JP2005270641A - 眼底カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 眼底観察時にも対物レンズの表面反射による有害反射光を除去し、良好な眼底観察像が得られる。
【解決手段】 被検眼に対向する対物レンズを介して撮影用可視光及び観察用赤外光により眼底を照明する照明光学系と、撮影用可視光により照明された眼底を対物レンズ及びその後方に配置された撮影絞りを介して撮影する撮影光学系と、観察用赤外光により照明された眼底を対物レンズ及び撮影絞りを介して観察する観察光学系と、撮影用可視光照明による前記対物レンズの表面反射に関して前記撮影絞りと共役な位置で前記照明光学系に配置された第1黒点であって、前記撮影絞りを通過する有害反射光を取り除く大きさの黒点を持つ第1黒点板と、観察用赤外光照明による対物レンズの表面反射に関して前記撮影絞りと共役な位置付近で照明光学系に配置される第2黒点であって、前記撮影絞りを通過する有害反射光を取り除く大きさの黒点を持つ第2黒点板と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被検眼眼底を撮影する眼底カメラに関する。
眼底反射光を対物レンズとその後方に配置された撮影絞りを介して撮影光学系・観察光学系に導く眼底カメラにおいては、撮影光学系の対物レンズを介して撮影用の可視照明光及び観察用の赤外照明光を眼底に投光する照明光学系を設け、散瞳剤を用いないで眼底撮影を可能にした無散瞳眼底カメラが知られている。この種の眼底カメラにおいては、対物レンズを撮影光学系及び照明光学系にて共用することに起因して、対物レンズの表面による反射光が撮影絞りを通過して撮影光学系に混入し、これが撮影時の有害反射光(フレアやゴースト等)となることを除去するために、照明光学系に黒点板を設けている(特許文献1参照)。
特開2003−225208号
しかしながら、上記の従来装置における黒点板は、撮影用照明に適するように設けられていたため、これを観察用に共用するには次のような問題があった。すなわち、対物レンズと撮影絞りとの間の光路に斜設された光路分岐ミラーを挿脱可能に設けると共に、この光路分岐ミラーの反射側に前眼部観察系を設け、撮影時には光路分岐ミラーを撮影光路から離脱させる構成とした場合、観察時には光路分岐ミラーが光路に挿入されていることにより、撮影絞りから対物レンズまでの光路長が変わり、観察時の有害反射光が除去しきれず、眼底観察が行い難い。
また、無散瞳眼底カメラにおいては、赤外光と可視光では波長の違いにより、照明光の対物レンズの表面反射に関して撮影絞りと黒点板の光学的な共役位置が異なることから、可視撮影に適した黒点板の配置では赤外観察時に有害反射光の一部が除去しきれない問題があった。
本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、眼底観察時にも対物レンズの表面反射による有害反射光を除去し、良好な眼底観察像が得られる眼底カメラを提供することを技術課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼に対向する対物レンズを介して撮影用可視光及び観察用赤外光により被検眼眼底を照明する照明光学系と、前記撮影用可視光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及びその後方に配置された撮影絞りを介して撮影する撮影光学系と、前記観察用赤外光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及び撮影絞りを介して観察する観察光学系と、撮影用可視光照明による前記対物レンズの表面反射に関して前記撮影絞りと共役な位置で前記照明光学系に配置された第1黒点であって、前記撮影絞りを通過する有害反射光を取り除く大きさの黒点を持つ第1黒点板と、観察用赤外光照明による前記対物レンズの表面反射に関して前記撮影絞りと共役な位置付近で前記照明光学系に配置される第2黒点であって、前記撮影絞りを通過する有害反射光を取り除く大きさの黒点を持つ第2黒点板と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼底カメラは、前記対物レンズと撮影絞りの間の光路に挿脱可能に斜設された光路分岐部材と、該光路分岐部材を介して前眼部を観察する前眼部観察光学系と、撮影時には前記光路分岐部材を光路から離脱させる挿脱手段とを備える眼底カメラであり、前記第1黒点板は前記光路分岐部材が光路から離脱されているときに前記撮影絞りと共役な位置の前記照明光学系に前記第1黒点を持ち、前記第2黒点板は、前記光路分岐部材の光路への挿入時における前記対物レンズから撮影絞りの光路長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、撮影時には前記照明光学系の光路から離脱されることを特徴とする。
