JP2010225484A - 燃料電池、および、燃料電池の製造方法 - Google Patents

燃料電池、および、燃料電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池の製造工程で、作業工数を減少させること。
【解決手段】燃料電池であって、電解質膜と、第1電極と、第2電極とを有する膜電極接合体を少なくとも含む発電体と、第1電極に反応ガスを供給するための流路を形成するプレス部を備え、発電体に対向して配置されるプレスセパレータと、発電体を、プレスセパレータと共に挟持し、プレスセパレータに対向して配置される平坦なフラットセパレータと、絶縁性のマイクロビーズを含み、プレスセパレータとフラットセパレータとの間であって、発電体における各部材の積層方向に対して略垂直であり各部材の面に沿った面方向における発電体の外側に塗工され、プレスセパレータとフラットセパレータとを接合させる第1接着剤と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池に関する。
燃料電池は、電解質膜、電極を含む発電体を、セパレータで挟持して構成される(下記特許文献1参照)。
特開2002−352845号公報
上記燃料電池の製造工程で作業工数を減少させたいという要望があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、燃料電池の製造工程で、作業工数を減少させることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池であって、電解質膜と、第1電極と、第2電極とを有する膜電極接合体を少なくとも含む発電体と、前記第1電極に反応ガスを供給するための流路を形成するプレス部を備え、前記発電体に対向して配置されるプレスセパレータと、前記発電体を、前記プレスセパレータと共に挟持し、前記プレスセパレータに対向して配置される平坦なフラットセパレータと、絶縁性のマイクロビーズを含み、前記プレスセパレータと前記フラットセパレータとの間であって、前記発電体における各部材の積層方向に対して略垂直であり各部材の面に沿った面方向における前記発電体の外側に塗工され、前記プレスセパレータと前記フラットセパレータとを接合させる第1接着剤と、を備えることを要旨とする。
上記構成の燃料電池によれば、燃料電池の製造工程で、作業工数や部品点数を減少させることができる。
[適用例2]
適用例1に記載の燃料電池において、前記発電体の外周部を被覆すると共に、前記発電体と、前記プレスセパレータ、または、前記フラットセパレータとの間の隙間を埋めるように配置される第2接着剤を備えることを特徴とする燃料電池。
このようにすれば、発電体において、第1電極側と第2電極側との間で、反応ガスのリークが生じることを抑制することができる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の燃料電池において、前記発電体は、前記第2電極に反応ガスを供給するための流路を形成し、前記フラットセパレータと当接する多孔体部材を備えることを特徴とする燃料電池。
このようにすれば、第2電極での有効発電面積を向上させることができ、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
[適用例4]
適用例3に記載の燃料電池において、前記発電体は、前記膜電極接合体の前記第1電極側に配置される第1ガス拡散層と、前記膜電極接合体の前記第2電極側に配置され、前記多孔体部材と当接する第2ガス拡散層と、を備え、前記第1ガス拡散層は、前記膜電極接合体よりも前記面方向の面積が小さく形成され、前記膜電極接合体は、前記第2ガス拡散層よりも前記面方向の面積が小さく形成され、前記第2ガス拡散層は、前記多孔体部材よりも前記面方向の面積が小さく形成され、前記発電体は、前記第1ガス拡散層、前記膜電極接合体、前記第2ガス拡散層、および、前記多孔体部材によって、階段状に形成されることを特徴とする燃料電池。
このようにすれば、生産性を向上させることができる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のいずれかに記載の燃料電池において、前記第1電極は、アノードであり、前記第2電極は、カソードであることを特徴とする燃料電池。
このようにすれば、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
[適用例6]
燃料電池の製造方法であって、少なくとも、電解質膜と、第1電極と、第2電極とを含む発電体と、凹凸形成され、反応ガスが流通する流路を形成するプレス部を備えるプレスセパレータと、平坦なフラットセパレータと、絶縁性のマイクロビーズを含む接着剤と、を用意する工程と、前記フラットセパレータ上に、前記発電体を配置する工程と、
前記フラットセパレータ上であって、前記発電体の外側に前記接着剤を塗工する工程と、
塗工した前記接着剤と前記プレスセパレータとを接着させる工程と、
を備えることを特徴とする燃料電池の製造方法。
上記構成の燃料電池の製造方法によれば、作業工数や部品点数を減少させることができる。
