JP2005241000A - ダブルクラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】二つのギア入力軸15、16を有するギア用のダブルクラッチに関する。
【解決手段】ダブルクラッチは、共通で駆動される外側クラッチ板ホルダー6及びそれぞれ非駆動される内側クラッチ板ホルダー13、14を有し共通の回転軸axの周りに回転可能で軸方向に前後して配置した二つのクラッチK1、K2を有するダブルクラッチであって、本発明によれば外側クラッチ板ホルダー6を取り囲む引っ張りスリーブ1を設けており、それにより両クラッチの一つを操作できる。
【選択図】図1
【解決手段】ダブルクラッチは、共通で駆動される外側クラッチ板ホルダー6及びそれぞれ非駆動される内側クラッチ板ホルダー13、14を有し共通の回転軸axの周りに回転可能で軸方向に前後して配置した二つのクラッチK1、K2を有するダブルクラッチであって、本発明によれば外側クラッチ板ホルダー6を取り囲む引っ張りスリーブ1を設けており、それにより両クラッチの一つを操作できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、特許請求範囲1の前書き部分に記載されたダブルクラッチに関するものである。
自動車用ダブルクラッチ(或いはデュアルクラッチ)は、乾式又は湿式、すなわち流体の冷却媒体を使って冷却するクラッチで摩擦相手の種類により区分される。さらに、ダブルクラッチをその配置により区分することもできる。とくに湿式のダブルクラッチでは、半径方向に重ね合わさった構造様式(“同心配置”)及び軸方向に前後して配置したクラッチ(“平行配置”)がある。
よく知られているのは湿式の平行なクラッチであり、そこではエンジン側の入力を内側クラッチ板ホルダーで行い、出力を外側クラッチ板ホルダー外側により行う。この種の実施例は、例えばEP 1 195 537 B1で見られる。
この種の構造様式では、大きな円筒形状の外側クラッチ板ホルダーにより、出力側の回転質量が比較的大きいという欠点がある。これは個々の変速で同期させるときに欠点がある。
さらに同じく知られているのは、内側クラッチ板ホルダーにより出力する実施例である。この種のダブルクラッチの例は、DE 198 33 376 A1又はDE 101 46 606 A1で見られる。
しかしながら両方の実施例では、油圧による操作が非常に複雑で手間のかかるものである。とくに本発明が前提にしているDE 198 33 376 A1は、リングピストンからクラッチ板ユニットへ力を伝達するために多数の引っ張りリンクがついた比較的複雑なレバーロッドを有している。
よって本発明の課題は、特に自動車用の平行構造様式のダブルクラッチすなわちデュアルクラッチで、簡単に組み立てられるだけでなく、自動車の変速で簡単に同期できるものを提供することである。
この課題を、共通の回転軸の周りに回転でき軸方向に前後して配置した二つのクラッチを有するダブルクラッチにおいて、共通で駆動される外側クラッチ板ホルダー及びそれぞれ非駆動される内側クラッチ板ホルダーを有するもので、特許請求範囲1の特徴により解決する。
本発明によるメリットある実施例及び別の構成については、従属請求項で示している。
本発明によれば、駆動される外側クラッチ板ホルダーのついた平行配置のダブルクラッチにおいて、引っ張りリンクのついた複雑なレバーロッドの代わりに、外側クラッチ板ホルダーを取り巻く引っ張りスリーブを設けており、それにより両方のクラッチの一つを操作できるようにする。この方法により、小さい質量慣性モーメントの内側クラッチ板ホルダーによる出力のメリットを、簡単な油圧操作と組み合わせる。
本発明によれば、駆動される外側クラッチ板ホルダーのついた平行配置のダブルクラッチにおいて、引っ張りリンクのついた複雑なレバーロッドの代わりに、外側クラッチ板ホルダーを取り巻く引っ張りスリーブを設けており、それにより両方のクラッチの一つを操作できるようにする。この方法により、小さい質量慣性モーメントの内側クラッチ板ホルダーによる出力のメリットを、簡単な油圧操作と組み合わせる。
引っ張りスリーブが外側クラッチ板ホルダーをその軸方向全長に亘ってカバーしていると、特にメリットがある。それにより、引っ張りスリーブを動かす操作装置を、半径方向で引っ張りスリーブの外郭内に配置することが可能である。この方法により、半径方向の構造寸法を小さく維持することができる。
