JP2005294602A - インダクタンス素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なる巻数部分のコイルを備えたインダクタンス素子で重畳特性を改善する。
【解決手段】 巻回数がn回であるn巻部31と、巻回数がn+1回であるn+1巻部32とを有するリング状のコイルと、前記コイルのリング内外に設けられ、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料と、前記n巻部31を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部32を周回するように形成される磁束のいずれかを遮断する磁気ギャップとを具備する
【選択図】 図3

Description

この発明は、リング状のコイルを有するインダクタンス素子に関するものである。
積層タイプのこの種インダクタンス素子は、例えば直方体状のブロックに形成され、直方体の対向する2面それぞれに電極が設けられ、ブロック内部のコイルにおける端パターンが延在されて上記電極と接続する構成を採っている。
このため、リング状のコイルにおいて、上記延在される部分は例えば図4に示すように、他のリングの部分より巻回数(ターン数)が1回多い構成を有している。
係る構成のインダクタンス素子を用いた場合には、ターン数の多少に応じて発生磁界の不均衡が生じ、これが直流重畳特性の低下をもたらすことが判明した。
特開2001−267129号公報 特開平10−335144号公報
本発明は、上記課題を解決するため、ターン数の多い部分と少ない部分とにおける発生磁界の不均衡を是正し、直流重畳特性が良好となるインダクタンス素子を提供することを目的とする。
本発明に係るインダクタンス素子は、巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、前記コイルのリング内外に設けられ、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料と、前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する磁気ギャップとを具備することを特徴としている。
本発明に係るインダクタンス素子は、巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、前記コイルのリング内外に設けられ、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料と、前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する第1の磁気ギャップと、前記リングの軸方向に直交する方向に、前記磁束を遮断する第1の磁気ギャップよりも幅狭の第2の磁気ギャップとを具備することを特徴としている。
本発明に係るインダクタンス素子は、巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、上記コイルを内部に埋設した軟磁性セラミック部材とが、同一素子内に積層されて構成された積層タイプのインダクタンス素子であって、前記コイルのリング内外に設けられた前記軟磁性セラミック部材が、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料であり、前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する磁気ギャップが設けられていることを特徴とする。
本発明に係るインダクタンス素子は、巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、上記コイルを内部に埋設した軟磁性セラミック部材とが、同一素子内に積層されて構成された積層タイプのインダクタンス素子であって、前記コイルのリング内外に設けられた前記軟磁性セラミック部材が、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料であり、前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する第1の磁気ギャップと、前記リングの軸方向に直交する方向に、前記磁束を遮断する第1の磁気ギャップよりも幅狭の第2の磁気ギャップとを具備することを特徴とする。
本発明に係るインダクタンス素子は、前記磁束を遮断する第1の磁気ギャップと第2の磁気ギャップのいずれか一方を非磁性セラミックにより構成したことを特徴とする。
本発明に係るインダクタンス素子では、磁路材料により構成されるブロックの外面において、前記n巻部と前記n+1巻部のいずれか一方の一部を露出させることにより、磁束を遮断する磁気ギャップを形成したことを特徴とする。
本発明に係るインダクタンス素子では、前記露出された部分は、絶縁性の樹脂によりコーティングされていることを特徴とする。
