JP2005320961A - 燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプ - Google Patents

燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】 羽根溝に滑らかに燃料を流入できる燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプを提供する。
【解決手段】 インペラ50は円板状に形成されている。インペラ50の外周は環状部52に覆われており、環状部52の内周側の回転軸方向両側に羽根溝56が形成されている。回転方向に隣接する羽根溝56は回転軸方向のほぼ中央で回転方向後方に折れ曲がった隔壁54により仕切られている。回転軸方向両側に形成された羽根溝56同士は、仕切壁58により径方向内側の一部を仕切られている。羽根溝56の回転方向後方に位置する隔壁54の回転方向前方の前側面60は、径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜している傾斜平面である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転方向に形成された羽根溝を有し、回転することより羽根溝に沿って形成されるポンプ通路の燃料を昇圧する燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプに関する。
従来、円板状のインペラの回転方向に複数の羽根溝を形成して回転方向に隣接する羽根溝の間を隔壁で仕切り、回転することにより羽根溝に沿って形成されたポンプ通路の流体を昇圧する流体ポンプが知られている(例えば、特許文献1〜5参照)。
インペラが回転することにより、羽根溝の径方向外側からポンプ通路に流出した流体は、ポンプ通路から回転方向後方の羽根溝の径方向内側に流入し、径方向外側から流出する。このように、羽根溝からの流出および羽根溝への流入を順次繰り返すことにより、流体は旋回流となり昇圧される。
特開平3−81596号公報 特許第2963838号公報 特開平3−175196号公報 特開平6−229388号公報 特開平7−217588号公報
インペラが回転することより生じる流体の旋回流のエネルギーは、ポンプ通路の流体を昇圧するために使用されるので、ポンプ通路から羽根溝の径方向内側に流入するときに、流体の旋回エネルギーは低下している。その結果、回転軸方向に沿った旋回流の速度成分が小さくなるので、流体流れは回転方向に沿った流れに近づく。したがって、特許文献1、2のように、羽根溝の回転方向後方に位置する隔壁の回転方向前方の前側面がほぼ径方向に沿った平面であると、旋回流が隔壁の前側面に沿って羽根溝に流入せず、前側面に大きな角度で衝突する。この衝突力は、インペラの回転方向と反対側に働くので、インペラの回転が妨げられる。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、羽根溝に滑らかに燃料を流入できる燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプを提供することを目的とする。
請求項1から5記載の発明では、隔壁の回転方向前方に形成された前側面は、少なくとも径方向内側に回転方向後方に傾斜する傾斜面を有している。この構成によれば、燃料の旋回エネルギーが低下した結果、回転方向に沿った流れに近づいた燃料流れが、羽根溝の回転方向後方に位置する隔壁の前側面に形成された径方向内側の傾斜面に沿って滑らかに羽根溝に流入する。その結果、羽根溝に流入する燃料と羽根溝との衝突力が低減され、羽根溝に流入する燃料がインペラの回転を妨げることを低減できる。
ところで、隔壁の前側面の径方向内側に形成した傾斜面の傾斜角度αが大きすぎると、羽根溝を流れる燃料流れが回転方向後方に傾き過ぎる。このように回転方向後方に傾きすぎた燃料流れを径方向に沿った流れに戻し旋回流とするために燃料流れの方向を大きく変えると、旋回流のエネルギーが低減する。そこで請求項1記載の発明では、α≦45°とすることにより、羽根溝に流入する燃料によりインペラが回転方向と反対側に受ける衝突力を低減するとともに、旋回流のエネルギーの低減を極力抑制して、径方向に沿った流れに戻すことができる。
