JP2005218189A - 車両用電力ケーブル保持構造、車両用電力ケーブルアッシの組み立て方法 - Google Patents

車両用電力ケーブル保持構造、車両用電力ケーブルアッシの組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両用電力ケーブル保持構造において、フロア上方スペースへの影響を抑えると共に電力ケーブル取り付け時の作業性を向上させる。また、車両用電力ケーブルアッシの組み立て方法において、その生産性を向上させる。
【解決手段】 車両用電力ケーブル保持構造は、保護パイプ21内において、外径の大きいモータ用電力ケーブル17の外面と保護パイプ21の内面との間の隙間に、外径の小さいコンプレッサ用電力ケーブル18が配置される。また、電力ケーブルアッシの組み立て方法は、一端部に接続子が取り付けられた各電力ケーブル17,18の他端側を保護パイプ21内に挿通し、外径の大きいモータ用電力ケーブル18の外面と保護パイプ21の内面との間の隙間に外径の小さいコンプレッサ用電力ケーブル18を配置し、この状態で保護パイプ21に曲げ加工を施した後に、各電力ケーブル17,18の他端部の長さ調整及び接続子の取り付けを行う。
【選択図】 図8

Description

この発明は、電動車両における電力ケーブルを保持するための車両用電力ケーブル保持構造、及び車両用電力ケーブルアッシの組み立て方法に関する。
従来、電動車両においては、バッテリ等の電源から走行駆動用のモータに電力を供給するための電力ケーブルの線径が大きく、かつこれが重量物となってしまうことから、該電力ケーブルを保持するための保持構造として様々な提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−207610号公報
ところで、近年のハイブリッド車両等の電動車両の中には、空調装置のコンプレッサが、エンジン駆動時には該エンジンと連係して駆動し、アイドリングストップ時等にはバッテリ等の電源からの電力供給により駆動する電動コンプレッサとして構成されたものがある。このコンプレッサに電力を供給するための電力ケーブルは、その印加電圧の関係で、通常は上記モータ用の電力ケーブルと比べて線径が小さくされるものの、これら各電力ケーブルの保持構造としては、フロア上方スペース(車室内スペース)への影響や、各電力ケーブルを車体に取り付ける際の作業性等を考慮したものであることが望ましい。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両用電力ケーブル保持構造において、フロア上方スペースへの影響を抑えると共に電力ケーブル取り付け時の作業性を向上させ、かつこれを実現するための車両用電力ケーブルアッシの組み立て方法において、その生産性を向上させることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、電動車両(例えば実施例のハイブリッド車両1)に設けられる電力ケーブル(例えば実施例の各電力ケーブル17,18)を金属製の保護パイプ(例えば実施例の保護パイプ21)内に挿通した状態で保持する車両用電力ケーブル保持構造であって、前記電力ケーブルは、少なくとも二相以上で外径の異なる二種以上のケーブルを前記保護パイプ内に挿通され、外径の大きい電力ケーブルの外面と前記保護パイプの内面との間の隙間に、外径の小さい電力ケーブルが配置されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、走行駆動用のエンジン(例えば実施例のエンジン3)及びモータ(例えば実施例のモータジェネレータ4)と、電動コンプレッサ(例えば実施例の電動コンプレッサ9)と、前記モータ及び電動コンプレッサをそれぞれ回転制御する第一及び第二電力変換器(例えば実施例の各インバータ8,10)とを具備する電動車両(例えば実施例のハイブリッド車両1)に用いられ、前記モータと第一電力変換器とを接続するモータ用電力ケーブル(例えば実施例のモータ用電力ケーブル17)と、前記電動コンプレッサと第二電力変換器とを接続するコンプレッサ用電力ケーブル(例えば実施例のコンプレッサ用電力ケーブル18)とを、金属製の保護パイプ(例えば実施例の保護パイプ21)内に挿通した状態で保持する車両用電力ケーブル保持構造であって、前記モータ及び電動コンプレッサがエンジンルーム(例えば実施例のエンジンルーム2)内に、前記各電力変換器がエンジンルーム外にそれぞれ配置され、前記各電力ケーブルがフロア(例えば実施例のフロア19)底面に沿って敷設され、かつ、前記モータ用電力ケーブルは前記コンプレッサ用電力ケーブルより外径が大きく、前記モータ用電力ケーブルの外面と保護パイプの内面との間の隙間に前記コンプレッサ用電力ケーブルが配置されることを特徴とする。
上記構成によれば、外径の異なる各電力ケーブルを、保護パイプ内に効率良く配置することができ、保護パイプのサイズを抑えることが可能となる。また、各電力ケーブルが金属製の保護パイプに挿通されることで、各電力ケーブルをフロア下方スペース(車室外スペース)においてフロア底面に沿って敷設することが可能となる。さらに、金属製の保護パイプが電磁シールド機能を有することで、各電力ケーブルとしてノンシールドケーブルを採用することが可能となる。
