JP5708614B2 - セルモジュール、および、燃料電池スタック - Google Patents

セルモジュール、および、燃料電池スタック Download PDF

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Description

本発明は、セルモジュールに関する。
複数のセルを積層することで一つのセルモジュールを形成する技術が知られている(例えば、特許文献1〜4)。セルモジュールを複数積層し、所定の荷重で積層方向の両側から挟持することで燃料電池スタックが形成される。
特開2010−282940号公報 特開2010−080222号公報 特開2010−067453号公報 特開2010−272474号公報
セルモジュールを構成する各セルは、膜電極ガス拡散層接合体(「電極体」ともいう。)と、一対のセパレータと、ガスケット等のフレーム部材とを備える。電極体は、膜電極接合体と一対のガス拡散層とからなる。一対のセパレータは、電極体を挟むように配置されている。フレーム部材は、セパレータ間の絶縁を図ると共に、電極体の周縁部に配置され、反応ガスなどの流体が外部に漏れ出すことを防止している。
複数のセルモジュールを積層した後に両側からエンドプレートによって挟持して燃料電池スタックを作製する場合、以下に記載する問題が生じる場合がある。セルモジュールの各セルが備えるガス拡散層は厚めに設計されている。このガス拡散層の周縁部にはフレーム部材が固定されている。このため、燃料電池スタックとして挟持される前の各セルモジュールは、ガス拡散層が配置された中央領域において外側に膨らんだ、いわゆる太鼓状に変形しやすい。セルモジュールが過度に太鼓状に変形することで、種々の不具合が生じる場合がある。例えば、セルモジュールにおけるシール性が低下する場合がある。また例えば、応力集中などが原因となって、セルモジュールの各構成要素に亀裂が生じる場合がある。
特許文献1〜3では、セルジュールが変形することで生じる不具合の発生を低減するための技術が開示されている。例えば、特許文献1では、ガスケットとセパレータとが接触する面に、ガスケットとセパレータとが接着していない非接着領域を設けている。これにより、ガスケットの変形追随性を向上させている。しかしながら、特許文献1の技術では、シール部材としてゴムなどの弾性部材を用いる必要がある。ゴムを成型するためには、高温環境下において長時間を要することから、セルモジュールの製造コストが高くなる場合がある。また、シール部材として厚いゴムを用いた場合、セルモジュールが柔らかい構造となり、複数のセルモジュールを積層する際に、設計した位置からズレたり、ねじれが生じたりする場合がある。特許文献2の技術でも、ガスケットに弾性部材が用いられており、上記特許文献1と同様の問題が生じる場合がある。
また、特許文献3、4では、隣接するセパレータ間の間隔を変化させるためにゴムが設けられている。しかしながら、新たにゴムを構成要素に用いる必要があり、セルモジュールや燃料電池スタックの製造コストが高くなる場合がある。また、特許文献3では、電極体の周縁部に配置されたガスケットがセパレータに接着されていることから、隣接するセパレータの間隔は、ガスケットの伸びに限定されてしまう恐れがある。
上記のように、複数の単セルを積層して一体としたセルモジュールにおいて、簡易な構成でセルモジュールの過度の太鼓状の変形を抑制することが望まれている。また、セルモジュールにおいて、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
[形態1]
セルモジュールであって、
積層された複数の単セルを備え、
前記単セルは、
膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置された一対のガス拡散層と、を有する電極体と、
前記電極体を取り囲むように前記電極体の周縁部に配置されたフレームと、
前記電極体と前記フレームを両側から挟むように前記フレームに接着された第1と第2のセパレータであって、前記膜電極接合体の一方の側に配置された第1のセパレータと、前記膜電極接合体の他方の側に配置された第2のセパレータと、
前記第1のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第1の接着領域と、
前記第2のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第2の接着領域と、
隣り合う前記単セルの前記セパレータ同士が接着された領域である第3の接着領域と、を有し、
前記複数の単セルのうちの少なくとも1つの単セルは、前記複数の単セルの積層方向に沿って見たときに、
前記第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域が、他の1つの接着領域に対して重ならない位置に形成されており、
前記少なくとも1つの単セルは、第1の接着パターンを有し、
前記第1の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、
前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とが、互いに重ならない位置に形成されている、セルモジュール。
この形態のセルモジュールによれば、セルモジュールが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。また、第1の接着パターンが形成された領域では、フレームの一部分を積層方向に撓ませることができる。
[形態2]
セルモジュールであって、
積層された複数の単セルを備え、
前記単セルは、
膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置された一対のガス拡散層と、を有する電極体と、
前記電極体を取り囲むように前記電極体の周縁部に配置されたフレームと、
前記電極体と前記フレームを両側から挟むように前記フレームに接着された第1と第2のセパレータであって、前記膜電極接合体の一方の側に配置された第1のセパレータと、前記膜電極接合体の他方の側に配置された第2のセパレータと、
前記第1のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第1の接着領域と、
前記第2のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第2の接着領域と、