請求項2および3記載の発明では、傾斜面の径方向外側の前側面は傾斜面に対して回転方向前方に傾斜している。つまり、隔壁の前側面全体は、回転方向前方に向けて凹状に折れ曲がっている。この構成によれば、隔壁の前側面に形成された径方向内側の傾斜面に沿って回転方向後方に向かう燃料流れを、傾斜面の径方向外側の前側面により径方向に向かう流れに戻し旋回流とすることができる。
請求項3記載の発明では、隔壁の前側面に形成された傾斜面の径方向外側は径方向に沿った平面である。この構成によれば、羽根溝の回転方向後方に位置する隔壁の前側面に形成された径方向内側の傾斜面から径方向外側に向かった燃料が、径方向外側の平面により径方向に沿って羽根溝からポンプ通路に滑らかに流れるので、旋回流のエネルギーの低減を抑制できる。
請求項4記載の発明では、隔壁の前側面の径方向内側に形成した傾斜面に合わせ、隔壁の回転方向後方の後側面の径方向内側は回転方向後方に傾斜している。これにより、羽根溝の容積および旋回流の羽根溝への流入面積の減少を防止し、羽根溝を流れる燃料流量の減少を防止できる。
ここで、羽根溝の径方向の長さをL0、隔壁の前側面の径方向内側に形成した傾斜面の径方向の長さをL1とした場合に、L1/L0が小さすぎると、羽根溝の径方向内側に流入した燃料流れが、隔壁の前側面の径方向内側において回転方向後方に傾斜している傾斜面に案内される長さが不足する。その結果、羽根溝に流入した燃料の向きが前側面の径方向内側において傾斜面に沿った流れに変わる前に、傾斜面の径方向外側の前側面に燃料が衝突する。したがって、隔壁の前側面はインペラの回転方向と反対側に大きな力を受けることになる。
そこで請求項5から8記載の発明では、L1/L0≧0.3とすることにより、隔壁の前側面の径方向内側において、回転方向後方に傾斜している傾斜面に燃料流れが案内される長さを確保している。これにより、傾斜面に沿って流れ方向を変えられた燃料が傾斜面よりも径方向外側の前側面に向かう。したがって、羽根溝の回転方向後方に位置する隔壁の前側面が燃料流れからインペラの回転方向と反対側に受ける力を極力小さくすることができる。
請求項7記載の発明では、L1/L0≧0.5とすることにより、前側面の径方向内側において回転方向後方に傾斜している傾斜面に燃料流れが案内される長さをさらに長くしている。これにより、羽根溝の回転方向後方に位置する隔壁の前側面が燃料流れからインペラの回転方向と反対側に受ける力をさらに小さくすることができる。
ここで、L1/L0が大きすぎると、隔壁の前側面の径方向内側において、径方向外側に向かうにしたがい回転方向後方に傾斜している傾斜面に燃料が案内される長さが長くなり、傾斜面の径方向外側において、羽根溝から流出する燃料流の向きを旋回方向に戻す長さが不足する。その結果、燃料の旋回方向のエネルギーが低下するので、再び羽根溝に燃料が流入するときに、インペラの軸方向端面と燃料流れとが形成する角度が小さくなる。言い換えると、インペラの軸に対して燃料流れが羽根溝に流入する角度が大きくなる。すると、羽根溝に流入する燃料流量が減少する。
そこで、請求項8記載の発明では、L1/L0≦0.75とすることにより、隔壁の前側面に対し、径方向外側に向かうにしたがい回転方向後方に傾斜している傾斜面の比率の上限を設定し、径方向外側に向かうにしたがい回転方向後方に燃料を案内する傾斜面の長さを制限している。これにより、インペラの軸方向に対して燃料流れが羽根溝に流入する角度が大きくなり過ぎることを防止し、羽根溝に流入する燃料流量を確保している。
請求項9記載の発明では、環状部が羽根溝の径方向外側を覆い羽根溝の径方向外側が閉塞されているので、インペラの回転により羽根溝に沿って形成されたポンプ通路の燃料の回転方向の圧力差が直接インペラの外周縁に加わらず、インペラの外周縁に沿って形成される隙間部の燃料圧力は均一化される。その結果、インペラの径方向に加わる力は小さくなる。したがって、インペラの回転中心がずれにくくなっている。