請求項3に記載した発明は、前記エンジンルーム内では、前記モータから所定の範囲で前記モータ用電力ケーブルが可撓性を有する保護チューブ(例えば実施例の可撓チューブ22)に挿通されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記エンジンルーム内では、前記電動コンプレッサから所定の範囲で前記コンプレッサ用電力ケーブルが可撓性を有する保護チューブ(例えば実施例の可撓チューブ23)に挿通されることを特徴とする。
上記構成によれば、エンジンルーム内において、モータあるいは電動コンプレッサ近傍における各電力ケーブルの取りまわしを容易に行うことが可能となる。また、各電力ケーブルの敷設上の寸法誤差を吸収すると共に、エンジン等の振動の保護パイプへの伝達を防止することが可能となる。
なお、請求項5に記載した発明のように、前記保護パイプのエンジンルーム内での中途部に開口孔(例えば実施例の開口孔29)が設けられ、該開口孔から前記コンプレッサ用電力ケーブルが分岐すると共に、分岐したコンプレッサ用電力ケーブルが可撓性を有する保護チューブ(例えば実施例の可撓チューブ23)に挿通される構成とした場合にも、請求項4に記載した発明と同様の作用効果を得ることができる。
請求項6に記載した発明は、前記保護チューブが、金属製のコルゲートチューブ、あるいは金属製のワイヤを網組み状に形成した網組みシールドを内周に備えた樹脂製の可撓チューブであることを特徴とする。
この構成によれば、保護チューブに電磁シールド機能を付与することができ、各電力ケーブルとしてノンシールドケーブルを採用することが可能となる。
請求項7に記載した発明は、前記開口孔と該開口孔から分岐する前記コンプレッサ用電力ケーブルとの隙間を密閉すると共に分岐したコンプレッサ用電力ケーブルの分岐開始部分を保持するホルダ(例えば実施例のホルダ26)が設けられることを特徴とする。
この構成によれば、保護パイプ内の密閉性が保たれると共に、分岐したコンプレッサ用電力ケーブルの分岐開始部分が開口孔の周縁に接するようなことがない。
請求項8に記載した発明は、前記保護チューブがその内部に網組みシールド(例えば実施例の網組みシールド23a)を有し、この網組みシールドの端部には固定用端子(例えば実施例の固定用端子36)が設けられ、該固定用端子が前記ホルダに設けられるシールド挿通孔(例えば実施例のシールド挿通孔35)を介して前記保護パイプの固定部に固定されることを特徴とする。
この構成によれば、可撓チューブ内の網組みシールドを介して確実にグランドをとることが可能となる。
請求項9に記載した発明は、電動車両(例えば実施例のハイブリッド車両1)に設けられる互いに外径の異なる少なくとも二種の電力ケーブル(例えば実施例の各電力ケーブル17,18)を金属製の保護パイプ(例えば実施例の保護パイプ21)内に挿通してなる車両用電力ケーブルアッシ(例えば実施例の電力ケーブルアッシ20)の組み立て方法であって、前記各種の電力ケーブルの一端部にそれぞれ接続子(例えば実施例の各コネクタ25,30)を取り付け、前記各種の電力ケーブルの他端側を前記保護パイプの一端側からその内部に挿通すると共に、前記保護パイプ内においては、外径の大きい電力ケーブルの外面と保護パイプの内面との間の隙間に外径の小さい電力ケーブルを配置し、これら各種の電力ケーブルの他端側を保護パイプの他端側から引き出した状態で、前記保護パイプにその敷設経路に沿うように曲げ加工を施した後に、前記各種の電力ケーブルの他端部の長さ調整及び接続子(例えば実施例の端子37及びコネクタ38)の取り付けを行うことを特徴とする。
この構成によれば、外径の異なる各電力ケーブルを、保護パイプ内に効率良く配置することで、保護パイプのサイズを抑えることが可能となる。また、各電力ケーブルが金属製の保護パイプに挿通されることで、各電力ケーブルをフロア下方スペース(車室外スペース)に敷設することが可能となる。さらに、各電力ケーブルとしてノンシールドケーブルを採用することが可能となる。
また、曲げ加工を施す前のストレートな状態の保護パイプ内に各電力ケーブルを挿通することとなるので、保護パイプが長い場合でも各電力ケーブルの挿通が容易になる。また、各電力ケーブルを挿通した状態で保護パイプに曲げ加工を施し、その後に各電力ケーブルの他端部の長さ調整及び端子やコネクタ等の接続子を取り付けることで、保護パイプの曲げ加工による該保護パイプに対する各電力ケーブルの長さのずれが生じることがない。さらに、各電力ケーブルの他端部が端子及びコネクタ等の接続子が取り付けられていない状態で保護パイプ内に挿通されることから、保護パイプは接続子が挿通することを考慮せずに各電力ケーブル挿通することが可能なサイズであればよいこととなる。
請求項1,2に記載した発明によれば、保護パイプの小型軽量化を図ることができる。また、各電力ケーブルがフロア下に敷設されることで、電力ケーブルの取り付け作業性を向上させると共に、車室内スペースを狭めることを防止できる。さらに、ノンシールドケーブルの採用により各電力ケーブルの小型軽量化を図ることができる。
請求項3〜5に記載した発明によれば、各電力ケーブルの敷設作業性を向上させることができる。しかも、保護パイプの強度剛性を抑えて軽量化を測ることができる。
請求項6に記載した発明によれば、ノンシールドケーブルの採用により各電力ケーブルの小型軽量化を図ることができる。