本発明によれば更に、引っ張りスリーブを、形状及び機能的に外側クラッチ板ホルダーの外郭を補完するように殊に円筒形状で構成するようにしている。相当するクラッチの操作ができる十分な軸方向ストロークを可能にすることだけが求められる。この方法により、必要な半径方向構造空間は、クラッチの機能に必要な最小寸法まで小さくなる。
引っ張りスリーブには(同様に外側クラッチ板ホルダーにも)、基本的に半径方向外側に向かって導かれる開口部を設けることがある。この処置により、お互いに摩擦する(摩擦)クラッチ板の効果的な冷却が可能になり、それによりクラッチ板の相当しお互いに摩擦する面を通じて流れる流体、例えば冷却媒体が効率的に半径方向外側に排出することができる。
さらに本発明によれば、外側クラッチ板ホルダーのところで軸方向に移動できるように引っ張りスリーブを支持するようにしている。この種の支持は一つ又は複数の半径ベアリングとすることができるが、しかしながら外側クラッチ板ホルダーの外周に設けた簡単な一つ又は複数のガイドスリーブであってもよい。それにより一つには、引っ張りスリーブと外側クラッチ板ホルダーの対応する面が少ない摩擦で相対的に滑ることが保証され、他方では両方の構成部品、引っ張りスリーブ、外側クラッチ板ホルダーを半径方向に固定する。両方の効果が摩耗傾向を減らすのに貢献する。
本発明によれば、引っ張りスリーブが一つのクラッチの作動時に引っ張り力を伝達するようにしている。それにより、上述の文献 DE 198 33 376A1に示されているように、ダブルクラッチの個別クラッチの配置が可能となる、すなわち、個々のクラッチが共通のバックプレートを利用し、両方のクラッチの軸方向操作力がお互いに反対方向に、すなわち共通のバックプレートに向かって内側に働く。
この実施例の利点ある構成では引っ張りスリーブカバーを設けており、一つのクラッチのクラッチ板を摩擦接触させるために、そのカバーは少なくとも回転軸方向で動きが制限されている。たとえ考えられるとしても、引っ張りスリーブカバーと引っ張りスリーブ間の回転しないような又は全く堅固な接続が強制されるものではない。しかしながら、(一方向又は双方向の)軸方向の動きの制限があるこの実施形態には、簡単な、そしてそれによりコスト的に有利な製造及び組立の利点がある。
上記の実施例から、本発明は乾式クラッチだけでなく湿式クラッチ板で運転するクラッチでの使用にも適していることが分かる。その一つのクラッチ操作のために、第1の圧力空間により油圧で操作できる第1の作動ピストンを設けると好ましい。そして、湿式クラッチを対象とするときに、この実施例が特に好ましく、油圧操作で必要な油圧流体を(摩擦)クラッチ板の冷却のためにも使用できるからである。
クラッチを操作するために必要な第1の作動ピストンと引っ張りスリーブとの間の機能接続は、引っ張りスリーブと引っ張りスリーブカバーとの間のそれと同じように実施することができる。そして、第1の作動ピストンは少なくとも回転軸の一つの方向に、すなわちクラッチを操作するために力を伝達する方向に、動きを制限することができるが、両方向の軸方向固定を設けることもできる。適用するケースに従い、作動ピストン及び引っ張りスリーブを回転しないように又は全く堅固に、例えば一体でお互いに接続することが必要である。しかしながら、いくつにも分割し一方向に動きを制限する実施方法は、一般的に構成部品(簡単なプレス部品)だけでなく組立(簡単な差し込み)で複雑なものを簡単にする利点がある。
半径方向の構造寸法は殊に、両クラッチの第1の作動ピストンを他方に軸方向に隣接して配置することにより小さく維持することができる。軸方向寸法を出来るだけ小さくしたいならば、DE 198 33 376 A1に近い解決手段があり、そのとき作動ピストンを半径方向で両クラッチのクラッチ板ユニットの内側に配置する。しかしながら、そこで記載の実施形態とは違って、第1のクラッチ用の第1の作動ピストンを軸方向で反対側に配置すると好ましい。これは、第1のクラッチが第2のクラッチの右側に配置されているケースにおいて、第1のクラッチの作動ピストンが第2のクラッチの作動ピストンの左方にあることを意味している。
