JP2000230492A - 流体ポンプ - Google Patents

流体ポンプ

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JP2000230492A
JP2000230492A JP11031710A JP3171099A JP2000230492A JP 2000230492 A JP2000230492 A JP 2000230492A JP 11031710 A JP11031710 A JP 11031710A JP 3171099 A JP3171099 A JP 3171099A JP 2000230492 A JP2000230492 A JP 2000230492A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2250/00Geometry
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ効率を向上させることができる流体ポ
ンプ。 【解決手段】 ポンプカバー5及びポンプボデー18に
より構成されるポンプハウジングにインペラ21を回動
可能に設ける。ポンプボデー18側には、流入口19、
ボデー溝31、隔壁33、遮蔽壁37が形成されてい
る。ボデー溝31によりポンプ流路35が形成され、遮
蔽壁37により流路拡大部38が形成されている。ポン
プカバー5側には、流出口20、カバー溝32、隔壁3
4が形成されている。カバー溝32によりポンプ流路3
6が形成されている。ポンプ流路35の終端部と流出口
20の終端部の間隔、流路拡大部38の開始端部とポ
ンプ流路36の開始端部の間隔、隔壁34の長さ、
隔壁33の長さを調整することによってもポンプ効率
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に用いら
れる燃料ポンプ等の流体ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内に設けられるインタンク式
の燃料ポンプとしては、例えば特開平8−14184号
公報に示されている構成のものが知られている。この燃
料ポンプは、モータの軸に取り付けられたインペラが、
ポンプハウジングに回動可能に設けられている。インペ
ラは、軸方向の両端面の外周部に羽根片が所定ピッチで
形成されているとともに、羽根片の間に羽根溝が形成さ
れている。ポンプハウジングは、インペラの軸方向の一
方側に設けられた流入口と、他方側に設けられた流出口
と、流入口と流出口の間に設けられたポンプ流路と、流
出口と流入口との間に設けられた隔壁とを有している。
ポンプ流路は、流入口が設けられている側のインペラの
端面に対向して設けられた第1ポンプ流路と、流出口が
設けられている側のインペラの端面に対向して設けられ
た第2ポンプ流路とにより構成されている。この燃料ポ
ンプは、流出口の終端部が第1ポンプ流路の終端部から
羽根片のピッチの1/2だけインペラ回転方向下流側へ
ずらせてある。また、第2ポンプ流路の開始端部が流入
口の開始端部から羽根片のピッチの1/2だけインペラ
回転方向下流側へずらせてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料ポンプで
は、通常使用されている燃料ポンプのインペラの羽根片
の数に対しては、羽根片の1/2ピッチは10度以下と
なる。この場合、流出口の終端部が第1ポンプ流路の終
端部から最大10度だけインペラの回転方向下流側へず
らされ、また第2ポンプ流路の開始端部が流入口の開始
端部から最大10度だけインペラの回転方向下流側へず
らされることになる。第1ポンプ流路を流れる燃料は、
第1ポンプ流路の終端部近傍で第1ポンプ流路の壁面に
押されて第2ポンプ流路側に流れ、流出口から吐出され
る。しかしながら、従来の燃料ポンプでは、インペラの
回転速度(周速度)が速いと、第1ポンプ流路を流れる
燃料が第1ポンプ流路の終端部近傍で第1ポンプ流路の
壁面に押されて第2ポンプ流路側に流れ出る前に流出口
の位置を通り過ぎてしまう。このため、燃料の吐出量を
増大させることができず、ポンプ効率の向上には限界が
ある。また、インペラの羽根溝内の燃料の一部は、流出
口から吐出されず、隔壁により羽根溝内に閉じ込められ