隣り合う前記単セルの前記セパレータ同士が接着された領域である第3の接着領域と、を有し、
前記複数の単セルのうちの少なくとも1つの単セルは、前記複数の単セルの積層方向に沿って見たときに、
前記第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域が、他の1つの接着領域に対して重ならない位置に形成されており、
前記第1と第2のセパレータは、カーボン粒子と樹脂とを含む部材である、セルモジュール。
この形態のセルモジュールによれば、セルモジュールが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。また、カーボン粒子と樹脂とを含む部材によって第1と第2のセパレータを形成できる。
(1)本発明の一形態によれば、セルモジュールが提供される。このセルモジュールは、積層された複数の単セルを備える。前記単セルは、膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置された一対のガス拡散層と、を有する電極体と、前記電極体を取り囲むように前記電極体の周縁部に配置されたフレームと、前記電極体と前記フレームを両側から挟むように前記フレームに接着された第1と第2のセパレータであって、前記膜電極接合体の一方の側に配置された第1のセパレータと、前記膜電極接合体の他方の側に配置された第2のセパレータと、前記第1のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第1の接着領域と、前記第2のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第2の接着領域と、隣り合う前記単セルの前記セパレータ同士が接着された領域である第3の接着領域と、を有し、前記複数の単セルのうちの少なくとも1つの単セルは、前記複数の単セルの積層方向に沿って見たときに、前記第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域が、他の接着領域に対して重ならない位置に形成されている、この形態のセルモジュールによれば、セルモジュールに対して、ガス拡散層が膨らむ方向に力が作用した場合でも、セパレータ又はフレームの一部分を積層方向に撓ませることができる。これにより、ガス拡散層が位置する中央領域の変形に、フレームが位置する周縁領域の変形を追従させることができる。すなわち、第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域を他の接着領域に対して重ならない位置に形成するという簡易な構成を用いることで、セルモジュールが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。
(2)上記形態のセルモジュールであって、前記少なくとも1つの単セルは、第1の接着パターンを有し、前記第1の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とが、互いに重ならない位置に形成されていても良い。この形態のセルモジュールによれば、第1の接着パターンが形成された領域では、フレームの一部分を積層方向に撓ませることができる。
(3)上記形態のセルモジュールであって、前記少なくとも1つの単セルは、第2の接着パターンを有し、前記第2の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、前記第1と第2のセパレータの少なくともいずれか一方において、一方の面に形成された前記第3の接着領域と、他方の面に形成された前記第1と第2の接着領域のいずれかの接着領域とが、互いに重ならない位置に形成されていても良い。この形態のセルモジュールによれば、第2の接着パターンが形成された領域では、セパレータの一部分を積層方向に撓ませることができる。
ここで、セルモジュールは、第1と第2の接着パターンのいずれか1つのパターンのみを有していても良いし、第1と第2の接着パターンの両方を有していても良い。
(4)上記形態のセルモジュールであって、第1と第2のセパレータは、金属板であっても良い。この形態のセルモジュールによれば、第1と第2のセパレータを容易に撓ませることができる。
(5)上記形態のセルモジュールであって、前記第1と第2のセパレータは、カーボン粒子と樹脂とを含む部材であっても良い。この形態のセルモジュールによれば、カーボン粒子を含む部材で第1と第2のセパレータを形成できる。
(6)本発明の他の形態によれば、燃料電池スタックが提供される。この燃料電池スタックは、上記のセルモジュールを複数備え、前記複数のセルモジュールが前記積層方向に積層されている。この形態の燃料電池スタックによれば、過度に太鼓状に変形することを抑制したセルモジュールを備えた燃料電池スタックを提供できる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現可能であり、例えば、セルモジュールの製造方法、燃料電池スタックの製造方法、セルモジュールを備える燃料電池スタックを搭載する車両等の形態で実現することができる。
第1の実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す説明図である。 セルモジュールの斜視図である。 セルモジュールの正面図である。 単セルの分解斜視図である。 第1の接着パターンおよび効果について説明するための図である。 第2の接着パターンおよび効果について説明するための図である。 比較例を説明するための図である。 第2実施形態を説明するための図である。 第3実施形態を説明するための図である。 第4実施形態を説明するための図である。
次に、本発明の実施の形態を以下の順序で説明する。
A〜D.各種実施形態:
E.変形例:
A.第1実施形態:
A−1.燃料電池システム5の構成:
図1は、第1の実施形態における燃料電池システム5の概略構成を示す説明図である。燃料電池システム5は、燃料電池スタック200と、燃料電池スタック200に供給する水素を貯蔵する水素タンク50と、燃料電池スタック200に圧縮空気を供給するためのエアコンプレッサ40と、燃料電池システム5全体の制御をおこなう制御部26とを備える。
