JPH03175196A - 渦流ブロワ - Google Patents

渦流ブロワ

Info

Publication number
JPH03175196A
JPH03175196A JP2049270A JP4927090A JPH03175196A JP H03175196 A JPH03175196 A JP H03175196A JP 2049270 A JP2049270 A JP 2049270A JP 4927090 A JP4927090 A JP 4927090A JP H03175196 A JPH03175196 A JP H03175196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
blade
flow path
annular flow
blades
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2049270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2960459B2 (ja
Inventor
Susumu Yamazaki
進 山崎
Eiichi Ito
永一 伊藤
Masayuki Fujio
藤生 正行
Hajime Fujita
肇 藤田
Hiroshi Asabuki
朝吹 弘
Kazuo Kobayashi
和男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Publication of JPH03175196A publication Critical patent/JPH03175196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2960459B2 publication Critical patent/JP2960459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉粒体などの空気輸送装置、紙などの吸着装
置、エアレーションなどの一般産業機械組込用の空気動
力源として用いられる渦流ブロワに係り、特に、渦流ブ
ロワの空力性能を大幅に向上させるのに好適な羽根車の
形状と羽根車形状に適したケーシング形状に関する。
〔従来の技術〕
従来の渦流ブロワは、羽根車を放射状に形成するのが一
般的である。しかし、渦流ブロワは小型で高い風圧がm
られる特徴を有し、さらに、この特徴を活かすために、
従来種々の提案や検討がなされている。
日本機械学会論文集第45巻396号(昭和54.8)
第1107頁〜第1116頁には、羽根の内側端と軸中
心を結ぶ円の半径をRz、外周端と軸中心を結ぶ円の半
径をR2としたとき、R1/R2の値を変えることによ
り、渦流ブロワの特性(吐出流量に対する吐出圧力特性
)が変わることが示されている。これによれば、流量係
数、圧力係数ともにRz/Rzの値が、0.68 のも
のの方が0.82 のものより共に高く、0.75 と
すると更に高くなることが示されている。現在実用化さ
れている渦流ブロワでは、R1/Rzの値は0.68程
度が最小である。
渦流ブロワを小型にするためには、R2の値を小さくす
れば良いが、次のような問題がある。すなわち、流量は
、、R22(1−Rt/R2)の値に大きく依存し、小
型でかつ必要流量を満足するには、R1/R2の値を小
さくする必要がある。しかし、R1/R2の値を067
5 以下にすると上記したように、圧力係数が小さくな
り、かつ外周半径R2を小さくしているので、外周半径
R2での周速u2も小さくなり、圧力特性は圧力係数と
u2の2乗の積で決まるので、吐出圧力は極端に低下す
る。そのため、小形にするには、R2を小さくし、江つ
R1/R2を小さくすることに加えて、圧力係数を大幅
に上げることが必要になる。
また、渦流ブロワの寸法を変えずに高い特性を得ようと
する場合には次のような問題がある。すなわち、R2の
値が一定の場合圧力性能を上げるために、Rl / R
2の値を0.75程度まで大きくしていけば、流量は少
なくなり、逆に流量を大きくするためにRl / R2
の値を小さくすると圧力係数は低くなる。そのため1寸
法を変えずに高い特性を得ようとする場合にはR1/ 
RZを小さくすることに加えて、圧力係数を上げること
が必要になる。 渦流ブロワの空力性能を改善すること
を目的としたものには、特開昭50−5914号公報、
特開昭61−155696号公報に記載のように、羽根
の軸方向入口角度、出口角度のみを90度より小さく、
或いは大きく一定角度傾斜させた羽根車を備えた渦流ブ
ロワ、実公昭55−48158号公報、実公昭56−8
5091号公報に記載のように、その目的は明確ではな
いが、羽根を周方向入口角度および周方向出口角度の両
方、或いは一方を一定角度傾け90度と異ならしめた羽
根車を備えた渦流ブロワが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
渦流ブロワでは、小型で、清浄な空気源を提供出来ると
いう利点のため、近年用途が拡がり、それに伴って、さ
らに高風圧なもの、あるいは吐出圧力は従来程度で、さ
らに小型化したものが強く望まれている。しかし、上記
従来の技術を含め、これまでの技術では、周方向出口角
度、入口角度。
軸方向羽根角度のいずれか一つの角度のみしか考慮して
おらず、渦流ブロワ特有の三次元的な内部流れに対応し
た羽根形状を有していないため、渦および澱みなど内部
流れの乱れが発生するものであった。そのため、(1〉
所定の圧力を保って、さらに小型化すること、(2)寸
法を大きくすることなく流量を維持してより高い吐出圧
力得ることは困難である。
又、従来の渦流ブロワは騒音の低減という点で配慮が十
分でなく、医療M&器などのように静廣な環境で使用す
るものへ適用されにくい原因となっていた。パ 本発明は、上記した問題点を解決するためになされたも
のであって、その第工の目的は、空力性能を従来のもの
に比べて大幅に高めることができる渦流ブロワを提供す
ることにある。
本発明の第2の目的は、騒音の低い渦流ブロワを提供す
ることにある。
本発明の第3の目的は、空力性能を従来のものに比べて
大幅に高め、かつ吐出圧力を設定値に制御しうる渦流ブ
ロワを提供することにある。
