JP4672420B2 - 燃料ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、ガソリン等の燃料を吸込んで昇圧し、昇圧した燃料を吐出する燃料ポンプに関するものである。
燃料タンク内の燃料を内燃機関(例えば、エンジン等)に供給するための装置として燃料ポンプが知られている。この種の燃料ポンプは、通常、略円板形状のインペラを備える。インペラは、ケーシング内に回転可能に収容される。インペラの表裏両面には、円環状に複数枚の羽根が配列される。羽根と羽根の間には凹所が形成され、この凹所は周方向に繰返して連続する。インペラ表面に対向するケーシング内面には、インペラに形成された凹所群と対向する領域を上流端から下流端まで伸びる燃料吸入側溝が形成される。インペラ裏面に対向するケーシング内面にも、インペラに形成された凹所群と対向する領域を上流端から下流端まで伸びる燃料吐出側溝が形成される。燃料吸入側溝の上流端近傍は、燃料吸入流路によってケーシング外と連通され、燃料吐出側溝の下流端近傍は燃料吐出流路によってケーシング外と連通される。
この燃料ポンプでは、インペラが回転すると燃料吸入流路からケーシング内に燃料が吸入される。吸入された燃料は、インペラの凹所内に導入される。凹所内の燃料にはインペラの回転に起因した遠心力が作用し、インペラの表面側凹所と燃料吸入側溝にまたがる旋回流と、裏面側凹所と燃料吐出側溝にまたがる旋回流が発生する。ケーシング内に吸入された燃料は、旋回流を形成しながら燃料吸入側溝と燃料吐出側溝に沿って下流側に進む。この過程で燃料が昇圧され、昇圧された燃料は燃料吐出流路からケーシング外に吐出される。
上記の構成の燃料ポンプでは、ケーシング内に吸入された燃料は燃料吸入側溝及び燃料吐出側溝に沿って圧送され、各溝の下流端に衝突し、燃料吐出側溝に形成された開口部から燃料吐出流路に流れる。ここで、インペラの各羽根片が各溝の下流端を通過する際は、各羽根片の前面側(下流側)の燃料は行き場がなくなるため、その圧力が急激に上昇する。この圧力上昇によって、羽根片の枚数及びインペラの回転数に応じた周波数の騒音が発生することとなる。
このような騒音を低減するために、燃料吐出側溝の下流端に燃料圧力の上昇を緩和する緩衝部を形成した燃料ポンプが知られている(例えば、特許文献1,特許文献2)。この燃料ポンプでは、燃料吐出側溝の下流端近傍に円形の開口部(燃料吐出側溝から燃料吐出流路への開口部)が形成される。そして、この開口部を超えてさらにインペラの回転方向に伸びる溝(緩衝部)が形成される。この燃料ポンプでは、インペラの羽根片が燃料吐出側溝の下流端を通過する際に、羽根片の前面側にある燃料の一部が緩衝部を通って開口部側に流れることができる。したがって、燃料圧力の上昇が緩和され、騒音を低減することができる。
特開平6−2288381号 特開平8−14184号
しかしながら、上述した従来の燃料ポンプでは、燃料吐出側溝の緩衝部から開口部に向かって流れる燃料と、燃料吐出側溝を上流側から開口部に向かって圧送されてきた燃料との衝突が生じる。このため、緩衝部から開口部に向かって燃料が流れ難くなり、インペラの羽根片の前面側にある燃料の圧力上昇を充分に緩和することができないという問題があった。
特に、上述した従来の燃料ポンプでは、燃料吐出側溝に形成された開口部がインペラの凹所群の幅(羽根片の長さ)と略同一直径の円形形状であるため、燃料吐出側溝を圧送されてきた燃料は略同一のタイミングで燃料吐出側溝の下流端に衝突する。このため、緩衝部から開口部に向かう燃料の流れが著しく阻害され、燃料圧力の上昇を充分に緩和することができなかった。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、インペラの回転に伴う周期的な燃料圧力の上昇を充分に抑制することができ、これによってインペラの騒音を低減することができる燃料ポンプを提供することを目的とする。
本発明の燃料ポンプは、円環状に複数の凹所群が形成されているインペラと、このインペラを回転可能に収容するケーシングとを備え、ケーシングのインペラの凹所群と対向する領域には、燃料吸入流路と燃料吐出流路とを連通する円弧状の溝状流路が形成されている。
