列されている。後記するように、カムフォロワ47は、第1カム14の凸部14aが下方位置にきたとき(図10(B)参照)及び第2カム15の凸部15aが下方位置にきたとき(図10(C)参照)に、それら凸部14a、15aによって下方へ押し下げられるようになっている。
第2スライド部材44のまわりの、ハウジング16の壁部16aと第2作動体44との間の位置には、バネ部材(第2バネ部材)48が装着されている。この第2バネ部材48は、第2作動体44を上方へ付勢し、第2平歯車52を介して第2スライド部材42を上方へ付勢している。
第2グリッパ作動装置は次のように作動する。
まず、第1カム14に着眼すると、図5及び図10(B)の状態では、第1カム14の凸部14aは下方位置にある。この状態から外側軸81と一体に第1カム14が、凸部14aが上方位置にくるまで回転していくと、第2スライド部材42は、第2バネ部材48のバネ力により、第2作動体44及び第2平歯車52を介して上方へ移動する。したがって、第2可動下側グリッパ6は上方へ移動し、その材料グリップ部6aは第1固定上側グリッパ5の材料グリップ部5aに接近して板材を挟持する(図10(A)参照)。
第1カム14が、その凸部14aが再度図5及び図10(B)に示す下方位置にくるまでさらに回転していくと、カムフォロワ47、ブラケット46、第2作動体44及び第2平歯車52を介して、第2スライド部材42が第2バネ部材48のバネ力に抗して下方へ移動する。したがって、第2可動下側グリッパ6は下方へ移動し、材料グリップ部6aは第1固定上側グリッパ5の材料グリップ部5aから離れて板材8を解放する。
外側軸81に嵌装された第1カム14が回転するときには、内側軸83に嵌装された第2カム15は、第1カム14と同一方向へ同一回転数で回転する。その第2カム15の回転によって、第2カム15の凸部15aが図10(C)に示した下方位置にくると、第2カム15はカムフォロワ47を押し下げる。したがって、ブラケット46、第2作動体44及び第2平歯車52を介して、第2スライド部材42は第2バネ部材48のバネ力に抗して下方へ移動し、材料グリップ部6aは材料グリップ部5aから離れて板材8をレリース(解放)する。
第2カム15がさらに回転して図10(B)のように凸部15aが下方位置にない状態になれば、カムフォロワ47が上方へ移動して第2スライド部材42も上方へ移動し、材料グリップ部5a、6aは材料を挟持することになる。
このようにして、第2カム15は、図16((D)〜(F)に示した板材の一時的レリースを行わせる。
以上より明らかなように、カムフォロワ47は、第1カム14の凸部14aが下方位置にきたとき及び第2カム15の凸部15aが下方位置にきたときに、それら凸部14a、15aによって下方へ押し下げられるようになっている。凸部14a、15aがそれ以外の位置にあるときは、カムフォロワ47は、第1カム14と第2カム15とのいずれか一方に接触していればよい。また、このときには、カムフォロワ47が第1カム14及び第2カム15の双方に接触していてもかまわない。
第1バネ部材27と同様に、第2バネ部材48のバネ力を非常に大きく設定しておいた場合にも、材料グリップ部5aと6aとの間隔が適性であれば、材料に過大な挟持力が加えられることはない。必要以上のバネ力は、カムフォロワ47を介して第1カム14若しくは第2カム15、又はそれらの双方により受けられることになる。
上記したとおり、第1グリッパ装置4は、第1グリッパ摺動装置の作動によって、材料移送路に沿って移動可能である。また、第1及び第2グリッパ装置4及び7は、それぞれ第1及び2グリッパ作動装置の作動によって、材料の挟持及び解放動作を行う。そして、第1グリッパ摺動装置と、第1及び2グリッパ作動装置との作動タイミングは、第1、第2、第3及び第4カム14、15、12、13のカム面の形状を適切に定めることにより適切に設定することができる。
また、動力伝達装置80の太陽歯車86を回転して外側軸81に対して内側軸83を回転させることによって、第1カム14に対する第2カム15の回転方向位置を調整すれば、第2カム15によって第2可動下側グリッパ6を下降させるタイミング、即ちプレス加工の直前に板材を一時的にレリースするタイミングを適切に調整することができる。
