JP2005243427A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水素透過性金属層と、電解質層とを積層させた電解質膜を備える燃料電池において、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制する。
【解決手段】 バナジウム層102の両面にパラジウム層104、106を成膜した水素透過性金属層110の一方の面に、所定の間隔で、部分的に電解質層120、および、カソード電極130を形成して、MEA100Aを作製する。さらに、MEA100Aの電解質層120が形成されていない部分A2に、カソード電極130側からレーザ光を照射して加熱することによって、Pd−V合金層115を形成して、MEA100Bを作製する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、水素を選択的に透過させる水素透過性金属層と、プロトン伝導性を有する電解質層とを積層させた電解質膜を備える燃料電池に関するものである。
従来、水素と酸素との電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。近年では、燃料電池の一態様として、水素を選択的に透過させる水素透過性金属層と、プロトン伝導性を有する電解質層とを積層させた電解質膜を備える燃料電池が提案されている(下記特許文献1参照)。
特開平5−299105号公報
しかし、上記燃料電池では、運転時に、水素透過性金属層と電解質層との界面で剥離が生じる場合があった。この剥離は、高温時、あるいは、水素吸蔵時の水素透過性金属層と電解質層との膨張率の差によって、両者に発生する応力に起因する。この課題は、電解質層に固体酸化物を適用した電解質膜で特に顕著である。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、水素透過性金属層と、電解質層とを積層させた電解質膜を備える燃料電池において、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。
本発明の燃料電池は、
水素を選択的に透過させる水素透過性金属層と、プロトン伝導性を有する電解質層とを積層させた電解質膜を備える燃料電池であって、
前記燃料電池の運転時に、前記水素透過性金属層と、前記電解質層との界面に発生する応力を吸収するための応力吸収部を備えることを要旨とする。
水素透過性金属層としては、パラジウム、パラジウム合金などの貴金属や、VA族元素、例えば、バナジウム(V)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)などを用いることができる。電解質層としては、固体酸化物、例えば、BaCeO3、SrCeO3系のセラミックスや、固体高分子など、種々の電解質を用いることができる。
本発明では、燃料電池の運転時に、電解質膜内に発生する応力を、応力吸収部によって吸収することができる。したがって、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制することができる。
応力吸収部は、種々の態様を採ることができる。例えば、
上記燃料電池において、
前記電解質膜の外周に配設され、前記電解質膜よりも弾性が高く、前記電解質膜を支持するための支持部材を、前記応力吸収部として備えるようにすることができる。
本発明では、例えば、複数の電解質膜の小片を上記支持部材で接合することによって、構成することができる。電解質膜の小片の外形形状は、任意に設定可能であり、例えば、円形や、楕円形や、多角形とすることができる。支持部材としては、例えば、電解質膜よりも弾性が高い樹脂や、金属を用いることができる。
また、本発明の燃料電池において、
前記電解質膜は、前記水素透過性金属層上に、前記電解質層が形成された電解質形成部と、前記電解質層が形成されていない電解質非形成部と、を備え、
前記電解質非形成部は、前記応力吸収部として機能するようにすることができる。
こうすることによって、燃料電池の運転時に、電解質形成部で発生した応力を、電解質非形成部によって吸収することができる。したがって、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制することができる。
上記燃料電池において、
前記電解質非形成部における前記水素透過性金属層の厚さは、前記電解質形成部における前記水素透過性金属層の厚さよりも薄くすることが好ましい。
こうすることによって、電解質非形成部を変形しやすくできるので、燃料電池の運転時に、電解質膜内に発生する応力を、電解質非形成部によって、さらに吸収しやすくすることができる。
また、前記電解質非形成部は、水素の透過を抑制する水素透過抑制構造を備えるようにすることが好ましい。
