JP5311921B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、車体フレームの外側となる車体床下を通って配索されるワイヤハーネスに関し、詳しくは、複数の高圧電線とこれらを保護する保護部材とを備えるワイヤハーネスに関する。
下記特許文献1に開示されたワイヤハーネスは、三本の高圧電線と、この三本の高圧電線を一本ずつ収容して保護するための三本の金属保護パイプとを備えて構成されている。高圧電線は、車両の前側に搭載されるモータと、車両の中間又は後側に搭載されるインバータとを接続するものとして備えられている。
ワイヤハーネスは、車体フレームの外側となる車体床下を通って配索されるようになっている。このため、金属保護パイプは、石跳ねや水跳ねから高圧電線を保護することができるように形成されている。金属保護パイプは、石跳ねや水跳ねから高圧電線を保護し且つ高圧電線の撓みを防止する剛性を有している。また、金属保護パイプは、金属製であることから電磁シールド機能も有している。
ワイヤハーネスは、真っ直ぐな状態の金属保護パイプに高圧電線を挿通し、この挿通を三本分行った後に、車体床下におけるワイヤハーネスの配索経路に沿った曲げを金属保護パイプに施すことにより製造されている。ワイヤハーネスは、ハーネスメーカーの工場で上記の如く製造された後に、自動車メーカーの組み立て工場へと搬送されて車両の所定位置に組み付けられ、これにより配索が完了するようになっている。
尚、ワイヤハーネスの搬送の際には、ワイヤハーネス同士が搬送中において接触して変形等してしまわないようにするために、ワイヤハーネス毎に十分なスペースを確保する必要がある。また、金属保護パイプを三次元的に曲げ加工していることから、立体的なスペースを確保する必要がある。これらスペース確保を問題点と捉えると、この問題点解消には、下記特許文献2に開示されたワイヤハーネスが好適であることが知られている。
下記特許文献2に開示されたワイヤハーネスは、三本の高圧電線と、この三本の高圧電線を一括して収容し保護するための金属保護パイプとを備えて構成されている。高圧電線は、インバータ、バッテリー、モーター等の機器を接続するものとして備えられている。金属保護パイプは、断面円形状の金属製のパイプ部材であって、この外周と内周には、一定ピッチで螺旋状の山及び溝が形成されている。言い換えれば、金属保護パイプは、この軸方向に沿って径が交互に増減する形態の波形に加工されている。波形の加工は、金属保護パイプのほぼ全長にわたって施されている(金属保護パイプの両端に取り付け部材が設けられており、これ以外は波形の加工が施されている)。金属保護パイプは、金属製にすることによって電磁シールド機能を持たせている。
金属保護パイプは、下記特許文献2によれば、曲げ変形時において曲げの内側の波形ピッチが狭まるとともに外側の波形ピッチが広がるようになっており、変形に伴ってこの肉厚が極端に変化し、ひいては破損してしまわないように形成されている。金属保護パイプは、同径の筒状を保ちつつ手作業で自在に曲げ変形することができるようになっており、しかも、所定の剛性を備えて曲げ変形後の形状が保てるようになっている。
このような金属保護パイプの中に一括して収容される三本の高圧電線は、金属保護パイプ内で俵積み状(電線の中心を結んだ時にほぼ正三角形を描く状態)になるように収容されている。俵積み状となった高圧電線は、金属保護パイプの中心位置に配置されるとともに、パイプ内面から所定の距離だけ離れるように配置されている。
下記特許文献2に開示されたワイヤハーネスは、金属保護パイプを手作業で自在に曲げ変形することが可能であることから、ハーネスメーカーの工場から自動車メーカーの組み立て工場への搬送時において、金属保護パイプをほぼ真っ直ぐの状態にすることや二次元方向に折り畳んだ状態にすることができるようになっている。すなわち、下記特許文献1に開示されたワイヤハーネスよりもスペース確保を容易にすることができるようになっている。
下記特許文献2に開示されたワイヤハーネスは、自動車メーカーの組み立て工場へと搬送された後に、車両に対する配索経路に沿って屈曲又は伸長させて組み付けられるようになっている。
特開2004−224156号公報 特開2007−66825号公報
ところで、特許文献2に開示されたワイヤハーネスにあっては、これを構成する高圧電線の数が三本であることから、ワイヤハーネスを車体床下に配索しても不具合が生じるような高さまで高くなることはないが、電線の数を増加させたいという要望があった場合には、直径の大きな金属保護パイプに変更しなければならないことから、車体床下に高さの高いワイヤハーネスが配索されるようになってしまう。つまり、地面までの距離が近いワイヤハーネスになってしまうことから、この場合、十分な保護をすることができるかどうかは疑問である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、比較的多くの電線を車体床下に通すことが可能なワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のワイヤハーネスは、複数の電線を含み、車体フレームの外側となる車体床下を通って配索されるワイヤハーネスにおいて、