そしてそれにより、第1の作動ピストンを第2のクラッチのクラッチ板ユニットの内部に、そして第2の作動ピストンを第1のクラッチのクラッチ板ユニットの内部に配置すると、軸方向に最小化した構造寸法が得られる。
湿式クラッチ板によるクラッチの特別な構成では、本発明により、第1の作動ピストン用に遠心力のバランスを取るための釣合空間を設けており、それを駆動されるクラッチケース及び第1の作動ピストンにより形成している。そのときクラッチケースは、ダブルクラッチ全体をハウジング形態で覆う従来形式のクラッチケースで構成することができる。しかしながら、以下に実施例で更に詳細に説明するように、これをカバー様式のフランジ部品として実施することも可能である。
本発明によれば更に、別のクラッチを操作するために第2の圧力空間を通じて油圧で操作できる第2の操作ピストンを、遠心力の釣合を取るための第2の釣合空間を設けており、それはハブシリンダー及び第2の作動ピストンで形成している。
後に挙げた両方の実施例は、規定の押さえ力で起きるダブルクラッチの両クラッチの切り替えを、高回転数でも確実にする。
クラッチシステムの軸方向の構造長さと半径方向の構造寸法の割合を最適化するために、本発明によれば、クラッチケース、第1の作動ピストン、外側クラッチ板ホルダーの外側クラッチ板ホルダーのフランジ、第2の作動ピストン、ハブシリンダーを重ねて配置するようにしている。
そして、クラッチケースが第1の作動ピストンに上部で被さるとき、同時に第1の作動ピストンが外側クラッチ板ホルダーのフランジに上部で被さるとき、さらに同時に外側クラッチ板ホルダーのフランジが第2の作動ピストンに上部で被さるとき、そして同時に第2の作動ピストンがハブシリンダーに上部で被さるときに、小さい径のクラッチシステムが得られる。
そして、ハブシリンダーが第2の作動ピストンに上部で被さるとき、第2の作動ピストンが外側クラッチ板ホルダーのフランジに上部で被さるとき、外側クラッチ板ホルダーのフランジが第1の作動ピストンに上部で被さるとき、そして第1の作動ピストンがクラッチケースに上部で被さるときに、最適化した最短の軸方向長さが得られる。
そして、第1の作動ピストン及び付属する第1の圧力空間を、引っ張りスリーブの外郭と内側クラッチ板ホルダーの外郭との間の半径方向範囲に配置すると、潜在力を最小化して最適化したダブルクラッチが得られる。この方法により、第1の作動ピストンの(軸方向の)力は直接伝達され、結果として操作装置で、特に引っ張りスリーブ、作動ピストン、引っ張りスリーブカバーでの変形が小さくなる。
更に本発明によれば、第1の作動ピストン及び/又は第2の作動ピストンに、戻し要素、例えば皿バネを関連配置するようにしている。この戻し要素を使って、特に油圧流体が押さえていない状態でそれぞれの作動ピストンを規定の位置にくるようにしている。
以下に図を使って本発明を詳細に説明する。
図1は、例として選んだ自動車用駆動系統から切り取った断面図を使って、本発明により構成するダブルクラッチの基本構造及び動作方法を明らかにしている。
図1は、例として選んだ自動車用駆動系統から切り取った断面図を使って、本発明により構成するダブルクラッチの基本構造及び動作方法を明らかにしている。
図面の右側では、インサート歯すなわち接続歯構造により例えばクランクシャフトが、クラッチケースフランジ12と接続している。クランクシャフトは例えば、内燃機関、モーター、又は類似のものと結合している。こちら側は駆動系統の駆動側を示している。
図面の左側では、二つのギア入力軸、すなわちセンター軸又は中実軸15及び中空軸16のあることが分かり、その軸はダブルクラッチのクラッチケース8から飛び出ており、例えばここで図示していないギア又は類似のものと結合している。こちら側は駆動系統の非駆動側を示している。
そして例えば、第1のギア入力軸(センター軸又は中実軸15)は自動車の奇数変速のすべて(例えば1、3、5...)を駆動するため、そして第2のギア入力軸(中空軸16)は偶数変速のすべて(例えば2、4、6...)を駆動するようにしている。後退は、第1のギア入力軸(センター軸又は中実軸15)にでも第2のギア入力軸(中空軸16)にでも配置することができる。
