JPS6057852A - 静電画像の現像用現像剤 - Google Patents

静電画像の現像用現像剤

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JPS6057852A
JPS6057852A JP58166151A JP16615183A JPS6057852A JP S6057852 A JPS6057852 A JP S6057852A JP 58166151 A JP58166151 A JP 58166151A JP 16615183 A JP16615183 A JP 16615183A JP S6057852 A JPS6057852 A JP S6057852A
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thiazine
toner
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image
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Tetsuo Hasegawa
哲男 長谷川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真、静電記録、静電印刷等に於ける静電
画像を現像するための現像剤に関する。
さらに詳しくは直接又は間接電子写真現像方法に於いて
、均一に強く正電荷に帯電し、負の静電荷像を可視化し
て、高品質な画像を与える電子写真用現像剤に関する。
従来、電子写真法としては米国特許第2,297,69
1号明細書、特公昭42−23910号公報(米国特許
第3,666,363号明細書)、特公昭43−247
48号公報(米国特許第4,071,361号明細書)
等、多数の方法が知られているが、一般には光導電性物
質を利用し、種々の手段により感光体上に電気的潜像を
形成し、次いで該潜像を現像粉(以下トナーと称す)を
用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材にトナー画像
を転写した後、加熱、圧力あるいは溶剤蒸気などによシ
定着して複写物を得るものである。またトナー画像を転
写する工程を有する場合には、通常、感光体上の残余の
トナーを除去するだめの工程が設けられる。
電気的潜像をトナーを用いて可視化する現像方法は、例
えば米国特許第2,874,063号明細書に記載され
ている磁気ブラシ法、同2,618,552号明細書に
記載されているカスケード現像法及び同2.221,7
76号明細書に記載されている粉末雲法、米国特許第3
,909,258号明細薔に記載されている導電性の磁
性トナーを用いる方法などが知られてbる。また近年本
出願人が提案している、特願昭58−71687号の如
き現像法もある。
これらの現像法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉末が
使用されている。例えば、ポリスチレンなどの結着樹脂
中に着色剤を分散させたものをI〜30μ程度に微粉砕
した粒子がトナーとして用いられている。磁性トナーと
してはマグネタイトなどの磁性体粒子を含有せしめたも
のが用いられている。いわゆる二成分現像剤を用いる方
式の場合には、トナーは通常、ガラスピーズ、鉄粉など
のキャリアー粒子と混合して用いる。
この様な乾式現像用トナーに用いられる正電荷制御剤と
しては、例えば一般に、第4級アンモニウム化合物およ
び有機染料、特に塩基性染料とその塩がある。通常の正
電荷制御剤は、ベンジルジメチル−ヘキサデジルアンモ
ニウムクロライド、デシル−トリメチルアンモニウムク
ロライド、ニグロシン塩基、ニグロシン、サフラニンγ
及びクリスタルバイオレット等である。特にニグロシン
塩基及び、ニグロシンがしばしば正電荷制御剤として用
いられている。これらは、通常熱可塑性初詣に添加され
、加熱溶融分散し、これを微粉砕して、必要に応じて過
当な粒径に調整され使用される。
しかしながら、これらの電荷制御剤としての染料は、構
造が複雑で性質が一定していなくて安定性に乏しい。ま
た、熱混練時の分解、機械的衝撃、摩擦、温湿度条件の
変化、などにより分解又は変質し易く、荷電制御性が低
下する現象を正し易い。