燃料電池スタック200は、複数のセルモジュール7と、エンドプレート21と、絶縁板22と、集電板23と、を備える。各セルモジュール7は、複数の単セル10が積層され、隣り合う単セル10同士が接着された構成である。セルモジュール7は、10〜50個の単セル10が積層されている。積層方向(Z軸方向)の両側には、それぞれ集電板23、絶縁板22およびエンドプレート21が、セルモジュール7側から外側に向かってこの順に配置されている。2枚のエンドプレート21の間は、テンションロッド24及びナット25により、所定の締結力で締結されている。これにより、各セルモジュール7には、所定の荷重が積層方向の両側から加えられる。ナット25の少なくとも一方には、ナット25を回転させて締結力を調製するための駆動部27が設けられている。
単セル10は、それぞれが燃料電池として機能することで発電を行う。単セル10としては種々の種類の燃料電池を用いることが可能である。本実施形態では、単セル10として固体高分子型燃料電池を用いている。単セル10は燃料ガス(水素)と酸化剤ガス(空気に含まれる酸素)との電気化学反応により発電を行う。なお、本実施形態において、各単セル10の構成や仕様は互いに同一である。単セル10およびセルモジュール7の具体的な構成については、後述する。
水素タンク50に貯蔵された燃料ガスとしての水素は、減圧弁51によって減圧された後に水素ガス供給路53を流通する。流通する水素は、水素ガス供給路53に設けられた圧力調整弁52によって所定の圧力に調整されて、燃料電池スタック200に供給される。燃料電池スタック200に供給された水素を含有するガス(アノード供給ガス)は、燃料電池スタック200の内部に形成されるアノードガス供給マニホールド(図示せず)を介して各単セル10に供給され、各単セル10における発電に利用される。各単セル10において利用されなかった水素を含有するガス(アノード排ガス)は、燃料電池スタック200の内部に形成されるアノードガス排出マニホールド(図示せず)を介して集約される。そして、アノード排ガスは、アノード排ガス路54を介して燃料電池スタック200の外部に排出される。なお、燃料電池システム5は、アノード排ガスを供給側に再循環させる構成であっても良い。
エアコンプレッサ40は、外部から取り込んだ酸化剤ガスとしての空気を加圧する。加圧された空気は、酸化ガス供給路41を介して燃料電池スタック200に供給される。燃料電池スタック200に供給された酸素を含む空気(カソード供給ガス)は、カソードガス供給マニホールド(図示せず)を介して各単セル10に供給され、各単セル10における発電に利用される。各単セル10において利用されなかった空気(カソード排ガス)は、カソードガス排出マニホールド(図示せず)を介して集約され、カソード排ガス路48を介して燃料電池スタック200の外部に排出される。
冷媒循環ポンプ46は、冷媒循環流路47を介して、燃料電池スタック200に冷媒を供給する。燃料電池スタック200で暖められた冷却媒体は、ラジエータ45で冷却され、再び燃料電池スタック200に供給される。冷却媒体は、冷媒供給マニホールド(図示せず)を介して各単セル10に供給され、各単セル10を冷却する。各単セル10を通過した後の冷却媒体は、冷媒排出マニホールド(図示せず)を介して集約され、冷媒循環流路43を介してラジエータ45に流通する。冷却媒体としては、水や、水とエチレングリコールとの混合液などの不凍水を用いることができる。本実施形態では、冷却媒体として液体を用いているが、冷却媒体として空気を用いる構成であってもよい。
制御部26は、図示しないCPUやメモリ等を備えたコンピュータである。制御部26は、燃料電池システム5の各部に配された温度センサや圧力センサ、電圧計等からの信号を受信し、受信した信号に基づき燃料電池システム5全体の制御を行う。
A−2.セルモジュール7の構成:
図2は、セルモジュール7の斜視図である。図3は、セルモジュール7の正面図である。セルモジュール7は、複数の単セル10が積層されると共に隣り合う単セル10が接着されることで構成される。隣り合う単セル10は、例えば接着剤を用いて接着される。セルモジュール7は、反応ガス(燃料ガスや酸化剤ガス)や冷却媒体を積層方向(Z軸方向)に流通させるためのマニホールドM1〜M6を有する。具体的には、マニホールドM1には、アノード供給ガス(水素)が流通する。マニホールドM2には、アノード排ガスが流通する。マニホールドM3には、カソード供給ガス(空気)が流通する。マニホールドM4には、カソード排ガスが流通する。マニホールドM5には、外部から供給された冷却媒体が流通する。マニホールドM6には、単セル10を通過した冷却媒体が流通する。図3に示すように、各マニホールドM1〜M6の内側の領域には発電領域200gが形成されている。
詳細は後述するが、単セル10は、第1のセパレータと樹脂フレームとを接着した接着領域と、第2のセパレータと樹脂フレームとを接着した接着領域と、隣り合う単セル10同士を接着した接着領域と有する。また、これらの3つの接着領域はそれぞれ、発電領域200gを取り囲むと共に、各マニホールドM1〜M6を構成する貫通孔を取り囲むように形成されている。
複数のセルモジュール7を積層して燃料電池スタック200を形成する場合には、隣接するセルモジュール7の間には、ガスケット16が配置される。ガスケット16が隣接する2つセルモジュール7に密着することで、外部に反応ガスや冷却媒体が漏れ出すことを防止する。
A−3.単セル10の構成:
図4は、単セル10の分解斜視図である。単セル10は、電極体217と、樹脂フレーム300と、第1のセパレータ60と、第2のセパレータ70と、を備える。電極体217は、発電領域200gを形成する。電極体217は、膜電極接合体215と、膜電極接合体215の両面を挟むように配置された一対のガス拡散層228,229と、を備える。
膜電極接合体215は、電解質膜210と、電解質膜210の両面を挟むように配置された一対の触媒電極層221,222とを備える。電解質膜210は、固体高分子材料としてのフッ素系スルホン酸ポリマーにより形成された高分子電解質膜であり、湿潤状態において良好なプロトン伝導性を有する。電解質膜210としては、フッ素系スルホン酸膜の他に、フッ素系ホスホン酸膜、フッ素系カルボン酸膜、フッ素炭化水素系グラフト膜、炭化水素系グラフト膜、芳香族膜等を用いても良い。
触媒電極層221,222は、カソード221とアノード222とも呼ぶ。触媒電極層221,222は、例えば、電気化学反応を進行する触媒金属(例えば、白金)を担持した触媒担持担体(例えば、カーボン粒子)と、プロトン伝導性を有する高分子電解質(例えばフッ素系樹脂)を含んで構成されている。触媒担持担体としては、カーボン粒子の他に、例えば、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバーなどの炭素材料のほか、炭化ケイ素などに代表される炭素化合物等を用いても良い。また、触媒金属としては、白金の他に、例えば、白金合金、パラジウム、ロジウム、金、銀、オスミウム、イリジウム等を使用しても良い。