本発明の第4の目的は、外形の小さい小形の渦流ブロワ
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の渦流ブロワは、第
1に少なくとも羽根車の内周側を、三次元的な内部流れ
に対応できるように、羽根車の羽根形状を適切な三次元
形状にしたものである。
すなわち、羽根の内側端と軸中心を結ぶ円の半径をR1
、内周端の羽根の前縁の入口角度をγl。
内周端と中央部との中間部の羽根の前縁入Iコ角度をγ
o、内周端と外周端との中央の半径をRe、中央での羽
根の前縁の入口角度をγCとするとき。
少なくともγ1、γc、γcを90度より小さくγo>
γc1あるいは、γ2〉βCとなるように羽根形状をな
めらかな曲面で形成したものである。
さらには、γ1を90度より小、さくγ1>γcとした
ものである。
又、羽根の前縁のRcの円周上の位置は、内周端よりも
羽根車の回転方向に対して遅れるように形成したもので
ある。
第2に羽根車の外周側および内周側を、三次元的な内部
流れに対応できるように羽根車の羽根形状を適切な三次
元形状にし、外周側羽根前縁を羽根車の回転方向に対し
て前進させて設けたものである。
第3に渦流ブロワのケーシング形状を、吸入口および吐
出口の隔壁形状を羽根形状に沿って流入および吐出する
ように形成したものである。
第4に羽根車の羽根形状を上記したように三次元形状に
形成し、R1/R2を0.75以下で望ましくは0.3
 以上の範囲に設定したものである。
第5に外周側の羽根前縁を羽根車の回転方向に対して後
退させ、γoを90度より大きく形成させたものである
〔作用〕
渦流ブロワの環状流路の中の流れの可視化実験を行った
結果、次のことが分かった。
羽根5の内周端を5b、外周端を5a、外周端と内周端
との中央部を50としたとき、吸入口6aから環状流路
8内に流入した空気の環状流路8に沿った羽根5の速度
に対する速度分布は、第7図ないし第14図に示すごと
くとなり、特に第10図に示すように、外周端5aから
中央部5C付近までは羽根車の回転方向に対し正の値と
なるが、中央部5c付近から内周端5b間は負の値とな
る。
一方、環状流路8を回転軸方向に横切って流れる速度分
布は、第11図に示すように、既に知られていたことで
はあるが、外周端5aから中央部5c付近まではケーシ
ング側に向かう速度ベクトルを持ち、中央部5c付近か
ら内周端5b間では。
羽根車側に向かう速度ベクトルを持つ。
それ故1本発明では、第1に空気が環状流路に沿う速度
ベクトルと環状流路8を回転軸方向に横切って流れる速
度ベクトルとの合成ベクトルに合うように、少なくとも
羽根内周側を羽根5の前縁の軸方向入口角度を定めてお
り、更には周方向人口角度を定め、三次元形状に羽根形
状を成型しているので、内周側に流入する空気の堝およ
び澱みなど内部流れの乱れの発生が大幅に低減され、空
力性能が従来の渦流ブロワに比べて大幅に向上する。
第2に空気が環状流路に沿う速度ベクトルと環状流路8
を径方向に横切って流れる速度ベクトルとの合成ベクト
ルに合うように、羽根5の前縁の軸方向入口角度及び出
口角度を、更には周方向人口角度及び出口角度を定め、
三次元形状に羽根形状を成型しているので、渦および澱
みなど内部流れの乱れの発生がなく、空力性能が従来の
渦流ブロワに比べて大幅に向上する。
第3に羽根形状を上記のように定めたので、渦および澱
みなど内部流れの乱れの発生がないため騒音低減となる
。又、ケーシング形状を上記のように定めたので、空気
が吸込口から羽根形状に治って流入し、羽根形状に沿っ
て吐出口からスムーズに流出するので、騒音が非常に小
さくなる。
第4に羽根車の羽根形状を上記したように三次元形状に
形成し、R1/R2を0.75以下で望ましくは0.3
 以上の範囲に設定しているので、渦流ブロワの外形を
小さくできる。
第5に外周側の羽根前縁形状を羽根車の回転方向に対し
後退させ、γoを90度より大きく形成することにより
、羽根が空気に与える仕事量を小さめに抑えることがで
きる。
〔実施例〕
以下1図を参照して本発明の実施例について説明する。
本発明の一実施例を第工図から第20図により説明する
第1図において、1は羽根車、2は環状流路8を形成す
るケーシング、4は羽根車1を回転駆動する原動機であ
る。羽根車1とケーシング2とは対向し、ケーシング2
に対し羽根車1が回転可能に取付けられている。原動機
4はベース部材7a上に、ベース部材7a及びケーシン
グ2に固定されている。環状流路8の一端は吸込み細通
路6aに、他端は図示していない吐出側通路に連通され
ている。吸入側通路6aと吐出側通路とはベース部材を
兼ねた消音器7に設けられている。環状流路8は羽根車
lの回転中心、つまり原動機4の回転軸3を中心として
ドーナツ状に1回転軸3の軸心を通る平面で切断したと
きの断面形状が半円弧状の形状をなすように形成されて
いる。環状流路8内に夫々連通ずる吸込み口と吐出口と
の間は、羽根車1に形成されている複数枚の羽根5が通
過できるように、微小空諒を保って吸込み口と吐出口と
が連通しないように仕切る隔壁が形成されている。羽根
車1は、原動機4の回転軸3に固定され一体になって回
転するホイール9とシュラウド11から構成される。シ
ュラウド11には1羽根間流路10が形成されており、
羽根間流路10の中には、これを横切る方向に多数の羽
根5が設けられている。
本実施例の渦流ブロワにおいては、羽根5の形状は、第
2図から第6図に示したように、少なくとも内周側は3
次元形状に形成されている。
この羽根5の形状を説明する前に環状流路8内の空気の
流れについてまず説明する。環状流路8内の空気の流れ
は、第7図から第11図に示したようになる。吸込口6
Cから吸込まれた空気は。
第7図、第8図に示すように5羽根重工に形成されるケ
ーシング内流路2aとでなる円形断面状の流路内を羽根
1の回転にともなって、該円形断面状の中心のま・わり
を旋回運動しながら、吐出口へ向かって送られ、かつ圧
力を高められて吐出口から吐出される。
この内部流れは、さらに詳しくは可視化実験および内部
流速測定により第9図から第14図に示すようになるこ
とが分かった。
第3図及び第7図に示すように、羽根5の内周端を5b
、外周端を5c、外周端と内周端との中央部を50とし
たとき、吸入口6cから環状流路8内に流入した空気の
環状流路8に沿った羽根5の速度に対する速度分布は、