(3) (1)の眼底カメラは、前記対物レンズと撮影絞りの間の光路に挿脱可能に斜設された光路分岐部材と、該光路分岐部材を介して前眼部を観察する前眼部観察光学系と、撮影時には前記光路分岐部材を光路から離脱させる挿脱手段とを備える眼底カメラであり、前記第1黒点板は前記光路分岐部材が光路から離脱されているときに前記撮影絞りと共役な位置の前記照明光学系に前記第1黒点を持ち、前記第2黒点板は、前記光路分岐部材の光路への挿入時における前記対物レンズから撮影絞りの光路長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、その第2黒点は撮影用可視光を透過すると共に観察用赤外光を遮光する特性を持つコーティングが施されていることを特徴とする。
(4) (1)の第2黒点板は、前記第1黒点の位置に対して、撮影用可視光と観察用赤外光の波長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、撮影時には前記照明光学系の光路から離脱されることを特徴とする。
(5) (1)の第2黒点板は、前記第1黒点の位置に対して、撮影用可視光と観察用赤外光の波長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、その第2黒点は撮影用可視光を透過すると共に観察用赤外光を遮光する特性を持つコーティングが施されていることを特徴とする。
(6) 対物レンズを介して撮影用可視光により眼底を照明する第1照明光学系と、前記第1照明光学系の前記対物レンズ及びレンズ系の一部を共用して観察用赤外光により被検眼眼底を照明する第2照明光学系と、前記撮影用可視光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及びその後方に配置された撮影絞りを介して撮影する撮影光学系と、前記観察用赤外光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及び撮影絞りを介して観察する観察光学系と、前記第1照明光学系の光路上に配置された第1黒点であって、撮影用可視照明光による前記対物レンズの反射及び対物レンズと第1黒点との間のレンズ系に関して前記撮影絞りと略共役な位置に配置され、前記撮影絞りを通過する有害反射光が通過しないようにするための大きさの黒点を持つ第1黒点板と、撮影用可視光に対する観察用赤外光の波長の違いに対応して前記第1黒点からずれた位置で前記第2照明光学系に配置された第2黒点であって、観察用赤外光による前記対物レンズの反射及び対物レンズと第1黒点との間のレンズ系に関して前記撮影絞りと共役な位置付近で前記撮影絞りを通過する有害反射光が通過しないようにするための大きさの黒点を持つ第2黒点板と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、眼底観察時にも対物レンズの表面反射による有害反射光を除去し、良好な観察像が得られる。このため、フォーカス指標の観察、検出が良好に行えるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る無散瞳型の眼底カメラの構成図である。
眼底カメラは、基台1と、ジョイスティック4の移動操作により基台1に対して左右方向(X方向)及び前後方向(Z方向)に移動可能な移動台2と、移動台2に対して左右(X方向)・上下(Y方向)・前後方向(Z方向)にそれぞれ三次元移動可能に設けられた撮影部3と、被検者の顔を支持するために基台1に固設された顔支持ユニット5を備える。6は撮影部3を上下方向に移動するY駆動部であり、7は撮影部3を左右前後に移動するXZ駆動部である。この種の三次元駆動機構は周知の機構とすることができる。なお、撮影部3はジョイスティック4の回転操作によりY駆動部6が作動し、上下移動する。撮影部3の検者側には観察像や撮影像を表示するモニタ8が設けられている。
