JP4228981B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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本発明は、車両用空調装置に関し、特に、冷房用熱交換器と暖房用熱交換器とを装着したエアコン仕様の空調ユニットおよび冷房用熱交換器を装着し暖房用熱交換器を装着しないクーラ仕様の空調ユニットを設定可能な車両用空調装置に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された車両用空調装置がある。この車両用空調装置では、空調ケース内に空気通路の全域を横切るように冷房用熱交換器である蒸発器が設けられ、蒸発器の空気流れ下流側には暖房用熱交換器であるヒータコアとヒータコアをバイパスして空気を流すバイパス通路が設けられている。
そして、蒸発器とヒータコアとの間には(すなわちヒータコアの上流側には)、ヒータコアで加熱される温風とバイパス通路を流れる冷風との風量を調整するエアミックスドアが配設されている。
特開2001−239819号公報
しかしながら、上記従来技術の車両用空調装置においてヒータコアを装着しない仕様とした場合には、ヒータコア装着時のエアミックドアを作動しても温度調節ができないという問題がある。
また、蒸発器を通過した冷風に冷却されていない空気(温風)を混合して温度調節しようとすると、上記エアミックドアとは別のエアミックスドアを設ける必要があるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、暖房用熱交換器の装着、非装着に係わらず、エアミックスドアにより温度調節を行なうことが可能な車両用空調装置を提供することであり、第2の目的は、暖房用熱交換器の装着時、非装着時とも、同一のエアミックスドアで温度調節を行なうことが可能な車両用空調装置を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
内部を流れる空気を加熱する暖房用熱交換器(23)を装着可能な装着部(23A)を有する空調ケース(21)と、
空調ケース(21)内の装着部(23A)より上流側に設けられ、空調ケース(21)内を流れる空気を冷却する冷房用熱交換器(22)と、
空調ケース(21)内に設けられ、少なくとも装着部(23A)に暖房用熱交換器(23)を非装着時には冷房用熱交換器(22)をバイパスして空気を流す冷房用熱交換器バイパス通路(25)と、
装着部(23A)より下流側に設けられ、温風と冷風との混合割合を調節するエアミックスドア(28)とを備える車両用空調装置であって、
装着部(23A)に暖房用熱交換器(23)を装着時には、暖房用熱交換器(23)を通過した温風をエアミックスドア(28)の一方のシール面(28b)に導く第1温風通路(27)を形成するとともに、暖房用熱交換器(23)をバイパスした冷風をエアミックスドア(28)の他方のシール面(28c)に導く、第1温風通路(27)から隔離された第1冷風通路(26)を形成し、
装着部(23A)に暖房用熱交換器(23)を非装着時には、冷房用熱交換器(22)を通過した冷風をエアミックスドア(28)の一方のシール面(28b)に導く第2冷風通路(27)を形成するとともに、冷房用熱交換器バイパス通路(25)を通過した温風をエアミックスドア(28)の他方のシール面(28c)に導く第2冷風通路(27)から隔離された第2温風通路(26)を形成することを特徴としている。
これによると、暖房用熱交換器(23)を装着したときには、エアミックスドア(28)により、暖房用熱交換器(23)を通過した温風と暖房用熱交換器(23)をバイパスした冷風との混合割合を調節して温度調節することができる。また、暖房用熱交換器(23)を装着しないときには、装着時と同一のエアミックスドア(28)により、冷房用熱交換器(22)を通過した冷風と冷房用熱交換器(22)をバイパスした温風との混合割合を調節して温度調節することができる。
このように、暖房用熱交換器(23)の装着、非装着に係わらず、エアミックスドア(28)により温度調節を行なうことができるとともに、暖房用熱交換器(23)の装着時、非装着時とも、同一のエアミックスドア(28)で温度調節を行なうことができる。
また、請求項2に記載の発明のように、
装着部(23A)に暖房用熱交換器(23)を装着時には第1冷風通路(26)となる暖房用熱交換器バイパス通路(26)を備え、
