JP6274765B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0468Corrugated

Description

本発明は、導電路と、この導電路が挿通される樹脂製の外装部材とを含むワイヤハーネスに関する。
従来のワイヤハーネスとしては、例えばハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される高圧の機器間を電気的に接続するものが知られる。
下記特許文献1に開示されたワイヤハーネスは、複数本の導電路と、この複数本の導電路を一括して収容する樹脂製のコルゲートチューブ及び樹脂製のプロテクタとを含んで構成される。ワイヤハーネスは、車両床下を通って配索される。
ワイヤハーネスは、地面からの距離を稼ぐためとして、車両床下に配索される部分が回路毎に分けられ、そして、分けられた回路は対応する平型コルゲートチューブに収容されて配索される。
特開2010−47033号公報
上記従来のワイヤハーネスにあっては、配索スペースに配慮された構成及び構造であると言える。しかしながら、近年の動向を見ると更なる配慮が必要であると考えられる。何故ならば、従来よりも狭いスペースや三次元的な複雑なスペース等にワイヤハーネスを配索しなければならないという可能性があるからである。尚、ワイヤハーネスの経路規制に対しても配慮する必要があると考えられる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、配索スペースや経路規制に配慮されたワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明は、複数本又は複数回路の導電路と、該導電路を挿通して保護する管体形状の外装部材とを含むワイヤハーネスにおいて、前記導電路は、車両床下を通り該車両床下の前後に跨る長さに形成され、前記外装部材は、樹脂製であり、且つ、この外面から内面へと通じる継ぎ目やスリットのない形状に形成され、且つ、前記車両床下を通り該車両床下の前後に跨る長さに形成され、さらに、前記外装部材は、可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部と比べて剛性を有するとともにストレートに配索する部分としてのストレート管部とを含み、さらに、前記可撓管部及び/又は前記ストレート管部は、管軸方向に異形となる部分を連続形成してなり、前記可撓管部と、前記ストレート管部とは、車両取付形状に合わせた位置に配置され、さらに、少なくとも前記車両床下には、前記ストレート管部が配索され、前記可撓管部は、当該ワイヤハーネスの経路配索時に撓ませて曲げ形状にすることができる経路配索時用可撓管部と、当該ワイヤハーネスの梱包時及び輸送時に撓ませて曲げ形状にすることができる梱包輸送時用可撓管部と、を含んで構成され、前記経路配索時可撓管部と、前記梱包輸送時可撓管部とは、管軸方向の長さが異なるように形成され、さらに、前記経路配索時可撓管部は、前記経路配索時に撓ませて曲げ形状にすることができるような前記車両取付形状に合わせた管軸方向の長さとなるように形成され、前記梱包輸送時可撓管部は、前記梱包時及び輸送時に撓ませて曲げ形状にすることができるような前記車両取付形状に合わせた管軸方向の長さとなるように形成されていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、例えば蛇腹管を可撓管部として採用するとともに、例えば剛性のある直管をストレート管部として採用すると、プロテクタのような経路規制部材を用いなくてもワイヤハーネスの経路規制に有効な外装部材にすることができる。また、本発明によれば、外装部材を異形に形成することで、この異形となる部分の形状に合わせて複数本の導電路の例えば並び等を変化させることができ、以て狭いスペースや三次元的な複雑なスペース等であってもワイヤハーネスを配索することができる。
また、本発明によれば、狭いスペースや三次元的な複雑なスペースとして車両床下やその前後のスペースを挙げることができ、本発明のように外装部材に異形となる部分を形成することで、自動車用の長尺なワイヤハーネスに採用することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、前記異形とは、断面形状の違い、大きさの違い、捻りによる向き違い、のいずれか1つ又は2つ以上の組合せであることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、形を変えたり、大きさを変えたり、向きを変えたりすることで、外装部材に異形となる部分を形成することができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のワイヤハーネスにおいて、前記外装部材は、前記導電路を挿通した後に前記異形となる部分を連続形成してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、複数本又は複数回路の導電路を挿通した後に、例えば外装部材を加熱して潰したりすると、外装部材に異形となる部分を形成することができる。また、本発明によれば、外装部材用の成型金型を多数用意しなくても、様々な形状、大きさ、向きの、異形となる部分を形成することができる。