第1O図に示すように、外周端5aから中央部5c付近
までは羽根車の回転方向に対し正の値となるが、中央部
5c付近から内周端5b間は負の値となる。
それ故、本実施例では、少なくとも内周端5bから中央
部5cに近づくにつれて環状流路に沿った速度成分が回
転方向とは逆向きに大きくなることから、速度の大きい
中央部50近くも剥離させないで流入させるため、羽根
5の環状流路に面した形状は内周側から中央部に向がっ
て後退させている。
すなわち、本実施例では、内周側での羽根5を中央部5
cまで後退させることで内部ながれを一様に流入させる
ように1周方向角度βlを定めている。
一方、環状流路8を回転軸方向に横切って流れる速度分
布は、第11図に示すように、既に知られていたことで
はあるが、外周端5aから中央部5c付近まではケーシ
ング側に向かう速度ベクトルを持ち、中央部5c付近か
ら内周端5b間では、羽根車側に向かう速度ベクトルを
持つ。
それ故、本実施例では、第10図に示したように、空気
が羽根に対して環状流路に沿う速度ベクトルと、第11
図に示したように、空気が羽根に対してもつ環状流路8
を回転軸方向に横切って流れる速度ベクトルとの合成ベ
クトル、すなわち、第14図の速度三角形のWIに合う
ように、羽根5の軸方向入口角度を定めている。
すなわち、合成速度ベクトルは、内周端5bでは羽根1
2の前縁の入口角度は90度に近く、中央部5cに向か
うに従い前縁に入口角度を小さくなるように変化するた
め、これに合うように軸方向入口角度を定めている。
第2図において1羽根車1の中心部には回転軸3を取付
けるための軸孔20が設けられている。
この羽根車■には、第3図に示すように軸孔20の中心
から半径R1と半径R2との間にドーナツ状に羽根5と
羽根間流路10が形成されている。羽根間流路lOを軸
孔20の中心を通る平面で切断したときの断面形状は半
円弧状の形状をなすように形成されている。
羽根5の断面形状は前記した空気の合成速度ベクトルに
適合するように形成されるが、例えば第2図から第6図
に示すようになっている。
第2図から第6図に示したように、羽根5の内周端5b
と軸孔20の中心(回転軸の回転中心)を結ぶ円の半径
R1、外周端5aと軸孔20の中心を結ぶ円の°半径R
2,内周端5bと外周端5aとの中央の半径をRcとし
たとき、羽根の前縁のRc点の位[5cは、内周端5b
よりも羽根の回転方向にみたときに遅れており、且つ羽
根の内周端5bでの入口角度をγx、5cでの入口角度
をγCとしたとき、γlとγCとは共に90度よりも小
さく、かつγlとγCとは異なる値を有し、かつγ1>
γcとなるように、滑らかな四面で形成されている。さ
らに、中央部から外周部にかけては軸方向出口角度γを
90度に形成している。
又1羽根5の前縁は、第3図に示すように中間点位置よ
りわずかに外周側までは羽根車上の回転方向に対して遅
れるように、それより外周側では、軸孔20の中心に対
して放射状に形成されている。
すなわち、第3図に示すように、内周端5bを通って引
いた接線と中間点5cと内周端5bとを結ぶ線とのなす
角度を90°未満のβlに、外周端5aを通って引いた
接線と中間点5cと外周端5bとを結ぶ線とのなす角度
を90’のβ2に形成している。この理由は、中央部よ
りわずかに外側で空気の流れ方向が逆転するからである
ここで、軸方向角度γは、羽根前縁での平面に対して羽
根前縁部の回転方向側の滑らかな曲面がなす角度と定義
される。又、羽根の断面の中心線をとって定義しても良
い。
周方向角度βは、羽根車の軸心に対してなす同心円と羽
根前縁との交点において、前記円の接線と前記羽根前縁
とのなす角度のうち、回転方向と反対側の角度を言うよ
うに定義する。
このように羽根形状を形成することにより、空気はケー
シング内流路の外周側から旋回しなからケーシング内周
を通りケーシング羽根形状に沿って羽根車内周側へ流入
し、3次元的に羽根に沿って滑らかで速度減少の少ない
内部流れを形成する。
すなわち1周方向逆流酸分を含む入口流れに対応して流
入させるので抵抗を小さく抑えて流れを羽根5間に導く
ことができる。外周側に至った空気は、90度の軸方向
出口角により内部流れを羽根間で周方向前向きに変え、
1旋回で流体に羽根5で仕事量を与え、圧力を高められ
る。このように、少なくとも内周側で三次元的に羽根に
沿って、滑らかで速度減少の少ない内部流れを形成する
ことができるので、渦、澱みの少ない流れが実現できる
。その結果、吐出圧力を高めることができ、騒音も小さ
い渦流ブロワが得られる。
第15図は、βlの値を100度、90度。
80度、60度、45度、及び20度ニジ、且つγ東の
値を10度、20度、45度、70度。
80度、及び90度にしたときの従来例との圧力係数の
比を示す。従来例の圧力係数ψ0を得たときの諸量はβ
1.β2.γi、γC及びγoが全て90度である。ま
た、本発明の実施例として圧力係数ψを得たときのγC
の値は、γ1よりも↓3度小さい値とした。β2の値は
90度に、またR1/R2の値は0.58 に固定した
枠内の数字が1.0 以上であれば従来のものよりも圧
力係数が高いことを示している。又、1.7よりも若干
大きければ、圧力係数は14以上に相当する。
従って、βlが45度ないし80度、γ1が20度ない
し70度、γ。がγ1よりも13度小さいとき圧力係数
が工4以上の高圧にできる。
第16図はβ2の値を70度にしたときの、第15図に
示したものと同様に圧力係数の値を示している。この表
からβ2の値を70度にすると、β2の値を90度にし
たときよりも得られる圧力係数は小さくなるが、それで
もβlが45度ないし80度、γ、が20度ないし70
度、γCがγ、よりも工3度小さいとき圧力係数は従来
のものよりも、大きな値を示すことが分かる。
即ち、羽根の前縁の軸方向入口角度、前方向入口角度の
大きさが、空力性能を大きく左右する要因であることを
示している。
第17図は、本発明の実施例と従来の渦流ブロワの流量
係数φ対圧力係数ψの関係を示している。
これから、本発明によるものの方が、流量係数。
圧力係数井に大きいことが分かる。
第18図は、周方向入口角度βlを20度と90度に設
定したときの流量係数φ対圧力係数ψの関係を示してい
る。この図から周方向入口角度βlを20度に設定した
方が、流量係数、圧力係数井に大きいことが分かる。
第19図は、周方向入口角度βlを変えたときの圧力係