なお、図示実施例においては、材料移送路に沿う移動を行わない第2グリッパ装置7が第1グリッパ装置4に対して材料移送方向の下流側の位置に配列されているが、第2グリッパ装置7を第1グリッパ装置4の上流側に配列することも可能である。
次に、グリッパ間隔調整装置50について説明する。
図1、4、5、8、9に示したように、グリッパ間隔調整装置50は、外歯51b及び内周ネジ部51aを有する第1平歯車51と、外歯52b及び内周ネジ部52aを有する第2平歯車52と、第1及び第2平歯車51、52の外歯51b、52bに係合する外歯53aを有する第3平歯車53とを備えている。既述のとおり、第1平歯車51の内周ネジ部51a及び第2平歯車52の内周ネジ部52aは、それぞれ第1及び第2スライド部材31、42に形成された外周ネジ部31a、42aに係合している。
図9に示したように、第3平歯車53は、軸受部材54a、54bを介してハウジング16の壁部16bに装着された回転軸55上に嵌着されている。回転軸55の下端部にはウォームホイール56が嵌着され、そのウォームホイール56に、調整軸57の内端に一体に設けたウォーム58が係合している。調整軸57は、軸受部材59を介してハウジング16の壁部に装着され、外部から回転操作可能にするように、ハウジング16の外部へ突出している。
グリッパ間隔調整装置50は上記した構成のものであり、調整軸57を回転させると、ウォーム58、ウォームホイール56及び回転軸55を介して第3平歯車53が回転し、それに応じて第1及び第2平歯車51、52が回転する。
このようにして第1及び第2平歯車31、42が回転すると、その回転方向に応じて、外周ネジ部31a、42aが第1及び第2平歯車31の内周ネジ部51a、52aに係合する第1及び第2スライド部材31、42が上方又は下方へ変位する。したがって、第1及び第2可動下側グリッパ3、6の材料グリップ部3a、6aが上下に変位して第1及び第2固定上側グリッパ2、5の材料グリップ部2a、5aとの間の間隔が調節される。その調整を行ったときには、第1及び第2バネ部材27、48のバネ力も変化して、材料に加えるグリップ力も調整される。
なお、第1可動下側グリッパ3の材料グリップ部3aと第2可動下側グリッパ6の材料グリップ部6aとは、材料グリップ部3aが上方へ変位するときには材料グリップ部6aも上方へ変位し、材料グリップ部3aが下方へ変位するときには材料グリップ部6aも下方へ変位する。このように、材料グリップ部2aと3aとの間隔、及び材料グリップ部5aと6aとの間隔は、同時に調整される。
図9は、第2スライド部材42の上方位置(左半部参照)と下方位置(右半部参照)とを示している。
上記したグリッパ間隔調整装置50による間隔調整のときではなく、第1カム14、第2カム15及び第4カムの作動応じて第1及び第2スライド部材31、42が上方又は下方へ変位するときには、上下方向には固定されている第3平歯車53に対して第1及び第2平歯車51、52が上下方向へ変位する。これら歯車51、52、53が平歯車であるために、このような歯車間の相対変位が可能になっている。また、平歯車51、52、53は、回転しながら上記相対変位を行えるために、材料送り装置の作動中に材料送り状態を見ながら調整軸57を回転させて調整を行うことができる。
図13及び14に示した実施例2の動力伝達装置80Aは、支持部材95を備えている。この支持部材95は、軸受部材96を介して回転操作軸93Aを回転可能に支持する支持部95aと、キャリヤ85Aに対向する円盤部95bとを有する。円盤部95bは複数の連結軸97によってキャリヤ85Aに連結されている。太陽歯車86、遊星歯車87及びリング歯車89の両端面はキャリヤ85Aと円盤部95bとの間に保持されている。また、連結軸97は、遊星歯車87用の支持軸になっていて、遊星歯車87のそれぞれが連結軸97のそれぞれに回転可能に支持されている。
入力軸90は軸受部材98a、98bを介してハウジング82の壁部に支持されている。回転操作軸93Aは太陽歯車86の中心部から太陽歯車86と一体に、内側軸83と逆方向へ同心関係に延び、ハウジング82の壁部から外部へ突出する。ハウジング82の壁部と回転操作軸93Aとの間に軸受部材は設けられていない。
実施例2の上記した点以外の構成は実施例1と同様であり、図13、14において、図11、12と同様の部材は同様の符号で示してある。
