JP4546214B2 - 眼底カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、被検眼の眼底を撮像する眼底カメラに関する。
従来、被検眼と撮影光学系が内部に搭載された撮影部とのアライメントは、被検眼に固視灯を固視させた状態で、検者がジョイスティック等を操作する手動アライメントが一般的であった。手動アライメントとしては、モニタに表示される前眼部像を見ながら大まかな位置合わせを行い、モニタに眼底像を表示させてから精密な位置合わせを行うやり方が知られている。
また、近年、検者によるアライメント作業を改善すべく、被検眼と撮影光学系を備える撮影部とのアライメント状態を検出し、その検出結果に基づいて撮影部を駆動制御させる自動アライメント機能をもつ眼底カメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−275921号公報
ところで、自然散瞳を利用する無散瞳眼底カメラにおいては、固視灯は縮眼に影響しない程度の明るさに抑えられているため、被検者は固視灯を固視しづらい。そのため、固視灯の固視に疲れた被検者や、眼底撮影の経験が少なく固視灯の固視に不慣れな被検者の場合、被検眼の固視が不安定になりがちであり、眼底観察像でアライメントを行うことが難しくなる。
この場合には、固視の安定度を確認しやすくするために、一旦モニタの表示を眼底観察像から前眼部像に切換え、被検者に固視灯の方向やその色など説明することにより固視灯を被検者に認識させた後に、被検眼の固視が安定するのを待って、再び眼底観察像に戻ってアライメントを行うことが有効である。
しかし、自動アライメント機能を動作させている場合、固視が不安定な被検眼であっても、固視が一時的に安定したときにアライメント完了し、前眼部像から眼底観察像に切換え可能になるが、しばらくして被検眼の固視が不安定になると、被検眼の眼前を撮影部が頻繁に移動するため被検者に不快感を与えると共に、モニタに表示された眼底画像がフレア等を含んだ状態で頻繁に移動するため検者にとって見づらい。この場合、上記と同じように被検眼の固視の安定度を確認しやすくするために、眼底像から前眼部像の表示に切換えるためのスイッチを設けると共に、自動アライメント機能を解除して手動アライメントモードに切換えるためのスイッチを設けることが考えられる。しかし、複数のスイッチ操作が発生し、スイッチ操作が複雑になる。また、再び自動アライメント機能を動作させるためには、自動アライメントに切換えるスイッチ操作が必要になる。これでは操作が複雑になってしまう。
本発明は、上記問題点を鑑み、自動アライメント機能の利便性を損なうことなく、操作性を向上させてスムーズに撮影を行うことができる眼底カメラを提供することを技術課題とする。
(1) 被検眼眼底を撮影する撮影光学系、被検眼眼底を撮像する第1撮像素子を持つ眼底観察光学系及び被検眼前眼部を撮像する第2撮像素子を持つ前眼部観察光学系が配置された撮影部と、被検眼に対する前記撮影部のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の検出結果に基づいて前記撮影部をアライメント完了するように移動する自動アライメント手段とを備える眼底カメラにおいて、前記第1撮像素子により撮像される眼底像と前記第2撮像素子により撮像された前眼部像とを切換え表示可能な表示手段と、前記表示手段の表示画像を眼底像から前眼部像に切換えるための信号を入力すると共に、前記自動アライメント手段の動作を一時的に停止するための信号を入力する単一の入力スイッチと、該入力スイッチの入力信号に基づいて前記自動アライメント手段の動作及び前記表示手段の表示を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の制御手段は、前記入力スイッチのスイッチ信号が入力されている間は前記表示手段に前眼部像を表示させると共に前記自動アライメント手段の動作を停止し、前記入力スイッチのスイッチ信号の入力が断たれたときに前記自動アライメント手段の動作の停止を解除することを特徴とする。
