JP5786419B2 - 燃料電池セル - Google Patents

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Description

本発明は、例えば固体高分子型の燃料電池セルに関する。
この種の燃料電池セルとして、特許文献1に「燃料電池用セパレータおよびそれを備えた燃料電池」とした名称において開示された構成のものがある。
特許文献1に開示された燃料電池は、発電体に対し突出して接触する接触部を有することによって、上記発電体に反応ガスを供給するための反応ガス流路を画定する流路画定部材と、その反応ガス流路の一部において、上記流路画定部材から発電体側に突出する凸部とを備え、上記凸部の突出距離を上記接触部の突出距離に比べて短くしたものである。
特願2010‐205669号公報
しかしながら、特許文献1に記載の燃料電池においては、反応ガス圧の変動に起因して発電体のカソードとアノードとの間に圧力差(以下、「差圧」と称する。)が生じるが、凸部の突出距離を上記接触部の突出距離に比べて短くしているので、上記差圧によって発電体が変形し、反応ガス流路が閉塞するおそれがあるという課題が未解決のままである。
そこで本発明は、差圧が繰り返し生じるときにも、反応ガスの流通断面積を減少させることなく疲労耐性を向上させることができる燃料電池セルの提供を目的としている。
上記課題を解決するための本発明は、膜電極接合体を形成した枠体を一対のセパレータ間に挟持することにより、その膜電極接合体の両側部であって枠体の両面側に水素含有ガスと酸素含有ガスの各流通領域を形成しているとともに、各流通領域に複数の突起を所要の間隔にして配設することによりガス流路を区画形成している燃料電池セルにおいて、上記複数の突起により区画形成されるガス流路が、上記複数の突起を枠体の両側で正対しないように配置している。
本発明によれば、ガスの流通領域における断面積の減少を伴わずに、応力発生部の断面係数を大きくすることができる。
差圧の入力時における応力発生箇所と分布をずらすことができるので、応力振幅を小さくすることができ、構造上の疲労耐性を増大させることができる。
本発明の第一の実施形態に係る燃料電池セルを用いた一例に係る燃料電池スタックの外観斜視図である。 同上の燃料電池スタックを分解して示す分解斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る燃料電池セルを分解して示す斜視図である。 同上の燃料電池セルの平面図である。 同上の燃料電池セルを、図4に示すI‐I線に沿う断面にして示す部分断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。 (A)は、本発明の第三の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図、同図(B)は、本発明の第四の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。 本発明の第五の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面に示す部分断面図である。 本発明の第六の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。 本発明の第七の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係る燃料電池セルを用いた一例に係る燃料電池スタックの外観斜視図、図2は、その燃料電池スタックを分解して示す分解斜視図である。また、図3は、本発明の第一の実施形態に係る燃料電池セルを分解して示す斜視図、図4は、その燃料電池セルの平面図である。
なお、一例に係る燃料電池スタックは、例えば車両に搭載される固体高分子電解質型燃料電池である。
図1,2に示すように、燃料電池スタック10は、集電板13,14及び複数の燃料電池セルA1を一対のエンドプレート11,12間に積層させ、かつ、それらのエンドプレート11,12により、それらの燃料電池セルA1どうしを挟圧するようにして締結板15,16及び補強板17,17によって締結した構成のものである。なお、19は、スペーサである。
本実施形態においては、上記エンドプレート11,12、締結板15,16及び補強板17,17は、互いにボルト18等により締結しているが、これに限るものではない。
燃料電池セルA1は、枠体(以下、「フレーム」という。)20を形成した膜電極接合体30を、一対のセパレータ40,41間に挟持することにより、その膜電極接合体30に対向する領域に発電部Gを形成した構成のものである。
発電部Gの両側部には、水素含有ガス又は酸素含有ガスの供排出を行うためのマニホールド部M,Mと、各マニホールド部Mから発電部Gに至る水素含有ガス又は酸素含有ガスの流通領域であるディフューザ部D,Dとが形成されている。
図3に示すように、一側部のマニホールド部Mはマニホールド孔H1〜H3からなる。
それらマニホールド孔H1〜H3は、酸素含有ガス供給用(H1)、冷却流体供給用(H2)及び水素含有ガス供給用(H3)のものであり、積層方向αにそれぞれの流路をなしている。
他方のマニホールド部Mはマニホールド孔H4〜H6からなる。