請求項10記載の発明では、隔壁の回転方向前方および回転方向後方の径方向外側の側面と環状部の内周面との交差部は角張っている。この構成によれば、隔壁の側面と環状部の内周面とが円弧状に交差している場合に比べ、羽根溝の容積および羽根溝からの流出面積を極力大きくすることができる。したがって、羽根溝を流れる燃料流量を増加できる。
請求項11記載の発明では、隔壁の回転方向前方および回転方向後方の径方向内側の側面と羽根溝の径方向内側の内周面との交差部は角張っている。この構成によれば、隔壁の側面と羽根溝の径方向内側の内周面とが円弧状に交差している場合に比べ、羽根溝の容積および羽根溝への流入面積を極力大きくすることができる。したがって、羽根溝を流れる燃料流量を増加できる。
請求項12記載の発明では、請求項1から11のいずれか一項記載のインペラを用いているので、羽根溝に流入する燃料と羽根溝との衝突力が低減され、羽根溝に流入する燃料がインペラの回転を妨げることを低減できる。したがって、ポンプ効率を上昇できる。ここでポンプ効率とは、インペラのトルクをT、回転数をN、インペラの回転により吐出される燃料圧力をP、燃料吐出量をQとすると、(P・Q)/(T・N)で表される。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるインペラを用いた燃料ポンプを図5および図6に示す。燃料ポンプ1は、例えば車両等の燃料タンク内に装着されるインタンク式ポンプであり、燃料タンク内の燃料を燃料消費装置であるエンジンに供給する。燃料ポンプ1は、モータ部2と、モータ部2の回転子30の回転により駆動され、吸入した燃料を昇圧するポンプ部4とを備えている。燃料ポンプ1の燃料吐出量は7〜300L/h、回転数は4000〜15000rpm、外径は10〜50mmの範囲で設定されている。
モータ部2は、ステータコア20、コイル24および回転子30を有している。ステータコア20は、磁性鋼板を軸方向に積層して形成されており、図6に示すように、モータ部2の中心側に向けて突出するティース22が周方向に等間隔に6個形成されている。各ティース22にコイル24が巻回されている。樹脂ハウジング12はステータコア20およびコイル24をモールドしている。金属ハウジング14は、樹脂ハウジング12にインサート成形され、後述する吸入側カバー40をかしめている。金属ハウジング14に設けた複数の貫通孔14aに、樹脂ハウジング12の樹脂が充填されている。
回転子30は、シャフト32、回転コア34および永久磁石36を有している。永久磁石36は、一部材で円筒状に形成され、回転コア34の外周側に設置されている。永久磁石36は、回転方向に8個の磁極部37を形成している。8個の磁極部37は、ステータコア20と向き合う外周面側に回転方向に交互に異なる磁極を形成するように着磁されている。
ポンプ部4は、吸入側カバー40、吐出側カバー42、およびインペラ50を有している。吸入側カバー40および吐出側カバー42は、インペラ50を回転可能に収容するケース部材である。吐出側カバー42は、金属ハウジング14により樹脂ハウジング12と吸入側カバー40との間に挟持されている。インペラ50の回転により吸入側カバー40の吸入口100から吸入された燃料は、インペラ50の外周縁に沿って吸入側カバー40および吐出側カバー42に形成されたポンプ通路であるポンプ通路110、112で昇圧され、回転子30とステータコア20との間を通って吐出口120から吐出される。
次に、インペラ50の構成について詳細に説明する。
インペラ50を吸入側カバー40側から見た斜視図である図2に示すように、インペラ50は円板状に形成されている。インペラ50の外周は環状部52に囲まれており、環状部52の内周側の回転軸方向両側に羽根溝56が形成されている。図1に示すように、回転方向に隣接する羽根溝56は回転軸方向のほほ中央で回転方向後方に折れ曲がった隔壁54により仕切られている。
また、図4に示すように、回転軸方向両側に形成された羽根溝56同士は、仕切壁58により径方向内側の一部を仕切られているが、径方向外側で互いに連通している。仕切壁58は、回転軸方向の両側から回転軸方向の中央部に向け、径方向内側から径方向外側に向かうにしたがい滑らかな凹曲面状に形成されている。したがって、仕切壁58の凹曲面に沿って羽根溝56に流入した燃料は、回転軸方向両側の羽根溝56でそれぞれ旋回流300となって流れる。