図2は、撮影部3に収納される光学系及び制御系の概略構成図である。光学系は、照明光学系10、眼底観察・撮影光学系30、フォーカス指標投影光学系40、アライメント指標投影光学系50、前眼部観察光学系60、固視標光学系70から大別構成されている。
照明光学系10は、観察照明光学系と撮影照明光学系を有する。撮影照明光学系は、フラッシュランプ等の撮影光源14、コンデンサレンズ15、リング状の開口を有するリングスリット17、リレーレンズ18、ミラー19、中心部に黒点20aを有する黒点板20、リレーレンズ21、孔あきミラー22、両凸面の対物レンズ25を有する。また、観察照明光学系は、ハロゲンランプ等の光源11、波長750nm以上の近赤外光を透過する赤外フィルタ12、コンデンサレンズ13、コンデンサレンズ13とリングスリット17との間に配置されたダイクロイックミラー16、リングスリット17から対物レンズ25までの光学系を有する。ダイクロイックミラー16は、赤外光を反射し可視光を透過する特性を持つ。また、ミラー19と黒点板20の間には、中心分に黒点26aを有する黒点板26が挿脱可能に配置されている。黒点板26は、眼底観察時にはソレノイド等から構成される駆動装置27によって照明光学系10の光路に挿入され、眼底撮影時には照明光学系10の光路から外される。
眼底観察・撮影光学系30は、対物レンズ25、孔あきミラー22の開口近傍に位置する撮影絞り31、光軸方向に移動可能なフォーカシングレンズ32、結像レンズ33、赤外光反射、可視光透過の特性を有するダイクロイックミラー34を備え、撮影光学系と眼底観察光学系は対物レンズ25と撮影絞り31から結像レンズ33までの光学系を共用する。撮影絞り31は対物レンズ25に関して被検眼Eの瞳孔と略共役な位置に配置されている。フォーカシングレンズ32は、モータを備える移動機構39により光軸方向に移動される。ダイクロイックミラー34の透過方向には、可視域に感度を有する撮影用のカラーCCDカメラ35が配置されている。ダイクロイックミラー34の反射方向の光路には、赤外反射、可視光透過のダイクロイックミラー37、リレーレンズ36、赤外域に感度を有する観察用CCDカメラ38が配置されている。
また、対物レンズ25と孔あきミラー22の間には、光路分岐部材としての挿脱可能なダイクロイックミラー(波長選択性ミラー)24が斜設されており、さらにダイクロイックミラー24と孔あきミラーの22の間には、ダイクロイックミラー24による光軸ずれを補正するための平行板ガラス23が挿脱可能に斜設されている。ダイクロイックミラー24は、アライメント指標投影光学系50及び前眼部照明光源58の波長光(中心波長940nm)を反射し、観察用照明の波長光及びフォーカス指標投影光学系40等の光源波長(中心波長880nm)を含む波長900nm以下を透過する特性を有する。平行板ガラス23は、ダイクロイックミラー24とほぼ同じ厚さで、かつほぼ同じ屈折率を有する。また、図3に示すように、ダイクロイックミラー24と平行板ガラス23は、眼底観察・撮影光学系の光軸L1に対して対照に同じ傾斜角度θを有するように配置されている。撮影時には、ダイクロイックミラー24と平行板ガラス23は挿脱機構66により連動して跳ね上げられ、光路外に退避する。挿脱機構66は、ソレノイドとカム等により構成することができる。
フォーカス指標投影光学系40は、赤外光源41、スリット指標板42、このスリット指標板42に取り付けられた2つの偏角プリズム43、照明光学系10の光路に斜設されたハーフミラー44を備える。光源41、スリット指標板42は、フォーカシングレンズ32と連動して移動機構39により光軸方向に移動される。
フォーカス指標投影光学系40のスリット指標板42の光束は、偏角プリズム43を介してハーフミラー44により反射された後、リレーレンズ21、孔あきミラー22、平行板ガラス23、ダイクロイックミラー24、対物レンズ25を経て被検眼Eの眼底に投影される。眼底のフォーカスが合っていないとき、スリット指標板42の指標像は分離され、フォーカスが合っているときに一致して投影される。