ここで、インペラの凹所群は、インペラの外周面からインペラの外周壁によって内側に隔てられた位置に形成されている。溝状流路の燃料吐出流路への開口部が、インペラの凹所群と対向する領域にのみ形成されると共に、インペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置からインペラの凹所群の略外周縁に対応する位置までの幅内でインペラの回転方向に伸びる形状で形成されている。また、燃料吐出流路と連通する側の溝状流路の内周縁は、その下流端においてインペラの凹所群の略内周縁に対応する位置からインペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置に向かって傾斜して前記開口部に接続している。そして、前記開口部が、前記内周縁が接続する位置よりもインペラの回転方向に伸びて形成されていることを特徴としている。
なお、溝状流路はインペラの表裏両面のそれぞれの側に形成してもよいし、インペラの表裏両面のいずれか一方の側にのみ形成するようにしてもよい。インペラの表裏両面のそれぞれの側に形成する場合は、いずれか一方を燃料吸入流路と接続し(すなわち、従来技術で説明した燃料吸入側溝として機能させ)、いずれか他方を燃料吐出流路と接続することができる(すなわち、従来技術で説明した燃料吐出側溝として機能させる)。あるいは、両側に形成される溝状流路のそれぞれについて、その上流端を燃料吸入流路に接続し、その下流端を燃料吐出流路に接続することもできる(すなわち、各溝状流路を従来技術で説明した燃料吸入側溝及び燃料吐出側溝として機能させる)。また、溝状流路をインペラの表裏両面のいずれか一方の側にのみ形成する場合は、その上流端を燃料吸入流路に接続し、その下流端を燃料吐出流路に接続することとなる。
この燃料ポンプでは、燃料吐出側の溝状流路の燃料吐出流路への開口部がインペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置から外側に形成され、また、燃料吐出側の溝状流路の内周縁がその開口部に向かって傾斜して接続している。したがって、燃料吐出側の溝状流路を圧送される燃料は内周側から順に当該溝状流路の下流端に衝突してゆくこととなる。このため、燃料吐出側の溝状流路を圧送される燃料が略同一のタイミングで当該溝状流路の下流端に衝突することはなく、燃料圧力の上昇が抑えられる。また、溝状流路の開口部が、当該溝状流路の内周縁が接続する位置よりもインペラの回転方向に伸びているため、インペラの羽根片が開口部上を通過している時間が長くなる。このため、インペラによって圧送される燃料が開口部を通って燃料吐出流路に流れ易くなり、これによってインペラの凹所内(羽根片前面)の燃料の圧力の上昇も抑制される。この燃料ポンプでは、インペラの回転に伴う周期的な燃料圧力の上昇が効果的に抑制されるため、燃料ポンプの騒音を低減することができる。
上記の燃料ポンプにおいては、前記開口部が、前記内周縁が接続する位置よりも下流側において、インペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置からインペラの凹所群の略外周縁に対応する位置までの幅と略同一の幅で下流側に伸びる領域を備えていることが好ましい。
このような構成によると、インペラの凹所群の幅の略半分の幅の開口がインペラの回転方向に伸びているため、インペラによって圧送される燃料が燃料吐出流路により流れ易くなる。これによって、インペラの回転に伴う周期的な燃料圧力の上昇をより抑制でき、燃料ポンプの騒音も低減することができる。
上記の各燃料ポンプにおいては、前記開口部の下流端側の開口幅が下流側に向かって漸減していることが好ましい。
このような構成によると、開口部の下流端が徐々に漸減しているため、インペラの回転に伴う周期的な燃料圧力の上昇が緩和される。これによって、燃料ポンプの騒音も低減することができる。
この場合に、前記開口部の下流端側の開口幅は、その内周側から外周側に、又は、その外周側から内周側に向かって漸減することができる。あるいは、内外周側からその中間に向かって漸減することもできる。
