JP2005178475A - 盗難防止機能付きエンジン始動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンをキック始動する際に短時間で始動できる盗難防止機能付きエンジン始動装置を提供する。
【解決手段】外部から入力される認証コード[ID]と車両に予め登録されている基準コード[IDref]とが予め設定された関係であれば許可信号を、それ以外では禁止信号を、認証結果信号(S1,S2)として出力するイモビCPU43と、所定のエンジン始動指令に応答して、前記認証結果が出力される前から始動制御を開始する点火用CPU44とを具備し、点火用CPU44は、前記許可信号に応答して始動制御を継続し、禁止信号に応答して始動制御を中止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、盗難防止機能付きエンジン始動装置に係り、特に、キックによる始動機構を備えた二輪車に好適な盗難防止機能付きエンジン始動装置に関する。
車両盗難防止装置として、従来のハンドルロック装置や車輪ロック装置等の機械的な施錠式ロック装置に代わり、認識コードを利用したトランスポンダ方式イモビライザ(不動装置:immobilizer)が特許文献1に開示されている。この種のイモビライザでは、イグニッションキーや携帯端末に予め登録されている認証コードを、車体側に取り付けられた認証装置に向けて送信し、送信側の認証コードと認証装置に予め登録された認証コードとが一致、または予定の関係にあるとエンジン始動が許可され、両者が不一致または予定の関係に無いとエンジン始動が禁止される。
ここで、認証装置は車体に搭載された車載電源から給電されることにより駆動される。従って、バッテリ電圧の低下等によって認証装置に十分な電力が供給されない場合には、認証コードの照合を行うことができない。特に、自動二輪車の場合は、比較的小容量のバッテリを搭載することが多いため、バッテリ電圧の低下を考慮する必要がある。
バッテリ電圧の低下時にも認証コードを認証できるようにするために、特許文献2には、キック始動機構を備えた二輪車においてコードの認証手順を3段階に分け、一回のキック操作で認証手順を1段階ずつ進めることで、3回のキック操作でエンジン始動を可能にする技術が開示されている。
特開2000−329041号公報 特開2002−370621号公報
上記した特許文献2では、認証コードの正当性が確認された後で無ければエンジン始動が許可されないので、キックにより発電機が駆動されて駆動電力が得られても、最初のキックにより得られた電力は、全て認証コードの認証手順に費やされてしまう。このために、最初のキックではエンジンを始動させることができず、エンジンの始動までに少なくとも3回のキック操作が要求されるので、これよりも短時間でエンジンを始動できるシステムが望まれていた。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、エンジンをキック始動する際に短時間で始動できる盗難防止機能付きエンジン始動装置を提供することにある。
上記したも目的を達成するために、本発明は、外部から入力される認証コードと車両に予め登録されている基準コードとを比較し、両者が予め設定された関係にあるか否かに応じてエンジン始動を許可または禁止する盗難防止機能付きエンジン始動装置において、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
(1)認証コードと基準コードとが予め設定された関係であれば許可信号を、それ以外では禁止信号を、認証結果として出力する認証手段と、所定のエンジン始動指令に応答して、前記認証結果が出力される前から始動制御を開始する始動制御手段とを具備し、前記始動制御手段は、前記許可信号に応答して始動制御を継続し、禁止信号に応答して始動制御を中止することを特徴とする。
(2)キック始動により得られた駆動電圧をレギュレートして電源ラインへ出力するレギュレータと、前記電源ラインから前記認証手段へ駆動電圧を供給する第1給電ラインと、前記電源ラインから前記始動制御手段へ第1スイッチ手段を介して駆動電圧を供給する第2給電ラインとを具備し、前記認証手段は、前記駆動電圧が所定値を超えると認証を開始し、前記始動制御手段は、前記第1スイッチ手段がオンであり、かつ前記駆動電圧が所定値を超えると始動制御を開始することを特徴とする。