(3) (2)の眼底カメラにおいて、前記制御手段は前記入力スイッチのスイッチ信号の入力が断たれた後、前記アライメント検出手段の検出結果が所定のアライメント完了条件を満たしたときに、前記表示手段の表示を前眼部像から眼底像に自動的に切換えることを特徴とする。
(4) (1)〜(3)の何れかの眼底カメラにおいて、被検眼に対する前記撮影部のアライメントを手動操作により行う手動アライメントモードと前記自動アライメント手段による自動アライメントモードとを切換えるアライメントモード切換手段を備え、手動アライメントモード時には、前記制御手段は前記入力スイッチのスイッチ信号の入力がある度に前記表示手段の表示を前眼部像と眼底像とで切換え制御することを特徴とする。
(5) (1)〜(4)の何れかの眼底カメラにおいて、前記制御手段は前記表示手段に眼底像が表示されているときのみ、前記入力スイッチのスイッチ信号の入力を有効にすることを特徴とする。
(6) (1)の眼底カメラは、第1撮像素子と第2撮像素子を同一の撮像素子で構成し、被検眼眼底の撮像と被検眼前眼部の撮像とを同一の撮像素子で兼用する眼底カメラであって、該撮像素子に撮像させる画像を眼底像と前眼部像とで切換える切換光学系を備えることを特徴とする。
本発明によれば、自動アライメント機能の利便性を損なうことなく、さらに操作性を向上させ、スムーズに撮影を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る無散瞳型の眼底カメラの構成図である。
眼底カメラは、基台1と、基台1に対してジョイスティック4の操作により左右方向(X方向)及び前後方向(Z方向)に移動可能な移動台2と、移動台2に対して左右・上下・前後方向(Z方向)にそれぞれ三次元移動可能に設けられた撮影部3と、被検者の顔を支持するために基台1に固設された顔支持ユニット5を備える。6は撮影部3を上下方向に移動するY駆動部であり、7は撮影部3を左右前後に移動するXZ駆動部である。XZ駆動部7は、Yテーブルの上にZ方向に移動可能なZテーブルを配置し、Zテーブルの上にX方向に移動可能なXテーブルを配置し、Xテーブルの上に撮影部3を配置し、Zテーブル及びXテーブルをそれぞれモータ駆動することにより撮影部3をXY方向に移動する。Y駆動部6はYテーブルをモータにより上下駆動することにより、撮影部3をY方向に移動する。この種の三次元駆動機構は周知の機構とすることができる。なお、撮影部3はジョイスティック4の回転操作によりY駆動部6が作動し、上下移動する。撮影部3の検者側には観察像や撮影像を表示するモニタ8が設けられている。
図2は、撮影部3に収納される光学系及び制御系の概略構成図である。光学系は、照明光学系10、眼底観察・撮影光学系30、フォーカス指標投影光学系40、アライメント指標投影光学系50、前眼部観察光学系60、固視標光学系70から大別構成されている。
照明光学系10は、観察照明光学系と撮影照明光学系を有する。撮影照明光学系は、フラッシュランプ等の撮影光源14、コンデンサレンズ15、リング状の開口を有するリングスリット17、リレーレンズ18、ミラー19、中心部に黒点を有する黒点板20、リレーレンズ21、孔あきミラー22、対物レンズ25を有する。また、観察照明光学系は、ハロゲンランプ等の光源11、波長750nm以上の近赤外光を透過する赤外フィルタ12、コンデンサレンズ13、コンデンサレンズ13とリングスリット17との間に配置されたダイクロイックミラー16、リングスリット17から対物レンズ25までの光学系を有する。ダイクロイックミラー16は、赤外光を反射し可視光を透過する特性を持つ。