装着部(23A)に暖房用熱交換器(23)を非装着時には、冷房用熱交換器(22)と冷房用熱交換器バイパス通路(25)との間の部位と、装着部(23A)と暖房用熱交換器バイパス通路(26)との間の部位とを連結して空気通路を仕切る仕切部材(40)を設けることにより、
仕切部材(40)を挟んで、第2冷風通路(27)、および第2冷風通路(27)から隔離された第2温風通路(26)を容易に形成することができる。
また、請求項3に記載の発明では、冷房用熱交換器(22)は、冷媒を循環する冷凍サイクル中に並列に設けられた複数の冷媒蒸発器のうちの1つであることを特徴としている。
冷凍サイクル中に複数の冷媒蒸発器が並列に設けられる場合には、一般的に一部の冷媒蒸発器(例えばメイン空調ユニットの冷媒蒸発器)の冷却能力に応じて冷凍サイクルの冷媒循環量が制御される。したがって、残部の冷媒蒸発器(例えばサブ空調ユニットの冷媒蒸発器)を備えるユニットに、上記従来技術のような暖房用熱交換器の上流側にエアミックスドアを設けたユニットを採用した場合には、暖房用熱交換器を装着しない仕様時における温度調節のために、冷房用熱交換器の温度検出手段(例えばサーミスタ)や冷媒流量調節手段(例えば電磁開閉弁)を設ける必要がある。
ところが、本発明によれば、暖房用熱交換器(23)の非装着時であってもエアミックスドア(28)により温度調節できるため、温度検出手段や冷媒流量調節手段を不要とすることができる。
また、請求項4に記載の発明では、空調ケース(11)は、内部を流れる空気が車室内の後席側に吹き出すことを特徴としている。
これによると、車両用空調装置の所謂後席側空調ユニット(20)において、暖房用熱交換器(23)の装着、非装着に係わらず、エアミックスドア(28)により温度調節を行なうことができるとともに、暖房用熱交換器(23)の装着時、非装着時とも、同一のエアミックスドア(28)で温度調節を行なうことができる。
後席側の空調ユニット(20)では、冷房用熱交換器(22)と暖房用熱交換器(23)とを装着したエアコン仕様が求められる場合と、前席側空調ユニット冷房能力の後席側への波及不足のみを補うように冷房用熱交換器(22)を装着し暖房用熱交換器(23)を装着しないクーラ仕様が求められる場合がある。したがって、本発明を後席側の空調ユニット(20)に適用する効果は特に大きい。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施形態における車両用空調装置の室内ユニット1の概略構成を示す縦断面図であり、(a)は冷暖房を行なうことが可能なユニット(所謂エアコン仕様ユニット)とした場合を示し、(b)は冷房のみを行なうことが可能なユニット(所謂クーラ仕様ユニット)とした場合を示している。
なお、本実施形態の車両用空調装置は、例えば座席が3列以上設けられて車室内が比較的大きいワンボックス車やRV車等の後席側空間を空調する後席用空調装置に係るものである。
図1(a)に示すように、エアコン仕様ユニットとした本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット1は、車両後方部の床面近傍位置において車両外壁と車両内壁との間に設置され、大別して、送風機ユニット10と空調ユニット20との2つの部分が並設されている。
送風ユニット10は、室内ユニット1内部に車室内後部の内気を吸引するためのものであって、本実施形態では車両用空調装置は内気のみを吸い込むようになっている。送風ユニット10は、車両幅方向(図1の紙面表裏方向)の両側にそれぞれに図示しない内気吸入口が形成されている。
送風ユニット10には、電動送風機11が備えられている。この送風機11は、遠心多翼ファン12と、ファン駆動用モータ13とを有し、遠心多翼ファン12はスクロールケーシング14内に配置されている。送風ユニット10のスクロールケーシング14の空気流れ下流側には、スクロールケーシング14出口から延びる流路を構成するダクト部15が形成されている。このダクト部15は、送風ユニット10から送風された送風空気を後述する蒸発器22および蒸発器バイパス通路25に導入するためのものである。このダクト部15により送風ユニット10の出口部が空調ユニット20の入口部に接続されている。
空調ユニット20は、1つの共通の空調ケース21内に蒸発器(冷房用熱交換器)22とヒータコア(暖房用熱交換器)23とを内蔵するタイプのものである。