たまま流入口側に流れる。隔壁により羽根溝内に閉じ込
められた高圧燃料は、隔壁を通過した後、第2ポンプ流
路の開始端部及び流入口の開始端部の位置で第2ポンプ
流路側及び流入口側に噴出する。しかしながら、従来の
燃料ポンプでは、羽根溝内に閉じ込められていた高圧燃
料が流入口に逆流し、高圧燃料と流入口から流入する燃
料が衝突する。このため、流入口から流入する燃料の流
量を増大することができず、ポンプ効率の向上には限界
がある。本発明は、このような点に鑑み創案されたもの
であり、ポンプ効率を向上させることができる流体ポン
プを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの
流体ポンプである。請求項1に記載の流体ポンプを用い
れば、流出口の終端部を流入口側に設けられている第1
ポンプ流路の終端部からインペラの回転方向下流側へ2
5度〜60度ずらせてあるため、インペラの回転速度が
速くても第1ポンプ流路を流れる流体を確実に流出口か
ら吐出させることができる。これにより、流体の吐出量
を増大させることができ、ポンプ効率を向上させること
ができる。また、本発明の第2発明は、請求項2に記載
されたとおりの流体ポンプである。請求項2に記載され
た流体ポンプを用いれば、インペラの羽根溝内に閉じ込
められていた高圧流体が流路拡大部を介して流入口と第
1ポンプ流路が連通する流路連通部に噴出するため、高
圧流体が流入口に逆流するのを防止することができ、高
圧流体と流入口から流入する流体との衝突を防止するこ
とができる。これにより、流入口から流入する流体の流
入量を増大させることができ、ポンプ効率を向上させる
ことができる。また、高圧流体と流入口から流入する燃
料との衝突による乱流の発生を防止することができ、乱
流によるインペラの羽根切り音等を低減することができ
る。さらに、第2ポンプ流路の開始端部を流路拡大部の
開始端部からインペラの回転方向下流側へ8度〜30度
ずらせてあるため、インペラの羽根溝内に閉じ込められ
ていた燃料は主に流路拡大部を介して流入口と第1ポン
プ流路が連通する流路連通部に噴出し、流路連通部にお
ける流入口側の負圧が増加する。これにより、流入口か
ら流入する流体の流入量を増大させることができ、ポン
プ効率を向上させることできる。また、本発明の第3発
明は、請求項3に記載されたとおりの流体ポンプであ
る。請求項3に記載の流体ポンプを用いれば、第2ポン
プ流路の流路長と隔壁の長さ(シール幅)との関係を最
適化することができ、ポンプ効率を向上させることがで
きる。また、本発明の第4発明は、請求項4に記載され
たとおりの流体ポンプである。請求項4に記載の流体ポ
ンプを用いれば、第1ポンプ流路の流路長と隔壁の長さ
(シール幅)との関係を最適化することができ、ポンプ
効率を向上させることができる。また、本発明の第5発
明は、請求項5に記載されたとおりの流体ポンプであ
る。請求項5に記載の流体ポンプを用いれば、インペラ
の羽根溝内に閉じ込められていた高圧流体が流入口に逆
流するのを防止することができ、高圧流体と流入口から
流入する流体との衝突を防止することができる。さら
に、流入口と第1ポンプ流路が連通する流路連通部にお
ける流入口側の負圧を増加させることができる。これに
より、流入口から流入する流体の流入量を増大させるこ
とができ、ポンプ効率を向上させることができる。ま
た、高圧流体と流入口から流入する流体との衝突による
乱流の発生を防止することができ、乱流によるインペラ
の羽根切り音等を低減することができる。また、本発明
の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの流体ポン
プである。請求項6に記載の流体ポンプを用いれば、第
2ポンプ流路の流路長と隔壁の長さ(シール幅)との関
係を最適化することができ、ポンプ効率を向上させるこ
とができる。また、本発明の第7発明は、請求項7に記
載されたとおりの流体ポンプである。請求項7に記載の
流体ポンプを用いれば、第1ポンプ流路の流路長と隔壁
の長さ(シール幅)との関係を最適化することができ、
ポンプ効率を向上させることができる。また、本発明の
第8発明は、請求項8に記載されたとおりの流体ポンプ
である。請求項8に記載の流体ポンプを用いれば、第2
