JP2005197643A - フラッシュセメモリ素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フローティングゲート用ポリシリコン層をドーフトポリシリコン層とアンドーフトポリシリコン層の積層構造で形成することにより、誘電体膜を形成する過程又は他の後続工程でポリシリコン層と誘電体膜の界面でポリシリコン層が酸化することを防止することができるフラッシュメモリ素子の製造方法を提供する。
【解決手段】フローティングゲート用シリコン層を形成し誘電体膜を形成する前に、シリコン層の全体表面に酸化防止膜を形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、フラッシュメモリ素子の製造方法に係り、特に、フローティングゲートと誘電体膜の界面特性を向上させるためのフラッシュメモリ素子の製造方法に関する。
最近、データフラッシュ(DATA Flash)素子の実現において、SA−STI(Self Aligned Shallow Trench Isolation)工程を用いて素子分離膜を形成しているが、その方法を簡単に説明すると、次の通りである。まず、トンネル酸化膜、第1ポリシリコン層及びパッド窒化膜を順次形成した後、素子分離領域のパッド窒化膜、第1ポリシリコン層及びパッド酸化膜をエッチングし、半導体基板までエッチングしてトレンチを形成する。次に、トレンチを絶縁物質で埋め込んでSTI(Shallow Trench Isolation)構造の素子分離膜を形成する。
その後、全体構造上に不純物のドープされた第2ポリシリコン層を形成し、素子分離膜上の第2ポリシリコン層の一部をエッチングする。次いで、第2ポリシリコン層を含んだ全体構造上にONO誘電体膜、第3ポリシリコン層及びシリサイド層を順次形成した後、コントロールゲートマスクを用いたエッチング工程でパターニングを行う。これにより、第1及び第2ポリシリコン層からなるフローティングゲートが形成され、第3ポリシリコン層からなるコントロールゲートが形成されることにより、フラッシュメモリセルが製造される。
前記ONO誘電体膜は、第1酸化膜/窒化膜/第2酸化膜の積層構造で形成され、酸化膜はDCS−HTOで形成される。この際、第1酸化膜を形成するために半導体基板を高温のボート(Boat)にロードする過程で第2ポリシリコン層の界面に不均一な酸化膜が形成される。一方、ONO誘電体膜を形成した後には、誘電膜の密度(Density)及びピンホール(Pin-hole)などの漏洩電流の発生原因を除去するために、750℃以上でウェット酸化方式によって高温アニーリングを行う。この際、高温のアニーリング工程によって第1酸化膜と第2ポリシリコン層の界面で第2ポリシリコン層が酸化して誘電体膜が不均一になる。
また、コントロールゲートを形成するために第3ポリシリコン層を形成した後、エッチング工程が行われるが、エッチング工程によって露出した第3ポリシリコン層の側壁に発生したエッチングストレスを緩和させるために、後続の工程によって800℃の高温でアニーリング工程を行う。この際、アニーリング工程の効果を高めるために第3ポリシリコン層の側壁を所定の厚さだけ酸化させるが、この過程で酸化膜とポリシリコン層の界面に酸化膜が形成される。これにより、ゲート内側の誘電体膜の有効酸化膜の厚さ(Teff)とゲート側壁の有効酸化膜の厚さに差異が発生して有効酸化膜の厚さが不均一なるという問題点が発生する。また、誘電体膜が厚くなって有効酸化膜の厚さが増加し、これにより充填容量が減少する。しかも、このような不均一な酸化は漏洩電流の原因として作用し、降伏電圧(Breakdown Voltage)を低めてセル動作に致命的な悪影響を及ぼす
そこで、本発明の目的は、フローティングゲート用ポリシリコン層をドーフトポリシリコン層とアンドーフトポリシリコン層の積層構造で形成することにより、誘電体膜を形成する過程又は他の後続工程でポリシリコン層と誘電体膜の界面でポリシリコン層が酸化することを防止することができるフラッシュメモリ素子の製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、誘電体膜を形成する前にフローティングゲート用ポリシリコン層の表面を窒化処理することにより、ポリシリコン層の酸化抵抗性をさらに増加させることができるフラッシュメモリ素子の製造方法を提供することにある
また、本発明のさらに他の目的は、ポリシリコン層と誘電体膜の界面特性を向上させ、誘電体膜の縁部が厚くなることを防止し且つ誘電体膜の膜質を向上させることができるフラッシュメモリ素子の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法は、フローティングゲート用シリコン層を形成し誘電体膜を形成する前に、シリコン層の全体表面に酸化防止膜を形成する。
