JP2005275341A - 電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構 - Google Patents

電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構 Download PDF

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Abstract

【課題】プロセスカートリッジが装着されていない電子写真画像形成装置内へ帯電した異物が侵入した際に、該異物と装置本体に設けられた本体電気接点との間で放電が生じることを防止することのできる電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構を提供する。
【解決手段】画像形成装置100には、プロセスカートリッジBの電気接点160a、188a、189aと電気的に接続する画像形成装置本体Aの電気接点161a、163a、164aへの放電を防止するための放電防止部材146を設ける。放電防止部材146は、プロセスカートリッジBが装着されていない装置本体A内へ帯電した異物が侵入した際に、該異物との間で放電を行う第1の位置と、第1の位置から退避した第2の位置の間を移動可能である。又、画像形成装置100には、プロセスカートリッジBと当接することによって作動して放電防止部材146を第1の位置から第2の位置に移動させる作動部材147を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明はプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置、この電子写真画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジ及び放電防止機構に関するものである。
ここで電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体(例えば、記録用紙、OHPシートなど)に画像を形成するものである。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンターなどが含まれる。
又、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電部材、現像部材の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能としたものである。
プロセスカートリッジ方式の電子写真画像形成装置では、電子写真画像形成装置本体(以下「装置本体」という。)に対するプロセスカートリッジの着脱をサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができる。そこで、画像形成装置の操作性を格段に向上させることができた。
こうした電子写真画像形成装置においては、プロセスカートリッジの有する電子写真感光体を帯電するための帯電部材、或いは、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像部材などに電圧を印加する必要がある。又、プロセスカートリッジが有する静電容量検知式などとされる現像剤量検知手段に対する電圧、検出信号(出力電圧)の授受を行うことがある。
そこで、プロセスカートリッジが装置本体に装着された際に、プロセスカートリッジと装置本体との電気接続を行う必要がある。そのために、従来、プロセスカートリッジの枠体にカートリッジ電気接点を設けている。一方、装置本体には、このカートリッジ電気接点に電気的に接続する本体電気接点を設けている。これにより、プロセスカートリッジが装置本体に装着された際に、カートリッジ電気接点と本体電気接点とを接続する。これによって、装置本体とプロセスカートリッジとの間で電圧、信号を授受する。
ところで、プロセスカートリッジの交換時や、記録媒体の詰まり(ジャム)が発生したときなどに、操作者はプロセスカートリッジの着脱操作を行う。
このとき、装置本体から取り出したプロセスカートリッジが静電気を帯びていると、装置本体にプロセスカートリッジを挿入した際に、装置本体内部に露出した電気接点に放電する可能性がある。こうした放電により本体内の電気回路に静電ノイズが印加されることによる不具合を防止するために、装置本体内に除電部材を設けているものがある(特許文献1参照)。
しかし、従来の電子写真画像形成装置においては、ジャム処理(万一、記録媒体が装置本体内で詰まってしまった場合に、詰まってしまった記録媒体を装置本体から取り出すこと)或いは装置メンテナンスを行うために操作者が装置本体内に手などの異物を侵入させることがある。その際に、操作者の手(体)などの異物が帯電していると、操作者の手などの異物から装置本体内部の電気接点に放電する可能性があった。
特開平10−63166号公報
本発明の目的は、プロセスカートリッジが装着されていない電子写真画像形成装置内へ帯電した異物が侵入した際に、該異物と装置本体に設けられた本体電気接点との間で放電が生じることを防止することのできる電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構を提供することである。
本発明の他の目的は、本体電気接点に静電ノイズが印加されることがなく、電気回路に設けられた電気素子の破壊を防止することができ、これにより装置本体に設けられた電気回路の損傷を防止することのできる電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構を提供することである。
本発明の他の目的は、本体電気接点に、人の汗や装置本体内のグリスなどが付着し、導通不良が発生することを防止し、カートリッジ電気接点と本体電気接点との電気接続の信頼性を向上させた電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構を提供することである。
本発明の他の目的は、操作者が特別な操作をする必要がなく、本体電気接点への放電、それによる装置本体の電気回路の損傷を防止し、又、カートリッジ電気接点と本体電気接点との電気接続の信頼性を向上させることのできる電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構を提供することである。
上記目的は本発明に係る電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構にて達成される。
本発明の第1の態様によると、プロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置の装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジの有するカートリッジ電気接点と電気的に接続する本体電気接点と、
前記プロセスカートリッジが装着されていない前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物との間で放電を行うことによって、前記異物と前記本体電気接点との間で放電が生じることを防止する、電気的に接地された導電性の放電防止部材であって、前記プロセスカートリッジの侵入経路内に位置している第1の位置と、前記第1の位置から退避する第2の位置であって前記侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能な放電防止部材と、
前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる作動部材であって、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記プロセスカートリッジと当接することによって作動して、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる作動部材と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置が提供される。
本発明の第2の態様によると、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置の装置本体であり、本体電気接点と、前記プロセスカートリッジが装着されていない前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物と前記本体電気接点との間で放電が生じることを防止する導電性の放電防止部材であって、前記プロセスカートリッジの侵入経路内に位置している第1の位置と、前記第1の位置から退避する第2の位置であって前記侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能な放電防止部材と、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる作動部材と、を有する前記装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記本体電気接点と電気的に接続するカートリッジ電気接点と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記作動部材と当接することによって前記作動部材を作動して、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させるカートリッジ当接部と、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジが提供される。
本発明の第3の態様によると、プロセスカートリッジが装着されていない電子写真画像形成装置の装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物と前記装置本体内に設けられた本体電気接点との間で放電が生じることを防止する放電防止機構であって、
前記プロセスカートリッジが装着されていない前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物との間で放電を生ずることによって前記異物と前記本体電気接点との間で放電が生じることを防止する導電性の放電防止部材であって、前記プロセスカートリッジの侵入経路内に位置している第1の位置と、前記第1の位置から退避する第2の位置であって前記侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能な放電防止部材と、
前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる、前記装置本体内に設けられた作動部材と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記作動部材と当接することによって前記作動部材を作動して、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ当接部と、
を有することを特徴とする放電防止機構が提供される。
本発明によれば、プロセスカートリッジが装着されていない電子写真画像形成装置内へ帯電した異物が侵入した際に、該異物と装置本体に設けられた本体電気接点との間で放電が生じることを防止することができる。
又、本発明によれば、本体電気接点に静電ノイズが印加されることがなく、電気回路に設けられた電気素子の破壊を防止することができ、これにより装置本体に設けられた電気回路の損傷を防止することができる。
又、本発明によれば、本体電気接点に、人の汗や装置本体内のグリスなどが付着し、導通不良が発生することを防止し、カートリッジ電気接点と本体電気接点との電気接続の信頼性を向上させることができる。
又、本発明によれば、操作者が特別な操作をする必要がなく、本体電気接点への放電、それによる装置本体の電気回路の損傷を防止し、又、カートリッジ電気接点と本体電気接点との電気接続の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明に係る電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び放電防止機構を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