請求項7に記載した発明によれば、保護パイプの電磁シールド機能を損なうことなくコンプレッサ用電力ケーブルを分岐させることができる。また、コンプレッサ用電力ケーブルの分岐開始部分の損傷を確実に防止することができる。
請求項8に記載した発明によれば、電力ケーブルのアーシングを良好に行うことができる。
請求項9に記載した発明によれば、保護パイプが長い場合でもその内部に各電力ケーブルを容易に挿通できる。また、保護パイプの曲げ加工による影響を受けずに該保護パイプから導出される各電力ケーブルの長さを最適に設定することができる。さらに、保護パイプのサイズを抑えて該保護パイプの小型軽量化を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方をそれぞれ指向している。
図1,2において、符号1は所謂パレレル型のハイブリッド車両(電動車両)を示す。このハイブリッド車両1の車体前部のエンジンルーム2には、エンジン3、モータジェネレータ4(モータ)、及びオートマチックトランスミッション5が直列に設けられてパワーユニット6を構成している。モータジェネレータ4は三相のDCブラシレスモータであり、このモータジェネレータ4及びエンジン3の駆動力は、オートマチックトランスミッション5を介して駆動輪である前輪7に伝達される。
また、ハイブリッド車両1における減速時等には、前輪7からモータジェネレータ4に駆動力が伝達されると、モータジェネレータ4が発電機として機能して所謂回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーが電気エネルギーとして回収される。回収された電気エネルギーは、モータ用インバータ(第一電力変換器)8を介してバッテリやキャパシタ等を含む不図示のエネルギーストレージに充電される。
パワーユニット6には、エアコン(空調装置)用の電動コンプレッサ9が設けられる。この電動コンプレッサ9は不図示のコンプレッサ用モータを具備し、このコンプレッサ用モータの駆動軸がエンジン3のクランクシャフトと例えばベルト及びクラッチ等を介して連係可能である。コンプレッサ用モータは三相モータであり、電動コンプレッサ9をコンプレッサ用モータにより駆動させる際には、該コンプレッサ用モータにコンプレッサ用インバータ(第二電力変換器)10から電力が供給される。
エンジンルーム2の後方には前部及び後部シート11,12が配設される車室13が設けられる。また、車体後部には車室13とパーテーション等を介して連なるトランクルーム14が設けられる。なお、エンジンルーム2は車室外であり、トランクルーム14は車室内である。そして、後部シート12のシートバックの後面側であってトランクルーム14内には、該シートバックに沿うように配置される箱型の電装ユニット15が設けられる。
電装ユニット15は、その箱型をなすケース16内に不図示のエネルギーストレージが収容されると共に、モータジェネレータ4を回転制御する前記モータ用インバータ8、及び電動コンプレッサ9を回転制御する前記コンプレッサ用インバータ10等が収容されるものである。ここで、各インバータ8,10は、エネルギーストレージから直流電流を得ると共に該直流電流を三相交流電流に変換し、この電流をモータジェネレータ4あるいは電動コンプレッサ9に供給してこれらを駆動させるものである。なお、モータ用インバータ8においては、モータジェネレータ4からの回生電流を直流電流に変換することでエネルギーストレージへの充電が可能とされている。
モータジェネレータ4とモータ用インバータ8とは、三相のモータ用電力ケーブル17U,17V,17Wによって接続される。同様に、電動コンプレッサ9とコンプレッサ用インバータ10とは、三相のコンプレッサ用電力ケーブル18U,18V,18Wによって接続される。以下、特に相を区別して説明する必要がない場合には、モータ用電力ケーブルは符号17で記し、コンプレッサ用電力ケーブルは符号18で記す。
各電力ケーブル17,18は、エンジンルーム2からフロア19の下方のスペース(フロア下方スペース)、つまり車室外スペースにおいてフロア19の下面に沿うように敷設され、かつ車体後部においてフロア19を貫通してトランクルーム14の電装ユニット15に接続される。そして、これら各電力ケーブル17,18が、後述する電力ケーブルアッシ20として一体に取り扱われ、車体に対して保持、固定されるようになっている。
図3に示すように、電力ケーブルアッシ20は、フロア下方スペースの敷設ルートに沿って曲げ加工が施された金属製(例えばアルミニウム製)の保護パイプ21内に各電力ケーブル17,18が挿通されてなるもので、そのエンジンルーム側の部位においては、パワーユニット6近傍まで保護パイプ21を敷設した後に、樹脂製の可撓チューブ(保護チューブ)22,23でそれぞれ被覆された各電力ケーブル17,18を延出させ、モータジェネレータ4のケーブル接続部あるいは電動コンプレッサ9のケーブル接続部にそれぞれ接続されるようになっている。
一方、電力ケーブルアッシ20のトランクルーム14側の部位においては、フロア19における電装ユニット15の直下位置に保護パイプ21端が密接した状態で接続、固定され、この保護パイプ21端から各電力ケーブル17,18が導出されて、電装ユニット15に適宜接続されるようになっている。