(3)前記電源ラインから第2スイッチ手段を介して給電される電気負荷を具備し、前記第2スイッチ手段は、前記始動制御の開始からエンジンが完爆するまでの間はオフにされることを特徴とする。
(4)前記始動制御手段は、認証結果に応じて点火装置の動作を許可または禁止することを特徴とする。
本発明によれば、以下の効果が達成される。
(1)請求項1の発明によれば、認証コードの正当性が確認される前からエンジン始動が許可されており、その後、認証コードの正当性が否認されるまでは始動制御が継続され、正当性が否認されて初めてエンジン始動が禁止されるので、正規の認証コードを用いた始動操作であれば、短時間でのエンジン始動が可能になる。
(2)請求項2の発明によれば、最初のキック始動により得られた駆動電圧が始動制御装置に供給されるので、キック始動時からエンジン始動を開始することができる。
(3)請求項3の発明によれば、エンジンが完爆するまでは電気負荷への給電が禁止され、キック始動により得られた電力を全てエンジン始動用に費やすことができるので、少ない電力でエンジンを移動させることができる。
(4)請求項4の発明によれば、点火装置の操作を禁止することでエンジンの始動が制限されるので、認証コードの正当性が否認されて場合には、エンジン始動を確実に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る盗難防止機能付きエンジン始動装置を適用したスクータ型自動二輪車の外観側面図であり、車体前部1と車体後部2とは低いフロア部3を介して連結されており、それらの部分の骨格は、概ねダウンチューブとメインパイプとから構成される車体フレームにより形成されている。
車体前部1、車体後部2およびフロア部3は、それぞれフロントカバー4、ボディカバー5およびセンタカバー6で覆われている。車体前部1には、ステアリングヘッドに軸支されて上方にハンドル7が設けられ、下方にフロントフォーク8が延び、その下端に前輪9Fが軸支されている。
メインパイプ7の立ち上がり部下端には、スイングユニット20がリンク部材18を介して揺動自在に連結支持されている。スイングユニット20の前部には4単気筒の4サイクルエンジン13が搭載されている。エンジン13のクランク軸には、バッテリ電圧の低下時にエンジンを始動するためのキックペダル19が連結されている。このエンジン13から後方にかけてベルト式無段変速機21が構成され、その後部に遠心クラッチを介して設けられた減速機構14に後輪9Rが軸支されている。減速機構14の上端とメインパイプとの間にはリヤサスペンション15が介装されている。
ハンドル7の上部は計器板を兼ねたハンドルカバー10で覆われている。ステアリングヘッド、フロントフォーク8およびハンドル7は、操舵手段を構成している。ハンドルカバー10から車体左右に向けてハンドル7のグリップ部分が突き出し、上方にサイドミラー11L(11R)が突き出している。ハンドルロックモジュール12は、ハンドル7をロックして操舵を不能にする。
ボディカバー5の上方には、収納ボックスを覆うようにシート16が設けられている。シート16は開閉可能であり、その下部の収納ボックスにはヘルメットなどを収納できるようになっている。ボディカバー5の後部にはナンバプレート取付部17、荷台、テールランプなどが設けられている。エンジンに付随して吸気管、気化器、エアクリーナなども配設されているが図示を省略している。
図2は、本発明に係る盗難防止機能付きエンジン始動装置の主要部の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
イグニッションキー30には、認証コード[ID]が予め記憶されたメモリ31と、この認証コードを送信するための送信器32とが内蔵されている。キー30の送信器32とキーシリンダ33とは、例えば誘導コイル(アンテナ)34で結合されている。キー30がキーシリンダ33に差し込まれると、レシーバ42から誘導コイル34を介して送信器32へ電力が供給される。送信器32はこれに応答し、前記認証コードをメモリ31から読み取ってキーシリンダ33側へ送信する。この認証コードはレシーバ42の受信部42aで受信され、さらに復調部42bでデジタルコードに復調されてイモビCPU43へ通知される。