[1.電子写真画像形成装置の全体構成及び動作]
先ず、図1を参照して、プロセスカートリッジ(以下「カートリッジ」という。)Bを着脱可能な電子写真画像形成装置(以下「画像形成装置」という。)100の一実施例の全体構成及び動作について説明する。図1は、画像形成装置100の全体構成を示す断面図である。
尚、以下、画像形成装置100として、レーザービームプリンターを例に挙げて説明する。画像形成装置100は、装置本体Aに通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ(或いはスキャナー装置など)から送信された画像情報信号に従って、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体(例えば、記録用紙、OHPシート、布など)に画像を形成する。
画像形成装置100は、ドラム形状の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」という。)107を有する。画像形成について説明する。先ず、回転する感光体ドラム107の表面を、帯電部材としての帯電ローラ108が一様に帯電する。次いで、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミラー(いずれも図示せず。)を有する光学手段101から画像情報に応じたレーザ光が感光体ドラム107へ照射される。これによって、感光体ドラム107に画像情報に応じた静電潜像が形成される。現像部材としての現像ローラ110によって、この静電潜像に現像剤が供給される。その結果、感光体ドラム107上に現像剤像が現像される。
一方、感光体ドラム107上への現像剤像の形成と同期して、カセット103aにセットした記録媒体102が、送り出しローラ103b、搬送ローラ対103c、103d、103eによって搬送される。更に、記録媒体102は、記録媒体102の搬送方向をガイドする搬送ガイドの一部としての転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jに沿って、矢印Zで示す搬送方向に転写位置へと送られる。転写位置には、転写手段としての転写ローラ104が、感光体ドラム107と対向して配置されている。そして、この転写ローラ104に電圧を印加することによって、感光体ドラム107上の現像剤像を記録媒体102に転写する。
現像剤像の転写を受けた記録媒体102は、定着前ガイド103fを介して定着手段105へ搬送される。定着手段105は、駆動ローラ105cと、ヒータ105aを内蔵した定着ローラ105bと、を備えている。そして、通過する記録媒体102に熱及び圧力を印加して、現像剤像を記録媒体102に定着する。その後、記録媒体102は、ローラ対103g、103hで搬送される。そして、記録媒体102はトレイ106へ排出される。
上記送り出しローラ103b、搬送ローラ対103c、103d、103e、転写上ガイド103i、転写下ガイド103j、定着前ガイド103f、及びローラ対103g、103hなどが記録媒体102の搬送手段103を構成する。
[2.カートリッジ]
次に、図2をも参照してカートリッジBについて説明する。図2はカートリッジBの断面図である。
カートリッジBは、感光体ドラム107を有する。図1に示すように、カートリッジBが装置本体Aに装着された際に、感光体ドラム107は装置本体Aから駆動力を受けて回転する。
感光体ドラム107の外周面に対向配置して、帯電部材としての帯電ローラ108が設けられる。帯電ローラ108は装置本体Aから電圧(帯電バイアス)を印加することによって、感光体ドラム107を帯電する。又、帯電ローラ108は感光体ドラム107に接触して設けられている。帯電ローラ108は感光体ドラム107に対して従動回転する。カートリッジBが装置本体Aに装着された際、帯電ローラ108は、本体電気接点としての帯電出力電気接点144a(図6参照)、及び、カートリッジ電気接点としての帯電入力電気接点141a(図8参照)を介して、装置本体100から電圧を受ける。ここで、帯電出力電気接点144aは装置本体Aが有する電気接点である。又、帯電入力電気接点141aはカートリッジBが有する電気接点である そして、この電圧によって感光体ドラム107が帯電される。
又、カートリッジBは、現像部材としての現像ローラ110を有する。現像ローラ110は、感光体ドラム107の現像領域へ現像剤tを供給する。そして、現像ローラ110は、この現像剤tを用いて、感光体ドラム107に形成された静電潜像を現像する。現像ローラ110は、マグネットローラ(固定磁石)111を内蔵している。
現像剤量規制部材としての現像ブレード112が、現像ローラ110の周面に当接して、設けられる。現像ブレード112は、現像ローラ110の周面に付着する現像剤tの量を規制する。又、現像ブレード112は、現像剤tに摩擦帯電電荷を付与する。
現像剤収納容器114内に収納された現像剤tは、攪拌部材115、116の回転によって現像室113aへ送り出される。一方、電圧(現像バイアス)を印加された現像ローラ110が回転している。これによって、現像ブレード112によって摩擦帯電電荷を付与した現像剤tの層が現像ローラ110の表面に形成される。そして、その現像剤tが潜像に応じて感光体ドラム107へ移動する。こうして、前記潜像が現像される。
カートリッジBが装置本体Aに装着された際、現像ローラ110は、本体電気接点としての現像出力電気接点161a(図6参照)、及び、カートリッジ電気接点としての現像入力電気接点(現像バイアス接点)160a(図8参照)を介して、装置本体100から電圧を受ける。現像ローラ110は、この電圧によって機能して、前記静電潜像を現像する。
尚、本実施例のカートリッジBは、現像剤tの消費に従ってその残量を検知することのできる現像剤量検出手段として、第1の検出電極190、第2の検出電極191を備えている。第1の検出電極190、第2の検出電極191は現像剤と接触する位置に設けられている。更に、第1の検出電極190、第2の検出電極191は現像剤tが減少するにしたがって現像剤との接触面積が変動するような位置に配置されている。本実施例によれば、第1の検出電極190、第2の検出電極191は、現像ローラ110に対向するように、現像ローラ110その長手方向に沿って配置される。この状態で、第1の検出電極190又は第2の検出電極191のどちらかに電圧が印加される。そうすることで、両電極190、191間の静電容量に応じた電荷が誘起される。そして、このときの出力電圧を装置本体Aで測定することによって現像剤量を検出する。
ここで、現像剤量を検出するための第1の検出電極190、第2の検出電極191の一方に装置本体Aから電圧が印加される。又、第1の検出電極190、第2の検出電極191の他方から現像剤量検出電圧(検出信号)を装置本体Aに出力する。そのために、カートリッジBに、カートリッジ電気接点としての第1のカートリッジ残量検知接点188a、第2のカートリッジ残量検知接点189aが設けられている(図8)。
本実施例では、第1のカートリッジ残量検知接点188aが、第1の検出電極190に接続されている。又、第2のカートリッジ残量検知接点189aが、第2の検出電極191に接続されている。
前述の現像動作によって感光体ドラム107に形成された現像剤像は、転写ローラ104によって記録媒体102に転写される。感光体ドラム107の外周面に対向して、クリーニング部材としての弾性クリーニングブレード117aが配置される。クリーニングブレード117aは、その先端が感光体ドラム107に当接している。そして、現像剤像を記録媒体102に転写した後に、感光体ドラム107に残留する現像剤tをクリーニングブレード117aが除去する。クリーニングブレード117aによって感光体ドラム107の表面から除去された現像剤tは除去現像剤溜め117bに収納される。
尚、カートリッジBは、現像ユニット119及びドラムユニット120で一体に構成されている。現像ユニット119は、カートリッジ枠体B1の一部である現像枠体113によって構成される。更に、現像ユニット119は、現像ローラ110、現像ブレード112、現像室113a、現像剤収納容器114、攪拌部材115、116、及び、第1の検出電極190、第2の検出電極191などを有する。又、ドラムユニット120は、カートリッジ枠体B1の一部であるドラム枠体118によって構成される。更に、ドラムユニット120は、感光体ドラム107、クリーニングブレード117a、除去現像剤溜め117b、及び、帯電ローラ108などを有する。
又、現像ユニット119とドラムユニット120は、ピン(図示せず)によって回動可能に結合されている。そして、両ユニット119、120間に設けられた弾性部材(図示せず。)によって、感光体ドラム107に現像ローラ110が押圧されている。
[3.カートリッジの着脱]
次に、カートリッジBの装置本体Aに対する着脱について説明する。
図3に示すように、ドラムユニット120の長手方向一端(カートリッジBを装着する方向Xに見て右側一端)120Rには、装着ガイド部材として第1の右カートリッジガイド140R1、第2の右カートリッジガイド140R2が設けられている。尚、第1の右カートリッジガイド140R1は感光体ドラム107の一端を支持するドラム軸受138の一部である。そして、図4に示すように、ドラムユニット120の長手方向他端(カートリッジBを装着する方向Xに見て左側一端)120Lには、装着ガイド部材として第1の左カートリッジガイド140L1、第2の左カートリッジガイド140L2が設けられている。第1の左カートリッジガイド140L1は、感光体ドラム107の他端を支持するドラム軸139の外側端部に構成されている。ここで、前記装着ガイド部材は、カートリッジBを装置本体Aに装着する際に、カートリッジBの装着方向をガイドする。
図5に示すように、カートリッジBを装置本体Aに装着する際は、操作者によって、装置本体Aに設けられたドア109が開かれる。本実施例では、ドア109の、カートリッジBを装着する方向Xの手前側が上方に向かって開く。そして、カートリッジBが装置本体Aに設けたカートリッジ装着手段130に対して取り外し可能に装着される。
図7に示すように、装着手段130は、カートリッジBを装着する方向Xに見て右側の装置本体A内に第1の右本体ガイド130R1、第2の右本体ガイド130R2を有する。又、図6に示すように、装着手段130は、カートリッジBを装着する方向Xに見て左側の装置本体A内に第1の左本体ガイド130L1、第2の左本体ガイド130L2を有する。そして、カートリッジBを装置本体Aに装着する際には、第1の右カートリッジガイド140R1、第2の右カートリッジガイド140R2(図3)をそれぞれ第1の右本体ガイド130R1、第2の右本体ガイド130R2に沿わせる。又、第1の左カートリッジガイド140L1、第2の左カートリッジガイド140L2(図4)をそれぞれ第1の左本体ガイド130L1、第2の左本体ガイド130L2に沿わせる。そして、カートリッジBをカートリッジ装着部130aに挿入する。
本実施例では、第1の右本体ガイド130R1、第2の右本体ガイド130R2、及び、第1の左本体ガイド130L1、第2の左本体ガイド130L2は、所定厚さの内側板(枠体)132に設けられる。内側板132は、装置本体Aの側板145の内側に密接固定されている。内側板132は所定形状に切り欠かれている。そして、側板145と段差を成す上端面が第1の右本体ガイド130R1、第2の右本体ガイド130R2、及び、第1の左本体ガイド130L1、第2の左本体ガイド130L2である。そして、第1の左本体ガイド130L1と、これと略平行に対向する内側板132の下端面132aとの間に、本体ガイドとしての溝131Lが構成される。同様に、第1の右本体ガイド130R1と、これと略平行に対向する内側板132の下端面132aとの間に本体ガイドとしての溝130Rが構成される。ここで、溝131L、131Rは、カートリッジBを装置本体A内の装着部130aへガイドする。