アライメント指標投影光学系50は、対物レンズ25の光軸を中心に左右対称に配置された2組の第1指標投影光学系と、この第1指標投影光学系より狭い角度に配置された光軸を持ち光軸L1が通る垂直平面を挟んで左右対称に配置された2組の第2指標投影光学系を備える。2組の第1指標投影光学系は、中心波長940nmの赤外光を発する光源52、コリメーティングレンズ53をそれぞれ持ち、略平行光束の光により被検眼に無限遠の視標を投影する。一方、2組の第2指標投影光学系は、中心波長940nmの赤外光を発する光源51を持ち、発散光束により被検眼に有限遠の視標を投影する。なお、図2の光学系は側面から見たときのものを示すが、アライメント指標投影光学系50は実際には左右方向に配置されたものである。図7(a),(b)は、このアライメント指標投影光学系50により前眼部像Fに形成される指標像の状態を示しており、指標像Ma,Mbは第1指標投影光学系(光源52及びコリメーティングレンズ53)による無限遠の指標像であり、指標像Mc,Mdは第2指標投影光学系(光源51)による有限遠の指標像である。指標像Mc,Mdは、指標像Ma,Mbよりも下側に形成されるように、その第2指標投影光学系が構成されている。
前眼部観察光学系60は、ダイクロイックミラー24の反射側に、フィールドレンズ61、ミラー62、絞り63、リレーレンズ64、赤外域の感度を持つCCDカメラ65を備える。また、CCDカメラ65はアライメント指標の検出手段を兼ね、中心波長940nmの赤外光を発する前眼部照明光源58により照明された前眼部とアライメント指標が撮像される。アライメント指標の検出手段は、前眼部撮像と兼用すると有利であるが、専用のものを設けても良い。
固視標呈示光学系70は、赤色の光源74、開口穴が形成された8個の固視標71を持つ視標板72、リレーレンズ75を備え、ダイクロイックミラー34を介してダイクロイックミラー34から対物レンズ25までの観察光学系30の光路を共用する。固視標71は、右眼の後極部付近を撮影中心に導く開口穴を持つもの、左眼の後極部付近を撮影中心に導く開口穴を持つもの、周辺部を撮影するように視線を導く開口穴を持つもので構成されており、モータ73により各固視標71が選択的に光源74の前に配置される。
上記の光学系において、前眼部照明光源58により照明された前眼部は、対物レンズ25、ダイクロイックミラー24及びフィールドレンズ61からリレーレンズ64の光学系を介してCCDカメラ65に受光される。
また、観察用の光源11を発した光束は、赤外フィルタ12により赤外光束とされ、コンデンサレンズ13、ダイクロイックミラー16により反射されてリングスリット17を照明する。リングスリット17を透過した光は、リレーレンズ18、ミラー19、黒点板26、黒点板20、リレーレンズ21を経て孔あきミラー22に達する。孔あきミラー22で反射された光は、平行板ガラス23、ダイクロイックミラー24を透過し、対物レンズ25により被検眼Eの瞳孔付近で一旦収束した後、拡散して被検眼眼底部を照明する。撮影用照明光源14を発した光束は、コンデンサレンズ15を経た後、観察用照光束から黒点板26を省いた同様の光路を経て被検眼眼底を照明する。
観察照明光で照明された眼底からの反射光は、対物レンズ25、ダイクロイックミラー24、平行板ガラス23、孔あきミラー22の開口部、撮影絞り31、フォーカシングレンズ32、結像レンズ33、ダイクロイックミラー34、ダイクロイックミラー37、リレーレンズ36を介してCCDカメラ38に結像する。このとき、図3に示すように、眼底観察・撮影光学系の光軸L1は、ダイクロイックミラー24が挿入されていることにより偏位した光軸L1aとなるが、平行板ガラス23の配置によりその偏位が戻される。このため、CCDカメラ65による前眼部の撮像とCCDカメラ38による眼底の撮像とが、同時に良好に行えるようになる。
撮影時には、ダイクロイックミラー24と平行板ガラス23は挿脱機構66により光路外に退避され、撮影用照明光で照明された眼底からの反射光は、対物レンズ25、孔あきミラー22、撮影絞り31、フォーカシングレンズ32、ダイクロイックミラー34を経て、撮影用のCCDカメラ35に結像する。
CCDカメラ65、38、35の出力は画像処理部80に接続されている。画像処理部80はCCDカメラ65に撮像された前眼部の画像からアライメント指標を検出処理し、CCDカメラ38に撮像された眼底画像からフォーカス指標を検出処理する。また、画像処理部80はモニタ8に接続され、その表示画像を制御する。制御部81には画像処理部80、Y駆動部6、XZ駆動部7、ジョイスティック4、駆動装置27、移動機構39、挿脱機構66、撮影スイッチ83、各種の操作スイッチを持つスイッチ部84、各光源等が接続されている。