空調ケース21はポリプロピレンのような、ある程度弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなり、分割された複数のケースからなる。この分割されたケースは、上記熱交換器22、23、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空調ケース21を構成する。
なお、本実施形態では、空調ケース21は、スクロールケーシング14、ダクト部15とともに一体的に成形されている。
空調ケース21最下方部の図中右方側の部位には、空気流入口24が設けられ、この空気流入口24には、前述の送風機ユニットから送風される空気がダクト部15を介して流入する。
空調ケース21内において、空気流入口24直後の部位に、空調ケース21に一体成形された一対の支持壁211に支持された蒸発器22が空気通路を横切るように配置されている。この蒸発器22は周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空気から吸収して、空気を冷却するものである。
本実施形態の室内ユニット1は、所謂リア空調ユニットであり、車室内の前方部に配置された図示しないメイン空調ユニットの冷媒蒸発器に冷媒を循環する冷凍サイクルから冷媒配管が車両後部側の室内ユニット1に延設され、メイン空調ユニットの冷媒蒸発器と室内ユニット1の冷媒蒸発器22とが冷凍サイクル中において並列に設けられている。
また、空調ケース21内で、蒸発器22の図中上方側部位には、この蒸発器22をバイパスして空気流入口24から流入した空気が流れるバイパス通路である蒸発器バイパス通路25が形成されている。
空調ケース21内において蒸発器22の空気流れ下流側(図中左方側)に、所定の間隔を開けて、空調ケース21に一体成形された一対の支持壁212に支持されたヒータコア23が隣接配置されている。このヒータコア23は、蒸発器22を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に高温のエンジン冷却水(温水)が流れ、この冷却水を熱源として空気を加熱するものである。
一対の支持壁212に挟まれた部分がヒータコア装着部23Aであり、ヒータコア23はヒータコア装着部23Aに装着されている。ヒータコア装着部23Aが本発明における暖房用熱交換器を装着可能な装着部に相当する。
また、空調ケース21内で、ヒータコア23の図中上方側部位には、このヒータコア23をバイパスして空気(冷風)が流れるバイパス通路であるヒータコアバイパス通路26が形成されている。
また、空調ケース21において、ヒータコア装着部23Aの上側の支持壁212の上方側の部位には、支持壁212から略上下方向に延びる仕切壁213が空調ケース21に一体成形されている。この仕切壁213の図中左方側には、仕切壁213によりヒータコアバイパス通路26から隔離され、ヒータコア23直後から上方に向かう下流側通路27が形成されている。
そして、仕切壁213の上端部に、ヒータコア23で加熱され下流側通路27を通る空気(温風)とヒータコアバイパス通路26を通る空気(冷風)の風量割合を調整するエアミックスドア28が配置されている。
エアミックスドア28は平板状のものであって、水平方向(紙面表裏方向)に配置された回転軸16aと一体に結合されており、この回転軸16aとともに図中左右方向に回動可能になっている。
なお、エアミックドア28の図中左方側の面は、下流側通路27の下流端開口部を閉塞可能なシール面28bであり、図中右方側の面は、ヒータコアバイパス通路26の下流端開口部を閉塞可能なシール面28cである。
すなわち、下流側通路27は、ヒータコア23を通過した温風をエアミックスドア28の一方のシール面28bに導く第1温風通路であり、ヒータコアバイパス通路26は、ヒータコア23をバイパスした冷風をエアミックスドア28の他方のシール面28cに導く、第1温風通路から隔離された第1冷風通路である。
そして、エアミックスドア28の上方側には、下流側通路27を介してエアミックスドア28の一方のシール面28bに導いた温風と、ヒータコアバイパス通路26を介してエアミックスドア28の他方のシール面28cに導いた冷風とを合流させて、冷風と温風とを混合させる冷温風混合空間30が形成されている。