ポンプ流路の流路長と隔壁の長さ(シール幅)との関係
を最適化することができ、ポンプ効率を向上させること
ができる。また、本発明の第9発明は、請求項9に記載
されたとおりの流体ポンプである。請求項9に記載の流
体ポンプを用いれば、第1ポンプ流路の流路長と隔壁の
長さ(シール幅)との関係を最適化することができ、ポ
ンプ効率を向上させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は、自動車の燃料タンク内に
設けられるインタンク式の燃料ポンプとして構成した実
施の形態の断面図である。なお、図2は図1のII−I
I線断面図であり、図3は図1のIII−III線断面
図である。また、図4はインペラを軸方向の一方側から
みた平面図であり、図5はインペラを軸方向の他方側か
らみた平面図である。また、図6は図1のVI−VI線
断面図であり、図7は図6のVII−VII線断面図で
ある。また、図8は図4のVIII−VIII線断面図
(インペラの半径方向断面図)であり、図9はインペラ
の開口部を示す平面図である。図1に示す燃料ポンプ
は、円筒状に形成されたハウジング3に組み込まれたモ
−タ部1及びポンプ部2により構成されている。ハウジ
ング3の上端部(図1の上部)及び下端部(図1の下
部)には、それぞれモータカバー4及びポンプカバー5
が取り付けられている。アーマチュア7の軸8の上端部
及び下端部をモータカバー4及びポンプカバー5にそれ
ぞれ軸受9及び10を介して支持することによって、ア
ーマチュア7がモータ室6内に回転可能に配置されてい
る。アーマチュア7には、コイルと接続され、銅や銀を
主成分とする複数のコンミュテータセグメント12が互
いに絶縁されて配設されている。ハウジング3の内壁面
には、マグネット11が配設されている。モータカバー
4には、アーマチュア7のコンミュテータセグメント1
2と摺接するブラシ13及びブラシ13を付勢するスプ
リング14が組み込まれている。ブラシ13は、チョー
クコイル15を介して外部接続端子と接続されている。
モータカバー4に設けた吐出口16は、チェックバルブ
17が組み込まれており、燃料供給パイプが接続され
る。
【0006】ポンプカバー5の下側には、ポンプボデー
18がハウジング3の下端部にかしめつけによって取り
付けられている。ポンプカバー5とポンプボデー18と
によりポンプハウジングが構成されている。ポンプカバ
ー5及びポンプボデーは、例えばアルミダイカストによ
り形成される。ポンプハウジングには、軸方向の両側の
端面の円周方向に多数の羽根溝23が形成された円板状
のインペラ21が回動可能に配設されている。インペラ
21は、アーマチュア7の軸8に嵌合によって連結され
ている。インペラ21は、例えばフェノール樹脂により
形成される。ポンプハウジングには、インペラ21の軸
方向の一方側(図1ではインペラ21の下側のポンプボ
デー18)に流入口19が設けられている。一方、ポン
プハウジングには、インペラ21の軸方向の他方側(図
1ではインペラ21の上側のポンプカバー5)に流出口
20が設けられている。この流入口19と流出口20
は、図2及び図3に示すように、インペラ21の円周方
向に、距離を隔てた位置に設けられている。また、ポン
プハウジングには、流入口19と流出口20の間に、イ
ンペラ21の軸方向の一方側(図1ではインペラ21の
下側のポンプボデー18)にボデー溝31が設けられ、
インペラ21の軸方向の他方側(図1ではインペラ21
の上側のポンプカバー5)にカバー溝32が設けられて
いる。また、ポンプハウジングには、流出口20と流入
口19の間に、図7に示すように、インペラ21の軸方
向の一方側(ボデー溝31が設けられている側)に隔壁
33が設けられ、インペラ21の軸方向の他方側(ポン
プカバー5が設けられている側)に隔壁34が設けられ
ている。ボデー溝31及びカバー溝32によって流入口
19から流出口20に至る第1ポンプ流路35及び第2
ポンプ流路36が形成されている。このボデー溝31及
びカバー溝32は、隔壁33及び34によって流出口2
0と流入口19との間で仕切られている。なお、ポンプ
流路35が本発明の第1ポンプ流路に対応し、ポンプ流
路36が本発明の第2ポンプ流路に対応する。
【0007】また、ポンプボデー18の流入口19側の