既述の実施例1は、内側軸83と一体のキャリヤ85の外周に軸受部材94を設けてリング歯車89を支持し、また、ハウジング82の壁部に軸受部材99を設けて回転操作軸93を支持する構成になっている。
実施例2は、前記軸受部材94及び99を省略した構成になっている。この実施例2の構成は、実施例1の構成に比較して、内側軸83と回転操作軸93Aとの軸線、即ち両者の回転中心を一致させることを容易にする利点をもたらす。
図15に示した実施例3では、実施例1の動力伝達装置80の回転操作軸93に、表示部60aを有する回転角表示装置60を連結している。また、回転操作軸93の駆動手段としてモータ61を設けている。調整軸93の先端には歯車64が嵌着され、この歯車64が、回転角表示装置60の入力軸62に嵌着した歯車65と、モータ61の出力軸63に嵌着した歯車66とに係合している。
回転角表示装置60は、外側軸81に対する内側軸83、即ち第1カム14に対する第2カム15の相対的な回転角を視認できるようにするためのものである。例えば第1カム14に対する第2カム15の回転角を0度〜360度とし、その0度〜360度に相当する数値を表示部60aに表示するようにしておけば、第2カム15の作動により板材をレリースするときのレリースタイミングの調整が容易になる。
また、実施例3のようにモータ61を設ければ、押しボタン等の操作でモータ61によって回転操作軸93、93Aを回転させることができ、回転操作軸93、93Aの遠隔操作等も可能になる。
なお、実施例3の構成は、実施例2の動力伝達装置80Aにも適用可能なものである。したがって、図15には、実施例2の動力伝達装置及びその回転操作軸を示す符号80A、93Aも記載してある。
本発明の実施例1の動力伝達装置を組み込んだ材料送り装置の全体構成を示す正面断面図である。 前記材料送り装置の平面図である。 図1を矢印III−III方向に見た断面図である。 図1を矢印IV−IV方向に見た断面図である。 図1を矢印V−V方向に見た断面図である。 図1を矢印VI−VI方向に見た断面図である。 図1を矢印VII−VII方向に見た断面図である。 図1を矢印VIII−VIII方向に見た断面図である。 前記材料送り装置のグリッパ間隔調整装置を示す断面説明図である。 (A)、(B)及び(C)は、動力伝達装置の第1カム及び第2カムと材料送り装置の第2可動下側グリッパとの作動関係を示す説明図である。 図1に示された動力伝達装置をより明瞭に示す断面図である。 (A)は、図10に示された動力伝達装置の遊星歯車機構の付近を詳細に示す断面図、(B)はその左側面図である。 本発明の実施例2の動力伝達装置を示す、図11と同様の断面図である。 (A)は、図11に示された動力伝達装置の遊星歯車機構の付近を詳細に示す断面図、(B)はその左側面図である。 本発明の実施例3の動力伝達装置を示す概略図である。 (A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)、(G)は、材料送り装置の送り動作とプレス機械の動作との関係を示す概略図である。
符号の説明
1 材料送り装置
2 第1固定上側グリッパ
3 第1可動下側グリッパ
4 第1グリッパ装置
5 第2固定上側グリッパ
6 第2可動下側グリッパ
7 第2グリッパ装置
14 第1カム
15 第2カム
60 回転角表示装置
80、80A 動力伝達装置
81 外側軸
83 内側軸
84 駆動歯車
85、85A キャリヤ
86 太陽歯車
87 遊星歯車
89 リング歯車
90 入力軸
91 第1歯車
92 第2歯車
93、93A 回転操作軸
95 支持部材

Claims (11)

  1. 一端部に駆動歯車が固定されている中空の外側軸と、
    駆動歯車及び外側軸を貫通して外側軸と同心関係に延び、駆動歯車からの突出部にキャリヤが固定されている内側軸と、
    内側軸と同心関係に配列された太陽歯車、前記キャリヤに回転可能に支持されていて太陽歯車に係合する複数の遊星歯車、及び内歯と外歯とを有し内歯が遊星歯車に係合しているリング歯車を備えた遊星歯車機構と、
    駆動歯車に係合する第1歯車及びリング歯車の外歯に係合する第2歯車を有する入力軸とを具備し、
