JP3625470B1 - プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジの有する入力電気接点と、前記画像形成装置本体に設けられた出力電気接点との電気接続の信頼性を向上させたプロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を提供する。
【解決手段】カートリッジ枠体に対して相対的に移動可能に可動作動部材142が設けられる。可動作動部材142は、プロセスカートリッジBが画像形成装置本体Aに挿入される際、装置本体Aに固定して設けられた固定係合部材146に係合してカートリッジ枠体に対し相対移動し、かつ、固定係合部材146と係合した後、可変位部材147の有する可変位係合部に係合して出力電気接点144aを退避位置から電気接続位置に、弾性機能部材143の弾性力に抗して、移動させる。
【選択図】図14

Description

本発明は、プロセスカートリッジ、及び、前記プロセスカートリッジが取り外し可能に装着された電子写真画像形成装置に関する。
ここで電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体(例えば、記録用紙、OHPシート等)に画像を形成するものである。例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電部材、現像部材の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能としたものである。
プロセスカートリッジ方式の電子写真画像形成装置においては、画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱をサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができる。そこで、画像形成装置の操作性を格段に向上させることができた。
こうした電子写真画像形成装置においては、プロセスカートリッジの有する電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」と称す。)を帯電するための帯電部材、或いは、前記感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像部材などに電圧を印加する必要がある。
従来、カートリッジが画像形成装置本体に装着された際に、前記カートリッジと前記装置本体との電気接続を行うために、前記カートリッジの枠体に入力電気接点を設ける。一方、前記装置本体には出力電気接点を設ける。そして、カートリッジが装置本体に装着された際に、前記入力電気接点と前記出力電気接点を接続する。これによって、装置本体からカートリッジに電圧を供給することが行われている。
具体的には、次の構成が知られている。
端子部材(出力電気接点)を覆う保護板を装置本体に移動可能に設ける。これによって、プリンター(画像形成装置)のメンテナンス作業を行う場合に、オペレータ或いは工具が端子部材に接触することを防止する。そして、カートリッジの装置本体への挿入により、前記保護板を退避位置へ退避させる。これによって、装置本体の端子部材とカートリッジの端子部材(入力電気接点)とを電気的に接続可能にする(特許文献1参照)。
また、ユニットを装置本体から取り外した際に、コネクタピン(出力電気接点)を仕切壁の内側に隠蔽する。これによって、サービスマンやユーザーがコネクタピンに接触することを防止する。そして、ユニットの装置本体への挿入により、前記コネクタピンをユニット挿入部内へ侵入させる。これによって、コネクタピンとユニットのコネクタ部(入力電気接点)とを電気的に接続する(特許文献2参照)。
また、ドラムシャッタに規制部を設ける。そして、この規制部によって電気接点(入力電気接点)を覆う。これによって、前記電気接点に異物が付着して、接点不良が発生することを防止する。そして、カートリッジの装置本体の侵入により、カートリッジの電気接点と装置本体の電気接点(出力電気接点)とを電気的に接続する(特許文献3参照)。
また、接点部材(出力電気接点)を退避位置と正規位置との間を移動可能に設ける。これによって、カートリッジの接点部(入力電気接点)と装置本体の接点部材とを正常に接触させる。そして、カートリッジを装置本体へ侵入させる前には、前記接点部材(出力電気接点)を退避位置へ移動させる。また、カートリッジを装置本体に装着した際には、前記接点部材を正規位置へ移動させる。これによって、前記接点部と前記接点部とを電気的に接続する(特許文献4参照)。
特開平7−77921号公報([0012]〜[0015]、図1〜図3) 特開昭62−215278号公報(第4頁左下欄15行目〜第6頁左上欄15行目、第1A図、第1B図、第4A図) 特開平10−74030号公報([0039]〜[0047]、図17) 特開平9−68833号公報([0016]〜[0029]、図1〜図3)
本発明は前記従来技術を更に発展させたものである。
本発明の目的は、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジの有する入力電気接点と、前記画像形成装置本体に設けられた出力電気接点との電気接続の信頼性を向上させたプロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、電子写真画像形成装置本体に設けられた電気回路が損傷することを防止できるプロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体の装着部に装着する際に、前記プロセスカートリッジが前記装置本体から受ける衝撃を緩和することのできるプロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジを挿入する動作によって、出力電気接点を退避位置から電気接続位置へ移動させることのできるプロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を提供することにある。
上記目的は本発明に係るプロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明によれば、電気接続位置と前記電気接続位置から退避した退避位置との間を移動可能な出力電気接点と、前記出力電気接点を移動させる可変位部材と、前記出力電気接点を電気接続位置から退避位置に移動させるように前記可変位部材を弾性的に付勢する弾性機能部材と、を有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
電子写真感光体ドラムと、
前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、
カートリッジ枠体に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材であって、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に挿入される際、前記装置本体に固定して設けられた固定係合部材に係合して前記カートリッジ枠体に対し相対移動し、かつ、前記固定係合部材と係合した後、前記可変位部材の有する可変位係合部に係合して前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材の弾性力に抗して、移動させる可動作動部材と、
前記電気接続位置に位置せしめられた出力電気接点に係合し、前記プロセス手段が機能するための電圧を受ける入力電気接点と、
を有することを特徴とするプロセスカートリッジ、及び、前記カートリッジを用いる電子写真画像形成装置が提供される。
本発明は、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジの有する入力電気接点と、前記画像形成装置本体に設けられた出力電気接点との電気接続の信頼性を向上させることができる。また、電子写真画像形成装置本体に設けられた電気回路が損傷することを防止できる。また、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体の装着部に装着する際に、前記プロセスカートリッジが前記装置本体から受ける衝撃を緩和することができる。また、電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジを挿入する動作によって、出力電気接点を退避位置から電気接続位置へ移動させることができる。
以下、本発明に係るプロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を図面に則して説明する。
実施例1
(1)プロセスカートリッジの概略説明
先ず、図1を用いて、本発明の一実施例を適用したプロセスカートリッジB(以下、「カートリッジ」と称す。)について説明する。図1は、カートリッジBの断面図である。
図1において、カートリッジBは電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」と称す。)107を有する。感光体ドラム107は、図2に示すようにカートリッジBが電子写真画像形成装置本体(以下、「装置本体」と称す。)Aに装着された際に、装置本体Aから駆動力を受けて回転する。
感光体ドラム107の外周面に対向配置して帯電部材としての帯電ローラ108が設けられている。帯電ローラ108は装置本体Aからの電圧印加によって、感光体ドラム107を帯電する。また、帯電ローラ108は、感光体ドラム107に接触して設けられており、感光体ドラム107と従動回転する。
カートリッジBが装置本体Aに装着された際、帯電ローラ108は、出力電気接点としての帯電出力電気接点144a(図4参照)、及び、入力電気接点としての帯電入力電気接点141a(図10参照)を介して、装置本体100から電圧を受ける。帯電ローラ108は、この電圧によって機能して、感光体ドラム107を帯電する。
カートリッジBは、現像部材としての現像ローラ110を有する。現像ローラ110は、感光体ドラム107の現像領域へ現像剤tを供給する。そして、現像ローラ110は、前記現像剤tを用いて、感光体ドラム107に形成された静電潜像を現像する。この現像ローラ110は、マグネットローラ(固定磁石)111を内蔵している。
カートリッジBが装置本体Aに装着された際、現像ローラ110は、出力電気接点としての現像出力電気接点161a(図41参照)、及び、入力電気接点としての現像入力電気接点160a(図40参照)を介して、装置本体100から電圧を受ける。現像ローラ110は、この電圧によって機能して、前記静電潜像を現像する。
現像ローラ110の周面に当接して現像ブレード112が設けられる。現像ブレード112は、現像ローラ110の周面に付着する現像剤tの量を規定する。また、現像剤tに摩擦帯電電荷を付与する。
現像剤収納容器114内に収納された現像剤tを攪拌部材115、116の回転によって現像室113aへ送り出す。そして、前記電気接点160aを介して電圧を印加された現像ローラ110を回転させる。これによって、現像ブレード112によって摩擦帯電電荷を付与した現像剤層を現像ローラ110の表面に形成する。そして、その現像剤tを潜像に応じて感光体ドラム107へ移転させる。これによって、前記潜像を現像する。
尚、感光体ドラム107に形成された現像剤像は、転写ローラ104によって記録媒体102に転写される。
感光体ドラム107の外周面に対向して弾性クリーニングブレード117aが配置されている。クリーニングブレード117aは、その先端が感光体ドラム107に当接している。そして、前記ブレード117aは、前記現像剤像を記録媒体102に転写後に感光体ドラム107に残留する現像剤tを除去する。前記ブレード117aによって感光体ドラム107表面から除去された現像剤tは、除去現像剤溜め117bに収納される。
尚、カートリッジBは、現像ユニット119及びドラムユニット120にて一体に構成されている。
また、現像ユニット119は、カートリッジ枠体B1の一部である現像枠体113によって構成されている。そして現像ユニット119は、現像ローラ110、現像ブレード112、現像室113a、現像剤収納容器114、及び、攪拌部材115、116を有する。そして、現像入力電気接点160aが、現像枠体113から露出して設けられている。
また、ドラムユニット120は、カートリッジ枠体B1の一部であるドラム枠体118によって構成されている。そして、ドラムユニット120は、感光体ドラム107、クリーニングブレード117a、除去現像剤溜め117b、及び、帯電ローラ108を有する。そして、帯電入力電気接点141aが、ドラム枠体118から露出して設けられている。この電気接点141aは、ドラム枠体118の下方に設けられている。即ち、カートリッジBが装置本体A内に装着された際に、下方に位置するドラム枠体118部分に電気接点141aは設けられている。
尚、感光体ドラム107の一端は、ドラム軸139(図7参照)によってドラム枠体118に支持されている。尚、このドラム軸139は、その外側端部が後述するカートリッジガイド140L1(図7参照)を兼ねている。
また、図6を参照すると理解されるように、ドラムユニット120の長手方向一端120aには、カートリッジガイド140R1、140R2が設けられている。そして、図7に示すように、前記長手方向他端120bには、上記カートリッジガイド140L1、及び、他のカートリッジガイド140L2が設けられている。
また、現像ユニット119とドラムユニット120は、ピンPによって回動可能に結合されている。そして、両ユニット119、120間に設けられた弾性部材(不図示)によって、感光体ドラム107に現像ローラ110が押圧している。尚、119aは腕であって、現像ユニット119に設けられている。腕119aがドラムユニット120に係合して、両ユニット119、120に設けられた穴にピンPが嵌合している。
(2)電子写真画像形成装置の説明
図2を用いて、前述したカートリッジBを用いる電子写真画像形成装置100について説明する。図2は、電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」と称す。)100の構成図である。
尚、以下、画像形成装置100として、レーザービームプリンターを例に挙げて説明する。
画像形成時に、回転する感光体ドラム107の表面を帯電ローラ108によって一様に帯電する。次いで、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミラー(いずれも不図示)を有する光学手段101から画像情報に応じたレーザ光を感光体ドラム107へ照射する。これによって、感光体ドラム107に画像情報に応じた静電潜像を形成する。この潜像は、前述した現像ローラ110によって現像される。
一方、現像剤像の形成と同期して、カセット103aにセットした記録媒体102を送り出しローラ103b、搬送ローラ対103c、103d、103eによって転写位置へ搬送する。転写位置には、転写手段としての転写ローラ104が配置されている。そしてこの転写ローラ104に電圧を印加する。これによって、感光体ドラム107に形成された現像剤像を記録媒体102に転写する。
現像剤像の転写を受けた記録媒体102は、ガイド103fを介して定着手段105へ搬送される。定着手段105は、駆動ローラ105c、及び、ヒータ105aを内蔵した定着ローラ105bを備えている。そして、通過する記録媒体102に熱及び圧力を印加して、現像剤像を記録媒体102に定着する。記録媒体102は、その後、ローラ対103g、103hによって搬送され、トレイ106へ排出される。前記ローラ103b、搬送ローラ対103c、103d、103e、ガイド103f、及び、ローラ対103g、103h等が記録媒体102の搬送手段103を構成する。
カートリッジBの装置本体Aに対する着脱は、次のように行われる。
図3に示すように、操作者によって、装置本体Aに設けられたドア109を開く。そして、カートリッジBを装置本体Aに設けたカートリッジ装着手段130に対して取り外し可能に装着する。
図4及び図5に示すように、本実施例の装着手段130は、装置本体Aに設けた本体ガイド130R1、130R2、130L1、130L2を有する。カートリッジBを装置本体Aに装着する際は、カートリッジガイド140R1、140R2(図6)を、本体ガイド130R1、130R2に沿って、また、カートリッジガイド140L1、140L2(図7)を本体ガイド130L1、130L2に沿って、カートリッジ装着部130aに挿入する。
そして、カートリッジガイド140R1が本体ガイド130R1の位置決め部130R1aに嵌合して、また、カートリッジガイド140R2が本体ガイド130R2の位置決め部130R2aに当接して、及び、カートリッジガイド140L1が本体ガイド130L1の位置決め部130L1aに嵌合して、また、カートリッジガイド140L2が本体ガイド130L2の位置決め部130L2aに当接する。このように、カートリッジBは、装着手段130によって、カートリッジ装着部130aに取り外し可能に装着される。カートリッジBは、カートリッジ装着部130aに装着されることによって画像形成動作が可能となる。ここで、カートリッジ装着部130aとは、前記装着手段130によって、装置本体Aに装着されたカートリッジBが占める空間のことである。即ち、カートリッジ装着部130aとは、前記装着手段によって、装置本体Aに対して位置決めされたカートリッジBが占める空間である。
