JP2005199978A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 後席吹出アシストファンを備えた車両用空調装置において、後席アシストファンによって後席ダクトが大型化することを防ぐ。
【解決手段】 前席側空間と後席側空間とから構成される車室内を有する車両の前方に配置された第一の送風機と、車両の前方に配置され、第一の送風機によって一端側から他端側に向かって空気が流れ、他端側の下方に下側開口部が開口したケースと、ケース内に配置された熱交換器と、ケースの下方に配置され、送風出口と下側開口部に接続される吸入口が開口したスクロールケースと、スクロールケースに収納され、回転軸を略上下方向に向けた遠心式のファンと、遠心式ファンを駆動する駆動手段とを有する第二の送風機と、送風出口に接続され、後席側空間に通じる後席ダクトとを備えるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
従来、車両前方に配置された空調ユニットから車両後席側へと通じる後席ダクト内に後席側吹出アシストファンを設け、空調ユニットで空調された空気を、車両後席側へと導く車両用空調装置が知られている(例えば特許文献1)。
図3は従来の車両用空調装置の構成の一例を示す模式図である。図示しないメイン送風機によって車両用空調装置に送り込まれ、空調ユニット100内に設けられたエバポレータ101を通過した冷風は、エアミックスドア111、112によって、前席側冷風流路102を流れる冷風(C1)と、ヒータコア103によって加熱されて温風となる冷風(C2)と、後席側冷風流路104を流れる冷風(C3)とに振り分けられ、ヒータコア103を通過した温風は前席側温風流路105を流れる温風(H1)と、後席側温風流路106を流れる温風(H2)とに振り分けられる。
後席側冷風流路104を流れる冷風(C3)と、後席側温風流路106を流れる温風(H2)は、空調ユニット100の下方に設けられた下側開口部111から車両後席側へと通じる後席ダクト107内で混合され、後席ダクト107内に設けられた後席吹出アシストファン108の吸込口108aに吸込まれ、後席吹出アシストファンの送風出口108bから後席ダクト107の末端に設けられた後席側FACE開口部109と後席側FOOT開口部110とに向けて吹き出される。
尚、後席側FACE開口部109および後席側FOOT開口部110は図示しない車室内の後席側に設けられた後席側FACE吹出口と後席側FOOT吹出口に通じるダクトが接続されるものである。
そして、後席吹出アシストファン108は、空調ユニット100内を通過したことで圧損により減衰した風量を再び付勢するものである。これにより、後席側FACE開口部109および後席側FOOT開口部110から吹き出す空調風は十分な風量を得ることができる。
特開2001−18462号公報
上記構成では、後席ダクト107内に後席吹出アシストファン108を配置するので、後席ダクト107が大型化し、後席ダクト107を車両床面に搭載する位置が限定されるという問題がある。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、後席吹出アシストファンを備えた車両用空調装置において、後席アシストファンによって後席ダクトが大型化することを防ぐことを目的とする。
上記目的を達成するにあたり、請求項1に記載の発明は、前席側空間と後席側空間とから構成される車室内を有する車両の前方に配置された第一の送風機と、車両の前方に配置され、第一の送風機によって一端側から他端側に向かって空気が流れ、他端側の下方に下側開口部(1f)が開口したケース(1a)と、ケース(1a)内に配置された熱交換器と、ケース(1a)の下方に配置され、送風出口(18b)と下側開口部(1f)に接続される吸入口(18a)が開口したスクロールケース(18c)と、スクロールケース(18c)に収納され、回転軸(18e)を略上下方向に向けた遠心式のファン(18d)と、遠心式ファン(18d)を駆動する駆動手段(18e)とを有する第二の送風機と、送風出口(18b)に接続され、後席側空間に通じる後席ダクト(19)とを備えることを特徴とする。
第二の送風機(18)をケース(1a)下方に配置するので、後席ダクト(19)が第二の送風機(18)を搭載するために大型化することがなく後席ダクト(19)を大型化することを防ぐことが可能である。