また、開口部がインペラの凹所群の幅の略半分と同一の幅で下流側に伸びる領域を備える場合は、燃料吐出流路と連通する側の溝状流路は、前記の同一幅で下流側に伸びる領域のさらに下流側において、下流側に向かって幅が漸減する溝部を備えることができる。
このような構成によると、インペラの凹所群の幅の略半分の幅の開口が下流側に大きく形成されているため、インペラにより圧送される燃料は充分に燃料吐出流路に流れることができる。このため、この領域の下流に溝部(すなわち、溝状の緩衝部)を形成しても、溝部から開口部側に燃料が流れ易くなっており、インペラの回転に伴う周期的な燃料圧力の上昇を効果的に抑制することができる。
なお、この溝部は、インペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置からインペラの凹所群の略外周縁に対応する位置までの幅内で形成することが好ましい。
上記の各燃料ポンプにおいて燃料吐出流路は、溝状流路の開口部の上流端よりインペラの回転方向側に形成されていることが好ましい。これによって、溝状流路を圧送された燃料が燃料吐出流路に流れやすくなり、燃料ポンプのポンプ効率を向上することができる。
また、燃料吐出流路は溝状流路の開口部よりインペラの回転方向に傾斜して形成されていることが好ましい。これによって、溝状流路を圧送された燃料がより燃料吐出流路に流れやすくなるため、燃料ポンプのポンプ効率をさらに向上することができる。
図面を参照にしながら本発明の実施形態について説明する。図1は、燃料ポンプ10の縦断面図である。燃料ポンプ10は自動車用であり、燃料タンク内の燃料に浸漬した状態で動作し、エンジンに燃料を圧送する。図1に示されているように、燃料ポンプ10は、モータ部70とポンプ部12とから構成されている。
モータ部70は、ハウジング72とモータカバー73とマグネット71,74と回転子76等を備えている。ハウジング72は略円筒状に形成されている。モータカバー73は、ハウジング72の上端72a(図1の上下を燃料ポンプ10の上下とする)を内側にカシメることによってハウジング72に固定されている。モータカバー73には、上方に向かって開口している吐出ポート73aが形成されている。マグネット71,74は、ハウジング72の内壁に固定されている。
回転子76は、本体77と、本体77を上下に貫くシャフト78を有している。本体77は、シャフト78に固定された鉄心79と、鉄心79に巻付けられたコイル(図示省略)と、コイルの周りを充填する樹脂部80を備えている。本体77の上端にはコミュテータ84が設けられている。コミュテータ84の上端面には、ブラシ90が当接している。ブラシ90は、モータカバー73に一端が固定されたスプリング92によって下方に付勢されている。ブラシ90が磨耗すると、その磨耗に応じてブラシ90が下方に移動し、ブラシ90とコミュテータ84は当接した状態で維持される。シャフト78の上端部78aは、ベアリング81を介してモータカバー73に回転可能に装着されている。シャフト78の下端部78bは、ベアリング82を介してポンプ部12のポンプカバー14に回転可能に装着されている。
ポンプ部12は、ケーシング18とインペラ20等を備えている。インペラ20は略円板状を呈している。図2には、インペラ20の平面図が示されている。図2に示されるように、インペラ20の外周部には、周方向に連続して羽根20bが環状に配列されている。隣接する羽根20b間には凹所20aが形成される(ただし、図2では全ての羽根,凹所に符号を付してはいない)。したがって、インペラ20の外周部には周方向に複数並んだ凹所群20aが形成されている。凹所群20aは、インペラ20の外周壁20dによってインペラ20の外周面20eから隔てられている。また、インペラ20の中心部には、厚さ方向に貫通する軸直角方向断面が略D字状の係合孔20cが形成されている。
図3には、図2のIII−III線断面図が示されている。図3に示すように、インペラ20の下面にも羽根21bが配され、羽根21bの上端は羽根20bの下端と接続されている。羽根20bは、その下端から上端(インペラ20の上面)に向かうにつれて、インペラ20の回転方向(図2,3の矢印Pの方向)に進行するように傾斜している。一方、羽根21bは、その上端から下端(インペラ20の下面)に向かうにつれて、インペラ20の回転方向に進行するように傾斜している。このため、羽根20bと羽根21bによって略V字状の羽根が形成されている。なお、羽根20b,21bの傾斜角度は、インペラ20の回転軸線に対して40〜60°の範囲に調整されていることが好ましい。