尚、カートリッジBが装着される際には、駆動力伝達部としてのカップリング134(図5)は退避しており、カートリッジBの装着に邪魔になることはない。因みに、カバー109を閉じると、駆動力受け部としてのカートリッジBのカップリング107a(図6)と、装置本体A側の前記カップリング134は連結する。そして、装置本体Aから、感光体ドラム107を回転させるための駆動力を受ける。
前述した通り、電子写真画像形成装置100は、電子写真画像形成装置本体Aと、前記装置本体Aに取り外し可能に装着されたプロセスカートリッジBを含む。
(3)カートリッジBの有する帯電入力電気接点部材
次に、カートリッジBの有する帯電入力電気接点部材141について説明する。
図8は、ドラム枠体118の内部が見えるように、ドラム枠体118の側面を切断した図である。図10(a)、(b)はカートリッジBの側面図である。
図8、図10(a)、(b)に示すように、ドラムユニット120には装置本体Aから帯電ローラ108に帯電電圧を印加するための帯電入力電気接点部材(入力電気接点部材)141が設けられている。入力電気接点部材141は、ドラム枠体118に取り付けられている。そして、装置本体Aに設けられた帯電出力電気接点(出力電気接点)144a(図11(a)、(b)参照、詳しくは後述する)と接触するために、入力電気接点部材141の一部である帯電入力電気接点(入力電気接点)141aが、ドラム枠体118の長手方向他端(ドラム107長手方向他端)120b(図7)に設けられた側面120b1に、前記側面120b1から露出して配置されている。
より詳しくは、前記入力電気接点141aは、カートリッジBを装置本体A内へ挿入する挿入方向Xにおいて、ドラム軸139に対して下流側に配置されている。また、前記入力電気接点部材141はドラムユニット120の内部で帯電ローラ108と電気的に接続している。
図8に示すように、帯電ローラ108は、導電性の樹脂で形成された帯電ローラ軸受132によって金属軸108aを回転可能に支持されている。これによって帯電ローラ108は、ドラム枠体118に取り付けられている。また、前記軸受132とドラム枠体118との間には、金属ばね(弾性部材)133が取り付けられている。そして、このばね133の弾性力によって、帯電ローラ108を感光体ドラム107(図8では不図示)に押し付けている。
前記入力電気接点部材141は、前記出力電気接点144aと接触するための電気接点141aと、前記ばね133と接触するための電気接点141bを有する。そして、入力電気接点部材141は、一体的な板金で構成されており、ドラム枠体118に取り付けられている。
したがって、入力電気接点141aは、電気接点141b、ばね133、軸受132、金属軸108aを介して帯電ローラ108と電気的に接続されている。
尚、図10(b)に示すように、入力電気接点部材141は、その一端がドラムユニット120の下端から前記側面120b1に露出している。そして、この側面120b1に露出している露出領域141c内に前記入力電気接点141aが配置されている。ただし、本実施例では、側面120b1に露出している入力電気接点141aは、カートリッジBを装置本体Aに装着しない状態(待機位置)では、図10(a)に示すように、カートリッジ可動作動部材142にてカバーされている。尚、入力電気接点部材141は、前記ドラムユニット120の下端から側面120b1に露出している部分を除いて、ドラムユニット120内に配置されている。ここで、待機位置とは、後述する通り、可動作動部材142の矢印a方向への回転が規制されている位置であり、図10(a)に示す位置である。この可動作動部材142の構成に関しては、次に詳しく説明する。
(4)カートリッジBの有する可動作動部材
次に、カートリッジBに取り付けられている可動作動部材142の構成について図9を用いて説明する。
図9に示すように、ドラムユニット120には、可動作動部材142が設けられている。この可動作動部材142は、ドラム枠体118の前記側面120b1に回動可能に取り付けられている。前記側面120b1に設けた軸118jに、可動作動部材142の裏側142kに設けた円筒部142aの穴142a1を嵌合させる。その後、ドラム軸139(図7)を軸118jの穴118j1(図9)に圧入する。これによって、可動作動部材142は、ドラム軸139によってドラム枠体118に回動可能に取り付けられる。そして、可動作動部材142は、感光体ドラム107の回転軸線と同軸線上に回動可能に取り付けられる。
このように、可動作動部材142は軸118jを中心にして回動する構成なので、カートリッジBを装置本体Aに着脱する際に、可動作動部材142の回動を滑らかにすることができる。しかも、可動作動部材142は軸118jと嵌合する構成なので、可動作動部材142のドラム枠体118に対する組付けが容易である。更に、前記軸139は感光体ドラム軸と兼用なので、カートリッジBを小型化できる。なぜならば別途軸を設置するスペースが不要だからである。また更に、可動作動部材142は、カートリッジBの側面120b1に取り付けているので、組立て性が良い。
また、前記円筒部142aには、弾性作用部材(例えば、ねじりコイルばね)143が取り付けられている。そして前記弾性作用部材143の一方の腕部143aは可動作動部材142の裏側142kに設けた係止部142eに掛けられている。そして、前記弾性作用部材143の他方の腕部143bが、前記側面120b1に設けられた溝118nに取り付けられている。これによって、弾性作用部材143は、可動作動部材142を矢印a方向(図9、図10(a))に回転するように弾性力によって付勢している。また、弾性作用部材143によって付勢された可動作動部材142は、前記裏側142kに設けた前記裏側突き当て部142bがドラム枠体118に設けた突き当て部118eに突き当たる。これによって可動作動部材142は前記矢印a方向の回転範囲が規制されている。
また、可動作動部材142が矢印bの方向(図9、図10(b))へ回転した際には、前記裏側142kに設けた突き当て部142cが、ドラム枠体118に設けた突き当て部118fに突き当たる。これによって可動作動部材142は、矢印b方向の回転範囲が規制されている。
尚、可動作動部材142の回転動作については後述する。
本実施例にて、上記弾性作用部材143を設けることは必ずしも必要ではない。例えば、前記ドラム枠体118と、可動作動部材142の前記裏側142kの摺動面との摩擦力を大きくして、或いは、スナップフィット等を設けて、可動作動部材142を前記待機位置に待機させても良い。但し、弾性作用部材143を設けることによって、後述する通りの効果が得られる。
図10(a)、(b)は前記可動作動部材142が前述の矢印a方向、及び、b方向へ回動したときの状態を示す図である。図10(a)は、可動作動部材142が矢印a方向へ回転して位置決めがされている待機状態である。この待機状態では、前記入力電気接点部材141の露出領域141cは前記可動作動部材142によって覆われている。また、図10(b)は、可動作動部材142が矢印b方向へ回転した作動状態である。この作動状態では、前記露出領域141cが露出している。
すなわち、カートリッジBを装置本体Aに装着していない状態では、可動作動部材142は図10(a)に示す状態となる。そのため、前記露出領域141cに位置する電気接点141aは可動作動部材142によって覆われている。従って、前記露出領域141c、特に、前記入力電気接点141aに、操作者が誤って触れることがない。また、異物が付着することもない。
尚、露出領域141cを可動作動部材142で覆うことは必ずしも必須ではない。詳しくは後述する。
(5)装置本体Aに設けた帯電出力電気接点部材144
次に、装置本体Aに設けられている帯電出力電気接点部材144について説明する。
図11(a)、(b)に示すように、装置本体Aの内側の側板145には、前記入力電気接点141aと接触して、前記入力電気接点141aに帯電電圧を印加するための帯電出力電気接点部材(出力電気接点部材)144が設けられている。
この出力電気接点部材144は、その一部である帯電出力電気接点(出力電気接点)144aが前記入力電気接点141aと接触する。カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態では、前記出力電気接点144aは、前記側板145の内側側面145eよりも装置本体Aの外側に退避している。即ち、出力電気接点144aは、側面145eよりもカートリッジ装着部130a側へ突出しない退避位置に退避している。
これによって、装置本体Aのメンテナンス等の為に、操作者が手を装置本体A内へ侵入させたとしても、手が出力電気接続部材144、特に出力電気接点144aに触れることがない。従って、接点部材144、及び、電気接点144aに異物が付着することが無い。又、これらが損傷することも無い。又、操作者が接点部材144、及び、電気接点144aに接触することによって、帯電した人体からの静電気放電による、後述する電気回路Eの損傷を防止することができる。従って、カートリッジBと装置本体Aとの電気接続の信頼性を向上させることができる。
また、出力電気接点部材144は、リード線などで装置本体Aに設けた、電気回路基板ECに設けられた電気回路(電源回路)E(図16参照)に電気的に接続されている。即ち、出力電気接点144aは,電気接続位置と、前記電気接続位置から退避して、前記カートリッジ装着部130a外に位置する退避位置との間を移動可能に設けられ、電気回路Eを介して電源S(図16参照)と電気的に接続されている。
また、図11〜図13(a)、(b)などを参照するとより良く理解されるように、前記側板145には、固定係合部材146が前記側板145から前記カートリッジ装着部130a側へ突出して固設されている。そして、カートリッジBの装着方向Xにおいて、固定係合部材146よりも下流側には、可変位部材147の一端に設けられた可変位係合部147c(図13(b))が、側板145に設けられた開口145a1から前記装着部130a側へと突出している。
即ち、前記可変位部材147は、前記可変位係合部147cを有している。そして、前記可変位部材147は、前記出力電気接点144aを前記退避位置と電気接続位置との間を移動させる。そして、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される挿入方向Xにおいて、前記係合部147cが前記固定係合部材146よりも下流側に設けられており、かつ、前記挿入方向Xにおいて、少なくとも前記係合部147cの一部が固定係合部材146と重なっている(図12)。即ち、前記挿入方向Xにおいて、前記係合部147cの少なくとも一部が前記係合部材146の背後に位置している。
これによって、装置本体Aのメンテナンス等の為に、操作者が手を装置本体A内へ侵入させたとしても、手が不用意に係合部147cに触れる確率を減少させることができる。従って、カートリッジBが装着部130aに装着されていないにもかかわらず、出力電気接点144aが電気接続位置へ移動することを防止できる。これによって前述した効果を得ることができる。
従って、上記構成により、図11(a)、(b)に示すように、前記係合部147cは、カートリッジBの着脱と連動して矢印c方向、或いは、矢印d方向へ移動する。
つまり、図11(b)に示すように、装置本体AにカートリッジBを装着する過程で係合部147cが前記可動作動部材142(図10)によって矢印c方向へ押される。すると、これに連動する可変位部材147の動作と連動して出力電気接点144aが、側板145に設けられた開口145a2からカートリッジ装着部130a側へ突出する(図11(b))。
これによって、カートリッジBを装置本体Aに装着する過程で、出力電気接点144aが入力電気接点141aと接触する。そして、回路基板ECに設けられたCPU200(図16)の制御に基づいて、電気回路Eを介して装置本体Aから帯電ローラ108に電圧が印加される。
また、カートリッジBが装置本体Aに装着されていない場合には、弾性機能部材(例えば、圧縮ばね)149(図13(b))の弾性力によって、可変位係合部147cが、図11(b)にて矢印d方向へ移動する。そして、これと一体の可変位部材147の動作と連動して、前記出力電気接点144aが、側板145の外側、即ち、側板145に対して装着部130aとは反対側(退避位置)へ退避する(図11(a))。尚、図11(a)にて理解されるように、係合部147cの矢印d方向への移動は、側板145の開口145a1の縁によって規制される。
尚、カートリッジBを装置本体Aから取り出す際には、作動部材142の動作は、カートリッジBを装置本体Aに挿入する際とは反対となる。
(6)装置本体Aの内部構成
ここで図12を用いて、装置本体Aの内部構成について説明する。図12は、装置本体Aを手前側D、即ち、カートリッジBを装着する側D(図3)から装着方向Xへ向かって見た内部正面図である。
装置本体Aの底面、即ち、カートリッジ装着部130aの下方には、回路基板EC(図16)が配置されている。また、前記装着部130aの一端側であって、内側板145の内側側面145eの外側には、モータM、及び、モータMの駆動力を例えばカップリング134等に伝達する駆動ギア列(駆動力伝達手段)M1が配置されている。
また、前記装着部130aの他端側には、前述した通り、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される挿入方向Xにおいて、前記可変位係合部147cが前記固定係合部材146よりも下流側に設けられている。かつ、前記挿入方向Xにおいて、少なくとも前記係合部147cの一部が固定係合部材146と重なっている。即ち、前記挿入方向Xにおいて、前記固定係合部材146の背面に、前記係合部147cの一部が位置している。
従って、操作者が装置本体Aのメンテナンス(例えば、ジャム処理等)のために、カートリッジBを取り外した装置本体A内へ、手前側Dから手を挿入したとしても、前記固定係合部材146に遮られる。従って、操作者が不用意に可変位係合部147cに触れることを防止できる。これによって、退避位置に退避している出力電気接点144a(図12では図示を省略)が、電気接続位置に不用意に移動することを防止できる。
(7)可動作動部材と帯電出力電気接点部材の動作の説明
次に、可動作動部材142と帯電出力電気接点部材144の動作について更に説明する。図13〜図15は、カートリッジBを画像形成装置100に挿入(進入)する際の動作を説明するための模式図である。
図13(a)、図14(a)、図15(a)は、装着部130aから側板145の設けられている方向へ向かって見た図(図11(a)の矢印Y方向から見た図)である。図13(b)、図14(b)、図15(b)は、図13(a)、図14(a)、図15(a)を矢印Z方向(図13(a))から見た図である。
各図に示すように、可変位係合部147cは、側板145の外側(側板145に対して装着部130aの設けられている側とは反対側)に軸部147aを中心として回動可能に取り付けられている。
前記出力電気接点部材144は、支持部材148に取り付けられている。支持部材148は軸部148aを中心として、側板145の取り付部145bに回動可能に取り付けられている。そして支持部材148は、弾性機能部材(例えば、圧縮ばね)149によって矢印e方向(図13(b))に弾性力によって付勢されている。可変位部材147と支持部材148は互いの突き当て部147b、148bが当接している。よって、可変位部材147と支持部材148は連動する。
従って、弾性機能部材149によって、支持部材148が矢印e方向(図13(b))へ付勢されると、可変位部材147は矢印f方向へ回転する。そして、突き当て部147dが側板145の開口145a1の縁に突き当たる。これによって可変位部材147は、位置決めされる。この際、出力電気接点144aは、側板145から装置本体A内部へと突出しない退避位置に位置している。即ち、電気接点144aは、入力電気接点141aと電気的に接続する電気接続位置から退避して、装着部130a外に位置する退避位置に位置している。即ち、弾性機能部材149は、前記出力電気接点144aを前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように、前記可変位部材147を弾性的に付勢する。
このように、出力電気接点144aは、電気接続位置と退避位置との間を移動可能である。又、可変位部材147は出力電気接点144aを移動させる。又、弾性機能部材149は、出力電気接点144aを前記電気接続位置から退避位置へ移動させるように、前記可変位部材147を弾性的に付勢する。
図13(a)、(b)は、カートリッジBを装置本体Aに挿入する途中の状態を示す図である。即ち、図13(a)、(b)は、可動作動部材142が固定係合部材146と接触する直前の位置までカートリッジBを挿入した状態を示す図である。カートリッジBは、装着ガイド部130L1、130L2に沿って矢印X方向に挿入される。