    太陽歯車を固定して入力軸を回転駆動することによって外側軸及び内側軸を同一方向へ同一回転数で回転駆動し、また、太陽歯車を回転させることによって外側軸に対する内側軸の回転方向位置を調整する構成になっている動力伝達装置。
  2. 前記外側軸に第1カムが一体に嵌装されるとともに、前記内側軸の、外側軸から突出する部分に第2カムが一体に嵌装されている請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記太陽歯車が、その中心部から該太陽歯車と一体に、内側軸と逆方向へ同心関係に突出する回転操作軸を有する請求項1又は2に記載の動力伝達装置。
  4. 前記リング歯車が前記キャリヤの外周に回転可能に嵌装されるとともに、前記回転操作軸が動力伝達装置のハウジングに回転可能に支持されている請求項3に記載の動力伝達装置。
  5. 前記回転操作軸を回転可能に支持する支持部と前記キャリヤに対向する円盤部とを有し、円盤部が複数の連結軸によってキャリヤに連結されている支持部材を備え、前記太陽歯車、遊星歯車及びリング歯車の両端面がキャリヤと支持部材の円盤部との間に保持されるとともに、前記遊星歯車のそれぞれが前記連結軸のそれぞれに回転可能に支持されている請求項3に記載の動力伝達装置。
  6. 前記回転操作軸に回転角表示装置が連結されている請求項3から5までのいずれか1項に記載の動力伝達装置。
  7. 第1固定上側グリッパと上下動可能な第1可動下側グリッパとで板材を挟持してプレス機械に間欠的に供給する第1グリッパ装置と、
    プレス機械への板材の供給動作を行っていない期間中に第2可動下側グリッパを上昇させて第2可動下側グリッパと第2固定上側グリッパとで板材を挟持固定し、プレス機械に送り込んだ板材をプレス加工する直前に第2可動下側グリッパを下降させて板材を一時的にレリースする第2グリッパ装置と、
    第2可動下側グリッパの前記上昇及び前記下降のそれぞれを生じるための第1カム及び第2カムを有する動力伝達装置とを備え、
    前記動力伝達装置が、さらに、
    一端部に駆動歯車が固定されるとともに、前記第1カムが一体に嵌装されている中空の外側軸と、
    駆動歯車及び外側軸を貫通して外側軸と同心関係に延び、駆動歯車からの突出部にキャリヤが固定されるとともに、外側軸からの突出部に前記第2カムが一体に嵌装されている内側軸と、
    内側軸と同心関係に配列された太陽歯車、前記キャリヤに回転可能に支持されていて太陽歯車に係合する複数の遊星歯車、及び内歯と外歯とを有し内歯が遊星歯車に係合しているリング歯車を備えた遊星歯車機構と、
    駆動歯車に係合する第1歯車及びリング歯車の外歯に係合する第2歯車を有する入力軸とを具備し、
    太陽歯車を固定して入力軸を回転駆動することによって外側軸及び内側軸を同一方向へ同一回転数で回転駆動し、また、太陽歯車を回転させて外側軸に対する内側軸の回転方向位置を調整することによって、第2カムにより第2可動下側グリッパを下降させるタイミングを調整するように構成されている板材送り装置。
  8. 前記太陽歯車が、その中心部から該太陽歯車と一体に、内側軸と逆方向へ同心関係に突出する回転操作軸を有する請求項7に記載の板材送り装置。
  9. 前記リング歯車が前記キャリヤの外周に回転可能に嵌装されるとともに、前記回転操作軸が動力伝達装置のハウジングに回転可能に支持されている請求項8に記載の板材送り装置。
  10. 前記回転操作軸を回転可能に支持する支持部と前記キャリヤに対向する円盤部とを有し、円盤部が複数の連結軸によってキャリヤに連結されている支持部材を備え、前記太陽歯車、遊星歯車及びリング歯車の両端面がキャリヤと支持部材の円盤部との間に保持されるとともに、前記遊星歯車のそれぞれが前記連結軸のそれぞれに回転可能に支持されている請求項8に記載の板材送り装置。
  11. 前記回転操作軸に回転角表示装置が連結されている請求項8から10までのいずれか1項に記載の板材送り装置。
JP2004151653A 2004-05-21 2004-05-21 動力伝達装置を組み込んだ板材送り装置 Active JP4494867B2 (ja)

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