前記車体床下に配索される部分は、前記複数の電線を複数の回路に分け、且つ、各回路毎に、対応する合成樹脂製の平型コルゲートチューブを設け、該平型コルゲートチューブのそれぞれに前記複数の電線を並べて収容し、且つ、前記複数の平型コルゲートチューブを断面長手方向の面が前記車体床下に対向するように並列に形成してなることを特徴としている。
請求項2記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、隣り合う前記平型コルゲートチューブに所定の間隔を設けることを特徴としている。
請求項3記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、電線種別に応じて前記回路を分けることを特徴としている。
請求項4記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1ないし請求項3いずれか記載のワイヤハーネスにおいて、前記平型コルゲートチューブと同じ高さ、若しくは小さな高さとなる断面円形状のコルゲートチューブを前記平型コルゲートチューブと共に併用することを特徴としている。
以上のような特徴を有する本発明において、平型コルゲートチューブの一例としては、長円形状や楕円形状となる断面非円形状の絶縁性を有するものであって、このチューブ軸方向に沿って周方向の独立した山部と谷部とが交互に連続する蛇腹状の形状に形成されるものが挙げられる。また、平型コルゲートチューブは、チューブ軸に沿ってスリットのないシームレス形状に形成されるものが挙げられる。さらに、平型コルゲートチューブは、各回路を構成する電線を横一列に並べた状態に合わせて内部空間を有するような形状に形成されるものが挙げられる。本発明は、平型コルゲートチューブと同じような高さ、若しくは小さな高さとなる断面円形状のコルゲートチューブを平型コルゲートチューブと共に併用しても良いものとする。
請求項1に記載された本発明によれば、電線の数が比較的多くても低背となるワイヤハーネスを車体床下に配索することができるという効果を奏する。従って、電線を何ら問題なく保護することができるという効果を奏する。本発明のワイヤハーネスは、曲げ易いのは勿論のこと、取り扱いもし易く、さらには製造性も良いという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、更に曲げ易いワイヤハーネスにすることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、電線種別が分かり易くなることから、製造性を良くすることができるのは勿論のこと、ワイヤハーネスの配索に係る作業性も向上させることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、製造性を更に良くすることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のワイヤハーネスの一実施の形態を示す模式的な構成図である。また、図2は地面から車体床下を見た時の要部拡大図、図3は図2のA−A線断面図である。
本形態のワイヤハーネスは、プラグインハイブリッド自動車やハイブリッド自動車、又は電気自動車に配索されるものを対象にしている。以下では、プラグインハイブリッド自動車(PHEV:Plug−in Hybrid Electric Vehicle)での例を挙げて説明するものとする(電気自動車の場合でも本発明により製造されるワイヤハーネスの構成、構造、及び効果は基本的に同じである)。
図1において、引用符号1はプラグインハイブリッド自動車を示している。プラグインハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータ3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータ3にはインバータ4を介してバッテリー5からの電力が供給されるようになっている。エンジン2、モータ3、及びインバータ4は、本形態において、前輪等がある車両内部前側6に搭載されている。また、バッテリー5は、後輪等がある車両内部後側7に搭載されている。
引用符号8は車体フレームを示している。図中において、車体フレーム8の上側は、車体床上9を示している。また、車体フレーム8の下側は、車体床下10を示している。車体床下10には、車両強度を高めるための断面略凸形状のリーンホース11が設けられている。リーンホース11は、車両前後にのびるように形成されている。車両内部前側6における引用符号12は、例えば公知のリレーボックス等の電気接続箱を示している。また、車両内部後側7における引用符号13は、公知の低圧バッテリーを示している(低圧バッテリー13の配置は一例であるものとする)。
本形態において、モータ3は、モータ及びジェネレータを構成に含んでいるものとする。また、インバータ4は、インバータ及びコンバータを構成に含んでいるものとする。インバータ4は、インバータアッセンブリであって、上記インバータには、例えばエアコン・インバータやジェネレータ用インバータ、モータ用インバータが含まれるものとする。バッテリー5は、Li−ion系のものであって、例えば家庭用電源などの外部コンセントから充電をすることができるような構成になっている。バッテリー5は、図示しない各種機能部品を組み合わせてモジュール化したものとなっている。