隔壁33の壁面には、インペラ21の回転方向に突出す
る遮蔽壁37が設けられている。この遮蔽壁37によっ
て、流入口19と第1ポンプ流路35が連通する流路連
通部39は、隔壁33に対してインペラ21の回転方向
(図7において右方)にオフセットされている。遮蔽壁
37は、流入口19の流路連通部39を除いた残りの周
壁面と連設されている。遮蔽壁37は、ポンプボデー1
8と一体に形成してもよいし、別体で形成したものをポ
ンプボデー18に取り付けてもよい。さらに、遮蔽壁3
7によって、隔壁33と流路連通部39との間に、隔壁
33によって狭められた流路面積よりも大きい流路面積
を有する流路拡大部38が形成されている。
【0008】次に、インペラ21の構成について説明す
る。インペラ21の軸方向の両端面の外周部には周方向
に沿って羽根22が設けられており、羽根22の間には
羽根溝23が形成されている。羽根溝23は、半径方向
断面でみると、図8に示すように曲線形状に形成されて
いる。羽根溝23は、周方向断面でみると、図7に示す
ように、回転方向前側から回転方向後側に向けて曲線形
状、例えば円形形状や楕円形状に傾斜して形成されてい
る。羽根溝23の周方向断面形状を曲線形状に形成する
ことによりポンプ効率が向上する。すなわち、燃料が流
入口19から流出口20に流れる際には、図8に矢印で
示すように、インペラ21の羽根溝23に沿って半径方
向外方へ流れてボデー溝31及びカバー溝32の半径方
向壁面に突き当たり、ボデー溝31及びカバー溝32に
沿って半径方向内方に流れて再び羽根溝23に沿って半
径方向外方に流れる循環旋回渦流が発生する。この循環
旋回渦流の周方向の速度はインペラ21の周速度より遅
いため、ボデー溝31及びカバー溝32に沿って半径方
向内方に流れた燃料は、回転方向後側の羽根溝23内に
流入する。本実施の形態では、羽根溝23が周方向断面
でみて曲線形状に形成されているため羽根溝23の周方
向の流体抵抗を低く抑えることができる。これにより、
ポンプ効率が向上する。
【0009】羽根溝23の開口部は、図9に示すよう
に、回転方向前側の半径方向の開口縁部61、回転方向
後側の半径方向開口縁部62、半径方向内側の周方向の
開口縁部63、半径方向外側の周方向の開口縁部64に
より形成されている。そして、開口縁部62と63との
結合部65、開口縁部62と64との結合部66、開口
縁部61と63との結合部67、開口縁部61と64と
の結合部68及び69、開口縁部62が曲線形状、例え
ば円形形状に形成されている。本実施の形態では、結合
部66は回転方向に対して半径Rの円形形状に形成さ
れ、結合部69は回転方向に対して半径rの円形形状に
形成されている。羽根溝23の開口部の開口縁部及び開
口縁部の結合部を曲線形状に形成することにより、ポン
プ効率が向上する。すなわち、開口縁部62と63との
結合部65が曲線形状に形成されていると、燃料が羽根
溝23内にスムーズに流入し、逆流の発生を防止するこ
とができる。また、開口縁部62が曲線形状に形成され
ていると、羽根溝23内から流れ出る循環旋回渦流の向
きがスムーズに変更され、周方向の速度ベクトルが発生
しやすい。また、開口縁部61と63との結合部67、
開口縁部61と64との結合部68及び69が曲線形状
に形成されていると、流体抵抗が低減する。これによ
り、ポンプ効率が向上する。なお、羽根溝23の開口部
を半径方向に傾斜させることもできる。例えば、図9に
2点鎖線70で示すように、半径方向の直線Pに対して
回転方向前側に所定角度θだけ回転させた位置に形成す
る。この場合にも、流体抵抗を低減することができる。
【0010】インペラ21の軸方向の両端面に形成され
ている羽根溝23の回転方向後側には、連通穴24が形
成されている。連通穴24の形状や大きさは、適宜設定
することができる。インペラの両端面に形成されている
羽根溝の回転方向後側に連通穴24を形成することによ
り、ポンプ効率が向上する。すなわち、羽根溝23内の
循環旋回渦流は回転方向後側で発生するため、羽根溝2
3内の回転方向後側の圧力が高くなる。このため、羽根
溝23が流出口20の位置に達した時、図7の矢印Gに
示すように、流出口20が設けられている側と反対側に
設けられている羽根溝23内の燃料が連通穴24を通し
て流出口20から吐出しやすくなる。これにより、ポン