本発明に係るインダクタンス素子では、前記n巻部と前記n+1巻部におけるnが、4以下であることを特徴とする。
上記構成に係るインダクタンス素子によれば、n巻部を周回するように形成される磁束とn+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断することで、発生磁束の不均衡を均衡させる方向に改善することが可能であり、直流重畳特性を改善することができる。
ターン数の多い部分と少ない部分とにおける発生磁界の不均衡を是正し、直流重畳特性を良好にするという目的を、磁束を遮断する磁気ギャップを設けるという比較的簡単な構成により達成したものである。以下添付図面を参照して、本発明に係るインダクタンス素子の実施例を説明する。各図において同一構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1にインダクタンス素子1の外観を示し、図2にA−A断面図を示し、図3にB−B断面図を示す。インダクタンス素子1の対向する1対の面には電極2が設けられている。コイル3を取り出して示すと、図4に示されるようである。つまり、巻回数がn回であるn巻部31と、巻回数がn+1回であるn+1巻部32とを有する四角形のリング状形状となっている。
コイル3の巻始部33と巻終部34とはリング状の部分から電極2、2側へ延び、電極2に接続されている。コイル3におけるn巻部31の中で、n+1巻部32と平行な部分であって、インダクタンス素子1の側壁には、コイル3を構成する導体の側部が露出して形成され、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布している。
コイル3におけるリング中央部及びn+1巻部32の外側は、磁路材料である磁性体5により形成されている。コイルの導体パターン3aを挟み込むように非磁性体6が設けられており、特にn巻部31の上側及び下側には、導体パターン3a,3a間よりも厚く非磁性体6が設けられている。
n巻部31の導体パターン3aの下側から、n+1巻部32における最下の導電パターン3aとその上の導体パターン3aの間には、n巻部31の上側及び下側に設けられた非磁性体6による第1の磁気ギャップよりも幅狭(薄肉)の非磁性体による第2の磁気ギャップ7が設けられている。
このインダクタンス素子1は、図5〜図7に示される手順により作成される。磁性シートを複数層重ねて磁性層を形成し、該磁性層の上であってn巻部31が配置される位置に非磁性体6が厚く塗布されて、残りの領域には磁性体5が設けられて表面はフラットになっている。このフラットな表面上に、図5(a1)に示される如く、電極2が設けられる一端辺から一直線状に延び他端までの3分の2程度の距離にて終端する棒状の導体パターン3aを、マスクにより印刷して形成する。次に、コイル3の1/2ターンに相当するコの字型の導体パターン3aを、マスクにより印刷して形成する(図5(b1))。
次に、図5(c1)に示されるように、コイル3の1ターンに相当する領域と電極へ延びる端部とを覆う領域(1.5ターンに相当する領域)を覆う非磁性材6を印刷する。この非磁性材6の領域において、図5(b1)に示した導体パターン3aの終端部に対応する部分には窓が設けられ、非磁性材6が塗布されない。係る状態において、図5(b1)に示したコの字型の導体パターン3aにおける最終の直線部の外側部は露出したままである。
次に、図6(d1)に示すように、図5(c1)における非磁性材6の領域を除く領域に磁性体5を印刷する。次に、図5(b1)と対になるコイル3の巻線による1/2ターンに相当する領域に、開口部を有するマスクを使用して、導体パターン3aを印刷により形成する(図6(e1))。次に、図6(f1)に示される如く、図6(e1)における導体パターン3aの終端部から一直線状に他端まで延びる棒状の導体パターン3aを、マスクにより印刷して形成する。
次に、図7(g1)に示されるように、コイル7の1ターンに相当する領域と電極へ延びる端部とを覆う領域(1.5ターンに相当する領域)を覆う非磁性材6を印刷する。次に、図7(h1)に示すように、図7(g1)における非磁性材6の領域を除く領域に磁性体5を印刷する。以上によって1.5ターン分のインダクタンス素子が完成する。
1.5ターン+N(Nは整数)ターン分のインダクタンス素子を作成するためには、図6(f1)に示したマスクに代えて、図7(f1’)に示すように、コイル3の1ターンに相当する領域と電極へ延びる端部とを覆う領域(1.5ターンに相当する領域)を覆う非磁性材6を印刷する。この非磁性材6の領域において、図6(e1)に示した導体パターン3aの終端部に対応する部分には窓が設けられ、非磁性材6が塗布されない。この図7(f1’)に示す工程から図5(b1)の工程へ戻り、図5(b1)、図5(c1)、図6(d1)、図6(e1)、図7(f1’)を繰り返す。