空調ケース21の上面部において、図中右方側の部位には、フェイス開口部31が開口している。このフェイス開口部31は冷温風混合空間30から温度制御された空気が流入するものである。フェイス開口部31は、図示しないフェイスダクトを介して後席用フェイス吹出口に接続され、この吹出口から車室内後席側の乗員頭部に向けて風を吹き出す。
また、空調ケース21の上面部において、フェイス開口部31の図中左方側には、フェイス開口部31に並んでフット開口部32が開口している。このフット開口部32も冷温風混合空間30から温度制御された空気が流入するものである。フット開口部32は、図示しないフットダクトを介して後席用フット吹出口に接続され、この吹出口から車室内後席側の乗員足元に向けて風を吹き出す。
そして、フェイス開口部31とフット開口部32との間の部位の下方側に、フェイス開口部31およびフット開口部32を開閉する吹出モードドア33が配置されている。
吹出モードドア33は平板状のものであって、水平方向(紙面表裏方向)に配置された回転軸33aと一体に結合されており、この回転軸33aとともに図中左右方向に回動可能になっている。これにより、吹出モードとして周知のフェイスモード、バイレベルモード、フットモードが切替可能になっている。
次に、上記構成に基づき、エアコン仕様ユニットとした室内ユニット1の作動について説明する。
車両用空調装置は、周知のように、空調操作パネルに設けられた各種操作部材からの操作信号および空調制御用の各種センサからのセンサ信号が入力される電子制御装置(図示せず)を備えており、この制御装置の出力信号に基づいて、モータ13の駆動および各ドア28、33の位置が制御される。なお、モータ13の駆動および各ドア28、33の位置は、空調操作パネルに設けられた各種操作部材からの操作によってのみ制御されるものであってもよい。
モータ13が駆動され遠心多翼ファン12が回転すると、スクロールケーシング14内に吸入された車室内空気がダクト部15を介して空気流入口24より空調ユニット20内に流入する。
空気流入口24から流入した送風空気は、一部が蒸発器12にて冷却されて冷風となり、残部が蒸発器バイパス通路25を通過する。
そして、この蒸発器22を通過した冷風および蒸発器バイパス通路25を通過した送風空気は、エアミックスドア28による各通路26、27の開度により、ヒータコアバイパス通路26を流れる部分と、ヒータコア23で再加熱され下流側通路27を流れる部分とに振り分けられる。
ヒータコア23で加熱された温風は、冷温風混合空間30において、ヒータコアバイパス通路26からの冷風と混合され、吹出モードドア33により形成された吹出モードに応じて、フェイス開口部21およびフット開口部22のいずれか、もしくは両者へ向かう。
吹出モードドア33がフェイス開口部31を開きフット開口部32を閉塞してフェイス吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフェイス開口部31を通って車室内後席側乗員の頭部側へ向かって吹き出される。
吹出モードドア33がフェイス開口部31を閉じフット開口部32を開いてフット吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフット開口部32を通って車室内後席側乗員の足元へ向かって吹き出される。
吹出モードドア33がフェイス開口部31およびフット開口部32を共に開いてバイレベル吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフェイス開口部31を通って車室内後席側乗員の頭部側へ向かって吹き出されるとともに、フット開口部32を通って車室内後席側乗員の足元へ向かって吹き出される。
なお、両開口部31、32の並びと、両通路26、27との並びとの対応により、このバイレベルモード時には、フェイス開口31へはヒータコアバイパス通路26からの冷風が流れやすく、フット開口部32へは下流側通路27からの温風が流れやすくなっているので、後席側乗員の上半身に吹き出される吹出空気温度が後席側乗員の足元に吹き出される吹出空気温度より若干低くなり、頭寒足熱型の快適な温度分布が得られる。
次に、本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット1をクーラ仕様とした場合について説明する。