従って、これらの染料を荷電制御剤として含有したトナ
ーを複写機に用いて現像すると、複写回数の増大に従い
、荷電制御剤が分解あるいは変質し、耐久中にトナーの
劣化を引き起こすことがある。
又、これらの正荷電制御剤は、熱可塑性仙IIβ中に均
一に分散する事が極めて困難であるため、粉砕して得ら
れたトナー粒子間の摩擦帯電量に差異を生じるという致
命的欠点を有している。このため、従来、分散をよシ均
一に行なうための和・々の方法が行なわれている。飼え
ば、塩基性ニグロシン染料は、熱可塑性樹脂との相溶性
を向上させるために、高級脂肪酸と造塩して141いら
れるが、しばしば未反応分の脂肪酸あるいは、塩の分散
生成物が、トナー表面に露出して、キャリヤーあるいは
、トナー担持体を汚染し、トナーの流動性低下やカブリ
、画像濃度の低下を引き起こす原因となっている。ある
いは、こ九らの荷電制御剤の樹脂中への分散向上のため
に、あらかじめ、荷電制御剤粉末と樹脂粉末とを機械的
粉砕混合してから熱溶融混練する方法もとられているが
、本来の分散不良性は回避するmができず、未だ実用上
充分な荷電の均一さけ得られていないのが現実である。
又、正荷電制御剤は、親水性のものが多く、これらの4
ft)脂中への分散不良のために、溶融混練後、粉砕し
た時には、染料がトナー表面に露出する。
従って、高湿条件下での該トナーの使用時には、これら
、荷電制御剤が親水性であるがために良質な画像が得ら
れないという欠点をン角している。
この様に、従来の正荷電制御剤をトナーに用いた際には
、トナー粒子間に於いて、あるいは、トナーとキャリヤ
ー間、トナーとスリーブのごときトナー相持体間に於い
て、トナー粒子表面に発生する電荷量にバラツキを生じ
、現像カブリ、トナー飛散、キャリヤー汚染等の障害が
発生し易い。
またこの障害は、複写枚数を多く重ねた際に顕著な現象
となって現われ、実質上、複写様には適さない結果とな
る。
さらに、高湿条件下に於いては、トナー画像の転写効率
が著しく低′下し、使用に耐えないものが多い。常温常
湿に於いてさえも、該トナーを長期保存した際には、用
いた正荷電制御剤の不安定性のために、変質を起こし、
使用不能になる場合が多い。
又、正荷電制御性の現像剤を得る一方法として、特公昭
53−22447号公報の提案がある。これは、現像剤
の構成成分として、アミノシランで処理した金属酸化物
粉末を含有させる方法であるが、この方法を詳細に検討
した所、槙々の了ミノシラン化合物を用いて、例えばコ
ロイドシリカ、アルミナ、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化鉄、γ−フェライト、酸化マグネシウムなどに処理を
し、該明細書に記載されている実施例に従って現像剤を
得た場合、いずれの組み合せにおいても、′?!:用上
充仕上充分を示す現像剤は得られず、いくつかの欠点が
ある事が明らかになった。即ち、多くの覗歓剤は、潜像
を忠実に再現するのに好ましい特性を保持しえない。初
めは望ましい性能を示すものも、長期間の連続使用で初
期の特性を保持せず、使用に耐えないものになってしま
う。即ち、カブリを生じ、線画の複写においてエツジ周
辺のトナーの飛び散りを生じ、又、画像濃度も低下する
。他の欠点としては、高温高湿度の環境条件下で、」像
、転写を行なう際に、画像濃度の低下、線画の飛び散シ
、白ヌケ、カブリなどを生ずる。この現象は、現像工程
、及び転写工程の両方において観察される。他の欠点は
、現像剤の長期の保存ができない事である。即ち、現像
剤の未使用状態が長く続くと初期の特性が低下し、使用
に耐えないものになってしまう。これらの欠点の原因と
しては、種々考えられるが、上記の現象について研究せ
る結果、主たる原因は、得られた現像剤の摩擦帯電?分
布に問題がある事を見出した。
即ち、本発明の目的は、トナー粒子間、またはトナーと
キャリア間、−成分現像の場合のトナーと、スリーブの
如きトナー相持体との間の摩擦帯電量が安定で、かつ摩
擦帯電量分布がシャープで均一であり、使用する現像シ
ステムに適した帯電量にコントロールできる現像剤の提
供にある。
さらに他の目的は、潜像に忠実な現像、及び転写を行な
わしめる現像剤、即ち、現像時の・々ツクグラウンド領
域におけるトナーの付着すなわち、カブリや潜像のエツ
ジ周辺へのトナーの飛び散りがなく、高い両肌濃度が得