第2の磁気ギャップ7を設けるときには、インダクタンス素子1の表面と同じ大きさを有し、図7(f1’)の非磁性材6に設けられた窓と同じ窓を有する非磁性体シートを用いる。この非磁性体シートを図7(f1’)の非磁性材6に代えて用いることにより、第2の磁気ギャップ7を設けることができる。
以上のようにして積層された状態では、コイル3を構成する導体の側部が露出しているので、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布する。上記において、導体パターン3aとしては、銀を主成分とした導電性粉末を合成樹脂バインダを用いてペースト化したものを用い、磁性体5からなる磁性層の磁性材としては、フェライト軟磁性材粉末(例えば、Ni−Cu−Znフェライト)を合成樹脂バインダを用いてペースト化したものを用い、非磁性材6としては、非磁性セラミックス粉末(例えば、Ni−Cuフェライトやガラスセラミック)を合成樹脂バインダを用いてペースト化したものを用いる。この積層したものに上側の磁性体5からなる磁性層を重ねて位置決めしてプレス圧着して同時焼結して作製する。
以上の通りに構成されたインダクタンス素子では、n巻部31の上側及び下側には、導体パターン3a,3a間よりも厚く非磁性体6が設けられており且つコイル3を構成する導体の露出した部分に絶縁性樹脂4が塗布されており、この部分が磁気ギャップとして作用し、図3に明らかな通りn巻部31を周回するような磁束は生じない。つまり、n巻部31を周回するように形成される磁束を遮断する磁気ギャップが設けられている。一方、n+1巻部32を周回するように磁束Фが形成される(図3)。これは、磁束Фの磁路に磁束Фを遮断する磁気ギャップが設けられていないことによっている。
以上の構成により、n巻部31のみにおいてn巻部31を周回する磁束が形成されない結果、n+1巻部32のみによるインダクタンス素子と同等の特性となるものと考えられ、巻数のアンバランスが是正され、直流重畳特性の改善を図ることができた。図26に本実施例と比較例の直流重畳特性を示し、図27に直流重畳特性を比により示した。これらの図から明らかな通り、2ターン(2巻)部分のみに磁束が周回する実施例において直流重畳特性が改善されていることが判る。2ターン(2巻)部分と1ターン(1巻)部分を有し、全体において1.5ターンであるものでは、直流重畳特性が悪く、しかもインダクタンス値の低いことが明らかである。また、実施例ものでは第2の磁気ギャップ7を設けたことによっても直流重畳特性の改善が図られている。
次に第2の実施例を説明する。この実施例に係るインダクタンス素子1のA−A断面図を図8に示し、B−B断面図を図9に示す。第1の実施例にでは、コイル3を構成する導体の側部が露出して形成され、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布した構成を備えていたが、この実施例では、上記絶縁性樹脂4が設けられていた部分に非磁性体6を配し、n巻部31の上側、下側及び上記外側の側部が非磁性体6により囲まれた状態とされ、n巻部31を周回するように形成される磁束を遮断する磁気ギャップが形成されている。
このインダクタンス素子1は、図10〜図12に示される手順により作成される。このインダクタンス素子1の作成手順は、図5〜図7により説明した手順と基本的に同じである。但し、上記第1の実施例において絶縁性樹脂4が設けられていた部分に、非磁性体6を配した点が異なっている。この第2の実施例によっても、上記において説明した非磁性体6が設けられた部分が磁気ギャップとして作用し、図9に明らかな通りn巻部31を周回するような磁束は生じない。一方、n+1巻部32を周回するように磁束Фが形成される(図3)。これは、磁束Фの磁路に磁束Фを遮断する磁気ギャップが設けられていないことによっている。
次に第3の実施例に係るインダクタンス素子1A(図1)では、図13に示されるようなコイル3Aを用いる。このコイル3Aでは、巻回数がn回であるn巻部31と、巻回数がn+1回であるn+1巻部32とを有する四角形のリング状形状となっている。コイル3Aの巻始部33と巻終部34とはリング状の部分から電極2、2側へ延び、電極2に接続されている。
図14は、第3の実施例に係るインダクタンス素子1A(図1)のA−A断面図を示し、図15にB−B断面図を示す。コイル3Aにおけるn巻部31において、インダクタンス素子1Aの側壁には、コイル3Aを構成する導体の側部が露出して形成され、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布している。
コイル3Aにおけるリング中央部及びn+1巻部32の外側は、磁路材料である磁性体5により形成されている。コイルの導体パターン3aを挟み込むように非磁性体6が設けられており、特にn巻部31の上側及び下側には、n+1巻部32における導体パターン3a,3a間よりも厚く非磁性体6が設けられている。