この際、シリコン層の下部はドーフトシリコン層で形成し、シリコン層の上部はアンドーフトシリコン層で形成する。
本発明の他の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法は、半導体基板の素子分離領域が露出するトンネル酸化膜、第1シリコン層及びパッド窒化膜を積層構造で形成する段階と、素子分離領域にトレンチを形成する段階と、全体上部に絶縁物質層を形成した後、パッド窒化膜上の絶縁物質層を除去してトレンチに素子分離膜を形成する段階と、パッド窒化膜を除去する段階と、全体上部に、下部はドーフトシリコン層からなり、上部はアンドーフトシリコン層からなる第2シリコン層を形成する段階と、素子分離膜の中央部分を露出させ、縁部が素子分離膜と重畳するように第2シリコン層をパターニングする段階と、全体上部に誘電体膜、第3シリコン層及びシリサイド層を順次形成する段階と、コントロールゲートマスクを用いたエッチング工程でシリサイド層及び第2シリコン層をパターニングしてコントロールゲートを形成した後、自己整列工程で第1及び第2シリコン層をパターニングしてフローティングゲートを形成する段階とを含む。
前記第1シリコン層は、アンドーフト非晶質シリコン層又はポリシリコン層で形成することができる。この場合、第1シリコン層はSiHをソースガスとして形成し、450℃〜600℃の温度と0.1Torr〜3Torrの低圧力条件でLP−CVD法によって形成することができる。
トレンチを形成した後絶縁物質層を形成する前に、水素アニーリングによってトレンチの上部及び底面のエッジを丸く形成する段階と、洗浄工程によって、トレンチの側壁及び底面に形成された自然酸化膜を除去しながらトンネル酸化膜の露出した側面を目標量だけ除去してチャンネル幅を調節する段階と、トンネル酸化膜の露出した側面を保護するために、全体上部にHTO薄膜からなるライナー酸化膜を形成する段階とをさらに含むことができる。
この際、水素アニーリングは600℃〜1050℃の温度と50Torr〜380Torrの低圧で急速熱処理方式によって行われ、100sccm〜2000sccmの水素が供給される。
ドーフトシリコン層は、SiH及びSiのいずれか一方で形成し、510℃〜550℃の温度と0.1Torr〜3torrの圧力条件でLPCVDによって形成することができる。そして、アンドーフトシリコン層は、ドーフトシリコン層の形成時にーフトシリコン層が目標の厚さだけ形成されると、同一のチャンバ内で真空の破壊なく不純物ドーピングのための添加ガスの供給だけを遮断するインシチュー方式で形成することもできる。
一方、ドーフトシリコン層をアンドーフトシリコン層より4倍〜9倍厚く形成することが好ましい。
第2シリコン層をパターニングする段階は、全体上部にキャッピング窒化膜を順次形成する段階と、素子分離膜上の第2シリコン層が露出するようにキャッピング窒化膜をパターニングする段階と、露出した第2シリコン層上のキャッピング窒化膜の側壁にスペーサ窒化膜を形成する段階と、露出した領域の第2シリコン層を除去する段階と、スペーサ窒化膜及びキャッピング窒化膜を除去する段階とを含む。
酸化防止膜は、窒化物系列の物質で形成することもでき、第2シリコン層の表面を窒化処理する方式で形成することもできる。
窒化処理は、第2シリコン層を形成した後、インシチュー又はエクスシチューでNH雰囲気またはN/H雰囲気且つ200℃〜500℃で1分〜10分間プラズマを用いて第2シリコン層の表面を窒化させる方式で行うことができる。
窒化処理は、急速熱工程を用いてNH雰囲気且つ700℃〜900℃でアニーリングを行う方式で施すこともできる。
窒化処理は、NH雰囲気の電気炉で550℃〜800℃で行うこともできる。
誘電体膜を形成するために半導体基板をボートにロードする際、ボートローディング温度を常温〜300℃にすることが好ましい。
本発明は次の効果を得ることができる。
(1)パッド酸化工程(Pad oxidation)、側壁犠牲酸化工程(Wall SAC Oxidation)、側壁酸化工程(wall oxidation)などを省略することができて、工程段階を減少させ且つコストを節減することができる。
(2)水素アニーリング工程でトレンチの上部エッジを丸くラウンド処理することにより、より容易にラウンディング処理を行うことができる。
(3)側壁酸化工程によって、トレンチの上部エッジで酸化膜が所望の厚さより薄く蒸着される現象を防止することができ、ライナー酸化膜蒸着前に行う前処理洗浄工程によって所望のCD(Critical Dimension)だけの活性(Active)領域を確保することができるため、素子のリテンション不良(Retention fail)または速い消去(Fast erase)などの問題点を改善して信頼性を確保することができる。