このように取り回される電力ケーブルアッシ20は、フロア下方スペースにおいては、複数の固定ブラケット24によりフロア19の下面に固定されている。
図4(a),(b)に示すように、保護パイプ21のエンジンルーム2側の端部には、金属製のワイヤを網組み状に形成した網組みシールド22aを内装した樹脂製の可撓チューブ22の一端部が固定される。この可撓チューブ22の内部にはモータ用電力ケーブル17が挿通されており、このモータ用電力ケーブル17がパワーユニット6を迂回しつつモータジェネレータ4のケーブル接続部まで延びる。モータ用電力ケーブル17の先端部にはモータ用コネクタ25が接続され、このモータ用コネクタ25を介してモータ用電力ケーブル17がモータジェネレータ4のケーブル接続部に接続される。なお、符号22bは、可撓チューブ22の長手方向略中間部を車体に固定するための固定ブラケットを示す。
可撓チューブ22の他端部はモータ用コネクタ25から所定量離間した位置までとされ、この可撓チューブ22の他端部とモータ用コネクタ25との間においては、モータ用電力ケーブル17に網組みシールド22aのみを被せた構成とされる。これは、モータ用コネクタ25近傍に自由度を持たせてモータ用コネクタ25の着脱を容易にするためである。網組みシールド22aはモータ用コネクタ25のアース端子に接続されており、この網組みシールド22aが保護パイプ21に接続されることでアーシングがなされる。なお、可撓チューブ22の他端部とモータ用コネクタ25との間において、網組みシールド22aにゴムチューブ等を被せた構成としてもよい。
また、保護パイプ21の長手方向でエンジンルーム側の端部から車室側へ所定量離間した部位(保護パイプ21の中途部)には、樹脂製のホルダ26が取り付けられる。このホルダ26は、保護パイプ21が貫通する円筒状の本体部27と、該本体部27から保護パイプ21端側へ斜めに突出する分岐部28とを有する。保護パイプ21におけるホルダ26の本体部27が装着される部位には、後述する開口孔29が形成されており、この開口孔29から導出されたコンプレッサ用電力ケーブル18が、ホルダ26の分岐部28を貫通し保護パイプ21から分岐する形で取り回される。
分岐部28の端部には、前記可撓チューブ22と同様、金属製のワイヤを網組み状に形成した網組みシールド23aが内装された樹脂製の可撓チューブ23の一端部が固定され、この可撓チューブ23の内部にコンプレッサ用ケーブル18が挿通される。可撓チューブ23の他端部には、各相のコンプレッサ用電力ケーブル18が接続されるコンプレッサ用コネクタ30が設けられ、このコンプレッサ用コネクタ30を介してコンプレッサ用電力ケーブル18が電動コンプレッサ9のケーブル接続部に接続される。ここで、コンプレッサ用コネクタ30のアース端子には網組みシールド23aが接続されている。なお、符号31は、保護パイプ21のホルダ26よりも車室側の部位を車体に固定するための固定ブラケットを示す。
ここで、図5に示すように、ホルダ26は、その本体部27及び分岐部28を保護パイプ21の軸線と平行な分割面に沿って二分するように分割構成され、かつ本体部27の分岐部28と反対側の部位が可撓部32を介して接続されて、該可撓部32回りに開閉可能なクランプ状部材として構成される。すなわち、一対のホルダ半体26a,26bを開いた状態で、一方のホルダ半体26aに保護パイプ21及びコンプレッサ用電力ケーブル18をセットし、他方のホルダ半体26bを閉じてこれらを係止爪等により一体に結合することで、ホルダ26が保護パイプ21及びコンプレッサ9用電力ケーブルを挟持した状態でこれらに固定される。
保護パイプ21におけるホルダ26で覆われる部位には、例えば正面視角形の開口孔29が設けられており、この開口孔29からその内部に挿通されたコンプレッサ用電力ケーブル18が導出可能とされている。保護パイプ21のホルダ26よりも車室側の部位には、保護パイプ21の分割部32が設けられ、この分割部32を境に、保護パイプ21がその主たる構成部品である保護パイプ本体21aとホルダ26が取り付けられる分割パイプ21bとに分割構成される。
図11を併せて参照して説明すると、分割パイプ21bの車室側の端部には、保護パイプ本体21aとの結合用の分割側フランジ状ブラケット33が接合される。一方、保護パイプ本体21aのエンジンルーム側の端部には、分割パイプ21bとの結合用の本体側フランジ状ブラケット34が接合されている。これら各フランジ状ブラケット33,34を突き合わせて適宜ボルトナット締結することで、保護パイプ本体21aと分割パイプ21bとが一体に結合されるようになっている。なお、本体側フランジ状ブラケット34は、前記固定ブラケット31と一体に構成されている。
ここで、コンプレッサ用電力ケーブル18を被覆する可撓チューブ23の網組みシールド23aは、可撓チューブ23よりも長く設けられており、この網組みシールド23aがホルダ26の分岐部28内で取りまとめられ、該分岐部28の側部に設けられたシールド挿通孔35から分岐部28の外部に取り出されるようになっている。この網組みシールド23aの先端には固定用端子36が設けられ、この固定用端子36が保護パイプ本体21aと分割パイプ21bとを結合するボルトナットにより各フランジ状ブラケット33,34と共締めされる。なお、保護パイプ21における各フランジ状ブラケット33,34が設けられる部位は、固定ブラケット31により車体に固定される固定部であるといえる。