そして、第1の右カートリッジガイド140R1が第1の右本体ガイド130R1の位置決め部130R1aに嵌合する。更に、第2の右カートリッジガイド140R2が第2の右本体ガイド130R2の位置決め部130R2aに当接する。又、第1の左カートリッジガイド140L1が第1の左本体ガイド130L1の位置決め部130L1aに嵌合する。更に、第2の左カートリッジガイド140L2が第2の左本体ガイド130L2の位置決め部130L2aに当接する。こうして、カートリッジBは装置本体A内の装着部130aに位置決めされる。このように、装着手段130によって、カートリッジBは、カートリッジ装着部130aに取り外し可能に装着される。カートリッジBは、カートリッジ装着部130aに装着されることによって画像形成動作が可能となる。
ここで、カートリッジ装着部130aとは、カートリッジ装着手段130によって装置本体Aに対して位置決めされたカートリッジBが占める空間である。又、カートリッジBの装着時に、カートリッジ装着部130aへとカートリッジBが占める空間が移動する経路がカートリッジBの侵入経路である。
ここで、カートリッジBに駆動を伝達する駆動力伝達部としてのカップリング134が装置本体Aに設けられている。尚、カートリッジBが装着される際には、カップリング134は退避している。従って、カップリング134はカートリッジBの装着に邪魔にならない。又、装置本体Aから駆動を受ける駆動力受け部としてのカップリング107a(図3)がカートリッジBに設けられている。因みに、カートリッジドア109を閉じると、カートリッジBのカップリング107aと、上記装置本体A側のカップリング134とは連結する。そして、カートリッジBは、装置本体Aから感光体ドラム107を回転させるための駆動力を受ける。
[4.装置本体AとカートリッジBの電気接点]
図8に示すように、カートリッジBは、カートリッジ電気接点部材としての帯電入力電気接点部材141、現像入力電気接点部材160を有する。これらの電気接点部材(141、160)は、帯電ローラ108、現像ローラ110にそれぞれ電圧を印加するためのものである。更に、カートリッジBは、カートリッジ電気接点部材としての第1カートリッジ残量検知接点部材188、第2のカートリッジ残量検知接点部材189を有する。これらの電気接点部材(188、189)は、第1の検出電極190、第2の検出電極191の一方に電圧を印加し、又、第1の検出電極190、第2の検出電極191の他方から現像剤量検出電圧を装置本体Aに出力するためのものである。
本実施例では、帯電入力電気接点部材141、及び、現像入力電気接点部材160は、金属の薄板で構成されている。一方、第1及び第2のカートリッジ残量検知接点部材188、189は、金属の棒により構成されている。
帯電入力電気接点部材141は、カートリッジBが装置本体Aに装着された状態において、カートリッジBを装着する方向Xを見て、ドラムユニット120の左側端部120Lに設けられている。又、帯電入力電気接点部材141は、カートリッジBが装置本体Aに装着された状態において、ドラム枠体118の下方、及び、カートリッジBを装着する方向Xの前方に露出するように設けられている。そして、この帯電入力接点部材141の一部である前方露出部が帯電入力接点141aである。帯電入力接点141aは、ドラム枠体側面118aよりカートリッジBの内側に設けられている。
又、現像入力電気接点部材160、及び、第1カートリッジ残量検知接点部材188、第2のカートリッジ残量検知接点部材189は、現像ユニット119の左側端部119Lに設けられている。更に、カートリッジBが装置本体Aに装着された状態での現像枠体113の下方から露出するように設けられている。そして、現像入力電気接点部材160の一部である下方に露出した面が現像入力電気接点160aである。又、第1カートリッジ残量検知接点部材188、第2のカートリッジ残量検知接点部材189のそれぞれの一部である、第1のカートリッジ残量検知接点188a、第2のカートリッジ残量検知接点189aがその下方に露出している。第1のカートリッジ残量検知接点188a、第2のカートリッジ残量検知接点189aはカートリッジBの長手方向(感光体ドラム107の軸線方向)に沿って設けられている。現像入力電気接点160a、第1のカートリッジ残量検知接点188a、第2のカートリッジ残量検知接点189aは、現像ユニット側面119aよりカートリッジBの内側に設けられている。
帯電入力電気接点141a、現像入力電気接点160a、第1のカートリッジ残量検知接点188a、第2のカートリッジ残量検知接点189aは、カートリッジBを装着する方向Xにおいて下流から上流へと、この順序で設けられている。又、現像ユニット側面119a側からカートリッジBの内側へと、第1のカートリッジ残量検知接点188a、第2のカートリッジ残量検知接点189a、現像入力電気接点160aの順序で設けられている。
帯電入力電気接点141a、現像入力電気接点160a、第1のカートリッジ残量検知接点188a、第2のカートリッジ残量検知接点189aは、それぞれカートリッジBの内部で帯電ローラ108、現像ローラ110、第1の検出電極190、第2の検出電極191に電気的に接続されている。
そして、図6に示すように、装置本体Aには、それぞれ帯電電圧、現像電圧を印加するための本体電気接点部材として、帯電出力電気接点部材144、現像出力電気接点部材161が設けられている。帯電出力電気接点部材144、現像出力電気接点部材161は、カートリッジBを装置本体Aに装着した際に、帯電入力電気接点141a、現像入力電気接点160aと電気的に接続する。又、装置本体Aには、第1の検知電極190、第2の検知電極191の一方に電圧を印加し、又第1の検知電極190、第2の検知電極191の他方から現像剤量検出電圧を受けるための本体電気接点部材として、第1の本体残量検知接点部材163、第2の本体残量検知接点部材164が設けられている。カートリッジBを装着した際に、第1の本体残量検知接点部材163、第2の本体残量検知接点部材164は、カートリッジ残量検知接点188a、189aと電気的に接続する。帯電出力電気接点部材144、現像出力電気接点部材161、第1の本体残量検知接点部材163、第2の本体残量検知接点部材164は、カートリッジ装着部130aに露出している。
図9及び図10を参照して説明する。図9はカートリッジBを装置本体Aに装着する途中の状態を示している。図10はカートリッジBを装置本体Aに装着した状態を図示している。各本体電気接点部材144、161、163、164は、弾性部材であるねじりコイルばねで構成されている。これら本体電気接点部材144、161、163、164は、装置本体Aの内側板132に設けられた軸132b1、132b2、132b3、132b4に取り付けられている。そして、各本体電気接点部材144、161、163、164の一部として、ねじりコイルばねの一方の腕部をU字状に曲げた部分が、カートリッジ装着部130aに露出している。各本体電気接点部材の露出部が、各本体電気接点としての帯電出力電気接点144a、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aである。カートリッジBは、前述のカートリッジ装着手段130に沿って矢印X方向に挿入される。そして、カートリッジBは、装置本体Aに装着される。この際に、帯電出力電気接点144a、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aは、各カートリッジ電気接点141a、160a、188a、189aとそれぞれ適当なばね圧で接触する。こうして各本体電気接点と各カートリッジ電気接点が接触する。
尚、各本体電気接点部材144、161、163、164の他方の腕部144b、161b、163b、164bは、それぞれ装置本体A内部の電気回路(図示せず)に接続されている。
帯電出力電気接点144a、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aは、カートリッジBを装着する方向Xにおいて下流から上流へと、この順序で設けられている。又、内側板132からカートリッジ装着部130aの内側へと、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164a、現像出力電気接点161aの順序に設けられている。
[5.放電防止機構]
次に、図6、及び図11〜図13を参照して、本発明に係る画像形成装置の放電防止機構について説明する。
画像形成装置100は、電気的に接地(アース)された導電性の放電防止部材146を有する。この放電防止部材146は、カートリッジBが装着されていない装置本体A内に帯電した異物が侵入した際に、この異物との間で放電を行う。これによって、この放電防止部材146は、この異物と本体電気接点との間で放電が生じることを防止する。
尚、帯電した異物とは、装置本体Aに装着されるカートリッジB以外の帯電した任意のものを指す。典型的には、ジャム処理や装置本体Aのメンテナンスなどのために、カートリッジBが装着されていない装置本体Aに挿入される帯電した操作者の手である。
放電防止部材146は、第1の位置と、この第1の位置から退避する第2の位置との間で移動可能とされる。ここで、放電防止部材146の第1の位置は、カートリッジBの侵入経路内に位置している。又、放電防止部材146の第2の位置は、カートリッジBの侵入経路外に位置している。
又、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へ移動させる作動部材が設けられている。この作動部材は、カートリッジBを装置本体A内へ装着する際に、カートリッジBと当接する。そして、この作動部材が作動して、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へ移動させる。以下、更に詳しく説明する。
放電防止部材146は、装置本体AのカートリッジBが装着されていない際に、装置本体Aの側板145のスリット145dから突出してカートリッジBの侵入経路内に位置する。放電防止部材146は、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aの上方かつ近傍に配置されている。スリット145dは、側板145を貫通して略水平に開けられている。内側板132には、スリット145dに対応して、該スリット145dに適合するスリット132cが設けられている。
作動部材として機能する放電防止部材支持部材(以下「支持部材」という。)147(図11)には、作動部材当接部(以下、単に「当接部」という。)147dが構成されている。この当接部147dは、装置本体AにカートリッジBが装着されていない際に、側板145の穴145eから突出している。穴145eは、溝131Lに対応する側板145の位置に貫通して設けられている。つまり、支持部材147には、カートリッジBと当接する部分である当接部147dが設けられている。当接部147dは、装置本体AにカートリッジBが装着されていない際に、溝131L内へ突出している。
図11は放電防止部材146の構成を説明するために、装置本体Aを側板145の外側(図6の側板145に対してカートリッジ装着部130aの反対側)から見た図である。同図中には、理解を容易とするために、放電防止部材146及び支持部材147を側板145から取り外したものも併せて図示している。
放電防止部材146は金属の板で構成される。本実施例では、放電防止部材146の主部146aは、画像形成装置100に取り付けられた状態でほぼ水平面に沿っている。そして、主部146aは、画像形成装置100に対して移動可能に設けられている。又、主部146aのカートリッジ装着部130a側に、端面146cが設けられている。更に、端面146cの、カートリッジBの装着方向下流側先端近傍には、腕部146bが設けられている。この腕部146bは、主部146aの面に対し略垂直下方に屈曲されている。更に、この腕部146bはカートリッジBの装着方向Xの下流に向けて傾斜している。又、主部146aのカートリッジ装着部130aと反対側の端面には、係止部146eが設けられている。放電防止部材146が画像形成装置100に取り付けられた状態で、係止部146eは略垂直上方に構成されている。