(4)追加的なトンネル酸化膜の損傷を防止してチャンネル領域内における均一(uniform)なトンネル酸化膜を保つことができるため、素子特性の改善に役に立つ。
(5)フローティングゲート用第2シリコン層の形成時にインシチュー(In-situ)方式を適用して上部をアンドーフトシリコン層で形成することにより、追加工程なしでもドーフトシリコン層より酸化抵抗性に優れたシリコン層を形成することができる。
(6)ONO誘電体薄膜の一番目の薄膜である第1酸化膜(DCS−HTO)蒸着前に、フローティングゲート用第2シリコン層の全体表面に酸化防止膜を形成することにより、第1酸化膜を形成するために高温のボートにロード(Boat loading)される過程でも第2シリコン層の表面が酸化することを防止することができる。
(7)酸化防止膜を形成することにより、誘電体膜を形成した後膜質を緻密化し或いは誘電体膜に存在するピンホールなどを除去し誘電定数を高めるために行う750℃以上の高温湿式アニーリング時に第2シリコン層が酸化することを防止することができる。また、ゲートパターニング後、ゲート側壁に発生した損傷又はストレスを緩和するために行う750℃以上の高温乾式アニーリング工程の際にも第2シリコン層と誘電体膜の界面で酸化が行われることを防止し、有効酸化膜の厚さの増加を防止することができる。
(8)フローティングゲート用第2シリコン層の不均一な酸化は誘電定数値を低めるうえ、局部的な酸化によって脆弱点を発生させ、このような脆弱点は漏洩電流(Leakage current)の原因になり、降伏電圧(Breakout Voltage)を低下させるが、酸化防止膜によってかかる問題点を解決することにより、セルの電気的特性の低下を防止することができる。
(9)以上の工程以外に前述したように誘電体膜の第1酸化膜蒸着の際にボートへのローディングは高温で行われるが、この際、大気中のOによって酸化が発生する。したがって、ONO−1蒸着時のボートローディング温度を300℃以下に低めると、大気中の酸素による酸化を抑制することができる。このような措置は、フローティングゲート用第2シリコン層の酸化をさらに抑えることができる。よって、セルの電気的特性をさらに向上させることができる。
(10)複雑な工程/装備の追加なしで既存の装備と工程を用いて応用/適用可能であって、低いコスト(low cost)と高い信頼性(high reliability)を有する素子形成が可能である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施例を詳細に説明する。ところが、これらの実施例は様々な形に変形できるが、本発明の範囲を限定するものではない。これらの実施例は本発明の開示を完全にし、当該技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるもので、本発明の範囲は本願の特許請求の範囲によって理解されるべきである。
一方、ある膜が他の膜又は半導体基板の「上」にあると記載される場合、前記ある膜は前記他の膜又は半導体基板に直接接触して存在することもあり、或いはその間に第3の膜が介在されることもある。また、図面における膜の厚さ又は大きさは説明の便宜及び明確性のために誇張された。図面上において、同一の符号は同一の要素を意味する。
図1〜図5は本発明の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための素子の断面図である。
図1aを参照すると、半導体基板101の表面にスクリーン酸化膜102を形成した後、半導体基板に形成される素子(たとえば、トランジスタまたはフラッシュメモリセル)のしきい値電圧を調節し或いはウェル(図示せず)を形成するためのイオン注入工程を行う。
スクリーン酸化膜102は、750℃〜800℃の温度範囲でドライ酸化法またはウェット酸化法で50Å〜70Åの厚さに形成する。
一方、スクリーン酸化膜102を形成する前に、洗浄工程を行うことができる。この工程はHO:HFが50:1〜100:1の割合で混合されたフッ化水素酸(Diluted HF)とSC−1(NHOH/H/HO)溶液を順次用いて行うか、NHF:HFが4:1〜7:1で混合された混合溶液を1:100〜1:300の割合でHOに希釈させたBOE(Buffered Oxide Etchant)とSC−1(NH4SCOH/H/HO)溶液を順次用いて行う。
図1bを参照すると、スクリーン酸化膜(図1aの102)を除去した後、半導体基板101の全体上部にトンネル酸化膜103及び第1シリコン層104を順次形成する。
前記において、スクリーン酸化膜(図1aの102)はHO:HFが50:1〜100:1の割合で混合されたフッ化水素酸DHFとSC−1(NHOH/H/HO)溶液を順次用いた洗浄工程で除去する。