図6に示すように、保護パイプ21のトランクルーム14側の端部からは、各電力ケーブル17,18がそれぞれ導出され、その内、各相のモータ用電力ケーブル17の先端部には、これらをモータ用インバータ8に接続するための端子37が各相毎にそれぞれ設けられ、各相のコンプレッサ用電力ケーブル18の先端部には、これらをまとめてコンプレッサ用インバータ10に接続するためのコネクタ38が設けられる。
図7(a)を併せて説明すると、保護パイプ21のトランクルーム14側の端部には、これをフロア19に固定するためのフランジ状ブラケット39が接合される。このフランジ状ブラケット39の内側にはゴム製のグロメット40が配設されており、該グロメット40を挟み込むようにしてフランジ状ブラケット39とフロア19とがボルトナット締結されることで、保護パイプ21端がフロア19に固定される。
図7(b)を併せて説明すると、グロメット40は、保護パイプ21の端部を貫通させた状態でフランジ状ブラケット39とフロア19とで挟まれる略円盤状のものである。グロメット40の周縁部には、フロア19との当接面から上方(フロア19側)に向かって突出して該フロア19下面に密接するシール用突起40aが設けられる。また、グロメット40における保護パイプ21を貫通させる貫通孔の内周部は、保護パイプ21の外周面に密接するシール用凹凸部40bとされる。これらシール用突起40a及びシール用凹凸部40bが変形してシール面を形成することで、フロア19における保護パイプ21の取り付け部周辺が外部に対して密封される。
グロメット40のトランクルーム14側の部位には弾性リップ41が設けられ、この弾性リップ41がフロア19に形成された開口孔からトランクルーム14内に進入し、その先端をフロア19の上方に所定の間隙を有して配設された電装ユニット15のケース16下面に密接させる。弾性リップ41が密接する電装ユニット15のケース16下面にも開口孔が形成されており、このようにして、保護パイプ21の内部と電装ユニット15のケース16の内部とが外部から遮断された状態で連通され、保護パイプ21から導出された各電力ケーブル17,18を電装ユニット15内の各インバータ8,10に接続可能とされている。
ここで、図8に示すように、各電力ケーブル17,18は、導体を絶縁体で被覆してなる所謂ノンシールドケーブルとされる。また、モータ用電力ケーブル17は、高電圧が印加されることからその線径が大きく、比較的印加電圧の低いコンプレッサ用電力ケーブル18に対しては大径とされる。このような各電力ケーブル17,18を円形パイプである保護パイプ21内に挿通した状態では、比較的大径のモータ用電力ケーブル17が三相で取りまとめられて保護パイプ21の中心部分に配置され、これによりモータ用電力ケーブル17の外面と保護パイプ21の内面との間に形成された隙間部分に、比較的小径のコンプレッサ用電力ケーブル18が配置される。
このような配置により、保護パイプ21の内部空間を有効利用しつつ各電力ケーブル17,18が効率良く配置されている。保護パイプ21の内径は、前述の如く各電力ケーブル17,18を配置した状態で、各電力ケーブル17,18と保護パイプ21との間に所定の隙間(各電力ケーブル17,18を保護パイプ21内に挿通できる程度の隙間)が生じるように設定されている。
次に、上記電力ケーブルアッシ20の組み立て方法について説明する。
まず、図9に示すように、モータ用電力ケーブル17の一端部にモータ用コネクタ25を取り付けると共に、該モータ用電力ケーブル17の一端部から所定の範囲に渡って可撓チューブ22を取り付ける。
このとき、モータ用電力ケーブル17においては、その一端側を分割パイプ21b内に挿通させておき、この分割パイプ21bのモータ用コネクタ25側の端部に可撓チューブ22のモータ用コネクタ25と反対側の端部を被せ、分割パイプ21bと網組みシールド22aとを、網組みシールド22aの外周に配置されるかしめリング22cにより被せた部分の全体をかしめて分割パイプ21bと可撓チューブ22とを接合固定する。
一方、コンプレッサ用電力ケーブル18においては、その一端部にコンプレッサ用コネクタ30を取り付けると共に、該コンプレッサ用電力ケーブル18の一端部から所定の範囲に渡って可撓チューブ23を取り付ける。
このとき、可撓チューブ23のコンプレッサ用コネクタ30と反対側の端部から延びる網組みシールド23aを取りまとめ、その先端部に固定用端子36を取り付ける。
次いで、図10に示すように、コンプレッサ用電力ケーブル18の他端側を分割パイプ21bの開口孔29からその内部に挿通し、これを分割パイプ21bの車室側の端部よりモータ用電力ケーブル17と共に導出させる。このように、分割パイプ21bの開口孔29からコンプレッサ用電力ケーブル18が分岐した状態を作り出した後に、その分岐開始部周辺をホルダ26の一方のホルダ半体26aにセットする。
そして、両ホルダ半体26a,26bを閉じて前記分岐開始部周辺を挟持するようにホルダ26を固定した後に、図11に示すように、各電力ケーブル17,18の他端側を保護パイプ本体21a内に挿通させて、該保護パイプ本体21aの本体側フランジ状ブラケット34と分割パイプ21bの分割側フランジ状ブラケット33とを突き合わせる。そして、各フランジ状ブラケット33,34をボルトナット締結することで、保護パイプ本体21aと分割パイプ21bとを一体に結合する。