られ、ノ・−フトーンの再現性の良い現像剤の提供にあ
る。
さらに他の目的は、現像剤を長期にわたり連続使用した
際も、初期の特性を維持し、トナーの凝集や帯電特性の
変化のない現像剤の提供にある。
さらに他の目的は、温度、湿度の変化に影響を受けない
安定した画像を再現する現像剤、特に高湿時及び低湿時
の転写時の飛び散りゃ転写ぬけなどのない転写効率の高
い現像剤の提供にある。
さらに他の目的は、長期間の保存でも初期の特性を維持
する保存安定性の優れた現像剤の提供にある。
さらに他の目的は、鮮やかな有彩色現像剤の提供にある
本発明者らは、上記の如き従来の正荷電性トナーにまつ
わる種々の問題点を解決し、均一に強く正電荷に帯電し
、負の静電荷像を可視化して高品質な画像を与える電子
写真用現像剤を提供する事を目的として鋭意研究せる結
果、正荷電制御剤としてチアジンまたはチアジン系誘導
体で処理されたS r 02微粉末を現像剤に含有させ
れば優れた種々の特性を示す電子写真用現像剤が得られ
る事を見出した。
現像剤のトナーには、必要に応じて結着樹脂、着色剤、
添加剤などを用いることができる。
上記正荷電制御剤は、チアジン自体でももちろん有効で
あるが、J佼9扱い、帯電安定性を考慮した場合、その
誘導体が好ましい。
チアジンは次の(1) 、 (It) 、 (III)
 、が知られており、そのいずれも実質的効果は同程度
である。
21(−1,2−チアジン (It) 4H−1,4−チアジン ′2H−1,4−チアジン(
I[I) これらの誘導体としては、例えば1,3−チアジンを骨
格とするものがあり、一般式 (ここで、R1,R2,R5,R4は水素、)・ログン
、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキ
シ基、エステル基、アルコキシカルブニル基、フェニル
基、置換フェニル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ア
ルキルメルカプト基、アミノ基、アシル基、アシルアミ
ノ基、ニトロ基、イミノ基、フェニルイミノ基、シアノ
基、置換アゾ基、ジアゾアミノ基、ウレイド基、オキソ
基、または窒素、イオウあるいは酸素を含む複素環のい
ずれかの置換基を表わす。)で表わされ、1,4〜チア
ジンを骨格とする誘導体としては一般式 (ここで、R,、R2,R3,R4は前記と同意義を表
わす。)で表わされるものである。
これらの置換基によるチアジン系誘導体の荷電制御効果
は基本的にはチアジン骨格に依存し、置換基を種々選定
する事により、色、融点が異なシ、必要に応じて、選択
すれば良い。
本発明は以上説明したチアジンまたはチアジン誘導体で
S i 02微粉末を処理するものであるが、その処理
方法としては欠配の如き方法が採られる。
これらチアジンまたはチアジン系誘導体の少なくとも一
種以上をS r 02微粉末に吸着させる方法として例
えばチアジンまたはチアジン誘導体を有機溶媒に溶解し
た後、SiO2微粉末に吸着させたり、或いは蒸着させ
る等、物理的な吸着と、チアジンまたはチアジン誘導体
の側鎖にハロダン置換基を導入してS 102と反応さ
せる如き化学的な吸着方法がある。吸着量は5I02量
に対して0.01%〜10チが好ましく、0.1〜1チ
がより好筐しい。次に、このように吸着された5IO2
微粉末をトナー内部に含有するところの内添や、トナへ
表面に吸着させるところの外添に使用するものである。
内添する場合、処理済5I02の含有哲はトナーの結着
樹脂100重量部に対し0,5〜50重量部が望ましい
又、外添する場合は、樹脂100重量部に対し、0.0
1〜40重量部が望ましい。
トナーの結着樹脂としては、ポリスチレン、ポIJ P
 −クロルスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレ
ン及びその置換体の単重合体:スチレンーP−クロルス
チレン共重合体、スチレン−ゾロピレン共重合体、スチ
レン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフ
タリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体