一方、トンネル酸化膜103は750℃〜800℃の温度でウェット酸化工程によって形成した後、900℃〜910℃の温度且つ窒素雰囲気で20分〜30分間アニーリングを行って半導体基板101とトンネル酸化膜103の界面欠陥密度を最小化する。第1シリコン層104は、アンドーフト非晶質シリコン層またはポリシリコン層を用いてSiHをソースガスとして450℃〜600℃の温度と0.1Torr〜3Torrの低圧条件でLPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deoposiion)法によって形成し、250Å〜500Åの厚さにする。
図1cを参照すると、第1シリコン層104上にパッド窒化膜105を形成する。パッド窒化膜105はLPCVD法を用いて900Å〜1500Åの厚さに形成する。
図1dを参照すると、素子分離マスクを用いたエッチング工程でパッド窒化膜105、第1シリコン層104及びトンネル酸化膜103を順次エッチングし、半導体基板101の素子分離領域を露出させる。これにより、半導体基板101の素子分離領域を露出させるトンネル酸化膜103、第1シリコン層104及びパッド窒化膜105が積層構造で形成されることにより、フローティングゲートを形成するための第1シリコン層104が隔離される。
その後、露出した素子分離領域の半導体基板101を所定の深さまでエッチングしてトレンチ106を形成する。この際、トレンチ106は側壁が75°〜85°の傾斜角をもつように形成する。
図2aを参照すると、トレンチの側壁及び底面のエッジ106aを丸くするために急速熱処理(Rapid Thermal Process or Fast Thermal Process;RTPまたはFTP)装備で水素アニーリングを行う。水素アニーリングを行うと、シリコン原子移動(Si atomic migration)現象によってトレンチの側壁及び底面のエッジ106aが丸く形成される。
水素を用いた急速熱処理アニーリングは600℃〜1050℃の温度と50Torr〜380Torrの低圧で100sccm〜2000sccmの水素を供給しながら1分〜10分間行う。
図2bを参照すると、トレンチ106の側壁及び底面を含んだ全体上部にライナー酸化膜(Liner oxide)107を形成する。ライナー酸化膜107はトンネル酸化膜103の縁部が後続の工程によって損傷することを防止するために形成する。このようなライナー酸化膜107はDCS(SiHCl)をソースとするHTO(Hot Temperature Oxide)薄膜で形成し、800℃〜830℃の温度と0.1Torr〜1Torrの圧力が保たれた状態でLPCVD法を用いて100Å〜200Åの厚さに形成する。
ライナー酸化膜107を形成した後には、窒素雰囲気でアニーリングを行って酸化膜107の膜質を緻密化する。このような窒素雰囲気のアニーリングは1000℃〜1100℃の温度で20分〜30分間行う。
一方、ライナー酸化膜107を形成する前に、トレンチ106の側壁及び底面に形成された自然酸化膜(図示せず)を除去するために洗浄工程を行うことができる。また、洗浄工程の際、トンネル酸化膜103の露出した縁部を所望するだけ除去してフラッシュメモリセルのチャンネル幅を減らし或いは最小化することもできる。
このような洗浄工程はHO:HFが50:1〜100:1の割合で混合されたフッ化水素酸(DHF)とSC−1(NHOH/H/HO)溶液を順行うか、NHF:HFが4:1〜7:1で混合された混合溶液を1:100〜1:300の割合でHOに希釈させたBOEとSC−1(NHOH/H/HO)溶液を順次用いて行う。
図2cを参照すると、トンネル酸化膜103、第1シリコン層104及びパッド窒化膜105間の空間とトレンチ(図2bの106)が完全埋め込まれるように、全体上部に絶縁物質層(図示せず)を形成する。この際、絶縁物質層は高密度プラズマ(High Density Plasma:HDP)酸化膜で形成し、4000Å〜10000Åの厚さにする。
絶縁物質層を形成した後には、化学的機械的研磨を行ってパッド窒化膜上の絶縁物質層を除去する。この際、絶縁物質層だけでなく、パッド窒化膜105上のライナー酸化膜107とパッド窒化膜105の一部を除去し、パッド窒化膜105が目標の厚さだけ残留するように化学的機械的研磨を行う。
これにより、絶縁物質層がトレンチ(図2bの106)とトレンチ(図2bの106)上のトンネル酸化膜103、第1シリコン層104及びパッド窒化膜105間の空間にのみ残留し、これによりライナー酸化膜106と絶縁物質108からなる素子分離膜109が形成される。すなわち、素子分離膜109はライナー酸化膜107と高密度プラズマ酸化膜108から構成される。