請求項4に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のワイヤハーネスにおいて、前記外装部材は、前記導電路を挿通する前に前記異形となる部分を連続形成してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、外装部材の樹脂成型を行うと、これと同時に異形となる部分も形成することができる。
請求項5に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスにおいて、前記外装部材は、前記異形となる部分の途中に分岐部を形成してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、異形となる部分の途中を利用して分岐部を形成することができる。
請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載のワイヤハーネスにおいて、前記外装部材は、前記分岐部からのびる分岐側保護管部を更に含むことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、分岐部において分岐された側の導電路を分岐側保護管部に挿通することにより、上記分岐された側の導電路も保護することができる。また、本発明によれば、外装部材に関し、分岐側保護管部を更に構成に含むだけで導電路の分岐に対応することができる。
請求項1に記載された本発明によれば、配索スペースや経路規制に配慮されたワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、車両床下やその前後の配索スペースに合わせて異形となる部分を形成することで、自動車用の長尺なワイヤハーネスとして採用することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、形や大きさや向きを変えたりして外装部材に異形となる部分を形成することで、配索スペースに配慮されたワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、外装部材に異形となる部分を形成するにあたり、複数本又は複数回路の導電路を挿通した後に行うことで、外装部材に対する導電路の挿通作業をし易くすることができるという効果や、外装部材の成型金型を最小限の数に減らすことができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、外装部材に異形となる部分を形成するにあたり、複数本又は複数回路の導電路を挿通する前に行うことで、導電路を気にせずに形成することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、後加工をせずに異形となる部分を形成することで、外装部材に係る工程を簡素化することができるという効果も奏する。
請求項5、6に記載された本発明によれば、異形となる部分の途中を利用することにより、導電路の分岐をし易くすることができるという効果を奏する。また、外装部材に関し、少ない構成にて導電路の分岐に対応することができるという効果も奏する。
本発明のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。 ワイヤハーネスの側面図である。 ワイヤハーネスの断面図である。 他の例となるワイヤハーネスの断面図である。 他の例となるワイヤハーネスの断面図である。 他の例となるワイヤハーネスの断面図である。 他の例となるワイヤハーネスの断面図である。 (a)は他の例となるワイヤハーネスの構成図、(b)は比較例の図である。 外装部材の製造装置を示す図である。
ワイヤハーネスは、管体形状の外装部材に複数本の導電路が挿通される。ワイヤハーネスは、狭いスペースや三次元的な複雑なスペースであっても配索することができるように、外装部材には管軸方向に異形となる部分が連続して形成される。
異形となる部分の途中には、分岐部が形成される。この分岐部において、導電路の分岐された側は、分岐側保護管部により保護される。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。また、図2はワイヤハーネスの側面図、図3はワイヤハーネスの断面図、図4〜図8は他の例となるワイヤハーネスの断面図、図9は外装部材の製造装置を示す図である。