n巻部31の導体パターン3aの下側から、n+1巻部32における最下の導電パターン3aとその上の導体パターン3aの間には、n巻部31の上側及び下側に設けられた非磁性体6よりも幅狭(肉薄)の非磁性体による第2の磁気ギャップ7が設けられている。
このインダクタンス素子1は、図16〜図19に示される手順により作成される。磁性シートを複数層重ねて磁性層を形成し、該磁性層上のであってn巻部31が配置される位置に非磁性体6が厚く塗布されて、残りの領域には磁性体5が設けられて表面はフラットになっている。このフラットな表面上に、図16(a3)に示される如く、電極2が設けられる一端辺から一直線状に延び直角に曲がって横辺の2分の1程度の距離にて終端する折れ曲がった棒状の導体パターン3aを、マスクにより印刷して形成する。次に、コイル3Aの1/2ターンに相当するコの字型の導体パターン3aを、マスクにより印刷して形成する(図16(b3))。
次に、図16(c3)に示されるように、コイル3Aの1ターンに相当する領域と電極へ延びる端部とを覆う領域(コイル3Aの存在領域)を覆う非磁性材6を印刷する。この非磁性材6の領域において、図16(b3)に示した導体パターン3aの終端部に対応する部分には窓が設けられ、非磁性材6が塗布されない。係る状態において、図16(b3)に示したコの字型の導体パターン3aにおける最終の直線部の外側部は露出したままである。
次に、図17(d3)に示すように、図16(c3)における非磁性材6の領域を除く領域に磁性体5を印刷する。次に、図16(b3)と対になるコイル3Aの巻線による1/2ターンに相当する領域に開口部を有するマスクを使用して、導体パターン3aを印刷により形成する(図17(e3))。
次に、図17(f3)に示すように、コイル3の1ターンに相当する領域と電極へ延びる端部とを覆う領域(コイルの存在領域)を覆う非磁性材6を印刷する。この非磁性材6の領域において、図17(e3)に示した導体パターン3aの終端部に対応する部分には窓が設けられ、非磁性材6が塗布されない。
次に、図18(g3)に示すように、図17(f3)における非磁性材6の領域を除く領域に磁性体5を印刷する。次に、図17(e3)と対になるコイル3Aの巻線による1/2ターンに相当する領域に開口部を有するマスクを使用して、導体パターン3aを印刷により形成する(図18(h3))。更に巻数を増加させるときには、上記の図18(h3)に示す工程から図16(c3)の工程へ戻り、図16(d3)、図16(e3)、図17(f3)、図18(g3)、図18(h3)を繰り返す。
所定の巻回数となると、図18(h3)から図18(i3)へ進み、電極2へ延びる鍵型の導体パターン3aを、マスクにより印刷して形成する。次に、図19(j3)に示されるように、コイル3Aの1ターンに相当する領域と電極へ延びる端部とを覆う領域(コイル3Aの存在領域)を覆う非磁性材6を印刷する。次に、図19(k3)に示すように、図19(j3)における非磁性材6の領域を除く領域に磁性体5を印刷する。以上によって1.5ターン分のインダクタンス素子1Aが完成する。
第2の磁気ギャップ7を設けるときには、インダクタンス素子1の表面と同じ大きさを有し、図16(c3)の非磁性材6に設けられた窓と同じ窓を有する非磁性体シートを用いる。この非磁性体シートを図16(c3)の非磁性材6に代えて用いることにより、第2の磁気ギャップ7を設けることができる。
以上のようにして積層された状態では、コイル3Aを構成する導体の側部が露出しているので、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布する。上記において、導体パターン3aとしては、銀を主成分とした導電性粉末を合成樹脂バインダを用いてペースト化したものを用い、磁性体5からなる磁性層の磁性材としては、フェライト軟磁性材粉末(例えば、Ni−Cu−Znフェライト)を合成樹脂バインダを用いてペースト化したものを用い、非磁性材6としては、非磁性セラミックス粉末(例えば、Ni−Cuフェライトやガラスセラミック)を合成樹脂バインダを用いてペースト化したものを用いる。この積層したものに上側の磁性体5からなる磁性層を重ねて位置決めしてプレス圧着して同時焼結して作製する。
以上の通りに構成されたインダクタンス素子では、n巻部31の上側及び下側には、導体パターン3a,3a間よりも厚く非磁性体6が設けられており且つコイル3を構成する導体の露出した部分に絶縁性樹脂4が塗布されており、この部分が磁気ギャップとして作用し、図15に明らかな通りn巻部31を周回するような磁束は生じない。つまり、n巻部31を周回するように形成される磁束を遮断する磁気ギャップが設けられている。一方、n+1巻部32を周回するように磁束Фが形成される(図15)。これは、磁束Фの磁路に磁束Фを遮断する磁気ギャップが設けられていないことによっている。