イモビCPU43は、各車両に固有の基準コード[IDref]を記憶する記憶部43aと、前記通知された認証コード[ID]と前記基準コード[IDref]とを比較する比較照合部43bとを含み、その電源ラインにはインジケータランプ49が直列に接続されている。比較照合部43bは、認証コード[ID]と前記基準コード[IDref]とが一致するか、または予め定められた関係にあることが判定されると許可信号を、両者が一致せず、また予め定められた関係にもないと禁止信号を、いずれも点火用CPU44へ認証結果信号(S1,S2)として出力する。
前記点火用CPU44は、イグニッションスイッチ40を介して駆動電力が供給されるとエンジンの始動制御を開始する。そして、パルサーユニット41により検出されるパルサー信号に基づいて点火タイミングを検知し、点火タイミングが訪れるごとに点火ユニット45を付勢する。エンジンが始動されると、前照灯リレー46を付勢して前照灯47を点灯させる。点火用CPU44の電源ラインには、エンジン停止スイッチ48が直列に接続されている。
ACGスタータ(交流発電電動機)50は、前記エンジンのクランク軸に連結されると共にキックペダル19に連結されている。レギュレータ51は、ACGスタータ50の出力電圧を所定電圧に制御して電源ラインへ出力し、これを前記各制御ユニット、バッテリ52および他のDC負荷53へ供給する。
次いで、フローチャートを参照して本実施形態の動作を詳細に説明する。図3は、前記イモビCPU43により実行されるイモビ制御の手順を示したフローチャートである。
ステップS10では、CPU43に固有のイニシャル処理が実行される。ステップS11では、インジケータランプ49の点滅駆動が開始される。ステップS12では、点火用CPU44に対して認証結果信号が出力される。本実施形態では、認証結果信号が一対の2値信号S1,S2すなわち2ビットで構成されており、信号S1が“H”レベル,S2が“L”レベルの組み合わせ(H,L)が「許可」、信号S1が“L”レベル,S2が“H”レベルの組み合わせ(L,H)が「禁止」と定義されている。ここでは「許可」に相当する(H,L)の組み合わせが出力される。
このように、イモビCPU43と点火用CPU44との間の情報通信を多ビットで行うことにより、点火CPU44とイモビCPU43との間の情報伝達をより正確に行うことができる。
ステップS13では、レシーバ42がイグニッションキー30から受信し、復調した認証コード[ID]が入力される。ステップS14では、記憶部43aに記憶されている基準コード[IDref]が読み出される。ステップS15では、前記入力された認証コード[ID]と基準コード[IDref]とが、比較照合部43bで比較照合される。
ステップS16では比較結果が参照され、認証コード[ID]と基準コード[IDref]とが一致するか、または予め定められた関係にあるとステップS17へ進み、イグニッションスイッチ40がオンされているか否かが判定される。イグニッションスイッチ40がオンであればステップS18へ進み、信号S1が“H”レベル、信号S2が“L”レベルの認証結果信号(許可)が出力される。
これに対して、前記ステップS16において、認証コード[ID]と基準コード[IDref]とが一致せず、または予め定められた関係にないとステップS19へ進み、イグニッションスイッチ40がオンされているか否かが判定される。イグニッションスイッチ40がオンであればステップS20へ進み、信号S1が“L”レベル、信号S2が“H”レベルの認証結果信号(禁止)が出力される。なお、前記ステップS17,S19のいずれにおいても、イグニッションスイッチ40がオフと判定されればステップS21へ進み、インジケータランプ49を制御するインジケータ制御が実行される。
図4は、前記インジケータ制御の手順を示したフローチャートであり、ステップS31では、24時間タイマーT1がスタートする。ステップS32では、信号S1が“L”レベル、信号S2が“H”レベルの認証結果信号(禁止)が出力される。ステップS33では省電力モードへ移行し、ステップS34では、インジケータランプ49の点滅駆動が開始される。ステップS35では、イグニッションスイッチ40がオフのままであるか否かが判定される。