プ効率が向上する。なお、燃料の温度が高くなるとベー
パ(気泡)が発生する。このベーパがインレットポート
19からポンプ流路35あるいは36内に流入して羽根
溝23内に入り込むとポンプ効率が低下するため、ボデ
ー溝31あるいはカバー溝32に羽根溝23内のベーパ
を排出するためのベーパ排出口が設けられている。本実
施の形態では、インペラの両端面に設けられている羽根
溝23に連通穴24が形成されているため羽根溝23内
のベーパの排出能力が向上する。すなわち、ベーパ排出
口が設けられている側と反対側に設けられている羽根溝
23内のベーパは、連通穴24を介してベーパ排出口が
設けられている側の羽根溝23内に導かれる。これによ
り、ベーパ排出口が設けられている側と反対側の羽根溝
23内のベーパ排出能力が向上し、ポンプ効率が向上す
る。
【0011】以上のような構成の燃料ポンプは、以下の
ように動作する。モータ部1に通電して軸8を回転させ
ると、インペラ21が回転駆動される。これにより、燃
料タンク内の燃料が流入口19より流入し、インペラ2
1の羽根溝23によって流出口20方向に流れる。流出
口20の位置に達した燃料は、流出口20からモータ室
6に吐出され、吐出口16から燃料供給パイプに吐出さ
れる。一方、流出口20から吐出されなかった高圧燃料
は、羽根溝23と隔壁33及び34の間に閉じ込められ
た状態で隔壁33及び34を通過する。そして、高圧燃
料を閉じ込めた羽根溝23が流入口19とポンプ流路3
5が連通する流路連通部39及びポンプ流路36の位置
に達すると、羽根溝23内の高圧燃料が流路連通部39
及びポンプ流路36に噴出する。
【0012】ポンプ流路35及び36内を流れる燃料
は、流出口20の位置に達すると流出口20から吐出さ
れる。ここで、ポンプ流路36内を流れる燃料は、直接
に流出口20から吐出される。一方、ポンプ流路35内
を流れる燃料は、ボデー溝31の終端部の壁面に押され
てポンプ流路36側に流れた後流出口20から吐出され
る。この時、ポンプ流路35内を流れる燃料が流出口2
0側に流れる速度よりインペラの周速が速いと、ポンプ
流路35内を流れる燃料が流出口20から吐出されずに
羽根溝23内に閉じ込められた状態で流入口19側に流
れてしまい、ポンプ効率が低下する。この場合、流出口
20の位置とポンプ流路35の終端部の位置を調整する
ことによって、インペラ21の周速が速くても確実にポ
ンプ流路35側を流れる燃料を排出口20から吐出させ
ることができる。本実施の形態では、図6及び図7に示
すように、ポンプ流路35の終端部の位置を流出口20
の終端部の位置に対して調整することによって、流出口
20の位置とポンプ流路35の終端部の位置の調整を行
っている。ポンプ流路35の終端部の位置からインペラ
21の回転方向下流側に設けられている流出口20の終
端部の位置までの間隔(ポンプ流路35の終端部と流出
口20の終端部との間の角度)を変えた場合のポンプ
効率の変化状態を図10に示す。なお、図10に示すデ
ータは、インペラ21の板厚が3.8mm、インペラ2
1の外径が33mmである燃料ポンプを、モータの供給
電圧を12V、燃料の圧力を324KPa、燃料の吐出
量を100l/h、モータの回転数を7000rpmに
設定した場合のものである。また、ポンプ効率は、ポン
プ効率=g×(P×Q)/(T×N)により求めた。こ
こで、gは重力加速度、Tはモータのトルク、Nはモー
タの回転数、Pは燃料の圧力、Qは燃料の吐出量であ
る。図10に示すように、ポンプ流路35の終端部と流
出口20の終端部との間の角度を25度〜60度の範
囲内に設定することにより、ポンプ効率を向上させるこ
とができる。なお、前記仕様では、ポンプ流路35の終
端部と流出口20の終端部との間の角度を42度に設
定した場合が最も良く、ポンプ効率を1%向上させるこ
とができる。
【0013】一方、流出口20から吐出されずに隔壁3
3及び34により羽根溝23内に閉じ込められた高圧燃
料は、隔壁33及び34を通過した後、流入口19とポ
ンプ流路35が連通する流路連通部39あるいはポンプ
流路36の位置に達すると、流路連通部39あるいはポ
ンプ流路36に噴出する。この場合、流路連通部39に
噴出された高圧燃料が流入口19に逆流すると、高圧燃
料と流入口19から流入する燃料が衝突し、流入口19