各マニホールド孔H4〜H6は、水素含有ガス排出用(H4)、冷却流体排出用(H5)及び酸素含有ガス排出用(H6)のものであり、積層方向αにそれぞれの流路をなしている。なお、供給用と排出用は一部又は全部が逆の位置関係でもよい。
次に、膜電極接合体30について説明する。
膜電極接合体30は、MEA(Membrane Electrode Assembly)とも呼称されるものであり、例えば固体高分子から成る電解質膜を、アノードとカソード(いずれも図示しない)により挟持した構造を有している。
なお、本実施形態においては、アノードとカソードの各表面に、カーボンペーパや多孔質体等から成るガス拡散層がそれぞれ積層されている。
上記した膜電極接合体30は、アノードに水素含有ガスが、また、カソードに酸素含有ガスがそれぞれ送給されることにより、電気化学反応による発電を行なう。なお、膜電極接合体30としては、上記のガス拡散層を設けることなく、電解質層とアノードとカソードにより構成したものとしてもよい。
次に、フレーム20について説明する。図5は、本発明の第一の実施形態に係る燃料電池セルを、図4に示すI‐I線に沿う断面にして示す部分断面図である。なお、図において示す矢印は差圧、(ア),(イ)は、差圧によって生ずる曲げモーメントを示している。
フレーム20は、例えば射出成形によって上記した膜電極接合体30と一体に形成されており、本実施形態においては、燃料電池セルA1の積層方向αから見た正面視において横長方形にし、かつ、ほぼ一定の板厚に形成されているとともに、その中央部分に上記した膜電極接合体30が配置されている。
ディフューザ部Dは、フレーム20とセパレータ40,41との各間、すなわち、フレーム20のアノード側及びカソード側(両面側)にそれぞれ形成されており、互いに同形同大の円錐台形にした突起21が所要の間隔にしてそれぞれ複数配設されている。
なお、突起21の底面(基部)から上底(上部)にかけての比率は適宜設定することができる。
突起21は、図5にも示すように、フレーム20とこれに対向するセパレータ40,41とを離間させるとともに、各ディフューザ部Dに所要の間隔にして配設することにより水素含有ガス流路S1,酸素含有ガス流路S2を区画形成している。
以下、水素含有ガス流路S1,酸素含有ガス流路S2を、単に「ガス流路S1,S2」という。
本実施形態においては、上記突起21を、上記各ディフューザ部Dに区画形成されるガス流路S1,S2がフレーム20の両面側で正対しないように配置している。
「正対」とは、フレーム20の両面側に同形同大の円錐台形にした上記突起21どうしを同一の配置、換言すると、互いに対向して配置することにより、当該両面に同形のガス流路が形成されることをいう。
本実施形態においては、図5に示すように、アノード側(一面側)のガス流路S1に、カソード側(他面側)の突起21が、また、カソード側(他面側)のガス流路S2に、アノード側(一面側)の突起21が対向して配置されている。
換言すると、水素含有ガスと酸素含有ガスの各流通領域の突起21が互いに対向しないように配設している。
セパレータ40,41は、それぞれステンレス等の金属板をプレス成形したものであり、膜電極接合体30に対向する中央部分が、図3,4に示すように、β方向に連続した凹凸形状に形成されているとともに、これらの両端部に、フレーム20の各マニホールド孔H1〜H6と同形同大のマニホールド孔H1〜H6が互いに対向して形成されている。
これにより、セパレータ40,41は、膜電極接合体30に対向する凹凸形状部分40a,41aでは、各凸部分が膜電極接合体30に接触するとともに、各凹部分が水素含有ガス(酸素含有ガス)の流路となっている。
図6は、本発明の第二の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。
本発明の第二の実施形態に係る燃料電池セルA2は、上記した燃料電池セルA1と突起21の配置間隔を異ならせたものである。
すなわち、燃料電池セルA1の突起21の配置間隔を広くしたものであり、換言すると、ガス流路S1,S2を上記燃料電池セルA1の突起21の配置間隔よりも幅広の寸法W1に形成した構成のものであり、フレーム20Aの一面側の突起21の基部21aと、他面側の突起21の角部21bとの間に所要の間隔W2をもたせている。
なお、所要の間隔W2は、発生する曲げモーメント等を勘案して設定すればよい。
本実施形態によれば、両ガスの流通部分の断面積の減少を伴わず若しくは最小限にしつつ、部分的に板厚を増加させて断面係数を大きくし、発生する応力を低減させることができる。
また、フレーム20Aの板厚を増加できない箇所であっても、梁長寸法を短縮できるため、発生する応力を抑制できる。
図7(A)は、本発明の第三の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図、同図(B)は、本発明の第四の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。
図7(A)に示す本発明の第三の実施形態に係る燃料電池セルA3は、上記した突起21と同等の突起40b,41bを、一対のセパレータ40A,41Aに一体に形成した点で上記燃料電池セルA1,A2と相違している。