放電防止部材146は、放電防止部材146を作動させる作動部材としての樹脂製の支持部材147に、ビス150によって固定されている。支持部材147は、常に側板145の外に位置する。即ち、支持部材147は、係止部146eに対してカートリッジ装着部130aの反対側に位置する保持部146fに固定される。支持部材147は、略垂直上下に突出する軸部147a、147bを介して取付部145a、145bに回転可能に取り付けられている。取付部145a、145bは、側板145から外方に向かって突出して設けられている。
支持部材147の下方に延在する軸部147bには、弾性作用部材としてねじりコイルばね148が取り付けられている。ねじりコイルばね148の一方の腕部148aはビス150に掛けられている。そして、ねじりコイルばね148の他方の腕部148bは、側板145に設けられたばね取付部145cの穴に挿入されている。これにより、支持部材147及び放電防止部材146は矢印sの方向に付勢されている。即ち、放電防止部材146はカートリッジ装着部130a内に(第2の位置から第1の位置へ)向けて付勢される。そして、放電防止部材146の係止部146eが側板145に当接する。そうすることで、放電防止部材146の位置が規制される。この際、カートリッジ装着部130a側に突起する樹脂製の当接部147dが、支持部材147に一体に設けられており、この当接部147dは、側板145の穴145eから装置本体Aの内側に突出している。
又、側板145は装置本体Aのアース端子(図示せず。)に接続している。一方、ねじりコイルばね148及びビス150を介して、放電防止部材146は側板145に電気的に接続されている。その結果、放電防止部材146はアース端子に接続(電気的に接地)されている。
尚、側板145の外側は外装カバーC(図5参照)に覆われている。そして、取付部145a、145bは、側板145と外装カバーCとの間に配置される。この取付部145a、145bによって、放電防止部材146が移動可能に保持される。
図12、図13は放電防止部材146の動作を説明する図である。理解を容易とするために、同図において側板145は省略している。図12はカートリッジBを装置本体Aに装着する途中の状態を示している。又、図13はカートリッジBを装置本体Aに装着した状態を図示している。
図12(図6も参照)に示すように、カートリッジBが装置本体Aに装着されていないときは、コイルばね148の弾性力により付勢された放電防止部材146はカートリッジ装着部130aに突出している。この状態で係止部146eは側板145に当接する。その結果、放電防止部材146は装置本体Aに対して位置が規制されている。この位置が、放電防止部材146の第1の位置(初期位置)である。
更に説明すると、放電防止部材146の第1の位置は、カートリッジBの侵入経路内にある。カートリッジBが装置本体Aに装着されていないときに、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aに帯電した異物が近づく。そのときに、第1の位置に位置する放電防止部材146は、現像出力電気接点161a、或いは第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aに放電せずに、放電防止部材146との間で放電する。
本実施例では、前記第1の位置において、放電防止部材146は、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aの上方をおおよそ覆う。この配置によって、確実に本体電気接点に放電することを防止することができる。
次に、カートリッジBを矢印X方向に装置本体Aに挿入していく。すると、カートリッジ当接部としての第1の左カートリッジガイド140L1が、支持部材147の当接部147dと当接する。これにより、第1の左カートリッジガイド140L1は、支持部材147及び放電防止部材146を、ねじりコイルばね148の付勢力に抗して矢印u方向に回転させる。即ち、第1の左カートリッジガイド140L1は、支持部材147及び放電防止部材146をカートリッジ装着部130aから退避させる。更に、言い換えると、支持部材147及び放電防止部材146は、ねじりコイルばね148の付勢力に抗して、第1の位置から第2の位置に移動する。
更にカートリッジBを挿入すると、ドラム枠体118の側面118aが放電防止部材146の端面146cと接触する。その後、第1の左カートリッジガイド140L1は当接部147dが位置する位置を通過する。ここで、側面118aと、放電防止材146の端面146cから腕部146bにわたる部分が接触している。そのため、放電防止部材146は矢印u方向に回転した位置で保持される。
図13に示すように、装置本体AにカートリッジBが完全に装着された状態では、放電防止部材146の腕部146bと現像ユニット119の側面119aが接触している。そして、放電防止部材146は、カートリッジ装着部130aから退避した位置に規制される。即ち、放電防止部材146はカートリッジBの侵入経路外に保持される。この位置が、放電防止部材146の第2の位置(退避位置)である。
又、カートリッジBを装置本体Aから取り出すときは、上記説明と逆の動作によって放電防止部材146が初期位置に復帰する。
尚、本実施例では、当接部147dのカートリッジ装着部130a側に突出した先端には、該カートリッジ装着部130aに向けて凸部が設けられている。その凸部は、第1傾斜面147d1、第2傾斜面147d2を有する。第1傾斜面147d1はカートリッジBの装着方向Xの上流側に構成されている。又、第2傾斜面147d2はカートリッジBの装着方向Xの下流側に構成されている。そして、カートリッジBを装置本体Aに装着する際には、第1の左カートリッジガイド140L1が第1傾斜面147d1を押す。これにより、放電防止部材146が第2の位置へ移動する。
このように、カートリッジBが装着されていない装置本体A内へ帯電した異物が侵入した際に、放電防止部材146は、前記異物と本体電気接点161a、163a、164aとの間で静電気の放電が生じることを防止する。放電防止部材146は、アースに電気的に接続された導電性の材質で構成される。放電防止部材146は、カートリッジBの侵入経路内に位置している第1の位置と、第1の位置から退避する第2の位置であって侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能である。又、作動部材としての支持部材147は、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へ移動させる。カートリッジBを装置本体A内へ装着する際に、支持部材147はカートリッジBと当接する。これによって支持部材147が作動する。そして、支持部材147が放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へ移動させる。
操作者がジャム処理などを行うために、装置本体A内で現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aの近くに手を入れる場合がある。この場合に、操作者の手が帯電していても、放電防止部材146に放電する。そのため、装置本体Aの本体電気接点に静電ノイズが印加されない。これにより、電気回路上の素子の破壊を防止することができる。又、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aは、放電防止部材146によって、不意に触れにくい。そのため、本体電気接点に人の汗や本体内のグリスなどが付着して、導通不良が発生することを防止できる。これにより、カートリッジ電気接点160a、188a、189aと、本体電気接点161a、163a、164aとの電気接続の信頼性を向上させることができる。
又、本実施例では、支持部材147は、第1の左カートリッジガイド140L1と当接する当接部147dを有する。この当接部147dは、放電防止部材146が第1の位置にあるときに前記カートリッジ当接部と当接可能な位置に位置する。従って、カートリッジBを本体装置Aに装着するときに、第1の左カートリッジガイド140L1と支持部材147が当接する。そして支持部材147が移動する。これによって、支持部材147が放電防止部材146を第1の位置から第2の位置に移動させる。更に、放電防止部材146に弾性力を作用させる弾性作用部材としてのねじりコイルばね148が設けられている。当接部147dがカートリッジ当接部としての第1の左カートリッジガイド140L1に当接した際に、支持部材147は、ねじりコイルばね148の弾性力に抗して、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へと移動させる。つまり、カートリッジBを装置本体A内へ装着する装着動作と連動して、放電防止部材146は第1の位置から第2の位置に移動する。又、カートリッジBを装置本体A内から取り出す取り出し動作と連動して、放電防止部材146は第2の位置から第1の位置に移動する。
これによって、放電防止部材を移動させるために操作者が特別な操作をする必要がない。又、上述のように、本実施例では、支持部材147の、カートリッジBと当接する部分である当接部147dは、装置本体AにカートリッジBが装着されていない際に、溝131L内へ突出している。そして、当接部147dに第1の左カートリッジガイド140L1が当接する。その結果、当接部147dが移動する。これにより、導電部材で形成された硬い放電防止部材146を直接カートリッジBで移動させることがない。これによって、カートリッジBが損傷するおそれを低減することができる。又、当接部147dの配置、形状は、カートリッジBと比較して、より自由に設定可能である。従って、放電防止部材146の第1の位置から第2の位置への退避タイミング、第2の位置から第1の位置への復帰タイミングの調整をし易い。更に、装着ガイド部材たる第1の左カートリッジガイド140L1が、支持部材147を作動させるカートリッジ当接部として機能する。これによって、カートリッジBに特別の部材を設ける必要がない。これにより、カートリッジBを最小化することができる。
更に、図6に示すように、装置本体Aは、記録媒体102の搬送ガイドとしての転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jを有する。転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jは、カートリッジBの装着方向Xにおいて転写ローラ104の手前側に設けられている。本実施例では、転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jは金属の板で構成される。そして、転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jは装置本体Aにアースされている(電気的に接地されている)。そして、前述の装置本体Aの現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aは、転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jの側部近傍に配置されている。
これにより、操作者が帯電した手などを現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aの近くに挿入したときに、転写上ガイド103i又は転写下ガイド103jに放電する。このため、本体電気接点への放電を更に防止することができる。又、放電防止部材146の放電防止効果と併せて、より放電防止効果が強化される。又、放電防止部材146を小型化することができ、装置を小型化できる。
