JPH1151081A - ピストン機構 - Google Patents

ピストン機構

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JPH1151081A
JPH1151081A JP9209400A JP20940097A JPH1151081A JP H1151081 A JPH1151081 A JP H1151081A JP 9209400 A JP9209400 A JP 9209400A JP 20940097 A JP20940097 A JP 20940097A JP H1151081 A JPH1151081 A JP H1151081A
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JP
Japan
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piston
clutch
end surface
spacer member
cushioning
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Atsushi Honda
敦 本多
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異音の発生を防止しながら、ピストンを精度
よく所定の位置に停止せしめることが可能なピストン機
構を提供すること。 【解決手段】 第1クラッチピストン15の先端面15
aにはシール部材60と一体形成された緩衝部61が配
設され、第1クラッチ入力ドラム11には突起110が
形成されていて、緩衝部61の厚みAは、突起110の
突出量Bよりも大きくされている。隙間d=A−Bと、
緩衝部61の弾性特性は、リターンスプリング17の付
勢力で第1クラッチピストン15が第1クラッチ入力ド
ラム11の突起110の先端面110aに押圧されたと
きに第1クラッチピストン15が突起110の先端面1
10aに非衝撃的に着座するように最適に選択されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストン機構、特
にリターンスプリングを有するピストンにおいて作動圧
を抜いたときの復帰による衝撃を緩和する機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリンダ内にピストンを配し、ピストン
に作動圧を与えて、ピストン力を発生し、ピストン力に
より色々な作動をおこなうことがさまざまな装置に使用
されている。例えば、変速機の内部で使用される湿式多
板クラッチにもクラッチを選択的に係合せしめるために
ピストン機構が使用されているが、変速機に使用する場
合には、作動圧を与えてからピストンが移動してクラッ
チを係合させるまでの時間がばらつかないようにするす
ることが要求される。
【0003】そこで、リターンスプリングによって、ピ
ストンに作動圧が与えられない時にはピストンをシリン
ダの壁面に押しつけて、ピストンの作動前の位置がばら
つかないようにしている。さらには、ピストン、およ
び、シリンダが板材をプレス加工して形成されることが
多く、高い平面度を得ることが難しいことを配慮して、
シリンダに離間配置された突起を設け、突起によりリタ
ーンスプリングによって押圧されたピストンを受け止め
るようにしてピストンの停止位置の精度を向上したもの
が公知である(特開平8−312676号公報参照)。
【0004】ところが、上記公報の装置では、ピスト
ン、および、突起は金属で形成されていることから金属
同士のぶつかり合いにより異音が発生するという問題が
さけられない。この異音を防ぐために突起とピストンの
間にゴム等の緩衝材を配設すると、ピストンの停止位置
が不安定となり、当初の目的を達成することができな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑み、異音の発生を防止しながら、ピストンを精度よく
所定の位置に停止せしめることが可能なピストン機構を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、シリンダと、シリンダ内に摺動自在に配設されたピ
ストンと、シリンダ内にピストンの先端面に対向して配
設され押圧手段により移動せしめられたピストンを受け
止めるピストン停止面とを有するピストン機構であっ
て、ピストンの先端面とピストン停止面の間に、弾性体
から成る緩衝部材と、緩衝材に重ならないように配置さ
れた非弾性体から成るスペーサ部材が介装され、緩衝部
材の厚さがスペーサ部材の厚さよりも大きくされてい
て、緩衝部材の厚さとスペーサ部材の厚さの差と、緩衝
部材の弾性特性とが、押圧手段が所定の強さの押圧力で
ピストンをピストン停止面に押圧したときにピストンを
スペーサ部材に非衝撃的に着座するように選択されてい
るピストン機構が提供される。この様に構成されたピス
トン機構ではピストンがピストン停止面に押圧されたと
きに、ピストンは衝撃なく停止せしめられる。
【0007】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、緩衝部材とスペーサ部材のそれぞれが、ピス