イグニッションスイッチ40がオフのままであればステップS36へ進み、前記タイマーT1がタイムアウトしたか否かが判定される。前記タイマーT1がタイムアウトしている、すなわちイグニッションスイッチ40がオフにされてから24時間が経過していると、バッテリ52の電力消費を抑えるために、ステップS37において前記インジケータランプ49が消灯される。これに対して、前記ステップS35において、イグニッションスイッチ40がオンされたことが検知されるとステップS38へ進む。ステップS38では、省電力モードから通常モードへ復帰する。
図5は、前記点火用CPU44により実行される「始動制御」の手順を示したフローチャートであり、ステップS51ではCPU44に固有のイニシャル処理が実行される。ステップS52では、前照灯リレー46への通電が禁止されて前照灯47が消灯される。ステップS53では、タイマーT2がスタートする。ステップS54,S55では、前記認証結果信号S1,S2が参照され、信号S1が“H”レベルであり、かつ信号S2が“L”レベルである「許可」状態であれば、ステップS56へ進んで点火許可フラグがセットされる。これに対して、前記認証結果信号S1,S2が「禁止」状態であれば、ステップS57へ進んで点火禁止フラグがセットされる。
ステップS58では、エンジン回転数等に基づいて、エンジンが完爆状態にあるか否かが判定される。完爆状態にあればステップS59へ進み、前記タイマーT2がタイムアウトしたか否かが判定される。本実施形態では、前記タイマーT2が200msでタイムアウトするように予め設定されており、タイムアウトしていれば、ステップS60へ進んで前照灯リレー46への通電が開始されて前照灯が点灯される。
ステップS61では点火制御が実行され、前記点火許可フラグがセットされていれば、パルサー信号に基づいて判定される点火タイミングごとに点火ユニット45が付勢される。前記点火禁止フラグがセットされていれば、点火タイミングにかかわらず点火が禁止される。
図6,7は、上記した本実施形態の動作を示したタイミングチャートであり、図6は、認証コード[ID]と基準コード[IDref]とが一致した場合であり、図7は、認証コード[ID]と基準コード[IDref]とが一致しなかった場合である。
図6において、時刻t1でイグニッションキー30がキーシリンダ33へ挿入、回動されてイグニッションスイッチ40がオンにされ、その後、キックペダル19がキックされ、時刻t2でレギュレータ51の出力電圧が各CPU43,44の駆動電圧に達すると、前記イモビCPU43では「イモビ制御」(図3)がスタートし、点火用CPU44では「始動制御」(図5)がスタートする。
「イモビ制御」(図3)がスタートすると、ステップS12では認証結果信号(許可)が出力されるので、信号S1は“H”レベルに遷移し、信号S2は“L”レベルに遷移する。「始動制御」(図5)では、ステップS54,55において前記認証結果信号(許可)が検知されてステップS56へ進み、点火許可フラグがセットされる。ステップS58では、エンジンが未だ完爆していないと判定されるのでステップS61へ進む。ステップS61では点火制御が開始され、時刻t3において点火タイミングを迎えると、ここでは前記点火許可フラグがセットされているので点火ユニット45が付勢される。
図3の「イモビ制御」へ戻り、ステップS15では、イグニッションキー30から受信した認証コード[ID]と基準コード[IDref]とが比較される。ステップS16において、両者が一致するか、または予め定められた関係にあることが確認されると、ステップS18へ進んで認証結果信号(許可)が出力される。したがって、点火用CPU44では、「始動制御」(図5)のステップS61で点火タイミングを迎えるごとに点火ユニット45を付勢させ続けることができる。
その後、時刻t5でエンジンが完爆し、これがステップS58で検知され、さらにステップS59においてタイマーT2のタイムアウトが検知されると、ステップS60において前照灯47がオンにされる。