本実施例においては、ハイブリッド自動車(電気自動車や一般的な自動車であってもよいものとする)に配索されるワイヤハーネスに対し本発明を採用するものとする。
図1において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス8により接続される。また、バッテリー5とインバータユニット4も高圧のワイヤハーネス9により接続される。ワイヤハーネス9は、この中間部10が車両床下11に配索される。また、車両床下11に沿って略平行に配索される。車両床下11は、公知のボディであるとともに所謂パネル部材であって、所定位置には貫通孔が形成される。この貫通孔には、ワイヤハーネス9が水密に挿通される。
ワイヤハーネス9とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック12を介して接続される。ジャンクションブロック12には、ワイヤハーネス9の後端13が公知の方法で電気的に接続される。ワイヤハーネス9の前端14側は、インバータユニット4に対し公知の方法で電気的に接続される。
モータユニット3は、モータ及びジェネレータを構成に含むものとする。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含むものとする。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成されるものとする。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成されるものとする。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化してなるものとする。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能であるものとする。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないものとする。
図2において、本発明に係るワイヤハーネス9は、外装部材15と、この外装部材15に収容保護される高圧導電路16(導電路)と、高圧導電路16の端末に設けられるシールドコネクタ17及びブーツ18と、外装部材15の外面に取り付けられる複数のクランプ(固定部材。図示省略)と、同じく外装部材15の外面に水密に取り付けられるグロメット(止水部材。図示省略)とを備えて構成される。
尚、ワイヤハーネス9は、高圧導電路16と一緒に低圧導電路も外装部材15に収容保護するような構成及び構造としてもよいものとする。
図2及び図3において、外装部材15は、高圧導電路16を覆う樹脂製の管体であって、高圧導電路16の挿通・収容に必要な長さ、及び保護に必要な厚みを有するように形成される。また、外装部材15は、この外面19から内面20へと通じる継ぎ目やスリットのない形状にも形成される。外装部材15は、高圧導電路16を水分から遠ざける(防水する)ことができる形状に、また、長尺な形状に形成される。
外装部材15は、可撓性を有する複数の可撓管部21と、ストレートに配索する部分としてのストレート管部22とを有して、例えば図示の形状に形成される。また、外装部材15は、管軸方向に異形となる部分23〜25を連続させて、上記同様に例えば図示の形状に形成される。
可撓管部21とストレート管部22は、可撓管部21を撓ませない状態で全体が直線状となるように一体に樹脂成型される。可撓管部21とストレート管部22は、管軸方向に交互に連続するように配置形成される。
可撓管部21は、車両取付形状(ワイヤハーネス配索先の形状。固定対象の形状)に合わせた位置に配置される。また、可撓管部21は、車両取付形状に合わせた長さにも形成される。
尚、可撓管部21の長さを管軸方向に異ならせることで、車両取付形状に合わせて必要な長さで撓ませることができる。このような可撓管部21は、ワイヤハーネス9の梱包状態や輸送時、車両への経路配索時に、それぞれ所望の角度で撓ませることができる。
可撓管部21は、撓ませて曲げ形状にすることができるとともに、元のストレートな形状に戻すことも当然にできるものとする。
可撓管部21は、本実施例において蛇腹管形状に形成される(可撓性を有すれば形状は特に限定されないものとする)。具体的には、周方向の凹部26及び凸部27を有するとともに、これら凹部26及び凸部27が管軸方向に交互に連続するように形成される。
可撓管部21は、経路配索時に撓ませられる経路配索時用可撓管部28と、ワイヤハーネス9の梱包状態及び輸送時に撓ませられる梱包輸送時用可撓管部29とを含んで構成される。尚、撓ませる必要がない部分であっても可撓管部21を配置形成することは可能であるものとする。