一対のガス拡散層228,229は、カソード側拡散層228とアノード側拡散層229とも呼ぶ。ガス拡散層228,229は、電極反応に用いられる反応ガスを電解質膜210の面方向に沿って拡散させる層であり、多孔質のガス拡散層基材により構成されている。ガス拡散層基材としては、例えば、カーボンペーパーやカーボンクロス等のカーボン多孔質体や、金属メッシュや発泡金属等の金属多孔質体を用いることができる。
樹脂フレーム300は、電極体217の周縁部200eに貼り付けられる。樹脂フレーム300は、一対のセパレータ60,70の間に位置することで、セパレータ60,70が短絡することを防止すると共に、セルモジュール7内部を通過する反応ガスなどの流体が外部に漏れ出すことを防止する。樹脂フレーム300は、ポリプロピレンにより形成されている。樹脂フレーム300は、シート状である。なお、樹脂フレーム300は、フェノール樹脂やエポキシ樹脂などの他の樹脂を用いて形成しても良い。
樹脂フレーム300は、外形が矩形状であり、中央領域には電極体217を収容するための開口部310が形成されている。樹脂フレーム300のうち開口部310の周囲にはマニホールドM1〜M6の一部を構成する貫通孔321,322,331,332,341,342が形成されている。具体的には、貫通孔322はマニホールドM1の一部を構成し、貫通孔342はマニホールドM2の一部を構成する。また、貫通孔332はマニホールドM3の一部を構成し、貫通孔331はマニホールドM4の一部を構成する。また、貫通孔341はマニホールドM5の一部を構成し、貫通孔321はマニホールドM6の一部を構成する。
樹脂フレーム300のうち、第1のセパレータ60と対向する面には、溝流路332a,332bが形成されている。溝流路332aは、貫通孔332から開口部310に至る。溝流路332aは、マニホールドM3を流れる酸化剤ガスを電極体217に流通させるための流路である。溝流路332bは、貫通孔331から開口部310に至る。溝流路332bは、電極体217を通過したカソード排ガスをマニホールドM4に流通させるための流路である。また、樹脂フレーム300のうち、第2のセパレータ70と対向する面には、貫通孔322から開口部310に至る第1溝流路(図示せず)と、貫通孔342から開口部310に至る第2溝流路(図示せず)と、が形成されている。第1溝流路は、マニホールドM1を流れる燃料ガスを電極体217に流通させるための流路である。第2溝流路は電極体217を通過した燃料ガスをマニホールドM2に流通させるための流路である。なお、溝流路332a,332b、第1溝流路、第2溝流路は省略可能である。
第1のセパレータ60と第2のセパレータ70とは、電極体217と樹脂フレーム300とを両側から挟むように配置されている。第1のセパレータ60と第2のセパレータ70とは樹脂フレーム300に接着剤などを用いて接着されている。第1のセパレータ60は膜電極接合体215の一方の側であるカソード221側に配置され、第2のセパレータ70は他方の側であるアノード222側に配置されている。
第1と第2のセパレータ60,70は、ガス遮断性および電子伝導性を有する部材によって構成されている。第1と第2のセパレータ60,70は、例えば、カーボン粒子を圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材や、プレス成形したステンレス鋼などの金属部材によって形成されている。
第1と第2のセパレータ60,70は、それぞれ、マニホールドM1〜M6の一部を構成する貫通孔421,422,431,432,441,442が形成されている。具体的には、貫通孔422はマニホールドM1の一部を構成し、貫通孔442はマニホールドM2の一部を構成する。貫通孔432はマニホールドM3の一部を構成し、貫通孔431はマニホールドM4の一部を構成する。貫通孔441はマニホールドM5の一部を構成し、貫通孔421はマニホールドM6の一部を構成する。
第1のセパレータ60の面のうち電極体217と対向する面には、溝流路461Caが形成されている。溝流路461CaはマニホールドM3,M4と連通し、マニホールドM3を流れる酸化剤ガスを電極体217のカソード221に供給すると共に電極体217を流通したカソードオフガスをマニホールドM4に流通させる。溝流路461CaとマニホールドM3とは、溝流路332aやセパレータ60に形成された溝流路(図示せず)によって連通している。溝流路461CaとマニホールドM4とは、溝流路332bやセパレータ60に形成された溝流路(図示せず)によって連通している。第1のセパレータ60の面のうち電極体217が位置する側とは反対側に位置する面には、溝流路462が形成されている。溝流路462は、マニホールドM5,M6と連通し、冷却媒体が流通する。
第2のセパレータ70の面のうち電極体217と対向する面には、溝流路461anが形成されている。溝流路461anはマニホールドM1,M2と連通し、マニホールドM1を流れる燃料ガスを電極体217のアノード222に供給すると共に電極体217を流通したアノードオフガスをマニホールドM2に流通させる。溝流路461anとマニホールドM1とは、セパレータ70に形成された溝流路422tや、樹脂フレーム300に形成された溝流路(図示せず)によって連通している。溝流路461anとマニホールドM2とは、セパレータ70に形成された溝流路442tや、樹脂フレーム300に形成された溝流路(図示せず)によって連通している。第2のセパレータ70の面のうち電極体217が位置する側とは反対側に位置する面には、溝流路462が形成されている。溝流路462は、マニホールドM5,M6と連通し、冷却媒体が流通する。
ここで、第1と第2のセパレータ60,70は、三層構造のセパレータであっても良い。三層構造のセパレータは、例えば、3つの金属製のプレートによって形成される。中間プレートは冷却媒体を流通させるための流路が形成される。また、中間プレートを挟む2つのセパレータは反応ガスを電極体217に流通させるための開口と、電極体217を通過した反応ガスをマニホールドに流通させるための開口とが形成されている。また、三層構造のセパレータには、マニホールドM1〜M6の一部を構成する貫通孔が形成されている。
A−4.接着パターンおよび効果の説明:
A−4−1.所定の接着パターン:
上記のセルモジュール7のうち、各要素を接着する接着領域80の位置関係について説明する。図5は、接着パターンおよび効果について説明するための図である。図5に示す2つの図は、セルモジュール7を積層方向(Z軸方向)に平行な面で切断したときの一部分であり、図3のF3−F3断面図である。図5の左に示す図(左図)は、セルモジュール7が燃料電池スタック200に組み込まれ、積層方向の両側から所定の荷重が加わっている場合の状態を示す。図5の右に示す図(右図)は、セルモジュール7に所定の荷重が加わっていない状態を示す。なお、図5の断面図は、接着パターンについての詳細を説明するための図であり、上記実施形態のセパレータ60,70に限らず各種のセパレータを備えるセルモジュールに適用できる。よって、以下では接着パターンに焦点をあてるために、セパレータ60,70および電極体217の構成は簡略化している。
接着領域80のうち、第1のセパレータ60と樹脂フレーム300とが接着された領域を第1の接着領域80aとも呼ぶ。また、接着領域80のうち、第2のセパレータ70と樹脂フレーム300とが接着された領域を第2の接着領域80bとも呼ぶ。また、接着領域80のうち、隣り合う単セルのセパレータ60,70同士が接着された領域を第3の接着領域80cとも呼ぶ。セルモジュール7を構成する複数の単セル10はそれぞれ、1つの第1の接着領域80aと、1つの第2の接着領域80bと、2つの第3の接着領域80cとを有する。第1〜第3の接着領域80a,80b,80cはそれぞれ、セルモジュール7の内部から外側に反応ガスなどの流体が漏れ出すことを防止するために、発電領域200g(図3)を取り囲むと共に、各マニホールドM1〜M6(図3)を構成する貫通孔を取り囲むように形成されている。
複数の単セル10のうちの少なくとも1つの単セル10が備える第1〜第3の接着領域80a〜80cは、以下のパターン(「所定の接着パターン」とも呼ぶ。)を有する。すなわち、複数の単セル10の積層方向(Z軸方向)に沿って対象となる単セル10を見たときに、第1〜第3の接着領域80a〜80cの少なくとも1つの接着領域が、他の接着領域に対して重ならない位置に形成されている。
A−4−2.第1の接着パターンおよび効果:
図5に示す例では、セルモジュール7の各単セル10はそれぞれ、所定の接着パターンのうちの第1の接着パターンを有する。第1の接着パターンは、対象となる単セル10を積層方向(Z軸方向)に沿って見た時に、第1の接着領域80aと第2の接着領域80bとが互いに重ならない位置に形成されているパターンである。図5では、第3の接着領域80cは、第1と第2の接着領域80a,80bと重なる位置に形成されている。一方で、第1の接着領域80aと第2の接着領域80bとは互いに重ならないずれた位置に形成されている。単セル10が第1の接着パターンを有することで、樹脂フレーム300には変形領域302が形成される。変形領域302とは、樹脂フレーム300の2つの主面いずれにもセパレータ60,70が接着されていない領域であって、かつ、変形可能な領域である。
図5の右図に示すように、セルモジュール7が無荷重状態となった場合、電極体217のガス拡散層228,229の厚みが増加することで、セルモジュール7の中央領域72が積層方向に沿って外側に膨らむ。すなわち、セルモジュール7の中央領域72の厚み(積層方向に沿った長さ)が増加する。周縁領域74においては、樹脂フレーム300の変形領域302に位置する部分が、撓んだ形状となる。このように、積層方向に圧縮荷重を加えた状態と圧縮荷重を解除した状態とで、樹脂フレーム300の形状が変化することで、中央領域72の厚みの増加に追従して周縁領域74の厚みを増加させることができる。これにより、セルモジュール7が過度に太鼓状に変形することを抑制できる。よって、セルモジュール7が応力集中などによって亀裂などの破損が生じる可能性を低減できる。
A−4−3.第2の接着パターンおよび効果:
図6は、第2の接着パターンおよび効果について説明するための図である。図6に示す2つの図は、セルモジュール7を積層方向(Z軸方向)に平行な面で切断したときの一部分であり、図3のF3−F3断面図である。図6の左図は、図5の左図に対応し、図6の右図は、図5の左図に対応している。なお、図6の断面図は、接着パターンについての詳細を説明するための図であり、上記実施形態のセパレータ60,70に限らず各種のセパレータを備えるセルモジュールに適用できる。よって、以下では接着パターンに焦点をあてるために、セパレータ60,70及び電極体217の構成は簡略化している。
セルモジュール7の各単セル10はそれぞれ、所定の接着パターンのうちの第2の接着パターンを有しても良い。第2の接着パターンは、単セル10を積層方向(Z軸方向)に沿って見た時に、第1と第2のセパレータ60,70の少なくとも一方において、一方の面に形成された第3の接着領域80cと、他方の面に形成された第1と第2の接着領域80a,80bのいずれかの接着領域とが、互いに重ならないずれた位置に形成されている。
図6に示す例において、単セル10が備える第1と第2のセパレータ60,70のうち、第1のセパレータ60に着目した場合を考える。第1のセパレータ60に形成されている接着領域は、第1の接着領域80aと第3の接着領域80cである。第2の接着パターンでは、第1のセパレータ60に形成された第1と第3の接着領域80a,80cとは、互いに重ならないずれた位置に形成されている。また、第2のセパレータ70に着目した場合、第2のセパレータ70に形成されている接着領域は、第2の接着領域80bと第3の接着領域80cである。第2の接着パターンでは、第2のセパレータ70に形成された第2の接着領域80bと第3の接着領域80cとは、互いに重ならないずれた位置に形成されている。なお、図6に示す例では、単セル10を積層方向(Z軸方向)に沿って見た時に、第1と第2の接着領域は80a、80bは互いに重なる位置に形成され、第3の接着領域80cは第1と第2の接着領域80a、80bとは重ならないずれた位置に形成されている。
上記のように、単セル10が第2の接着パターンを有することで、第1と第2のセパレータ60,70には変形領域65,75が形成される。変形領域65,75とは、セパレータ60,70のそれぞれにおいて、2つの主面のいずれにおいても接着領域が形成されていない領域であって、かつ、変形可能な領域である。