そして、先に述べたように、可動作動部材142は、弾性作用部材143の弾性力によって矢印j(図13(a))の方向へ付勢されている。そして、可動作動部材142の有する突き当て部142bと前記突き当て部118eが接触している。また、前述したように出力電気接点144aは、側板145から装着部130a側へ突出しない退避位置に位置している。
図14(a)、(b)は、カートリッジBを図13の位置から更に奥へ挿入した状態を示している。図14の状態においては、可動作動部材142の第1係合部142fが固定係合部材146の係合部146aと当接する。これによって、カートリッジBの挿入移動に応じて、可動作動部材142は矢印kの方向(図14(a))へ回転する。即ち、作動部材142は、ドラム枠体118(カートリッジ枠体)に対して相対的に移動する。これによって、突き当て部118eから突き当て部142bが離れる。
このように可動作動部材142がドラム枠体118に対して相対移動することによって、可動作動部材142は、係合部146の下を通過する位置であって、且つ、第2係合部142dが可変位係合部147cと突き当たる位置(図14(a))へと変位する。
前述したように、カートリッジBが装置本体Aに挿入される際、前記第1係合部142fが前記固定係合部材146に係合して回転することによって、前記作動部材142の先端に設けられている前記第2係合部142dが前記係合部147cに係合する位置へ移動して前記係合部147cに係合する。
そして、カートリッジBの更なる挿入移動に応じて、前記第2係合部142dが前記可変位部材147の係合部147cを押す。従って、可変位部材147が矢印g方向(図14(b))へ回転する。これにより、支持部材148が矢印h方向(図14(b))へ回転する。従って、出力電気接点144aが側板145から装置本体Aの内側、即ち、カートリッジ装着部130側へ突出する。
このように、作動部材142は、係合部146aと当接することによって回転して、係合部材146の下方をくぐり抜けることができる。
また、前記係合部142dが前記係合部147cに係合する際には、前記作動部材142は前記係合部材146とは離れており、接触してはいない。従って、作動部材142は前記係合部材146によって移動を規制されることがないから、第2係合部142dが前記係合部147cに確実に係合することができる。
一方、上述のような可動作動部材142の移動により、可動作動部材142は、入力電気接点141aをカバーした状態(図10(a))から、接点141aを露出させた状態(図10(b))へと移動する。
図15(a)、(b)は、カートリッジBを更に奥へ挿入し、カートリッジBを装置本体Aに完全に装着した状態を示す図である。カートリッジBの挿入移動に応じて、前記第2係合部142dが更に可変位部材147を矢印g方向(図15(b))へ回転させる。これと連動して出力電気接点144aが側板145から装置本体Aの内側へ更に突出する。そして、出力電気接点144aが、露出した入力電気接点141aと接触する。このとき、可動作動部材142は係合部材146の下を通過して、固定係合部材146から離れている。そして、可動作動部材142は、可変位部材147から矢印i方向(図15(a))へ反力を受けて、突き当て部142cと突き当て部118fが突き当たって位置決めされる。
即ち、可動作動部材142は、カートリッジ枠体としてのドラム枠体118に対して相対的に移動可能に設けられている。そして、可動作動部材142は、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記装置本体Aに固定して設けられた前記固定係合部材146に係合して前記ドラム枠体118に対し相対移動する。そして、前記可動作動部材142は固定係合部材146と係合した後、前記可変位部材147の係合部147cに係合して、前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材149の弾性力に抗して、移動させる。より詳しくは、作動部材142は、カートリッジBが装置本体Aに挿入される際、前記係合部材146に係合して前記係合部材146を通過可能な位置へドラム枠体118に対して相対移動して前記カートリッジBの更なる挿入を許容する。かつ作動部材142は、係合部材146と係合した後、可変位係合部147cと係合して可変位係合部147cを押す。これによって、接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置へ移動させる。
また、前記可動作動部材142は、更に、前記可動作動部材142に弾性力を作用する弾性作用部材143を有し、前記固定係合部材146と係合した際に、前記弾性作用部材143の弾性力に抗して、前記ドラム枠体118に対し相対移動する。
また、前記可動作動部材142は、前記固定係合部材146に係合可能な第1係合部142fと、前記可変位係合部147cと係合可能な第2係合部142dとを有する。そして前記可動作動部材142は、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記固定係合部材146に前記第1係合部142fが係合することで前記ドラム枠体118に対して相対移動する。かつ、前記可動作動部材142は、前記固定係合部材146に前記第1係合部142fが係合した後、前記第2係合部142dが前記可変位部材147の係合部147cに係合することで前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に移動させる。
尚、本明細書において、電気接続位置とは、入力電気接点141aと出力電気接点144aとが電気的に接続する位置である。より詳しくは、カートリッジBが装着部130aに装着された際に、入力電気接点141aと出力電気接点144aとが電気的に接続する位置である。
また退避位置とは、カートリッジBが装置本体A内に挿入していない状態で、出力電気接点144aが存在する位置である。退避位置に、前記電気接点144aが存在する場合には、装置本体A内に操作者の手が侵入した場合に、前記電気接点144aが電気接続位置に位置する場合と比較して、接点144aに操作者の手が触れにくい。退避位置に、前記電気接点144aが存在する場合には、電気接点144aが電気接続位置に位置する場合と比較して接点144aに手が接触する確率が低い。尚、本明細書では、退避位置の例として、(1)装置本体Aに設けられた側板145の内側面145aの外側(側板145に対して装着部130aとは反対側)に電気接点144aが位置する場合、(2)電気接点144aがカバー部171に対して装着部130aとは反対側に位置する場合(実施例2)、(3)電気接点144aが垂直板145fの間に位置する場合(実施例9)を例示しているが、これに限定されるものではなく、前述条件を満たす位置ならば良い。
以上説明したように、本実施例においては、カートリッジBを装置本体Aに挿入すると可動作動部材142、可変位部材147、及び、支持部材148の動作によって、退避位置に退避していた出力電気接点144aが入力電気接点141aと接触する。そしてCPU200(図16)の制御によって、電源S(図16)からの電圧が電気回路E、出力電気接点144a、及び、入力電気接点141aを介して帯電ローラ108に供給される。尚、本実施例では、電気回路Eを介して電源Sと電気接点144aは常に電気的に接続されている。
即ち、入力電気接点141aは、前記電気接続位置に位置せしめられた前記出力電気接点144aと接触して、前記プロセス手段としての帯電ローラ108が作動するための電圧を受ける。
(8)回路基板(電気回路E)
ここで、図16を用いて、本実施例に用いられる、装置本体Aに実装された回路基板ECについて説明する。この回路基板ECは、前記カートリッジ装着部130aの下方に実装されている。そして、前記回路基板ECは、CPU200、及び、電気回路E(電源回路)を有している。
また、前記回路基板ECには、即ち、前記電気回路Eには、電源Sが接続されている。そして、電気回路Eは、帯電バイアス回路E1、現像バイアス回路E2、及び、転写帯電バイアス回路E3で構成される。
ここで、帯電バイアス回路E1は、負のDC電圧とAC電圧を生成する。そして、帯電ローラ108に前記各電圧を重畳した電圧を印加する。帯電ローラ108はこの電圧を受けて感光体ドラム107を帯電する。
尚、帯電バイアス回路E1は、駆動ローラ105cを介して定着ローラ105bにも負のDC電圧を印加する。また、現像バイアス回路E2は、負のDC電圧とAC電圧を生成する。そして、現像ローラ110に前記各電圧を重畳した電圧を印加する。現像ローラ110はこの電圧を受けて現像剤で静電潜像を現像する。また、転写バイアス回路E3は、正又は負のDC電圧を生成する。そして、転写ローラ104に正又は負のDC電圧を印加する。
このように、帯電ローラ108には、帯電バイアス回路E1を介して電源Sからの電圧が供給される。また、定着ローラ105b及び駆動ローラ105cにも、帯電バイアス回路E1を介して電源Sからの電圧が供給される。更に、現像ローラ110には、現像バイアス回路E2を介して電源Sからの電圧が供給される。また、転写ローラ104には、転写帯電バイアス回路E3を介して電源Sからの電圧が供給される。
これらの回路E1、E2、E3は、前記回路基板EC上に設けられたCPU200からの指示によりそのオン、オフが制御される。
以上説明した通り、本実施例によれば、装置本体AからカートリッジBを取り外した状態で、操作者がジャム処理(万一、記録媒体102が装置本体A内で詰まってしまった場合に、詰まってしまった記録媒体102を装置本体A内から取り出すこと)あるいは装置メンテナンスを行うために手を装置本体A内へ侵入させた場合であっても、前記手が出力電気接点144aに触れにくい。前記出力電気接点144aが退避位置に退避しているからである。従って、(1)出力電気接点144aに異物(例えば前記手に付着した現像剤グリス、或いは、人の汗等)が付着しにくい。因みに、装置本体A内の部品に付着しているグリス、或いは、現像剤が、ジャム処理中に手に付着してしまい、これが出力電気接点144aに付着することが希に発生する恐れがある。或いは、(2)出力電気接点144aを損傷しにくい。或いは、(3)装置本体Aに実装された電気回路E(図16)の素子が破損することを抑止できる。なぜならば、人体に帯電している静電気が静電ノイズとして前記手から出力電気接点144aに印加されることを抑止できるからである。
従って、上記(1)、(2)、(3)によって、電源S(図16)から帯電ローラ108へ電圧を印加する際に、導通不良が発生することを防止できる。即ち、出力電気接点144aと入力電気接点141aの電気接続の信頼性を向上させることができる。
更に、前述した通り、前記可変位部材147の係合部147cが前記固定係合部材146よりもカートリッジ挿入方向Xにおいて下流側に配置されており、また、前記挿入方向Xにおいて、前記係合部147cの少なくとも一部が前記係合部材146と重なっている。即ち、前記挿入方向Xにおいて、前記係合部147cの少なくとも一部が前記係合部材146の背面に位置している。従って、ジャム処理等のメンテナンスのために、装置本体A内へ操作者が手を侵入させたとしても、前記係合部材146に邪魔されて、前記手が前記係合部147cに触れにくい。
従って、退避位置に退避している出力電気接点144aが電気接続位置へ不用意に移動することを防止できる。
また、前述した通り、カートリッジBを装置本体Aに挿入する過程で、前記弾性機能部材149の弾性力に抗して前記係合部147cを移動させている。
従って、カートリッジBを装置本体Aに挿入する過程で、カートリッジBが装着部130aに装着される際に受ける衝撃を前記弾性力によって緩和することができる。これにより、カートリッジBが前記装着手段によって、前記装着部130aに装着される際に、装着本体Aから受ける衝撃を緩和することができる。
従って、前記衝撃による、装置本体A及びカートリッジBが損傷することを防止できる。また、前記衝撃によって、カートリッジBから現像剤が外部へ漏れ出ることを防止できる。また、出力電気接点144aと入力電気接点141aが接触する際の衝撃も緩和することができる。従って、両接点部材141、144が損傷することも防止できる。
また、更に、前述した実施例によれば、前記可動作動部材142は前記弾性作用部材143の弾性力によって、前記挿入方向Xとは反対側、即ち、手前側に弾性的に付勢されている。そして、カートリッジBを装置本体Aに挿入する際に、前記弾性力に抗して前記作動部材142を移動させている。従って、この弾性力によっても、前記衝撃を緩和させることができる。よってこの場合には、弾性作用部材143の弾性力と弾性機能部材149の弾性力とが合わさった弾性力でもって、前記衝撃の緩和を行う。従って、前記衝撃の緩和をより一層達成できる。
つまり、本実施例によれば、次の効果を達成することができる。
(1)画像形成装置本体からプロセスカートリッジを取り出した状態で操作者がジャム処理等を行うために手を画像形成装置本体内に挿入した場合であっても、出力電気接点が内側側面から装置本体Aの内側へ突出していないので電気接点に容易に触れることがない。さらに、操作者が画像形成装置本体をプロセスカートリッジを装着する方向に見たときに、出力電気接点を突出させる可変位係合部が、本体に固定された固定係合部材の背面にある。従って、操作者が装置本体に設けられた可変位係合部にも容易に触れることができない。これにより、電気接点に人の汗や本体内のグリス等が付着し、導通不良が発生することを防止できる。また、装置本体の出力電気接点部材に、静電ノイズが印加されることがなく、装置本体に実装された電気回路上の素子の破壊を防止することができる。
(2)可動作動部材の動きをカートリッジの着脱動作と連動させることにより、電気接点を接触させるために操作者が特別な操作をする必要がない。
(3)画像形成装置本体の構成上、駆動側とは反対側に接点部材を設けることで画像形成装置本体のスペースを有効に活用でき、装置を小型化できる。
(4)プロセスカートリッジの電気接点を、プロセスカートリッジの下方に設けることにより組立性が良く、この場合可動作動部材を上方に移動させることにより可動作動部材が画像形成装置本体側に突出せず、画像形成装置本体を小型化できる。
(5)可動作動部材が軸を中心として回動する構成とすることにより、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱する際の可動作動部材の移動を滑らかにすることができる。
(6)可動作動部材が軸と嵌合する構成とすることにより組立が容易である。
(7)可動作動部材がねじりコイルばねのような弾性作用部材によって付勢されており、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に挿入する際には、前記弾性力に抗して可動作動部材を移動させる構成とした。従って、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装入するときの衝撃を緩和することができる。これにより、プロセスカートリッジや画像形成装置本体の破損や、現像剤洩れを防止することができる。また、本体の電気接点とプロセスカートリッジの電気接点が当接するときの衝撃を緩和することで接点部材の破損を防止できる。
(8)可動作動部材を感光体ドラムの回転軸と同軸にて回動可能とすることにより、他に回転軸を設ける必要がなく、プロセスカートリッジを小型化できる。さらに、プロセスカートリッジの側面に設けることにより組立性が良い。
実施例2
次に、図17〜図21を参照して本発明を適用した第二の実施例について説明する。
本実施例においても、カートリッジB及び画像形成装置100の構成は、図1及び図2を参照して実施例1で説明したのと同様の構成とされる。従って、本実施例では、前述した実施例と異なる構成部分について説明し、同様の構成、機能を有する部材については同一の参照番号を付して先の実施例の説明を援用する。
(1)カートリッジBの可動作動部材
図17〜図19は、本実施例のカートリッジBの、装置本体Aへの装着方向前方部を示す斜視図である。
本実施例においても、カートリッジBは、ドラムユニット120と現像ユニット119を一体的に結合して構成されている。
カートリッジBの装置本体Aへの装着方向前方、長手端部近傍には帯電ローラ108に帯電バイアス電圧を印加するための帯電入力電気接点部材141の電気接点141aがドラム枠体118面から突出しないように、周囲をリブ118gで囲まれた面に配置されている。前記入力電気接点部材141はその角部近傍の領域が装置本体Aの帯電出力電気接点144aと接触する接点141aとなっている。
ドラム枠体118には感光体ドラム107を保護するためのドラムシャッター170が取り付けられている。ドラムシャッター170は、感光体ドラム107を覆うシャッター部170aと、両端の支持アーム170bとを有し(図示は一端部のみ)、軸部170cを支点に回動可能取り付けられている。ドラムシャッター170は、カートリッジBを装置本体Aに装着する動作と連動して矢印s方向に回動し、感光体ドラム107を保護する位置(図17(a))から感光体ドラム107が露出する位置(図17(b))に移動する。図18においては、図面を簡単とするためにドラムシャッター170は、省略されている。