ケーシング18は、ポンプカバー14とポンプボディ16が組合わされたものである。図1に示されるように、ポンプカバー14のインペラ側の面(即ち下面)には、平面視すると円形の凹部14aが形成されている。凹部14aの径は、インペラ20の直径とほぼ同じとされている。また、凹部14aの深さは、インペラ20の厚みとほぼ同じとされている。凹部14aに、インペラ20が回転可能に嵌まり込んでいる。
ケーシング18(ポンプカバー14、ポンプボディ16)は、ポンプカバー14の凹部14aにインペラ20を組込んだ状態でハウジング72の下端72bが内側にカシメられることによってハウジング72に固定されている。シャフト78の下端部78bは、ベアリング82に支持されている部位よりさらに下方の部位で、インペラ20の係合穴20cに嵌挿されている。このため、回転子76が回転すると、それにともなってインペラ20も回転する。シャフト78の下端とポンプボディ16の間には、回転子76のスラスト荷重を受止めるスラストベアリング33が介装されている。
図4は、ポンプボディ16をインペラ20側から見た(即ち図1の上側から見た)平面図である。ポンプボディ16のインペラ20側の面16a(即ち図1の上面)には、平面視すると略C字形状の溝30が形成されている。溝30は、インペラ20下面の凹所群21aに対向する領域を伸びている。図4の符号30aは溝30の上流端であり、符号30bは溝30の下流端である。
溝30には、ポンプボディ16を上下(図1の上下)に貫通している貫通孔32が設けられている。貫通孔32はベーパ抜きとして機能する。溝30は、貫通孔32から下流端30bまでの間がほぼ一定の深さに形成されている(後述する図6参照)。
溝30は、貫通孔32から上流に向うにつれて徐々に深くなっている。溝30は、その上流端30aの近傍で燃料吸入流路31と連通している。図1に示されるように、燃料吸入流路31は、溝30からポンプボディ16の下面(図1の下面)まで続いている。燃料吸入流路31は、溝30とケーシング18外とを連通している。以下では、溝30のことを吸入側溝と呼ぶことにする。
図5は、ポンプカバー14をインペラ20側から見た(即ち図1の下側から見た)平面図である(インペラ20の回転方向が図4とは逆向きとなるように図示されている)。図6は、図5のVI−VI線でケーシング18((ポンプカバー14、ポンプボディ16)を切断したときの断面図である。
図5に示すように、ポンプカバー14の凹部14aの底面(以下では「ポンプカバーの下面」ということがある)には、平面視すると略C字形状の溝24が形成されている。溝24は、凹部14aに組込まれたインペラ20上面の凹所群20aに対向する領域を伸びている。図5の符号24aは溝24の上流端であり、符号24bは溝24の下流端である。溝24は、下流端24bの近傍で燃料吐出流路25と連通している(図5では、溝24の燃料吐出流路25への開口部27eが図示されている。)。燃料吐出流路25は、溝24からポンプカバー14の上面(図1の上面)まで続いている。燃料吐出流路25は、溝24とケーシング18外とを連通している。以下では、溝24のことを吐出側溝と呼ぶことにする。本実施形態では、上述した吸入側溝30と吐出側溝24が請求項でいう「溝状流路」に相当し、吐出側溝24が「燃料吐出流路と連通する側の溝状流路」に相当する。
吐出側溝24の上流端24aから符号27aで示す領域では溝深さが徐々に深くなり、符号27aで示す領域から符号(27c,27d)で示す領域となるまでの領域27bでは略一定の溝深さとなっている(図6参照)。符合27bで示す領域の溝深さは、吸入側溝30の溝深さ(貫通孔32から下流端30bまでの間の溝深さ)と略同一となっている。
吐出側溝24の符号27dで示す領域(吐出側溝24の下流端近傍の内周側の領域)では、下流側に移行するに伴ってその内周縁29(吐出側溝24の内周縁)が外側に移動している(すなわち、内周縁29は下流側に移行するに伴ってポンプカバー14の外側に向かって傾斜している。)。具体的には、内周縁29の基端部29aはインペラ20の凹所群20aの内周縁に対応する位置にあり、内周縁29の先端部29bはインペラ20上面の凹所群20aの半径方向の略中間位置と対応する位置となっている。したがって、吐出側溝24の開口幅は、符号27dで示す領域において外側に向かって漸減している。