外装部材15は、この端末側に可撓管部21を配置する形状に形成される。端末側に配置された可撓管部21の端部には、シールドコネクタ17まで延在する柔軟な防水部材が取り付けられる。防水部材としては、例えばゴム製のブーツ18などが挙げられる。ブーツ18は、可撓管部21の端部から引き出された高圧導電路16の端末部分30や、可撓管部21の端部開口部分を覆うために取り付けられる。尚、取り付けは任意であるものとする。ブーツ18を代替するものとしては、防水性を有するテープの巻き付けによりなるテープ巻部等が挙げられるものとする。
外装部材15は、可撓管部21の配置部分が恰もコルゲートチューブとなる形状に形成される。言い換えれば、部分的にコルゲートチューブが存在する形状に形成される。外装部材15は、上記の如くコルゲートチューブの部分を有することから、「コルチューブ」や「部分形成コルゲートチューブ」などと呼ぶこともできるものとする。
外装部材15は、この管軸方向に沿ってスリットを設けない(腹割きのない)形状に形成される。スリットを設けない理由としては、外装部材15内への水分の浸入を防止して防水性の向上を図る点が挙げられる。また、例えば撓ませた部分において高圧導電路16のはみ出しを生じさせない点も挙げられる。さらには、外装部材15自体の剛性アップを図る点も挙げられる。この他、外装部材15は、周方向の継ぎ目がない形状にも形成される。理由としては、上記スリットと同様である。
尚、外装部材15は、上記の点を満足することができれば所定位置で分割されるような形状に形成されてもよいものとする。この場合、接着や溶着、或いは連結するための後付け部材等により一体化されるものとする。
ストレート管部22は、可撓管部21のような可撓性を持たない部分として形成される。このようなストレート管部22は、梱包状態や輸送時、経路配索時に曲がらない部分としても形成される(曲がらない部分とは、可撓性を積極的に持たせない部分という意味である)。ストレート管部22は、直管形状に形成される。従って、ストレート管部22を「直管部」などと呼ぶことができるものとする。この他、「非可撓管部」などと呼ぶこともできるものとする。ストレート管部22は、可撓管部21と比べ、リジッドな部分に形成される。ストレート管部22も車両取付形状に合わせた位置や長さに形成される。
外装部材15は、ストレート管部22の一種として、車両床下11(図1参照)に配索される床下用ストレート管部31を有する。この床下用ストレート管部31は、車両床下11に配索されることから(例えばリーンホースに沿わせるように配索されることから)長尺に形成される。
管軸方向に異形となる部分23〜25は、狭いスペースや三次元的な複雑なスペース等に適用させる部分として形成される。異形となる部分23〜25は、断面形状が管軸方向に異なるように連続形成される。具体的に説明すると、異形となる部分23は、断面円形状に形成される。また、異形となる部分24は、円形状から長円形状に変遷する(長円形状から円形状に変遷する)断面形状に形成される。さらに、異形となる部分25は、断面長円形状に形成される。言い換えれば、異形となる部分23は、丸型に形成され、異形となる部分25は、平型に形成される。
外装部材15は、上記からも分かるように、断面形状が部分的に変わるように形成される。ここでは、外装部材15の端末側の高さ寸法よりも、床下用ストレート管部31及びこの前後の高さ寸法の方が小さくなるように(薄くなるように)形成される。また、端末側の幅寸法よりも、床下用ストレート管部31及びこの前後の幅寸法の方が大きくなるように(広くなるように)形成される。
外装部材15は、エンジンルーム6、車両床下11、及び自動車後部7に跨る経路配索用のスペースに配慮するため、管軸方向に異形となる部分23〜25が形成される。尚、ここでは可撓管部21とストレート管部22とに跨って異形となる部分23〜25が形成されるが、この限りでないものとする。すなわち、可撓管部21のみに形成、又はストレート管部22のみに形成をしてもよいものとする。
異形となる部分23〜25は、外装部材15の樹脂成型と同時に形成される。又は、外装部材15の樹脂成型の後に、例えば加熱をして(成型直後の冷却時の場合は加熱不要)押し潰すことにより形成される。前者の場合は、後加工が不要になるのは勿論である。しかしながら、様々な形状となるように樹脂成型をしようとすると、使用する金型(後述する製造装置51の金型ブロック67に相当)が多数必要になってしまうことになる。一方、後者の場合は、後加工による形成であることから、金型を多数用意しなくても、様々な形状、大きさ、向きの、異形となる部分を形成することができる。
尚、上記説明では、断面円形状及び長円形状を例に挙げたが、断面矩形状や楕円形状等であってもよいものとする。