から流入する燃料の流入量が減少する。この場合、羽根
溝23内の高圧燃料が流入口19に逆流するのを防止す
ることによって、高圧燃料と流入口19から流入する燃
料が衝突するのを防止することができ、流入口19から
流入する燃料の流入量を増加させることができる。本実
施の形態では、ポンプボデー18の隔壁33の流入口1
9側の壁面に、インペラ21の回転方向下流側に遮蔽壁
37が設けられている。遮蔽壁37は隔壁33と段差状
に設けられている。これにより、隔壁33と流路連通部
39との間に、隔壁33及び34によって狭められた流
路面積よりも大きい流路面積を有する流路拡大部38が
形成されている。隔壁37の形状は種々変更可能であ
り、流路拡大部38の流路面積も種々変更可能である。
例えば、板状に形成したり、流入口19側の壁面を流入
口19側から流路連通部39に向けてインペラ21の回
転方向下流側に向けて傾斜する斜面に形成したりするこ
とができる。また、流路連通部39における遮蔽壁37
と対向する壁面は、流入口19側からポンプ流路35に
向けてインペラ21の回転方向下流側に傾斜する斜面で
形成するのが好ましい。羽根溝23内に閉じ込められて
いた高圧燃料は、隔壁33を通過して流路拡大部38の
位置に達すると、流路拡大部38に噴出する。そして、
流路拡大部38を形成している遮蔽壁37に沿って流路
連通部39に案内される。このため、流路連通部39に
噴出された高圧燃料が流入口19に逆流するのが防止さ
れ、高圧燃料によって流入口19から流入する燃料の流
入量が減少するのを防止することができる。したがっ
て、ポンプ効率が向上する。
【0014】また、流路拡大部38の開始端部とポンプ
流路36の開始端部が近いと、羽根溝23内に閉じ込め
られていた高圧燃料が隔壁33及び34を通過した後、
流路拡大部38及びポンプ流路36にほぼ同時に噴出す
る。この場合、流路拡大部38に噴出される高圧燃料の
噴出圧が低下し、したがって流路連通部39に噴出され
る高圧燃料の噴出圧も低下する。流路連通部39に噴出
される高圧燃料の噴出圧が低いと、流路連通部39にお
ける流入口19側の負圧が低下し、流入口19から流入
する燃料の流入量が減少する。この場合、流路拡大部3
8の開始端部の位置とポンプ流路36の開始端部の位置
を調整することによって、流路拡大部38、したがって
流路連通部39に噴出される高圧燃料の噴出圧を増加さ
せることができる。本実施の形態では、図6及び図7に
示すように、流路拡大部38の開始端部の位置とポンプ
流路36の開始端部の位置を調整している。流路拡大部
38の開始端部の位置からインペラ21の回転方向下流
側に設けられているポンプ流路36の開始端部の位置ま
での間隔(流路拡大部38の開始端部とポンプ流路36
の開始端部との間の角度)を変えた場合のポンプ効率
の変化状態を図11に示す。なお、図11に示すデータ
は、前記と同じ仕様の燃料ポンプに対するものである。
図11に示すように、流路拡大部38の開始端部とポン
プ流路36の開始端部との間の角度を8度〜30度の
範囲内に設定することにより、ポンプ効率を最大0.5
向上させることができる。なお、前記仕様では、流路拡
大部38の開始端部とポンプ流路36の開始端部との間
の角度を17度に設定した場合が最も良く、ポンプ効
率を0.5向上させることができる。
【0015】ところで、ポンプ流路35、36の流路長
を長くすればポンプ効率は向上する。一方、インペラの
外周長が同一の場合には、ポンプ流路35、36の流路
長が長くなると、流出口20と流入口19の間に設けら
れる隔壁33、34の長さ(シール幅)が短くなる。隔
壁33、34の長さが短くなると、流出口側と流入口側
の間の燃料の圧力差により隔壁33、34を介して流出
口側から流入口側に漏れる燃料の量が増大し、ポンプ効
率が低下してしまう。このように、隔壁33、34の長
さ(シール幅)を変えることによって、すなわち隔壁3
3、34の長さ(シール幅)とポンプ流路35、36の
流路長との関係を変化させることによってポンプ効率が
変化する。したがって、隔壁33、34の長さ(シール
幅)を調整することによって、流路長とシール幅の関係
を最適化することができ、ポンプ効率を向上させること
ができる。ポンプカバー5側の隔壁34の長さ(隔壁3
4の両端間のカバーシール角度)を変えることによっ