また、本実施例によると、ドラム枠体118には、可動作動部材142が軸118hに回動可能に取り付けられている。可動作動部材142はドラムシャッター170の回転軸方向において、支持アーム170bの回動する際の通過経路の外側に設けられている。
可動作動部材142は円筒部142aに、弾性作用部材としてのねじりコイルばね143が取り付けられ、一方の腕部143aが係止部142eに掛けられている。そして、もう一方の腕部143bが、ドラム枠体118の係止部118iに掛けられる。これによって、ばね143が可動作動部材142を矢印a方向に回動するように付勢している。ばね143によって付勢された可動作動部材142は、突き当て部142bがドラム枠体118の突き当て部118eに突き当たることで回転方向の位置決めがされる(図19(a))。
また、可動作動部材142が矢印bの方向に回転したときは突き当て部142cと、ドラム枠体118の突き当て部118fに突き当たる角度まで回転可能になっている(図19(b))。
(2)装置本体Aの帯電出力電気接点144a
次に、カートリッジBを装着可能な装置本体Aについて説明する。
図20に示すように、装置本体Aの内側板145にはカートリッジBの前記入力電気接点部材141と接触して帯電バイアス電圧を印加するための帯電出力電気接点部材144が設けられている。
カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態では、前記出力電気接点部材144は、装置本体Aの内側板145の内側面145eに設けられたカバー部171から装置本体Aの内側へ突出しない退避位置に退避している(図20(a))。即ち、電気接点144aは、カバー部171に対して装着部130aとは反対側に退避している。尚、出力電気接点部材144はリード線などで装置本体A内部の電気回路E(図16)に接続している。
また、装置本体Aの内部にはカートリッジBの装着と連動して可動作動部材142を回動させるための固定係合部材146が内側側面145eから前記内側へ突出して設けられている。そして、カートリッジBの装着方向において、固定係合部材146より下流側には可変位部材147が設けられている。
本実施例において、可変位部材147は軸部147aを中心に回動可能に取り付けられている。そして、可変位部材147は、カートリッジBの着脱と連動して回動する。図20(b)に示すように、装置本体AにカートリッジBを挿入すると、可変位部材147がカートリッジBの可動作動部材142によって押されて矢印c方向に回転する。これによって、出力電気接点部材144がカバー部171から外方の電気接続位置へ突出する。そして、出力電気接点144aがカートリッジBの入力電気接点部材141の接点141aと接触する。
(3)可動作動部材と帯電出力電気接点の動作の説明
次に、カートリッジBの可動作動部材142と装置本体Aに設けられた帯電出力電気接点部材144の動作について更に説明する。
図21は、カートリッジBを装置本体Aに挿入する際の動作を説明するための模式図である。
図21は、装置本体Aの内側板145を装置本体Aの内部から見た図(図20(a)の矢印Y方向から見た図)である。図21(a)は、カートリッジBを装置本体Aに挿入する途中の状態を示す図、図21(b)は、カートリッジBが装置本体Aに装着された状態の図である。
図21(a)に示すように、可変位部材147は側板145に軸部147aを中心として回動可能に取り付けられている。また、出力電気接点部材144は、可変位部材147に取り付けられている。可変位部材147は、弾性機能部材としてのばね(ねじりコイルバネ)149によって矢印d方向に付勢され、突き当て部147dが側板145の突き当て部145dに当接して位置が決められている。このとき、出力電気接点部材144は、側面145eのカバー部171から装置本体A内部に突出しない退避位置に位置している。即ち、電気接点部材144は、カバー部171に対して装着部130aとは反対側の退避位置に位置している。
カートリッジBは、本体ガイド130L1、130L2に沿って矢印X方向に挿入される。
カートリッジBが図21(a)に示す位置では、先に述べたように、可動作動部材142は、ねじりコイルばね143(弾性作用部材)の弾性作用によって矢印jの方向に付勢されている。そして作動部材142は、突き当て部142bとドラム枠体118の突き当て部118eが突き当たる位置に位置している。また、出力電気接点部材144は、前述したようにカバー部171から突出しない退避位置に位置している。
カートリッジBを図21(a)に示す位置から更に挿入すると、可動作動部材142の第1係合部142fは、装置本体Aに固定して設けられた固定係合部材146の当接部146aと当接する。これによって、作動部材142は矢印kの方向に回転する。これにより、作動部材142の第2係合部142dが可変位部材147の可変位係合部147cを上方に押す。これによって可変位部材147が矢印c方向に回転する。これによって、帯電出力電気接点部材144がカバー部171から突出する。即ち、電気接点144aが前記退避位置から電気接続位置に位置する。
そして、図21(b)に示すように、カートリッジBが装着部130aに完全に装着されると、カバー部171から突出した出力電気接点144aとカートリッジBの入力電気接点141aが接触する。これにより装置本体AからカートリッジBの帯電ローラ108に帯電バイアスを印加可能となる。
この実施例2においても、前述実施例1と同様に、作動部材142は、カートリッジ枠体B1に対して相対的に移動可能に設けられている。そして作動部材142は、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記装置本体Aに固定して設けられた固定係合部材146に係合して前記カートリッジ枠体B1に対し相対移動する。また、作動部材142は、前記固定係合部材146と係合した後、前記可変位部材147の有する可変位係合部147cに係合して前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材としてのばね(ねじりコイルバネ)149の弾性力に抗して、移動させる。
また、前記電気接続位置に位置せしめられた出力電気接点144aに係合し、前記プロセス手段としての帯電ローラ108が作動するための電圧を受ける入力電気接点141aを有する。
また、前記作動部材142に弾性力を作用する弾性作用部材としてのばね143を有する。そして、前記作動部材142は、前記係合部材146と係合した際に、前記ばね143の弾性力に抗して、前記カートリッジ枠体B1に対し相対移動する。
そして、前記作動部材142は、前記係合部材146に係合可能な第1係合部142fと、前記可変位係合部147cと係合可能な第2係合部142dとを有する。また、前記作動部材142は、前記カートリッジBが前記装置本体に挿入される際、前記係合部材146に前記第1係合部142fが係合することで前記カートリッジ枠体B1に対して相対移動し、かつ、前記係合部材146に前記第1係合部142fが係合した後、前記第2係合部142dが前記可変位係合部147cに係合する。これによって前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に移動させる。
また、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記第1係合部142fが前記作動部材142に係合して回転する。これによって、前記作動部材142の先端に設けられている前記第2係合部142dが前記可変位係合部147cに係合する位置へ移動して前記可変位係合部147cに係合する。そして、前記第2係合部142dが前記可変位係合部147cに係合する際に、前記作動部材142は前記係合部材146と接触している。
また、前述実施例1と同様に、本実施例においても、前記装置本体Aが、前記カートリッジBが取り外し可能に装着されるカートリッジ装着部130aと、固定して設けられた固定係合部材146と、電気接続位置と、前記電気接続位置から退避する退避位置との間を移動可能に設けられた出力電気接点144aと、可変位係合部147cを有しており、前記出力電気接点144aを移動させる可変位部材147であって、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される挿入方向において、前記係合部147cが前記係合部材146よりも下流側に設けられている、かつ、前記挿入方向(X方向)において、少なくとも前記係合部147cの一部が係合部材146と重なっている可変位部材147と、前記出力電気接点144aを前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように前記可変位部材147を弾性的に付勢する弾性機能部材149と、を有している。
本実施例においても、実施例1と同様の効果を達成することができる。
更に、本実施例は、ドラムシャッター170の回転軸方向において、支持アーム170bの通過経路より外側に作動部材142を設けた。従って、カートリッジBの着脱時にシャッター170と作動部材142の開閉タイミングを考慮しなくて良く、画像形成装置100の小型化を図ることができる。
実施例3
次に、図22〜図25を参照して本発明を適用した第三の実施例について説明する。
本実施例において、カートリッジB、及び、画像形成装置100の全体構成は、図1及び図2を参照して実施例1で説明したのと同様の構成である。従って、本実施例では、実施例1と同様の構成及び作用をなす部材については同一の参照番号を付して、実施例1での説明を援用する。
また、本実施例のカートリッジB及び装置本体Aもまた、可動作動部材142、可変位部材147、帯電入力電気接点部材141、帯電出力電気接点部材144などを有しているが、これら部材は、実施例1で説明したのと同様の構成及び機能を有している。従って、これら部材についても、実施例1と同じ参照番号を付し、実施例1の説明を援用する。
図22〜図25は、カートリッジBを装置本体Aに挿入する際の動作を説明するための模式図である。
本実施例にて、カートリッジBには、可動作動部材142がドラム枠体118の側面に回動可能に取り付けられている。また、本実施例においても、実施例1と同様に、カートリッジBの側面には帯電ローラ108に帯電バイアス電圧を印加するための帯電入力電気接点部材141の接点141aが配置されている。
図22示す通り、可動作動部材142は、弾性作用部材としてのコイルばね143にて図面上時計方向(矢印j方向)に付勢されている。そして、カートリッジBを装置本体Aに装着しない状態では、入力電気接点141aは、作動部材142によって覆われている。
前述の実施例1と同様に、装置本体Aの内側板145の側面145eには、入力電気接点141aと接触して帯電バイアス電圧を帯電ローラ(不図示)に印加するための出力電気接点部材144が設けられている。また、固定係合部材146、可変位部材147も実施例1と同様の構成にて設けられている。
可変位部材147は、カートリッジBの着脱と連動して矢印c、d方向に動く。装置本体AにカートリッジBを挿入すると、可変位部材147が作動部材142によって矢印c方向に押される。この可変位部材147の動作と連動して出力電気接点144aが、内側板145の開口145a2から突出し、帯電入力電気接点141aと接触する。この構成は、実施例1と同様である。
次に、可動作動部材142と、出力電気接点部材144の動作について説明する。
上述したように、図22〜図25は、カートリッジBを装置本体Aに装入するときの動作を説明するための模式図である。
図22、図23、図24、図25(a)は、装置本体Aの内側板145を装置本体A内部から見た図であり、図25(b)は、図25(a)にて矢印Z方向から見た図である。
図22は、カートリッジBを装置本体Aに挿入する途中の状態を示す図である。即ち、図22は、作動部材142が固定係合部材146と接触する直前の位置までカートリッジBを挿入した状態を示す図である。カートリッジBは、本体ガイド130L1、130L2に沿って矢印X方向に挿入される。
そして、先に述べたように、可動作動部材142は、弾性作用部材143の弾性力によって、図22にて時計方向(矢印j方向)へ付勢されている。
図23は、カートリッジBを図22の位置から更に、装置内方へとX方向に挿入した状態を示している。図23に示すように、作動部材142の有する突き当て部、即ち、第1係合部142fが、装置本体Aに取り付けられた固定係合部材146の突き当て部146aに当接する。そして作動部材142は、突き当て部146aの上面に乗り上げる。これによって、カートリッジBの挿入移動に応じて、作動部材142は反時計方向(矢印k方向)へと回転する。この状態では、出力電気接点144aは、側板145から装着部130側へと突出しない退避位置に位置している。
そして、カートリッジBの更なる挿入移動に応じて、第1係合部142fは、固定係合部材146を乗り越えて進む。そして図24に示すように、第1係合部142fは、固定係合部材146から離れる。図25(a)、(b)に示すように、その後、カートリッジBの更なる挿入移動により、作動部材142は、第2係合部142dが可変位係合部147cに当接する。
当接後、更に、カートリッジBの更なる挿入移動によって、作動部材142は可変位部材147を矢印c方向へと押す。
本実施例では、上記構成とすることにより、第2係合部142dが可変位係合部147cに突き当たるときの衝撃を緩和することができる。
上述のように、作動部材142が可変位部材147を矢印c方向へと押すことによって、可変位部材147が矢印g方向(図25(b))へ回転する。これにより、支持部材148が矢印h方向(図25(b))へ回転する。従って、出力電気接点144aが側板145の外側(退避位置)から装置本体Aの内側(電気接続位置)、即ち、カートリッジ装着部130側へ突出する。
一方、図25(a)に示すように、上述のような作動部材142の移動により、作動部材142は、可変位部材147により、反時計(矢印k)方向に回転される。従って、作動部材142は、入力電気接点141aをカバーした状態(図22〜図24)から、接点141aを露出させた状態(図25(a)、(b))へとカートリッジ枠体B1に対し相対移動する。
つまり、図25(a)、(b)は、カートリッジBを更に奥へ挿入し、カートリッジBを装置本体Aに完全に装着した状態を示す図である。カートリッジBの挿入移動に応じて、前記第2係合部142dが更に可変位部材147を矢印g方向(図25(b))へ回転させる。これと連動して出力電気接点144aが側板145から更に突出する。そして、出力電気接点144aが、露出した入力電気接点141aと接触する。
即ち、可動作動部材142は、カートリッジ枠体B1としてのドラム枠体118に対して相対的に移動可能に設けられている。そして、可動作動部材142は、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記装置本体Aに固定して設けられた前記固定係合部材146に係合して前記ドラム枠体118に対し相対移動する。そして、前記可動作動部材142は固定係合部材146と係合した後、前記可変位部材147の係合部147cに係合して、前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材149の弾性力に抗して、移動させる。
以上説明したように、本実施例においてもまた、カートリッジBを装置本体Aに挿入すると可動作動部材142、可変位部材147、及び、支持部材148の動作によって、退避位置に退避していた出力電気接点144aが入力電気接点141aと接触する。そしてCPU200(図16)の制御によって、電源S(図16)からの電圧が電気回路E、出力電気接点144a、及び、入力電気接点141aを介して帯電ローラ108に供給される。
即ち、入力電気接点141aは、前記電気接続位置に位置せしめられた前記出力電気接点144aと係合して、前記プロセス手段としての帯電ローラ108が作動するための電圧を受ける。
本実施例においても、上記実施例1と同様の効果を達成することができる。
実施例4
次に、図26及び図27を参照して本発明の第四の実施例について説明する。
本実施例においても、カートリッジB及び画像形成装置100の構成は、図1及び図2を参照して実施例1で説明したのと同様の構成とされる。従って、本実施例では、前述した実施例と異なる構成部分について説明し、実施例1と同様の機能を有する部材については同一の参照番号を付して実施例1の説明を援用する。
上記実施例1においては、図10(a)に示すように、作動部材142が矢印a方向へ回転して位置決めがされている待機状態では、入力電気接点部材141の露出領域141cは可動作動部材142によって覆われている。また、図10(b)に示す作動状態では、前記露出領域141cが露出している。