以上の構成により、n巻部31のみにおいてn巻部31を周回する磁束が形成されない結果、n巻部32のみによるインダクタンス素子と同等の特性となるものと考えられ、巻数のアンバランスが是正され、直流重畳特性の改善を図ることができた。図26に本実施例と比較例の直流重畳特性を示し、図27に直流重畳特性を比により示した。これらの図から明らかな通り、2ターン(2巻)部分のみに磁束が周回する実施例において直流重畳特性が改善されていることが判る。2ターン(2巻)部分と1ターン(1巻)部分を有し、全体において1.5ターンであるものでは、直流重畳特性が悪く、しかもインダクタンス値の低いことが明らかである。また、実施例ものでは第2の磁気ギャップ7を設けたことによっても直流重畳特性の改善が図られている。
次に第4の実施例を説明する。この実施例に係るインダクタンス素子1AのA−A断面図を図20に示し、B−B断面図を図21に示す。第3の実施例においては、コイル3Aを構成する導体の側部が露出して形成され、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布した構成を備えていたが、この実施例では、上記絶縁性樹脂4が設けられていた部分に非磁性体6を配し、n巻部31の上側、下側及び上記外側の側部が非磁性体6により囲まれた状態とされ、n巻部31を周回するように形成される磁束を遮断する磁気ギャップが形成されている。
このインダクタンス素子1Aは、図22〜図25に示される手順により作成される。このインダクタンス素子1Aの作成手順は、図16〜図19により説明した手順と基本的に同じである。但し、上記第3の実施例において絶縁性樹脂4が設けられていた部分に、非磁性体6を配した点が異なっている。この第4の実施例によっても、上記において説明した非磁性体6が設けられた部分が磁気ギャップとして作用し、図21に明らかな通りn巻部31を周回するような磁束は生じない。一方、n+1巻部32を周回するように磁束Фが形成される(図21)。これは、磁束Фの磁路に磁束Фを遮断する磁気ギャップが設けられていないことによっている。
次に第5の実施例に係るインダクタンス素子1A(図1)では、図13に示されるようなコイル3Aを用いる。図28は、第5の実施例に係るインダクタンス素子1A(図1)のA−A断面図を示し、図29にB−B断面図を示す。コイル3Aにおけるn+1巻部32において、インダクタンス素子1Aの側壁には、コイル3Aを構成する導体の側部が露出して形成され、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布している。
コイル3Aにおけるリング中央部及びn巻部31の外側は、磁路材料である磁性体5により形成されている。コイルの導体パターン3aを挟み込むように非磁性体6が設けられており、特にn+1巻部32の上側及び下側には、n巻部31における導体パターン3a,3a間よりも厚く非磁性体6が設けられている。
n巻部31の導体パターン3aの下側から、n+1巻部32における最下の導電パターン3aとその上の導体パターン3aの間には、n巻部31の上側及び下側に設けられた非磁性体6よりも幅狭(肉薄)の非磁性体による第2の磁気ギャップ7が設けられている。
このインダクタンス素子1Aは、図16〜図19に示した手順と同等の手順により作成される。ただ、積層された状態では、コイル3Aを構成する導体の側部(n+1巻部32側)が露出しているので、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布する。以上の通りに構成されたインダクタンス素子では、n+1巻部32の上側及び下側には、導体パターン3a,3a間よりも厚く非磁性体6が設けられており且つコイル3を構成する導体の露出した部分に絶縁性樹脂4が塗布されており、この部分が磁気ギャップとして作用し、図29に明らかな通りn+1巻部32を周回するような磁束は生じない。つまり、n+1巻部32を周回するように形成される磁束を遮断する磁気ギャップが設けられている。一方、n巻部31を周回するように磁束Фが形成される(図29)。これは、磁束Фの磁路に磁束Фを遮断する磁気ギャップが設けられていないことによっている。この実施例によっても、前述の各実施例と同様の効果を得ることができる。
次に第6の実施例を説明する。この実施例に係るインダクタンス素子1AのA−A断面図を図30に示し、B−B断面図を図31に示す。第5の実施例においては、コイル3Aを構成する導体の側部が露出して形成され、この露出した部分に絶縁性樹脂4を塗布した構成を備えていたが、この実施例では、上記絶縁性樹脂4が設けられていた部分に非磁性体6を配し、n+1巻部32の上側、下側及び上記外側の側部が非磁性体6により囲まれた状態とされ、n+1巻部32を周回するように形成される磁束を遮断する磁気ギャップが形成されている。