次に、黒点板20及び黒点板26の配置について、図4,図5を用いて説明する。図4に示すように、対物レンズ25と撮影絞り31との間に、平行板ガラス23及びダイクロイックミラー24が挿入されていない状態で、対物レンズ25の第2面(撮影絞り31側の面)25bを反射面と考えたときに撮影絞り31と共役な点(撮影絞り31の虚像が形成される点)を点P1とする。また、対物レンズ25の第1面(被検眼側の面)25aは、第2面25bを透過面、第1面25aを反射面として再び第2面25bを透過面と考えたときに、撮影絞り31と共役な点が点P1と一致するように設計されている。黒点板20の黒点20aは、図5に示すように、この点P1と共役な照明光学系の位置K1に配置されている。すなわち、黒点20aは、撮影用可視光照明による対物レンズ25の表面反射に関して撮影絞り31と共役な位置にある。黒点20aの像は少なくとも撮影絞り31の開口の像を覆う大きさで、できるだけ小さく設計されている。黒点20aを大きくし過ぎると、黒点の像が眼底に生じ易くなるためである。なお、この黒点20aの配置に関しての詳細は、特公昭60−57852号公報を参照されたい。
ここで、対物レンズ25と撮影絞り31との間に平行板ガラス23及びダイクロイックミラー24が挿入された場合、これに伴って撮影絞り31から対物レンズ25の表面までの光路長が変わる。このため、撮影絞り31と共役な点は、点P1に対してずれた点P2となる(厳密には、対物レンズ25の第1面25a及び第2面25bに関する撮影絞り31と共役な点は一致しないが、そのずれはごく僅かであるので、同一点とみなす)。この点P2のずれにより、撮影照明用の黒点20aのみでは、観察照明時における対物レンズ25のレンズ面に起因する有害反射光の一部が除去しきれなくなる。したがって、観察用の照明光学系には、点P2と共役な照明光学系の位置K2に(光路長の違いによって生じる撮影絞り31との共役な位置のずれに対応した位置付近に)、撮影絞り31の開口の像を覆う大きさの黒点26aを設けることにより、観察時にも有害反射光を除去することができる。
また、観察用照明に赤外光を使用した無散瞳カメラにおいては、撮影用の適した黒点20aのみでは有害反射光が十分に除去しきれない要因として、その波長の違いがある。すなわち、可視照明光の波長域(中心波長550nm)から離れた赤外光(例えば、波長880nm)を使用する場合、本実施形態のように平行板ガラス23及びダイクロイックミラー24を持たない構成であったとしても、対物レンズ25の第1面25aの表面反射に関する撮影絞り31と共役な点は、図4の点P1からずれた点P3となる。なお、第2面25bの表面反射に関する撮影絞り31と共役な点は、点P1のままである。このため、好ましくは波長の違いによって生じる撮影絞り31との共役な位置のずれに対応した位置付近に、黒点板20とは別に、赤外観察照明用の黒点板を設ける。
本実施形態において、この波長の違いを考慮した場合を、図6を用いて説明する。先の図5と同じく、照明光学系における点K1は点P1と共役な位置である。図5において、赤外光による波長の違いにより、対物レンズ25の第2面25bを反射面と考えたときに撮影絞り31と共役な点を点P4、第2面25bを透過面、第1面25aを反射面としたときの撮影絞り31と共役な点を点P5とする。図6において、点K4は点P4と共役な位置であり、点K5が点P5と共役な位置である。可視撮影用の黒点板20の黒点20aは点K1の位置に配置されている。赤外観察用の黒点板26の黒点26aは、点K4と点K5の間の点K6に配置する。黒点26aの位置は点K4と点K5の間で、撮影絞り31の開口の像を効率よく覆う様におよそ中間であることが望ましい。すなわち、対物レンズ25側では点P4と点P5の中間位置に黒点26aの像ができるので、その大きさを撮影絞り31の開口の像を覆う大きさにすれば、黒点26aを大きくし過ぎることなく、一つの黒点26aで観察照明時の有害反射光を除去できる。なお、赤外観察像においては、黒点26aの像が眼底に多少大きく生じたとしても、フォーカス指標の観察や検出には問題がないので、必ずしも点K6の位置に配置する必要は無く、その付近で撮影絞り31の開口の像を覆う大きさを持てば良い。撮影時には、黒点板26を照明光路から離脱させることにより、黒点26aが撮影像に入り込むことを防止する。