すなわち、カートリッジBを装置本体Aに装着していない状態では、作動部材142は図10(a)に示す状態である。そのため、前記露出領域141cに位置する電気接点141aは作動部材142によって覆われている。従って、前記露出領域141c、特に、前記入力電気接点141aに、操作者が誤って触れることがないという利点を有している。
しかしながら、露出領域141cを作動部材142で覆うことは必ずしも必須ではない。
つまり、図26及び図27に図示するように、本実施例によると、実施例1の場合と同様の構成及び機能を有した作動部材142が、ドラム枠体118の側面120b1の軸118j(図27)及びドラム軸139を利用して、側面120b1に取り付けられている。即ち、実施例1と同様にして、可動作動部材142に形成された円筒部142a(図9参照)の穴を嵌合させた後、ドラム軸139を軸118jの穴に圧入する。これにより、作動部材142は、感光体ドラム107の回転軸線と同軸線上に回動可能に取り付けられている。
本実施例においても、作動部材142は、矢印a方向及びb方向(図26)に回転可能である。
しかしながら、本実施例では、作動部材142が矢印a方向へ回転して位置決めがされている待機状態(図26)において、入力電気接点部材141の露出領域141cは可動作動部材142によって覆われていない。つまり、図26に示す待機状態において、前記露出領域141cが露出している。
ただ、本実施例では、入力電気接点141aは、図27をも参照するとより良く理解されるように、ドラム枠体118の側面から突出しないように、その周囲をリブ118gで囲まれた面に配置されている。
従って、本実施例によれば、操作者がカートリッジBの取り扱い時に入力電気接点141aに容易に触れにくい。これにより、接点141aに人の汗やグリス等が付着し、導通不良が発生することを防止できる。従って、接点141aを作動部材142によって覆わなくても、接点141aを保護することができる。
本実施例においても、上記実施例1と同様の効果を達成することができる。
実施例5
次に、図28〜図32を参照して本発明の第五の実施例について説明する。
本実施例においても、カートリッジB及び画像形成装置100の構成は、図1及び図2を参照して実施例1で説明したのと同様の構成とされる。従って、本実施例では、前述した実施例と異なる構成部分について説明し、上記実施例と同様の機能を有する部材については同一の参照番号を付して先の実施例の説明を援用する。
上記実施例4では、図27に図示するように、入力電気接点141aは、接点141aの周囲をリブ118gで囲むことにより、ドラム枠体118の側面から突出しないように構成されている。これにより、前記露出した入力電気接点141aに、操作者が誤って触れにくい。
本実施例は、入力電気接点141aに操作者が誤って触れるのを防止した可動作動部材142の他の構造を示す。
図28から図32は、本実施例に係る可動作動部材142の種々の実施形態を示したものである。
各図に示す実施形態において、ドラム枠体118の側面120b1には、上記実施例1、4と同様に入力電気接点部材141の接点141aが配置されている。また、可動作動部材142も前述の実施例と同様に支持、位置決めされている。
図28に示す実施形態では、可動作動部材142は、実施例1と同様に、待機状態にて接点141aを覆った状態に位置決めされている。しかし、接点141aに対面した可動作動部材142には開口142pが設けられている。つまり、接点141aは、作動部材142にて覆われてはいないが、接点141aの周囲には、接点141aの面よりも高い作動部材142の面が配置されている。
図29に示す実施形態では、可動作動部材142には、待機状態にて接点141aの上部の一部を覆うようにしてリブ142gが設けられている。
他の実施形態を、図30、図31、図32に示す。本実施形態の可動作動部材142には、待機状態にて接点141aの面よりも高くなるように設置した面142r(図30)、142s(図31)、142t(図32)が、接点141aの周囲の一部に設けられている。
つまり、図30の実施形態では、面142rは、図面上、接点141aの下側に位置するように作動部材142に設けられている。また、図31の実施形態では、面142sは、図面上、接点141aの側部に位置するように作動部材142に設けられている。また、図32の実施形態では、面142tは、図面上、接点141aの下方角部に位置するように作動部材142に設けられている。
本実施例によれば、実施例4の場合と同様に、いずれの実施形態の作動部材142においても、接点141aの近傍に接点141aよりも高い面を設けた。そのため、操作者がカートリッジの取り扱い時に電気接点に容易に触れることができない。これにより、カートリッジの接点に人の汗やグリス等が付着し、導通不良が発生することを防止できる。
本実施例においても、上記実施例1と同様の効果を達成することができる。
実施例6
次に、図33〜図38を参照して本発明の第六の実施例について説明する。
本実施例においても、カートリッジB及び画像形成装置100の構成は、図1及び図2を参照して実施例1で説明したのと同様の構成である。また、作動部材142の構成及び機能は、実施例2で説明したのと同様の構成である。従って、本実施例では、前述した実施例1、2と異なる構成部分について説明し、同様の機能を有する部材については同一の参照番号を付して先の実施例の説明を援用する。
上記実施例2においては、図17(a)に示す待機状態では、入力電気接点141aは作動部材142によって覆われている。また、図18に示す作動状態では、接点141aが露出している。
本実施例は、実施例2で説明した作動部材142の変形例を説明するものである。本実施例は、入力電気接点141aに操作者が誤って触れるのを防止した作動部材142の他の構造を示す。
図33から図38は、本実施例に係る作動部材142の種々の実施形態を示したものである。
各図に示す実施形態において、カートリッジBの装置本体Aへの装着方向前方、長手端部近傍には、入力電気接点141aがドラム枠体118g面から突出しないように配置されている。前記入力電気接点部材141はその角部近傍の領域が、帯電出力接点144aと接触する接点141aとなっている。また、作動部材142も実施例2と同様に支持、位置決めされている。
図33に示す実施形態では、作動部材142は、実施例2と同様に、待機状態にて接点141aを覆った状態に位置決めされている。しかし、実施例2の場合と異なり、接点141aに対面した作動部材142領域には、開口142pが設けられている。
しかし、接点141aは、その周囲がリブ118gで囲まれている。また、接点141a近傍には、実質的に接点141aを囲包する態様で作動部材142が配置されている。従って、露出した入力電気接点141aに操作者が誤って触れにくい。
図34に示す実施形態では、待機状態にて作動部材142が接点141aの周囲を囲むようにしたものである。また、本実施形態では、接点141aを囲包する作動部材142の部分は複数のリブ142uによって構成された骨格構造とされている。
図35に示す実施形態では、作動部材142には、待機状態にて接点141aの上部の一部を覆うようにしてリブ142vが設けられている。
図36、図37、図38の実施形態では、作動部材142には、待機状態にて接点141aの面よりも高くなるように設置した面142w、142x、142yを、接点141aの周囲の一部に設けたものである。
つまり、図36の実施形態では、図面上、面142wは、接点141aの上側に位置するようにして作動部材142に設けられている。また、図37の実施形態では、図面上、面142xは、接点141aに対面した側に位置するようにして作動部材142に設けられている。また、図38の実施形態では、図面上、面142yは、接点141aの側面部に位置するようにして作動部材142に設けられている。
本実施例によれば、実施例4、5の場合と同様に、いずれの実施形態の可動作動部材142においても、接点141aの近傍に接点141aよりも高い面に、リブ142u、リブ141v、面142w、142x、142yを設けた。そのため、操作者が接点141aに触れにくい。
従って、実施例4、5、6の場合には、電気接点が露出していても、操作者がカートリッジBの取り扱い時に電気接点に不用意に触れる確率を減少させることができる。よって、電気接点141aを保護することができる。
本実施例においても、上記実施例1、2と同様の効果を達成することができる。
実施例7
次に、図39〜図44を参照して本発明の第七の実施例について説明する。
上記各実施例では、カートリッジBの側面には帯電ローラ108に帯電バイアス電圧を印加するための帯電入力電気接点141aが配置されている。
本実施例では、カートリッジBの側面には帯電入力電気接点141aの他に、更に、現像ユニット119の現像ローラ111に現像バイアス電圧を印加するための現像入力電気接点部材160の一部である現像入力電気接点160aが配置されている。
本実施例においても、カートリッジB及び画像形成装置100の構成は、図1及び図2を参照して実施例1で説明したと同様の構成である。従って、本実施例では、前述した実施例と異なる構成部分について説明し、同様の機能を有する部材については同一の参照番号を付して先の実施例の説明を援用する。
(1)カートリッジBの可動作動部材
図39は、本発明の第七の実施例のカートリッジBの図である。カートリッジBの側面には帯電入力電気接点141aが配置されている。更に、本実施例では、現像ユニット119の側面に、現像ローラ110に現像バイアス電圧を印加するための現像入力電気接点部材160の一部である接点160aが配置されている。現像入力電気接点部材160は現像ユニット119の内部で現像ローラ110(不図示)と電気的に接続されている。
ドラム枠体118には作動部材142が回動可能に取り付けられている。作動部材142の構成は、実施例1と同様である。
図40(a)、(b)は、作動部材142が前述の矢印a方向及びb方向に回動したときの状態を示す図である。
図40(a)に示すように、作動部材142が矢印a方向に回転して位置決めがされている状態では、帯電入力電気接点141aと、現像入力電気接点160aは、作動部材142で覆われている。そして、図40(b)に示すように、作動部材142が矢印b方向に回転すると帯電入力電気接点141aと現像入力電気接点160aが露出する。
すなわち、カートリッジBを装置本体Aに装着しない状態では、作動部材142は、図40(a)の状態となる。即ち、帯電入力電気接点141aと現像入力電気接点160aは、作動部材142によって覆われている。これによって、両接点は保護されている。
(2)帯電出力電気接点及び現像出力電気接点
次に、カートリッジBを装着可能な装置本体Aについて、図41を用いて説明する。
前述の実施例1と同様に、装置本体Aの内側板145の側面145eにはカートリッジBの帯電入力電気接点141aと接触して帯電バイアス電圧を印加するための帯電出力電気接点144aが設けられている。本実施例では更に、現像入力電気接点160aと接触して現像バイアス電圧を印加するための現像出力電気接点161aが設けられている。
本実施例にて、固定係合部材146及び可変位部材147の構成及び機能は、実施例1と同様である。
つまり、可変位部材147は、図41に示す通り、カートリッジBの着脱と連動して矢印c、d方向に動く。図41(b)に示すように、装置本体AにカートリッジBを装着すると、可変位部材147が作動部材142(図40)によって矢印c方向に押される。そして、可変位部材147の動作と連動して帯電出力電気接点144aと現像出力電気接点161aが、それぞれ内側板145の開口145a2及び145a3から突出する。そして、帯電入力電気接点141aと、現像入力電気接点160aとそれぞれ接触する。
(3)可動作動部材142と帯電出力電気接点部材144及び現像出力電気接点部材161の動作の説明
次に、作動部材142と、電気接点部材144及び電気接点部材161の動作について更に説明する。
図42〜図44は、カートリッジBを装置本体Aに挿入するときの動作を説明するための模式図である。
図42(a)、図43(a)、図44(a)は、装置本体Aの内側板145を装置本体内部から見た図(図41(a)の矢印Y方向から見た図)であり、図42(b)、図43(b)、図44(b)は、図42(a)、図43(a)、図44(a)を、それぞれ、矢印Z方向から見た図である。
また、図42は、カートリッジBを装置本体Aに挿入する途中の状態を示す図、図43は、カートリッジBを図42の位置から更に挿入した状態を示す図、図44は、カートリッジBをさらに挿入し、装置本体Aに完全に装着された状態を表す図である。
各図に示すように、可変位部材147は内側板145の外側に軸部147aを中心として回動可能に取り付けられている。接点部材144及び接点部材161は、支持部材148に取り付けられている。支持部材148は内側板145に対して矢印e、h方向にスライド可能に取り付けられている。そして支持部材148は、弾性機能部材としての圧縮ばね149によって矢印e方向に付勢されている。
可変位部材147と支持部材148は、互いの突き当て部147bと148bが当接しており、連動する。
支持部材148が矢印e方向に付勢されると、可変位部材147は、矢印f方向に回転する。そして、突き当て部147dが内側板145の開口145a1の縁に突き当たる。これによって、可変位部材147は、位置決めされる。このとき、接点144aは内側板145の開口145a2から装置本体A内部に突出しない退避位置に位置する。
実施例1と同様に、本実施例においても、カートリッジBを装置本体Aに装着する動作によって、作動部材142の第1係合部142fと固定係合部材146の当接部146aが当接する。これによって、作動部材142が矢印k方向に回転する。よって、帯電入力電気接点141aと現像入力電気接点160aが露出する。そして、作動部材142が可変位部材147を矢印g方向に回動させる。これによって支持部材148が矢印h方向に移動する。そして、各接点144a、161aが内側板145から突出する。これにより各接点144a、161aが、それぞれ、接点141a、160aに接触する。そして、装置本体Aから帯電ローラ108及び現像ローラ110に、それぞれ、帯電バイアス電圧及び現像バイアス電圧を印加可能となる。
本実施例によると、帯電入力電気接点141a及び現像入力電気接点160aが作動部材142で覆われている。そのため、操作者がカートリッジBの取り扱い時に電気接点141a、160aなどに容易に触れることができない。これにより、カートリッジBの接点141a、160aに人の汗やグリス等が付着し、導通不良が発生する確率を低減することができる。
上記実施例の説明においては、作動部材142は、待機状態において各電気接点141a、160aを覆うものとして説明した。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば、実施例4、5にて説明したように、作動部材142に各接点141a、160aよりも高い面を設ける構造とする。そして、操作者がカートリッジの取り扱い時に電気接点に容易に触れることができないようにすることも可能である。
本実施例においても、上記実施例1と同様の効果を達成することができる。
実施例8
次に、図45〜図48を参照して本発明の第八の実施例について説明する。
上記実施例2では、カートリッジBの装置本体Aへの装着方向前方、長手端部近傍において、帯電入力電気接点141aがドラム枠体118g面から突出しないように配置されている。
本実施例では、カートリッジBの側面には、更に、現像入力電気接点160aが配置されている。
本実施例においても、カートリッジB及び画像形成装置100の構成は、図1及び図2を参照して実施例1で説明したのと同様の構成である。本実施例では、前述した実施例と異なる構成部分について説明し、同様の機能を有する部材については同一の参照番号を付して先の実施例の説明を援用する。
(1)カートリッジBの可動作動部材
図45は、本発明の第八の実施例のカートリッジBの図である。
本実施例にて、カートリッジBの装置本体Aへの装着方向前方、長手端部近傍に帯電入力電気接点141aが配置されている。帯電入力電気接点部材141は、その角部近傍の領域が帯電入力電気接点141aとなっている。また、ドラム枠体118には第一の可動作動部材142Aが前述の実施例2と同様の支持、位置決め構成で取り付けられている。
一方、カートリッジBの側面には、現像ローラ110に現像バイアス電圧を印加するための現像入力電気接点160aが配置されている。現像入力電気接点部材160は、カートリッジ内部で現像ローラ110と電気的に接続されている。
本実施例によれば、現像入力電気接点160aの近傍には、第二の可動作動部材142Bが軸部139を中心に回動可能に取り付けられている。作動部材142Bは、カートリッジBを装置本体Aに挿入するときのガイド部118k及び118mより長手方向外側に設けられている。また、作動部材142Bは、前述の実施例1で説明した作動部材142と同様の構成で取り付けられている。作動部材142Bは、弾性作用部材としてのねじりコイルばね143によって矢印p方向に付勢されている。