眼底観察・撮影光学系30は、対物レンズ25、孔あきミラー22の開口近傍に位置する撮影絞り31、光軸方向に移動可能なフォーカシングレンズ32、結像レンズ33、赤外光及び可視光の一部を反射し、可視光の大部分を透過する特性を有するダイクロイックミラー34を備え、撮影光学系と眼底観察光学系は対物レンズ25と撮影絞り31から結像レンズ33までの光学系を共用する。撮影絞り31は対物レンズ25に関して被検眼Eの瞳孔と略共役な位置に配置されている。フォーカシングレンズ32は、モータを備える移動機構39により光軸方向に移動される。ダイクロイックミラー34の透過方向には、可視域に感度を有する撮影用のカラーCCDカメラ35が配置されている。ダイクロイックミラー34の反射方向の光路には、赤外反射、可視光透過のダイクロイックミラー37、リレーレンズ36、赤外域に感度を有する観察用CCDカメラ38が配置されている。
また、対物レンズ25と孔あきミラー22の間には、光路分岐部材としての挿脱可能なダイクロイックミラー(波長選択性ミラー)24が斜設されている。ダイクロイックミラー24は、アライメント指標投影光学系50及び前眼部照明光源58の波長光(中心波長940nm)を反射し、観察用照明の波長光及びフォーカス指標投影光学系40等の光源波長(中心波長880nm)を含む波長900nm以下を透過する特性を有する。撮影時には、ダイクロイックミラー24は挿脱機構66により連動して跳ね上げられ、光路外に退避する。
フォーカス指標投影光学系40は、赤外光源41、スリット指標板42、このスリット指標板42に取り付けられた2つの偏角プリズム43、照明光学系10の光路に斜設されたハーフミラー44を備える。光源41、スリット指標板42は、フォーカシングレンズ32と連動して移動機構39により光軸方向に移動される。
フォーカス指標投影光学系40のスリット指標板42の光束は、偏角プリズム43を介してハーフミラー44により反射された後、リレーレンズ21、孔あきミラー22、ダイクロイックミラー24、対物レンズ25を経て被検眼Eの眼底に投影される。眼底のフォーカスが合っていないとき、スリット指標板42の指標像は分離され、フォーカスが合っているときに一致して投影される。
アライメント指標投影光学系50は、対物レンズ25の光軸を中心に左右対称に配置された2組の第1指標投影光学系と、この第1指標投影光学系より狭い角度に配置された光軸を持ち光軸L1が通る垂直平面を挟んで左右対称に配置された2組の第2指標投影光学系を備える。2組の第1指標投影光学系は、中心波長940nmの赤外光を発する光源51、コリメーティングレンズ52をそれぞれ持ち、略平行光束の光により被検眼に無限遠の視標を投影する。一方、2組の第2指標投影光学系は、中心波長940nmの赤外光を発する光源52を持ち、発散光束により被検眼に有限遠の視標を投影する。なお、図2の光学系は側面から見たときのものを示すが、アライメント指標投影光学系50は実際には左右方向に配置されたものである。図4(a),(b)は、このアライメント指標投影光学系50により前眼部像Fに形成される指標像の状態を示しており、指標像Ma,Mbは第1指標投影光学系(光源51及びコリメーティングレンズ52)による無限遠の指標像であり、指標像Mc,Mdは第2指標投影光学系(光源53)による有限遠の指標像である。指標像Mc,Mdは、指標像Ma,Mbよりも下側に形成されるように、その第2指標投影光学系が構成されている。
また、孔あきミラー22の穴周辺には、図3に示すように、ワーキングドットを形成するための2つの赤外光源55(中心波長880nm)が光軸L1を中心に左右対称に配置されている。光源55は、被検眼Eと対物レンズ25との作動距離が適切になったとき、角膜の曲率半径の1/2となる距離が共役位置となるように配置されている。