撮影時の動作を説明する。被検者の顔を顔支持ユニット5により支持する。初期段階では、ダイクロイックミラー24と平行板ガラス23は眼底観察・撮影光学系30の光路に挿入されており、CCDカメラ65に撮像された前眼部像がモニタ8に表示される。検者は、モニタ8に表示された前眼部像を観察しながら、前眼部像がモニタ8の表示中心に位置するようにジョイスティック4の操作により撮影部3を左右上下に移動する。また、前眼部像のピントが合うように撮影部3を前後に移動する。前眼部像がモニタ8に現われるようになると、図7(a)に示すように、4つの指標像Ma,Mb,Mc,Mdも現われるようになる。この図において、Na,Nb,Nc,Ndはそれぞれライン状のレチクルマークであり、Neは撮影に必要な瞳孔径を示すリングマークであり、これらは画像処理部80により電気的に形成されたものである。アライメントは、図7(b)に示すように、このレチクルマークNa,Nb,Nc,Ndにそれぞれの指標像Ma,Mb,Mc,Mdが位置するように、撮影部3を左右上下に移動する。また、前後方向(作動距離方向)は、指標像のピントを合わせるように撮影部3を移動させる。
CCDカメラ65で撮像された4つの指標像Ma〜Mdが画像処理部80により検出されるようになると、制御部81はこれらの指標像に基づいてアライメント基準に対する偏位量(位置ずれ)を求める。制御部81は、図8に示すように、指標像Ma,Mbの中間位置を角膜頂点位置Moとして、XY方向のアライメント基準位置Oに対する偏位量Δdを求める。そして、この偏位量Δdがアライメント完了の許容範囲Aに入り、その時間が一定時間(例えば、画像処理の10フレーム分又は0.3秒間等)継続しているか(アライメント条件Aを満足しているか)により、XY方向のアライメントの適否を判定する。また、Z方向のアライメント状態は、指標像Ma,Mbの間隔と指標像Mc,Mdの間隔とを比較することにより検出される。これは、無限遠光源と有限遠光源とにより角膜反射像を形成した場合、作動距離が変化しても無限遠の光源による角膜反射像の像高さは変化しないが、有限遠光源による像高さは作動距離の変化に伴って変化するという特性を利用するものである(この詳細は特開平6−46999号公報参照)。Z方向についても、図8と同じ考えで、Z方向のアライメント基準位置に対する偏位量を求め、その偏位量がアライメント完了の許容範囲Aに一定時間入っているか(アライメント条件Aを満足しているか)により、Z方向のアライメントの適否を判定する。
XYZ方向のアライメント状態がアライメント完了の条件Aを満足していれば、モニタ8の表示を前眼部像から眼底像に切換える。
図9は、CCDカメラ38の眼底像に切換えられたときの画面例である。検者はこの眼底画像を見ながら、眼底像のピントや眼底像のフレア等を確認し、所望する状態で撮影できるように、さらにジョイスティック4の操作にてアライメント状態を微調整する。
本眼底カメラでは、眼底像をモニタ8に表示中も、前眼部観察系のCCDカメラ65によりアライメントの偏位量Δdを検出している。先の図8において、一旦アライメントが完了して眼底像に切換えられた後は、この偏位量Δdが許容範囲Aより広く設定された許容範囲Bから外れていないかが監視される。XY方向における許容範囲Bは、例えば、アライメント基準位置Oに対して±3〜4mmの範囲であり、アライメントの偏位量Δdがこの範囲より大きくなると、眼底に照明光が届きにくくなり、眼底像が観察できなくなりやすい。また、Z方向のアライメントについても、同様にアライメント完了の許容範囲Aより広い範囲Bが予め設定されている。そして、XY方向又はZ方向の何れかの偏位量Δdが範囲B(アライメント条件B)を満たさなくなると、モニタ8の表示を眼底像から前眼部像に切換える処理が行われる。被検眼が大きく動いた場合、モニタ8の表示が眼底像から前眼部像へと適切に切換えることができれば、前眼部像によるアライメント状態を判定して、再びアライメント完了がし易くなる。
眼底像の観察によりアライメントの微調整を行った後は、図9に示されるように、中心にフォーカス視標投影光学系40によるフォーカス指標像S1、S2が投影されているので、この指標像に基づいてフォーカシングレンズ32及びスリット指標板42を光軸方向に移動させ、眼底のフォーカス合わせを行う。フォーカス指標像S1,S2は、フォーカスが合っていないときには分離され、フォーカスが合っているときに一致して投影される。このとき、黒点板26が挿入されていることにより、対物レンズ25の反射による有害光が発生しないため、フォーカス指標像S1、S2を十分に確認でき、眼底のフォーカス合わせを容易に行うことができる。