一方、残留するパッド窒化膜105の厚さに応じて後続の工程でパッド窒化膜105が完全除去された後、半導体基板101の表面より高く残留する素子分離膜109の高さが決定され、突出した素子分離膜109の高さに応じて第1シリコン層104及び素子分離膜109上に形成される第2シリコン層(図示せず)の形及び表面積が決定されるので、これを勘案してパッド窒化膜105を適正の厚さに残留させる。
図3aを参照すると、パッド窒化膜(図2cの105)を完全除去する。この際、パッド窒化膜が除去されて露出したライナー酸化膜の一部が除去されることもある。これにより、第1シリコン層104の表面が露出する。パッド窒化膜(図2cの105)はリン酸HPOを用いて除去する。
図3bを参照すると、全体上部にドーフトシリコン層110aを形成する。ドーフトシリコン層110aは、480℃〜620℃の温度と0.1〜3Torrの圧力条件でSiH及びSiのいずれか一方とPHガスを用いたLPCVD法によってリンPのドープされたポリシリコン層で形成する。ドーフトシリコン層110aは、素子分離膜109の上部だけでなく、素子分離膜109間の第1シリコン層104の上部にも形成されるので、カップリング比(Coupling ratio)を最大化することが可能な範囲内で凸凹化の形で400Å〜1000Åの厚さに形成する。
一方、ドーフトシリコン層110aを形成する前に、窒化膜(図2cの105)を除去した後、露出した第1シリコン層104の表面の自然酸化膜を除去し、第1及びドーフトシリコン層104及び110a間の界面効果を最小化するために、洗浄工程を行うことができる。この際、洗浄工程は希釈したHFを用いたウェット洗浄工程で行い、洗浄工程を行った後第2シリコン層110aを蒸着する前の遅延時間を2時間以内とする。
図3cを参照すると、ドーフトシリコン層110aの上部にはアンドーフトシリコン層110bを形成する。これにより、ドーフトシリコン層110aとアンドーフトシリコン層110bが積層された構造からなる第2シリコン層110が形成される。
前記において、アンドーフトシリコン層110bは、アンドーフト非晶質シリコンで形成する。アンドーフトシリコン層110bは後続の工程で誘電体膜をONO構造で形成する際、ONO構造の下部酸化膜をアンドーフトシリコン層110b上に形成する過程で、NOガスによって形成される自然酸化膜が不均一に成長することを防止するためのキャッピングシリコン層の役割を果たす。言い換えれば、不純物含有のシリコンより不純物の含まれていないシリコンがより少なく酸化するという特性を用いて、第2シリコン層110の上部をアンドーフトシリコン層で形成することにより、後続の工程で誘電体膜の下部酸化膜を形成し或いは誘電体を形成した後、後続の熱工程を行う過程で誘電体膜と接する第2シリコン層110の上部が酸化することを防止することができる。
このようなアンドーフトシリコン層110bは、510℃〜550℃の温度と0.1Torr〜3Torrの圧力条件でSIH及びSiのいずれか一方を用いてLPCVD法で形成することができ、第2シリコン層110の厚さの10%〜20%程度の厚さにすることが好ましい。たとえば、アンドーフトシリコン層110bを100Å〜300Åの厚さにすることができる。
図3bにおいて第1シリコン層101の上部にドーフトシリコン層110aを形成する際と同様に、アンドーフトシリコン層110bを形成する前に、ドーフトシリコン層110aの表面の自然酸化膜を除去し、ドーフトシリコン層及びアンドーフトシリコン層110a及び110b間の界面効果を最小化するために洗浄工程を行うことができる。この際、洗浄工程は希釈されたHFを用いたウェット洗浄工程で行い、洗浄工程を行った後、アンドーフトシリコン層110bを蒸着する前の遅延(Delay)時間を2時間以内とする。
一方、アンドーフトシリコン層110bは、ドーフトシリコン層110aを形成した後、インシチュー方式で形成することができる。より具体的に説明すると、ドーフトシリコン層110aの形成時にドーフトシリコン層110aが目標の厚さだけ形成されると、同一のチャンバ内で真空の破壊なく不純物ドーピングのための添加ガス(たとえば、PH)の供給のみを遮断してアンドーフトシリコン層110bを形成することができる。尚、ドーフトシリコン層は、アンドーフトシリコン層より4倍〜9倍厚く形成することが好ましい。
この場合には、ドーフトシリコン層110aの形成後に行う洗浄工程を省略することができる。
図4aを参照すると、素子分離膜109の縁部と重畳しながら素子分離膜109上の中央表面が露出するように、素子分離膜109の中央上部に形成された第2シリコン層110を除去する。これにより、素子分離膜109の中央上部に開口部111が形成されながら第2シリコン層110が素子分離膜109の幅より狭い幅に隔離される。