図6の右図に示すように、セルモジュール7が無荷重状態となった場合、セルモジュール7の中央領域72が積層方向に沿って外側に膨らむ。すなわち、セルモジュール7の中央領域72の厚みが増加する。周縁領域74においては、第1のセパレータ60の変形領域65が位置する部分と、第2のセパレータ70の変形領域75が位置する部分とが積層方向に撓んだ形状となる。このように、積層方向に圧縮荷重を加えた状態と、圧縮荷重を解除した状態とで、第1と第2のセパレータ60,70の形状が変化することで、中央領域72の厚みの増加に追従して周縁領域74の厚みを増加させることができる。これにより、セルモジュール7が過度に太鼓状に変形することを抑制できる。よって、セルモジュール7が応力集中などによって亀裂などの破損が生じる可能性を低減できる。
A−5.比較例:
図7は、比較例を説明するための図である。図7は、セルモジュール7を単セル10の積層方向(Z軸方向)に沿って見た時に、セルモジュール7の第1〜第3の接着領域80a〜80cがすべて重なっている接着パターンを示している。図7の右図のように、セルモジュール7が無荷重状態になった場合、中央領域72の厚みは増加する。一方で、樹脂フレーム300が位置する周縁領域74は、樹脂フレーム300、第1のセパレータ60、および、第2のセパレータ70が厚み方向に変形できないために中央領域72の変形に追従できない。これにより、セルモジュール7が過度に太鼓状になる恐れが生じる。
B.第2実施形態:
図8は、第2実施形態を説明するための図である。図8は、図5に対応した図である。図8に示すセルモジュール7aは、単セル10aが備える第1と第2のセパレータ60a、60bの表面形状が凹凸を有する。表面の凹凸によって、反応ガスや冷却媒体の流路が形成されている。このような第1と第2のセパレータ60a,60bは、例えばカーボン粒子と樹脂の複合材料や、複合材料にさらに金属粒子を混合した材料によって形成されている。なお、その他の構成については上記第1実施形態の構成と同様である。よって、同一の構成について同一符号を付すと共に説明を省略する。
図8に示すセルモジュール7aでは、各単セル10aがそれぞれ第1の接着パターンを有する。詳細には、単セル10aの積層方向(Z軸方向)に沿って単セル10aを見たときに、第1の接着領域80aと第2の接着領域80bとが互いに重ならないずれた位置に形成されている。これにより、変形領域302が形成される。また、隣り合うセパレータ60a,70bの接触面の全面を接着することで第3の接着領域80cが形成されている。すなわち、第3の接着領域80cは、第1の接着領域80aと第2の接着領域80bの双方と重なる。
図8の右図に示すように、セルモジュール7aが無荷重状態となった場合、セルモジュール7aの中央領域72の厚み(積層方向に沿った長さ)が増加する。周縁領域74においては、樹脂フレーム300の変形領域302に位置する部分が積層方向に撓んだ形状となる。このように、積層方向に圧縮荷重を加えた状態と、圧縮荷重を解除した状態とで、樹脂フレーム300の形状が変化することで、中央領域72の厚みの増加に追従して周縁領域74の厚みを増加させることができる。これにより、セルモジュール7aが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。よって、セルモジュール7aが応力集中などによって亀裂などの破損が生じる可能性を低減できる。
C.第3実施形態:
図9は、第3実施形態を説明するための図である。図9は、図5に対応した図である。第3実施形態のセルモジュール7bと、第2実施形態のセルモジュール7aとの異なる点は、接着パターンのみである。その他の構成については第2実施形態と同様であるため、同様の構成については同一の符号を付すと共に説明を省略する。
セルモジュール7bでは、各単セル10aがそれぞれ第2の接着パターンを有する。第3実施形態では、以下のように接着領域80を形成することで第2の接着パターンを形成している。すなわち、各単セル10aにおいて、単セル10aの積層方向に単セル10aを見た時に、隣接する単セル10a同士を接着することで形成される第3の接着領域80cは、第1と第2の接着領域80a,80bとが互いに重なる領域と重なることなくずれた位置に形成される。こうすることで、変形領域65が形成される。
図9の右図に示すように、セルモジュール7aが無荷重状態となった場合、セルモジュール7bの中央領域72の厚み(積層方向に沿った長さ)が増加する。周縁領域74においては、第1のセパレータ60aの変形領域65に位置する部分が積層方向に撓んだ形状となる。このように、積層方向の圧縮荷重を加えた状態と、圧縮荷重を解除した状態とで、第1のセパレータ60aの形状が変化することで、中央領域72の厚みの増加に追従して周縁領域74の厚みを増加させることができる。これにより、セルモジュール7aが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。よって、セルモジュール7aが応力集中などによって亀裂などの破損が生じる可能性を低減できる。
D.第4実施形態:
図10は、第4実施形態を説明するための図である。図10は、図5に対応した図である。なお、図10は、セルモジュール7cが無荷重の状態を示している。第4実施形態のセルモジュール7cと、第3実施形態のセルモジュール7bとの異なる点は、第1と第2のセパレータ60c,70cの構成である。その他の構成については第3実施例と同様の構成であるため、同様の構成については第3実施例と同一の符号を付すと共に説明を省略する。
セルモジュール7cでは、単セル10cが備える第1と第2のセパレータ60c,70cは、平板状の金属をプレス加工した部材を用いている。詳細には、第1と第2のセパレータ60c、70cは、積層方向(Z軸方向)のうちの第1の方向(Z軸正方向)に凸の部分と、第2の方向(Z軸負方向)に凸の部分とを備える。この凹凸によって、反応ガスや冷却媒体の流路が形成される。第1と第2のセパレータ60c,70cの形成に用いる金属材料としては、例えばステンレスがある。第1と第2のセパレータ60c,70cは撓む性質を有する。
セルモジュール7cの各単セル10cはそれぞれ、第2の接着パターンを有する。詳細には、単セル10cの積層方向(Z軸方向)に沿って単セル10cを見た時に、第1と第2のセパレータ60c,70cの少なくとも一方において、一方の面に形成された第3の接着領域80cと、他方の面に形成された第1と前記第2の接着領域80a,80bのいずれかの接着領域とが、互いに重ならないずれた位置に形成されている。本実施形態では、各単セル10cにおいて、第1と第2の接着領域80a,80bは互いに重なった位置に形成され、第3の接着領域80cは、第1と第2の接着領域80a,80bとは重なることなくずれた位置に形成されている。これにより、変形領域65,75が形成される。変形領域65,75は積層方向に撓むことで、中央領域72の厚みの変化に追従して、周縁領域74の厚みを変化させることができる。これにより、セルモジュール7cが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。よって、セルモジュール7cが応力集中などによって亀裂などの破損が生じる可能性を低減できる。