フォーカス合わせは検者の操作により手動でも可能であるが、本装置ではオートフォーカス機構となっている。フォーカス指標像S1,S2は、画像処理部80により検出処理され、その分離情報が制御部81に送られる。制御部81はフォーカス指標象S1,S2の分離情報を基に、両者が一致するように移動機構39を駆動制御して眼底のフォーカス合わせを行う。フォーカス合わせが完了した後、検者が撮影スイッチ83を押すことにより撮影が実行される。上述のように、オートフォーカスの場合は制御部81によってフォーカスの判断をしなければならないため、黒点板26の挿入により対物レンズ25の反射による有害光が発生を押さえることは、フォーカス指標像S1,S2を判別しやすくでき、特に有効である。
撮影スイッチ83のトリガ信号が入力されると、制御部81は挿脱機構66を駆動することによりダイクロイックミラー24及び平行板ガラス23を光路から離脱させると共に、駆動装置27を駆動して黒点板26を投光光学系の光路上から取り除き、撮影光源14を発光する。撮影光源14の発光により、眼底は可視光により照明され、眼底からの反射光は対物レンズ25、孔あきミラー22の開口部、撮影絞り31、フォーカシングレンズ32、結像レンズ33、ダイクロイックミラー34を経てCCDカメラ35に結像する。モニタ8の表示は画像処理部80によってCCDカメラ35で撮影されたカラーの眼底画像に切換えられる。CCDカメラ35で撮影された眼底像は、画像処理部80が持つ画像メモリに記憶される。
以上の説明では、照明光学系の光路に観察用の黒点板26を挿脱する機構を用いたが、図10に示す変容例のようにしても良い。先の例と同一部材には同一符号を付しており、また、図10に示していない部分は同一であるので省略している。この変容例の黒点板90に中心部の黒点90aは、観察用照明の赤外光をカットすると共に撮影用照明の可視光を透過する特性を持つコーティングで形成されている。その黒点90aの配置位置及び大きさは、先の例と同じである。この変容例では、撮影用の照明光は黒点90aによりカットされることなく透過するので、先の例に対して黒点板90を挿脱する機構を簡略できる。なお、黒点板90を専用に設けなくても、撮影用の黒点板20を構成するガラス板を共通に使用し、レンズ21側の面に黒点20aを施し、その反対側の面に赤外光をカットすると共に可視光を透過する特性の黒点90aを形成する構成としても良い。この場合には、さらに構成部材を簡略化できる。黒点板20を構成するガラス板の厚みは、黒点90aの配置位置を考慮したものとすることが好ましいが、黒点90aの像が観察画像にて多少観察されても問題は少ないので、配置がし易い位置で有害反射光を除去可能な大きさとすれば良い。
なお、上記実施形態の図6における黒点26a(図10における黒点90a)の位置と大きさは、照明光の波長の違い及び光路長の違いに対応して、撮影絞り31と略共役にな位置付近で、対物レンズ25で反射される赤外観察照明光が絞り31を通過しないように決定しているものであるが、これは次のこともことも考慮して決定している。すなわち、可視撮影照明光学系と赤外観察照明光学系とで共用する光路で、対物レンズ25と黒点板20との間に配置されたレンズ系(レンズ21)に関して、可視光と赤外光とでは屈折率が異なる(レンズ21に関しての色収差の違いがある)。このため、赤外観察照明光における絞り31と共役な位置は、黒点20aの位置に対してさらに光源側にずれる。したがって、黒点26a(90a)の位置は、対物レンズ25と黒点板20との間に配置されるレンズ系の色収差の違い分も計算して決定することが好ましい。
本発明に係る無散瞳型の眼底カメラの構成図である。 撮影部に収納される光学系及び制御系の概略構成図である。 光路分岐部材によって生じる光軸ずれと、平行板ガラスによる光軸ずれの補正を説明する図である。 黒点板の配置位置を説明するための図である。 黒点板の配置位置を説明するための図である。 照明光の波長の違いによる黒点板の配置位置を説明するための図である。 前眼部観察用のCCDカメラで撮像された前眼部像を示す図である。 アライメントの位置ずれの範囲を説明する図である。 眼底観察用のCCDカメラで撮像された眼底画像の例である。 本実施の形態の変容例を示す図である。
符号の説明
10 照明光学系
11 光源
12 赤外フィルタ
14 撮影光源
20 黒点板
20a 黒点
23 平行板ガラス
24 ダイクロイックミラー
25 対物レンズ
26 黒点板
26a 黒点
27 駆動装置
30 眼底観察・撮影光学系
31 撮影絞り
35 CCDカメラ
38 CCDカメラ
60 前眼部観察光学系
65 CCDカメラ
66 挿脱機構
90 黒点板
90a 黒点



Claims (6)