ダブルクラッチ自体には、二つの個別クラッチK1及びK2がある。それぞれのクラッチK1、K2には、それぞれ内側クラッチ板ホルダー13、14がある。両方のクラッチK1、K2が共通の外側クラッチ板ホルダー6を分けている。第1のクラッチK1の内側クラッチ板ホルダーを以下において第1の内側クラッチ板ホルダー13、第2のクラッチK2の内側クラッチ板ホルダーを以下において第2の内側クラッチ板ホルダー14と呼ぶ。
第1の内側クラッチ板ホルダー13は、接続歯構造(スプライン或いはキー及びキー溝の組合せのような構造)を介して中実軸15と回転しないように接続している。第2の内側クラッチ板ホルダー14は、接続歯構造を介して中空軸16と接続している。共通の外側クラッチ板ホルダー6は、回転しないように配置したクラッチホルダー10を中心に回転できるように支持されたクラッチハブ5と、回転しないように接続している。このクラッチハブ5は更に、両方のクラッチK1、K2をハウジングのように取り囲むクラッチケース8と回転しないように接続しており、このケースは更に爪歯により前述のクラッチケースフランジ12と回転しないように接続しており、それにより駆動装置とも繋がっている。
両方の内側クラッチ板ホルダー13、14は略皿形状で構成しており、軸方向にお互いに隣接して配置されている。外側クラッチ板ホルダー6は基本的に円筒形状の構造をしており、内側クラッチ板ホルダー13、14が軸方向に伸びる範囲に亘って伸びている。
両方の内側クラッチ板ホルダー13、14は外歯を有しており、その歯は、例示のケースでは相当する内歯を有する各3つの摩擦クラッチ板を、軸方向に移動できるが基本的に回転しないように案内するような役割をする。摩擦クラッチ板を一般的には内側クラッチ板とも呼ぶ。
共通の外側クラッチ板ホルダー6におけるそれぞれの内側クラッチ板ホルダー13、14に適切な方法により関連して配置された外側クラッチ板ホルダーの部分の内周には、内歯が配置されており、その内歯内には外歯を有するスチールクラッチ板、いわゆる外側クラッチ板が、軸方向には移動できるが回転しないように案内されている。両方の外側クラッチ板ホルダー分割部分は、共通のバックプレート3によりお互いに分離されている。
共通の外側クラッチ板ホルダー6の両外側端には、それぞれ押さえプレートが、前述の外側クラッチ板のような方法で、軸方向には移動できるが基本的に回転しないように案内されている。
外側スチールクラッチ板/外側クラッチ板、内側摩擦クラッチ板/内側クラッチ板、及び両方の押さえプレートと共通のバックプレートが、公知の方法で交互に歯車のようにお互いに噛み合って、それぞれクラッチK1、K2となるクラッチ板ユニットを形成している。
相当するスチールクラッチ板/摩擦クラッチ板の付いた両方のクラッチ板ユニットは、それにより共通の外側クラッチ板ホルダー6のところで軸方向に前後して配置されている。例示の実施例では、摩擦クラッチ板すべての摩擦面は同じ大きさであるので、個々のクラッチK1、K2は同等の能力を有している。摩擦クラッチ板の摩擦面を異なった径にすることも、もちろん可能である。
それぞれのクラッチK1、K2には、油圧で操作できる作動ピストン4a、4bが関連させて配置されている。この作動ピストン4a、4bのそれぞれは、各クラッチK1、K2を操作する作動力を発生するために設けられている。これは、それぞれの力を発生する作動ピストン4a、4bにより、相当する押さえ要素が両押さえプレートの対応するプレートに対して押さえられ、そのプレートが、隣接するスチールクラッチ板/摩擦クラッチ板間で摩擦結合を生み出すように、それぞれ関連させて配置したクラッチ板ユニットを共通のバックプレートに対して押さえることを意味している。
呈示している例では、両方のクラッチK1、K2は内側に向かって作動され、そのとき反力が共通のバックプレート3に対して働く。
呈示している例では、両方のクラッチK1、K2は内側に向かって作動され、そのとき反力が共通のバックプレート3に対して働く。
本発明の主たる特徴は、外側クラッチ板ホルダー6を外側で取り囲む引っ張りスリーブ1であり、それが引っ張り力を伝達し、“外側”にあるクラッチ板ユニット2aを結合するために一緒に押さえる。クラッチ板ユニット2a、2bは、共通のバックプレート3を利用できるように配置されている。軸方向の操作力はお互いに反対方向に働き、共通のバックプレート3で支持される。