前眼部観察光学系60は、ダイクロイックミラー24の反射側に、フィールドレンズ61、ミラー62、絞り63、リレーレンズ64、赤外域の感度を持つCCDカメラ65を備える。また、CCDカメラ65はアライメント指標の検出手段を兼ね、中心波長940nmの赤外光を発する前眼部照明光源58により照明された前眼部とアライメント指標が撮像される。アライメント指標の検出手段は、前眼部撮像と兼用すると有利であるが、専用のものを設けても良い。
固視標呈示光学系70は、赤色の光源74、開口穴が形成された8個の固視標71を持つ視標板72、リレーレンズ75を備え、ダイクロイックミラー34を介してダイクロイックミラー34から対物レンズ25までの観察光学系30の光路を共用する。固視標71は、右眼の後極部付近を撮影中心に導く開口穴を持つもの、左眼の後極部付近を撮影中心に導く開口穴を持つもの、周辺部を撮影するように視線を導く開口穴を持つもので構成されており、モータ73により各固視標71が選択的に光源74の前に配置される。
上記の光学系において、前眼部照明光源58により照明された前眼部は、対物レンズ25、ダイクロイックミラー24及びフィールドレンズ61からリレーレンズ64の光学系を介してCCDカメラ65に受光される。また、観察用の光源11を発した光束は、赤外フィルタ12により赤外光束とされ、コンデンサレンズ13、ダイクロイックミラー16により反射されてリングスリット17を照明する。リングスリット17を透過した光は、リレーレンズ18、ミラー19、黒点板20、リレーレンズ21を経て孔あきミラー22に達する。孔あきミラー22で反射された光は、ダイクロイックミラー24を透過し、対物レンズ25により被検眼Eの瞳孔付近で一旦収束した後、拡散して被検眼眼底部を照明する。撮影用照明光源14を発した光束は、コンデンサレンズ15を経た後、観察用照光束と同様な光路を経て被検眼眼底を照明する。
観察照明光で照明された眼底からの反射光は、対物レンズ25、ダイクロイックミラー24、孔あきミラー22の開口部、撮影絞り31、フォーカシングレンズ32、結像レンズ33、ダイクロイックミラー34、ダイクロイックミラー37、リレーレンズ36を介してCCDカメラ38に結像する。
また、撮影時には、撮影用照明光で照明された眼底からの反射光は、対物レンズ25、孔あきミラー22、撮影絞り31、フォーカシングレンズ32、ダイクロイックミラー34を経て、撮影用のCCDカメラ35に結像する。なお、CCDカメラ35が観察用のカメラを兼用する構成とすることも可能である。
CCDカメラ65、38、35の出力は画像処理部80に接続されている。画像処理部80はCCDカメラ65に撮像された前眼部の画像からアライメント指標を検出処理し、CCDカメラ38に撮像された眼底画像からフォーカス指標を検出処理する。また、画像処理部80は表示モニタ8に接続され、その表示画像を制御する。制御部81には画像処理部80、Y駆動部6、XZ駆動部7、ジョイスティック4、移動機構39、挿脱機構66、撮影スイッチ83、各種の操作スイッチを持つスイッチ部84、各光源等が接続されている。
スイッチ部84において、スイッチ84aは、検者がジョイスティック4を操作して撮影部3を被検眼にアライメントする手動アライメントモードと、画像処理部80にて検出処理されたアライメント情報に基いてXZ駆動部7及びY駆動部6を駆動制御して撮影部3を被検眼にアライメントする自動アライメントモードと、を切換えるアライメントモード切換スイッチである。84cは手動アライメントモード時に表示モニタ8の表示を前眼部像と眼底像との間で切換える表示切換えスイッチである。なお、スイッチ84cは、後述するように、自動アライメントモード時にはその機能が変化するように設定されている。
上記のような構成において、被検眼に対するアライメント作業を簡略化すべく、スイッチ84aにより自動アライメントモードを設定した場合の動作を中心に説明する。
被検者の顔を顔支持ユニット5により支持する。そして、固視標71を固視するように被検者に指示する。なお、右眼を撮影するものとし、固視標71は、右眼の後極部付近を撮影中心に導く開口穴を持つものを使用するものとする。初期段階では、ダイクロイックミラー24は眼底観察・撮影光学系30の光路に挿入されており、CCDカメラ65に撮像された前眼部像がモニタ8に表示される。