こうすることによって、電解質非形成部における電解質膜のアノード側からカソード側への水素のリークを抑制することができる。
水素透過抑制機構としては、種々の態様を採ることができる。例えば、水素透過性金属層として、V(バナジウム)膜の両面にPd(パラジウム)膜を形成した複合金属膜を用いる場合、電解質非形成部における複合膜にレーザ光を照射して加熱することによって、水素透過性を有しないPd−V合金層を形成すれば、水素の透過を抑制することができる。また、電解質非形成部における複合膜のアノード側のパラジウム膜を除去することによって、水素の解離性を低下させ、水素の透過を抑制することができる。また、電解質非形成部における水素透過性金属層の表面を、水素非透過性の金属や、樹脂でコーティングするようにしてもよい。
また、上述した電解質膜が電解質形成部と電解質非形成部とを備える本発明の燃料電池において、
前記電解質膜に積層されるセパレータを備え、
該セパレータは、前記燃料電池に、ガスを供給する流路を形成するための凹部、および、凸部を有しており、
前記凸部は、前記電解質膜の少なくとも前記電解質層を積層させた側、すなわち、カソード側の面において、前記電解質非形成部を覆うように配置されているようにしてもよい。
こうすることによって、電解質非形成部が酸化ガスの流路と面しないようにすることができるので、電解質非形成部における電解質膜のアノード側からカソード側へ水素がリークすることを抑制することができる。
応力吸収部は、電解質膜の外部に備えるようにしてもよい。例えば、
本発明の燃料電池において、
前記電解質膜の外周部を面方向に挟持するとともに、前記応力吸収部として機能するフレームを備えるようにしてもよい。
こうすることによって、燃料電池の運転時に、電解質膜内に発生する応力を、フレームによって吸収することができる。したがって、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制することができる。
例えば、フレームに、電解質膜よりも弾性が高い材料を用いることによって、電解質膜に発生する応力を吸収することができる。また、フレームに、電解質膜よりも弾性が低い材料を用いる場合には、電解質膜に発生する応力を吸収可能な構造を有する応力吸収機構を設けるようにしてもよい。
応力吸収機構としては、例えば、以下に示す態様が挙げられる。
上記燃料電池において、
前記フレームが、該フレームに対する前記電解質膜の移動を許容するすべり機構を備える態様である。
また、前記フレームが、
前記電解質膜の外周部を面方向に挟持するための第1部材と、
該第1部材を支持するための第2部材と、
該第2部材に対する前記第1部材の移動を許容するすべり機構と、
を備えるようにしてもよい。
これらの態様では、燃料電池の運転時に、電解質膜や、フレームが膨張しても、すべり機構によって、電解質膜に発生する応力を吸収することができる。したがって、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制することができる。
また、前記電解質膜と、前記フレームとの間に充填され、前記燃料電池の運転時に、気密性を有するとともに、前記フレームに対する前記電解質膜の移動を許容する充填材と、
を備えるようにしてもよい。
こうすることによって、燃料電池の運転時に、電解質膜や、フレームが膨張しても、すべり機構によって、電解質膜に発生する応力を吸収することができるとともに、充填材の作用によって、電解質膜のアノード側からカソード側へ水素がリークすることを抑制することができる。
本発明の燃料電池において、
前記電解質膜は、凹凸曲面形状をなしているようにしてもよい。
凹凸曲面形状としては、例えば、波形形状が挙げられる。この場合、波形形状の全ての凹凸部における曲率は、同じであることが好ましい。本発明によって、燃料電池の運転時に電解質膜に発生する応力を、電解質膜全体で均一に吸収することができる。したがって、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制することができる。また、電解質膜の表面積を増大させ、発電性能を向上させることができるという利点もある。
上記燃料電池において、
前記電解質膜と積層することによって、水素を含む燃料ガスの流路と、酸素を含む酸化ガスの流路とを形成するセパレータを備え、
前記電解質膜の凸部の一部は、前記セパレータに接合されているようにすることができる。
こうすることによって、電解質膜の凹部を燃料ガスの流路、および、酸化ガスの流路として利用することができる。また、電解質膜の凹部を燃料ガスの流路、および、酸化ガスの流路として利用可能なため、セパレータを平板状にすることができ、セパレータの製造が容易になるという利点もある。さらに、セパレータを平板状にすることによって、内部に、冷媒を流すための流路を容易に形成することができるので、セパレータを冷却プレートとして兼用することができるという利点もある。