このとき、ホルダ26の分岐部28のシールド挿通孔35から導出される網組みシールド23aに設けられた固定用端子36を、各フランジ状ブラケット33,34と共締めする。これにより、固定用端子36が固定ブラケット31を介して車体に固定される。
この時点で、保護パイプ本体21aは曲げ加工が施されていないストレートな状態であり、その内部に各電力ケーブル17,18を図8に示すように配置した状態で挿通する。このとき、各電力ケーブル17,18の他端側には端子やコネクタが設けられておらず、したがって保護パイプ本体21a(保護パイプ21)の内径は、図8に示すように各電力ケーブル17,18を配置した状態で、各電力ケーブル17,18を保護パイプ本体21a内に挿通可能とするべく所定の隙間が生じるだけの大きさとされる。
そして、各電力ケーブル17,18を保護パイプ本体21aの他端側から導出させた状態で、各電力ケーブル17,18と共に保護パイプ本体21aに曲げ加工を施し、図3に示すように、保護パイプ21をその敷設ルートに沿わせるように形成していく。曲げ加工の終了後には、保護パイプ21の他端側から導出された各電力ケーブル17,18の長さ調整を行うと共に、これらの先端部に端子37あるいはコネクタ38を取り付けることで、電力ケーブルアッシ20の組み立てが完了する。
上記実施例における車両用電力ケーブル保持構造は、走行駆動用のエンジン3及びモータジェネレータ4と、電動コンプレッサ9と、モータジェネレータ4及び電動コンプレッサ9をそれぞれ回転制御する各インバータ8,10とを具備するハイブリッド車両1に用いられるもので、モータジェネレータ4とモータ用インバータ8とを接続するモータ用電力ケーブル17と、電動コンプレッサ9とコンプレッサ用インバータ10とを接続するコンプレッサ用電力ケーブル18とを、金属製の保護パイプ21内に挿通した状態で保持するように構成されると共に、モータジェネレータ4及び電動コンプレッサ9がエンジンルーム2内に、各インバータ8,10がエンジンルーム2外にそれぞれ配置され、各電力ケーブル17,18がフロア19底面に沿って敷設され、かつ、モータ用電力ケーブル17はコンプレッサ用電力ケーブル18より外径が大きく、モータ用電力ケーブル17の外面と保護パイプ21の内面との間の隙間にコンプレッサ用電力ケーブル18が配置されるようになっている。
上記構成によれば、外径の異なる各電力ケーブル17,18を、保護パイプ21内に効率良く配置することができ、保護パイプ21のサイズを抑えることが可能となる。
また、各電力ケーブル17,18が金属製の保護パイプ21内に挿通されることで、各電力ケーブル17,18をフロア下方スペース(車室外スペース)においてフロア19底面に沿って敷設することが可能となる。すなわち、保護パイプ21により石跳ねや水跳ねから各電力ケーブル17,18が保護され、かつ剛性を有する保護パイプ21により各電力ケーブル17,18の自重や振動による撓みが防止され、さらに保護パイプ21が外部の熱を遮断することで、各電力ケーブル17,18が熱害から保護される。
しかも、金属製の保護パイプ21が電磁シールド機能を有することで、各電力ケーブル17,18としてノンシールドケーブルを採用することが可能となる。
このため、保護パイプ21の小型軽量化を図ることができる。また、各電力ケーブル17,18がフロア下方に敷設されることで、各電力ケーブル17,18の敷設作業性を向上させると共に、車室内スペースを狭めることを防止できる。さらに、ノンシールドケーブルの採用により各電力ケーブル17,18の小型軽量化を図ることができる。
また、上記車両用電力ケーブル保持構造は、エンジンルーム2内では、モータジェネレータ4から所定の範囲でモータ用電力ケーブル17が可撓性を有する可撓チューブ22に挿通されると共に、電動コンプレッサ9から所定の範囲でコンプレッサ用電力ケーブル18が同じく可撓性を有する可撓チューブ23に挿通されている。この内、電動コンプレッサ9側のものにおいては、保護パイプ21のエンジンルーム2内での中途部に開口孔29が設けられ、該開口孔29からコンプレッサ用電力ケーブル18が分岐すると共に、分岐したコンプレッサ用電力ケーブル18が可撓チューブ23に挿通された構成を有する。
上記構成によれば、エンジンルーム2内において、モータジェネレータ4あるいは電動コンプレッサ9近傍における各電力ケーブル17,18の取りまわしを容易に行うことが可能となる。また、各電力ケーブル17,18の敷設上の寸法誤差を吸収すると共に、エンジン3等の振動の保護パイプ21への伝達を防止することが可能となる。
このため、各電力ケーブル17,18の敷設作業性を向上させることができる。しかも、保護パイプ21の強度剛性を抑えて軽量化を測ることができる。
また、上記車両用電力ケーブル保持構造は、各電力ケーブル17,18が挿通される可撓チューブ22,23が、金属製のワイヤを網組み状に形成した網組みシールド22a,23aを内周に備えたものであることで、該可撓チューブ22,23に電磁シールド機能を付与することができ、各電力ケーブル17,18としてノンシールドケーブルを採用することが可能となって、これらの小型軽量化を図ることができる。