吐出側溝24の符号27cで示す領域(吐出側溝24の外周側の領域)は、下流側に移行するに伴ってその溝深さが深くなっている。符号27cで示す領域は、その内側の境界線がインペラ20の凹所群20aの半径方向の略中間位置に対応し、その外側の境界線はインペラ20の凹所群20aの外周縁に対応している。
吐出側溝24の符号27eで示す領域は、燃料吐出流路25への開口部となっており(以下、領域27eを開口部27eという)、領域27cの下流側(インペラ20の回転方向)に連続して形成されている。図5から明らかなように開口部27eの上流側は、インペラ20の凹所群20aの半径方向の略中間位置に対応する位置から凹所群20aの外周縁に対応する位置までの幅で、インペラ20の回転方向に伸びる円弧状に形成されている。開口部27eの先端は、下流側に移行するに伴って内周側から外周側に向かって開口幅が漸減する形状に形成されている。なお、開口部27eの先端は、上述した領域27dの内周縁29の先端部29bを越えてインペラ20の回転方向に伸びており、吐出側溝24の先端24bにまで達している。
なお、図6から明らかなように、燃料吐出流路25は、開口部27eの上流端よりインペラ20の回転方向側に形成され、かつ、インペラ20の回転方向に向かって傾斜している。また、吸入側溝30の下流端30bは、吐出側溝24の開口部27eより上流側に位置している。
上述した燃料ポンプ10においてインペラ20が回転すると、インペラ20の下側の凹所21aとポンプボディ16の吸入側溝30とにまたがる旋回流が発生する。すなわち、凹所21aと吸入側溝30内の燃料は、吸入側溝30から凹所21aの内周側に流入し、凹所21aに沿って凹所21a内を内周側から外周側に流れ、凹所21aの外周側から吸入側溝30に戻ることで、凹所21aと吸入側溝30とにまたがる旋回流を形成する。この際、インペラ20の羽根21bがインペラ20の回転軸に対して傾斜しているため、吸入側溝30から凹所21aにスムーズに燃料が流入し、また、凹所21aから吸入側溝30にスムーズに燃料が流出する。
ケーシング18内の燃料は、上述したように旋回しながら吸入側溝30に沿って昇圧される。燃料が吸入側溝30に沿って昇圧されると、それにともなってポンプボディ16の燃料吸入流路31から燃料が吸い込まれる。吸入側溝30で昇圧された燃料は、インペラ20の上側の凹所20aに存在する燃料と合流する。吸入側溝30で昇圧された燃料は、吐出側溝24に沿っても昇圧される。
また、図6に示すように、吸入側溝30の下流端30bの近傍においては吸入側溝30の深さが徐々に浅くなる。このため、吸入側溝30内を圧送される燃料は、吸入側溝30の底面に衝突して上方に向かう流れが強くなり、インペラ20の下側の凹所21aから上側の凹所20a側に燃料が多く流れようとする。この際、吐出側溝24の下流端24bがインペラ20の回転方向にずれているため、インペラ20の下側の凹所21aから上側の凹所20aに向かって燃料が流れ易いようになっている。したがって、インペラ20の羽根21bが吸入側溝30の下流端30bの近傍を通過する際も、羽根21bの前面側の燃料の圧力が高くなりすぎることが防止される。
インペラ20の上側の凹所20aと吐出側溝24とにまたがる旋回流も発生する。すなわち、凹所20aと吐出側溝24内の燃料は、吐出側溝24から凹所20aの内周側に入り込み、凹所20aに沿って凹所20a内を内周側から外周側に流れ、燃料吐出流路25が存在しない範囲では凹所20aの外周側から吐出側溝24に戻ることで、凹所20aと吐出側溝24とにまたがる旋回流を形成する。この際、インペラ20の羽根20bがインペラ20の回転軸に対して傾斜しているため、吐出側溝24から凹所20aにスムーズに燃料が流入し、また、凹所20aから吐出側溝24にスムーズに燃料が流出する。