また、上述した電解質膜が凹凸曲面形状をなす本発明の燃料電池において、
前記電解質膜を、複数積層させた積層構造を備え、
前記複数の電解質膜の間の空隙は、水素を含む燃料ガスの流路と、酸素を含む酸化ガスの流路とを形成するようにしてもよい。
こうすることによって、セパレータを省略し、燃料電池の構成を簡易化することができる。
本発明の燃料電池において、
前記電解質膜に積層され、水素を含む燃料ガスの流路を形成するための第1の凹部、および、第1の凸部を有する第1のセパレータと、
前記電解質膜に積層され、酸素を含む酸化ガスの流路を形成するための第2の凹部、および、第2の凸部を有する第2のセパレータと、を備え、
前記第1の凸部と、前記第2の凸部とは、互いに対向しない位置に配置されているようにしてもよい。
電解質膜とセパレータとを積層させた従来の燃料電池では、前記第1の凸部と、前記第2の凸部とは、互いに対向する位置に配置され、燃料ガスの流路と、酸化ガスの流路とが対向するように構成されていた。しかし、この構成では、電解質膜に、前記第1の凸部と前記第2の凸部との双方によって拘束される部分が存在するため、凹部の中央付近における電解質膜に先に説明した応力が集中し、水素透過性金属層と電解質層との剥離が生じる場合があった。本発明では、前記第1の凸部と前記第2の凸部との双方で拘束される部分をなくすことによって、応力の集中を緩和し、電解質膜全体で応力を吸収することができる。したがって、上述した剥離を抑制することができる。
本発明は、上述した種々の特徴を必ずしも全て備えている必要はなく、その一部を省略したり、適宜、組み合わせたりして構成することができる。また、本発明は、上述の燃料電池としての構成の他、燃料電池の製造方法、燃料電池に用いられる電解質膜、この電解質膜の製造方法の発明として構成することもできる。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.燃料電池の構成:
A2.MEAの構造:
A3.MEAの作製工程:
B.第1実施例の変形例:
C.第2実施例:
D.第3実施例:
E.第4実施例:
F.第4実施例の変形例:
G.第5実施例:
A.第1実施例:
A1.燃料電池の構成:
図1は、本発明の一実施例としての燃料電池の概略構成を示す説明図である。燃料電池を構成するセルの断面構造を模式的に示した。このセルは、膜・電極接合体100の両面を、セパレータ10で挟むことによって構成されている。なお、図示は省略したが、膜・電極接合体100の外周部は、SUS製のフレームによって支持されている。
セパレータ10は、図示するように、凹凸形状を有しており、膜・電極接合体100のアノード側、および、カソード側に、それぞれ水素リッチな燃料ガス、および、酸化ガスとしての空気を流すための流路を形成する。セパレータ10の材料としては、カーボンや、金属など、導電性を有する種々の材料を適用可能である。
膜・電極接合体100は、概ね水素を選択的に透過する水素透過性金属層110と、プロトン伝導性を有する電解質層120と、カソード電極130とを、この順序で積層することによって構成されている。水素透過性金属層110は、アノード電極としての機能も有している。これらの各層は、物理蒸着等、種々の手法によって、形成することができる。以下、膜・電極接合体を、MEA(Membrane Electrode Assembly)と呼ぶ。MEAの詳細な構造については、後述する。
本実施例では、水素透過性金属層110として、V(バナジウム)層102の両面に、Pd(パラジウム)層104、106を形成した複合金属膜を用いるものとした。水素透過性金属層110として、パラジウムや、パラジウム合金など、他の金属膜を用いるようにしてもよい。また、本実施例では、バナジウム層の膜厚は、50(μm)とし、パラジウム層の膜厚は、0.1(μm)とした。これらの膜厚は、任意に設定可能である。
また、本実施例では、電解質層120として、ペロブスカイト型の固体電解質を用いるものとした。電解質層120の膜厚は、1(μm)とした。また、カソード電極130として、電気化学反応を促進する触媒能を有する白金(Pt)を用いるものとした。カソード電極130の膜厚は、0.1(μm)とした。これらの材質および膜厚は、任意に選択、設定可能である。
水素透過性金属層110と、電解質層120と、カソード電極130とを単純に積層してMEA100を構成する場合、先に説明したように、燃料電池の運転時に、水素透過性金属層110と、電解質層120との界面で、高温、あるいは、水素吸蔵によって、両者の膨張率の差に起因して応力が発生し、剥離が生じる場合がある。本実施例では、この剥離を抑制するため、以下に説明する種々の改良を施した。