なお、本発明は、上記した装置発明の態様に限ることなく、方法発明としての態様で実現することも可能である。
実施例における燃料電池FCの概略構成図を示す図である。 燃料電池FCのセル積層体ASを示す斜視図である。 燃料電池セルCEの概略構成を示す図である。 燃料電池セルCEの製造方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.実施例:
A1.燃料電池FCの構成:
図1は、実施例における燃料電池FCの概略構成図を示す図である。燃料電池FCは、比較的小型で発電効率に優れる固体高分子型燃料電池であり、図1に示すように、燃料電池セルCEと、ターミナルTMと、インシュレータISと、エンドプレートEPと、を備える。具体的には、燃料電池FCは、インシュレータIS、ターミナルTM、複数の燃料電池セルが積層されて成るセル積層体AS、ターミナルTM、インシュレータISの順に積層された積層体をエンドプレートEPで挟持することによって構成したスタック構造となっている。燃料電池FCにおいて、これら構成部材は、板状部材であり、これら板状部材を積層する方向を積層方向とも呼ぶ。また、板状部材において、積層方向に略垂直な面に沿った方向を面方向とも呼ぶ。
図2は、燃料電池FCのセル積層体ASを示す斜視図である。燃料電池FC(セル積層体AS)は、図2に示すように、積層方向に貫通する複数のマニホールドを備えている。具体的には、各燃料電池セルCEに酸化ガスを供給するための酸化ガス供給マニホールドOIと、各燃料電池セルCEから排出される酸化ガスを収集するための酸化ガス排出マニホールドOOと、各燃料電池セルCEに燃料ガスを供給するための燃料ガス供給マニホールドHIと、各燃料電池セルCEから排出される燃料ガスを収集するための燃料ガス排出マニホールドHOと、を備えている。なお、燃料電池FCにおいて、燃料ガスとしては水素を、酸化ガスとしては空気(酸素)を用いている。
図3は、燃料電池セルCEの概略構成を示す図である。具体的には、図3は、図2のA−A断面のうち、1つの燃料電池セルCEを抜き出して示した図である。燃料電池セルCEは、図3に示すように、発電体10と、フラットセパレータ20と、メタルセパレータ30と、ガスケット40と、接着剤S1と、接着剤S2と、を備える。
発電体10は、板状なMEA(膜−電極接合体、Membrane Electrode Assembly)12と、MEA12を挟持する一対のガス拡散層14,16と、板状な多孔体部材18と、を備える。図3に示すように、発電体10は、多孔体部材18上に、ガス拡散層16が配置され、ガス拡散層16上にMEA12が配置され、MEA12上にガス拡散層14が配置されて構成される。
MEA12は、電解質膜を、カソードおよびアノードで挟持して成る。電解質膜は、固体高分子材料、例えばパーフルオロカーボンスルホン酸を備えるフッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、湿潤状態で良好な電気伝導性を示す。カソードおよびアノードは、電気化学反応を促進する触媒、例えば、白金、あるいは白金と他の金属から成る合金を備えている。図3に示すMEA12において、上側にアノードが配置され、下側にカソードが配置されている。
ガス拡散層14,16は、導電性多孔質体によって構成されており、例えばカーボンクロスやカーボンペーパによって形成される。このガス拡散層14,16は、多孔体部材18よりも平均細孔径が小さな多孔質体によって構成されている。そのため、ガス拡散層14,16を設けることによって、カソードまたはアノードに対するガス供給効率を向上させると共に、電解質膜を保護することができる。
多孔体部材18は、導電性多孔質の薄板状部材であり、本実施例では、チタン製の発泡金属から構成されている。なお、多孔体部材18は、例えば、金属メッシュ、パンチングメタル、カーボン製多孔質体等によって形成されていてもよい。多孔体部材18は、ガス拡散層16およびフラットセパレータ20と接触するように配置されており、内部に形成される多数の細孔から成る空間は、電気化学反応に供される酸化ガスが通過するセル内酸化ガス流路として機能する。
発電体10において、ガス拡散層14は、MEA12よりも、面方向の面積が小さく形成され、MEA12は、ガス拡散層16よりも面方向の面積が小さく形成され、ガス拡散層16は、多孔体部材18よりも面方向の面積が小さく形成されている。そして、発電体10は、図3に示すように、ガス拡散層14、MEA12、ガス拡散層16、および、多孔体部材18によって、階段状に形成されている。
フラットセパレータ20は、薄板状で平坦なセパレータであり、MEA12のカソード側であって、発電体10に対向するように配置される。メタルセパレータ30は、薄板状であり、プレス部30Aを備え、メタルセパレータ30と共に発電体10を挟持するように配置される。すなわち、フラットセパレータ20とメタルセパレータ30とは、発電体10を挟み、対向するように配置される。プレス部30Aは、プレスによって凹凸状に形成され、燃料ガスをガス拡散層14に供給するための燃料ガス供給流路として機能する。なお、燃料電池セルCEが積層された場合において、フラットセパレータ20とプレス部30Aとの間は、燃料電池セルCEを冷却するための冷媒が流れる冷媒流路として機能する。