図45(a)に示すように、作動部材142Aが矢印a方向、作動部材142Bが矢印p方向に回転して位置決めがされている状態では、接点141aと接点160aは、それぞれ作動部材142A及び作動部材142Bで覆われている。
そして、図45(b)に示すように、作動部材142Aが矢印b方向、作動部材142Bが矢印m方向に回転すると、接点141aと接点160aが露出する。すなわち、カートリッジBを装置本体Aに装着しない状態では、作動部材142Aと作動部材142Bは、図45(a)の状態である。即ち、接点141aと接点160aは、それぞれ作動部材142A及び作動部材142Bで覆われることで保護されている。
(2)装置本体Aの帯電出力電気接点144aと現像出力電気接点161a
次に、カートリッジBを装着可能な装置本体Aについて、図46及び図47を用いて説明する。
図46(a)及び図47(a)は、画像形成装置本体Bの内部の斜視図である。図46(b)及び図47(b)は、それぞれ、図46(a)及び図47(a)を矢印W方向から見た図である。
前述の実施例2と同様に、装置本体Aには帯電出力電気接点部材144が設けられている。また、第一の固定係合部材146A及び第一の可変位部材147Aも、実施例2と同様の構成で設けられている。
可変位部材147Aは、カートリッジBの着脱と連動して矢印c、d方向に動く。図47(b)に示すように、装置本体AにカートリッジBを挿入すると、可変位部材147Aが作動部材142A(図45)によって押されて矢印c方向に回転する。これによって、帯電出力電気接点144aがカバー部171から突出して、帯電入力電気接点141aと接触する。
さらに、装置本体A内部の側面には、現像入力電気接点160aと接触して現像バイアス電圧を印加するための現像出力電気接点161aが設けられている。
装置本体AにカートリッジBが装着されていない状態では、接点161aは内側板145に設けられた開口リブ145a2より突出しない位置となっている。また、内側板145と本体ガイド130L1、130L2の間(本体ガイド130L1と130L2の外側で、内側板145の内側)には、カートリッジBの装着と連動して作動部材142Bを回動させるための突き当て部となる第二の固定係合部材146Bが設けられている。そして、カートリッジBの装着方向において、前記固体係合部材146Bよりも下流側には第二の可変位部材147Bの一端部147cが突出している。
可変位部材147BはカートリッジBの着脱と連動して矢印n、o方向に動く。
図47に示すように、装置本体AにカートリッジBを装着すると、可変位部材147BがカートリッジBの作動部材142B(図45)によって矢印o方向に押される。これによって、可変位部材147Bの動作と連動して接点161aが内側板145に設けた開口リブ145a2から突出する。そして、接点161aが現像接点160aと接触する。
可変位部材147B及び接点部材161は、実施例1と同様の構成で設けられている。すなわち、可変位部材147Bは内側板145の外側に軸部147aを中心として回動可能に取り付けられている。接点部材161は、支持部材148に取り付けられている。支持部材148は、軸部148aを中心として回動可能に取り付けられている。そして支持部材148は、弾性機能部材としての圧縮ばね149によって矢印e方向に付勢されている。可変位部材147Bと支持部材148は、互いの突き当て部147bと148bが当接しており、連動する。
支持部材148が矢印e方向に付勢されると、可変位部材147Bは矢印f方向に回転する。そして、突き当て部147cが内側板145の開口145a1の縁に突き当たることで位置決めされる。このとき、接点161aは、内側板145の開口リブ145a2から装置本体A内部に突出しない退避位置であって、接点160aとの電気的接続位置から退避する退避位置に位置している。
(3)可動作動部材と帯電出力電気接点部材及び現像出力電気接点部材の動作の説明
次に、作動部材142Aと作動部材142B、帯電出力電気接点部材144と現像出力電気接点部材161の動作について更に説明する。
図48は、カートリッジBを装置本体Aに挿入するときの動作を説明するための模式図である。
図48は、内側板145を装置本体内部から見た図(図46(a)の矢印Y方向から見た図)であり、図48(a)は、カートリッジBを装置本体Aに装入する途中の状態を示す図、図48(b)はカートリッジBが装置本体Aに装着された状態の図である。
図に示すように、可変位部材147A、接点部材144は、実施例2と同様の構成で位置決め及び支持されている。即ち、可変位部材147Aの回転によって接点144aがカバー部171から突出する電気接続位置と突出しない退避位置との間を移動可能になっている。
実施例2と同様に、本実施例では、カートリッジBを装置本体Aに装着する動作によって、作動部材142Aの第1係合部142fと第一の固体係合部材146Aが当接する。これによって、作動部材142Aが矢印k方向に回転する。そして、帯電入力電気接点141aが露出する。また、作動部材142Aが可変位部材147Aを矢印c方向に回動させる。これによって帯電出力電気接点144aがカバー部171から突出する。これにより帯電出力電気接点144aが、カートリッジBの帯電入力電気接点141aと接触する。従って、装置本体Aから帯電ローラ108に帯電バイアス電圧を印加可能となる。
また、作動部材142B及び接点部材161は、実施例1で説明した作動部材142及び接点部材144と同様の構成で動作する。
すなわち、カートリッジBを装置本体Aに装着する動作によって、作動部材142Bの第1係合部142fと第二の固定係合部材146Bが当接する。これによって、作動部材142Bが矢印m方向に回転する。これによって現像入力電気接点160a(図48において現像入力電気接点部材160の裏側の面)が露出する。
そして、作動部材142Bが可変位部材147Bの突き当て部147cを矢印o方向に押す。これによって、支持部材148が回転する。そして、接点161aが内側板145の開口リブ145a2から突出する。これにより接点161aが、接点160aと接触する。従って、装置本体Aから現像ローラ110に現像バイアス電圧を印加可能となる。
本実施例によると、帯電入力電気接点141a及び現像入力電気接点160aが作動部材142A、142Bで覆われている。そのため、操作者がカートリッジBの取り扱い時に電気接点141a、160aなどに容易に触れることができない。これにより、カートリッジBの接点141a、160aに人の汗やグリス等が付着し、導通不良が発生する確率を低減させることができる。
上記実施例の説明においては、作動部材142A、142Bは、待機状態にて各電気接点141a、160aを覆うものとして説明した。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば、実施例4、5、6にて説明したように、作動部材142A、142Bに、各接点141a、160aよりも高い面を設ける構造とする。そして、操作者がカートリッジの取り扱い時に電気接点に容易に触れることができないようにすることも可能である。
本実施例においても、上記実施例1、2と同様の効果を達成することができる。
実施例9
次に、図49〜図53を参照して本発明の第9の実施例について説明する。
尚、本実施例では、前述した実施例と異なる構成部分について説明し、同様の構成、機能有する部材については同一の参照番号を付して先の実施例の説明を援用する。
尚、本実施例が実施例1と相違する点は、カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態では、電源Sと出力電気接点144aが電気的に接続してはいない点である。従って、前記電源Sからの電圧が出力電気接点144aに印加されてはいない。
図49はカートリッジBに取り付けられている可動作動部材142及び帯電入力電気接点部材141の構成を説明する図である。
図49に示すように、ドラムユニット120の側部には、可動作動部材142及び入力電気接点部材141が前述の実施例1と同様の構成(図8、図9に示す)で設けられている。ただし、実施例1では入力電気接点部材141の帯電入力電気接点141aがカートリッジBの側面120b1と平行に設けられていたのに対して、本実施例では側面120b1に斜め下方へ傾斜して設けられている。
次に、装置本体Aに設けられている帯電出力電気接点部材144について説明する。
図50(a)、(b)に示すように、装置本体Aの内側の側板145には、前記入力電気接点141aと接触して、前記入力電気接点141aに帯電電圧を印加するための帯電出力電気接点部材(出力電気接点部材)144が設けられている。なお、側板145は、装置本体Aのフレームを構成する外側板184の内側に取り付けられている。外側板184は、外装カバーC(図3参照)に覆われている。
出力電気接点部材144は針金で形成されている。そしてその一部である出力電気接点144aが前記入力電気接点141aと接触する。ここで接点部材144は「コの字」形状であって、その角部が電気接点144aである。カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態では、前記電気接点144aは側板145の内側側面145eに設けられた2つの垂直板145fの間に位置している(図50(a))。また、前記側板145には、固定係合部材146、可変位部材147の一端に設けられた可変位係合部147cが実施例1と同様の構成で設けられている。即ち、垂直板145fは、側板145に対して垂直に、間隔をあけて2つ並んで設けられている。そしてその間に電気接点部材141が位置している。従って、操作者が例えば、装置のメンテナンスを行う際に、操作者の手等が接点部材144に接触しにくい。なぜならば、手等が垂直板145fの間に侵入することを、垂直板145fに遮られるからである。
可変位部材147cは、カートリッジBの着脱と連動して矢印c、d方向に動く。装置本体AにカートリッジBを挿入させると、可変位係合部147cが作動部材142と接触して、カートリッジBの装着方向(挿入方向)Xへの移動によって矢印c方向へ押される。そして可変位係合部147cの移動と連動して可変位部材147が移動する。そして可変位部材147の動作と連動して出力電気接点144aが、垂直板145fから上方に突出する。そして出力電気接点144aは、入力電気接点141aと接触する(図50(b))。
次に、可変位部材147と出力電気接点部材144の構成について図51〜図53を用いてさらに説明する。
図51は可変位部材147と出力電気接点部材144を外側板184の外側から見た図である。また、図52(a)、(b)は出力電気接点部材144の取り付け部の構成を説明する図である。
図に示すように、外側板184には穴184c、184d、184eが設けられている。そして、穴184cからは、側板145に設けられた取り付け部145bが外方へ向って穴出している。同様に、穴184dからは側板145に設けられた取り付け部145jが外方へ向って突出している。同様に、穴184eからは側板145に設けられた取り付け部145gが外方へ向って突出している。
実施例1と同様に、可変位部材147は、側板145の外側に設けた軸部147aを中心にして回動可能に取り付けられている。この軸部147aは、一端側を前記取り付け部145jに取り付けられている。また軸部147aは他端側を取り付け部184bに取り付けられている。尚、取り付け部184bは、外側板184に外方へ向って設けられている。
またレバー181が軸部181aを中心にして回動可能に取り付けられている。この軸部181aは、一端側を取り付け部145bに取り付けられている。また軸部181aは、他端側を取り付け部184aに取り付けられている。尚、取り付け部145bは、側板145に設けられており、側板184に設けられた穴184cから外方へ向って突出している。また、取り付け部184aは、外側板184に外方へ向って設けられている。そして、レバー181は、弾性機能部材(例えば、コイルバネ)149によって矢印e方向へ付勢されている。従って、弾性機能部材149の弾性力によって、可変位部材147とレバー181は互いの突き当て部147b、181bが当接している。これによって、可変位部材147とレバー181は連動する。
さらに、本実施例では、レバー181には本体電気接点部材182が取り付けられている。本体電気接点部材182はリード線などで装置本体Aに設けた回路基板ECの電気回路(電源回路)E(図16参照)に電気的に接続されている。本体電気接点部材182はレバー181の動作によって、出力電気接点部材144と接触し電気的に接続される(詳しくは後述する)。
出力電気接点部材144は支持部材180に取り付けられている。支持部材180は、軸部180a、180b(同軸上に構成されている)を中心として、側板145の取り付け部145gに回動可能に取り付けられている。
出力電気接点部材144は、ねじりコイルバネの腕部144eに出力電気接点144a、及び、第二電気接点144bを設けたものである。この電気接点部材144は、支持部材180の軸部180aに取り付けられている。
また、支持部材180の軸部180bにはねじりコイルバネ183が取り付けられている。前記バネ183は、腕部183aが支持部材180の係止部180cに係止されている。また、前記バネ183の腕部183bは側板145の係止部145hに係止されている(図52(a))。これによって、前記バネ183は、支持部材180を矢印r方向へ付勢している。このとき、支持部材180の突起180dが、側板145の内側に設けられた突き当て部(不図示)に突き当たる。これによって、支持部材180の回転方向の位置が決められる(図50(a)及び図53(c)に示す位置、すなわち電気接点144aが垂直板145fの内側に退避した退避位置)。
尚、図52(a)、(b)は、構成を理解し易くするために、取り付け部145gから支持部材180を取り外した状態を図示している。
図53(a)、(b)はカートリッジBを装置本体Aに装着した状態を示す図である。図53(b)は図53(a)を矢印Vの方向から見た図である。尚、構成を理解し易くすくるために、図53(a)は側板145、外側板184を図示していない。また、図53(b)は側板145を破線で図示している。また、図53(c)はカートリッジBを装着していない状態を図示している(図50(a)と同じ状態)。
カートリッジBを装着本体Aに挿入させると、可動作動部材142が固定係合部材146と当接する。これによって、可動作動部材142は、図10(b)で説明した実施例1と同様に、ドラム軸139を中心にして矢示b方向へ回転する。即ち、電気接点141aを覆っている位置から移動する。これによって、入力電気接点141aが露出する。そして、可動作動部材142が可変位係合部147cと当接する。そしてカートリッジBの更なる侵入によって、可変位部材147は矢印g方向へ回転する。これは、図13(a)、図14(a)、及び、図15(a)で説明した実施例1と同様の動作である。
そして可変位部材147が矢印g方向へ回転する。そして可変位部材147の回転と連動して、レバー181が矢印h方向へ回転する(図53(a))。これによって、レバー181に取り付けられた本体電気接点部材182が図53(c)の位置から図53(b)の位置へ移動する。そして、本体電気接点部材182が支持部材180と当接する。これによって、支持部材180が矢印u方向に回転する。そして支持部材180に取り付けられた出力電気接点144aが前記垂直板145fの間(退避位置)から上方(電気接続位置)へ突出する。そして前記電気接点144aは、装着部130aに挿入したカートリッジBの入力電気接点141aと接触する。このとき、本体電気接点部材182の本体電気接点182aと出力電気接点部材144の第二接点144bが当接し電気的に接続される。これにより、電源S(図16)からの電圧が本体接点部材182、本体電気接点182a、出力電気接点部材144、入力電気接点部材141を介して帯電ローラ108に印加可能となる。尚、カートリッジBが装置本体Aに装着されていない状態では、本体電気接点182aと出力電気接点部材144の第二接点144bが離れている。従って、前記電源Sからの電圧が出力電気接点144aに印加されてはいない。よって、装置本体のメンテナンス等の際に、操作者が不用意に出力電気接点部材144、及び、出力電気接点144aに接触したとしても、電気回路Eを損傷することがない。
本実施例においても、実施例1と同様の効果を達成することができる。
以上、前述した各実施例に記載したプロセスカートリッジBは、電気接続位置と前記電気接続位置から退避した退避位置との間を移動可能な出力電気接点144aと、前記出力電気接点144aを移動させる可変位部材147と、前記出力電気接点144aを電気接続位置から退避位置に移動させるように前記可変位部材147を弾性的に付勢する弾性機能部材149と、を有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、電子写真感光体ドラム107と、前記電子写真感光体ドラム107に作用するプロセス手段(帯電ローラ108、現像ローラ110)と、カートリッジ枠体B1に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材142であって、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記装置本体Aに固定して設けられた固定係合部材146に係合して前記カートリッジ枠体B1に対し相対移動し、かつ、前記固定係合部材146と係合した後、前記可変位部材147の有する可変位係合部147cに係合して前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材149の弾性力に抗して、移動させる可動作動部材142と、前記電気接続位置に位置せしめられた出力電気接点144aに係合し、前記プロセス手段が作動するための電圧を受ける入力電気接点141aと、を有する。