検者はモニタ8に表示された前眼部像を観察し、ジョイスティック4の操作により撮影部3を被検眼に対して粗くアライメント調整する。そして、図4(a)に示したように、CCDカメラ65で撮像された4つの指標像Ma〜Mdが画像処理部80により検出されるようになると、制御部81は、図5に示すように、指標像Ma,Mbの中間位置を角膜頂点位置Moとして、XY方向のアライメント基準位置Oに対する偏位量Δdを求め、XZ駆動部7及びY駆動部6を駆動制御する。また、制御部81は、無限遠光源による指標像Ma,Mbの間隔と、有限遠光源による指標像Mc,Mdの間隔とを比較することにより、Z方向のアライメント状態を検出して、Z方向のアライメント基準位置に対する偏位量を求め、XZ駆動部7を駆動制御する(詳しくは、特開平6−46999号公報)。このようにして制御部81は、被検眼に対する撮影部3のXYZ方向の自動アライメント機能を動作させて、所定のアライメント条件を満たすよう撮影部3を移動させる。ここで、制御部81は、偏位量Δdがアライメント完了の許容範囲Aに入り、その時間が一定時間(例えば、画像処理の10フレーム分又は0.3秒間等)継続しているか(アライメント条件Aを満足しているか)により、XY方向のアライメントの適否を判定する。また、Z方向においても、その偏位量がアライメント完了の許容範囲Aに一定時間入っているか(アライメント条件Aを満足しているか)により、Z方向のアライメントの適否を判定する。
XYZ方向のアライメント状態がアライメント完了の許容範囲Aを満たすと、制御部81は画像処理部80を介してモニタ8の表示を前眼部像から眼底像に自動的に切換える。また、制御部81は自動アライメントの動作を停止する。
図6は、CCDカメラ38の眼底像に切換えられたときの画面例である。アライメント状態がある程度適正の場合、眼底像では光源55により形成される角膜反射像のワーキングドットWが現れる。検者はこの眼底画像を見ながら、ワーキングドットWのピントや眼底像のフレア等を確認し、所望する状態で撮影できるように、さらにジョイスティック4の手動操作にてアライメント状態を微調整する。眼底像と共に表示されるワーキングドットWは、被検眼が大きく動くと、画面から消え易い。ワーキングドットが一旦画面から消えると、眼底像の表示状態のモニタ8を見ながらのアライメント調整は、難しくなる。
そこで、本実施形態の眼底カメラでは、眼底像をモニタ8に表示中も、前眼部観察系のCCDカメラ65によりアライメントの偏位量Δdを検出している。この場合、制御部81は、図5のように、アライメントの偏位量Δdについて、許容範囲Aより広く設定され許容範囲Cに入っているか否かにより、自動アライメントの動作の可否を判定する構成となっている。Z方向についても同じ処理である。すなわち、制御部81は、アライメントの偏位量Δdが許容範囲Cを超えるまでは自動アライメントの動作を停止し、偏位量Δdが許容範囲Cから外れた場合に自動アライメントの動作を開始する。XY方向の許容範囲Cは、例えば、アライメント基準位置に対して±1.5mmの範囲である。なお、本実施例においては、眼底像をモニタ8に表示中の被検眼へのアライメント検出を、アライメント指標投影光学系50により投影された指標像に基づくものとしたが、光源55により形成される角膜反射像をCCDカメラ38で撮像した時の指標位置に基づいてアライメント検出するような構成も考えられる。
このようにアライメント状態の偏位量Δdが許容範囲Cより越えた場合は、眼底像の観察状態のままでも自動アライメントの動作が実行されるので、眼底観察時の手動操作でのアライメント調整の負担が軽減されると共に、検査に慣れていない撮影者においても、アライメントが容易になる。