より詳細に説明すると、第2シリコン層110上にキャッピング窒化膜(図示せず)を形成する。その後、フローティングゲートマスクを用いたエッチング工程で素子分離膜109上の所定の領域のキャッピング窒化膜(図示せず)を除去し、下部の第2シリコン層110を露出させる。全体上部にスペーサ用窒化膜(図示せず)を形成した後、ブランケットエッチング工程でキャッピング窒化膜(図示せず)の側壁にのみスペーサ用窒化膜を残留させてキャッピング窒化膜(図示せず)の側壁にスペーサ窒化膜(図示せず)を形成する。スペーサ窒化膜(図示せず)が形成されることにより、第2シリコン層110の露出領域はさらに狭くなる。
その後、キャッピング窒化膜(図示せず)及びスペーサ窒化膜(図示せず)をエッチングマスクとして用いたエッチング工程で第2シリコン層110の露出した流域を除去する。第2シリコン層110がエッチングされながら素子分離膜109上の中央表面が露出する。その後、キャッピング窒化膜(図示せず)及びスペーサ窒化膜(図示せず)を除去する。
これにより、エッチング装備の許容するデザインルールより小さい0.1μm以下の間隔で第2シリコン層110を分離させることができ、コントロールゲートとして用いられるシリサイド層(図示せず)の蒸着時にシーム(seam)が形成されることを防止し得る程度に十分小さいスペーサを有するセルを実現することができる。
図4bを参照すると、第2シリコン層110を形成した後、第2シリコン層110の界面に低誘電酸化膜SiOが形成されることを防止するために、第2シリコン層110の全体表面に酸化防止膜112を形成し、或いは第2シリコン層110の表面を所定の厚さだけ酸化防止膜112とする。この際、酸化防止膜112は窒化物系列の物質で形成することができ、酸化防止膜112は次のように窒化処理することで形成することができる。
(1)第2シリコン層110を形成した後、インシチューまたはエクスシチューでNH雰囲気またはN/H雰囲気且つ200℃〜500℃で1分〜10分間プラズマを用いて第2シリコン層110の表面を窒化させて酸化防止膜112を形成することができる。
(2)RTP(Rapid Thermal Process:急速熱工程)を用いてNH雰囲気且つ700℃〜900℃でアニーリングを行って酸化防止膜112を形成することができる。
(3)電気炉を用いてNH雰囲気且つ550℃〜800℃で第2シリコン層110の表面を窒化させて酸化防止膜112を形成することができる。
一方、酸化防止膜112を形成する前に、まずHF又はBOEを用いた前処理洗浄工程を行って第2シリコン層110の表面の自然酸化膜を除去することもできる。その後、追加的な自然酸化膜が形成されることを防止するために、2時間以内に誘電体膜を形成することが好ましい。
図5を参照すると、酸化防止膜112を含んだ全体構造上に誘電体膜113、コントロールゲート用第3シリコン層114及びシリサイド層115を順次形成する。
前記誘電体膜113は下部酸化膜SiO、シリコン窒化膜Si及び上部酸化膜SOが順次積層された構造のONO構造で形成することができる。また、シリサイド層115はタングステンシリサイドWSix層で形成することができる。
この際、誘電体膜113の下部及び上部酸化膜は、耐圧とTDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown)特性に優れたDCS(SiHCl)とNOガスをソースガスとして用いて形成したHTO(Hot Temperature Oxide)膜で形成することができ、シリコン窒化膜は650℃〜800℃の温度と1〜3Torrの低圧でDCS(SiHClNHガスを用いたLPCVD法で形成する。特に、下部酸化膜は400℃〜700℃で蒸着装備によって装着した後、810℃〜850℃の温度と0.1〜3Torrの低圧でLPCVD法によって形成する。一方、下部酸化膜を形成する過程で第2シリコン層110aにドープされた不純物が第3シリコン層110bに拡散して第3シリコン層110bも伝導性を有する。
一方、誘電体膜の第1酸化膜である下部酸化膜の蒸着時のボートへのローディングは高温で行われるが、この際、大気中のOによって酸化が発生する。したがって、下部酸化膜を蒸着するためのボートへのローディング時にボートローディング温度を常温〜300℃の低温に設定すると、大気中の酸素による酸化を抑制することができる。このような措置は、フローティングゲート用第2シリコン層110の酸化をより抑制することができる。したがって、セルの電気的特性をさらに向上させることができる。
誘電体膜113をONO構造で形成した後には、膜間の界面特性を向上させるために750℃〜800℃の温度でウェット酸化方式によってスチームアニーリングを行うこともできる。一方、誘電体膜113の下部酸化膜、シリコン窒化膜及び上部酸化膜は、素子特性に合う厚さに蒸着するが、それぞれの工程を時間遅延なく(No time delay)行って、自然酸化膜または不純物によって汚染することを防止する。この際、好ましくは下部酸化膜を35Å〜60Åの厚さにし、シリコン窒化膜を50Å〜65Åの厚さにし、上部酸化膜を35Å〜60Åの厚さにする。また、スチームアニーリングはSi w/f(Monitoring wafer)を基準として酸化目標の厚さが150Å〜300Åとなるように行う。