エアコン仕様時の作動に不要であるため説明を省略したが、図1(a)に示すように、蒸発器22を支持する一対の支持壁211のうち上方側の支持壁211には図中左方側に2つの立設壁214が一体的に設けられている。この2つの立設壁214は、所定間隔を開けて蒸発器22の幅方向(紙面表裏方向)に延設されており、立設壁214間は溝部216となっている。
また、ヒータコア23を支持する一対の支持壁212のうち上方側の支持壁212には図中右方側に2つの立設壁215が一体的に設けられている。この2つの立設壁215も、所定間隔を開けてヒータコア23の幅方向(紙面表裏方向)に延設されており、立設壁215間は溝部216に対向する溝部217となっている。
図1(b)に示すように、クーラ仕様ユニットとした本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット1には、ヒータコア装着部23Aにはヒータコアは装着されていない。そして、空調ケース21の対向する溝部216、217に両縁部を挿入した図中左右方向に延びる仕切プレート40が設けられ、空気通路を上下に仕切っている。
すなわち、蒸発器22と蒸発器バイパス通路25との間の部位と、装着部23Aとヒータコアバイパス通路26との間の部位とを連結して空気通路を仕切る仕切プレート(仕切部材)40を設けている。この仕切プレート40と仕切壁213とにより、下流側通路27は、蒸発器22を通過した冷風をエアミックスドア28の一方のシール面28b側に導く第2冷風通路を形成するとともに、ヒータコアバイパス通路26は、蒸発器バイパス通路25を通過した温風(蒸発器22で冷却されない車室内温と略同温の風)をエアミックスドア28の他方のシール面28c側に導く第2冷風通路から隔離された第2温風通路を形成する。
上記構成のクーラ仕様ユニットとした室内ユニット1では、空気流入口24から流入した送風空気は、エアミックスドア28による各通路26、27の開度により、蒸発器22で冷却されてヒータコア装着部23Aから下流側通路27を流れる部分と蒸発器バイパス通路25からヒータコアバイパス通路26を流れる部分とに振り分けられる。
蒸発器22で冷却され下流側通路27を流れた冷風は、冷温風混合空間30において、ヒータコアバイパス通路26からの温風と混合され、吹出モードドア33により形成された吹出モードに応じて、フェイス開口部21およびフット開口部22のいずれか、もしくは両者へ向かう。
吹出モードドア33がフェイス開口部31を開きフット開口部32を閉塞してフェイス吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフェイス開口部31を通って車室内後席側乗員の頭部側へ向かって吹き出される。
吹出モードドア33がフェイス開口部31を閉じフット開口部32を開いてフット吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフット開口部32を通って車室内後席側乗員の足元へ向かって吹き出される。
吹出モードドア33がフェイス開口部31およびフット開口部32を共に開いてバイレベル吹出モードを形成しているときには、冷温風混合空間30の温度調節された空気はフェイス開口部31を通って車室内後席側乗員の頭部側へ向かって吹き出されるとともに、フット開口部32を通って車室内後席側乗員の足元へ向かって吹き出される。
上述の構成および作動によれば、ヒータコア装着部23Aにヒータコア23を装着したときには、エアミックスドア28により、ヒータコア23を通過した温風とヒータコア23をバイパスした冷風との混合割合を調節して温度調節することができる。
また、ヒータコア23非装着時には、蒸発器22と蒸発器バイパス通路25との間の溝部216と、ヒータコア装着部23Aとヒータコアバイパス通路26との間の溝部217とに、仕切プレート40の両縁部を挿入するだけで、蒸発器22下流側の冷風通路と、蒸発器バイパス通路25下流側の温風通路とを容易に隔離形成することができる。
したがって、ヒータコア装着部23Aにヒータコア23を装着しないときには、仕切プレート40を設けるだけで、エアミックスドア28により、蒸発器22を通過した冷風と蒸発器22をバイパスした温風との混合割合を調節して温度調節することができる。
このように、ヒータコア23の装着仕様、非装着仕様に係わらず、共通のエアミックスドア28により温度調節を行なうことができる。