外装部材15によれば、管軸方向に異形となる部分23〜25を連続形成し、これにより配索スペースに配慮すれば、狭いスペースや三次元的な複雑なスペース等であってもワイヤハーネス9を容易且つ確実に配索することができる。また、外装部材15によれば、可撓性のある蛇腹管形状の可撓管部21と、剛性のある直管形状のストレート管部22とを有することから、所望の箇所で曲げることができるとともに、プロテクタのような経路規制部材を用いなくてもワイヤハーネス9の経路規制をすることができる。
図3において、高圧導電路16は、二本の高圧回路32と、この二本の高圧回路32を覆うシールド部材33と、シールド部材33の外側に設けられるシース34とを備えて構成される(一例であるものとする。例えば、シース34を含まない構成であってもよいものとする)。
高圧回路32は、ここでは公知の高圧電線であって、導体35と、この導体35を被覆する絶縁体36とを備えて構成される。高圧回路32は、電気的な接続に必要な長さを有して形成される。高圧回路32は、ワイヤハーネス9がインバータユニット4とバッテリー5(ジャンクションブロック12)とを電気的に接続する(図1参照)ことから、長尺なものに形成される。
導体35は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により製造される。導体35に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は丸形となる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体35は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体36が押出成型される。
尚、高圧回路32として、本実施例では公知の高圧電線の構成を採用するが、この限りでないものとする。すなわち、公知のバスバーに絶縁体を設けて高圧回路としたもの等を採用してもよいものとする。
シールド部材33は、二本の高圧回路32を一括して覆う電磁シールド用の部材(電磁波対策用のシールド部材)であって、多数の素線を筒状に編んでなる公知の編組が採用される。シールド部材33は、二本の高圧回路32の全長とほぼ同じ長さに形成される。シールド部材33は、この端部が上記シールドコネクタ17(図2参照)を介してインバータユニット4(図1参照)のシールドケース等(図示省略)に接続される。
シールド部材33は、電磁波対策をすることが可能であれば、例えば導電性を有する金属箔や、この金属箔を含む部材を採用してもよいものとする。
シース34は、絶縁性を有する樹脂材料を所定の厚さでシールド部材33の外側に押出成型してなるものであり、高圧導電路16の最外層となる位置に配置される。シース34は、ワイヤハーネス9の製造においてシールド部材33が所定長さで露出するように端末加工される。尚、端末加工後の状態としては、例えば外装部材15よりも若干長い状態になるものとする。
高圧導電路16以外としては、公知のシールド電線(図6の引用符号44参照)が挙げられるものとする。本数は一又は複数本であるものとする。また、一本でプラス回路及びマイナス回路を同軸で有するように、或いは一本で三回路以上を同軸で有するように構成される高圧同軸複合導電路(図示省略)等も挙げられるものとする。
図3(b)において、高圧導電路16は、この外面が外装部材15の平らな内面20に対し面接触する(異形となる部分25は断面長円形状であることから、平らな内面20が形成される)。尚、面接触に関しては次のような効果を奏する。すなわち、高圧導電路16への通電により比較的大きな熱が生じたとしても、上記の面接触にて効率的に熱が外装部材15に伝えられ、そして、外面19から放熱されるという効果を奏する。
ここで、図4〜図7を順に参照しながら他の例となるワイヤハーネスについて説明をする。
図4において、ワイヤハーネス9′は、外装部材15′と、この外装部材15′に収容保護される上記同様の高圧導電路16とを備えて構成される。外装部材15′は、管軸方向に異形となる部分37〜39を有する。
管軸方向に異形となる部分37〜39は、サイズが管軸方向に異なるように連続形成される。具体的に説明すると、異形となる部分37は、断面長円形状で大きなサイズに形成される。また、異形となる部分38も断面長円形状に形成される。この異形となる部分38は、大から小へと変遷する際のサイズで形成される。さらに、異形となる部分39も断面長円形状に形成される。この異形となる部分39は、小さなサイズで形成される。以上を言い換えれば、異形となる部分37〜39は、平型であるものの大きさ違いで異形に形成される。
図5において、ワイヤハーネス9″は、外装部材15″と、この外装部材15″に収容保護される上記同様の高圧導電路16とを備えて構成される。外装部材15″は、管軸方向に異形となる部分40〜42を有する。