ところで、一般に送風機の吸入口には、吸い込む空気が流れる吸入流路が必要となる。そこで、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、熱交換器は、加熱用熱交換器(6)であり、加熱用熱交換器(6)の下方には、加熱用熱交換器(6)を通過した空気が流れる後席側温風流路(11)と、熱交換器(6)を下側に迂回した後席側冷風流路(7)とが設けられ、下側開口部(1f)は、熱交換器(6)の下部と対向する位置に開口し、吸入口(18a)は後席側温風流路(11)を流れる空気と後席側冷風流路(7)を流れる空気の一方または両方を吸い込むことを特徴とする。
これにより、後席側温風流路(11)と、後席側冷風流路(7)とが設けられた加熱用熱交換器(6)の下方を、第二の送風機(18)の吸入路としても使用することができ、吸入口(18a)からケース(1a)内の空気を良好に吸い込むことができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、第一の送風機によってケース(1a)に送り込まれた空気を、後席側冷風流路(7)を通過する空気と、加熱用熱交換器(6)によって加熱される空気とに振り分ける後席側エアミックス手段(4)とを備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、ケース(1a)の他端側上方には、前席側空間に通じる前席側開口部(14、15、1617)が開口し、加熱用熱交換器(6)の上方には、加熱用熱交換器(6)を通過した空気が流れる前席側温風流路(10)と、熱交換器(6)を上側に迂回した前席側冷風流路(5)とが設けられ、第一の送風機によってケース(1a)に送り込まれた空気を、前席側冷風流路(5)を通過する空気と、加熱用熱交換器(6)によって加熱される空気とに振り分ける前席側エアミックス手段(4)とを備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、後席側温風流路(11)を開閉する後席側温風流路開閉手段(9)を備えることを特徴とする。
これにより、前席側空間に導かれる空気の温度と、後席側空間に導かれる空気の温度とを独立して制御することができる。
また、請求項6に記載の発明は、前席側空間と後席側空間とから構成される車室内を有する車両の前方に配置された第一の送風機と、車両の前方に配置され、第一の送風機によって一端側から他端側に向かって空気が流れるケース(1a)と、ケース(1a)の下方に配置され、ケース(1a)内の空気を吸い込む吸入口(18a)と送風出口(18b)とが開口したスクロールケース(18c)と、スクロールケース(18c)に収納され、回転軸を略上下方向に向けた遠心式のファン(18d)と、遠心式のファン(18d)を駆動する駆動手段(18e)を有する第二の送風機(18)と、送風出口(18b)に接続され、後席側空間に通じる後席ダクト(19)とを備えることを特徴とする。
尚、上記各手段における略上下方向とは、厳密に上下方向という意味ではなく、若干傾いていても良いという意味である。
また、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1および図2を用いて説明する。
(本実施形態の構成)
図1は本実施形態の構成を示す模式図である。車両用空調装置1は、図示しない車両の前席側空間に設けられた計器板下方部に配置されており、助手席側(右ハンドル車の場合車両幅方向左側)に配置された図示しないメイン送風機から空気を導入し、前席側空間の運転席側と助手席側と、後席側空間の3つの空調ゾーンへ吹き出す空調風を独立して温度制御し、図示しない車室内に設けられた前席側FACE吹出口、SIDEFACE吹出口、DEF吹出口、前席側FOOT吹出口、後席側FACE吹出口、後席側FOOT吹出口から吹き出すものである。
図示しないメイン送風機は、いずれも図示しない車両外部に通じる外気導入口と、車室内に通じる内気導入口とから内外気切替ドアによって導入する空気を選択し、図示しないメインスクロールケースに収納された図示しないメイン遠心式ファンによって、車両用空調装置1の空調ケース1aのうち、車両前方側の助手席側に開口した空気流入口1bに空気(A1)を送り込むものである。
図2は車両用空調装置1を図1中の矢印Xの方向から見た模式図である。
空調ケース1aのうち、エバポレータ2下流側は、仕切板1cによって運転席側流路1dと助手席側流路1eとの左右二つの流路に区切られており、それぞれの流路に、後述する前席側FACE開口部15と、SIDEFACE開口部16と、前席側FOOT開口部17とが設けられている。
また、運転席側流路1dと助手席側流路1eの下端部には下側開口部1fが設けられている。この下側開口部1fには、後述する後席吹出アシストファン18の吸込口18aが接続される。