図1による配置で特に特徴としていることは、クラッチK1用の作動ピストン4aは半径方向外側に配置されており、それにより作動ピストン4aの力が直接に働くことであり、それにより全体として操作装置にもたらす変形が小さい。
このピストン4aでは釣合空間7aにより遠心力のバランスすなわち釣合を取っており、クラッチケース8と作動ピストン4a自体でその空間を形成している。
このピストン4aでは釣合空間7aにより遠心力のバランスすなわち釣合を取っており、クラッチケース8と作動ピストン4a自体でその空間を形成している。
第2のクラッチK2は第2の作動ピストン4bにより操作され、その側で遠心力のバランスを取っている。必要な釣合空間7bは、ピストン4bとハブシリンダー11により形成している。
図1で示しているダブルクラッチは、モーター側でクラッチケースフランジ12を通じて駆動される。ギアシャフト15と16への駆動は、内側クラッチ板ホルダー13と14を通じて行う。両方のクラッチK1、K2には戻し要素17、18があり、ここでは例として皿バネで構成している。
図1で示しているダブルクラッチは、モーター側でクラッチケースフランジ12を通じて駆動される。ギアシャフト15と16への駆動は、内側クラッチ板ホルダー13と14を通じて行う。両方のクラッチK1、K2には戻し要素17、18があり、ここでは例として皿バネで構成している。
図2は本発明による第2のの実施例を示している。このダブルクラッチは、基本的に図1によるダブルクラッチと同一の構成部品を有している。引用を容易にするために、同じ参照番号のついた同じ構成部品を使っている。
図2で示す実施例が図1によるものと異なっている点は、クラッチ装置内部での冷却液の流れだけである。とくにこの実施例では、第1のクラッチK1の冷却液供給が確実に改良されている。
本発明による第三の実施例を図3で示している。このダブルクラッチも、基本的に図1によるダブルクラッチと同一の構成部品を有している。引用を容易にするために、同じ参照番号のついた同じ構成部品を使っている。
ここで特に注目すべきことは、クラッチシステムが出来るだけ小さい径となるようにしていることである。与えられたシステム圧力でピストン4a、4bを任意に小さくできないので、この場合には軸方向に前後して編成しており、そのとき外側クラッチ板ホルダー6のフランジ21は両方の圧力空間9a、9bの間にある。引っ張りスリーブ1のふらつきを防ぐために、外側クラッチ板ホルダー6に対して適切な(滑り)軸受け要素24を使って、これを外側端で支持している。
図4は別の実施例を示しており、そこでは油圧で操作する構成部品を、出来るだけ最短となるよう軸方向構造長さを最適化している。このダブルクラッチも、基本的に図1によるダブルクラッチと同一の構成部品を有している。引用を容易にするために、同じ参照番号のついた同じ構成部品を使っている。
内側クラッチ板ホルダー14での軸方向空間を減らすために、ピストン4a、4bを重ね合わせた状態で配置している。
内側クラッチ板ホルダー14での軸方向空間を減らすために、ピストン4a、4bを重ね合わせた状態で配置している。
別の実施例を図5で示している。このダブルクラッチも、基本的に図1によるダブルクラッチと同一の構成部品を有している。引用を容易にするために、同じ参照番号のついた同じ構成部品を使っている。
この実施例は図3の実施例を変形したものであり、駆動伝達を内側から行う。ここではオイル供給部内側で半径方向に重なった中空軸を必要としないので、この実施例では理論的に特に小さいシステム径で実施することができる。
この実施例は図3の実施例を変形したものであり、駆動伝達を内側から行う。ここではオイル供給部内側で半径方向に重なった中空軸を必要としないので、この実施例では理論的に特に小さいシステム径で実施することができる。
例示の実施例は、オイル供給をギアハウジングと繋がるクラッチホルダー10(“サポート”)で行ういわゆる“停止サポート”に該当している。このクラッチを“回転オイル供給”で構成することも、もちろん可能である。これを図6に図示している。このダブルクラッチも、基本的に図1によるダブルクラッチと同一の構成部品を有している。引用を容易にするために、同じ参照番号のついた同じ構成部品を使っている。
前述の実施例のすべてが、以下のメリットによる特徴を有している。