図3に示すように、羽根溝56の内周面57は、環状部52の内周面53、隔壁54の回転方向前方の前側面60、隔壁54の回転方向後方の後側面62、および羽根溝56の径方向内側の回転方向に沿った内周面64からなる。傾斜面である前側面60は、羽根溝56の回転方向後方に形成された傾斜平面である。前側面60と内周面64との間に形成された交差部である角部70は円弧状である。また、前側面60と内周面53との間に形成された交差部である角部72は角張っている。前側面60は、インペラ50の中心200から径方向外側に放射状に延びる仮想直線202に対し径方向外側に向かって傾斜角度αで回転方向後方に傾斜している。言い換えると、前側面60は、径方向内側に向かって傾斜角度痾で回転方向前方に傾斜している。傾斜角度αはα≦45°である。
後側面62は、隔壁54の回転方向後方に形成された平面であり、羽根溝56の回転方向前方に位置している。後側面62は、前側面60と同様に、径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜している。言い換えると、後側面62は、径方向内側に向かって回転方向前方に傾斜している。後側面62と内周面64との間に形成された交差部である角部74は円弧状である。また、後側面62と内周面53との間に形成された交差部である角部76は角張っている。インペラ50が回転すると、図1および図4に示すように、羽根溝56の径方向外側からそれぞれポンプ通路110、112に流出した燃料は、回転方向後方に位置する羽根溝56の径方向内側に流入する。そして、羽根溝56からの流出、羽根溝56への流入を次々と繰り返すことにより、旋回流300(図4参照)となった燃料のエネルギーにより、ポンプ通路110、112の燃料が昇圧される。
ここで、羽根溝56の径方向外側からポンプ通路110、112に速度V1で流出した燃料は、ポンプ通路110、112の燃料を昇圧するためにエネルギーを消費し、回転方向後方の羽根溝56に流入速度V2で流入するときには、回転軸方向に沿った速度成分V20が減速している。したがって、羽根溝56の径方向外側から流出するときの燃料流れがインペラ50の回転軸方向の端面51と形成する角度をθ1、羽根溝56の径方向内側に流入するときの燃料流れがインペラ50の端面51と形成する角度をθ2とすると、θ1>θ2となる。つまり、羽根溝56の径方向内側に流入する燃料流れは、回転方向に沿った流れに近づく。
第1実施形態では、羽根溝56の回転方向後方に位置する隔壁54の前側面60が径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜する傾斜平面であるから、羽根溝56に流入した燃料と前側面60との衝突角度を小さくし、衝突によりインペラ50が回転方向と反対側に受けるカを極力小さくしている。さらに、前側面60と内周面64との角部70が円弧状に形成されているので、角部70から前側面60に向けて羽根溝56に燃料が滑らかに流入する。これにより、羽根溝56に流入する燃料がインペラ50の回転方向と反対側に加える力を低減できるので、ポンプ効率が上昇する。ここでポンプ効率とは、インペラ50のトルクをT、回転数をN、ポンプ部4から吐出される燃料圧力をP、燃料吐出量をQとすると、(P・Q)/(T・N)で表される。
また、羽根溝56の回転方向前方に位置する隔壁54の回転方向後方に形成された後側面62は、前側面60に合わせて、径方向外側に向かうにしたがい回転方向後方に傾斜している。したがって、前側面60が回転方向に傾斜することによる羽根溝56の容積の変動を防止し、羽根溝56全体としての容積の減少を防止している。
また、前側面60、後側面62と内周面53との角部72、76が角張っているので、角部72、76を円弧状にする場合に比べ、羽根溝56の容積、および羽根溝56からの旋回流の流出面積を極力大きくすることができる。これにより、羽根溝56を流れる燃料量を極力増加し、旋回流のエネルギーを増加できると同時にポンプ通路の燃料へより多くのエネルギーを伝えることができる。