一方、吐出側溝24の下流端24bの近傍では、まず、吐出側溝24の内側の領域27dの内周縁29が徐々に外側に移動し、また、外側の領域27cの溝深さが徐々に深くなる(図5,6参照)。このため、吐出側溝24を圧送される燃料は、吐出側溝24の開口幅が漸減するのに応じて外側の領域27cに向かう流れが強くなる。この際、吐出側溝24の外側の領域27cの溝深さが深くなるため、吐出側溝24の内周縁29に衝突した燃料はスムーズに外側の領域27c側に流れることができる。これによって、燃料圧力の上昇が抑制される。
次に、吐出側溝24の開口部27eが存在する範囲では、インペラ20の凹所20aの外周側から出た燃料が開口部27eを通って燃料吐出流路25に流れ込む。開口部27eがインペラ20の凹所群20aの外側の領域に形成されているため、インペラ20の凹所20aの外側から出た燃料はスムーズに燃料吐出口25に流れることができる。また、開口部27eは、領域27dの内周縁29の先端29bを越えてインペラ20の回転方向に円弧状に伸び、さらに、その先端の開口幅が漸減するようになっている。このため、ケーシング18内の燃料(特に、インペラ20の羽根20aの前面側の燃料)の圧力が高くなりすぎることが抑制される。
燃料吐出流路26に流れ出た燃料は、モータ部70のハウジング72内に送り出される。ハウジング72内に送り出された燃料は、ハウジング72内を上方に向けて流れ、モータカバー73の吐出ポート73aから吐出される。
図7には、上述した実施形態に係る燃料ポンプ10を実際に動作させたときに発生するノイズを測定した測定結果を示している(図中、実施形態1として表示している)。また、比較例として、図20に示すポンプカバー114を用いた燃料ポンプのノイズ測定結果を示している(図中、比較例として表示している)。図20から明らかなように、比較例の燃料ポンプでは、開口部127の下流端は吐出側溝124の内周縁が接続する位置にあり、また、開口部127の先端の開口幅も漸減していない。図7から明らかなように本実施形態の燃料ポンプ10では、比較例の燃料ポンプと比較して、インペラの1次音(周波数3500〜4900rpm)及び2次音(周波数7300以上)の両者のノイズレベルを低く抑えることができた。
上述した説明から明らかなように、本実施形態の燃料ポンプ10では、吐出側溝24の開口部27eをインペラ20の回転方向に伸びる円弧状とし、その先端が吐出側溝24(領域27d)の内周縁29の接続位置29bを越えてインペラ20の回転方向に伸びている。また、開口部27eの先端の開口幅は徐々に漸減する形状に形成されている。これらのため、インペラ20の羽根20aが吐出側溝24の下流端24bを通過する際の燃料圧力の上昇が抑制される。また、吸入側溝30の下流端30bは、吐出側溝24の下流端24bより上流側に設けられているため、インペラ20の下面の羽根21bが吸入側溝30の下流端30bを通過する際の燃料圧力の上昇も抑えられる。これらによって、インペラ20の騒音も低減される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、図8に示すポンプカバー14を用いても、燃料ポンプの騒音を低減することができる。図8に示すポンプカバー14は、上述した実施形態と同様に、吐出側溝24の開口部27fをインペラ20の回転方向に伸びる円弧状とし、その先端は吐出側溝24(領域27d)の内周縁29の先端29bを越えてインペラ20の回転方向に伸びている。ただし、図8に示すポンプカバー14では、開口部27eの先端の開口幅が、外周側から内周側に向かって徐々に漸減する形状に形成されている点で、上述した実施形態の燃料ポンプ10と異なる。なお、図9は、図8に示すポンプカバー14を図5に示すVI−VI線と同一の線に沿って切断したときのケーシングの断面図を示している。
図10には、図8に示すポンプカバー14を用いたときのノイズ測定結果(図中、実施形態2として表示)と、既に説明した実施形態に係る燃料ポンプ10のノイズ測定結果(図中、実施形態1として表示)とを併せて示している。図10から明らかなように、図8に示すポンプカバー14を用いても、第1実施形態の燃料ポンプ10と略同様のノイズレベルに抑えることができた。特に、インペラの1次音(周波数3500〜4900rpm)に関しては、略同様のノイズレベルに抑えることができた。