また前述した各実施例に記載したカートリッジBは、前記カートリッジBが取り外し可能に装着されるカートリッジ装着部130aと、固定して設けられた固定係合部材146と、電気接続位置と、前記電気接続位置から退避する退避位置との間を移動可能に設けられた出力電気接点144aと、可変位係合部147cを有しており、前記出力電気接点144aを移動させる可変位部材147であって、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される挿入方向(X方向)において、前記可変位係合部147cが前記係合部材146よりも下流側に設けられている、かつ、前記挿入方向において、少なくとも前記可変位係合部147cの一部が固定係合部材146と重なっている可変位部材147と、前記出力電気接点144aを前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように前記可変位部材147を弾性的に付勢する弾性機能部材149と、を有する画像形成装置本体Aに着脱可能である。そしてカートリッジBは、感光体ドラム107と、前記感光体ドラム107に作用するプロセス手段(帯電ローラ108、現像ローラ110)と、カートリッジ枠体B1に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材142であって、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記係合部材146に係合し前記係合部材146を通過可能な位置へ前記カートリッジ枠体B1に対し相対移動して前記カートリッジBの更なる挿入を許容し、かつ、前記係合部材146と係合した後、前記可変位係合部147cと係合して前記可変位係合部147cを押すことによって、前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材149の弾性力に抗して、移動させる可動作動部材142と、前記電気接続位置に位置せしめられた前記出力電気接点144aと係合し、前記プロセス手段が作動するための電圧を受ける入力電気接点141aと、を有する。
このような構成により、操作者や工具が不用意に出力電気接点144aに接触することがない。従って、前述した通りの効果を得られる。カートリッジBを装着部130aへ装着する際の衝撃を緩和することができる。又、可変位係合部147cの少なくとも一部が、係合部材146の背面に存在する場合には、操作者や工具がより一層係合部147cに接触しにくい。係合部材146に邪魔されるからである。
そして、更に前記カートリッジBは、前記作動部材142に弾性力を作用する弾性作用部材143を有し、前記作動部材142は、前記係合部材146と係合した際に、前記弾性作用部材143の弾性力に抗して、前記カートリッジ枠体B1に対し相対移動する。これによってもカートリッジが装着部130aに装着される際の衝撃を緩和できる。
また、前記作動部材142は、前記係合部材146に係合可能な第1係合部142fと、前記可変位係合部と係合可能な第2係合部142dとを有する。そして、前記作動部材142は、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記係合部材146に前記第1係合部142fが係合することで前記カートリッジ枠体B1に対して相対移動する。かつ、前記係合部材146に前記第1係合部142fが係合した後、前記第2係合部142dが前記可変位係合部147cに係合することで前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に移動させる。
また、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記第1係合部142fが前記作動部材142に係合して回転する。これによって、前記作動部材142の先端に設けられている前記第2係合部142dが前記可変位係合部147cに係合する位置へ移動して前記可変位係合部147cに係合する。これによって、作動部材142が係合部材146を通過することができる。そして、前記第2係合部142dが前記可変位係合部147cに係合する際には、前記作動部材142は前記係合部材146とは離れており、接触してはいない。これによって、作動部材142は係合部材146によって移動を規制されていないから、より確実に係合部147cに当接できる。
前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラム107を帯電する帯電部材としての帯電ローラ108であり、前記入力電気接点141aは前記出力電気接点144aから電子写真感光体ドラム107を帯電させるための電圧を受ける。
あるいは、前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラム107に形成された静電潜像を現像する現像部材としての現像ローラ110であり、前記入力電気接点141aは前記出力電気接点144aから静電潜像を現像させるための電圧を受ける。
また、前述した各実施例に記載した電子写真画像形成装置100は、電子写真画像形成装置本体Aと、前記装置本体Aに取り外し可能に装着されたプロセスカートリッジBとを有するものである。そして前記装置本体Aは、電気接続位置と前記電気接続位置から退避した退避位置との間を移動可能に設けられ、出力電気接点144aと、前記出力電気接点144aを移動させる可変位部材147と、出力電気接点144aを前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように前記可変位部材147を弾性的に付勢する弾性機能部材149と、固定係合部材146とを有している。
また、前記カートリッジBは、感光体ドラム107と、前記感光体ドラム107に作用するプロセス手段(帯電ローラ108、現像ローラ110)と、前記装置本体Aから前記プロセス手段を作動させるための電圧を受ける入力電気接点141aと、カートリッジ枠体B1に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材142とを有しており、この作動部材142は、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記係合部材146に係合して前記カートリッジ枠体B1に対し相対移動し、かつ、前記係合部材146と係合した後、前記可変位部材147の有する可変位係合部147cに係合して前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に移動させて前記出力電気接点144aと入力電気接点141aとを電気的に接続させるものである。
また、前述した画像形成装置100は、前記装置本体Aが、前記カートリッジBが取り外し可能に装着されるカートリッジ装着部100aと、固定して設けられた固定係合部材146と、電気接続位置と、前記電気接続位置から退避する退避位置との間を移動可能に設けられた出力電気接点144aと、可変位係合部147cを有しており、前記出力電気接点144aを移動させる可変位部材147であって、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される挿入方向(X方向)において、前記可変位係合部147cが前記係合部材146よりも下流側に設けられている、かつ、前記挿入方向において、少なくとも前記可変位係合部147cの一部が前記係合部材146と重なっている可変位部材147と、前記出力電気接点144aを前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように前記可変位部材147を弾性的に付勢する弾性機能部材149と、を有する。
また、前記カートリッジBが、感光体ドラム107と、前記感光体ドラム107に作用するプロセス手段と、カートリッジ枠体B1に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材142であって、前記カートリッジBが前記装置本体Aに挿入される際、前記係合部材146に係合し前記係合部材146を通過可能な位置へ前記枠体B1に対し相対移動して前記カートリッジBの更なる挿入を許容し、かつ、前記固定係合部材146と係合した後、前記可変位係合部147cと係合して前記係合部147cを押すことによって、前記出力電気接点144aを前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材149の弾性力に抗して、移動させる可動作動部材142と、前記電気接続位置に位置せしめられた前記出力電気接点144aと係合し、前記プロセス手段が作動するための電圧を受ける入力電気接点144aと、を有する。
また更に、前記装置本体Aは電源Sと電気回路Eとを有しており、前記出力電気接点144aは前記退避位置に位置する際には前記電源Sと電気的に切断されている、そして、前記出力電気接点144aが前記退避位置から前記電気接続位置へ移動する際に、前記出力電気接点144aは前記電源Sと前記電気回路Eを介して電気的に連結される。
本発明の一実施例のプロセスカートリッジ断面図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の一施例の画像形成装置の斜視図である。 本発明のプロセスカートリッジを装着するための装置本体の装着部を示す図である。 本発明のプロセスカートリッジを装着するための装置本体の装着部を示す図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの斜視図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの斜視図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジのドラムユニットの構成を説明する図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の一実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の一実施例の画像形成装置本体の電気接点部の構成を示す図である。 本発明の一実施例の画像形成装置本体の装着部の構成を示す図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の一実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の一実施例の画像形成装置のエンジンコントローラ回路基板の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置本体の電気接点部の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジのドラムユニットの構成を説明する図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置本体の電気接点部の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置本体の電気接点部の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置本体の電気接点部の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可動作動部材及び電気接点の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの可動作動部材及び電気接点の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置本体の電気接点部の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置本体の電気接点部の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の可変位部材及び出力電気接点部材を外側板の外側からみた図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の出力電気接点部材の取り付け部の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の画像形成装置の出力電気接点部材の取り付け部の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの入力電気接点部材と、画像形成装置本体の可変位部材及び出力電気接点部材との関係を説明する斜視図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの入力電気接点部材と、画像形成装置本体の可変位部材及び出力電気接点部材との関係を説明する正面図である。 本発明の他の実施例のプロセスカートリッジの入力電気接点部材と、画像形成装置本体の可変位部材及び出力電気接点部材との関係を説明する正面図である。
符号の説明
A 電子写真画像形成装置本体
B プロセスカートリッジ
B1 カートリッジ枠体
C 外装カバー
E 電気回路
S 電源
101 光学手段
102 記録媒体
103 搬送手段
104 転写ローラ
105 定着ローラ(定着手段)
107 感光体ドラム(電子写真感光体)
108 帯電ローラ(帯電部材)(プロセス手段)
108a 金属軸
109 カートリッジドア
110 現像ローラ(現像部材)(プロセス手段)
113 現像枠体
113a 現像室
114 トナー収納容器
117 クリーニングブレード
118 ドラム枠体
118a、118b 凹部
118c、118d 取付穴
118e、118f 突き当て部
118g リブ
118n 溝
119 現像ユニット
120 ドラムユニット
130 カートリッジ装着手段
130a カートリッジ装着部
130L1、L2、R1、R2 本体ガイド
132 帯電ローラ軸受
133 金属ばね
134 カップリング
139 ドラム軸
140L1、L2、R1、R2 カートリッジガイド
141 帯電入力電気接点部材(入力電気接点部材)
141a、b 帯電入力電気接点(入力電気接点)
142 可動作動部材
142d 第2係合部
142f 第1係合部
143 ねじりコイルばね(弾性作用部材)
144 帯電出力電気接点部材(出力電気接点部材)
144a 帯電出力電気接点(出力電気接点)
145 装置本体内側板
146 固定係合部材
146a 当接部
147 可変位部材
147c 可変位係合部
148 支持部材
149 圧縮ばね(弾性機能部材)
160 現像入力電気接点部材(入力電気接点部材)
160a 現像入力電気接点(入力電気接点)
161 現像出力電気接点部材(出力電気接点部材)
161a 現像出力電気接点(出力電気接点)
170 ドラムシャッター
184 外側板

Claims (30)

  1. 電気接続位置と前記電気接続位置から退避した退避位置との間を移動可能な出力電気接点と、前記出力電気接点を移動させる可変位部材と、前記出力電気接点を電気接続位置から退避位置に移動させるように前記可変位部材を弾性的に付勢する弾性機能部材と、を有する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、
    カートリッジ枠体に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材であって、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に挿入される際、前記装置本体に固定して設けられた固定係合部材に係合して前記カートリッジ枠体に対し相対移動し、かつ、前記固定係合部材と係合した後、前記可変位部材の有する可変位係合部に係合して前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材の弾性力に抗して、移動させる可動作動部材と、