運転席側空調ゾーンへと吹き出す空調風と、助手席側空調ゾーンとへ吹き出す空調風、後席側空調ゾーンへと吹き出す空調風は、それぞれECUによって演算された目標吹出温度となるように制御されている。
具体的には、運転席側空調ゾーンへと吹き出す空調風と、助手席側空調ゾーンとへ吹き出す空調風は、運転席側流路1dと助手席側流路1eとにそれぞれ設けられ、独立して回動する左右二枚の前席側エアミックスドア3によって温度制御されており、後席側空調ゾーンへと吹き出す空調風は、仕切板1cを挟んで一体に回動する後席側エアミックスドア4によって温度制御されている。
以下、図1に基づいて運転席側流路1dと助手席側流路1eの一方についてのみ述べるが、他方についても同様の構成である。
空気流入口1bに送り込まれた空気(A1)は、空気導入口1bの下流側(車両後方側)に配置されたエバポレータ2を通過することによって冷却される。
エバポレータ2は、アルミニュウム等の金属薄板を2枚張り合わせて構成した偏平チューブを、コルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものであり、いずれも図示しないコンプレッサ、コンデンサ、膨張弁等と共に、周知の冷凍サイクルを構成するものである。そして、エバポレータは、冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を通過する空気から吸熱して、空気を冷却・除湿する冷却用熱交換器である。
エバポレータ2を通過した冷風は、前席側エアミックスドア3と、後席側エアミックスドア4とにより、ヒータコア6を上側に迂回し、前席側冷風流路5を流れる冷風(C1)と、ヒータコア6を通過することによって加熱され、温風となる冷風(C2)と、ヒータコア6を下側に迂回し、後席側冷風流路7を流れる冷風(C3)とに振り分けられる。
前席側冷風流路5は、ヒータコア6を上側に迂回した空気を、前席側空間に通じる開口部(前席側FACE吹出口、SIDEFACE吹出口、DEF吹出口、前席側FOOT吹出口)へと導く流路である。
後席側冷風流路7は、ヒータコア6を下側に迂回した空気を、ヒータコア6の下方の空間である下端空間25を通過させ、下側開口部1fへと導く流路である。
尚、下側開口部1fは、下端空間25の下方に開口しており、ヒータコア6の下部と対向するように設けられている。この下側開口部1fには後席吹出アシストファン18の吸込口18aが接続される。
ヒータコア6は、アルミニュウム等の金属薄板を溶接等により断面偏平状に接合してなる偏平チューブを、コルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものであり、内部に高温のエンジン冷却水(温水)が流れ、このエンジン冷却水を熱源として空気を加熱する加熱用熱交換器である。
前席側エアミックスドア3は、ヒータコア6上端に固定された回転軸を中心に上記仕切板1cを挟んで独立して回動制御される二枚の板状のドアのうちの一枚であり、エバポレータ2の上部を通過した冷風をECUによって演算された目標吹き出し温度となるように、前席側冷風流路5を流れる冷風(C1)と、ヒータコア6を通過することによって加熱され、温風となる冷風(C2)とに振り分けるものである。
後席側エアミックスドア4は、ヒータコア6下端に固定された回転軸を中心に上記仕切板1cを挟んで一体に回動制御されるドアであり、エバポレータ2の下部を通過した冷風を、ヒータコア6を通過することによって加熱されて温風となる冷風(C2)と、後席側冷風流路7を流れる冷風(C3)とに振り分けるものである。
ヒータコア6を通過した温風は、温風ガイド8と後席側温風流路開閉ドア9よって、前席側温風流路10を流れる温風(H1)と、後席側温風流路11を流れる温風(H2)とに振り分けられる。
前席側温風流路10は、温風ガイド8と後席側温風流路開閉ドア9によって振り分けられた温風を、前席側冷風流路5に合流させる流路である。
後席側温風流路11は、温風ガイド8と後席側温風流路開閉ドア9によって振り分けられた温風を、下端空間25を通過させて、下側開口部1fへと導く流路である。
前席側冷風流路5を流れる冷風(C1)と、前席側温風流路10を流れる温風(H1)は、混合されることにより、ECUによって演算された目標吹き出し温度の空調風となる。そして、DEFドア12および前席側FACE・FOOTドア13、図示しないSIDEFACEドアによって、上記吹出温度に応じた吹出モードを構成するように、DEF開口部14と、前席側FACE開口部15、SIDEFACE開口部16、前席側FOOT開口部17とに送り込まれる。