インバータ4及びバッテリー5間は、本発明のワイヤハーネス21によって接続されている。
本発明に係るワイヤハーネス21は、インバータ4及びバッテリー5間などを電気的に接続する複数の高圧電線22と、この複数の高圧電線22を保護する保護部材23と、車両固定用の固定部材24、25とを備えて構成されている。また、ワイヤハーネス21は、特に限定するものでないが、本形態において、公知の複数の低圧電線26も備えて構成されている(本形態では低圧バッテリー13を車両内部後側7に配置するため、低圧電線26を備えている。本形態ではモジュール化を図っている)。ワイヤハーネス21は、車両内部前側6から車体床下10を通って車両内部後側7までのびるように形成されている。ワイヤハーネス21は、車体フレーム8を貫通するようなものになっている。以下、ワイヤハーネス21の上記各構成について説明する。
上記高圧電線22は、公知の電力ケーブルであって、所定の直径となる断面円形状のものがここでは用いられている。高圧電線22は、この中心に位置する導体が銅や銅合金やアルミニウムによって製造されている。高圧電線22は、本形態において六本(三本×2)備えられている。高圧電線22の端末には、機器接続用の端子金具を有するコネクタ(図示省略)が設けられている。尚、高圧電線22は、編組等を含んでシールド機能を有する構成にしてもよいものとする(シールド機能に関し、複数の高圧電線22を一括して覆うような編組を設けてもよいものとする)。上記六本となる高圧電線22は、本形態において、二つの回路22a、22b(図2参照)に分けられている。
上記低圧電線26は、高圧電線22と共に保護部材23によって保護されるようになっている。低圧電線26は、この一端が上記電気接続箱12に接続されるとともに他端が低圧バッテリー13に接続されている。低圧電線26は、本形態において、二本備えられている。
複数の高圧電線22及び低圧電線26を保護するための保護部材23は、複数種の別体部品で構成されている。具体的に説明すると、保護部材23は、車両内部用保護部材27、28と、二つの車体床下用保護部材29と、一つの車体床下用保護部材30とを含んで構成されている。尚、保護部材23の機能、すなわち複数の高圧電線22及び低圧電線26を保護するための機能は、本形態において上記固定部材24も有している。
上記車両内部用保護部材27、28は、車体床上9側となる車両内部に位置する保護部材であって、絶縁性を有する合成樹脂製であるとともに断面円形状となる公知の丸型コルゲートチューブがここでは用いられている(プロテクタを用いてもよいものとする。また、丸型コルゲートチューブとプロテクタとの組み合わせ等であってもよいものとする。車両内部用保護部材27、28は、車両内部において高圧電線22等を保護することができれば形態は特に限定されないものとする)。車両内部用保護部材27は、車両内部前側6に配置されている。また、車両内部用保護部材28は、車両内部後側7に配置されている。
図1ないし図3において、上記車体床下用保護部材29、30は、共に断面非円形状(ここでは長円形状)の絶縁性を有する合成樹脂製の平型チューブであって、チューブ軸方向に沿って、独立した部材周方向の山部31と谷部32とが交互に連続する蛇腹状の形状に形成されている(尚、車体床下用保護部材30の方を断面円形状となる公知の丸型コルゲートチューブに変更しても良いものとする。但し平型コルゲートチューブである車体床下用保護部材29と同じ高さ、若しくは小さな高さとなる形状のものを用いることが好ましい)。
二つの車体床下用保護部材29には、複数の高圧電線22からなる回路22a、22bがそれぞれ収容されている。また、車体床下用保護部材30には、低圧電線26からなる回路26aが収容されている。二つの車体床下用保護部材29と、車体床下用保護部材30は、隣り合う同士が必要最小限の間隔で並ぶように配置されている(これに限らないものとする。他の例は図4を参照しながら後述する)。尚、本形態においては、車体床下用保護部材30がリーンホース11の隣になるように配置されているが、この配置に限らないものとする。
図2及び図3を参照しながら、もう少し詳しく車体床下用保護部材29、30の形状について説明する。車体床下用保護部材29、30は、一対の対向する平面と、この平面を繋ぐ一対の曲面とを有するように形成されている(断面形状が長円形状となる。尚、この長円形となる断面形状は一例であるものとする)。具体的には、床下載置面33と地面対向面34とを有するとともに一対の曲面35を有する、断面形状が長円形となる形状に形成されている。山部31には、床下載置面33、地面対向面34、及び曲面35となり得る頂面36が形成されている。
車体床下用保護部材29、30は、リーンホース11の高さH1(車体床下10からリーンホース11の突出先端面までの高さH1)よりも高さ(H2)が低くなるように形成されている。すなわち、車体床下用保護部材29、30は、リーンホース11よりも低背となるように形成されている。