管軸方向に異形となる部分40〜42は、向きが管軸方向に異なるように連続形成される。具体的に説明すると、異形となる部分40は、断面長円形状で図中横長に形成される。また、異形となる部分41も断面長円形状に形成される。この異形となる部分41は、図中横長から縦長へと変遷する際の捻り途中の状態に形成される。さらに、異形となる部分42も断面長円形状に形成される。この異形となる部分42は、図中縦長に形成される。以上を言い換えれば、異形となる部分40〜42は、平型であるものの捻りによる向き違いで異形に形成される。
捻りに関しては、図中のような角度が略90度の捻りに限らず、例えば鋭角の捻りであってもよいものとする。
この他、平型で蛇腹管形状に形成される部分に関しては、捻りにより向きを変えると、撓み方向(曲げ方向)を変更することが容易になるという利点を有する。
尚、図4及び図5を参照しながらの上記説明では、断面が長円形状となる例を挙げたが、断面円形状や矩形状、楕円形状等であってもよいものとする。また、上記説明では、大きさ違いで異形となる例や、捻りによる向き違いで異形となる例を挙げたが、断面形状を変えつつ大きさを異ならせたり、又は、断面形状を変えつつ捻って向きを異ならせたり、或いは、大きさを変えつつ捻って向きを異ならせたりして異形に形成してもよいものとする。
図6において、ここではモータユニット3とインバータユニット4(図1参照)とを電気的に接続する高圧のワイヤハーネス8を例に挙げる。
ワイヤハーネス8は、モーターケーブルとも呼ばれ、三本のシールド電線43(導電路)と、この三本のシールド電線43を挿通により収容・保護する樹脂製の外装部材44等とを備えて構成される。外装部材44は、管軸方向に異形となる部分45〜47を有する。
シールド電線43は、導体35′と、この導体35′を被覆する絶縁体36′と、絶縁体36′を覆うシールド部材33′と、シールド部材33′の外側に設けられるシース34′とを備えて構成される。
管軸方向に異形となる部分45〜47は、狭いスペースや三次元的な複雑なスペース等に適用させる部分として形成される。異形となる部分45〜47は、断面形状が管軸方向に異なるように連続形成される。具体的に説明すると、異形となる部分45は、断面円形状に形成される。また、異形となる部分46は、円形状から長円形状に変遷する(長円形状から円形状に変遷する)断面形状に形成される。さらに、異形となる部分47は、断面長円形状に形成される。以上を言い換えれば、異形となる部分45は、丸型に形成され、異形となる部分47は、平型に形成される。
図6では、外装部材44に異形となる部分45〜47を形成することで、この異形となる部分45〜47の形状に合わせて三本のシールド電線43の並びを変化させることができる。また、丸型から平型にすることで高さを低くすることができる。従って、低背化を図ることもできる。
図7(a)において、ここでのワイヤハーネス48は、外装部材49が断面略矩形状に形成される。断面略矩形状の外装部材49は、一対の長辺側壁部49aと、一対の短辺側壁部49bとを有する。一対の長辺側壁部49aは、図中の断面状態で見ると水平方向にのびるように形成される。一方、一対の短辺側壁部49bは、若干湾曲した状態で垂直方向にのびるように形成される。このような断面形状であれば、垂直方向からの外力、また、垂直方向からの外力に対し強い形状であると言える。尚、図7(b)の引用符号49cはリブを示す(ストレート管部に形成される)。このリブ49cは、例えば剛性を高める部分として形成される。リブ49cの形成は任意であるものとする。
以上のような図7の断面形状を採用し、図3(b)、図4、図5、図6(b)の断面形状を差し替えてもよいものとする。
更に他の例となるワイヤハーネスについて、図8(a)の構成図を参照しながら説明をする。尚、図8(b)は比較例の図である。
図8(a)において、ワイヤハーネス71は、外装部材72と、高圧導電路73(導電路)と、この高圧導電路73の端末に設けられるシールドコネクタ74及びブーツ75と、低圧導電路76(導電路)と、この低圧導電路76の端末に設けられるコネクタ77とを含んで構成される。
外装部材72は、可撓性を有する可撓管部78と、ストレートに配索する部分としてのストレート管部79と、この他の可撓管部及びストレート管部とを有する図示の形状に形成される。また、外装部材72は、管軸方向に異形となる部分80〜82を連続させる図示の形状に形成される。さらに、外装部材72は、異形となる部分80〜82の途中(異形となる部分81)に分岐部83を有する図示の形状に形状に形成される。さらにまた、外装部材72は、分岐部83からのびる分岐側保護管部84を有する形状に形成される。
外装部材72は、可撓管部78とストレート管部79とを一体にし、また、分岐側保護管部84を別体にする二部品にて構成される。