DEFドア12は、回転軸12aを中心に上記仕切板1cを挟んで一体に回動制御されるドアであり、DEF開口部14を開閉するように回動するものである。
前席側FACE・FOOTドア13は、回転軸13aを中心に上記仕切板1cを挟んで一体に回動制御されるドアであり、前席側FACE開口部15と前席側FOOT開口部17のいずれか一方または両方を開くように回動するものである。
図示しないSIDEFACEドアは、回転軸を中心に上記仕切板1cを挟んで一体に回動制御されるドアであり、SIDEFACE開口部16を開閉するように回動するものである。
DEF開口部14は、図示しない車室内に配置され、フロントガラスに向けて空調風を吹き出すDEF吹出口へと通じる図示しないDEFダクトが接続されるものである。
前席側FACE開口部15は、図示しない車室内に配置され、前席に座る乗員の上半身に向けて空調風を吹き出す前席側FACE吹出口へと通じる図示しない前席側FACEダクトが接続されるものである。
SIDEFACE開口部16は、図示しない車室内に配置され、前席に座る乗員の上半身の側方に向けて空調風を吹き出すSIDEFACE吹出口へと通じる図示しないSIDEFACEダクトが接続されるものである。
前席側FOOT開口部17は、図示しない車室内に配置され、前席に座る乗員の下半身に向けて空調風を吹き出す前席側FOOT吹出口へと通じる図示しない前席側FOOTダクトが接続されるものである。
尚、目標吹出温度に応じたの吹出モードとは、DEF開口部14を開き、DEF吹出口からフロントガラスに向けて空調風を吹き出し、フロントガラスの曇り止めを行なうDEFモード、前席側FACE開口部15と、SIDEFACE開口部16とを開き、前席側FACE吹出口およびSIDEFACE吹出口から前席に座る乗員の上半身に空調風を吹き出す前席側FACEモード、前席側FOOT開口部17を開き、前席に座る乗員の下半身に空調風を吹き出す前席側FOOTモード、前席側FACE開口部15と、前席側FOOT開口部17の両方を開き、前席側FACE吹出口および前席側FOOT吹出口から前席に座る乗員の上半身と下半身に向けて空調風を吹き出すB/Lモード、DEF開口部14と、前席側FOOT開口部17の両方を開き、DEF吹出口および前席側FOOT吹出口からフロントガラスと前席に座る乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すF/Dモードのいずれかであり、DEFドア12と前席側FACE・FOOTドア13、図示しないSIDEFACEドアが仕切板1cを挟んで上記運転席側流路1dと助手席側流路1eとで一体に回動制御されるので、運転席側空調ゾーンの目標吹出温度と、助手席側空調ゾーンの目標吹出温度のいずれか一方に応じて決定されるものである。
一方、後席側冷風流路7を流れる冷風(C3)と、後席側温風流路11を流れる温風(H2)は、ヒータコア6の下方(運転席側流路1dと助手席側流路1eの下端部)に設けられた下端空間25を通過した後、空調ケース1aの下側開口部1fに接続された後席吹出アシストファン18の吸入口18aに吸込まれ、混合されることによって後席側空調ゾーンの目標吹出温度の空調風となる。
後席吹出アシストファン18は、吸入口18aと送風出口18bとが開口したスクロールケース18cに、車両略上下方向にファン回転軸18fを向けた遠心式ファン18dと、遠心式ファン18dを駆動するブロワモータ18eとを内蔵したものである。
吸入口18aは、空調ケース1aの下側開口部1fに接続されており、下端空間25内の空調風を後席アシストファン25に取り入れるための開口部である。
後席アシストファン18の吸入口18aに吸込まれた空調風は、スクロールケース18cに開口した送風出口18bから吹き出され、この送風出口18bに接続された後席ダクト19に送り込まれる。
後席ダクト19の下流端には、後席側FACE開口部20と、後席側FOOT開口部21とが開口し、後席側FACE開口部20を開閉するための後席側FACEドア22と、後席側FOOT開口部21を開閉するための後席側FOOTドア23とが設けられている。
後席側FACE開口部20は、車室内に配置され、後席に座る乗員の上半身に向かって空調風を吹き出す図示しない後席側FACE吹出口へと通じる図示しない後席側FACEダクトが接続されるものである。
後席側FOOT開口部21は、車室内に配置され、後席に座る乗員の下半身に向かって空調風を吹き出す図示しない後席側FOOT吹出口へと通じる図示しない後席側FOOTダクトが接続されるものである。
後席側FACEドア22は、後席ダクト19の上方に配置された回転軸22aを中心に回動制御される板状のドアであり、後席側FACE開口部20を開閉するように回動するものである。