、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−ア
クリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチ
ル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸ブ0チル共重合体、スチレン−αクロルメタ
クリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル
共重合体、スチレンービ= A/ メf /l/ x 
−チル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重
合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、スチレン−インプレン共重合
体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、
スチレン−マイレンs 共重合体、スチレン−マイレン
酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体: ’J
?!Jメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、
ポリゾロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリア
ミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、?リアク
リル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェ
ノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系
石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックスなど
が単独或いは混合して使用できる。
本発明のトナーにおいては、任意の適当な顔料や染料が
着色剤として使用される。例えば、カーyy :y フ
5ツク、鉄a、フタロシアニン7” ルー 、iff青
、キナクリドン、ベンジジンイエローなど公知の染顔料
がある。トナーを磁性トナーとする場合には、強磁性元
素及びこれらを含む合金、化合物であるマグネタイト、
ヘマタイト、フェライトなどの鉄、コバルト、ニッケル
、マンガンなどの合金や化合物、その他の強磁性合金な
ど従来より磁性材料として知られている磁性粉を含有せ
しめてもよい。トナーには必要に応じて添加剤を混合し
ても良い。そのような添加剤としては例えばテフロン、
ステアリン酸亜鉛の如き滑剤、あるいは定着助剤(例え
ば低分子量ポリエチレンなど)、あるいは導電性付与剤
として酸化スズの如き金梼酸化物等がある。
以上のトナー構成を、マイクロカプセルトナーどして、
壁材、芯材あるbはその両方に担持させることも可能で
ある。トナーは必要に応じて鉄粉、ガラスピーズ、ニッ
ケル粉、フェライト粉などのキャリア粒子と混合し、電
気的潜像の現像剤として用いてもよい。トナーの製造に
あたっては、熱ロール、ニーグー、エクストルーダー等
の熱混線機によって構成材料を良く混練した後、機械的
な粉砕、分級によって得る方法、あるいは結着樹脂溶液
中に材料を分散した後、噴霧乾燥することにより得る方
法、あるいは、結着樹脂を構成すべき単量体に所定材料
を混合した後、この乳化懸濁液を重合させることによシ
トナーを得る重合法トナー製造法等それぞれの方法が応
用できる。
以下に本発明で用いるチアジン誘導体の合成例について
述べる。
〔合成例1〕 塩化ベンゾイル6、7.9 (0,048モル)とドラ
イアセトン20CCとの溶液を30℃で攪拌しながら粉
末カリウムチオシアネート4.7 g(0,048モル
)とドライアセトン30CCとの溶液に滴下する。
反応混合物を次に沸pIj濡度にて5分間加熱する。
3−クロル−3−フェニル−プロピルアミンヒトoりo
lJド(1−フェニルー3−アミノプロノやノールヒド
ロクロリド及び塩化チオニルから生成。
融点114−117℃) 9.79 (0,048モル
)とドライアセトン100ccとの懸濁液を加え、さら
に粉末炭酸カリウム6、’6.9 (0,048モル)
をゆっくり加える。8時間還流した後、さらに炭酸カリ