次に、図14を参照して、放電防止部材146、転写上ガイド103i、転写下ガイド103jの配置態様について更に説明する。図14は、装置本体Aを手前側(即ち、カートリッジBを装着する側)F(図5)から装着方向Xへ向かって見た内部正面図である。
装置本体Aの底面、即ち、カートリッジ装着部130aの下方には、回路基板EC(図16)が配置されている。又、前記装着部130aの一端側であって、側板145の内側側面145fの外側には、モータM、及び、モータMの駆動力をカップリング134などに伝達する駆動ギア列(駆動力伝達手段)M1が配置されている。
又、カートリッジ装着部130aの他端側には、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aが設けられている。又、この他端側において、放電防止部材146が設けられている。放電防止部材146は、カートリッジBが装置本体Aに装着されていない際の第1の位置では、カートリッジBの挿入経路に突出する。更に、その際、溝131L内に当接部147dが突出している。
そして、放電防止部材146が第1の位置にあるとき、記録媒体102の搬送方向Zと交差する方向(ここでは、略直交する方向)において、各本体電気接点(現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164a)、即ち、複数個の各々の本体電気接点は、放電防止部材146の領域H内に配置される。言い換えると、各本体電気接点(現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164a)の配置されている領域Gは、放電防止部材146の領域H内に配置される。これにより、帯電した操作者の手などが、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aの近くに挿入されたときに、より放電防止部材146に放電し易くすることができる。
特に、本実施例においては、カートリッジ装着部130aは、カートリッジBが装置本体Aに装着されていないときに上方に開放している。従って、カートリッジBの装着方向Xとほぼ同じに、帯電した操作者の手などは通常上方から侵入して来る。そのため、本実施例では、放電防止部材146が第1の位置にあるときに、放電防止部材146は、各本体電気接点(現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164a)の少なくとも一部分の上方、即ち、複数個の各々の本体電気接点の少なくとも一部の上方に配置する。本実施例では、放電防止部材146は、これら本体電気接点161a、163a、164aの上方をほぼ覆う。即ち、カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態で、操作者が装置本体AをカートリッジBを装着する方向に見たときに、本体電気接点161a、163a、164aが放電防止部材146の主部146aの背面になる。
これによって、操作者がカートリッジBを装着する方向に装置本体Aに帯電した手などを侵入させた場合であっても、その手が本体電気接点161a、163a、164aに接近する前に放電防止部材146に接近する。従って、更に操作者の手などから放電防止部材146に放電し易くなる。従って、より確実に本体電気接点161a、163a、164aへの放電を防止することができる。又、更に、操作者が不意に本体電気接点161a、163a、164aに触れにくくなる。
本実施例では、搬送ガイドである転写上ガイド103i、転写下ガイド103jの少なくとも一部分が記録媒体102の搬送方向Zと交差する方向(ここでは、略直交する方向)において、放電防止部材146の配置されている領域H内に配置される。
これによって、カートリッジBの装着方向X(記録媒体102の搬送方向)と交差する方向(矢印P)から操作者の帯電した手などが本体電気接点161a、163a、164aに接近した場合、その帯電した手などは転写上ガイド103i、転写下ガイド103jが設けられた方向から近づく。そのため、より転写上ガイド103i、転写下ガイド103jに放電し易い。又、本体電気接点161a、163a、164aが放電防止部材146の領域H内に配置されている。従って、放電防止部材146と、転写上ガイド103i、転写下ガイド103jとの間で、これら放電防止部材146又は転写上ガイド103i若しくは転写下ガイド103jに更に放電し易くなる。これにより、本体電気接点161a、163a、164aへの放電を更に効果的に防止することができる。
更に、本実施例では、放電防止部材146には、主部146aの他に、転写上ガイド103i、転写下ガイド103jにより近接するように上記腕部146bが設けられている。
これによって、カートリッジBの装着方向X(記録媒体102の搬送方向)と交差する方向(矢印P)から帯電した異物が本体電気接点161a、163a、164aに接近した際に、この腕部146bに放電し易くなる。又、転写上ガイド103i、又は、転写下ガイド103jの一部分が領域G内に配置されていれば、放電防止部材146(腕部146b)と転写上ガイド103i、転写下ガイド103jとの間で、これら放電防止部材146(腕部146b)若しくは転写上ガイド103i、転写下ガイド103jに更に放電し易くなる。これによって、本体電気接点161a、163a、164aへの放電を更に効果的に防止することができる。
図15は、本実施例において、放電防止部材146が第1の位置に位置する際の装着部130aを上方から見た図である。図15に示すように、放電防止部材146が第1の位置に位置する際、記録媒体102の搬送方向Zにおいて、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aは放電防止部材146の位置する領域J内に位置している。ここで、前記領域J内とは、前記搬送方向Zにおいて、放電防止部材146の最上流側部分と最下流部分との間の領域である。更に、現像出力電気接点161aの少なくとも一部分は、放電防止部材146の領域J内に配置されている。言い換えると、放電防止部材146が第1の位置に位置する際、各本体電気接点(現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164a)の少なくとも一部分は、記録媒体102の搬送方向Zにおいて、放電防止部材146の領域J内に配置されている。これにより、帯電した異物が装置本体A内に侵入した際に、この異物と放電防止部材146との間で放電し易くなっている。従って、電気回路又は本体電気接点が効果的に保護される。
更に、本実施例では、記録媒体102の搬送方向Zにおいて、各本体電気接点(第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164a、現像出力電気接点161a)、即ち、複数個の各々の本体電気接点は、転写上ガイド103i、転写下ガイド103jの位置する領域K内に位置している。ここで、前記領域K内とは、前記搬送方向において、転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jの最上流側部分と最下流部分との間の領域である。これによって、帯電した異物が装置本体A内に侵入した際に、この異物と搬送ガイド(転写上ガイド103i、転写下ガイド103j)との間で放電し易くなっている。従って、更に、電気回路又は本体電気接点が効果的に保護される。
一具体例として、図6に示すように、本実施例では、放電防止部材146の腕部146bと転写上ガイド103iの下流側端面103i1との距離、及び、放電防止部材146の端面146cと転写上ガイド103iの上流側端面103i2との距離を10mm〜15mmとした。ここで、操作者の指の太さをおよそ直径15mmとする。帯電した指が矢印Pの方向から現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aに近づいたときに、放電防止部材146又は転写上ガイド103iに放電する。本実施例では、指と放電防止部材146(腕部146b、端面146c)に極近接した時、指と現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aとの距離は約10mmとなるようにした。このように、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aに放電することを防ぐことができる。
[6.回路基板EC(電気回路E)]
ここで、図16を参照して、装置本体Aに実装された回路基板ECについて説明する。この回路基板ECは、カートリッジ装着部130aの下方に実装されている。そして、回路基板ECは、CPU200及び電気回路E(電源回路)を有している。
又、回路基板ECには、即ち、電気回路Eには、電源Sが接続されている。そして、電気回路Eは、帯電バイアス回路E1、現像バイアス回路E2、転写帯電バイアス回路E3、及び現像剤残量検知回路E4で構成される。
ここで、帯電バイアス回路E1は、負のDC電圧とAC電圧を生成する。そして、帯電ローラ108に前記各電圧を重畳した電圧を印加する。帯電ローラ108はこの電圧を受けて感光体ドラム107を帯電させる。尚、帯電バイアス回路E1は、駆動ローラ105cを介して定着ローラ105bにも負のDC電圧を印加する。
又、現像バイアス回路E2は、負のDC電圧とAC電圧を生成する。そして、現像ローラ110及び第2の検出電極191に前記各電圧を重畳した電圧を印加する。現像ローラ110はこの電圧を受けて現像剤で静電潜像を現像する。
又、転写バイアス回路E3は、正又は負のDC電圧を生成する。そして、転写ローラ104に正又は負のDC電圧を印加する。
更に、現像剤残量検知回路E4の検出回路には、第1の検出電極190が接続され、第2の検出電極191及び現像ローラ110に電圧を印加した際の出力電圧(現像剤量検出電圧)が入力される。又、基準電圧生成回路は、現像バイアス回路E2から印加される電流を用いて、現像剤残量を検出する上での基準電圧を生成する。そして、検出回路は基準電圧と現像剤量検出電圧の差分を現像剤残量の検出値としてCPU200に出力する。このように検出された現像剤の残量の情報は、画像形成装置本体Aに設けられた表示部(不図示)などにより、ユーザーに報知される。
このように、帯電ローラ108には、帯電バイアス回路E1を介して電源Sからの電圧が供給される。又、定着ローラ105b及び駆動ローラ105cにも、帯電バイアス回路E1を介して電源Sからの電圧が供給される。更に、現像ローラ110及び第2の検出電極191には、現像バイアス回路E2を介して電源Sからの電圧が供給される。又、転写ローラ104には、転写帯電バイアス回路E3を介して電源Sからの電圧が供給される。
これらの回路E1、E2、E3、E4は、回路基板EC上に設けられたCPU200からの指示によりそのオン、オフが制御される。
以上、本実施例では次の効果を達成することができる。
(1)装置本体AにカートリッジBが装着されていないときに、放電防止部材146が第1の位置に位置する。その際、操作者がジャム処理などを行うために装置本体A内で現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aの近くに手を入れる。この場合、操作者の手(体)が帯電していたとしても、放電防止部材146に放電する。このため、装置本体Aの電気接点に静電ノイズが印加されることがない。これにより、電気回路に設けられた電気素子の破壊を防止することができる。又、放電防止部材146によって、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aは不意に触れられにくい。そのため、本体電気接点に人の汗や本体内のグリスなどが付着し、導通不良が発生することを防止できる。これにより、カートリッジ電気接点160a、188a、189aと、本体電気接点161a、163a、164aとの電気接続の信頼性を向上させることができる。