ここで角部72、76は第1実施形態のように角張っている方が望ましい。しかし、加工上の制約等によりRをつける場合は、R≦0.5mmとすることが望ましい。
また第1実施形態では、羽根溝56の径方向外側を環状部52が覆っており、インペラ50の外周側にポンプ通路が形成されていない。その結果、ポンプ通路で昇圧される燃料圧力の回転方向の差圧がインペラ50の径方向に直接加わらないので、インペラ50の径方向にかかる力が減少する。これにより、インペラ50の回転中心がずれることを防止できるので、インペラ50が滑らかに回転できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図7および図8に示す。第2実施形態では、羽根溝80の形状が第1実施形態の羽根溝56と異なるだけであり、その他のインペラを含む燃料ポンプの構成は第1実施形態と実質的に同一である。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
羽根溝80の内周面82は、環状部52の内周面53、隔壁54の回転方向前方の前側面84、85、隔壁54の回転方向後方の後側面86、87、および径方向内側の回転方向に沿った内周面88からなる。傾斜面である前側面84は、羽根溝80の回転方向後方の径方向内側に形成された傾斜平面であり、径方向外側に向かうにしたがい回転方向後方に傾斜している。前側面84は、インペラ50の中心200から径方向外側に放射状に延びる仮想直線202に対し、径方向外側に向かって傾斜角度αで回転方向後方に傾斜している。前側面84と内周面88との間に形成された交差部である角部90、ならびに前側面85と内周面53との間に形成された交差部である角部92は角張っている。前側面85は、前側面84に続き前側面84の径方向外側に形成された平面である。前側面85は、径方向に沿って形成されており、前側面84よりも回転方向前方に傾斜している。したがって、前側面84、85からなる隔壁54の前側面全体は、回転方向前方に向かって凹状に折れ曲がっている。
後側面86は、羽根溝80の回転方向前方の径方向内側に形成された平面であり、径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜している。言い換えると、後側面86は、径方向内側に向って回転方向前方に傾斜している。後側面86と内周面88との間に形成された交差部である角部94、ならびに後側面87と内周面53との間に形成された交差部である角部96は角張っている。後側面87は、後側面86に続き後側面86の径方向外側に形成された平面である。後側面87は、径方向に沿って形成されている。
第2実施形態では、羽根溝80の回転方向後方に位置する隔壁54の前側面を二面の前側面84、85により回転方向前方に向けて凹状に折り曲げて構成したので、前側面84の傾斜角度を変更することにより前側面84と前側面85とが形成する折れ曲がり角度を調整できる。これにより、羽根溝80に流入するときの前側面84に対する燃料の角度、ならびに羽根溝80から流出するときの燃料流れの角度を独立して調整できる。
また、第2実施形態において、羽根溝80の径方向の長さをL0、前側面84の径方向の長さをL1とし、L1/L0を0.1、0.2、0.3、0.4、0.5と変えたときの傾斜角度αとポンプ効率との関係を図9に示す。図9から、α=0°、つまり羽根溝80の回転方向後方に位置する隔壁54の径方向内側の前側面を、径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜させず、隔壁54の前側面全体を径方向に沿って形成した場合のポンプ効率と比べ、隔壁54の前側面の径方向内側を径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜させた場合、その傾斜角度αがα≦45°であれば、L1/L0が0.1、0.2、0.3、0.4、0.5のときにポンプ効率が向上する。