これに対して、図3の「イモビ制御」において、ステップS16で認証コード[ID]と基準コード[IDref]とが不一致と判定され、ステップS20で認証結果信号(禁止)が出力されると、点火用CPU44では、「始動制御」のステップS54,S55からステップS57へ進み、時刻t4で点火禁止フラグがセットされる。したがって、それ以後はステップS61の点火制御で点火タイミングを迎えても点火ユニット45が付勢されないので、エンジンの始動が阻止される。
なお、上記した実施形態では、イモビCPU43が認証結果信号S1,S2に応じて点火ユニット45の動作を許可または禁止することでエンジンの始動を制御するものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、インジェクタや燃料ポンプの動作を許可または禁止することでエンジンの始動を制御するようにしても良い。
また、本実施形態では、イモビCPU43によるID認証、エンジン始動判定が、キックペダル19による発電時点からエンジン13のクランク軸が2回転されるまでになされるようになっている。このように、クランク軸が2回転するまでの短い期間内にID認証およびエンジン始動許可判定を行うことで、仮にID認証に失敗した場合であっても、ID認証前のエンジン始動をドライバに感じさせることを防止できる。
本発明に係る盗難防止機能付きエンジン始動装置を適用したスクータ型自動二輪車の外観側面図である。 本発明に係る盗難防止機能付きエンジン始動装置の主要部の構成を示したブロック図である。 イモビCPUにより実行される「イモビ制御」の手順を示したフローチャートである。 インジケータ制御の手順を示したフローチャートである。 点火用CPUにより実行される「始動制御」の手順を示したフローチャートである。 本実施形態の動作を示したタイミングチャート(点火許可)である。 本実施形態の動作を示したタイミングチャート(点火禁止)である。
符号の説明
19…キックペダル、30…イグニッションキー、31…メモリ、33…キーシリンダ、34…誘導コイル(アンテナ)、41…パルサーユニット、43…イモビCPU、44…点火用CPU、45…点火ユニット、46…前照灯リレー、47前照灯…、48…エンジン停止スイッチ、49…インジケータランプ、50…ACGスタータ

Claims (4)

  1. 外部から入力される認証コードと車両に予め登録されている基準コードとを比較し、両者が予め設定された関係にあるか否かに応じてエンジン始動を許可または禁止する盗難防止機能付きエンジン始動装置において、
    前記認証コードと基準コードとが予め設定された関係であれば許可信号を、それ以外では禁止信号を、認証結果として出力する認証手段と、
    所定のエンジン始動指令に応答して、前記認証結果が出力される前から始動制御を開始する始動制御手段とを具備し、
    前記始動制御手段は、前記許可信号に応答して始動制御を継続し、禁止信号に応答して始動制御を中止することを特徴とする盗難防止機能付きエンジン始動装置。
  2. キック始動により得られた駆動電圧をレギュレートして電源ラインへ出力するレギュレータと、
    前記電源ラインから前記認証手段へ駆動電圧を供給する第1給電ラインと、
    前記電源ラインから前記始動制御手段へ第1スイッチ手段を介して駆動電圧を供給する第2給電ラインとを具備し、
    前記認証手段は、前記駆動電圧が所定値を超えると認証を開始し、
    前記始動制御手段は、前記第1スイッチ手段がオンであり、かつ前記駆動電圧が所定値を超えると始動制御を開始することを特徴とする請求項1に記載の盗難防止機能付きエンジン始動装置。
  3. 前記電源ラインから第2スイッチ手段を介して給電される電気負荷を具備し、
    前記第2スイッチ手段は、前記始動制御の開始からエンジンが完爆するまでの間はオフにされることを特徴とする請求項2に記載の盗難防止機能付きエンジン始動装置。
  4. 前記始動制御手段は、前記認証結果に応じて点火装置の動作を許可または禁止することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の盗難防止機能付きエンジン始動装置。
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