ここで、固視灯(固視標71)の固視に疲れた被検者や、眼底撮影の経験が少なく固視灯の固視に不慣れな被検者の場合には、被検眼の固視が不安定になりがちである。このような固視が不安定な被検眼においても、固視が一時的に安定してアライメント完了の条件を満たすと、モニタ8の表示が前眼部観察から眼底観察に切り換わると共に、自動アライメントが停止する。しかし、しばらくして固視が不安定になると、モニタ8に表示された眼底像が安定せずに動くことになる。そして、アライメント状態の偏位量Δdが許容範囲Cより外れた場合には、被検眼の動きに応じて自動アライメントの動作が実行され、撮影部3が被検眼に自動追尾して大きく移動するような状態となる。この時、被検眼の眼前を撮影部3が頻繁に移動するため被検者に不快感を与えると共に、モニタ8で表示された眼底画像がフレア等を含んだ状態で頻繁に移動するため検者にとって見づらい。このような場合、被検眼の固視の安定度を確認するためには、一旦、眼底像より観察しやすい前眼部観察像に戻ることが有効である。
表示切換えスイッチ84cは、手動アライメントモード時には、表示モニタ8の表示を前眼部像と眼底像の間で切換えるための切換信号を入力する入力スイッチとしての役割を持つが、自動アライメントモード時にはその機能が切り換わる。自動アライメントモードが選択され、かつ、モニタ8の表示が眼底観察像となっている状態で、このスイッチ8cが押されると、制御部81は表示モニタ8の表示を眼底像から前眼部像に切換えると共に、自動アライメントの動作を一時的に停止する。前眼部像の切換え状態と自動アライメントの停止状態は、スイッチ84cが押されている間、すなわちスイッチ84cのスイッチ信号が入力されている間続けられる。そして、検者がスイッチ84cから手を離し、そのスイッチ信号の入力が断たれると、自動アライメントの停止を解除すると共に、モニタ8の表示を前眼部像から眼底像へ切換え可能な状態に戻す。
モニタ8の表示が前眼部観察像に切り換わり、かつ、自動アライメントの動作が停止状態であるので(すなわち、撮影部3が被検眼の動きに自動追尾することがないので)、検者はモニタ8の前眼部の表示により、被検眼の固視の安定度を確認できる。被検眼が頻繁に動くようであれば、被検眼が固視灯を見ていない可能性があるので、被検者に固視灯が見えているか確認し、被検者に対して固視についての説明(固視標71の呈示方向や色等の説明)を行ことにより、被検者に固視灯を十分に認識させる。モニタ8に表示された前眼部像の観察により、被検眼の固視が安定するようになれば、スイッチ84cを押す操作を止めることで、自動アライメントの動作の停止状態が解除される。自動アライメントの再開により、アライメント状態がアライメント完了の条件を満たすようになれば、モニタ8の表示が前眼部像から眼底像に切換えられる。これにより、被検眼の固視が比較的安定した状態の下で、眼底画像を見ながらジョイスティック4の手動操作によるアライメントの微調整が可能となる。
以上のように、眼底画像から前眼画像への表示切換えと自動アライメントの一時的な停止を、単一のスイッチ84cの操作のみで行えるので、操作が複雑にならず、速やかなアライメントと撮影が可能になる。また、簡単な操作で自動アライメントの一時的な停止が行えるので、自動アライメントの機能を有効活用しつつ、固視の安定度の確認も容易に行える。
なお、上記では前眼部の表示切換え及び自動アライメントの一時停止の制御を、スイッチ84cのスイッチ信号が入力されている間としたが、これは次のようにしても良い。すなわち、スイッチ84cの入力がある度に、モニタ8の眼底像と前眼部像の表示が切り換わると共に(ただし、前眼部像から眼底像への切換えは、アライメント完了条件に基づく)、自動アライメントの動作の停止と再開が切り換わるような構成としても良い。また、モニタ8の表示を眼底像から前眼部像に切換えると共に、自動アライメントの動作を停止するための第1スイッチと、第1スイッチの入力後にモニタ8の表示を眼底像に切換え可能な状態に戻すと共に、自動アライメントの動作を再開するための第2スイッチを備えるような構成とすることも可能である。