A2.MEAの構造:
図2は、第1実施例におけるMEA100A、100Bの断面構造を示す説明図である。第1実施例では、まず、図の上段に示すように、水素透過性金属層110の一方の面に、所定の間隔で、部分的に電解質層120、および、カソード電極130を形成することによって、MEA100Aを作製する。ここで、水素透過性金属層110上に電解質層120が形成された部分A1を電解質形成部と呼び、電解質層120が形成されていない部分A2を電解質非形成部と呼ぶものとする。MEA100Aによって、燃料電池の運転時に、電解質形成部で発生した応力を、電解質非形成部で吸収することができる。したがって、水素透過性金属層110と、電解質層120との剥離を抑制することができる。
本実施例では、さらに、MEA100Aの電解質非形成部に、カソード電極130側からレーザ光を照射して加熱することによって、Pd−V合金層115を形成し、MEA100Bを作製する。Pd−V合金は、水素透過性を有しないから、電解質非形成部における、MEA100Bのアノード側からカソード側への水素のリークを抑制することができる。
A3.MEAの作製工程:
図3は、MEA100A、100Bの作製工程の流れを示す工程図である。まず、V層102の両面に、Pd層104を成膜して、水素透過性金属層110を作製する(ステップS100)。次に、水素透過性金属層110の一方の面に、所定の間隔で、部分的に電解質層120を作製する(ステップS110)。次に、電解質層120の上に、カソード電極130を作製する(ステップS120)。以上の工程によって、先に説明したMEA100Aを作製することができる。
次に、先に説明したように、MEA100Aの電解質非形成部に、カソード電極130側からレーザ光を照射して加熱することによって、Pa−V合金層115を形成する(ステップS130)。以上の工程によって、第1実施例のMEA100Bを作製することができる。
B.第1実施例の変形例:
図4は、第1実施例の変形例としてのMEA100C〜100Fの断面構造を示す説明図である。
図4(a)に示したMEA100Cは、先に説明したMEA100Aの電解質非形成部のアノード側のPd層104を、除去した構造を有している。アノード側のPd層104を除去することによって、この部分での水素の解離性を低下させることができるので、電解質非形成部におけるアノード側からカソード側への水素のリークを抑制することができる。図示したアノード側のPd層104の間隔d2、および、電解質層120の間隔d1は、実験的、あるいは、解析的に任意に設定可能である。本変形例では、間隔d2は、間隔d1よりも広く設定した。間隔d2を間隔d1よりも広くすることによって、電解質形成部の水素透過性金属層110で分離された水素が、電解質非形成部のV層102に拡散して、カソード側にリークすることを抑制することができる。
図4(b)に示したMEA100Dは、図4(a)に示したMEA100Cの電解質非形成部にU字型の曲げ構造を設けた構造を有している。こうすることによって、燃料電池の運転時に、電解質形成部で発生した応力を、電解質非形成部で、さらに吸収しやすくすることができる。
図4(c)に示したMEA100Eは、先に説明したMEA100Aにおいて、電解質非形成部のカソード側に、水素非透過性の樹脂からなるコーティング部108を備える構造を有している。こうすることによって、電解質非形成部におけるアノード側からカソード側への水素のリークを抑制することができる。
図4(d)に示したMEA100Fは、MEA100C〜100dの特徴を組み合わせた構造を有している。すなわち、MEA100Fは、電解質非形成部のアノード側のPd層104が除去してあり、電解質非形成部にU字型の曲げ構造を有しており、電解質非形成部のカソード側に水素非透過性の樹脂からなるコーティング部108を備える構造を有している。こうすることによって、燃料電池の運転時に、電解質形成部で発生した応力を、電解質非形成部で吸収しやすくすることができるとともに、電解質非形成部におけるアノード側からカソード側への水素のリークを抑制することができる。
図5は、第1実施例の他の変形例としてのMEA100G、および、MEA100Gを用いたセルの断面構造を示す説明図である。
図5(a)に示したMEA100Gは、先に説明したMEA100Aの電解質非形成部における水素透過性金属層110の膜厚t2を、電解質形成部における水素透過性金属層110の膜厚t1よりも薄くした構造を有している。膜厚t2は、実験的、あるいは、解析的に任意に設定可能である。電解質非形成部における水素透過性金属層110は、例えば、図5(a)左側に示したように、カソード側から薄くするようにしてもよいし、図5(a)右側に示したように、アノード側から薄くするようにしてもよい。また、アノード側、カソード側の双方から薄くするようにしてもよい。こうすることによって、MEA100Aと比較して、電解質非形成層を変形しやすくすることができるので、燃料電池の運転時に、電解質形成部で発生した応力を、電解質非形成部で吸収しやすくすることができる。