コントロールゲート用第4シリコン層114は、560℃〜620℃の温度と0.1Torr〜3Torrの圧力で厚さ500Å〜1000Åのドーフトポリシリコン層で形成する。シリサイド層115は接着強度に優れたMS(SiH)及びDCS(SiHCl)のいずれか一方とWFを供給した後、300℃〜500℃の温度でこれらを反応させてフッ素を含有しながら、後続のアニーリング工程によるストレスが少なく、優れたカバレッジを有し、面抵抗Rsの小さいタングステンシリサイド層で形成する。この際、タングステンシリサイド層115は化学的量論比が2.0〜2.8となるように成長させる。
その後、図示していないが、シリサイド層115の上部にSiOまたはSiからなる反射防止膜(図示せず)を形成した後、コントロールゲートマスクを用いたエッチング工程で反射防止膜、シリサイド層115、第4シリコン層114及び誘電体膜113をパターニングし、第4シリコン層114とシリサイド層115からなるコントロールゲート116を形成する。その後、パターニングされた反射防止膜を用いた自己整列エッチング工程で第1及び第2シリコン層104及び110をパターニングし、第1及び第2シリコン層104及び110からなるフローティングゲート117を形成する。これにより、フラッシュメモリセルが製造される。
本発明の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための素子の断面図である。 本発明の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための素子の断面図である。 本発明の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための素子の断面図である。 本発明の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための素子の断面図である。 本発明の実施例に係るフラッシュメモリ素子の製造方法を説明するための素子の断面図である。
符号の説明
101 半導体基板
102 スクリーン酸化膜
103 トンネル酸化膜
104 第1シリコン層
105 パッド窒化膜
106 トレンチ
106a トレンチの上部及び底面のエッジ
107 ライナー酸化膜
108 絶縁物質
109 素子分離膜
110a ドーフトシリコン層
110b アンドーフトシリコン層
110 第2シリコン層
111 開口部
112 酸化防止膜
113 誘電体膜
114 第3シリコン層
115 シリサイド層
116 コントロールゲート
117 フローティングゲート

Claims (18)

  1. フローティングゲート用シリコン層を形成し誘電体膜を形成する前に、シリコン層の全体表面に酸化防止膜を形成するフラッシュメモリ素子の製造方法。
  2. 前記シリコン層の下部はドーフトシリコン層で形成され、シリコン層の上部はアンドーフトシリコン層で形成される請求項1記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  3. 半導体基板の素子分離領域が露出するトンネル酸化膜、第1シリコン層及びパッド窒化膜を積層構造で形成する段階と、
    前記素子分離領域にトレンチを形成する段階と、
    全体上部に絶縁物質層を形成した後、前記パッド窒化膜上の絶縁物質層を除去して前記トレンチに素子分離膜を形成する段階と、
    前記パッド窒化膜を除去する段階と、
    全体上部に、下部はドーフトシリコン層からなり上部はアンドーフトシリコン層からなる第2シリコン層を形成する段階と、
    前記素子分離膜の中央部分を露出させ、縁部が前記素子分離膜と重畳するように第2シリコン層をパターニングする段階と、
    前記第2シリコン層の全体表面に酸化防止膜を形成する段階と、
    前記第2シリコン層を含んだ全体上部に誘電体膜、第3シリコン層及びシリサイド層を順次形成する段階と、
    コントロールゲートマスクを用いたエッチング工程で前記シリサイド層及び前記第2シリコン層をパターニングしてコントロールゲートを形成した後、自己整列工程で前記第1及び前記第2シリコン層をパターニングしてフローティングゲートを形成する段階とを含むフラッシュメモリ素子の製造方法。
  4. 前記第1シリコン層がアンドーフト非晶質シリコン層又はポリシリコン層で形成される請求項1記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  5. 前記第1シリコン層がSiHをソースガスとして形成され、450℃〜600℃の温度と0.1Torr〜3Torrの低圧条件でLPCVD法によって形成される請求項3または4記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  6. 前記トレンチを形成した後、前記絶縁物質層を形成する前に、