なお、自動アライメントモード時で、前眼部表示の時にスイッチ84cのスイッチ信号があった場合、制御部81はその入力を無効とし、エラー音を出力する。すなわち、モニタ8に眼底像が表示されているときのみ、スイッチ84cのスイッチ信号の入力を有効とする。
眼底像の観察によりアライメントの微調整を行った後は、フォーカシングレンズ32を光軸方向に移動させ、眼底のフォーカス合わせを行い、検者が撮影スイッチ83を押すことにより撮影が実行される。撮影スイッチ83のトリガ信号が入力されると、制御部81は挿脱機構66を駆動することによりダイクロイックミラー24を光路から離脱させると共に、撮影光源14を発光する。撮影光源14の発光により可視光で照明された眼底は、CCDカメラ35により撮像され、モニタ8の表示がカラーの眼底画像に切換えられる。また、CCDカメラ35で撮影された眼底像は、画像処理部80が持つ画像メモリに記憶される。
なお、上記で説明したモニタ8の表示画像の前眼部観察像と眼底観察像の表示切換えについては、前眼部観察状態に切換えたときに前眼部観察像を大きく表示すると共に眼底像観察像を小画面で合成表示し、眼底観察状態に切換えたときに眼底観察像を大きく表示すると共に前眼部観察像を小画面で合成表示する場合も含むものである。
次に、本発明の変容例について説明する。図7は、変容例における光学系及び制御系の概略構成図である。130は観察・撮影光学系であって、レンズの挿脱により眼底像と前眼部像の撮像及び表示を切換えるのが特徴である。図7において、図2に示した装置と同一の符号を付したものについては、特別な説明が無い限り、同一の構成要素から成るものとし、その説明は省略する。
図7の観察・撮影光学系130は、図2の光学系に対して、対物レンズ25と孔あきミラー22との間の光路中に挿脱自在の切換レンズ100を備え、CCDカメラ38は前眼部用と眼底用の撮像素子を兼用する。切換レンズ100は、駆動装置101により挿脱される。切換レンズ100が光路中に挿入されているときは前眼部像がCCDカメラ38に結像し、切換レンズ100が光路中から離脱されている時は、眼底像がCCDカメラ38に結像するような構成となっている。これにより、CCDカメラ38は切換レンズ100の挿脱により前眼部像と眼底像が撮像可能となるため、表示モニタ8に前眼部像と眼底像を切換え表示させることで、検者は前眼部と眼底像の観察が可能となる。
また、この変容例の装置においては、通常は、自動アライメントモードの設定で切換レンズ100が光路に挿入されているときに、アライメント指標投影光学系50により投影された指標像に基づく自動アライメントの動作が実行される。自動アライメントの実行により、アライメント完了の条件を満たすと、自動的に切換レンズ100が光路から外され、モニタ8の表示が眼底像に切り換わる。この時、アライメント指標投影光学系50により投影された指標像に基づく自動アライメントの動作は停止し、眼底像を見ながらジョイスティック4を操作してアライメント状態の微調整が可能となる。眼底観察に移行した後、被検眼の固視の安定度を確認したい場合、先の例と同じくスイッチ84cを押すと、切換レンズ100が光路に挿入されてモニタ8の表示は前眼部像の表示状態に切換えられると共に、自動アライメントの動作が一時的に停止される。被検者に固視灯を認識させ、被検眼の固視の安定度を確認した後、スイッチ84cを押すことを止めると、スイッチ信号の入力が断たれるので、制御部81は自動アライメントを再開させる。自動アライメントによりアライメント完了の条件を満たせば、切換レンズ100が光路から外され、モニタ8の表示が眼底像に切換えられる。この構成においても、スイッチ84のスイッチ信号の入力で、眼底像から前眼部像の表示に切換えられると共に、自動アライメントを一時的に停止できる。