回転数強度: 薄いスリーブに自重による円周方向応力は、ρを材料密度、rを平均半径、ωを角速度とすると、計算式 σ=ρ・r2・ω2 により半径と回転数の二乗で効く。ダブルクラッチでは最大回転数は出力軸で発生し、エンジンの回転数以上に達することがある。内部に出力するダブルクラッチのメリットは、この高い回転数が直径で小さい内側クラッチ板ホルダー14に出てくるということである。クラッチ板ホルダーの構造が同じであっても、上記の計算式に相当して、より小さい半径の構成部品で相当して高い回転数で運転できる。
回転数強度: 薄いスリーブに自重による円周方向応力は、ρを材料密度、rを平均半径、ωを角速度とすると、計算式 σ=ρ・r2・ω2 により半径と回転数の二乗で効く。ダブルクラッチでは最大回転数は出力軸で発生し、エンジンの回転数以上に達することがある。内部に出力するダブルクラッチのメリットは、この高い回転数が直径で小さい内側クラッチ板ホルダー14に出てくるということである。クラッチ板ホルダーの構造が同じであっても、上記の計算式に相当して、より小さい半径の構成部品で相当して高い回転数で運転できる。
引っ張り力はもっぱら引っ張り力自体及び遠心力の影響により加わった円周方向応力で働くのみであるので、“引っ張りスリーブ”を薄い肉厚の薄板部品として構成することができる。
小さい径: 操作装置を一方に配置することができ、クラッチ板直径のみが径を決めるので、ダブルクラッチを比較的小さい径でつくることができる(図3参照)。
短い構造長さ: しかし他方では、このコンセプトを短い構造長さで最適化することも可能であり、そのときには操作装置を−少なくとも部分的に−半径方向でクラッチ板内部に設ける。このとき別の操作装置を、外側でほぼクラッチ板の半径のところに設けることもできる(図1、図4)。
1 引っ張りスリーブ 2a クラッチ板ユニット
2b クラッチ板ユニット 3 共通のバックプレート
4a 作動ピストン 4b 作動ピストン
5 クラッチハブ 6 外側クラッチ板ホルダー
7a 釣合空間 7b 釣合空間
8 クラッチケース 8' クラッチケース
9a 圧力空間 9b 圧力空間
10 クラッチホルダー 11 ハブシリンダー
12 クラッチケースフランジ 13 内側クラッチ板ホルダー
14 内側クラッチ板ホルダー 15 第1のギア入力軸
16 第2のギア入力軸 17 戻し要素(皿バネ)
18 戻し要素(皿バネ) 19 引っ張りスリーブカバー
21 外側クラッチ板ホルダーのフランジ 24 軸受け要素
K1 個別クラッチ K2 個別クラッチ
r 半径、 ax 回転軸線
2b クラッチ板ユニット 3 共通のバックプレート
4a 作動ピストン 4b 作動ピストン
5 クラッチハブ 6 外側クラッチ板ホルダー
7a 釣合空間 7b 釣合空間
8 クラッチケース 8' クラッチケース
9a 圧力空間 9b 圧力空間
10 クラッチホルダー 11 ハブシリンダー
12 クラッチケースフランジ 13 内側クラッチ板ホルダー
14 内側クラッチ板ホルダー 15 第1のギア入力軸
16 第2のギア入力軸 17 戻し要素(皿バネ)
18 戻し要素(皿バネ) 19 引っ張りスリーブカバー
21 外側クラッチ板ホルダーのフランジ 24 軸受け要素
K1 個別クラッチ K2 個別クラッチ
r 半径、 ax 回転軸線
Claims (17)
- 共通で駆動される外側クラッチ板ホルダー(6)及びそれぞれ一つの非駆動される内側クラッチ板ホルダー(13、14)を有し共通の回転軸線(ax)の周りで回転可能にかつ軸方向で前後に配置したクラッチ(K1、K2)の付いた二つのギア入力軸(15、16)を有するギア用ダブルクラッチであって、
外側クラッチ板ホルダー(6)に取り囲む引っ張りスリーブ(1)を備えており、それにより両クラッチの一つ(K1)を操作できることを特徴とするダブルクラッチ。 - 引っ張りスリーブ(1)が外側クラッチ板ホルダー(6)をその軸方向全長に亘って被さっていることを特徴とする請求項1に記載のダブルクラッチ。
- 引っ張りスリーブ(1)が、外側クラッチ板ホルダー(6)の外郭を形状及び機能的に補うように、特に円筒形状で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のダブルクラッチ。