同図に示すフレーム20Bは、例えば射出成形によって上記した膜電極接合体30と一体に形成されており、本実施形態においては、燃料電池セルA3の積層方向αから見た正面視において横長方形にし、かつ、ほぼ一定の板厚に形成されているとともに、その中央部分に上記した膜電極接合体30を配置したものであり、これには、上記した突起を配置していない。
セパレータ40Aは、上記したディフューザ部Dに対応する領域に複数の突起40bを一体に形成している。
突起40bは、互いに同形同大の円錐台形にし、かつ、所要の間隔にして複数配設されている。
セパレータ41Aは、上記したディフューザ部Dに対応する領域に複数の突起41bを一体に形成している。
突起41bは、突起40bと同形同大の円錐台形にし、かつ、所要の間隔にして複数配設されている。
本実施形態においては、アノード側(一面側)のガス流路S1に、カソード側(他面側)の突起41bが、また、カソード側(他面側)のガス流路S2に、アノード側(一面側)の突起40bが対向して配置されている。
図7(B)に示す本発明の第四の実施形態に係る燃料電池セルA4は、上記した燃料電池セルA3と突起40b,41bの配置間隔を異ならせたものである。
すなわち、燃料電池セルA3の突起40b,41bの配置間隔を広くしたものであり、換言すると、ガス流路S1,S2を上記燃料電池セルA3の突起40b,41bの配置間隔よりも幅広の寸法に形成した構成のものであり、フレーム20Bの一面側の突起40bの基部と、他面側の突起41bの角部との間に所要の間隔W2をもたせている。
なお、所要の間隔W2は、発生する曲げモーメント等を勘案して設定すればよいことは、上記した燃料電池セルA2と同様である。
図8は、本発明の第五の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。なお、上述したいずれかの実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第五の実施形態に係る燃料電池セルA5は、フレーム20Cを周囲に形成した上記した膜電極接合体30を、図6に示すセパレータ41と、図7(A)に示すセパレータ40Aと同等のものに挟持することにより、膜電極接合体30に対向する領域に発電部G(図8には図示しない)を形成した構成のものである。
フレーム20Cは、例えば射出成形によって上記した膜電極接合体30と一体的に形成されており、本実施形態においては、燃料電池セルA5の積層方向αから見た正面視において横長方形にし、かつ、ほぼ一定の板厚に形成されているとともに、その中央部分に上記した膜電極接合体30が配置されている。
このフレーム20Cは、上記したディフューザ部Dのカソード側にのみ、互いに同形同大の円錐台形にした突起21を所要の間隔にして複数配設し、かつ、アノード側を平坦面にして形成したものである。
本実施形態においては、セパレータ40Aの突起40bを、フレーム20Cの突起21とセパレータ41で区画形成されるガス流路S2に対向する位置に配置している。
図9は、本発明の第六の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。なお、上述した実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第六の実施形態に係る燃料電池セルA6は、図7(A),(B)に示すフレーム20Bと同等のものを周囲に形成した膜電極接合体30(図9には図示しない)を、セパレータ40Bと、図7(B)に示すセパレータ41Aと同等のものに挟持した構成のものである。
セパレータ40Bは、上記したディフューザ部Dに対応する領域に複数の突起40cを一体に形成している。
突起40cは、互いに同形同大の円錐台形にし、かつ、所要の間隔にして複数配設されており、上記した突起40b(41b)に対してフレーム20Bに当接する当接面20c´の面積を増大させたものである。
本実施形態においては、セパレータ40Bの突起40cと、セパレータ41Aの突起41bとを対向させて配置している。
図10は、本発明の第七の実施形態に係る燃料電池セルの一部を断面にして示す部分断面図である。なお、上述した実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第七の実施形態に係る燃料電池セルA7は、フレーム20Dを周囲に形成した膜電極接合体30(図10には図示しない)を、図6に示す一対のセパレータ40,41間と同等のものに挟持した構成のものである。
フレーム20Dは、例えば射出成形によって上記した膜電極接合体30と一体的に形成されており、本実施形態においては、燃料電池セルA7の積層方向αから見た正面視において横長方形にし、かつ、ほぼ一定の板厚に形成されているとともに、その中央部分に上記した膜電極接合体30(図示しない)が配置されている。
このフレーム20Dは、これのアノード側の面とカソード側の面にそれぞれ異なる大きさの突起22,23を複数配設した構成のものである。
突起22,23は円錐台形に形成されており、突起22のセパレータ40との当接面22aの面積を、突起23のセパレータ41との当接面23aの面積よりも大きくしているとともに、突起22と突起23とを対向させて配設している。