て、ポンプ流路36の流路長と隔壁34の長さ(シール
幅)との関係を変化させた場合のポンプ効率の変化状態
を図12に示す。なお、図12に示すデータは、前記と
同じ仕様の燃料ポンプに対するものである。図12に示
すように、カバーシール角度を25度〜45度に設定
することにより、ポンプ流路36の流路長と隔壁34の
長さ(シール幅)との関係を最適化することができ、ポ
ンプ効率を向上させることができる。
【0016】ポンプボデー18側の隔壁33の長さ(隔
壁33の両端間のカバーシール角度)を変えることに
よって、ポンプ流路35の流路長と隔壁33の長さ(シ
ール幅)との関係を変化させた場合のポンプ効率の変化
状態を図13に示す。なお、図13に示すデータは、前
記と同じ仕様の燃料ポンプに対するものである。この場
合、隔壁33の流出口側と流入口側の間の燃料の圧力差
は、流入口19による負圧のため、隔壁34の流出口側
と流入口側との間の燃料の圧力差よりも大きい。このた
め、隔壁33の長さも隔壁34より長くする必要があ
る。図13に示すように、ボデーシール角度を60度
〜80度に設定することにより、ポンプ流路35の流路
長と隔壁33の長さ(シール幅)との関係を最適化する
ことができ、ポンプ効率を向上させることができる。
【0017】以上の実施の形態では、ポンプ流路35の
終端部と流出口20の終端部との間の角度、流路拡大
部38の開始端部とポンプ流路36の開始端部との間の
角度、カバーシール角度及びボデーシール角度を
調整することによってポンプ効率を向上させたが、各角
度〜のいずれかを調整することによってもポンプ効
率を向上させることができる。さらに、各角度〜の
調整を種々組み合わせることによってもポンプ効率を向
上させることができる。また、燃料ポンプについて説明
したが、本発明は燃料ポンプ以外の種々の流体ポンプに
適用することができる。また、本発明は、前記した実施
の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で
追加、変更、置き換えが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜9に記
載の流体ポンプを用いれば、ポンプ効率を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料ポンプの断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】インペラの一方側から見た平面図である。
【図5】インペラの他方側からみた平面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】インペラの半径方向断面図である。
【図9】インペラの開口部を示す平面図である。
【図10】第1ポンプ流路の終端部に対する流出口の終
端部の位置とポンプ効率との関係を示す図である。
【図11】流路拡大部の開始端部に対する第2ポンプ流
路の開始端部の位置とポンプ効率との関係を示す図であ
る。
【図12】カバーシール角度とポンプ効率との関係を示
す図である。
【図13】ボデーシール角度とポンプ効率との関係を示
す図である。
【符号の説明】
5 ポンプカバー 18 ポンプボデー 19 流入口 20 流出口 21 インペラ 24 連通穴 31 ボデー溝 32 カバー溝 33、34 隔壁 35、36 ポンプ流路 37 遮蔽壁 38 流路拡大部 39 流路連通部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に沿って羽根部が形成されたインペ
    ラと、インペラを取り囲むポンプハウジングとを備え、
    ポンプハウジングは、インペラの軸方向の一方側に設け
    られた流入口と、インペラの軸方向の他方側に設けられ
    た流出口と、流入口と流出口の間に設けられたポンプ流
    路と、流出口と流入口との間に設けられた隔壁とを有
    し、ポンプ流路は、流入口が設けられている側のインペ
    ラの端面に対向して設けられた第1ポンプ流路と、流出
    口が設けられている側のインペラの端面に対向して設け
    られた第2ポンプ流路とを有する流体ポンプにおいて、
    流出口の終端部を第1ポンプ流路の終端部からインペラ