図5(b)には、MEA100Gをセパレータ10と積層したセルの断面構造を示した。図示するように、セパレータ10の凸部は、MEA100Gの電解質非形成部を覆うように配置する。すなわち、セパレータ10の凸部は、ガスの流路を形成するセパレータ10の凹部が、電解質形成部からみ出さないように配置する。こうすることによって、電解質非形成部がガス流路と面しないようにすることができるので、電解質非形成部におけるアノード側からカソード側への水素のリークを抑制することができる。
C.第2実施例:
図6は、第2実施例としてのMEA100Hを示す説明図である。図6(a)には、MEA100Hの平面図を示し、図6(b)には、MEA100Hの断面図を示した。
図6(a)に示すように、MEA100Hは、正六角形の外形形状を有する複数のMEA小片100Haの外周を、MEA小片100Haよりも弾性が高く、水素非透過性の樹脂からなる支持部100Hbで接合した構造を有している。MEA小片100Haの外形形状は、任意に設定可能であり、円形や、楕円形や、他の多角形としてもよい。また、支持部100Hbとして、MEA小片100Haよりも弾性が高い金属を用いるものとしてもよい。各MEA小片100Haの層構成は、図6(b)に示したように、先に説明したMEA100と同じである。
第2実施例のMEA100Hによれば、燃料電池の運転時に、MEAの小片100Haに発生する応力を、支持部100Hbによって吸収することができる。したがって、水素透過性金属層110と電解質層120との剥離を抑制することができる。
D.第3実施例:
第1実施例、および、第2実施例では、MEA内部に、応力を吸収するための機能を備えるようにしたが、MEA第3実施例では、MEAの外周部を支持するフレームに、応力を吸収するための機能を備えるようにする。
図7は、第3実施例、および、その変形例におけるフレームの構造を示す断面図である。本実施例では、フレームは、SUS製とした。フレームに、他の金属や、樹脂等を用いるものとしてもよい。
図示するように、図7(a)に示したフレーム200は、U字型の曲げ構造を備えている。また、図7(b)に示したフレーム200Aは、MEA100の外周部を、面方向に所定の力で挟持するとともに、MEA100の移動を許容するすべり機構を備えている。また、図7(c)に示したフレーム200Cは、MEA100との接合部に、MEA100よりも弾性が高い樹脂製の緩衝部200Bが設けられている。また、図7(d)に示したフレームは、MEA100の外周部を、面方向に挟持する第1部材200Dと、この第1部材200Dを支持する第2部材200Eとから構成されている。そして、第2部材200Eは、第1部材200Dを面方向に所定の力で挟持するとともに、第1部材200Dの移動を許容するすべり機構を備えている。
以上説明した各種フレームによって、燃料電池の運転時に、MEA100に発生する応力を吸収することができる。したがって、水素透過性金属層110と電解質層120との剥離を抑制することができる。
さらに、図7(d)に示したフレーム200Dでは、MEA100と、フレーム200Dとの間に、燃料電池の運転時に、気密性を有するとともに、フレーム200Dに対するMEA100の移動を許容する充填材210を備えている。充填剤210としては、例えば、セラミックス球形微粒子や、燃料電池の作動温度下で液化するガラスや、低融点金属などを用いることができる。
このような構成によれば、燃料電池の運転時に、MEA100に発生する応力を、充填材210によって吸収することができるとともに、電解質膜のアノード側からカソード側へ水素がリークすることを抑制することができる。
E.第4実施例:
図8は、第4実施例としてのセルの断面構造を示す説明図である。第4実施例のセルは、波形形状を有する複数のMEA100Iと、平板状の複数のセパレータ10Aとを積層した構造を有している。MEA100Iの波形形状の各凹凸部の頂部近傍における曲率は、全て同じである。この曲率は、任意に設定可能である。MEA100Iの層構成は、先に説明したMEA100と同じである。図示は省略したが、MEA100Iは、空気の流路側に電解質層120、および、カソード電極130が形成されている。MEA100Iの各凸部は、セパレータ10Aに、絶縁体20を挟んで、ろう付け接合されている。MEA100Iの凹部と、セパレータ10Aとによって形成される空隙は、ガスの流路として利用される。
このように、MEA100Iを波形形状とすることによって、燃料電池の運転時に発生する応力を、MEA100I全体で、ほぼ均一に吸収することができる。したがって、水素透過性金属層と電解質層との剥離を抑制することができる。また、MEA100Iの表面積を増大さ、発電性能を向上せることができるという利点もある。