E.変形例:
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
E−1.第1変形例:
上記実施形態では、セルモジュール7〜7cが備える全ての単セル10〜10cが、第1と第2の接着パターンのいずれかを有していたが、少なくとも1つの単セル10〜10cが第1と第2の接着パターンのいずれかを有していれば良い。このようにしても、セルモジュール7〜7cのうちで第1と第2の接着パターンのいずれかを有する単セル10〜10cが変形領域を有する。これにより、中央領域72の変形に周縁領域74の変形を追従させることができ、セルモジュール7〜7cが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。
また、セルモジュール7〜7cが第1と第2の接着パターンの双方を備えていても良いし。このようにしても、セルモジュール7〜7cが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。
また、セルモジュール7〜7cが備える複数の単セル10〜10cの1つの単セル10〜10c内で、第1と第2の接着パターンの双方を備えていても良い。このようにしても、セルモジュール7〜7cが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。
E−2.第2変形例:
所定の接着パターンは、第1と第2の接着パターンに限定されるものではない。例えば、所定の接着パターンの一例として、単セル10〜10cを積層方向(Z軸方向)に沿って見た時に、第1〜第3の接着領域80a〜80cがいずれも互いに重なっておらず、ずれた位置に形成されていても良い。このようにしても、セルモジュール7〜7cが過度に太鼓状に変形することを抑制できる。
E−3.第3変形例:
また、上記実施形態は以下の形態を採用できる。
・態様1:セルモジュールであって、
積層された複数の単セルを備え、
前記単セルは、
膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置された一対のガス拡散層と、を有する電極体と、
前記電極体を取り囲むように前記電極体の周縁部に配置されたフレームと、
前記電極体と前記フレームを両側から挟むように前記フレームに接着された第1と第2のセパレータであって、前記膜電極接合体の一方の側に配置された第1のセパレータと、前記膜電極接合体の他方の側に配置された第2のセパレータと、
前記第1のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第1の接着領域と、
前記第2のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第2の接着領域と、
隣り合う前記単セルの前記セパレータ同士が接着された領域である第3の接着領域と、を有し、
前記複数の単セルのうちの少なくとも1つの単セルは、前記複数の単セルの積層方向に沿って見たときに、
前記第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域が、他の接着領域に対して重ならない位置に形成されており、
前記少なくとも1つの単セルは、第1の接着パターンを有し、
前記第1の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、
前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とが、互いに重ならない位置に形成され、
前記第1の接着領域と前記第3の接着領域、および、前記第2の接着領域と前記第3の接着領域とは少なくとも一部が重なっている、セルモジュール。
・態様2:セルモジュールであって、
積層された複数の単セルを備え、
前記単セルは、
膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置された一対のガス拡散層と、を有する電極体と、
前記電極体を取り囲むように前記電極体の周縁部に配置されたフレームと、
前記電極体と前記フレームを両側から挟むように前記フレームに接着された第1と第2のセパレータであって、前記膜電極接合体の一方の側に配置された第1のセパレータと、前記膜電極接合体の他方の側に配置された第2のセパレータと、
前記第1のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第1の接着領域と、
前記第2のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第2の接着領域と、
隣り合う前記単セルの前記セパレータ同士が接着された領域である第3の接着領域と、を有し、
前記複数の単セルのうちの少なくとも1つの単セルは、前記複数の単セルの積層方向に沿って見たときに、
前記第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域が、他の接着領域に対して重ならない位置に形成されており、
前記少なくとも1つの単セルは、第2の接着パターンを有し、
前記第2の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、
前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とは、少なくとも一部において重なった領域を有し、
前記重なった領域と前記第3の接着領域とは、互いに重ならない位置に形成されている、セルモジュール。
5…燃料電池システム
7〜7c…セルモジュール
10〜10c…単セル
16…ガスケット
21…エンドプレート
22…絶縁板
23…集電板
24…テンションロッド
25…ナット
26…制御部
27…駆動部
40…エアコンプレッサ
41…酸化ガス供給路
43…冷媒循環流路
45…ラジエータ
46…冷媒循環ポンプ
47…冷媒循環流路
48…カソード排ガス路
50…水素タンク
51…減圧弁
52…圧力調整弁
53…水素ガス供給路
54…アノード排ガス路
60〜60c…第1のセパレータ