したがって、隔壁54の回転方向前方の前側面の少なくとも径方向内側に、径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜する平面を形成するのであれば、その傾斜角度αが45°以下であることが望ましい。この望ましい傾斜角度αの範囲は、第1実施形態のように隔壁54の回転方向前方の前側面全体を径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜する傾斜面とした場合にも適用される。
また、図10に、α=10°、20°、30°、40°、50°としたときのL1/L0とポンプ効率との関係を示す。図10から、L1/L0≧0.3の範囲であれば、傾斜角度αの値によってはポンプ効率が向上する。また、L1/L0≧0.5の範囲であれば、傾斜角度αの値によってはポンプ効率が大きく向上する。また、L1/L0≦0.75であれば、α≦40°の範囲でポンプ効率が向上する。
また第2実施形態では、隔壁54の径方向外側の前側面85および後側面87と環状部52の内周面53との角部92、96に加え、隔壁54の径方向内側の前側面84および後側面86と羽根溝56の径方向内側の内周面88との角部90、94が角張っている。したがって、角部90、92、94、96を円弧状にする場合に比べ、羽根溝56の容積、羽根溝56への旋回流の流入面積、ならびに羽根溝56からの旋回流の流出面積を極力大きくすることができる。これにより、羽根溝56を流れる燃料量を極力増加し、旋回流のエネルギーを増加できると同時にポンプ通路の燃料へより多くのエネルギーを伝えることができる。
ここで角部90、92、94、96は第2実施形態のように角張っている方が望ましい。しかし、加工上の制約等によりRをつける場合は、R≦0.5mmとすることが望ましい。
(変形形態)
第2実施形態の変形形態を図11に示す。尚、第2実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
第2実施形態では、前側面84の径方向外側に形成された前側面85を径方向に沿って形成したが、図11に示す変形形態では、羽根溝130の内周面132において、前側面84の径方向外側に形成された平面である前側面134は、径方向外側に向かって回転方向前方に傾斜しており、インペラ50の中心200から径方向外側に放射状に延びる仮想直線202に対し傾斜角度βで回転方向前方に傾斜している。前側面134は、径方向に沿った仮想直線202に近いことが望ましく、仮想直線202に対して、径方向外側に向かって回転方向前方だけでなく回転方向後方にもβ≦5°の範囲にあることが望ましい。この場合にも、前側面84の径方向外側に位置する前側面134は、前側面84に対し、径方向外側に向かって回転方向前方に傾斜していることが望ましい。つまり、前側面84、134からなる隔壁54の前側面全体は、回転方向前方に向かって凹状に折れ曲がっていることが望ましい。
また、羽根溝130の回転方向前方に位置する後側面86の径方向外側に形成された平面である後側面135は、前側面134と同様に、仮想直線202に対し径方向外側に向かって回転方向前方に傾斜している。
(第3、第4、第5実施形態)
本発明の第3実施形態を図12に、第4実施形態を頭13に、第5実施形態を図14に示す。尚、第2実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。第3、第4、第5実施形態においては、第2実施形態と同様に、隔壁54の前側面の径方向内側は、径方向外側に向って回転方向後方に傾斜している。
図12に示す第3実施形態では、羽根溝140の内周面142において、内周面88と前側面84および後側面86との交差部である角部144、146、ならびに、内周面53と前側面85および後側面87との交差部である角部145、147は角張っておらず、円弧状である。
図13に示す第4実施形態では、羽根溝150の内周面152において、前側面84の径方向外側に形成された前側面154、ならびに後側面86の径方向外側に形成された後側面156は径方向外側に向かって回転方向前方に傾斜している。また、前側面84と前側面154との間、ならびに、後側面86と後側面156との間は滑らかな曲面を形成している。