図2は、エアミックスドア28のドア位置(角度)に対する吹き出し空気温度の関係を示したグラフである。ドア角度における図1左、右とは、図1(a)、(b)におけるエアミックスドア28の左右への回動状態を示しており、グラフ左端が、図1(a)、(b)における図中左方側の二点鎖線で示した位置の場合、グラフ右端が、図1(a)、(b)における図中右方側の二点鎖線で示した位置の場合である。
ヒータコアを装着したエアコン仕様時には、エアミックスドア28を最右方に回動したときに最大暖房状態となり、ヒータコアを装着しないクーラ仕様時には、エアミックスドア28を最右方に回動したときに最大冷房状態となる。
したがって、エアミックスドア28を駆動するサーボ駆動手段等の出力方向を逆にすることにより、両仕様時に共通のエアミックスドア28により温度調節を行なうことができる。
なお、本実施形態の室内ユニット1は、後席用のサブ空調ユニットであった。車室内前方側に配設されたメイン空調ユニットの冷媒蒸発器の冷却能力に応じて冷凍サイクルの冷媒循環量を制御する場合であっても、クーラ仕様時にこのサブ空調ユニットの蒸発器22の空気出口温度を検出するサーミスタや、サーミスタの出力に応じて冷媒回路を開閉する電磁開閉弁を設けなくても、エアミックスドア28により温度調節が可能である。
したがって、共通のエアミックスドア28を用いるとともにサーミスタや電磁開閉弁が不要であるので、部品点数を低減することが可能である。また、電磁開閉弁を用いないので、弁開閉時のウォータハンマ音が発生することもない。また、電磁開閉弁のオンオフによる吹き出し温度の変動(ハンチング)が発生することもない。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図3に基づいて説明する。本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、ヒータコア装着部23Aの位置が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図3(a)に示すように、エアコン仕様とした本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット101では、空調ケース21内において蒸発器バイパス通路25の図中左方側に、空調ケース21に一体成形された一対の支持壁212に支持されたヒータコア23が配置されている。一対の支持壁212に挟まれた部分がヒータコア装着部23Aであり、ヒータコア23はヒータコア装着部23Aに装着されている。
また、空調ケース21内で、ヒータコア23の図中左方側部位には、このヒータコア23をバイパスして空気(冷風)が流れるバイパス通路であるヒータコアバイパス通路26が形成されている。
また、空調ケース21において、ヒータコア装着部23Aの下側の支持壁212の左方側の部位には、支持壁212から略上下方向に延びる仕切壁213が空調ケース21に一体成形されている。この仕切壁213の図中右方側には、仕切壁213によりヒータコアバイパス通路26から隔離され、ヒータコア23直後から上方に向かう下流側通路27が形成されている。
すなわち、本実施形態では、ヒータコア装着部23Aおよび下流側通路27の位置と、ヒータコアバイパス通路26の位置とが第1の実施形態に対し入れ替わっている。
したがって、エアミックドア28の図中右方側の面は、下流側通路27の下流端開口部を閉塞可能なシール面28bであり、図中左方側の面は、ヒータコアバイパス通路26の下流端開口部を閉塞可能なシール面28cである。
本実施形態においても、下流側通路27は、ヒータコア23を通過した温風をエアミックスドア28の一方のシール面28b側に導く第1温風通路であり、ヒータコアバイパス通路26は、ヒータコア23をバイパスした冷風をエアミックスドア28の他方のシール面28c側に導く、第1温風通路から隔離された第1冷風通路である。
空気流入口24から流入した送風空気は、一部が蒸発器12にて冷却されて冷風となり、残部が蒸発器バイパス通路25を通過する。
そして、この蒸発器22を通過した冷風および蒸発器バイパス通路25を通過した送風空気は、エアミックスドア28による各通路26、27の開度により、ヒータコアバイパス通路26を流れる部分とヒータコア23で再加熱され下流側通路27を流れる部分とに振り分けられる。
ヒータコア23で加熱された温風は、冷温風混合空間30において、ヒータコアバイパス通路26からの冷風と混合され、吹出モードドア33により形成された吹出モードに応じて、フェイス開口部21およびフット開口部22のいずれか、もしくは両者へ向かう。