後席側FOOTドア23は、後席ダクト19の下方に配置された回転軸23aを中心に回動制御される板状のドアであり、後席側FOOT開口部21を開閉するように回動するものである。
後席ダクト19に送り込まれた空調風は、ECUによって演算された目標吹出温度に応じた吹出モードとなるように、後席側FACEドア22および後席側FOOTドア23によって後席側FACE開口部20と、後席側FOOT開口部21へと振り分けられ、図示しない車室内に吹き出すことになる。
尚、目標吹出温度に応じた吹出モードとは、後席側FACE開口部20を開き、後席側FACE吹出口から後席に座る乗員の上半身に空調風を吹き出す後席側FACEモード、後席側FOOT開口部21を開き、後席に座る乗員の下半身に空調風を吹き出す後席側FOOTモード、後席側FACE開口部20と、後席側FOOT開口部21の両方を開き、後席側FACE吹出口および後席側FOOT吹出口から後席に座る乗員の上半身と下半身に向けて空調風を吹き出すB/Lモードのいずれかである。
尚、ECUは、周知の演算装置であり、図示しないインストルメントパネルに設けられた操作部から入力される各種設定信号と、図示しない車室内および車室外に設置されたセンサ群から入力される各種検出信号とが入力され、これらの設定信号や検出信号に基づいて運転席側、助手席側、後席側の3つの空調ゾーンへの目標吹出温度等をそれぞれ演算し、車両用空調装置1内部に配置された各ドアを回動制御するものである。
尚、空調ケース1aの直後方には、車両床面と後席ダクト19とを固定するフロアブラケット24が設けられている。
(本実施形態の効果)
以上のように、本実施形態では、後席吹出アシストファン18のスクロールケース18cに設けられた吸入口18aを、空調ケース1aの下側開口部1fに接続し、ヒータコア6の下部と対向するように配置したので、後席ダクト19内に後席吹出アシストファン18を搭載する必要がなく、後席ダクト19が大型化することを防ぐことができる。
また、後席側温風流路11を流れる温風と、後席側冷風流路7を流れる冷風とが、ヒータコア6の下方空間25を通過した後に下側開口部1fから後席吹出アシストファン18の吸入口18aに斜めから吸込まれる。
つまり、上記下方空間25は、後席吹出アシストファン18の吸入路としても使用されており、後席アシストファン18の吸入路を別途設ける必要がない。
また、後席吹出アシストファン18のファン回転軸18fが車両の略上下方向を向くので、ヒータコア6下方の下端空間25に導かれる後席側冷風流路7を流れる冷風(C3)と、後席側温風流路11を流れる温風(H2)とをバランスよくスムーズに吸い込むことができる。
また、前席側エアミックスドア3、後席側エアミックスドア4、後席側温風流路開閉ドア9を備えているので、前席側空間に導かれる空気の温度と、後席側空間に導かれる空気の温度を独立して制御することができる。
尚、後席吹出アシストファン18を後席ダクト19内に配置し、後席ダクト19が大型化した場合、空調ケース1aの直後方に設けられたフロアブラケット24と干渉するという不具合が生ずる恐れがある。しかし、本発明では、後席吹出アシストファン18を空調ケース1aの下方に配置しているので、後席ダクト19が大型化しないので、上記不具合が生ずる恐れがない。
(第2実施形態)
次に、図4を用いて第2実施形態について述べる。図4は、本実施形態における後席吹き出しアシストファン18と後席ダクト19を示す図である。尚、図4に図示しない箇所は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同じ箇所には同様の符号を付した。
本実施形態における後席ダクト19は、後席吹き出しアシストファン18の送風出口18bから車両後方へ向かって下側に傾斜している。
本実施形態では、第1の実施形態と同様、後席吹き出しアシストファン18の吸入口18aに対して斜めから空気が流れ込む。このため、吸入口18aに吸い込まれる空気のファン回転軸18fと平行な速度成分が小さく、吸入口18aに対して真上から空気を吸い込んだ場合に比べて送風出口18bから吹き出される空気の速度分布のピークが若干ながら上方にずれる傾向がある。
さらに、後席ダクト19が送風出口18bから車両後方向かって下側に傾斜し、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21とが仕切り版26によって上下に分割されているので、上記傾向によって後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21に流れ込む空気の風量に偏りが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、後席吹き出しアシストファン18のファン回転軸18fが車両後方側に約10度傾けている。