尚、本実施例では、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aを放電防止部材146が覆う。本実施例の構成では、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aは帯電出力電気接点144よりもカートリッジBの装着方向上流側にある。そのため、ジャム処理などの際に操作者の手が第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aに近づき易く、帯電出力電気接点144aには容易には近づきにくい。一方、帯電出力電気接点144aの配置態様に応じて、例えば、帯電出力電気接点144aが設けられる領域の上部に位置するように単一部材若しくは別部材の放電防止部材を設けるなど、帯電出力電気接点144aに対しても本発明は同様に適用することができる。これにより、装置本体Aの電気回路の損傷防止、本体電気接点とカートリッジ電気接点との電気接続の信頼性の向上において、更なる効果を得ることができる。
(2)更に、カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態で、操作者が装置本体AにカートリッジBを装着する装着方向に見たときに、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aが放電防止部材146の背面になる。これにより、更に放電防止部材146に放電し易くなり、より確実にこれら本体電気接点161a、163a、164aへの放電を防止することができる。又、更に、操作者が不意に本体電気接点161a、163a、164aに触れにくくなる。
(3)放電防止部材の動きがカートリッジの着脱動作と連動する。これにより、放電防止部材を移動させるために操作者が特別な操作をする必要がない。
(4)支持部材147の当接部147dを、カートリッジ当接部たる第1の左カートリッジガイド140L1で移動させて、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へ移動させる。これにより、導電部材で形成された硬い放電防止部材146を直接カートリッジBで移動させることがない。その結果、カートリッジBの損傷の虞を低減することができる。又、当接部147dの配置、形状はカートリッジBと比較して、より自由に設定可能である。従って、放電防止部材146の第1の位置から第2の位置への退避タイミング、第2の位置から第1の位置への復帰タイミングの調整をし易い。
(5)第1の左カートリッジガイド140L1は、支持部材147を作動させるカートリッジ当接部として機能する。これによって、カートリッジBに特別の部材を設ける必要がない。これにより、カートリッジBを最小化することができる。
(6)更に、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aを転写上ガイド103i及び転写下ガイド103jの側部近傍に配置している。そのため、操作者が帯電した手(異物)を現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aの近くに挿入したときに、転写上ガイド103i又は転写下ガイド103j又は放電防止部材146のいずれかに放電する。これにより、上述の放電防止部材146による放電防止効果と合わせて更に確実に前記接点の保護を図ることができる。又、転写上ガイド103iや転写下ガイド103jを利用することにより、放電防止部材146を小型化することができる。更には、装置を小型化できる。
(7)放電防止部材146を設けて本体電気接点161a、163a、164aへの放電を防止することで、装置本体Aの電気回路の耐圧を低く抑えることができる。従って、電気回路のコストを低減できる。
実施例2
次に、図17〜図20を参照して本発明の第2の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置100及びカートリッジBの基本構成は実施例1で説明したのと同様の構成である。従って、本実施例では、実施例1と異なる構成部分について説明し、同一若しくは相当する構成、機能を有する部材については同一の参照番号を付して先の実施例の説明を援用する。
図17は本実施例の画像形成装置100の装置本体Aの内部を示す図である。転写ローラ104、転写上ガイド103i、転写下ガイド103j、帯電出力電気接点144a、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aが実施例1と同様に設けられている。又、放電防止部材146も実施例1と同様に設けられている(但し、本実施例では、腕部146bは設けられていない。)。
本実施例では、放電防止部材146を第1の位置と第2の位置との間で移動させる作動部材の構成及び動作が実施例1とは異なる。以下、詳しく説明する。
図17及び図18は、放電防止部材146が設けられる側の装置本体Aの内部を示す斜視図である。又、図19及び図20は、装置本体Aを側板の外側(図17及び図18の側板145に対してカートリッジ装着部130aの反対側)から見た図である。図17及び図19は装置本体AにカートリッジBが装着されていないときの放電防止部材146の位置(第1の位置)を示している。又、図18及び図20は装置本体AにカートリッジBを装着したときの放電防止部材146の位置(第2の位置)を示している。尚、図17及び図18においては、理解を容易とするために、カートリッジBは、第1の左カートリッジガイド140L1のみ図示している。又、図19中には、放電防止部材146及び後述の作動部材を側板145から見た組立図も併せて示している。
本実施例では、カートリッジBの着脱と連動して放電防止部材146を移動させるための作動部材として、第1の作動部材としてのレバー149と、第2の作動部材としての支持部材147とが設けられている。
レバー149は、側板145の面に対し略垂直な軸部149a(図19)、149b(図20)を中心に回動可能に取り付けられている。軸部149a、149bは、側板145に設けられた取り付け穴(図示せず)に取り付けられる。又、本実施例では、レバー149は、カートリッジBが備えるカートリッジ当接部(第1の左カートリッジガイド140L1)に当接する作動部材当接部として、第1の当接部149c、第2の当接部149d、第3の当接部149eを有する。第1、第2、第3の当接部149c、149d、149eは、レバー149の軸部149a、149bを中心としたカートリッジBの装着方向Xに対し順方向の回転方向に見て、第3、第2、第1の当接部149e、149d、149cの順で設けられている。又、レバー149には、支持部材147との間で駆動力伝達する駆動伝達部として、突起149fが設けられている。突起149fは、支持部材147に設けられた後述のカム147cと当接する。又、突起149fは、側板145の面に対し略垂直外方に沿って設けられている。
レバー149は、第1、第2、第3の当接部149c、149d、149eが、側板145と、内側板132に形成された第1の左本体ガイド130L1とに挟まれるように配置される。第1、第2、第3の当接部149c、149d、149eは、側板145に設けられた穴145eを通して側板145と内側板132との間に配置される。
実施例1と同様に、放電防止部材146は、保持部146fにおいてビス150によって支持部材147に固定されている。更に、放電防止部材146は側板145に回転可能に取り付けられている。又、ねじりコイルばね148も実施例1と同様に設けられている。ねじりコイルばね148は支持部材147(及び放電防止部材146)を矢印sの方向に付勢している。即ち、ねじりコイルばね148は支持部材147をカートリッジ装着部130a内に向けて付勢している。
そして、本実施例では、支持部材147の一部に、レバー149の突起149fとの間で駆動力を伝達する駆動伝達部として、カム147cが形成されている。カム147cは、第1の斜面147c1及び第2の斜面147c3と、頂点147c2と、を有している。側板145に向かって凸となるようにそれぞれ傾斜して設けられた第1の斜面147c1と第2の斜面147c3とは、頂部147c2において連続する。
次に、装置本体AにカートリッジBを着脱するときの放電防止部材146の動作について説明する。
カートリッジBを装置本体Aに装着するときは、第1の左カートリッジガイド140L1を第1の左本体ガイド130L1に沿って矢印Xの方向に挿入する(図17)。このとき、第1当接部149cが第1の左本体ガイド130L1から突出している。この状態で、第1当接部149cは、第1の左カートリッジガイド140L1と当接可能な位置に位置している。そして、カートリッジ当接部としての第1の左カートリッジガイド140L1が、第1当接部149cを押す。これにより、レバー149が矢印v方向(即ち、カートリッジBの挿入方向Xに対し順方向(図17))に回転する。これにより、カム147cの第1斜面147c1がレバー149の突起149fに沿って移動する。これに伴い、支持部材147及び放電防止部材146が矢印u方向(図19)に回転する。そして、放電防止部材146がカートリッジ装着部130aから退避し始める。即ち、放電防止部材146が、カートリッジBの侵入経路内の第1の位置(初期位置)から退避し始める。
そして、第1の左カートリッジガイド140L1がレバー149部を通過する際に、突起149fはカム147cの頂点147c2を乗り越え、第2の斜面147c3と当接する。このとき、支持部材147は矢印s方向、即ち、カートリッジ装着部130a内に向けて(図19)に付勢されている。そのため、レバー149は矢印v方向(即ち、カートリッジBの挿入方向Xに対し順方向)に付勢される。そして、第1当接部149cが第1の左本体ガイド130L1に設けられた凹部130L1cに嵌まった位置で、レバー149の位置が規制される(図18)。即ち、カートリッジBの装着に伴って放電防止部材146がカートリッジ装着部130aから退避する。そして、放電防止部材146が、カートリッジBの侵入経路外の第2の位置(退避位置)で保持される。
カートリッジBを装置本体Aから取り出す際は、第1の左カートリッジガイド140L1が第1の左本体ガイド130L1に沿って矢印Y方向に移動する(図18)。このとき、放電防止部材146は第2の位置にある。この時、レバー149の第2当接部149dが第1の左本体ガイド130L1から突出している。この状態で、第2当接部149dは、第1の左カートリッジガイド140L1と当接可能な位置に位置している。従って、カートリッジBを取り出す取り出し動作に伴って第1の左カートリッジガイド140L1がレバー149の第2当接部149dを押す。従って、レバー149が矢印w方向(即ち、カートリッジBの取り出し方向Yに対し順方向)に回転する。これにより、突起149fとカム147cがカートリッジ装着時と逆の動作をして、放電防止部材146が第1の位置に復帰する(図17、図19)。
このように、本実施例においても、放電防止部材146によって、カートリッジBが装着されていない装置本体A内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物と本体電気接点161a、163a、164aとの間で放電が生じることを防止できる。放電防止部材146は電気的に接地されており、導電性である。放電防止部材146は、カートリッジBの侵入経路内に位置している第1の位置と、第1の位置から退避する第2の位置であって侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能である。又、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へ移動させる作動部材として、レバー149(第1の作動部材)及び支持部材147(第2の作動部材)が設けられている。レバー149及び支持部材147は、カートリッジBを装置本体A内へ装着する際に、カートリッジBと当接することによって作動する。そして、レバー149及び支持部材147は、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置へ移動させる。