また、図11に示すポンプカバー14を用いることもできる。図11に示すポンプカバー14も、既に説明した実施形態と同様に、吐出側溝24の開口部27gがインペラ20の回転方向に伸びる円弧状とされ、その先端が吐出側溝24(領域27d)の内周縁29の先端29bを越えてインペラ20の回転方向に位置するようにしている。ただし、図11に示すポンプカバー14では、開口部27eのインペラ20の回転方向の寸法が長く、また、その先端の開口幅が漸減する形状に形成されていない点で、既に説明した実施形態と異なる。なお、図12は、図11に示すポンプカバー14を図5に示すVI−VI線と同一の線に沿って切断したときのケーシングの断面図を示している。
図13には、図11に示すポンプカバー14を用いたときのノイズ測定結果(図中の実施形態3)と、図20に示すポンプカバー114を用いたときのノイズ測定結果(図中の比較例)とを併せて示している。図13から明らかなように、図11に示すポンプカバー14を用いると、比較例に対して、インペラの1次音(周波数3500〜4900rpm)及び2次音(周波数7300以上)の両者のノイズレベルを低く抑えることができた。特に、インペラの1次音(周波数4700rpm付近)に関しては、非常に大きなノイズ低減効果が見られた。
なお、上述した図11に示す例では、開口部27gの先端の開口幅を漸減させなかったが、図14,15に示す例のように吐出側溝24の開口部27hの先端の開口幅を内周側から外周側に向かって漸減するように構成することもできる。
図16には、図14に示すポンプカバー14を用いたときのノイズ測定結果(図中の実施形態4)と、図20に示すポンプカバー114を用いたときのノイズ測定結果(図中の比較例)とを併せて示している。図16から明らかなように、図14に示すポンプカバー14を用いると、比較例に対して、インペラの1次音(周波数3500〜4900rpm)及び2次音(周波数7300以上)の両者のノイズレベルを極めて低く抑えることができた。したがって、吐出側溝24の開口部27gのインペラの周方向の寸法を長くし、また、その先端の開口幅を漸減するような形状に形成することで、極めて効果的に騒音を低減できることが分かる。
また、図14に示す例では、吐出側溝24の先端24bまで開口部27hを形成したが、図17,18に示す例のように開口部27iの先端の開口幅を漸減させることなく、その開口部27iの先端に溝27jを形成するようにしてもよい。図17に示すように、溝27jの開口幅は内周側から外周側に向かって漸減している。このため、開口部27iと溝27jを足し合わせた形状は、図14に示す開口部27hと同様の形状を呈している。
図19は、図17に示すポンプカバー14を用いたときのノイズ測定結果(図中の実施形態5)と、図14に示すポンプカバー14を用いたときのノイズ測定結果(図中の実施形態4)とを併せて示している。図19から明らかなように、図17に示すポンプカバー14を用いても、図14に示すポンプカバー14と略同様のノイズ低減効果が得られた。したがって、吐出側溝の開口部のインペラ周方向の寸法を長くした場合は、その下流側に開口幅が漸減する溝を設けても、開口幅が漸減する開口部を連設しても、略同様の効果を得ることができることが分かる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
第1実施形態に係る燃料ポンプの縦断面図である。 インペラの平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 ポンプボディをインペラ側から見た平面図である。 ポンプカバーをインペラ側から見た平面図である。 図5のVI−VI線でケーシングを切断したときのケーシングの断面図である。 第1実施形態の燃料ポンプのノイズ測定結果を、図20に示す比較例のノイズ測定結果と併せて示すグラフである。 第2実施形態に係る燃料ポンプのポンプカバーをインペラ側から見た平面図である。 第2実施形態に係るケーシングを、図5のVI−VI線と同一の線で切断したときのケーシングの断面図である。 第2実施形態に係る燃料ポンプのノイズ測定結果を、第1実施形態に係る燃料ポンプのノイズ測定結果と併せて示すグラフである。 第3実施形態に係る燃料ポンプのポンプカバーをインペラ側から見た平面図である。 