このインダクタンス素子1Aは、図22〜図25に示される手順により作成される。このインダクタンス素子1Aの作成手順は、図16〜図19により説明した手順と基本的に同じである。但し、上記第5の実施例において絶縁性樹脂4が設けられていた部分に、非磁性体6を配した点が異なっている。この第6の実施例によっても、上記において説明した非磁性体6が設けられた部分が磁気ギャップとして作用し、図31に明らかな通りn+1巻部32を周回するような磁束は生じない。一方、n巻部31を周回するように磁束Фが形成される(図31)。これは、磁束Фの磁路に磁束Фを遮断する磁気ギャップが設けられていないことによっている。
積層型のコイルについてターン数(巻回数)が多くした場合において、実施例に係るインダクタンス素子の構成(n巻部31とn+1巻部32のいずれか一方にギャップを設けたもの)と従来品(n巻部とn+1巻部とを備えており、磁束バランスが悪い製品)との効果の差が小さくなる。次の表1に、本発明の構成によるインダクタンス素子と従来構成のインダクタンス素子について、インダクタンス値が20%低下した状態における(従来品の電流値)/(発明品の電流値)を測定した結果を示す。この表1から判るように本発明に係る製品が、n巻部31とn+1巻部32におけるnが、4以下である場合に効果が顕著であり、5以上となると従来品との効果の差が小さくなる。
以上の説明では、積層型のインダクタンス素子を示したが、空芯巻などにより図32に示すように平角巻のコイル3Bを構成し、これ周辺を上記各実施例の構成に示されるように構成しても良い。例えば、図33に示す筐体8に入れて、コイル3Bを構成している導体巻線3bの間隙9及びその周辺に、積層型の素子の場合と同様に非磁性体6のペーストを介在させ、残りの部分に磁性体5からなる磁性層を構成するペーストを介在させることにより、n巻部を周回するように形成される磁束とn+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれかを遮断する磁気ギャップ(第1の磁気ギャップ)を設ける。または、側部を露出させて、ここに絶縁性樹脂4を塗布する構成とする。要は、積層型で説明した構成を平角巻のコイル3Bに適用する。
また、コイル3Bを構成するリングの軸方向に直交する方向に、上記磁束を遮断する第1の磁気ギャップよりも幅狭(肉薄)の第2の磁気ギャップを、コイル3Bを構成している導体巻線3bの間隙9非磁性体6のペーストを介在させることにより形成する。
平角巻のコイル3Bを用いたインダクタンス素子によっても、積層型のコイルによるインダクタンス素子と同様の効果を得ることができる。なお、上記のいずれの実施例・変形例にあっても(積層タイプであれ、平角コイルであれ、いずれのインダクタンス素子にあっても)、第2の磁気ギャップを設けなくとも良い。
本発明に係る各実施例におけるインダクタンス素子の外観図。 図1における第1の実施例に係るインダクタンス素子のA−A断面図。 図1における第1の実施例に係るインダクタンス素子のB−B断面図。 本発明に係る第1、第2の実施例で用いるコイルを示す斜視図。 本発明の第1の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第1の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第1の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 図1における第2の実施例に係るインダクタンス素子のA−A断面図。 図1における第2の実施例に係るインダクタンス素子のB−B断面図。 本発明の第2の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第2の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第2の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明に係る第3、第4の実施例で用いるコイルを示す斜視図。 図1における第3の実施例に係るインダクタンス素子のA−A断面図。 図1における第3の実施例に係るインダクタンス素子のB−B断面図。 本発明の第3の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第3の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第3の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第3の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 図1における第4の実施例に係るインダクタンス素子のA−A断面図。 図1における第4の実施例に係るインダクタンス素子のB−B断面図。 