トンの先端面とピストン停止面のいずれか一方に取り付
けられたピストン機構が提供される。この様に構成され
たピストン機構では、緩衝部材とスペーサ部材のそれぞ
れが、ピストンの先端面とピストン停止面のいずれか一
方に取り付けられていて、ピストンがピストン停止面に
押圧されたときに、ピストンは緩衝部材の緩衝作用によ
り衝撃なく停止せしめられる。
【0008】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
において、緩衝部材がピストンの先端面に取り付けら
れ、スペーサ部材がピストン停止面に取り付けられてい
るピストン機構が提供される。この様に構成されたピス
トン機構では、緩衝部材がピストンの先端面に取り付け
られ、スペーサ部材がピストン停止面に取り付けられて
いて、ピストンがピストン停止面に押圧されたときに、
ピストンは緩衝部材の緩衝作用により衝撃なく停止せし
められる。
【0009】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
において、緩衝部材がピストンに取り付けられたピスト
ンとシリンダ間のシール部材に一体に形成されていて、
スペーサ部材がシリンダの側壁面に形成された突起とさ
れているピストン機構が提供される。この様に構成され
たピストン機構では、ピストンに取り付けられたピスト
ンとシリンダ間のシール部材に一体に形成されている緩
衝部材と、シリンダの側壁面に形成された突起とを有
し、ピストンがピストン停止面に押圧されたときに、ピ
ストンは緩衝部材の緩衝作用により衝撃なく停止せしめ
られる。
【0010】請求項5の発明によれば、請求項2の発明
において、緩衝部材と、スペーサ部材が、共に、ピスト
ンの先端面に取り付けられているピストン機構が提供さ
れる。この様に構成されたピストン機構では、緩衝部材
とスペーサ部材が、共に、ピストンの先端面に取り付け
られていて、ピストンがピストン停止面に押圧されたと
きに、ピストンは緩衝部材の緩衝作用により衝撃なく停
止せしめられる。
【0011】請求項6の発明によれば、請求項2の発明
において、緩衝部材と、スペーサ部材が、共に、ピスト
ン停止面に取り付けられているピストン機構が提供され
る。この様に構成されたピストン機構では、緩衝部材と
スペーサ部材が、共に、ピストン停止面に取り付けられ
ていて、ピストンがピストン停止面に押圧されたとき
に、ピストンは緩衝部材の緩衝作用により衝撃なく停止
せしめられる。
【0012】請求項7の発明によれば、請求項1の発明
において、押圧手段がリターンスプリングであって、緩
衝部材の弾性特性がリターンスプリングの付勢力による
ピストンの戻りの衝撃を吸収するように設定されている
ピストン機構が提供される。この様に構成されたピスト
ン機構では、ピストンがリターンスプリングにより戻さ
れたときに、ピストンは緩衝部材の緩衝作用により衝撃
なく停止せしめられる。
【0013】請求項8の発明によれば、請求項1の発明
において、緩衝部材とスペーサ部材が、それぞれ、離間
配置されていることを特徴とする請求項1のピストン機
構。この様に構成されたピストン機構では、ピストンの
先端面とピストン停止面の間に、緩衝部材とスペーサ部
材が、それぞれ、離間配置されて介装され、ピストンが
ピストン停止面に押圧されたときに、ピストンは緩衝部
材の緩衝作用により衝撃なく停止せしめられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明が適用されるツイ
ンクラッチ式変速機のクラッチ部分の断面図である。な
お、ツインクラッチ式変速機とは、変速機入力軸に連結
される2つのクラッチと、これらクラッチのクラッチ出
力軸と変速機出力軸との間を同期装置の選択操作により
選択的に連結する複数の歯車列とを備え、クラッチ出力
軸と変速機出力軸を連結する歯車列を切り換え、変速機
出力軸に連結されたクラッチ出力軸に連なるクラッチを
係合し、他方を解放するように2つのクラッチを係合、
解放して変速をおこなうものであるが、全体の構造や、
変速の方法は本発明とは関係ないのでその説明は省略す
る。
【0015】図1においてクラッチハウジング1は外周
側で軸方向にミッションハウジング2に結合されるとと
もに内周側は入力軸支持部3が形成されている。入力軸
支持部3には入力軸10が回転自在に係合している。入
力軸10の外側には、入力軸10に回転自在に支持され
た第1クラッチ出力軸13が、さらに第1クラッチ出力
軸13の外側には第1クラッチ出力軸13に回転自在に
支持された第2クラッチ出力軸23が配設されている。
【0016】第1クラッチC1は入力軸10にスプライ
ン結合された第1クラッチ装着用スリーブ18に溶接で
結合された第1クラッチ入力ドラム11と、第1クラッ
チ入力ドラム11にスプライン結合されたい第1クラッ
チ・クラッチプレート14、第1クラッチ出力軸13に
スプライン結合された第1クラッチ出力ハブ12と、第
1クラッチ出力ハブ12にスプライン結合され、第1ク
ラッチピストン15によって第1クラッチ・クラッチプ
レート14と選択的に摩擦係合せしめられる第1クラッ
チ・クラッチディスク16から構成されている。
【0017】第1クラッチピストン15は第1クラッチ