数の比を示す図である。この時の周方向出口角度β2は
90度に固定しており、βhβ2ともに90度の時と比
較している。この図から分かるように、90度から20
度の範囲では、βlが小さくなる程、圧力係数は大きく
なる。
第20図は、βl、β2ともに90度に設定し、羽根の
前縁の軸方向入口角度γlを変えたときの圧力係数の比
を、γl、β2共に90度に設定したときを基準として
示している。この図から分かるように、γlの値が小さ
くなる程圧力係数比は大きくなる。
以上述べたように、空気が環状流路に沿う速度ベクトル
と環状流路8を回転方向に横切って流れる速度ベクトル
との合成ベクトルに合うように、少なくとも羽根内周側
を羽根5の前縁の軸方向入口角度を定めており、又、周
方向入口角度を定め、三次元形状に羽根形状を成型して
いるので、内周側に流入する空気の渦および澱みなど内
部流れの乱れの発生が大幅に低減され、空力性能が従来
の渦流ブロワに比べて大幅に向上する。すなわち、羽根
の内周側を流体の流れに沿った三次元形状に形成するこ
とにより、空力性能を大幅に向上できる効果がある。
その結果、渦流ブロワを小形化するために比R1/R2
を0.75以下にすると圧力係数が小さくなるという従
来の欠点を克服できる。そのため、比R1/R2を0.
75以下でかつ0.3 以上に設定しても吐出圧力は従
来に比べて大幅に向上できるため、羽根車の外径を小さ
くでき、渦流ブロワを小形化できる効果がある。
次に、吐出圧力をより高めた場合の他の実施例について
第21図から第33図により説明する。
本実施例では、羽根車5の内周側から中央部における羽
根形状は、第2図、第3図に示した形状に形成されてい
る。又、中央部5c付近から外周端5aまでは、前述し
たように、環状流路8に沿った羽根5の速度に対する空
気の速度分布は第1゜図に示すように羽根車の回転方向
に対し正の値になり、中央部5cから外周端5aに向か
っては、環状流路8に沿った速度成分が回転方向前向き
に急激に大きくなることから速度の小さい中央部に澱み
をつくらないために、羽根5の環状流路8に面した形状
は中央部5cから外周端5bに向かって回転方向に前進
する。
すなわち、本実施例では、外周側での流れを羽根5を中
央部5cから外周端5bに向かって突き出すことにより
一様に流出させるように、周方向出口角度β2を90度
以上に定めている。
一方、前述したように、第12図の速度三角形のWoに
合うように軸方向出口角度γを定めている。
すなわち、半径がRo=(Rz+Rc)/2である外周
側の中間点位置および半径がR1=:(R1+Rc)/
2である内周側の中間点の位置での羽根12の前縁の入
口角度をそれぞれγo.γiとすると、第24図から第
26図及び第37図に示したように、γo.γムともに
90度より小さく、かつγo〉γ。。
γ1>γcとなるように、滑らかな曲面(第22図ない
し第26図参照)で形成されている。周方向逆流成分を
含む入口流れに対応して流入され、外周部に至った空気
は、軸方向出口角度γoにより内部流れを羽根間で周方
向前向きに変え、且つ周方向出口角β2を有することで
羽根間において速度の遅い羽根中間点付近 根外周端、内周端駆付の流れに同期性を持たせることが
でき、内部損失となるよどみを生じさせることなく、旋
回成分を大きくし、羽根間での速度変化を小さくできる
。軸方向出口角γo及び周方向出口角β2を設けること
によって、より1旋回で羽根の与える仕事量を大きくか
つ羽根内部圧力損失を大きくしないことで、得られる圧
力を大きくする作用がある。
また、β2については、羽根間において内部速度の遅い
羽根中間点付近の流れと、内部速度の早い羽根外周端、
内周端付近の流れの同期性を持たせて内部圧力損失とな
るよどみによる流れの乱れを防止する。
よって軸方向出口角γoおよび周方向出口角β2を伴わ
せ持つ形状により、羽根は流路内で。
3次元的に滑らかで速度変化の少ない内部流れを形成す
る作用を行なう圧力大の空力性能を得る。
羽根5の外周側形状を3次元形状にしたときの実験結果
を羽根形状β1=90度、γr = 90度。
βz=90度、γo=90度、 Rt/Rz=0.58
に設定した従来の渦流ブロワと比較して第28図に示す
。この図から分かるように外周形状を前述のごとく3次
元形状とすることにより、圧力係数を2倍以上に向上す
ることができる。従来の2次元羽根形状を有する渦流ブ
ロワにおける周方向出口角度β2のみに着目した実験結
果では、第29図、第30図に示すように、β2は90
度付近が最大の圧力係数となり良好なものであった。し
かし、軸方向出口角度γoを変化させると圧力係数は従
来に比べて大きくなる。これらから、第23図に示す例
では軸方向出口角度γoを45度9周方向出口角度β2
を115度と同時に変えることにより前述した理由によ
り圧力係数を大幅に向上できる。
第32図は、軸方向出口角度γoと周方向出口角度β2
とを変えた場合の圧力係数比のマツプを示した図である
。この図から分かるように、100’≦β2≦135’
 、20’≦γo≦70’の範囲で圧力係数を大幅に向
上できることが分かる。
′s33図は1羽根5の内周側を3次元形状としたのに
加えて外周側も3次元形状としたときの実験結果を示す
図である。この図から分かるように、羽根形状全体を3
次元形状とすることにより、圧力係数をさらに向上でき
、圧力係数25程度を得ることができる。
本実施例では、第23図に示したように、羽根5の内周
側と外周側を結ぶ中央部5cを急激な角度変化を有する
ような羽根前縁形状の羽根車を示したが、第34図に示
すように1羽根前縁形状を内周側5aから外周端5bに
かけて緩やかな角度変化を有するように形成しても良い
以上説明した実施例では、羽根5を内周側では、羽根車
1の回転方向に対し後退させ、中間点5cより外周側で
は、放射状に設定する、あるいは前進させているが、羽
根を3次元形状とした場合には第23図に示すように、
羽根前縁形状を、内周側ではd、fで示す形状に形成し
ても良く、外周側ではa、cで示す形状に形成しても良
い。又。
これら、a”c、d−fで示す形状を組み合わせても良
い。
このように構成した本発明の他の実施例を第36図から
第40図に示す。本実施例では、吐出圧力を抑制するた
めに、羽根5の外周側の前縁を第35図に示したCの曲
線となるように形成している。すなわち、第23図に示
した羽根5よりも第38図に示すように羽根の外周側断