  1. 被検眼に対向する対物レンズを介して撮影用可視光及び観察用赤外光により被検眼眼底を照明する照明光学系と、前記撮影用可視光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及びその後方に配置された撮影絞りを介して撮影する撮影光学系と、前記観察用赤外光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及び撮影絞りを介して観察する観察光学系と、撮影用可視光照明による前記対物レンズの表面反射に関して前記撮影絞りと共役な位置で前記照明光学系に配置された第1黒点であって、前記撮影絞りを通過する有害反射光を取り除く大きさの黒点を持つ第1黒点板と、観察用赤外光照明による前記対物レンズの表面反射に関して前記撮影絞りと共役な位置付近で前記照明光学系に配置される第2黒点であって、前記撮影絞りを通過する有害反射光を取り除く大きさの黒点を持つ第2黒点板と、を備えることを特徴とする眼底カメラ。
  2. 請求項1の眼底カメラは、前記対物レンズと撮影絞りの間の光路に挿脱可能に斜設された光路分岐部材と、該光路分岐部材を介して前眼部を観察する前眼部観察光学系と、撮影時には前記光路分岐部材を光路から離脱させる挿脱手段とを備える眼底カメラであり、前記第1黒点板は前記光路分岐部材が光路から離脱されているときに前記撮影絞りと共役な位置の前記照明光学系に前記第1黒点を持ち、前記第2黒点板は、前記光路分岐部材の光路への挿入時における前記対物レンズから撮影絞りの光路長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、撮影時には前記照明光学系の光路から離脱されることを特徴とする眼底カメラ。
  3. 請求項1の眼底カメラは、前記対物レンズと撮影絞りの間の光路に挿脱可能に斜設された光路分岐部材と、該光路分岐部材を介して前眼部を観察する前眼部観察光学系と、撮影時には前記光路分岐部材を光路から離脱させる挿脱手段とを備える眼底カメラであり、前記第1黒点板は前記光路分岐部材が光路から離脱されているときに前記撮影絞りと共役な位置の前記照明光学系に前記第1黒点を持ち、前記第2黒点板は、前記光路分岐部材の光路への挿入時における前記対物レンズから撮影絞りの光路長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、その第2黒点は撮影用可視光を透過すると共に観察用赤外光を遮光する特性を持つコーティングが施されていることを特徴とする眼底カメラ。
  4. 請求項1の第2黒点板は、前記第1黒点の位置に対して、撮影用可視光と観察用赤外光の波長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、撮影時には前記照明光学系の光路から離脱されることを特徴とする眼底カメラ。
  5. 請求項1の第2黒点板は、前記第1黒点の位置に対して、撮影用可視光と観察用赤外光の波長の違いによって生じる前記撮影絞りとの共役な位置のずれに対応した位置付近に前記第2黒点を持ち、その第2黒点は撮影用可視光を透過すると共に観察用赤外光を遮光する特性を持つコーティングが施されていることを特徴とする眼底カメラ。
  6. 対物レンズを介して撮影用可視光により眼底を照明する第1照明光学系と、前記第1照明光学系の前記対物レンズ及びレンズ系の一部を共用して観察用赤外光により被検眼眼底を照明する第2照明光学系と、前記撮影用可視光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及びその後方に配置された撮影絞りを介して撮影する撮影光学系と、前記観察用赤外光により照明された被検眼眼底を前記対物レンズ及び撮影絞りを介して観察する観察光学系と、前記第1照明光学系の光路上に配置された第1黒点であって、撮影用可視照明光による前記対物レンズの反射及び対物レンズと第1黒点との間のレンズ系に関して前記撮影絞りと略共役な位置に配置され、前記撮影絞りを通過する有害反射光が通過しないようにするための大きさの黒点を持つ第1黒点板と、撮影用可視光に対する観察用赤外光の波長の違いに対応して前記第1黒点からずれた位置で前記第2照明光学系に配置された第2黒点であって、観察用赤外光による前記対物レンズの反射及び対物レンズと第1黒点との間のレンズ系に関して前記撮影絞りと共役な位置付近で前記撮影絞りを通過する有害反射光が通過しないようにするための大きさの黒点を持つ第2黒点板と、を備えることを特徴とする眼底カメラ。




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