ウム6.6gを冷却物中に加え、反応混合物を室温で3
0分攪拌し、30分還流しながら吸引p過し、E液を真
空中で蒸発させ、残分をエタノール中から取り出し、エ
ーテル性塩酸で中和する。過剰のエーテルを加えた後、
2−ベンゾイルアミノ−6−フェニル−4H−5,6−
シヒドロー1,3−チアジンヒドロクロリド(化合物1
)が無色の沈澱物の形で分離する。この物質の融点は1
96−198℃でちった。
次に前記ヒドロクロリド8.3g(0,025モル)を
還流下3時間、2規定の塩酸5 ccと加熱する。
冷却反応混合物を希釈水酸化ナトリウム溶液でアルカリ
性にし、エーテルで数回抽出する。真空中でエーテルを
除いた後、残分をエタノールで取出し1反応物が弱酸性
になるまでエタノール性塩酸を混合し、次にエーテルを
混合する。2〜アミノ−6−フェニル−4H−5,6−
シヒドロー1,3−チアジンヒドロクロリド(化合物2
)がこの様にして沈澱する。融点は202−204℃で
あった。
同様の方法によって下記の化合物が得られる。
2−アミノ−4H−4−(3’−クロルフェニル)−5
,6−シヒドロー1.3−チアジンヒドロクロリド。融
点112−115℃(化合物3)2−アミノ−4H−6
−(4’−メトキシフェニル)−5,6−シヒドロー1
,3−チアジン。融点137℃(化合物4) 〔合成例2〕 N−メチルチオ尿素3.6Iおよび2−メトキシメチレ
ン−3−エトキシゾロピオン酸エチル7.6Iをエタノ
ール300m1に溶解し、これに濃塩酸8 mgを加え
水浴上7時間還流する。反応液を減圧濃縮し、残渣を炭
酸水素ナトリウムで中和後、酢酸エチルで抽出する。抽
出液を水洗、乾燥後溶媒を留去し、残渣をエーテルで処
理し、2−メチルアミノ−5−エトキシカルボニル−6
H−1,3−チアジン2.2gを得た。本市をベンゼン
より再結晶してmp108−109℃の無色鱗片晶を得
た。
(化合物5) N、N’−ジメチルチオ尿素1.0.912−メトキシ
メチレン−3−エトキシゾロピオン歌エチル1.91お
よび濃塩酸2.0dをエタノール100mAに溶解し、
水浴上6時間還流する。反応後減圧濃縮し、残渣を炭酸
水素ナトリウム溶液で中和し、クロロホルムで抽出する
。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去し、残渣に15チ塩
酸を加え酢酸エチルで抽出し、塩酸層は炭酸水素ナトリ
ウムで中和し、酢酸エチルで抽出し、抽出液を乾燥後溶
媒を留去して、2−メチルイミノ−3−メチル−5−エ
トキシカルボニル−2,3−ジヒドロ−6H−1,3−
チアジン0.7gを得た。本市を石油ベンジンより再結
晶して、mp51〜53℃の無色プリズムを得た。
(化合物6) 〔合成例3′〕 青化カリウム61g(0,094モル)を水1.5!に
溶かした溶液に、3−チオシノー3−フェニル−プロピ
ルアミンの臭化水素酸塩25.4.9 (0,094モ
ル)を水380ccに溶かした溶液を10分間にわたっ
て滴下した。混合物を室温で1晩中攪拌し、その後48
係臭化水素酸によって酸性にし、そして攪拌しながら3
時間40℃に加熱した。活性炭10gを加えた後、混合
物をさらに2時間40 ”Cで4か拌し、濾過し、そし
て得られた溶液を70 ”Cで真空下で蒸発させた。淡
黄色の固体残渣に少量の氷冷水を加えてスラリーにし、
吸引濾過で戸別し、そしてエタノールを用いて再結晶し
た。2−アミノ−4H−5,6−ジヒドロ−6−ツエニ
ルー1゜3−チアジンの臭化水素酸塩(融点196℃)
が得られた。(化合物7) 同様な方法で次の化合物を合成した。
2−アミノ−4)(−6(4’−メトキシフェニル)−
5,6−シヒドロー1,3−チアジン。融点137℃(
化合物8) 2−アミノ−4H−4−(2’−クロルフェニル)−5
,6−シヒドロー1.3−チアジン。融点132℃(化
合物9) 2−アミノ−4H−4−(2’−メチルフェニル)−3
,6−シヒドロー1,3−チアジン。融点124−12
9℃(化合物10) 2−アミノ−4H−4−(3’−アセチルアミノフェニ
ル)−5,6−シヒドロー1,3−チアジン。
融点179−181℃(化合物ii) 〔合成例4〕 3−ベンジル−4−メチル−4−1−アソリウムクロラ
イド381をN、N−ジメチルホルムアミド270 +
mK懸濁し、氷水冷却上攪拌しながら、トリエチルアミ