面を羽根車1の回転方向に対して後退させて形成してい
る。
すなわちl;軸方向角度γを内周側では第40図に示す
ように第26図と同様な角度γlに設定しているが、、
中央位置では第39図に示すように90度より幾分小さ
めに、外周側では第38図に示すように軸方向出口角度
を90度より大きく形成している。
本発明のさらに他の実施例を第41図から第44図に示
す。本実施例では、羽根5は、内周側では、第44図に
示すように軸方向入口角度γムを第23図に示す軸方向
入口角度と同様な角度に設けている。又、中央値[5c
では、第43図に示すように軸方向角度γCを有し、か
つ第41図に示すように羽根車1の回転方向に対して後
退している中間部32を設けている。羽根5の外周側は
第36図に示すように90度より大きい軸出口角度γo
の羽根形状を形成している。
このように、羽根の前縁を羽根車1の回転方向に対して
後退させ、γoを90度より大きくすることにより、羽
根が空気に与える仕事量を小さめしこ抑えることができ
、吐出圧力、所要動力を低めにも制御できる効果がある
次に、第35図において、羽根5の前縁を内周側はfの
曲線に、外周側では外周側に向かって羽根車の回転方向
に対して後退させるように形成した実施例を第45図と
第46図に示す、第45図は、本実施例の羽根車の部分
的正面図である。羽根は断面として現れていないが、捩
じれの方向を分かり易くするために、斜線を付して示し
である。
図中、第3図と同一番号を付しているものは、同一部品
を示す。
第46図は、第45図の各半径B、C,D、E。
Fにおける羽根断面形状を示している。羽根の外周側(
B、C断面)では、羽根前縁の軸方向出口角度γ2が9
0度よりも大きく、GとHを結ぶ直線に対して反回転方
向にとっ状の曲線となるように形成されている。内周側
(E、F断面)では、羽根前縁は羽根車の回転方向に対
して前進しており、Hと工を結ぶ直線に対して回転方向
にとっ状の曲線となるように、かつ軸方向入口角度γ1
は90度より小さく形成されている。又、中央部のD断
面において、羽根前縁は軸中心を中心とした放射状線に
対してOtOだけ回転方向に対して前進している。そし
て、内周側の羽根前縁の軸方向入口角度γlを流れの入
射角γa1とほぼ同じに形成し、羽根内周側の他の断面
(D、E断面)においても、各々大きさと方向の異なる
流れの入射角γe1.γdlに見合った羽根前縁の軸方
向入口角度γを設定しているので、渦、澱みを小さくで
きる。外周側では、第46図B断面に示したように、軸
方向出口角度γ2を90度よりも大幅に大きく形成して
いるので1周方向流速成分cuzが小さくなり、旋回流
の周方向進み角が小さくなり。
吸入口から吐出口までの旋回数を多くできる。又、吐出
圧力を設定値に制御することができる。
第47図は、ケーシング2に設けた吸入口と吐出口の間
に連通しないように仕切る隔壁の形状を示した図である
。騒音を大幅に低減した隔壁形状を示す6ケーシング2
は、回転軸3の軸線と平行を威す方向に開口する断面が
半円弧状の溝状を威す円弧状流路8を有している。この
溝内は一部が羽根車1と微小空隙を介して対抗する隔壁
25が仕切られている。そして円弧状流路8の一端は吸
込側通路6aに、他端は吐出側通路6bに接続しである
。吸込側通路6aと吐出側通路6bとはベース部材を兼
ねた消音器7内に平行を成すように設けである。
隔壁25の吸込口側には吸込側ガイド26が設けてあり
、その先端26aは羽根5が外周側から切る(羽根の前
縁と交差する)ように、略水平を威している。これは吸
込口6Cから円弧状流路8内に八った空気がスムーズに
羽根5の入口(第11図で矢印が左方向を向いている)
側に導く働きをしているものと考えられる。また、軸線
方向からみると、吸込口6Cは、吸込側ガイド26の陰
に隠れて見えないようになっている9こハは、円弧状流
路8内で発生している騒音を、直接吸込口側通路6aに
ださないで遮音するのに役立つ。
隔壁25の吐出口側には吐出側ガイド28が設けてあり
、その先端28aは羽根5が内周側から切る(羽根の前
縁が交差する)ように、略中央部28b (羽根の流れ
方向逆転点と一致する部分)が1羽根車1の回転方向F
の反対側に突出する形状を威している。これは円弧状流
路8から吐出口6bに出る空気が、羽根5の出口(第1
1図で矢印が右方向を向いている)部分からスムーズに
出るように導く働きをしているものと考えられる。
また、軸線方向から見ると、吐出口6bは、吐出側ガイ
ド28の陰に大部分隠れるように成っている。これは1
円弧状流路内で発生している騒音を直接吐出通路6bに
出さないで遮音するのに役立つ。
第48図は第47図に示したケーシング2と第36図に
示した羽根車1とを組み合わせて渦流ブロワを構威し、
運転したときの騒音の実測データである。
その組合せから吸込側ガイド26.吐出側ガイド28を
取り去って運転したときの第48図に示す騒音データと
比較すれば、吸込側ガイド28゜吐出側ガイド28を設
けることが、騒音の低下に非常に役立つことが分かる。
なお、円弧状流路8に沿ってみた26bから28b(羽
根の流れ方向逆転点、と一致する部分)迄の寸法1は。
L=−λ (2n+1) 但しλ=C/f f=ZXN 2は前記羽根の枚数 Nは前記シュラウドの回転速度 Cは音速 nは0,1,2.3・・・ に成るようにLの値を選択して実験したところ第48図
の最大騒音レベルが更に4dB低下した。
本発明の他の実施例を第49図に示す。本実施例で・は
、羽根5を設けた羽根車1を原動機4に近い側に設け、
ケーシング2をそれに対向させて設けている。こうする
ことにより1羽根車のオーバーハンダ量を小さくできる
。このように、回転体である羽根車1・を軸受側に近づ
けているので、羽根車1の振動を大幅に低減させること
ができ、ラジアル荷重に対する耐久性を向上させること
ができる。
本発明の他の実施例を第50図から第54図に示す。第
50図から第54図に示した実施例では、−例として第
23図から第27図に示した羽根形状を両側に形成した
両羽根形羽根車に適用した場合を示している。第50図
は、両羽根形羽根車を搭載した渦流ブロワの斜視図であ
り、第1図と同一番号を付したものは同一の部品を示し
ている。
本実施例では、ケーシング2が両羽根の両側を覆うよう
に形成されており1両羽根の両側に環状流路8が形成さ