第4実施例のセルによれば、MEA100Iの凹部をガスの流路として利用することができる。また、セパレータを平板状にすることができるので、セパレータ10Aの製造が容易になるという利点もある。さらに、セパレータ10Aを平板状にすることによって、内部に、冷媒を流すための流路を容易に形成することができるので、セパレータ10Aを冷却プレートとして兼用することができるという利点もある。
図9は、MEA100Iの作製工程の流れを示す工程図である。まず、V層102の両面に、Pd層104を成膜して、水素透過性金属層110を作製する(ステップS200)。そして、プレス加工によって、水素透過性金属層110を波形に成形する(ステップS210)。次に、水素透過性金属層110の一方の面に、電解質層120を作製する(ステップS220)。次に、電解質層120の上に、カソード電極130を作製する(ステップS230)。以上の工程によって、MEA100Iを作製することができる。
F.第4実施例の変形例:
図8に示した第4実施例のセルにおいて、セパレータ10Aを省略することも可能である。図10は、第4実施例の変形例としてのセルの断面構造を示す説明図である。この変形例のセルは、波形形状を有する複数のMEA100Iを積層した構造を有している。
図10(a)には、MEA100Iの波形形状の凹部と、凸部とを、絶縁体20を挟んで、ろう付け接合した例を示した。また、図10(b)には、MEA100Iの波形形状の凸部同士を、絶縁体20を挟んで、ろう付け接合した例を示した。いずれの場合においても、MEA100Iの間に形成される空隙が、ガス流路として利用される。
こうすることによって、燃料電池の構成を簡略化することができる。
G.第5実施例:
図11は、第5実施例としてのセルの断面構造を示す説明図である。第5実施例のセルでは、図11(a)に示したように、MEA100のアノード側に接するセパレータ10の凸部と、カソード側に接するセパレータの凸部とが、互いに対向しない位置に配置される。さらに具体的には、MEA100のアノード側に接するセパレータ10の凹部中央に対向する位置に、カソード側に接するセパレータ10の凸部が配置されるようにした。各セパレータ10の凹部、および、凸部の寸法は、任意に設定可能であるが、本実施例では、アノード側からカソード側への水素の透過が効率的に行われるように、カソード側の凸部の接触面積を、アノード側の凸部の接触面積よりも小さくした。
MEA100とセパレータ10とを積層させた従来の燃料電池では、MEA100のアノード側に接するセパレータ10の凸部と、カソード側に接するセパレータの凸部とは、互いに対向する位置に配置され、燃料ガスの流路と、酸化ガスの流路とが対向するように構成されていた。しかし、この構成では、MEA100に、両セパレータ10の凸部によって拘束される部分が存在するため、燃料電池の運転時に、凹部の中央付近におけるMEA100に先に説明した応力が集中し、水素透過性金属層110と電解質層120との剥離が生じる場合があった。本実施例では、両セパレータ10の凸部で拘束される部分をなくすことによって、応力の集中を緩和し、MEA100全体で応力を吸収することができる。したがって、上述した剥離を抑制することができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、第1実施例、および、その変形例で説明したMEA100B〜100Fや、第2実施例で説明したMEA100Hと、第3実施例で説明したフレームとを組み合わせるようにしてもよい。
本発明の一実施例としての燃料電池の概略構成を示す説明図である。 第1実施例におけるMEAMEA100A、100Bの断面構造を示す説明図である。 MEA100A、100Bの作製工程の流れを示す工程図である。 第1実施例の変形例としてのMEA100C〜100Fの断面構造を示す説明図である。 第1実施例の他の変形例としてのMEA100G、および、MEA100Gを用いたセルの断面構造を示す説明図である。 第2実施例としてのMEA100Hを示す説明図である。 第3実施例、および、その変形例におけるフレームの構造を示す断面図である。 第4実施例としてのセルの断面構造を示す説明図である。 MEA100Iの作製工程の流れを示す工程図である。 第4実施例の変形例としてのセルの断面構造を示す説明図である。 第5実施例としてのセルの断面構造を示す説明図である。
符号の説明
10、10A...セパレータ
20...絶縁体
100、100A、100B、100C、100D、100E、100F、100G、100H、100I...膜・電極接合体(MEA)
100Ha...MEA小片
100Hb...支持部
108...コーティング部