    の回転方向下流側へ25度〜60度ずらせた流体ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の流体ポンプであって、
    ポンプハウジングは、流入口と第1ポンプ流路が連通す
    る流路連通部と隔壁との間に設けられ、隔壁によって狭
    められた流路面積よりも大きい流路面積を有する流路拡
    大部を有し、第2ポンプ流路の開始端部を流路拡大部の
    開始端部からインペラの回転方向下流側へ8度〜30度
    ずらせた流体ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の流体ポンプで
    あって、第2ポンプ流路が設けられている側の隔壁の角
    度を25度〜45度とした流体ポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の流体ポ
    ンプであって、第1ポンプ流路が設けられている側の隔
    壁の角度を60度〜80度とした流体ポンプ。
  5. 【請求項5】 外周に沿って羽根部が形成されたインペ
    ラと、インペラを取り囲むポンプハウジングとを備え、
    ポンプハウジングは、インペラの軸方向の一方側に設け
    られた流入口と、インペラの軸方向の他方側に設けられ
    た流出口と、流入口と流出口の間に設けられたポンプ流
    路と、流出口と流入口との間に設けられた隔壁とを有
    し、ポンプ流路は、流入口が設けられている側のインペ
    ラの端面に対向して設けられた第1ポンプ流路と、流出
    口が設けられている側のインペラの端面に対向して設け
    られた第2ポンプ流路とを有する燃料ポンプにおいて、
    ポンプハウジングは、流入口と第1ポンプ流路が連通す
    る流路連通部と隔壁との間に設けられ、隔壁によって狭
    められた流路面積よりも大きい流路面積を有する流路拡
    大部を有し、第2ポンプ流路の開始端部を流路拡大部の
    開始端部からインペラの回転方向下流側へ8度〜30度
    ずらせた流体ポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の流体ポンプであって、
    第2ポンプ流路が設けられている側の隔壁の角度を25
    度〜45度とした流体ポンプ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の流体ポンプで
    あって、第1ポンプ流路が設けられている側の隔壁の角
    度を60度〜80度とした流体ポンプ。
  8. 【請求項8】 外周に沿って羽根部が形成されたインペ
    ラと、インペラを取り囲むポンプハウジングとを備え、
    ポンプハウジングは、インペラの軸方向の一方側に設け
    られた流入口と、インペラの軸方向の他方側に設けられ
    た流出口と、流入口と流出口の間に設けられたポンプ流
    路と、流出口と流入口との間に設けられた隔壁とを有
    し、ポンプ流路は、流入口が設けられている側のインペ
    ラの端面に対向して設けられた第1ポンプ流路と、流出
    口が設けられている側のインペラの端面に対向して設け
    られた第2ポンプ流路とを有する燃料ポンプにおいて、
    第2ポンプ流路が設けられている側の隔壁の角度を25
    度〜45度とした流体ポンプ。
  9. 【請求項9】 外周に沿って羽根部が形成されたインペ
    ラと、インペラを取り囲むポンプハウジングとを備え、
    ポンプハウジングは、インペラの軸方向の一方側に設け
    られた流入口と、インペラの軸方向の他方側に設けられ
    た流出口と、流入口と流出口の間に設けられたポンプ流
    路と、流出口と流入口との間に設けられた隔壁とを有
    し、ポンプ流路は、流入口が設けられている側のインペ
    ラの端面に対向して設けられた第1ポンプ流路と、流出
    口が設けられている側のインペラの端面に対向して設け
    られた第2ポンプ流路とを有する燃料ポンプにおいて、
    第1ポンプ流路が設けられている側の隔壁の角度を60
    度〜80度とした流体ポンプ。
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