また、接着剤S1は、発電体10において、MEA12およびガス拡散層16の外周部を被覆すると共に、発電体10(MEA12)とメタルセパレータ30との間の隙間を埋めるように配置されている。
接着剤S2は、絶縁性のマイクロビーズ60を含み、面方向において発電体10の外側であって、フラットセパレータ20とメタルセパレータ30との間に配置され、各マニホールドを形成する共に、フラットセパレータ20とメタルセパレータ30とを接着させる。接着剤S2は、マイクロビーズ60を含んでいるので強度が高い。図3では、接着剤S2が、酸化ガス排出マニホールドOOまたは酸化ガス供給マニホールドOIを形成している様子が示されている。
ガスケット40は、燃料電池セルCEが積層された場合において、フラットセパレータ20とメタルセパレータ30との間に、上述した各マニホールドを形成するためのシール部材である。図3では、ガスケット40が、酸化ガス排出マニホールドOOまたは酸化ガス供給マニホールドOIを形成している様子が示されている。
A2.燃料電池セルCEの製造方法
図4は、燃料電池セルCEの製造方法を示すフローチャートである。本実施例では、燃料電池セルCEを以下のようにして製造する。すなわち、発電体10、フラットセパレータ20、メタルセパレータ30、接着剤S1、および、接着剤S2を用意する(ステップS10)。フラットセパレータ20上に、発電体10を配置する(ステップS20)。発電体10のMEA12の外周部を被覆するように接着剤S1を塗工する(ステップS30)。面方向において発電体10の外側であって、フラットセパレータ20上に接着剤S2を塗工する(ステップS40)。発電体10および接着剤S1,S2上にメタルセパレータ30を配置し、所定の押圧力をかけて、メタルセパレータ30と接着剤S1および接着剤S2とを接着させる(ステップS50)。メタルセパレータ30上にガスケット40を配置する(ステップS60)。以上の工程により燃料電池セルCEを製造する。
以上のように、本実施例の燃料電池FCでは、フラットセパレータ20とメタルセパレータ30との間の接合を、マイクロビーズ60を含む接着剤S2を用いて行うようにしている。このようにすれば、セパレータ間の接合を樹脂フレーム等のスペーサーを用いることなく行うことができ、燃料電池FC製造時において作業工程を減少させることができると共に、部品点数の削減を行うことができる。また、接着剤S2は、マイクロビーズ60を含むことで強度が高いので、セパレータが変形すること等を抑制することができ、燃料電池セルCEにおいて、ガスケット40の保持力を向上させることができる。
本実施例の燃料電池FCでは、プレス部30Aが形成されたメタルセパレータ30を用いるようにしている。このようにすれば、アノード側に、多孔体部材を用いることなく、ガス拡散層14に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給流路を形成することができ、部品点数の削減を行うことができる。
本実施例の燃料電池FCでは、フラットセパレータ20とメタルセパレータ30との間の接合に、マイクロビーズ60を含有する接着剤S2を用いるようにしている。このようにすれば、フラットセパレータ20とメタルセパレータ30との間の絶縁を確保することができる。
本実施例の燃料電池FCは、発電体10の外周部を被覆すると共に、発電体10と、メタルセパレータ30との間の隙間を埋めるように配置される接着剤S1を備えている。このようにすれば、発電体10において、アノード側とカソード側との間で、反応ガスのリークが生じることを抑制することができる。
本実施例の燃料電池FCでは、カソード側のセパレータとしてフラットセパレータ20を用いると共に、ガス拡散層16に酸化ガスを供給するための酸化ガス供給流路を形成する多孔体部材18を用いるようにしている。このようにすれば、MEA12において、カソードでの有効発電面積を向上させることができ、燃料電池FCの電流密度(発電効率)を向上させることができる。
本実施例の燃料電池FCでは、発電体10を、ガス拡散層14、MEA12、ガス拡散層16、および、多孔体部材18によって、階段状に形成するようにしている。このようにすれば、ワーク反転等の必要が無くなり生産性を向上させることができる。
本実施例の燃料電池セルCEの製造方法では、一対のセパレータのうち、一つのセパレータにフラットセパレータ20を用いて燃料電池セルCEを製造するようにしている。このようにすれば、フラットセパレータ20には、メタルセパレータ等に生じ得るソリ等の変形が生じにくいので、燃料電池セルCEを積層する際等に、吸着治具等を用いることを抑制することができ、作業工数や製造コストを抑制することができる。また、燃料電池セルCEを積層する際において、積層誤差をある程度許容することも可能となる。
本実施例において、メタルセパレータ30は、特許請求の範囲におけるプレスセパレータに該当し、接着剤S2は、特許請求の範囲における第1接着剤に該当し、接着剤S1は、特許請求の範囲における第2接着剤に該当し、ガス拡散層14は、特許請求の範囲における第1ガス拡散層に該当し、ガス拡散層16は、特許請求の範囲における第2ガス拡散層に該当する。