スプリング17により常時解放側に付勢されているが入
力軸支持部3の油溝303、入力軸10の油路103を
通って第1クラッチピストン油室115に作動油が供給
されて第1クラッチスプリング17の付勢力に打ち勝つ
押圧力が加えられたときに図中右方に移動し第1クラッ
チ・クラッチプレート14と第1クラッチ・クラッチデ
ィスク16を摩擦係合せしめる。19は第1クラッチス
プリングを支持する第1クラッチスプリング支持ディス
クである。
【0018】一方、第2クラッチC2は入力軸10に溶
接で結合された第2クラッチ入力ドラム21と、第2ク
ラッチ入力ドラム21にスプライン結合された第2クラ
ッチ・クラッチプレート24、第2クラッチ出力軸23
にスプライン結合された第2クラッチ出力ハブ22と、
第2クラッチ出力ハブ22にスプライン結合され、第2
クラッチピストン25によって第2クラッチ・クラッチ
プレート24と選択的に摩擦係合せしめられる第2クラ
ッチ・クラッチディスク26から構成されている。
【0019】第2クラッチピストン25は第2クラッチ
スプリング27により常時解放側に付勢されているが入
力軸支持部3の油溝301、環状油溝31、入力軸10
の油路101を通って第2クラッチピストン油室125
に作動油が供給されて第2クラッチスプリング27の付
勢力に打ち勝つ押圧力が加えられたときに図中右方に移
動し第2クラッチ・クラッチプレート24と第2クラッ
チ・クラッチディスク26を摩擦係合せしめる。なお、
41、42、43、44はシールリングであって、それ
ぞれ、環状溝51、52、53、54の中に配設されて
いる。また、60、70、80、90はシール部材であ
る。
【0020】本発明が適用されるのは、図1においてA
およびBで示される部分であるが、AおよびBの部分の
基本的な構成は同じであるので、以下、Aの部分につい
て詳細に説明する。図2は、第1の実施の形態におけ
る、図1のAの部分を拡大したものであって、第1クラ
ッチピストン油室115の油圧が抜かれ第1クラッチピ
ストン15がリターンスプリング17(図1参照)によ
って第1クラッチ入力ドラム11の内側側壁11aに向
かって図中左側に戻されている途中の状態をしめしてい
る。
【0021】図2に示される様にシール部材60は第1
クラッチピストン15の外面に貼着されていて、第1ク
ラッチピストン15の軸方向の端面15aに沿って内径
側に延伸し緩衝部61を形成して終焉しているが、その
最内周側端部の回転中心Xからの距離R2は,第1クラ
ッチ入力ドラム11の突起110の最外周部の回転中心
Xからの距離R1よりも大きくされていて緩衝部61と
突起110は当接しないようにされている。また、軸方
向について見れば、緩衝部61が第1クラッチピストン
15の軸方向の端面15aよりも軸方向において第1ク
ラッチ入力ドラム11の内側側壁11aに向かって突出
している。そして、緩衝部61の自由状態における厚さ
Aは、第1クラッチ入力ドラム11の突起110の突出
量Bよりも大きくされている。
【0022】第1クラッチピストン15はリターンスプ
リング17(図1参照)によって図2の状態から、さら
に図中左側に戻され、やがて、図3に示すように、シー
ル部材60の緩衝部61の軸方向の端面61aが、第1
クラッチ入力ドラム11の内側側壁11aに接する。こ
の状態では、第1クラッチピストン15の軸方向の端面
15aと第1クラッチ入力ドラム11の突起110の先
端面110aの間には隙間d=A−Bが存在する。
【0023】第1クラッチピストン15は、リターンス
プリング17(図1参照)によって図3の状態から、さ
らに図中左側に戻され、図4に示すように、第1クラッ
チピストン15の軸方向の端面15aが第1クラッチ入
力ドラム11の突起110の先端面110aに当接して
停止する。シール部材60は適切な弾性を有する部材で
形成されており図3の状態から図4の状態への移行はシ
ール部材60の緩衝部61を押し潰しながらおこなわれ
るので第1クラッチピストン15の軸方向の端面15a
が第1クラッチ入力ドラム11の突起110の先端面1
10aに急激に衝突することはなく緩やかに当接する。
すなわち、第1クラッチピストン15の軸方向の端面1
5aと第1クラッチ入力ドラム11の突起110の先端
面110aの間の隙間d=A−Bと、緩衝部61の弾性
特性は、リターンスプリング17の付勢力で第1クラッ
チピストン15が第1クラッチ入力ドラム11の突起1
10の先端面110aに押圧されたときに第1クラッチ
ピストン15が突起110の先端面110aに非衝撃的
に着座するように最適に選択されている。
【0024】図5は第1クラッチ入力ドラム11の側か
ら第1クラッチピストン15に貼着されたシール部材6
0を見た図である。図中///(左下がりハッチング)
で示されるのがシール部材60であって、その内部に、
×××(クロスハッチング)で示されるのが、緩衝部6
1である。そして、破線で第1クラッチ入力ドラム11
の側に形成されている突起110の位置と大きさを示し
ている。このように、緩衝部61と突起110は、それ
ぞれ、均等に3ヶ所づつ配置されていて連続面での接触
による精度の低下を防止している。
【0025】図6は本発明の第2の実施の形態を、図1
と同じ位置で示したものであって、この第2の実施の形