110...水素透過性金属層
115...Pd−V合金層
120...電解質層
130...カソード電極
200、200A、200C、200F...フレーム
200B...緩衝部
200D...第1部材
200E...第2部材
210...充填材

Claims (14)

  1. 水素を選択的に透過させる水素透過性金属層と、プロトン伝導性を有する電解質層とを積層させた電解質膜を備える燃料電池であって、
    前記燃料電池の運転時に、前記水素透過性金属層と、前記電解質層との界面に発生する応力を吸収するための応力吸収部を備える燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜の外周に配設され、前記電解質膜よりも弾性が高く、前記電解質膜を支持するための支持部材を、前記応力吸収部として備える、
    燃料電池。
  3. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜は、前記水素透過性金属層上に、前記電解質層が形成された電解質形成部と、前記電解質層が形成されていない電解質非形成部と、を備え、
    前記電解質非形成部は、前記応力吸収部として機能する、
    燃料電池。
  4. 請求項3記載の燃料電池であって、
    前記電解質非形成部における前記水素透過性金属層の厚さは、前記電解質形成部における前記水素透過性金属層の厚さよりも薄い、
    燃料電池。
  5. 請求項3記載の燃料電池であって、
    前記電解質非形成部は、水素の透過を抑制する水素透過抑制構造を備える、
    燃料電池。
  6. 請求項3記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜に積層されるセパレータを備え、
    該セパレータは、前記燃料電池に、ガスを供給する流路を形成するための凹部、および、凸部を有しており、
    前記凸部は、前記電解質膜の少なくとも前記電解質層を積層させた側の面において、前記電解質非形成部を覆うように配置されている、
    燃料電池。
  7. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜の外周部を面方向に挟持するとともに、前記応力吸収部として機能するフレームを備える、
    燃料電池。
  8. 請求項7記載の燃料電池であって、
    前記フレームは、該フレームに対する前記電解質膜の移動を許容するすべり機構を備える、
    燃料電池。
  9. 請求項7記載の燃料電池であって、
    前記フレームは、
    前記電解質膜の外周部を面方向に挟持するための第1部材と、
    該第1部材を支持するための第2部材と、
    該第2部材に対する前記第1部材の移動を許容するすべり機構と、
    を備える燃料電池。
  10. 請求項7記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜と、前記フレームとの間に充填され、前記燃料電池の運転時に、気密性を有するとともに、前記フレームに対する前記電解質膜の移動を許容する充填材と、
    を備える、
    燃料電池。
  11. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜は、凹凸曲面形状をなしている、
    燃料電池。
  12. 請求項11記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜と積層することによって、水素を含む燃料ガスの流路と、酸素を含む酸化ガスの流路とを形成するセパレータを備え、
    前記電解質膜の凸部の一部は、前記セパレータに接合されている、
    燃料電池。
  13. 請求項11記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜を、複数積層させた積層構造を備え、
    前記複数の電解質膜の間の空隙は、水素を含む燃料ガスの流路と、酸素を含む酸化ガスの流路とを形成する、
    燃料電池。
  14. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記電解質膜に積層され、水素を含む燃料ガスの流路を形成するための第1の凹部、および、第1の凸部を有する第1のセパレータと、
    前記電解質膜に積層され、酸素を含む酸化ガスの流路を形成するための第2の凹部、および、第2の凸部を有する第2のセパレータと、を備え、
    前記第1の凸部と、前記第2の凸部とは、互いに対向しない位置に配置されている、
    燃料電池。
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