車体床下用保護部材29、30は、高圧電線22、低圧電線26を横一列に並べた状態に合わせて内部空間37が形成されている。また、車体床下用保護部材29、30は、チューブ軸方向に沿ってスリットのないシームレス形状に形成されている。高圧電線22、低圧電線26は、車体床下用保護部材29、30の一方の開口から他方の開口に向けて差し込まれ、これによって収容がなされるようになっている。
図1及び図2において、上記固定部材24、25は、ワイヤハーネス21を車両に固定するための複数種の固定部材のうちの一種であって、ここでは例えば車体フレーム8に対しネジ止めする部分を有する合成樹脂製のプロテクタが一例として図示されている。固定部材24、25は、保護部材23に対し別体となる部品であって、ここでは車体床下用保護部材29、30を車体床下10に沿った状態に保持することができるように形成されている。尚、固定部材24、25の位置及び数は一例であるものとする。固定部材24は、車両内部用保護部材27、28と、車体床下用保護部材29、30とを繋ぐような部材として形成されている(一例であるものとする)。これに対して、固定部材25は、車体床下用保護部材29、30の中間に設ける部材として形成されている。
上記構成及び構造において、車両内部用保護部材27、28及び車体床下用保護部材29、30を含む保護部材23の所定位置に固定部材24、25を設けるとともに、保護部材23に複数の高圧電線22及び低圧電線26を回路毎に挿通し、さらに、車両内部用保護部材27、28から露出した高圧電線22及び低圧電線26の各端末を処理(コネクタや端子金具を設ける)すると、本発明のワイヤハーネス21の製造が完了する。製造後のワイヤハーネス21は、保護部材23が柔軟性等を有することから、例えば丸めた状態にしてカーメーカーへ搬送される。そして、カーメーカーにおいて車両の所定位置に組み付けられることにより配索が完了する。
以上、本発明によれば、電線の数が比較的多く(従来例の三本に対して本形態では電線が八本)ても低背となるワイヤハーネス21を車体床下10に配索することができるという効果を奏する。本発明のワイヤハーネス21は、上記構成及び構造から分かるように、曲げ易いのは勿論のこと、取り扱いもし易く、さらには製造性も良いという効果を奏する。
尚、ワイヤハーネス21は、図4に示す如く、隣り合う車体床下用保護部材29(平型コルゲートチューブ)の間に所定の間隔Sを設けて曲げ易くすることも有効であるものとする(一例であるものとする)。
例えば、前側の固定部材24、25間を図2に示す如くの車体床下用保護部材29、30の配置とし、後側の固定部材24、25間を図4に示す如くの車体床下用保護部材29、30の配置(所定の間隔S有り)としても良いものとする。
車体床下用保護部材29に収容される上記回路22a、22bは、電線種別によって回路分けされている。本形態においては、例えば導体が銅とアルミニウムで分けられている(一例であるものとする。この他、プラスとマイナスで分けたり、接続対象毎に分けたりしても良いものとする)。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明のワイヤハーネスの一実施の形態を示す模式的な構成図である。 地面から車体床下を見た時の要部拡大図である。 図2のA−A線断面図である。 ワイヤハーネスの変形例を示す図(地面から車体床下を見た時の要部拡大図)である。
符号の説明
1 プラグインハイブリッド自動車
2 エンジン
3 モータ
4 インバータ
5 バッテリー
6 車両内部前側
7 車両内部後側
8 車体フレーム
9 車体床上
10 車体床下
11 リーンホース
12 電気接続箱
13 低圧バッテリー
21 ワイヤハーネス
22 高圧電線(電線)
22a、22b 回路
23 保護部材
24、25 固定部材
26 低圧電線(電線)
26a 回路
27、28 車両内部用保護部材
29、30 車体床下用保護部材(平型コルゲートチューブ)
31 山部
32 谷部
33 床下載置面
34 地面対向面
35 曲面
36 頂面
37 内部空間

Claims (4)

  1. 複数の電線を含み、車体フレームの外側となる車体床下を通って配索されるワイヤハーネスにおいて、
    前記車体床下に配索される部分は、前記複数の電線を複数の回路に分け、且つ、各回路毎に、対応する合成樹脂製の平型コルゲートチューブを設け、該平型コルゲートチューブのそれぞれに前記複数の電線を並べて収容し、且つ、前記複数の平型コルゲートチューブを断面長手方向の面が前記車体床下に対向するように並列に形成してな
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    隣り合う前記平型コルゲートチューブに所定の間隔を設ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、
    電線種別に応じて前記回路を分ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記平型コルゲートチューブと同じ高さ、若しくは小さな高さとなる断面円形状のコルゲートチューブを前記平型コルゲートチューブと共に併用する
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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