    水素アニーリングによって前記トレンチの上部及び底面のエッジを丸く形成する段階と、
    洗浄工程によって、前記トレンチの側壁及び底面に形成された自然酸化膜を除去しながら前記トンネル酸化膜の露出した側面を目標量だけ除去してチャンネル幅を調節する段階と、
    前記トンネル酸化膜の露出した側面を保護するために、全体上部にHTO薄膜からなるライナー酸化膜を形成する段階とをさらに含む請求項1記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  7. 前記水素アニーリングが600℃〜1050℃の温度と50Torr〜380Torrの低圧で急速熱処理方式によって行われ、100sccm〜2000sccmの水素が供給される請求項5記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  8. 前記ドーフトシリコン層が、480℃〜620℃の温度と0.1〜3Torrの圧力条件でSiH及びSiのいずれか一方とPHガスを用いたLPCVD法で形成される請求項1または3記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  9. 前記アンドーフトシリコン層がSiH及びSiのいずれか一方で形成され、510℃〜550℃の温度と0.1Torr〜3torrの圧力条件でLPCVDによって形成される請求項1または3記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  10. 前記アンドーフトシリコン層は、前記ドーフトシリコン層の形成時に前記ドーフトシリコン層が目標の厚さだけ形成されると、同一のチャンバ内で真空の破壊なく不純物ドーピングのための添加ガスの供給だけを遮断するインシチュー方式で形成される請求項1または3記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  11. 前記ドーフトシリコン層が前記アンドーフトシリコン層より4倍〜9倍厚く形成される請求項1または3記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  12. 前記第2シリコン層をパターニングする段階は、
    全体上部にキャッピング窒化膜を順次形成する段階と、
    前記素子分離膜上の前記第2シリコン層が露出するように、前記キャッピング窒化膜をパターニングする段階と、
    露出した前記第2シリコン層上の前記キャッピング窒化膜の側壁にスペーサ窒化膜を形成する段階と、
    露出した領域の前記第2シリコン層を除去する段階と、
    前記スペーサ窒化膜及び前記キャッピング窒化膜を除去する段階とを含む請求項1記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  13. 前記酸化防止膜が窒化物系列の物質で形成される請求項1または3記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  14. 前記酸化防止膜が前記第2シリコン層の表面を窒化処理する方式で形成される請求項1または3記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  15. 前記窒化処理は、前記第2シリコン層を形成した後、インシチュー又はエクスシチューでNH雰囲気またはN/H雰囲気且つ200℃〜500℃で1分〜10分間プラズマを用いて前記第2シリコン層の表面を窒化させる請求項14記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  16. 前記窒化処理が、急速熱工程を用いてNH雰囲気且つ700℃〜900℃でアニーリングを行う方式で行われる請求項14記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  17. 前記窒化処理がNH雰囲気の電気炉で550℃〜800℃で行われる請求項14記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
  18. 前記誘電体膜を形成するために前記半導体基板をボートにロードする際、ボートローディング温度が常温〜300℃である請求項1または3記載のフラッシュメモリ素子の製造方法。
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