態においては、突起150が第1クラッチピストン15
の側に形成されている。この結果、第1クラッチ入力ド
ラム11の側面を平面に形成することができる。なお、
緩衝部61の厚みAと突起150の突出量Bは図1の場
合と同じ様にされている。
【0026】図7は本発明の第3の実施の形態を、図1
と同じ位置で示したものであって、この第3の実施の形
態においては、緩衝部61’がシール部材60とは分離
されて第1クラッチ入力ドラム11の側に形成されてい
る。この結果、シール部材60を複雑な形状に形成する
必要がなく、緩衝部61’の弾性特性をシール部材に要
求される弾性特性と別個に設定することが容易であると
いう利点がある。なお、緩衝部61’の厚みAと、突起
150の突出量Bは図1の場合と同じ様にされている。
【0027】なお、以上説明してきた実施例は、すべて
緩衝部材とスペーサ部材(突起)が、ピストンの作動媒
体が供給される側(ピストン油室側)に配設されたもの
であるが、逆に、ピストンの作動面の側、例えば、クラ
ッチに当接する側に配設することも可能である。
【0028】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、ピストンがピ
ストン停止面に押圧されたときに、ピストンは緩衝部材
の緩衝作用により衝撃なく精度よく停止せしめられる。
その結果、異音の発生と、磨耗が防止される。また、引
きずりトルクの発生が防止され、係合時の応答性のばら
つきも抑制される。また、ピストンの作動媒体室(油圧
の場合はピストン油室)に、緩衝部材と、スペーサ部材
を、配置した場合は、作動媒体室の空間容積が小さくな
り、応答性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるツインクラッチ式変速機の
クラッチ部分の全体の構造を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の構造と作用を説明する図で
ある。
【図3】第1の実施の形態の構造と作用を説明する図で
ある。
【図4】第1の実施の形態の構造と作用を説明する図で
ある。
【図5】第1の実施の形態の構造を軸方向から見た図で
ある。
【図6】第2の実施の形態の構造を示す図である。
【図7】第3の実施の形態の構造を示す図である。
【符号の説明】
11…第1クラッチ入力ドラム 15…第1クラッチピストン 17…第1クラッチスプリング 60…シール部材 61、61’…緩衝部 110…突起 115…ピストン油室

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、シリンダ内に摺動自在に配
    設されたピストンと、シリンダ内にピストンの先端面に
    対向して配設され押圧手段により移動せしめられたピス
    トンを受け止めるピストン停止面とを有するピストン機
    構であって、 ピストンの先端面とピストン停止面の間に、弾性体から
    成る緩衝部材と、緩衝材に重ならないように配置された
    非弾性体から成るスペーサ部材が介装され、 緩衝部材の厚さがスペーサ部材の厚さよりも大きくされ
    ていて、 緩衝部材の厚さとスペーサ部材の厚さの差と、緩衝部材
    の弾性特性とが、押圧手段が所定の強さの押圧力でピス
    トンをピストン停止面に押圧したときにピストンをスペ
    ーサ部材に非衝撃的に着座するように選択されているこ
    とを特徴とするピストン機構。
  2. 【請求項2】 緩衝部材とスペーサ部材のそれぞれが、
    ピストンの先端面とピストン停止面のいずれか一方に取
    り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のピ
    ストン機構。
  3. 【請求項3】 緩衝部材がピストンの先端面に取り付け
    られ、スペーサ部材がピストン停止面に取り付けられて
    いることを特徴とする請求項2に記載のピストン機構。
  4. 【請求項4】 緩衝部材がピストンに取り付けられたピ
    ストンとシリンダ間のシール部材に一体に形成されてい
    て、スペーサ部材がシリンダの側壁面に形成された突起
    であることを特徴とする請求項3に記載のピストン機
    構。
  5. 【請求項5】 緩衝部材と、スペーサ部材が、共に、ピ
    ストンの先端面に取り付けられていることを特徴とする
    請求項2に記載のピストン機構。
  6. 【請求項6】 緩衝部材と、スペーサ部材が、共に、ピ
    ストン停止面に取り付けられていることを特徴とする請
    求項2に記載のピストン機構。
  7. 【請求項7】 押圧手段がリターンスプリングであっ
    て、緩衝部材の弾性特性がリターンスプリングの付勢力
    によるピストンの戻りの衝撃を吸収するように設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のピストン機
    構。
  8. 【請求項8】 緩衝部材とスペーサ部材が、それぞれ、
    離間配置されていることを特徴とする請求項1のピスト
    ン機構。
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