特に、羽根溝150の回転方向後方において、径方向内側の前側面84と径方向外側の前側面154との間が滑らかな曲面で形成されているので、羽根溝150に流入した燃料が径方向内側の前側面84から径方向外側の前側面154に向けて、滑らかに向きを変えながら羽根溝150内を流れる。したがって、羽根溝150内を流れる燃料の抵抗を低減できる。
図14に示す第5実施形態では、羽根溝160の内周面162において、羽根溝160の回転方向後方の径方向内側に形成された前側面164、ならびに、羽根溝160の回転方向前方の径方向内側に形成された後側面165は、径方向外側に向けて回転方向後方に向かう滑らかな曲面である。傾斜面である前側面164は凹曲面であり、後側面165は凸曲面である。
また、前側面164と前側面85との間、ならびに、後側面165と後側面87との間は滑らかに接続されているので、羽根溝160に流入した燃料が径方向内側の前側面164から径方向外側の前側面85に向けて、滑らかに向きを変えながら羽根溝160内を流れる。したがって、羽根溝160内を流れる燃料の抵抗を低減できる。
第2実施形態の変形形態、第3、第4、第5実施形態においても、L1/L0≧0.3の範囲であれば、羽根溝の回転方向後方の径方向内側に形成された前側面84、164の傾斜の程度によってはポンプ効率が向上する。第5実施形態の場合、前側面164の傾斜角度αは、インペラ50の中心200から径方向外側に放射状に延びる仮想直線202に対して、凹曲面である前側面164の接線が回転方向後方に傾斜する角度である。傾斜角度αは、α≦45°であることが望ましい。また、L1/L0≧0.5の範囲であれば、前側面84、164の傾斜の程度によってはポンプ効率が大きく向上する。また、L1/L0≦0.75であれば、ポンプ効率が向上する前側面84、164の傾斜の範囲が拡大する。
以上説明したように、上記複数の実施形態では、回転方向に隣接する羽根溝の間を仕切る隔壁の回転方向前方の前側面が、少なくとも径方向内側に径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜する傾斜平面または凹曲面を有することにより、羽根溝の回転方向後方に位置する隔壁の前側面の傾斜平面または凹曲面に沿って羽根溝に滑らかに燃料が流入する。その結果、羽根溝に流入する燃料によりインペラが回転方向と反対側に受ける力が減少する。したがって、燃料ポンプのポンプ効率が向上する。その結果、同じ燃料吐出量の要求に対しては燃料ポンプを小型化しても同等の燃料吐出量を提供できる。また、同じ体格であれば、燃料吐出量を増加できる。
(他の実施形態)
本発明は上記複数の実施形態に限らず、隔壁の前側面の少なくとも径方向内側に形成された傾斜面の傾斜角度αがα≦45°、あるいは、羽根溝の径方向長さをL0、隔壁の前側面の少なくとも径方向内側に形成された傾斜面の径方向長さをL1とした場合に、L1/L0≧0.3のいずれかを満たす構成であればよい。
また、上記複数の上記複数の実施形態では、羽根溝の径方向外側を環状部52で覆ったが、本発明では、環状部52を設けず羽根溝の径方向外側を開放してもよい。
上記複数の実施形態では、隔壁の径方向内側の前側面に合わせて、隔壁の回転方向後方の少なくとも径方向内側の後側面を径方向外側に向かって回転方向後方に傾斜させたが、隔壁の後側面を径方向に沿って形成してもよい。
また上記複数の実施形態では、外周側のステータコア20にコイル24を巻回し、内周側の回転子30に永久磁石36を設置したが、外周側に永久磁石を設置し、内周側の回転子にコイルを巻回して燃料ポンプを構成してもよい。
(A)は本発明の第1実施形態によるインペラを示す図4のI−I線断面図であり、(B)は(A)のB方向矢視図である。 第1実施形態のインペラを燃料吸入側から見た斜視図である。 第1実施形態の羽根溝の拡大図である。 羽根溝部分のインペラを示す断面図である。 第1実施形態の燃料ポンプを示す断面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 第2実施形態の羽根溝の拡大図である。 (A)は図1の(A)と同じ位置の第2実施形態によるインペラの断面図であり、(B)は(A)のB方向矢視図である。 傾斜角度αとポンプ効率との関係を示す特性図である。 L1/L0とポンプ効率との関係を示す特性図である。 第2実施形態の変形形態による羽根溝の拡大図である。 第3実施形態の羽根溝の拡大図である。 第4実施形態の羽根溝の拡大図である。 第5実施形態の羽根溝の拡大図である。