ン34?、水3グ、次いでベンゾイルフォスフオン酸ジ
エチルエステル81.1’を加え、10分間撰押抜、1
0〜18℃で20分間攪拌する。更に約110 ”Cで
7時間カII熱ノ録拌し、N、N−ジメチルホルムアミ
ドを50℃以下で減圧留去する。残留物をベンゼンに溶
かし、10%水酸化す) IJウム、10チ塩酸、次い
で水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、ベンゼンを
留去する。
残留油状物に少量のエタノールを加え、水冷研磨し、析
出品を戸数し99チエタノールより再結晶して、融点7
9−81℃の無色結晶として、2−フェニル−4−ベン
ジル−5−メfルー2.3− ジヒドロ−4H−1,4
−チアジン−3−オンを得た。
(化合物12) 〔合成例5〕 サリチルアルデヒド−チオセミカルバゾン9gとβ−プ
ロピオラクトン9Iを氷酢酸80 mgに溶解し、約3
時間加熱還流したのち冷却すると結晶が析出し、これを
戸数し、洗浄後氷酢酸から再結晶すると、融点248℃
の白色針状晶、2−サリチリデンヒドラゾン−5,6−
シヒドロー1.3−チアジン−4−オンが5.82得ら
れた。(化合物13)次に上述の合成例に示したチアジ
ン酷導体を用いた実施例について述べる。
〔実施例1〕 スチレン−ブチルメタクリレート共重合体100部、フ
タロシアニン系青色染料10部、合成例1の化合物1を
吸着させたS i02微粉末(5i02微粉末10gに
対して合成例1の化合h++ 10.11/をMEKに
溶解後、MEKを蒸発除去させることによって吸着させ
た。)2部、からなる平均粒径8μのトナー100部に
、鉄粉キャリア1000部を混合し、現像剤とした。
該現像剤を用い、キャノン製NP−8500+i写轡に
て画出しを行なったところ、鮮やかな青色を呈するカブ
リのない良好な画像が得られ、その画像は10万枚画出
し後も変わらなかった。
又、35℃、90%RHという高湿環境下、及び15℃
、101RHという低湿下でも常湿とほとんど差のない
画像が得られた。
〔実施例2〕 スチレン−ブチルメタクリレート100部、マグネタイ
ト70部、合成例1の化合物2を吸着したSiO□微粉
末(SI02微粉末10.9に対して合成i+lJ1の
化合物2を0.05 、F )ルエンに溶解後トルエン
を蒸発除去させることによって吸着させた)5部、から
なるトナーを用い、負電荷a像を形成するように改造し
たキャノン製NP−200複写機で画像を出したところ
、カブリのない良好な画像が荀られ、1万枚の両出し後
も、尚、良好な状態を継続した。又、35℃、901R
Hという高洋下及び15℃、101RHという低湿下で
も常湿とほとんど差のないυ1像が得られた。
〔実施例3〜7〕 実施例1において合成例1の化合物1を用いるかわりに
、合成例1の化合物3および4、合成例2の化合物5、
および6、合成例3の化合物7をそれぞれ用いる他は、
実施例1と同様の¥馳を行なったところ、同様に良好な
結果が得られた。
〔実施例8〜13〕 実施例2において合成例1の化合物2を用いるかわりに
、合成例3の化合物8,9.10,11゜合成例4の化
合物12および合成例5の化合物13をそれぞれ用いる
他は、実施例2と同様の実験を行なったところ、同様に
良好な結果が得られた。
〔比較例1〕 実施例1において合成例1の化合物1を用いない他は実
施例1と同様に実験を行なったところ、特に高湿時にお
いて濃度が低く、飛び散りカブリの多い画像しか得られ
なかった。
〔比較例2〕 実施例2において合成例1の化合物2を用いない他は実
施例2と同様に実験を行なったところ、特に低湿時にお
いてカブリの多い画像がイ司られ、500枚連続に画像
を得たところ、とくうすい画像しか得られなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 正荷電制御剤としてのチアジンまたはチアジン誘導体で
    処理したSiO2微粉末を含有することを特徴とする静
    電画像の現像用現像剤。
JP58166151A 1983-09-09 1983-09-09 静電画像の現像用現像剤 Pending JPS6057852A (ja)

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