又、本実施例では、作動部材としてのレバー149は、第1の左カートリッジガイド140L1と当接する第1当接部149c、第2当接部149dを有する。第1当接部149cは、放電防止部材146が第1の位置にあるときに第1の左カートリッジガイド140L1と当接可能な位置に位置する。つまり、このとき第1当接部149cは溝131L内へ突出している。そして、カートリッジBを装着するときに、第1当接部149cは第1の左カートリッジガイド140L1と当接する。続いて、第1当接部149cはレバー149及び支持部材147を移動させる。これによって、第1当接部149cは、放電防止部材146を第1の位置から第2の位置に移動させる。又、第2当接部149dは、放電防止部材146が第2の位置にあるときに第1の左カートリッジガイド140L1と当接可能な位置に位置する。つまり、このとき第2当接部149dは溝131L内へ突出している。そして、カートリッジBを取り出すときに、第2当接部149dは、第1の左カートリッジガイド140L1と当接する。続いて、レバー149及び支持部材147を移動させる。これによって、第2当接部149dは放電防止部材146を第2の位置から第1の位置に移動させる。つまり、放電防止部材146は、カートリッジBを装置本体Aに装着する装着動作と連動して第1の位置から第2の位置に移動する。そして、放電防止部材146は、カートリッジBを装置本体Aから取り出す取り出し動作と連動して第2の位置から第1の位置に移動する。
本実施例では、例えば操作者が誤って装置本体AにカートリッジBが装着されていない状態で、放電防止部材146を第2の位置(図18、図20に示す位置)に移動させた場合においても、特別な操作をすることなくカートリッジBを装着することができる。
つまり、図18、図20に示すように、放電防止部材146が第2の位置にあるときは、第2当接部149dが第1の左本体ガイド130L1から突出している。このとき、同時に、第2当接部149dから連続した円弧状の第3当接部149eも第1の左本体ガイド130L1から突出している。この状態で、第3当接部149eは、カートリッジガイド140L1と当接可能な状態に位置する。
この状態で、カートリッジBを装着するために第1の左カートリッジガイド140L1を第1の左本体ガイド130L1に沿って矢印X方向に挿入する。すると、第1の左カートリッジガイド140L1が第3当接部149eを押し下げることによってレバー149が矢印w方向(即ち、カートリッジBの挿入方向Xに対して逆方向)に回転する。そして、放電防止部材146が第1の位置(図17、図19に示す位置)に復帰する。同時に、第1当接部149cがカートリッジガイド140L1と当接可能な状態に復帰する。
そして、更にカートリッジBを挿入すると、第1の左カートリッジガイド140L1と第1当接部149cが当接する。そして、先に説明した動作によって再度放電防止部材146が第2の位置(図18、図20の位置)に移動する。
即ち、本実施例では、作動部材としてのレバー149は第1、第2の当接部149c、149dに加えて、第3当接部149dを有する。そして、第3当接部149eは、カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態で、かつ、放電防止部材146が第2の位置にあるときに第1の左カートリッジガイド140L1と当接可能な位置にある。つまり、このとき第3当接部149eは溝131L内へ突出している。そして、カートリッジBを装着するときに、第3当接部149dは第1の左カートリッジガイド140L1と当接してレバー149及び支持部材147を移動させる。これによって、放電防止部材146が第2の位置から第1の位置に復帰する。その結果、第1当接部149cが第1の左カートリッジガイド140L1と当接可能な位置に復帰する。
これにより、装置本体A内にカートリッジBが装着されておらず、かつ、放電防止部材146が第2の位置にある場合でも、操作者が特別な操作をすることなくカートリッジBを装着することができる。但し、第3当接部149eを設けて、放電防止部材146を第2の位置から第1の位置に復帰させる上記構成は、本実施例において必須ではない。
本実施例では、カートリッジBを装置本体Aから取り出す際に、作動部材当接部とカートリッジ当接部とが当接することによって作動部材が作動する。これによって放電防止部材146を第2の位置から第1の位置に復帰させるようにすることができる。即ち、実施例1及び本実施例において用いた弾性作用部材(ねじりコイルばね)148は必須ではない。例えば、作動部材(支持部材147、若しくは支持部材147及びレバー149)の摺擦力を大きくすることによって、或いは、スナップフィットなどを設けることによって、放電防止部材146が第2の位置で保持されるように作動部材を保持することができる。
その他、本実施例においては、放電防止部材146の配置態様、記録媒体の搬送ガイドである転写上ガイド103i、転写下ガイド103jの配置態様は、実施例1にて説明したものを同様に適用することができる。
尚、本実施例では、図17に示すように放電防止部材146の上流側端面146dと転写上ガイド103iの下流側端面103i1の距離、及び、放電防止部材146の下流側端面146cと転写上ガイド103iの上流側端面103i2との距離を15mm〜20mmとした。ここで、操作者の指の太さをおよそ直径15mmとする。そして、帯電した指が矢印Pの方向から放電防止部材146と転写上ガイド103iの隙間を通過したとする。この指が、現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aに近づくと、指と、放電防止部材146若しくは転写上ガイド103iとは、2.5mm程度まで接近する。
このとき、指と現像出力電気接点161a、第1の本体残量検知接点163a、第2の本体残量検知接点164aとの距離が2.5mm以上(本実施例では約10mm)となるようにした。これにより、操作者の(指の)帯電電圧がおよそ2.5kV以上であると放電防止部材146又は転写上ガイド103iとの間で放電が起こる。よって、2.5kV程度の放電で装置本体Aの電気回路が損傷しないように電気回路の耐圧を設定する。これにより、装置本体Aの電気回路の損傷を防止することができる。このように、放電防止部材146を設けることによって電気回路の耐圧を低く抑えることができるので、電気回路のコストを低減できる。
以上、本実施例の構成とすることでも、前述の実施例1と同様の効果が得られる。
更に、本実施例では、装置本体AにカートリッジBが装着されていないときに、操作者が誤って放電防止部材146を、退避位置に移動させた場合でも、そのままの状態で特別な操作をすることなくカートリッジBを装着することができる。
本発明の一実施例の画像形成装置の断面図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの断面図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの斜視図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの斜視図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の斜視図である。 本発明の一実施例の画像形成装置のカートリッジ装着部及び放電防止部材を示す斜視図である。 本発明の一実施例の画像形成装置のカートリッジ装着部を示す斜視図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの電気接点を示す斜視図である。 本発明の一実施例における本体電気接点及びカートリッジ電気接点の電気接続態様を説明するための図である。 本発明の一実施例における本体電気接点及びカートリッジ電気接点の電気接続態様を説明するための図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の放電防止部材の構成を説明するための放電防止部材取り付け部近傍の斜視図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の放電防止部材の動作を説明するための放電防止部材の取り付け部近傍の斜視図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の放電防止部材の動作を説明するための放電防止部材の取り付け部近傍の斜視図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の内部正面図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の放電防止部材、転写上ガイド、転写下ガイドと、本体電気接点との位置関係を説明するための図である。 本発明の一実施例の画像形成装置のエンジンコントローラ回路基板の構成を説明するための図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置のカートリッジ装着部及び放電防止部材を示す斜視図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置のカートリッジ装着部及び放電防止部材を示す斜視図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の放電防止部材の構成を説明するための放電防止部材の取り付け部近傍の斜視図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の放電防止部材の動作を説明するための放電防止部材の取り付け部近傍の斜視図である。
符号の説明
A 画像形成装置本体
103i 転写上ガイド
103j 転写下ガイド
130 カートリッジ装着手段
130a カートリッジ装着部
130L1 第1の左本体ガイド(カートリッジ当接部)
141 帯電入力電気接点部材(カートリッジ電気接点部材)
141a 帯電入力電気接点(カートリッジ電気接点)
144 帯電出力電気接点部材(本体電気接点部材)
144a 帯電出力電気接点(本体電気接点)
146 放電防止部材
146b 腕部
147 支持部材(作動部材)
147d 当接部(作動部材当接部)
148 ねじりコイルばね(弾性作用部材)
149 レバー(作動部材)
160 現像入力電気接点部材(カートリッジ電気接点部材)
160a 現像入力電気接点(カートリッジ電気接点)
161 現像出力電気接点部材(本体電気接点部材)
161a 現像出力電気接点(本体電気接点)
163 第1の本体残量検知接点部材(本体電気接点部材)
163a 第1の本体残量検知接点(本体電気接点)
164 第2の本体残量検知接点部材(本体電気接点部材)
164a 第2の本体残量検知接点(本体電気接点)
188 第1のカートリッジ残量検知接点部材(カートリッジ電気接点部材)
188a 第1のカートリッジ残量検知接点(カートリッジ電気接点)
189 第2のカートリッジ残量検知接点部材(カートリッジ電気接点部材)
189a 第2のカートリッジ残量検知接点(カートリッジ電気接点)

Claims (18)

  1. プロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
    前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置の装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジの有するカートリッジ電気接点と電気的に接続する本体電気接点と、
    前記プロセスカートリッジが装着されていない前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物との間で放電を行うことによって、前記異物と前記本体電気接点との間で放電が生じることを防止する、電気的に接地された導電性の放電防止部材であって、前記プロセスカートリッジの侵入経路内に位置している第1の位置と、前記第1の位置から退避する第2の位置であって前記侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能な放電防止部材と、