符号の説明
1 燃料ポンプ、2 モータ部、4 ポンプ部、30 回転子、50 インペラ、52 環状部、53 内周面、56、80、130、140、150、160 羽根溝、60、84、164 前側面(傾斜面)、62、86、87、135、140、156、160 後側面、72、76、90、92、94、96 角部(交差部)、85、134、154 前側面、88 内周面、110、112 ポンプ通路

Claims (12)

  1. 燃料ポンプ用のインペラであって、前記インペラの回転方向に沿って軸方向の両側に形成されるポンプ通路の燃料を回転することにより昇圧するインペラにおいて、
    回転方向に複数設けられ、前記ポンプ通路と連通するように軸方向の両側にそれぞれ設けられた羽根溝と、
    回転方向に隣接する前記羽根溝の間を仕切る隔壁と、
    を備え、
    前記隔壁の回転方向前方の前側面は少なくとも径方向内側に回転方向後方に傾斜する傾斜面を有しており、前記傾斜面の傾斜角度をαとすると、α≦45°であることを特徴とするインペラ。
  2. 前記傾斜面の径方向外側の前記前側面は前記傾斜面に対して回転方向前方に傾斜していることを特徴とする請求項1記載のインペラ。
  3. 前記前側面の前記傾斜面よりも径方向外側は径方向に沿った平面であることを特徴とする請求項2記載のインペラ。
  4. 前記隔壁の回転方向後方の後側面の径方向内側は回転方向後方に傾斜していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のインペラ。
  5. 前記羽根溝の径方向の長さをL0、前記傾斜面の径方向の長さをL1とすると、L1/L0≧0.3であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のインペラ。
  6. 燃料ポンプ用のインペラであって、前記インペラの回転方向に沿って軸方向の両側に形成されるポンプ通路の燃料を回転することにより昇圧するインペラにおいて、
    回転方向に複数設けられ、前記ポンプ通路と連通するように軸方向の両側にそれぞれ設けられた羽根溝と、
    回転方向に隣接する前記羽根溝の間を仕切る隔壁と、
    を備え、
    前記隔壁の回転方向前方の前側面は少なくとも径方向内側に回転方向後方に傾斜する傾斜面を有しており、前記羽根溝の径方向の長さをL0、前記傾斜面の径方向の長さをL1とすると、L1/L0≧0.3であることを特徴とするインペラ。
  7. L1/L0≧0.5であることを特徴とする請求項5または6記載のインペラ。
  8. L1/L0≦0.75であることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項記載のインペラ。
  9. 前記隔壁と結合し前記羽根溝の径方向外側を覆う環状部を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載のインペラ。
  10. 前記隔壁の回転方向前方および回転方向後方の径方向外側の側面と前記環状部の内周面との交差部は角張っていることを特徴とする請求項9記載のインペラ。
  11. 前記隔壁の回転方向前方および回転方向後方の径方向内側の側面と前記羽根溝の径方向内側の内周面との交差部は角張っていることを特徴とする請求項10記載のインペラ。
  12. モータ部と、
    前記モータ部の回転駆動力により回転する請求項1から11のいずれか一項記載のインペラと、
    請求項1から11のいずれか一項記載のインペラを回転可能に収容し、前記ポンプ通路を形成するケース部材と、
    を備えることを特徴とする燃料ポンプ。
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