65…変形領域
70〜70c…第2のセパレータ
72…中央領域
74…周縁領域
75…変形領域
80…接着領域
80a…第1の接着領域
80b…第2の接着領域
80c…第3の接着領域
200…燃料電池スタック
200e…周縁部
200g…発電領域
210…電解質膜
215…膜電極接合体
217…電極体
221…カソード
222…アノード
228…カソード側拡散層
229…アノード側拡散層
300…樹脂フレーム
302…変形領域
310…開口部
321,322,331,332…貫通孔
332a…溝流路
332b…溝流路
341,342,421,422…貫通孔
422t…溝流路
431,432,441,442…貫通孔
442t…溝流路
461Ca…溝流路
461an…溝流路
462…溝流路
M1〜M6…マニホールド

Claims (8)

  1. セルモジュールであって、
    積層された複数の単セルを備え、
    前記単セルは、
    膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置された一対のガス拡散層と、を有する電極体と、
    前記電極体を取り囲むように前記電極体の周縁部に配置されたフレームと、
    前記電極体と前記フレームを両側から挟むように前記フレームに接着された第1と第2のセパレータであって、前記膜電極接合体の一方の側に配置された第1のセパレータと、前記膜電極接合体の他方の側に配置された第2のセパレータと、
    前記第1のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第1の接着領域と、
    前記第2のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第2の接着領域と、
    隣り合う前記単セルの前記セパレータ同士が接着された領域である第3の接着領域と、を有し、
    前記複数の単セルのうちの少なくとも1つの単セルは、前記複数の単セルの積層方向に沿って見たときに、
    前記第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域が、他の1つの接着領域に対して重ならない位置に形成されており、
    前記少なくとも1つの単セルは、第1の接着パターンを有し、
    前記第1の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、
    前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とが、互いに重ならない位置に形成されている、セルモジュール。
  2. 請求項1に記載のセルモジュールであって、
    前記少なくとも1つの単セルは、第2の接着パターンを有し、
    前記第2の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、
    前記第1と第2のセパレータの少なくともいずれか一方において、一方の面に形成された前記第3の接着領域と、他方の面に形成された前記第1と第2の接着領域のいずれかの接着領域とが、互いに重ならない位置に形成されている、セルモジュール。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のセルモジュールであって、
    前記第1と第2のセパレータは、金属板である、セルモジュール。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のセルモジュールであって、
    前記第1と第2のセパレータは、カーボン粒子と樹脂とを含む部材、又は、カーボン製部材である、セルモジュール。
  5. セルモジュールであって、
    積層された複数の単セルを備え、
    前記単セルは、
    膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置された一対のガス拡散層と、を有する電極体と、
    前記電極体を取り囲むように前記電極体の周縁部に配置されたフレームと、
    前記電極体と前記フレームを両側から挟むように前記フレームに接着された第1と第2のセパレータであって、前記膜電極接合体の一方の側に配置された第1のセパレータと、前記膜電極接合体の他方の側に配置された第2のセパレータと、
    前記第1のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第1の接着領域と、
    前記第2のセパレータと前記フレームとが接着された領域である第2の接着領域と、
    隣り合う前記単セルの前記セパレータ同士が接着された領域である第3の接着領域と、を有し、
    前記複数の単セルのうちの少なくとも1つの単セルは、前記複数の単セルの積層方向に沿って見たときに、
    前記第1〜第3の接着領域の少なくとも1つの接着領域が、他の1つの接着領域に対して重ならない位置に形成されており、
    前記第1と第2のセパレータは、カーボン粒子と樹脂とを含む部材である、セルモジュール。
  6. 請求項5に記載のセルモジュールであって、
    前記少なくとも1つの単セルは、第1の接着パターンを有し、
    前記第1の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、
    前記第1の接着領域と前記第2の接着領域とが、互いに重ならない位置に形成されている、セルモジュール。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のセルモジュールであって、
    前記少なくとも1つの単セルは、第2の接着パターンを有し、
    前記第2の接着パターンにおいて、前記積層方向に沿って見たときに、
    前記第1と第2のセパレータの少なくともいずれか一方において、一方の面に形成された前記第3の接着領域と、他方の面に形成された前記第1と第2の接着領域のいずれかの接着領域とが、互いに重ならない位置に形成されている、セルモジュール。
  8. 燃料電池スタックであって、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の前記セルモジュールを複数備え、
    前記複数のセルモジュールが前記積層方向に積層されている、燃料電池スタック。
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