なお、本実施形態では、吸入口18aの周囲にスクロールケース18cから突出する円環状のリブが立っている。このリブは、車両後方ほど突出する高さが高く、下側開口部1fに嵌り込む事で下側開口部1fと吸入口18aの相対的な位置決めをするとともに、スクロールケース18cを車両後方に約10度傾けている。
これにより、送風出口18bから吹き出される空気の速度分布のピークが後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21とを分割する仕切り版26の方向に向けられ、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21に流れ込む空気の風量に偏りが生じないようにしている。
(第3実施形態)
次に、図5を用いて第3実施形態について述べる。図5は、本実施形態における後席吹き出しアシストファン18と後席ダクト19を示す図である。尚、図5に図示しない箇所は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同じ箇所には同様の符号を付した。
第2実施形態では、ファン回転軸18fを傾けることで、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21に流れ込む空気の風量に偏りが生じないようにしたが、本実施形態では、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21とを分割する仕切り版26の位置を上側にずらし、後席側FACE開口部20の流路入口を狭くすることで、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21に流れ込む空気の風量に偏りが生じないようにしている。
なお、本実施形態では、吸入口18aの周囲にスクロールケース18cから突出する円環状のリブが立っており、このリブが下側開口部1fに嵌り込む事で下側開口部1fと吸入口18aの相対的な位置決めがなされている。
(第4実施形態)
次に、図6を用いて第4実施形態について述べる。図6は、本実施形態における後席吹き出しアシストファン18と後席ダクト19を示す図である。尚、図6に図示しない箇所は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同じ箇所には同様の符号を付した。
第2実施形態では、ファン回転軸18fを傾けることで、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21に流れ込む空気の風量に偏りが生じないようにしたが、本実施形態では、後席ダクト19内において、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21とを分割する仕切り版26の上流側に、送風出口18bから吹き出される空気の速度分布のピークを、仕切り版26の方向に向けるガイド27を設けることで、後席側FACE開口部20と後席側FOOT開口部21に流れ込む空気の風量に偏りが生じないようにしている。
(他の実施形態)
上記第1ないし第4の実施形態では、空調ケース1aに下側開口部1fを設け、この下側開口部1fに後席吹出アシストファン18の吸入口18aを接続したが、本発明はこれに限定されるものではなく、空調ケース1aの下方に後席吹出アシストファン18が配置されていればよく、空調ケース1aとスクロールケース18cが一体成型されるようにしてもよい。
また、上記第1ないし第4の実施形態では、DEFドア12および前席側FACE・FOOTドア13、図示しないSIDEFACEドアを回転軸を中心に仕切板1cを挟んで、運転席側流路1dと助手席側流路1eとで一体に回動するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、運転席側流路1dと助手席側流路1eとでそれぞれ異なる吹出モードを形成するように、仕切板1cを挟んでDEFドア12および前席側FACE・FOOTドア13、図示しないSIDEFACEドアを独立して回動するようにしてもよい。
第1実施形態における車両用空調装置1の構成を示す断面図である。 第1実施形態における車両用空調装置1を、図1中矢印Xの方向から見た図である。 従来の構成を示す図である。 第2実施形態における後席吹き出しアシストファン18と後席ダクト19を示す図である。 第3実施形態における後席吹き出しアシストファン18と後席ダクト19を示す図である。 第4実施形態における後席吹き出しアシストファン18と後席ダクト19を示す図である。