B.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例の燃料電池FCでは、MEA12において、フラットセパレータ20側にカソードが配置され、メタルセパレータ30側にアノードが配置されているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、MEA12において、フラットセパレータ20側にアノードを配置し、メタルセパレータ30側にカソードを配置するようにしてもよい。このようにすれば、MEA12において、アノードでの有効発電面積を向上させることができる。
B2.変形例2:
上記実施例の燃料電池FCでは、接着剤S1は、発電体10(MEA12)とメタルセパレータ30との間の隙間を埋めるように塗工されているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、接着剤S1は、発電体10(MEA12)とフラットセパレータ20との間の隙間を埋めるように塗工されていてもよい。このようにすれば、発電体10において、アノード側とカソード側との間で、反応ガスのリークが生じることを抑制することができる。
10…発電体
12…MEA
14…ガス拡散層
16…ガス拡散層
18…多孔体部材
20…フラットセパレータ
30…メタルセパレータ
30A…プレス部
40…ガスケット
60…マイクロビーズ
−電極接合体…膜
FC製造時…燃料電池
S1…接着剤
S2…接着剤
FC…燃料電池
CE…燃料電池セル
OI…酸化ガス供給マニホールド
HI…燃料ガス供給マニホールド
TM…ターミナル
OO…酸化ガス排出マニホールド
HO…燃料ガス排出マニホールド
EP…エンドプレート
IS…インシュレータ
AS…セル積層体

Claims (6)

  1. 燃料電池であって、
    電解質膜と、第1電極と、第2電極とを有する膜電極接合体を少なくとも含む発電体と、
    前記第1電極に反応ガスを供給するための流路を形成するプレス部を備え、前記発電体に対向して配置されるプレスセパレータと、
    前記発電体を、前記プレスセパレータと共に挟持し、前記プレスセパレータに対向して配置される平坦なフラットセパレータと、
    絶縁性のマイクロビーズを含み、前記プレスセパレータと前記フラットセパレータとの間であって、前記発電体における各部材の積層方向に対して略垂直であり各部材の面に沿った面方向における前記発電体の外側に塗工され、前記プレスセパレータと前記フラットセパレータとを接合させる第1接着剤と、
    を備えることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1に記載の燃料電池において、
    前記発電体の外周部を被覆すると共に、前記発電体と、前記プレスセパレータ、または、前記フラットセパレータとの間の隙間を埋めるように配置される第2接着剤を備えることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池において、
    前記発電体は、
    前記第2電極に反応ガスを供給するための流路を形成し、前記フラットセパレータと当接する多孔体部材を備えることを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項3に記載の燃料電池において、
    前記発電体は、
    前記膜電極接合体の前記第1電極側に配置される第1ガス拡散層と、
    前記膜電極接合体の前記第2電極側に配置され、前記多孔体部材と当接する第2ガス拡散層と、を備え、
    前記第1ガス拡散層は、前記膜電極接合体よりも前記面方向の面積が小さく形成され、
    前記膜電極接合体は、前記第2ガス拡散層よりも前記面方向の面積が小さく形成され、
    前記第2ガス拡散層は、前記多孔体部材よりも前記面方向の面積が小さく形成され、
    前記発電体は、前記第1ガス拡散層、前記膜電極接合体、前記第2ガス拡散層、および、前記多孔体部材によって、階段状に形成されることを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の燃料電池において、
    前記第1電極は、アノードであり、前記第2電極は、カソードであることを特徴とする燃料電池。
  6. 燃料電池の製造方法であって、
    少なくとも、電解質膜と、第1電極と、第2電極とを含む発電体と、凹凸形成され、反応ガスが流通する流路を形成するプレス部を備えるプレスセパレータと、平坦なフラットセパレータと、絶縁性のマイクロビーズを含む接着剤と、を用意する工程と、
    前記フラットセパレータ上に、前記発電体を配置する工程と、
    前記フラットセパレータ上であって、前記発電体の外側に前記接着剤を塗工する工程と、
    塗工した前記接着剤と前記プレスセパレータとを接着させる工程と、
    を備えることを特徴とする燃料電池の製造方法。
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