本発明の第4の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第4の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第4の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本発明の第4の実施例に係るインダクタンス素子の製造工程を示す図。 本実施例と比較例の直流重畳特性を示す図。 本実施例と比較例の直流重畳特性を比によって示す図。 図1における第5の実施例に係るインダクタンス素子のA−A断面図。 図1における第5の実施例に係るインダクタンス素子のB−B断面図。 図1における第6の実施例に係るインダクタンス素子のA−A断面図。 図1における第6の実施例に係るインダクタンス素子のB−B断面図。 第7の実施例に係るインダクタンス素子に用いられるコイルの一例を示した斜視図。 図32に示したコイルを用いて第7の実施例に係るインダクタンス素子を作成する場合に用いられる筐体の一例を示した斜視図。
符号の説明
1、1A インダクタンス素子
2 電極
3 コイル
3A、3B コイル
3a 導体パターン
3b 導体巻線
4 絶縁性樹脂
5 磁性体
6 非磁性体
7 第2の磁気ギャップ
31 n巻部
32 n+1巻部
33 巻始部
34 巻終部

Claims (8)

  1. 巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、
    前記コイルのリング内外に設けられ、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料と、
    前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する磁気ギャップと
    を具備することを特徴とするインダクタンス素子。
  2. 巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、
    前記コイルのリング内外に設けられ、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料と、
    前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する第1の磁気ギャップと、
    前記リングの軸方向に直交する方向に、前記磁束を遮断する第1の磁気ギャップよりも幅狭の第2の磁気ギャップと
    を具備することを特徴とするインダクタンス素子。
  3. 巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、
    上記コイルを内部に埋設した軟磁性セラミック部材とが、同一素子内に積層されて構成された積層タイプのインダクタンス素子であって、
    前記コイルのリング内外に設けられた前記軟磁性セラミック部材が、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料であり、
    前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する磁気ギャップが設けられていることを特徴とするインダクタンス素子。
  4. 巻回数がn回であるn巻部と、巻回数がn+1回であるn+1巻部とを有するリング状のコイルと、
    上記コイルを内部に埋設した軟磁性セラミック部材とが、同一素子内に積層されて構成された積層タイプのインダクタンス素子であって、
    前記コイルのリング内外に設けられた前記軟磁性セラミック部材が、磁束を通過させて磁路を形成する磁路材料であり、
    前記n巻部を周回するように形成される磁束と前記n+1巻部を周回するように形成される磁束のいずれか一方を遮断する第1の磁気ギャップと、
    前記リングの軸方向に直交する方向に、前記磁束を遮断する第1の磁気ギャップよりも幅狭の第2の磁気ギャップと
    を具備することを特徴とするインダクタンス素子。
  5. 前記磁束を遮断する第1の磁気ギャップと第2の磁気ギャップのいずれか一方を非磁性セラミックにより構成したことを特徴とする請求項2または4に記載のインダクタンス素子。
  6. 磁路材料により構成されるブロックの外面において、前記n巻部と前記n+1巻部のいずれか一方の一部を露出させることにより、磁束を遮断する磁気ギャップを形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインダクタンス素子。
  7. 前記露出された部分は、絶縁性の樹脂によりコーティングされていることを特徴とする請求項6に記載のインダクタンス素子。
  8. 前記n巻部と前記n+1巻部におけるnが、4以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインダクタンス素子。
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