本実施形態では、図3(a)に示すように、ヒータコア23を支持する一対の支持壁212のうち下方側の支持壁212には図中右方側に2つの立設壁215が設けられ、立設壁215間は溝部216に対向する溝部217となっている。
図3(b)に示すように、クーラ仕様ユニットとした本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット101には、ヒータコア装着部23Aにはヒータコアは装着されていない。そして、空調ケース21の対向する溝部216、217に両縁部を挿入した図中左右方向に延びる仕切プレート40が設けられ、空気通路を上下に仕切っている。
本実施形態においても、蒸発器22と蒸発器バイパス通路25との間の部位と、装着部23Aとヒータコアバイパス通路26との間の部位とを連結して空気通路を仕切る仕切プレート(仕切部材)40を設けている。
この仕切プレート40と仕切壁213とにより、ヒータコアバイパス通路26は、蒸発器22を通過した冷風をエアミックスドア28の一方のシール面28c側に導く第2冷風通路を形成するとともに、下流側通路27は、蒸発器バイパス通路25を通過した温風をエアミックスドア28の他方のシール面28b側に導く第2冷風通路から隔離された第2温風通路を形成する。
上記構成のクーラ仕様ユニットとした室内ユニット1では、空気流入口24から流入した送風空気は、エアミックスドア28による各通路26、27の開度により、蒸発器22で冷却されてヒータコアバイパス通路26を流れる部分と、蒸発器バイパス通路25からヒータコア装着部23A、下流側通路27を流れる部分とに振り分けられる。
蒸発器22で冷却されヒータコアバイパス通路26を流れた冷風は、冷温風混合空間30において、下流側通路27からの温風と混合され、吹出モードドア33により形成された吹出モードに応じて、フェイス開口部21およびフット開口部22のいずれか、もしくは両者へ向かう。
本実施形態の構成および作動によっても、第1の実施形態と同様に、ヒータコア装着部23Aへのヒータコア23の装着仕様、非装着仕様に係わらず、共通のエアミックスドア28により温度調節を行なうことができる。
図4は、本実施形態におけるエアミックスドア28のドア位置(角度)に対する吹き出し空気温度の関係を示したグラフである。
本実施形態では、ヒータコア23を装着したエアコン仕様時には、エアミックスドア28を最右方に回動したときに最大冷房状態となり、ヒータコアを装着しないクーラ仕様時にも、エアミックスドア28を最右方に回動したときに最大冷房状態となる。したがって、エアミックスドア28を駆動するサーボ駆動手段等の出力方向を変更することなく、両仕様時に共通のエアミックスドア28により温度調節を行なうことができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、ヒータコア23を装着したエアコン仕様時、ヒータコア23を装着しないクーラ仕様時とも、蒸発器バイパス通路25を開いていたが、蒸発器バイパス通路25は少なくともクーラ仕様時に開いていればよい。例えば、エアコン仕様時には、蒸発器バイパス通路25を空調ケース21と一体もしくは別体の壁部材等で閉塞するものであってもよい。
エアコン仕様時に蒸発器バイパス通路25を閉塞しなければ、両仕様時に構造を共通化できるという利点がある。一方、エアコン仕様時に蒸発器バイパス通路25を閉塞すれば、製造が若干複雑になるものの、最大冷房時の能力を向上することができるという利点がある。
また、上記各実施形態では、仕切プレート40を空調ケース21に対し別体としていたが、クーラ仕様時の空調ケース21にだけ一体成形するものであってもよい。
また、上記各実施形態では、エアミックスドア28は回転軸28aを中心に回動する板状のドアであったが、ドアのタイプはこれに限定されるものではない。例えば、スライドドアやロータリドア等であってもよい。例えばスライドドアを採用した場合であっても、ヒータコアバイパス通路26を閉塞する部分および下流側通路27を閉塞する部分を各シール面とすることにより本発明を適用可能である。
また、上記各実施形態では、車両用空調装置の室内ユニットは後席側を空調するサブ空調ユニットであったが、他の領域を空調するサブ空調ユニットであってもよいし、独立した後席側空調ユニットであってもよいし、フロント側のメイン空調ユニットであっても本発明は適用して有効である。