上記した各実施形態に係る燃料電池セルA1〜A7によれば、次の効果を得ることができる。
・上述した燃料電池セルA1によれば、両ガスの流通領域における断面積の減少を伴わずに、応力発生箇所の断面係数を大きくすることができる。
・差圧の入力時における応力発生箇所と分布をずらすことができるので、応力振幅を小さくすることができ、構造上の疲労耐性を増大させることができる。
・フレームの厚みを均一化するように突起を一体に突設したときには、そのフレームをなす樹脂の流動性を損なうことがなく、例えばウエルドの発生を防止することができる。
・図6に示す燃料電池セルA2によれば、ガスの流通領域の断面積の減少を伴うことなく、又は最小限にしつつ、フレーム20Aの板厚を部分的に増加させて断面係数を大きくすることができ、発生する応力を低減させることができる。
・また、板厚が増加できない箇所も梁長寸法を短縮できるため、発生応力を抑制することができる。
・フレームの厚みを均一化するように突起を一体に突設したときには、そのフレームをなす樹脂の流動性を損なうことがなく、例えばウエルドの発生を防止することができる。
図7(A),(B)に示す燃料電池セルA3,A4によれば、差圧の入力時における応力発生部分の分布をずらすことができるとともに、応力振幅が小さくなるので構造上の疲労耐性を増大させることができる。
図8に示す燃料電池セルA5によれば、ガスの流通領域の断面積の減少を伴うことなく、又は最小限にしつつ、フレーム20Aの板厚を部分的に増加させて断面係数を大きくすることができ、発生する応力を低減させることができる。
また、差圧の入力時における応力発生箇所と分布をずらすことができるので、応力振幅を小さくすることができ、構造上の疲労耐性を増大させることができる。
図9,10に示す燃料電池セルA6,A7によれば、差圧の入力時における応力発生部分の分布をずらすことができるとともに、応力振幅が小さくなるので構造上の疲労耐性を増大させることができる。
また、差圧の大小と、その入力位置が近いので発生する応力を総裁できるために効果的である。
なお、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
上記した各実施形態においては、突起として円錐台形のものを例示したが、円柱形,角柱形,楕円柱形その他、公知の形のものを採用することができる。
以上詳細に説明したが、いずれにしても、上記各実施形態において説明した各構成は、それら各実施形態にのみ適用することに限らず、一の実施形態において説明した構成を、他の実施形態に準用若しくは適用し、さらには、それを任意に組み合わせることができるものであることを附記する。
20,20A,20B,20C,20D 枠体(フレーム)
21,22,23,40b,41b,40c 突起
30 膜電極接合体
40,41、40A,40B セパレータ
A1〜A7 燃料電池セル
D 流通領域(ディフューザ部)
S1,S2 ガス流路

Claims (9)

  1. 中央部分に膜電極接合体が配置されたフレームを一対のセパレータ間に挟持することで、上記膜電極接合体の両側部のフレームの一方の面側に水素含有ガスの流通領域が形成され、他方の面側に酸素含有ガスの流通領域が形成されており、
    上記フレームの両面に形成された流通領域のそれぞれに、複数の突起を所要の間隔配設することによりガス流路を区画形成している燃料電池セルにおいて、
    上記フレームの両面の流通領域のそれぞれに区画形成されるガス流路が、フレームの両面側で正対しないように、上記複数の突起を配置していることを特徴とする燃料電池セル。
  2. 上記複数の突起をフレームに一体的に形成していることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セル。
  3. 上記複数の突起を、一対のセパレータの少なくとも一方のものに一体的に形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池セル。
  4. 上記複数の突起を、一対のセパレータの双方に一体的に形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池セル。
  5. 一方のセパレータの突起と他方のセパレータの突起がセパレータにそれぞれ当接する面積を互いに異ならせていることを特徴とする請求項に記載の燃料電池セル。
  6. 一方のセパレータの突起と他方のセパレータの突起が互いに対向して配置されていることを特徴とする請求項に記載の燃料電池セル。
  7. フレームの両面に形成された突起がセパレータに当接する面積を双方で異ならせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池セル。
  8. フレームの両面に形成された突起が互いに対向して配置されていることを特徴とする請求項に記載の燃料電池セル。
  9. 上記フレームが樹脂を射出成形により形成されており、
    上記フレームの厚みを均一化するように枠体の両面に突起を一体に突設していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池セル。
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