管軸方向に異形となる部分80〜82は、ストレート管部79において、サイズが管軸方向に異なるように連続形成される。具体的に説明すると、異形となる部分80は、断面長円形状で大きなサイズに形成される。また、異形となる部分81も断面長円形状に形成される。この異形となる部分81は、大から小へと変遷する際のサイズで形成される。さらに、異形となる部分82も断面長円形状に形成される。この異形となる部分82は、小さなサイズで形成される。以上を言い換えれば、異形となる部分80〜82は、平型であるものの大きさ違いで異形に形成される(断面形状は一例であるものとする)。
異形となる部分80は、高圧導電路73と低圧導電路76とを収容保護する部分として形成される。また、異形となる部分82と可撓管部78は、高圧導電路73のみを収容保護する部分として形成される。
分岐部83は、異形となる部分81の傾斜部85に配置形成される。この傾斜部85の例えば中間には、特に図示しないが開口部が形成される。開口部は、低圧導電路76を引き出す部分として形成される。尚、開口部は適宜加工方法を採用して形成されるものとする(自動化できる加工方法が好ましいものとする)。
分岐部83は、可撓管部78及びストレート管部79を継ぎ目無しの状態にして形成される。
分岐側保護管部84は、開口部から引き出されて枝線となる低圧導電路76を収容保護する部分として形成される。また、分岐側保護管部84は、この全体が曲げ可能となる可撓管部の形状に形成される。
引用符号86はテープ巻き部を示す。このテープ巻き部86は、分岐部83の周辺の隙間などを無くすようにテープの巻き付けにより形成される。尚、テープ巻き部86の形成は任意であるものとする。
以上のようなワイヤハーネス71によれば、異形となる部分81の途中を利用することにより、導電路の分岐をし易くすることができる。
また、ワイヤハーネス71によれば、外装部材72に関し、少ない構成にて導電路の分岐に対応することができる。尚、この点についてもう少し詳しく説明する。
図8(b)において、比較例としてのワイヤハーネス201は、高圧導電路202及び低圧導電路203の束から、低圧導電路203を枝線として分岐するにあたり、外装部材204が三部品構成になる。
具体的には、高圧導電路202及び低圧導電路203を収容保護する大径のコルゲートチューブ205と、分岐部206から高圧導電路202のみを収容保護する中径のコルゲートチューブ207と、同じく分岐部206から低圧導電路203のみを収容保護する小径のコルゲートチューブ208との三部品構成になる。
従って、図8(b)と図8(a)とを比較すると、ワイヤハーネス71における外装部材72は、少ない構成にて導電路の分岐に対応できることが分かる。
図9において、引用符号51は例えば外装部材15(図2参照)を樹脂成型するための製造装置を示す。この製造装置51(樹脂成型装置)は、樹脂押出部52と、成型部53と、冷却部54と、切断部55とを備えて構成される。
樹脂押出部52の下流側には、成型部53が連続する。また、成型部53の下流側には、冷却部54が連続する。切断部55は、冷却部54の端末に配設され(装置端末に配置され)、外装部材15を所定長さにする際に作動する。
樹脂押出部52は、樹脂材料を投入する部分としてのホッパ56と、このホッパ56に連続して水平方向に伸びる押出部本体57と、押出部本体57の端部から突出するダイス58とを備えて構成される。ダイス58は、樹脂材押出口59を有し、この樹脂材押出口59は、成型部53の入口60内に配置される。
成型部53は、入口60から出口61にかけて直線的に樹脂成型を行う部分であって、一対の成型構造部62を有する。この一対の成型構造部62は、ダイス58の樹脂材押出口59から導出された柔軟で筒状の樹脂材63(樹脂材料)の左右両側に配置されて一対となる。一対の成型構造部62は、樹脂材63を所定形状に成型することができるように構成される。
成型構造部62は、樹脂材63の進行方向に沿って一対となるタイミングプーリー64と、この一対のタイミングプーリ64により図中矢印方向へ移動する無端ベルト65と、無端ベルト65に取り付けられて移動する金型ブロック集合体66とを備えて構成される。
金型ブロック集合体66は、複数の金型ブロック67を有する。各金型ブロック67は、無端ベルト65の直線部分において隙間無しの状態に並べられる。各金型ブロック67は、無端ベルト65に対し取り替え自在に固定される。
各金型ブロック67は、無端ベルト65により移動する。そして、金型ブロック67の型開きにより、所定形状に形成された外装部材15の各部分が矢印方向へと押し出される。この時、外装部材15にあっては、管軸方向に異形となる部分23〜25(図2参照)が連続して形成される(異形となる部分23〜25は、後加工にて形成してもよいものとする)。
上記製造装置51や製造方法は一例であるものとする。上記の他には、例えばブロー式のものもある。