第3実施形態に係るケーシングを、図5のVI−VI線と同一の線で切断したときのケーシングの断面図である。 第3実施形態に係る燃料ポンプのノイズ測定結果を、図20に示す比較例のノイズ測定結果と併せて示すグラフである。 第4実施形態に係る燃料ポンプのポンプカバーをインペラ側から見た平面図である。 第4実施形態に係るケーシングを、図5のVI−VI線と同一の線で切断したときのケーシングの断面図である。 第4実施形態に係る燃料ポンプのノイズ測定結果を、図20に示す比較例のノイズ測定結果と併せて示すグラフである。 第5実施形態に係る燃料ポンプのポンプカバーをインペラ側から見た平面図である。 第5実施形態に係るケーシングを、図5のVI−VI線と同一の線で切断したときのケーシングの断面図である。 第5実施形態に係る燃料ポンプのノイズ測定結果を、第4実施形態に係る燃料ポンプのノイズ測定結果と併せて示すグラフである。 比較例に係る燃料ポンプのポンプカバーをインペラ側から見た平面図である。
符号の説明
10:燃料ポンプ
12:ポンプ部
14:ポンプカバー
16:ポンプボディ
18:ケーシング
20:インペラ
20a:凹所
20b:羽根
21a:凹所
21b:羽根
24:吐出側溝
30:吸入側溝

Claims (7)

  1. 円環状に複数の凹所群が形成されているインペラと、このインペラを回転可能に収容するケーシングとを備え、ケーシングのインペラの凹所群と対向する領域には、燃料吸入流路と燃料吐出流路とを連通する円弧状の溝状流路が形成されている燃料ポンプであって、
    インペラの凹所群は、インペラの外周面からインペラの外周壁によって内側に隔てられた位置に形成されており、
    溝状流路の燃料吐出流路への開口部が、インペラの凹所群と対向する領域にのみ形成されると共に、インペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置からインペラの凹所群の略外周縁に対応する位置までの幅内でインペラの回転方向に伸びる形状で形成されており、
    燃料吐出流路と連通する側の溝状流路の内周縁は、その下流端においてインペラの凹所群の略内周縁に対応する位置からインペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置に向かって傾斜して前記開口部に接続しており、
    前記開口部が、前記内周縁が接続する位置よりもインペラの回転方向に伸びて形成されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 前記開口部が、前記内周縁が接続する位置よりも下流側において、インペラの凹所群の半径方向の略中間位置に対応する位置からインペラの凹所群の略外周縁に対応する位置までの幅と略同一の幅で下流側に伸びる領域を備えていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記開口部の下流端側の開口幅が下流側に向かって漸減していることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料ポンプ。
  4. 前記開口部の下流端側の開口幅は、その内周側から外周側に、又は、その外周側から内周側に向かって漸減していることを特徴とする請求項3に記載の燃料ポンプ。
  5. 燃料吐出流路と連通する側の溝状流路は、前記の略同一幅で下流側に伸びる領域のさらに下流側において、下流側に向かって幅が漸減する溝部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の燃料ポンプ。
  6. 前記燃料吐出流路は、溝状流路の開口部の上流端よりインペラの回転方向側に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の燃料ポンプ。
  7. 前記燃料吐出流路は、溝状流路の開口部よりインペラの回転方向に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項6に記載の燃料ポンプ。
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