れている。又、吐出口6dと吸入口6cが連通しないよ
うにケーシングの両側にRMが設けられており、原動機
4側には吸入通路6aと吐出通路6bが設けられている
このように構成することにより、圧力係数が高く、大風
量を得ることができる渦流ブロワを提但できる。又、ケ
ーシングの外径を小さくでき、渦流ブロワを小形にでき
る効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、第1に少なくとも羽根の内周側を3次
元形状に形成しているので、空気の旋回速の速度ベクト
ルに対応してスムーズに流入させることができ、吐出圧
力を大幅に高めることができる効果がある。
第2に羽根形状を旋回流の速度ベクトルに対応した3次
元形状に形成しているので、渦の発生および澱みが極め
て少なくなり、騒音の低い渦流ブロワをえることができ
る効果がある。
第3に、本発明の上記隔壁によれば、この隔壁の吸込側
の先端は羽根が外周側から切り、吐出側の先端は羽根が
内周側から切れるので、吸込口がら円弧状流路内に入る
空気の流れ1円弧状流路から吐出口を通って出る空気の
流れがスムーズになり、そのため騒音が非常に小さいも
のとなる効果がある。
第4に羽根車の羽根形状を上記したように、三次元形状
に形成し、R1/RZを0.75以下でかつ0.3 以
上に設定することができきるので、7er流ブロワを小
形にできる効果がある。
第5に羽根車1の外周の羽根形状を後退させ、軸方向出
口角度を90°より大きく形成することにより羽根が空
気に与える仕事量を小さめに抑えることができるので、
吐出圧力、所要動力を低めにも制御できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す渦流ブロワの斜視図、
第2図は第工図に示した渦流ブロワの羽根車を示す斜視
図、第3図は第2図に示す羽根車の一部の拡大平面図、
第4図から第6図はそれぞれ第3図をA−A線、B−B
線、C−C&!に沿って切断して示す断面図、第7図か
ら第14図は、羽根車内の内部流れを説明する図、第1
5図、第16図は本発明の実施例の実験データを従来の
ものと比較して示す図、第17図は本発明の実施例と従
来の渦流ブロワの流量係数対圧力係数の関係を比較して
示す図、第18図は周方向入口角度を特定の値に選んだ
時の流量係数対圧力係数の関係を示す図、第I9図は周
方向角度を変えたときの圧力係数比を示す図、第20図
は軸方向入口角度を変えたときの圧力係数比を示す図、
第21図から第33図は本発明の他の実施例を示す図で
、第2工図は羽根車の斜視図、第22図は第21図に示
した羽根車の形状を平面の集合体で構成して各部の角度
を視覚的に表現した斜視図、第23図は第21図、第2
2図に示す羽根車の一部の拡大平面図、第24図から第
26図はそれぞれ第23図をA−A線、B−B線、C−
C線に沿って切断して示す断面図、第27図は第21図
に示した羽根車の各部の軸方向人口角、出口角の推移を
示すグラフ、第28図は本発明の実施例の実験データを
従来のものと比較して示す図5第29図は従来技術であ
るβ2のみを変えた場合の流量係数対圧力係数の関係を
示す図、第30図は第29図の流量係数Oの時(締切時
)のβ2=90°を基準にした圧力比を示す図(γ1l
l=90” )、第31図は実験データによる軸方向出
口角γOを変化させた時の流量係数0時(締切時)のβ
2=90°  γθ=90°を基準にした圧力比を示す
図、第32図は周方向出口角及び軸方向出口角を変化さ
せた時の流量係数0時のβ2=90゜、γθ=90°を
基準にした圧力比を示す図、第33図は外周側β2.γ
Oに加えて第1図の実施例のように内周側βl、γ1に
ついて考慮した場合と、外周側のみ考慮した場合の流量
係数対圧力係数を示す図、第34図は羽根前縁の周方向
角度を滑らかに変化させた他の実施例を示す平面図、第
35図は、本発明の羽根の前縁の形状を変えた他の実施
例を示す図、第36図から第40図は本発明のさらに他
の実施例を示す図で、第36図は羽根車の斜視図、第3
7図は第36図に示す羽根車の一部の拡大平面図、第3
8図から第40図はそれぞれ第37図をA−A線、B−
B線、C−C線に沿って切断して示す断面図、第41図
から第44図は本発明のさらに他の実施例を示す図で、
第41図は羽根車の斜視図、第42図から第44図はそ
れぞれ第23図に示したA−A線、B−B線、C−C線
に相当する線に沿って切断して示す断面図、第45図及
び第46図は本発明のさらに他の実施例を示す図で、第
45図は羽根車の斜視図、第46図はそれぞれ第47図
に示したB−B線、C−C線。 D−D線、E−E線、F−F線に相当する線に沿って切
断して示す断面図、第47図はケーシングの吸入口と吐
出口の間に形成した隔壁形状を示す正面図、第48図は
渦流ブロワの騒音スペクトルを示す図、第49図は本発
明の他の実施例を示す斜視図。 第50図から第54図は本発明のさらにめ 図 F TQ I&141btfr64ft 尺’+ t(RC+RJ)/≦; 第 纜 ′fJ5図 猶 図 猶 図 第 q (2) 葉 lθ 口 囁 3 図 614回 斥力佛教6 ’f、  ts  図 vvf、    分局 (lh−’/〆、 ’j’t−91)’s dz・fl
y’)〕まt)豐イ男(数〈;シ 虎I係縦≠ 猶 2 図 一一一伽F 2 図 殆 3 図 624図 ′fJ25図 V121図 猶 7 図 (C<γo fc(ii 3 回 纂 q 回 0 回 葉 よ 百力簡よ口角 β2 一方尚武口肉 葉 3z 図 築 3 区 シ鋲二量イ朱数 φ 猶 4 図 重量え0会 外RロイQ・J[frdわ千怪 べc’(尺/ + R2)/2 Ka−U?2+ Pc)/2 内fl(Q11断面對を ノミト(Rc+メこ1ン、く2 5 図 め 6 図 □F 拓 7 因 〔=ニーNF 0 41 (2) z 禎 Z (2) ′fJ43図 644図 拓 Z 閉 25 め ΦB 因 第49閉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、吐
    出口とを備えたケーシングと、前記環状流路との間に旋
    回流を与えて流体を昇圧するための複数の羽根を具備し
    回転する羽根車と、該羽根車を回転駆動する原動機とか
    らなる渦流ブロワにおいて、前記羽根の内周端と中央部
    の羽根前縁の軸方向入口角度をそれぞれγ_1、γ_c