    前記電気接続位置に位置せしめられた出力電気接点に係合し、前記プロセス手段が機能するための電圧を受ける入力電気接点と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記可動作動部材に弾性力を作用する弾性作用部材を有し、前記可動作動部材は、前記固定係合部材と係合した際に、前記弾性作用部材の弾性力に抗して、前記カートリッジ枠体に対し相対移動することを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記可動作動部材は、前記固定係合部材に係合可能な第1係合部と、前記可変位係合部と係合可能な第2係合部とを有し、前記可動作動部材は、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に挿入される際、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合することで前記カートリッジ枠体に対して相対移動し、かつ、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合した後、前記第2係合部が前記可変位係合部に係合することで前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される際、前記第1係合部が前記固定係合部材に係合して回転することによって、前記可動作動部材に設けられている前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する位置へ移動して前記可変位係合部に係合することを特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する際には、前記可動作動部材は前記固定係合部材とは離れており、接触してはいないことを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムを帯電する帯電部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から電子写真感光体ドラムを帯電させるための電圧を受けることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から静電潜像を現像させるための電圧を受けることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のプロセスカートリッジ。
  8. 電子写真画像形成装置本体と、前記電子写真画像形成装置本体に取り外し可能に装着されたプロセスカートリッジとを含む電子写真画像形成装置において、
    前記電子写真装置本体は、電気接続位置と前記電気接続位置から退避した退避位置との間を移動可能に設けられた出力電気接点と、前記出力電気接点を移動させる可変位部材と、出力電気接点を前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように前記可変位部材を弾性的に付勢する弾性機能部材と、固定係合部材とを有しており、
    前記プロセスカートリッジは、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、前記電子写真画像形成装置本体から前記プロセス手段を機能させるための電圧を受ける入力電気接点と、カートリッジ枠体に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材とを有しており、この可動作動部材は、前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される際、前記固定係合部材に係合して前記カートリッジ枠体に対し相対移動し、かつ、前記固定係合部材と係合した後、前記可変位部材の有する可変位係合部に係合して前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に移動させて前記出力電気接点と入力電気接点とを電気的に接続させることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  9. 前記可動作動部材に弾性力を作用する弾性作用部材を有し、前記可動作動部材は、前記固定係合部材と係合した際に、前記弾性作用部材の弾性力に抗して、前記カートリッジ枠体に対し相対移動することを特徴とする請求項8に記載の電子写真画像形成装置。
  10. 前記可動作動部材は、前記固定係合部材に係合可能な第1係合部と、前記可変位係合部と係合可能な第2係合部とを有し、前記可動作動部材は、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に挿入される際、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合することで前記カートリッジ枠体に対して相対移動し、かつ、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合した後、前記第2係合部が前記可変位係合部に係合することで前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に移動させることを特徴とする請求項8、又は、請求項9に記載の電子写真画像形成装置。
  11. 前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される際、前記第1係合部が前記固定係合部材に係合して回転することによって、前記可動作動部材に設けられている前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する位置へ移動して前記可変位係合部に係合することを特徴とする請求項10に記載の電子写真画像形成装置。
  12. 前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する際には、前記可動作動部材は前記固定係合部材とは離れており、接触してはいないことを特徴とする請求項11に記載の電子写真画像形成装置。
  13. 更に、前記電子写真画像形成装置本体は電源と電気回路とを有しており、前記出力電気接点は前記退避位置に位置する際には前記電源と電気的に切断されている、そして、前記出力電気接点が前記退避位置から前記電気接続位置へ移動する際に、前記出力電気接点は前記電源と前記電気回路を介して電気的に連結されることを特徴とする請求項8乃至請求項12のいずれか一つに記載の電子写真画像形成装置。
  14. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムを帯電する帯電部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から電子写真感光体ドラムを帯電させるための電圧を受けることを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれか一つに記載の電子写真画像形成装置。
  15. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から静電潜像を現像させるための電圧を受けることを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれか一つに記載の電子写真画像形成装置。
  16. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    電子写真画像形成装置本体が、
    前記プロセスカートリッジが取り外し可能に装着されるカートリッジ装着部と、
    固定して設けられた固定係合部材と、
    電気接続位置と、前記電気接続位置から退避する退避位置との間を移動可能に設けられた出力電気接点と、
    可変位係合部を有しており、前記出力電気接点を移動させる可変位部材であって、前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される挿入方向において、
    前記可変位係合部が前記固定係合部材よりも下流側に設けられている、かつ、前記挿入方向において、少なくとも前記可変位係合部の一部が固定係合部材と重なっている可変位部材と、
    前記出力電気接点を前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように前記可変位部材を弾性的に付勢する弾性機能部材と、を有し、
    前記プロセスカートリッジが、
    電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、
    カートリッジ枠体に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材であって、前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される際、前記固定係合部材に係合し前記固定係合部材を通過可能な位置へ前記カートリッジ枠体に対し相対移動して前記プロセスカートリッジの更なる挿入を許容し、かつ、前記固定係合部材と係合した後、前記可変位係合部と係合して前記可変位係合部を押すことによって、前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材の弾性力に抗して、移動させる可動作動部材と、
    前記電気接続位置に位置せしめられた前記出力電気接点と係合し、前記プロセス手段が機能するための電圧を受ける入力電気接点と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  17. 前記可動作動部材に弾性力を作用する弾性作用部材を有し、前記可動作動部材は、前記固定係合部材と係合した際に、前記弾性作用部材の弾性力に抗して、前記カートリッジ枠体に対し相対移動することを特徴とする請求項16に記載のプロセスカートリッジ。
  18. 前記可動作動部材は、前記固定係合部材に係合可能な第1係合部と、前記可変位部材と係合可能な第2係合部とを有し、前記可動作動部材は、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に挿入される際、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合することで前記カートリッジ枠体に対して相対移動し、かつ、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合した後、前記第2係合部が前記可変位係合部に係合することで前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に移動させることを特徴とする請求項16は請求項17に記載のプロセスカートリッジ。
  19. 前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される際、前記第1係合部が前記固定係合部材に係合して回転することによって、前記可動作動部材に設けられている前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する位置へ移動して前記可変位係合部に係合することを特徴とする請求項18に記載のプロセスカートリッジ。
  20. 前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する際には、前記可動作動部材は前記固定係合部材とは離れており、接触してはいないことを特徴とする請求項19に記載のプロセスカートリッジ。
  21. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムを帯電する帯電部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から電子写真感光体ドラムを帯電させるための電圧を受けることを特徴とする請求項16乃至請求項20のいずれか一つに記載のプロセスカートリッジ。
  22. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から静電潜像を現像させるための電圧を受けることを特徴とする請求項16乃至請求項20のいずれか一つに記載のプロセスカートリッジ。
  23. 電子写真画像形成装置本体と、前記電子写真画像形成装置本体に取り外し可能に装着されたプロセスカートリッジとを含む電子写真画像形成装置において、
    前記電子写真画像形成装置本体が、
    前記プロセスカートリッジが取り外し可能に装着されるカートリッジ装着部と、
    固定して設けられた固定係合部材と、
    電気接続位置と、前記電気接続位置から退避する退避位置との間を移動可能に設けられた出力電気接点と、
    可変位係合部を有しており、前記出力電気接点を移動させる可変位部材であって、前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される挿入方向において、前記可変位係合部が前記固定係合部材よりも下流側に設けられている、かつ、前記挿入方向において、少なくとも前記可変位係合部の一部が固定係合部材と重なっている可変位部部材と、
    前記出力電気接点を前記電気接続位置から前記退避位置に移動させるように前記可変位部材を弾性的に付勢する弾性機能部材と、を有し、
    前記プロセスカートリッジが、
    電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、
    カートリッジ枠体に対して相対的に移動可能に設けられた可動作動部材であって、前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される際、前記固定係合部材に係合し前記固定係合部材を通過可能な位置へ前記カートリッジ枠体に対し相対移動して前記プロセスカートリッジの更なる挿入を許容し、かつ、前記固定係合部材と係合した後、前記可変位係合部と係合して前記可変位係合部を押すことによって、前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に、前記弾性機能部材の弾性力に抗して、移動させる可動作動部材と、
    前記電気接続位置に位置せしめられた前記出力電気接点と係合し、前記プロセス手段が機能するための電圧を受ける入力電気接点と、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  24. 前記可動作動部材に弾性力を作用する弾性作用部材を有し、前記可動作動部材は、前記固定係合部材と係合した際に、前記弾性作用部材の弾性力に抗して、前記カートリッジ枠体に対し相対移動することを特徴とする請求項23に記載の電子写真画像形成装置。
  25. 前記可動作動部材は、前記固定係合部材に係合可能な第1係合部と、前記可変位部材と係合可能な第2係合部とを有し、前記可動作動部材は、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に挿入される際、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合することで前記カートリッジ枠体に対して相対移動し、かつ、前記固定係合部材に前記第1係合部が係合した後、前記第2係合部が前記可変位係合部に係合することで前記出力電気接点を前記退避位置から前記電気接続位置に移動させることを特徴とする請求項23、又は、請求項24に記載の電子写真画像形成装置。
  26. 前記プロセスカートリッジが前記電子写真画像形成装置本体に挿入される際、前記第1係合部が前記固定係合部材に係合して回転することによって、前記可動作動部材に設けられている前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する位置へ移動して前記可変位係合部に係合することを特徴とする請求項25に記載の電子写真画像形成装置。
  27. 前記第2係合部が前記可変位係合部に係合する際には、前記可動作動部材は前記固定係合部材とは離れており、接触してはいないことを特徴とする請求項26に記載の電子写真画像形成装置。
  28. 更に、前記電子写真画像形成装置本体は電源と電気回路とを有しており、前記出力電気接点は前記退避位置に位置する際には前記電源と電気的に接続されている、そして、前記出力電気接点が前記退避位置から前記電気接続位置へ移動する際に、前記出力電気接点は前記電源と前記電気回路を介して電気的に連結されることを特徴とする請求項23乃至請求項27のいずれか一つに記載の電子写真画像形成装置。
  29. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムを帯電する帯電部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から電子写真感光体ドラムを帯電させるための電圧を受けることを特徴とする請求項23乃至請求項28のいずれか一つに記載の電子写真画像形成装置。
  30. 前記プロセス手段は前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像部材であり、前記入力電気接点は前記出力電気接点から静電潜像を現像させるための電圧を受けることを特徴とする請求項23乃至請求項28のいずれか一つに記載の電子写真画像形成装置。
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