    前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる作動部材であって、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記プロセスカートリッジと当接することによって作動して、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる作動部材と、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 更に、前記記録媒体の搬送方向をガイドする導電性の搬送ガイドであって、電気的に接地された搬送ガイドを有しており、前記本体電気接点は複数個設けられており、そして、前記搬送方向において、複数個の各々の前記本体電気接点は前記搬送ガイドの位置する領域内に配置されており、そして、前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記搬送ガイドと前記異物との間で放電を行うことによって、前記異物と前記本体電気接点との間で放電を生じるのを防止することを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 前記本体電気接点は複数個設けられており、そして、前記放電防止部材は、前記第1の位置に位置する際に、複数個の各々の前記本体電気接点の少なくとも一部分の上方に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 前記本体電気接点は複数個設けられており、そして、前記放電防止部材が前記第1の位置に位置する際に、前記記録媒体の搬送方向と略直交する方向において、複数個の各々の前記本体電気接点は前記放電防止部材の位置する領域内に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  5. 更に、前記装置本体は、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記プロセスカートリッジを装着する装着部へガイドする本体ガイドを有し、そして、前記作動部材の、前記プロセスカートリッジと当接する部分は、前記プロセスカートリッジが装着されていない際には、前記本体ガイドとしての溝内へ突出していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する装着動作と連動して、前記放電防止部材は、前記第1の位置から前記第2の位置に移動し、そして、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内から取り出す取り出し操作と連動して前記第2の位置から前記第1の位置に移動することを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装置。
  7. 更に、前記放電防止部材を前記第2の位置から前記第1の位置に向かって付勢する弾性作用部材を有し、前記作動部材は、前記カートリッジと当接した際に、前記弾性作用部材の弾性力に抗して、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へと移動させることを特徴とする請求項5に記載の電子写真画像形成装置。
  8. 前記作動部材は、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ当接部と当接する部分として第1当接部及び第2当接部を有し、
    前記第1当接部は、前記放電防止部材が前記第1の位置に位置する際に前記カートリッジ当接部と当接可能な位置にあり、前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置の装置本体内へ装着する際に、前記カートリッジ当接部と当接して前記作動部材を移動させることによって、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させ、又、
    前記第2当接部は、前記放電防止部材が前記第2の位置に位置する際に前記カートリッジ当接部と当接可能な位置にあり、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内から取り出す際に、前記カートリッジ当接部と当接して前記作動部材を移動させることによって、前記放電防止部材を前記第2の位置から前記第1の位置に移動させることを特徴とする請求項5に記載の電子写真画像形成装置。
  9. 前記作動部材は更に、前記カートリッジ当接部と当接する部分として第3当接部を有し、該第3当接部は、前記プロセスカートリッジが前記装置本体内に装着されていない状態で、かつ、前記放電防止部材が前記第2の位置に位置する際に前記カートリッジ当接部と当接可能な位置にあり、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記カートリッジ当接部と当接して前記作動部材を移動させることによって、前記放電防止部材を前記第2の位置から前記第1の位置に復帰させ、これにより、前記第1当接部を前記カートリッジ当接部と当接可能な位置に復帰させることを特徴とする請求項8に記載の電子写真画像形成装置。
  10. 記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置の装置本体であり、本体電気接点と、前記プロセスカートリッジが装着されていない前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物と前記本体電気接点との間で放電が生じることを防止する導電性の放電防止部材であって、前記プロセスカートリッジの侵入経路内に位置している第1の位置と、前記第1の位置から退避する第2の位置であって前記侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能な放電防止部材と、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる作動部材と、を有する前記装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、
    前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記本体電気接点と電気的に接続するカートリッジ電気接点と、
    前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記作動部材と当接することによって前記作動部材を作動して、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させるカートリッジ当接部と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 前記カートリッジ電気接点は、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する、前記プロセス手段としての現像部材に印加する現像バイアスを前記本体電気接点から受ける現像バイアス接点であるか、前記電子写真感光体を帯電する、前記プロセス手段としての帯電部材に印加する帯電バイアスを前記本体電気接点から受ける帯電バイアス接点であるか、又は、前記プロセスカートリッジが備える現像剤量検知手段に印加する電圧を前記本体電気接点から受けるか若しくは該現像剤量検知手段からの検出信号を前記本体電気接点を介して前記装置本体に伝達する残量検知接点であることを特徴とする請求項10に記載のプロセスカートリッジ。
  12. 前記作動部材と当接する、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ当接部は、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、本体ガイドと当接して、前記プロセスカートリッジの装着方向をガイドする装着ガイド部材に設けられていることを特徴とする請求項10又は11のいずれかの項に記載のプロセスカートリッジ。
  13. プロセスカートリッジが装着されていない電子写真画像形成装置の装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物と前記装置本体内に設けられた本体電気接点との間で放電が生じることを防止する放電防止機構であって、
    前記プロセスカートリッジが装着されていない前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記異物との間で放電を生ずることによって前記異物と前記本体電気接点との間で放電が生じることを防止する導電性の放電防止部材であって、前記プロセスカートリッジの侵入経路内に位置している第1の位置と、前記第1の位置から退避する第2の位置であって前記侵入経路外に位置している第2の位置との間を移動可能な放電防止部材と、
    前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる、前記装置本体内に設けられた作動部材と、
    前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記作動部材と当接することによって前記作動部材を作動して、前記放電防止部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ当接部と、
    を有することを特徴とする放電防止機構。
  14. 更に、画像を形成するための記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向をガイドする導電性の搬送ガイドであって、電気的に接地された搬送ガイドと、を有しており、前記本体電気接点は複数個設けられており、そして、前記記録媒体の搬送方向において、複数個の各々の前記本体電気接点は前記搬送ガイドの位置する領域内に配置されており、そして、前記装置本体内へ帯電した異物が侵入した際に、前記搬送ガイドと前記異物との間で放電を行うことによって、前記異物と前記本体電気接点との間で放電を生じるのを防止することを特徴とする請求項13に記載の放電防止機構。
  15. 前記本体電気接点は複数個設けられており、そして、前記放電防止部材は、前記第1の位置に位置する際に、複数個の各々の前記本体電気接点の少なくとも一部分の上方に配置されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の放電防止機構。
  16. 更に、前記装置本体は、画像を形成するための記録媒体を搬送する搬送手段を有しており、前記本体電気接点は複数個設けられており、そして、前記放電防止部材が前記第1の位置に位置する際に、前記記録媒体の搬送方向と略直交する方向において、複数個の各々の前記本体電気接点は前記放電防止部材の位置する領域内に配置されていることを特徴とする請求項13〜15のいずれかの項に記載の放電防止機構。
  17. 更に、前記装置本体は、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する際に、前記プロセスカートリッジを装着する装着部へガイドする本体ガイドを有し、そして、前記作動部材の、前記プロセスカートリッジと当接する部分は、前記プロセスカートリッジが装着されていない際には、前記本体ガイドとしての溝内へ突出していることを特徴とする請求項13〜16のいずれかの項に記載の放電防止機構。
  18. 前記プロセスカートリッジを前記装置本体内へ装着する装着動作と連動して、前記放電防止部材は、前記第1の位置から前記第2の位置に移動し、そして、前記プロセスカートリッジを前記装置本体内から取り出す取り出し動作と連動して前記第2の位置から前記第1の位置に移動することを特徴とする請求項13〜17のいずれかの項に記載の放電防止機構。
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