    とするとき、γ_1、γ_cを共に90度より小さく、
    かつγ_1>γ_cとなるように少なくとも前記羽根の
    内周端から中央部にいたる羽根形状を曲面で形成したこ
    とを特徴とする渦流ブロワ。 2、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、吐
    出口とを備えたケーシングと、前記環状流路との間に旋
    回流を与えて流体を昇圧するための複数の羽根を具備し
    回転する羽根車と、該羽根車を回転駆動する原動機とか
    らなる渦流ブロワにおいて、前記羽根の少なくとも内周
    側は流体が前記羽根車に対して中央部の方が内周端より
    傾斜して流入するように羽根曲面形状を形成したことを
    特徴とする渦流ブロワ。 3、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、吐
    出口とを備えたケーシングと、前記環状流路との間に旋
    回流を与えて流体を昇圧するための複数の羽根を具備し
    回転する羽根車と、該羽根車を回転駆動する原動機とか
    らなる渦流ブロワにおいて、前記羽根前縁の軸方向角度
    を羽根の内周端では90度より小さく、内周端から中央
    部へ向かつて漸次小さくなるように、かつ中央部から外
    周部へ向かつて大きくするように曲面で前記羽根形状を
    形成したことを特徴とする渦流ブロワ。 4、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、吐
    出口とを備えたケーシングと、前記環状流路に対向して
    回転する複数の羽根を具備した羽根車と、該羽根車を回
    転駆動する原動機とからなる渦流ブロワにおいて、前記
    羽根が、内周端から中央部にかけて前記羽根車の回転方
    向に対して後退し、かつ軸方向入口角度が90度より小
    さく漸次小さくなるように形成され、中央部から外周端
    は軸方向出口角度が漸次大きくなるように3次元形状に
    形成されていることを特徴とする渦流ブロワ。 5、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、吐
    出口とを備えたケーシングと、前記環状流路に対向して
    回転する複数の羽根を具備した羽根車と、該羽根車を回
    転駆動する原動機とからなる渦流ブロワにおいて、前記
    羽根中央部、中央部と外周端との中間部、中央部と内周
    部との中間部の軸方向角度をそれぞれγ_c、γ_o、
    γ_iとするときγ_c、γ_o、γ_iがともに90
    ゜より小さく、γ_c<γ_o、γ_c<γ_iとなる
    羽根形状を有することを特徴とする渦流ブロワ。 6、前記羽根の内周端での周方向入口角度β_1と、内
    周端と中央部との中間部の軸方向角度γ_1とを 45゜≦β_2≦80゜、20゜≦γ_o≦70゜の範
    囲に設定したことを特徴とする請求項1に記載の渦流ブ
    ロワ。 7、前記羽根の外周端での周方向出口角度β_2と、外
    周端と中央部との中間部の軸方向角度γ_oとを 0゜≦β_2≦135゜、20≦γ_o≦70゜の範囲
    に設定したことを特徴とする請求項1に記載の渦流ブロ
    ワ。 8、前記羽根が中央部から外周部に向かつて羽根車の回
    転方向に対して前進するように形成している請求項1に
    記載の渦流ブロワ。 9、前記羽根が中央部から外周部に向かつて羽根車の回
    転方向に対し後退させて吐出圧力を設定値に制御してい
    る請求項2に記載の渦流ブロワ。 10、前記羽根の外周端の出口方向角度γ_2を90゜
    より大きく形成し、吐出圧力を設定値に制御した請求項
    1に記載の渦流ブロワ。 11、前記羽根の中央部が羽根車の回転方向に対して後
    退している中間部を有している請求項8に記載の渦流ブ
    ロワ。 12、前記羽根車が前記ケーシング内に位置するように
    形成されているものであつて、両側に前記羽根を有する
    請求項1に記載の渦流ブロワ。 13、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、
    吐出口と前記環状流路内の前記吐出口から吸込口へ至る
    間を仕切る隔壁とを具備するケーシングと、前記環状流
    路に対向して回転する複数の羽根を具備した羽根車と、
    該羽根車を回転駆動する原動機からなる渦流ブロワにお
    いて、前記羽根形状が3次元形状に形成されているもの
    であつて、前記隔壁のその先端は、前記羽根車の回転に
    ともなつて前記羽根前縁と吸込口側では外周側から、吐
    出側では内周側から漸次交差するように形成されている
    ことを特徴とする渦流ブロワ。 14、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、
    吐出口とを備えたケーシングと、前記環状流路に対向し
    て回転する複数の羽根を具備した羽根車と、該羽根車を
    回転駆動する原動機とからなる渦流ブロワにおいて、前
    記羽根が3次元形状に形成されているものであつて、前
    記原動機に近い側に前記羽根車を、遠い側に前記ケーシ
    ングを設けたことを特徴とする渦流ブロワ。 15、環状流路と該環状流路内に夫々連通する吸込口、
    吐出口とを備えたケーシングと、前記環状流路との間に
    旋回流を与えて流体を昇圧するための複数の羽根を具備
    し回転する羽根車と、該羽根車を回転駆動する原動機と
    からなる渦流ブロワにおいて、前記羽根の少なくとも内
    周側は流体が前記羽根車に対して中央部の方が内周端よ
    り傾斜して流入するように形成されているものであつて
    、前記羽根車の内周端の半径R_1と外周端の半径R_
    2との比R_1/R_2を0.75以下でかつ0.3以
    上の範囲に設定したことを特徴とする渦流ブロワ。 16、吸込口からケーシングに形成された環状流路に流
    体を吸入し、複数の羽根を具備した羽根車を回転させる
    ことによつて、前記環状流路との間に旋回流を与えて流
    体を昇圧して吐出口から吐出するブロワ使用され、前記