本発明を適用した第1の実施形態における車両用空調装置の室内ユニット1の概略構成を示す縦断面図であり、(a)は冷暖房を行なうことが可能なエアコン仕様とした場合を示し、(b)は冷房のみを行なうことが可能なクーラ仕様とした場合を示している。 第1の実施形態におけるエアミックスドア28角度に対する吹き出し空気温度の関係を示したグラフである。 本発明を適用した第2の実施形態における車両用空調装置の室内ユニット101の概略構成を示す縦断面図であり、(a)は冷暖房を行なうことが可能なエアコン仕様とした場合を示し、(b)は冷房のみを行なうことが可能なクーラ仕様とした場合を示している。 第2の実施形態におけるエアミックスドア28角度に対する吹き出し空気温度の関係を示したグラフである。
符号の説明
1 室内ユニット
20 空調ユニット
21 空調ケース
22 蒸発器(冷房用熱交換器)
23 ヒータコア(暖房用熱交換器)
23A ヒータコア装着部(装着部)
25 蒸発器バイパス通路(冷房用熱交換器バイパス通路)
26 ヒータコアバイパス通路(暖房用熱交換器バイパス通路、第1冷風通路、第1の実施形態における第2温風通路、第2の実施形態における第2冷風通路)
27 下流側通路(第1温風通路、第1の実施形態における第2冷風通路、第2の実施形態における第2温風通路)
28 エアミックスドア
28b、28c シール面
40 仕切プレート(仕切部材)

Claims (4)

  1. 内部を流れる空気を加熱する暖房用熱交換器(23)を装着可能な装着部(23A)を有する空調ケース(21)と、
    前記空調ケース(21)内の前記装着部(23A)より上流側に設けられ、前記空調ケース(21)内を流れる空気を冷却する冷房用熱交換器(22)と、
    前記空調ケース(21)内に設けられ、少なくとも前記装着部(23A)に前記暖房用熱交換器(23)を非装着時には前記冷房用熱交換器(22)をバイパスして前記空気を流す冷房用熱交換器バイパス通路(25)と、
    前記装着部(23A)より下流側に設けられ、温風と冷風との混合割合を調節するエアミックスドア(28)とを備える車両用空調装置であって、
    前記装着部(23A)に前記暖房用熱交換器(23)を装着時には、前記暖房用熱交換器(23)を通過した温風を前記エアミックスドア(28)の一方のシール面(28b)に導く第1温風通路(27)を形成するとともに、前記暖房用熱交換器(23)をバイパスした冷風を前記エアミックスドア(28)の他方のシール面(28c)に導く前記第1温風通路(27)から隔離された第1冷風通路(26)を形成し、
    前記装着部(23A)に前記暖房用熱交換器(23)を非装着時には、前記冷房用熱交換器(22)を通過した冷風を前記エアミックスドア(28)の一方のシール面(28b)に導く第2冷風通路(27)を形成するとともに、前記冷房用熱交換器バイパス通路(25)を通過した温風を前記エアミックスドア(28)の他方のシール面(28c)に導く前記第2冷風通路(27)から隔離された第2温風通路(26)を形成することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記装着部(23A)に前記暖房用熱交換器(23)を装着時には前記第1冷風通路(26)となる暖房用熱交換器バイパス通路(26)を備え、
    前記装着部(23A)に前記暖房用熱交換器(23)を非装着時には、前記冷房用熱交換器(22)と前記冷房用熱交換器バイパス通路(25)との間の部位と、前記装着部(23A)と前記暖房用熱交換器バイパス通路(26)との間の部位とを連結して空気通路を仕切る仕切部材(40)を設け、
    前記仕切部材(40)を挟んで前記第2冷風通路(27)および前記第2温風通路(26)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記冷房用熱交換器(22)は、冷媒を循環する冷凍サイクル中に並列に設けられた複数の冷媒蒸発器のうちの1つであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空調ケース(11)は、内部を流れる空気が車室内の後席側に吹き出すことを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
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