- 引っ張りスリーブ(1)が、基本的に半径方向で外側に向かって導かれる開口部を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のダブルクラッチ。
- 引っ張りスリーブ(1)が、外側クラッチ板ホルダー(6)のところで、軸方向に動けるように支持されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のダブルクラッチ。
- 引っ張りスリーブ(1)が、一つのクラッチ(K1)の操作時に引っ張り力を伝達することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のダブルクラッチ。
- 引っ張りスリーブカバー(19)を備えており、クラッチ(K1)のクラッチ板を摩擦接触するようにするために、カバーが少なくとも回転軸(ax)の方向で動きを止められることを特徴とする請求項6に記載のダブルクラッチ。
- 一つのクラッチ(K1)を操作するために、第1の圧力空間(9a)により油圧で操作できる作動ピストン(4a)を備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載のダブルクラッチ。
- 第1の作動ピストン(4a)が少なくとも回転軸線(ax)の方向で動きを止められ、好ましくは回転しないように、例えば一体で引っ張りスリーブ(1)と接続していることを特徴とする請求項8に記載のダブルクラッチ。
- 第1の作動ピストン(4a)が、両クラッチの他方(K2)と軸方向で隣接するように配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のダブルクラッチ。
- 第1の作動ピストン(4a)の遠心力のバランスを取るための第1の釣合空間(7a)を備えており、それを駆動されるクラッチケース(8、8')及び第1の作動ピストン(4a)で形成していることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載のダブルクラッチ。
- 別のクラッチ(K2)を操作するために第2の圧力空間(9b)を通じて油圧で操作できる第2のの作動ピストン(4b)を遠心力のバランスを取るために第2の釣合空間(7b)を備えており、それがハブシリンダー(11)及び第2の作動ピストン(4b)で形成されていることを特徴とする請求項11に記載のダブルクラッチ。
- クラッチケース(8、8')、第1の作動ピストン(4a)、外側クラッチ板ホルダー(6)の外側クラッチ板ホルダーのフランジ(21)、第2の作動ピストン(4b)、ハブシリンダー(11)が重ね合わせて配置されていることを特徴とする請求項12に記載のダブルクラッチ。
- クラッチケース(8、8')が第1の作動ピストン(4a)に上部で被さっており、第1の作動ピストン(4a)が外側クラッチ板ホルダーのフランジ(21)に上部で被さっており、外側クラッチ板ホルダーのフランジ(21)が第2の作動ピストン(4b)に上部で被さっており、第2の作動ピストン(4b)がハブシリンダー(11)に上部で被さっていることを特徴とする請求項13に記載のダブルクラッチ。
- ハブシリンダー(11)が第2の作動ピストン(4b)に上部で被さっており、第2の作動ピストン(4b)が外側クラッチ板ホルダーのフランジ(21)に上部で被さっており、外側クラッチ板ホルダーのフランジ(21)が第1の作動ピストン(4a)に上部で被さっており、第1の作動ピストン(4a)がクラッチケース(8、8')に上部で被さっていることを特徴とする請求項13に記載のダブルクラッチ。
- 第1の作動ピストン(4a)及び付属する第1の圧力空間(9a)が、引っ張りスリーブ(1)の外郭及び内側クラッチ板ホルダー(11、13)の外郭の間の半径方向範囲に配置されていることを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載のダブルクラッチ。
- 第1の作動ピストン(4a)及び/又は第2の作動ピストン(4b)に、戻し要素、例えば皿バネ(17、18)を関連して配置していることを特徴とする請求項8から17のいずれかに記載のダブルクラッチ。
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