なお、眼底観察時(切換レンズ100の離脱時)に、光源55により形成される角膜反射像に基づいて、第2の自動アライメントの動作を行う構成を備えるものであっても、本発明の適用が可能である。この場合、被検者の固視が安定して眼底観察を再開した時に、第2の自動アライメントの動作を実行させるような構成が考えられる。
本発明に係る無散瞳型の眼底カメラの構成図である。 撮影部に収納される光学系及び制御系の概略構成図である。 ワーキングドットを形成する構成を説明する図である。 前眼部観察画面を説明する図である。 アライメント基準位置に対する偏位量と許容範囲について説明する図である。 眼底観察画面を説明する図である。 変容例の光学系及び制御系の概略構成図である。
符号の説明
3 撮影部
4 ジョイスティック
6 Y駆動部
7 XZ駆動部
8 モニタ
30 眼底観察・撮影光学系
38 眼底観察用CCDカメラ
60 前眼部観察光学系
65 前眼部観察用CCDカメラ
71 固視標
80 画像処理部
81 制御部
84c 表示切換えスイッチ
100 切換レンズ
101 駆動装置
130 観察・撮影光学系

Claims (6)

  1. 被検眼眼底を撮影する撮影光学系、被検眼眼底を撮像する第1撮像素子を持つ眼底観察光学系及び被検眼前眼部を撮像する第2撮像素子を持つ前眼部観察光学系が配置された撮影部と、被検眼に対する前記撮影部のアライメント状態を検出するアライメント検出手段と、該アライメント検出手段の検出結果に基づいて前記撮影部をアライメント完了するように移動する自動アライメント手段とを備える眼底カメラにおいて、前記第1撮像素子により撮像される眼底像と前記第2撮像素子により撮像された前眼部像とを切換え表示可能な表示手段と、前記表示手段の表示画像を眼底像から前眼部像に切換えるための信号を入力すると共に、前記自動アライメント手段の動作を一時的に停止するための信号を入力する単一の入力スイッチと、該入力スイッチの入力信号に基づいて前記自動アライメント手段の動作及び前記表示手段の表示を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする眼底カメラ。
  2. 請求項1の制御手段は、前記入力スイッチのスイッチ信号が入力されている間は前記表示手段に前眼部像を表示させると共に前記自動アライメント手段の動作を停止し、前記入力スイッチのスイッチ信号の入力が断たれたときに前記自動アライメント手段の動作の停止を解除することを特徴とする眼底カメラ。
  3. 請求項2の眼底カメラにおいて、前記制御手段は前記入力スイッチのスイッチ信号の入力が断たれた後、前記アライメント検出手段の検出結果が所定のアライメント完了条件を満たしたときに、前記表示手段の表示を前眼部像から眼底像に自動的に切換えることを特徴とする眼底カメラ。
  4. 請求項1〜3の何れかの眼底カメラにおいて、被検眼に対する前記撮影部のアライメントを手動操作により行う手動アライメントモードと前記自動アライメント手段による自動アライメントモードとを切換えるアライメントモード切換手段を備え、手動アライメントモード時には、前記制御手段は前記入力スイッチのスイッチ信号の入力がある度に前記表示手段の表示を前眼部像と眼底像とで切換え制御することを特徴とする眼底カメラ。
  5. 請求項1〜4の何れかの眼底カメラにおいて、前記制御手段は前記表示手段に眼底像が表示されているときのみ、前記入力スイッチのスイッチ信号の入力を有効にすることを特徴とする眼底カメラ。
  6. 請求項1の眼底カメラは、第1撮像素子と第2撮像素子を同一の撮像素子で構成し、被検眼眼底の撮像と被検眼前眼部の撮像とを同一の撮像素子で兼用する眼底カメラであって、該撮像素子に撮像させる画像を眼底像と前眼部像とで切換える切換光学系を備えることを特徴とする眼底カメラ。

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