さらに、上記車両用電力ケーブル保持構造は、保護パイプ21の開口孔29と該開口孔29から分岐するコンプレッサ用電力ケーブル18との隙間を密閉すると共に、分岐したコンプレッサ用電力ケーブル18の分岐開始部分を保持するホルダ26が設けられることで、保護パイプ21内の密閉性が保たれると共に、分岐したコンプレッサ用電力ケーブル18の分岐開始部分が開口孔29の周縁に接するようなことがない。
このため、保護パイプ21の電磁シールド機能を損なうことなくコンプレッサ用電力ケーブル18を分岐させることができる。また、コンプレッサ用電力ケーブル18の分岐開始部分の損傷を確実に防止することができる。
しかも、上記車両用電力ケーブル保持構造は、コンプレッサ用電力ケーブル18が挿通される可撓チューブ23がその内部に網組みシールド23aを有し、この網組みシールド23aの端部には固定用端子36が設けられ、該固定用端子36がホルダ26に設けられるシールド挿通孔35を介して保護パイプ21の車体への固定部に固定されることで、コンプレッサ用電力ケーブル18においては可撓チューブ23内の網組みシールド23aを介して確実にグランドをとることが可能となり、該電力ケーブル18のアーシングを良好に行うことができる。
そして、上記車両用電力ケーブル保持構造を可能とする車両用電力ケーブルアッシ20の組み立て方法としては、各電力ケーブル17,18の一端部にそれぞれコネクタ25,30を取り付け、各電力ケーブル17,18の他端側を保護パイプ21の一端側からその内部に挿通すると共に、保護パイプ21内においては、外径の大きいモータ用電力ケーブル17の外面と保護パイプ21の内面との間の隙間に外径の小さいコンプレッサ用電力ケーブル18を配置し、これら各電力ケーブル17,18の他端側を保護パイプ21の他端側から引き出した状態で、保護パイプ21にその敷設経路に沿うように曲げ加工を施した後に、各電力ケーブル17,18の他端部の長さ調整、並びに端子37及びコネクタ38の取り付けを行うようになっている。
この構成によれば、外径の異なる各電力ケーブル17,18を、保護パイプ21内に効率良く配置することで、保護パイプ21のサイズを抑えることが可能となる。また、各電力ケーブル17,18が金属製の保護パイプ21に挿通されることで、各電力ケーブル17,18をフロア下方スペースに敷設することが可能となる。さらに、各電力ケーブル17,18としてノンシールドケーブルを採用することが可能となる。
また、曲げ加工を施す前のストレートな状態の保護パイプ21内に各電力ケーブル17,18を挿通することとなるので、保護パイプ21が長い場合でも各電力ケーブル17,18の挿通が容易になる。また、各電力ケーブル17,18を挿通した状態で保護パイプ21に曲げ加工を施し、その後に各電力ケーブル17,18の他端部の長さ調整及び端子37やコネクタ38等の接続子を取り付けることで、保護パイプ21の曲げ加工による該保護パイプ21に対する各電力ケーブル17,18の長さのずれが生じることがない。さらに、各電力ケーブル17,18の他端部が端子37及びコネクタ38等の接続子が取り付けられていない状態で保護パイプ21内に挿通されることから、保護パイプ21は前記接続子が挿通することを考慮せずに各電力ケーブル17,18を挿通することが可能なサイズであればよいこととなる。
このため、保護パイプ21が長い場合でもその内部に各電力ケーブル17,18を容易に挿通できる。また、保護パイプ21の曲げ加工による影響を受けずに該保護パイプ21から導出される各電力ケーブル17,18の長さを最適に設定することができる。さらに、保護パイプ21のサイズを抑えて該保護パイプ21の小型軽量化を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、各電力ケーブル17,18としてノンシールドケーブルを採用したが、これを導体、絶縁体、電磁シールド線、及び絶縁体を備えたシールドケーブルとすることも可能である。この場合、保護パイプ21も電磁シールド機能を有するので、ノイズ防止性能がさらに向上する。また、ノンシールドケーブルとシールドケーブルとが混在してもよい。さらに、保護パイプ21は円形パイプに限らず、楕円形や角形パイプ等であってもよい。さらにまた、網組みシールド22a,23aを備えた樹脂製の可撓チューブ22,23に代えて、鉄製のコルゲートチューブを採用しても、前記可撓チューブ22,23を用いた場合と同様の作用効果を得ることができる。
また、各電力ケーブル17,18の前記他端部の長さのずれを許容できる場合には、各電力ケーブル17,18に端子37やコネクタ38等の接続子を取り付ける前の各電力ケーブル17,18の他端部の長さの調整を省略してもよい。
またこの発明は、ハイブリッド車両に限らず、動力源がモータのみの電動車両にも適用可能である。しかも、電力ケーブルは高圧ケーブルと低圧ケーブルとのどちらであってもよく、すなわち、DC/DCコンバータ(電力変換器)と低圧バッテリ(例えば12Vバッテリ)とを接続する低圧ケーブルの保持構造にも適用可能である。