    羽根の内周端と中央部の羽根前縁の軸方向入口角度をそ
    れぞれγ_1、γ_cとするとき、γ_1、γ_cを共
    に90度より小さく、かつγ_1>γ_cとなるように
    少なくとも前記羽根の内周端から中央部にいたる羽根形
    状を曲面で形成した羽根を具備したことを特徴とする羽
    根車。 17、吸込口からケーシングに形成された環状流路に流
    体を吸入し、旋回流を与えて流体を昇圧して吐出口から
    吐出するブロワ使用される、羽根前縁の軸方向角度を羽
    根の内周端では90度より小さく、内周端から中央部へ
    向かつて漸次小さくなるように、かつ中央部から外周部
    へ向かつて大きくするように曲面で形成した羽根を複数
    具備したことを特徴とする羽根車。
JP4927090A 1989-03-03 1990-03-02 渦流ブロワ Expired - Lifetime JP2960459B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139089 1989-03-03
JP1-51390 1989-09-20
JP1-242232 1989-09-20
JP24223289 1989-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03175196A true JPH03175196A (ja) 1991-07-30
JP2960459B2 JP2960459B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=26391926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4927090A Expired - Lifetime JP2960459B2 (ja) 1989-03-03 1990-03-02 渦流ブロワ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2960459B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320961A (ja) * 2004-04-07 2005-11-17 Denso Corp 燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプ
JP2015071968A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 三浦工業株式会社 インペラ及びカスケードポンプ
JP2015124734A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 ミネベア株式会社 渦流ファン

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320961A (ja) * 2004-04-07 2005-11-17 Denso Corp 燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプ
JP4692009B2 (ja) * 2004-04-07 2011-06-01 株式会社デンソー 燃料ポンプ用インペラおよびそれを用いた燃料ポンプ
DE102005015821B4 (de) * 2004-04-07 2013-08-08 Denso Corporation Laufrad und Kraftstoffpumpe, die dieses verwendet
JP2015071968A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 三浦工業株式会社 インペラ及びカスケードポンプ
JP2015124734A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 ミネベア株式会社 渦流ファン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2960459B2 (ja) 1999-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5797724A (en) Pump impeller and centrifugal slurry pump incorporating same
JPH11513091A (ja) ロータ
EP1073847B1 (en) Mixed flow pump
US6439833B1 (en) V-blade impeller design for a regenerative turbine
JPH03175196A (ja) 渦流ブロワ
KR940007889B1 (ko) 와류블로워
CA2351008C (en) Pump impeller with enhanced vane inlet wear
JP2003056485A (ja) 渦流ファン
JP3003357B2 (ja) 渦流ポンプ
JP2680136B2 (ja) 渦流ブロワ
JPS58122391A (ja) 液体リング内に羽根を持つ液体リングポンプ
JPH05340265A (ja) ラジアルタービン動翼
JPS6344960B2 (ja)
JPH0454079B2 (ja)
JPH05248385A (ja) 渦流型羽根車
JPH0318688A (ja) ウエスコ型ポンプ機構
JPS61200395A (ja) 送風機
JPS59165895A (ja) 遠心うず巻ポンプの羽根車
JPS62267597A (ja) 遠心羽根車
JPS6112084B2 (ja)
JPS5849717B2 (ja) トルク変換形再生ポンプ
JPH0381596A (ja) ウェスコポンプ用インペラー
JPH0942184A (ja) 斜流形流体機械
JPH0510485B2 (ja)
MIYASHIRO et al. A Study of Supercavitating Pumps: 1st Report, Pump Performance and Cavitation on Impeller Blades

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 11