符号の説明
1…車両用空調装置、1a…空調ケース、1b…空気流入口、1c…仕切板、1f…下側開口部、2…エバポレータ、3…前席側エアミックスドア、4…後席側エアミックスドア、5…前席側冷風流路、6…ヒータコア、7…後席側冷風流路、9…後席側温風流路開閉ドア、10…前席側温風流路、11…後席側温風流路、18…後席吹出アシストファン、18a…吸入口、18b…送風出口、18c…スクロールケース、18d…遠心式ファン、18e…ブロワモータ、18f…ファン回転軸、19…後席ダクト、20…後席側FACE開口部、21…後席側FOOT開口部、24…フロアブラケット、25…下端空間、26…仕切り板、27…ガイド。

Claims (6)

  1. 前席側空間と後席側空間とから構成される車室内を有する車両の前方に配置された第一の送風機と、
    前記車両の前方に配置され、前記第一の送風機によって一端側から他端側に向かって空気が流れ、前記他端側の下方に下側開口部(1f)が開口したケース(1a)と、
    前記ケース(1a)内に配置された熱交換器と、前記ケース(1a)の下方に配置され、送風出口(18b)と前記下側開口部(1f)に接続される吸入口(18a)が開口したスクロールケース(18c)と、前記スクロールケース(18c)に収納され、回転軸(18e)を略上下方向に向けた遠心式のファン(18d)と、前記遠心式ファン(18)を駆動する駆動手段(18e)とを有する第二の送風機と、
    前記送風出口(18b)に接続され、前記後席側空間に通じる後席ダクト(19)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記熱交換器は、加熱用熱交換器(6)であり、
    前記加熱用熱交換器(6)の下方には、前記加熱用熱交換器(6)を通過した空気が流れる後席側温風流路(11)と、前記熱交換器(6)を下側に迂回した後席側冷風流路(7)とが設けられ、
    前記下側開口部(1f)は、前記熱交換器(6)の下部と対向する位置に開口し、前記吸入口(18a)は前記後席側温風流路(11)を流れる空気と前記後席側冷風流路(7)を流れる空気の一方または両方を吸い込むことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記第一の送風機によってケース(1a)に送り込まれた空気を、前記後席側冷風流路(7)を通過する空気と、前記加熱用熱交換器(6)によって加熱される空気とに振り分ける後席側エアミックス手段(4)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記ケース(1a)の他端側上方には、前記前席側空間に通じる前席側開口部(14、15、1617)が開口し、
    前記加熱用熱交換器(6)の上方には、前記加熱用熱交換器(6)を通過した空気が流れる前席側温風流路(10)と、前記熱交換器(6)を上側に迂回した前席側冷風流路(5)とが設けられ、
    前記第一の送風機によってケース(1a)に送り込まれた空気を、前記前席側冷風流路(5)を通過する空気と、前記加熱用熱交換器(6)によって加熱される空気とに振り分ける前席側エアミックス手段(4)とを備えることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記後席側温風流路(11)を開閉する後席側温風流路開閉手段(9)を備えることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前席側空間と後席側空間とから構成される車室内を有する車両の前方に配置された第一の送風機と、
    前記車両の前方に配置され、前記第一の送風機によって一端側から他端側に向かって空気が流れるケース(1a)と、
    前記ケース(1a)の下方に配置され、前記ケース(1a)内の空気を吸い込む吸入口(18a)と送風出口(18b)とが開口したスクロールケース(18c)と、前記スクロールケース(18c)に収納され、回転軸を略上下方向に向けた遠心式のファン(18d)と、前記遠心式のファン(18d)を駆動する駆動手段(18e)を有する第二の送風機(18)と、
    前記送風出口(18b)に接続され、前記後席側空間に通じる後席ダクト(19)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
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