そして、上記実施例における構成は一例であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるハイブリッド車両の側面説明図である。 上記ハイブリッド車両の要部を示す構成説明図である。 電力ケーブルアッシ全体を示す斜視図である。 (a)は上記電力ケーブルアッシのエンジンルーム側の端部周辺を示す斜視図であり、(b)は(a)におけるB−B線に沿う断面図である。 上記電力ケーブルアッシのホルダ周辺を示す斜視図である。 上記電力ケーブルアッシのトランクルーム側の端部周辺を示す斜視図である。 (a)は図6のC線に沿う断面図であり、(b)はグロメット単体の(a)に相当する断面図である。 図3のA−A線に沿う断面図であり、保護パイプ内における電力ケーブルの配置を示すものである。 上記電力ケーブルアッシの組み立て手順を示す第一説明図である。 上記電力ケーブルアッシの組み立て手順を示す第二説明図である。 上記電力ケーブルアッシの組み立て手順を示す第三説明図である。
符号の説明
1 ハイブリッド車両(電動車両)
2 エンジンルーム
3 エンジン
4 モータジェネレータ(モータ)
8 モータ用インバータ(第一電力変換器)
9 電動コンプレッサ
10 コンプレッサ用インバータ(第二電力変換器)
17 モータ用電力ケーブル
18 コンプレッサ用電力ケーブル
19 フロア
20 電力ケーブルアッシ
21 保護パイプ
22 可撓チューブ(保護チューブ)
23 可撓チューブ(保護チューブ)
23a 網組みシールド
25 モータ用コネクタ(接続子)
26 ホルダ
29 開口孔
30 コンプレッサ用コネクタ(接続子)
35 シールド挿通孔
36 固定用端子
37 端子(接続子)
38 コネクタ(接続子)

Claims (9)

  1. 電動車両に設けられる電力ケーブルを金属製の保護パイプ内に挿通した状態で保持する車両用電力ケーブル保持構造であって、
    前記電力ケーブルは、少なくとも二相以上で外径の異なる二種以上のケーブルを前記保護パイプ内に挿通され、外径の大きい電力ケーブルの外面と前記保護パイプの内面との間の隙間に、外径の小さい電力ケーブルが配置されることを特徴とする車両用電力ケーブル保持構造。
  2. 走行駆動用のエンジン及びモータと、電動コンプレッサと、前記モータ及び電動コンプレッサをそれぞれ回転制御する第一及び第二電力変換器とを具備する電動車両に用いられ、前記モータと第一電力変換器とを接続するモータ用電力ケーブルと、前記電動コンプレッサと第二電力変換器とを接続するコンプレッサ用電力ケーブルとを、金属製の保護パイプ内に挿通した状態で保持する車両用電力ケーブル保持構造であって、
    前記モータ及び電動コンプレッサがエンジンルーム内に、前記各電力変換器がエンジンルーム外にそれぞれ配置され、前記各電力ケーブルがフロア底面に沿って敷設され、かつ、前記モータ用電力ケーブルは前記コンプレッサ用電力ケーブルより外径が大きく、前記モータ用電力ケーブルの外面と保護パイプの内面との間の隙間に前記コンプレッサ用電力ケーブルが配置されることを特徴とする車両用電力ケーブル保持構造。
  3. 前記エンジンルーム内では、前記モータから所定の範囲で前記モータ用電力ケーブルが可撓性を有する保護チューブに挿通されることを特徴とする請求項2に記載の車両用電力ケーブル保持構造。
  4. 前記エンジンルーム内では、前記コンプレッサから所定の範囲で前記コンプレッサ用電力ケーブルが可撓性を有する保護チューブに挿通されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両用電力ケーブル保持構造。
  5. 前記保護パイプのエンジンルーム内での中途部に開口孔が設けられ、該開口孔から前記コンプレッサ用電力ケーブルが分岐すると共に、分岐したコンプレッサ用電力ケーブルが可撓性を有する保護チューブに挿通されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両用電力ケーブル保持構造。
  6. 前記保護チューブが、金属製のコルゲートチューブ、あるいは金属製のワイヤを網組み状に形成した網組みシールドを内周に備えた樹脂製の可撓チューブであることを特徴とする請求項3から請求項5の何れかに記載の車両用ケーブル保持構造。
  7. 前記開口孔と該開口孔から分岐する前記コンプレッサ用電力ケーブルとの隙間を密閉すると共に分岐したコンプレッサ用電力ケーブルの分岐開始部分を保持するホルダが設けられることを特徴とする請求項5に記載の車両用電力ケーブル保持構造。
  8. 前記保護チューブがその内部に網組みシールドを有し、この網組みシールドの端部には固定用端子が設けられ、該固定用端子が前記ホルダに設けられるシールド挿通孔を介して前記保護パイプの固定部に固定されることを特徴とする請求項7に記載の車両用ケーブル保持構造。
  9. 電動車両に設けられる互いに外径の異なる少なくとも二種の電力ケーブルを金属製の保護パイプ内に挿通してなる車両用電力ケーブルアッシの組み立て方法であって、
    前記各種の電力ケーブルの一端部にそれぞれ接続子を取り付け、前記各種の電力ケーブルの他端側を前記保護パイプの一端側からその内部に挿通すると共に、前記保護パイプ内においては、外径の大きい電力ケーブルの外面と保護パイプの内面との間の隙間に外径の小さい電力ケーブルを配置し、これら各種の電力ケーブルの他端側を保護パイプの他端側から引き出した状態で、前記保護パイプにその敷設経路に沿うように曲げ加工を施した後に、前記各種の電力ケーブルの他端部の長さ調整及び接続子の取り付けを行うことを特徴とする車両用電力ケーブルアッシの組み立て方法。

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