以上、図1ないし図9を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、配索スペースや経路規制に配慮されたワイヤハーネス9(9′、9″、8)を提供することができるという効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車、 2…エンジン、 3…モータユニット、 4…インバータユニット、 5…バッテリー、 6…エンジンルーム、 7…自動車後部、 8、9…ワイヤハーネス、 10…中間部、 11…車両床下、 12…ジャンクションブロック、 13…後端、 14…前端、 15…外装部材、 16…高圧導電路(導電路)、 17…シールドコネクタ、 18…ブーツ、 19…外面、 20…内面、 21…可撓管部、 22…ストレート管部、 23〜25…異形となる部分、 26…凹部、 27…凸部、 28…経路配索時用可撓管部、 29…梱包輸送時用可撓管部、 30…端末部分、 31…床下用ストレート管部、 32…高圧回路、 33…シールド部材、 34…シース、 35…導体、 36…絶縁体、 37〜42…異形となる部分、 43…シールド電線(導電路)、 44…外装部材、 45〜47…異形となる部分、 48…ワイヤハーネス、 49…外装部材、 71…ワイヤハーネス、 72…外装部材、 73…高圧導電路(導電路)、 76…低圧導電路(導電路)、 78…可撓管部、 79…ストレート管部、 80〜82…異形となる部分、 83…分岐部、 84…分岐側保護管部、 85…傾斜部、 86…テープ巻き部

Claims (6)

  1. 複数本又は複数回路の導電路と、該導電路を挿通して保護する管体形状の外装部材とを含むワイヤハーネスにおいて、
    前記導電路は、車両床下を通り該車両床下の前後に跨る長さに形成され、
    前記外装部材は、樹脂製であり、且つ、この外面から内面へと通じる継ぎ目やスリットのない形状に形成され、且つ、前記車両床下を通り該車両床下の前後に跨る長さに形成され、
    さらに、前記外装部材は、可撓性を有する可撓管部と、該可撓管部と比べて剛性を有するとともにストレートに配索する部分としてのストレート管部とを含み、さらに、前記可撓管部及び/又は前記ストレート管部は、管軸方向に異形となる部分を連続形成してなり、
    前記可撓管部と、前記ストレート管部とは、車両取付形状に合わせた位置に配置され、さらに、少なくとも前記車両床下には、前記ストレート管部が配索され、
    前記可撓管部は、当該ワイヤハーネスの経路配索時に撓ませて曲げ形状にすることができる経路配索時用可撓管部と、当該ワイヤハーネスの梱包時及び輸送時に撓ませて曲げ形状にすることができる梱包輸送時用可撓管部と、を含んで構成され、
    前記経路配索時可撓管部と、前記梱包輸送時可撓管部とは、管軸方向の長さが異なるように形成され、さらに、前記経路配索時可撓管部は、前記経路配索時に撓ませて曲げ形状にすることができるような前記車両取付形状に合わせた管軸方向の長さとなるように形成され、前記梱包輸送時可撓管部は、前記梱包時及び輸送時に撓ませて曲げ形状にすることができるような前記車両取付形状に合わせた管軸方向の長さとなるように形成されている
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記異形とは、断面形状の違い、大きさの違い、捻りによる向き違い、のいずれか1つ又は2つ以上の組合せである
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 請求項1又は2に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記導電路を挿通した後に前記異形となる部分を連続形成してなる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  4. 請求項1又は2に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記導電路を挿通する前に前記異形となる部分を連続形成してなる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記異形となる部分の途中に分岐部を形成してなる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  6. 請求項5に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装部材は、前記分岐部からのびる分岐側保護管部を更に含む
    ことを特徴とするワイヤハーネス
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