JP3897903B2 - エンジン始動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遠隔操作によるIDコードの入力によってエンジンを自動的に始動させるのに用いる装置、いわゆるリモコンエンジンスタータと呼ばれるエンジン始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の遠隔操作によるエンジン始動装置を示すブロック図である。
図において、1はリモコンエンジンスタータの携帯用送信機、2は携帯用送信機1から送信されたIDコードを含む送信データを受信するリモコンスタータの固定用受信機である。また、3は携帯用送信機1のアンテナ、4は固定用受信機2のアンテナである。
【0003】
5は第1コード解読回路であり、固定用受信機2で受信した受信データ中のIDコードを解読し、該IDコードが、予め登録されている基準のIDコードに一致するか否かを判定し、かつエンジン始動条件が満足されているか否かを判定するものである。
従って、この第1コード解読回路5は受信データ中からIDコードを抽出する第1IDコード抽出回路6と、この抽出したIDコードを、第1IDコードメモリ8に登録されているIDコードと比較し、かつ第1制御回路40からの出力を受けてエンジン始動信号作成回路15に信号を出力する第1IDコード比較回路7と、各種検出回路9〜14からの検出出力に基づいてエンジン始動条件が満足されているか否かを判定する第1制御回路40とを備えている。
【0004】
第1IDコード比較回路7は、受信データ中に含まれるIDコードが、第1IDコードメモリ8に登録されている正規IDコードに一致し、かつ後述の各種検出回路9〜14からの検出出力がエンジン始動条件を満足したと第1制御回路40によって判断された場合には、エンジン始動信号作成回路15に対して、バッテリ信号,イグニッション信号,アクセサリースイッチ信号(ACC信号),スタータ信号を含むエンジン始動信号の作成を指示するための信号を出力する。9はエンジン起動用のキースイッチ検出回路、10はドアスイッチ検出回路、11はパーキングブレーキ検出回路、12はパーキングレンジ検出回路、13はボンネットフードスイッチ検出回路、14はスタータL端子検出回路で、これらの各検出出力は上記の如く第1コード解読回路5の第1制御回路40に入力されて、これらの各検出出力のすべてについて異常がないか否かが判定される。
【0005】
15は前記第1IDコード比較回路7からの出力、すなわちエンジン始動指令が供給された場合に、バッテリ信号,イグニッション信号,アクセサリースイッチ信号(ACC信号),スタータ信号を含むエンジン始動信号を作成してエンジン始動制御回路16に出力するエンジン始動信号作成回路である。また、エンジン始動信号作成回路15は上記IDコードの一致時及びエンジン始動条件満足時に、後述の盗難防止装置(イモビライザともいう)側のオア回路35に盗難防止ロック解除のリクエスト信号としての通信線39を出力する。
【0006】
17は上記エンジン始動制御回路16からの制御出力を受けてエンジンの点火制御をするエンジン点火回路、21は固定用送受信機22に近接してこれから誘導電力を受けたとき、IDコードを固定用送受信機22へ出力する携帯用送受信機、23は上記固定用送受信機22から送られたIDコードを、受信データの中から抽出して解読する第2コード解読回路である。
【0007】
この第2コード解読回路23は第2IDコード抽出回路24と、後述の第2制御回路38と、該第2制御回路38からの出力を入力し、かつ第2IDコードメモリ25に登録してある基準の正規IDコードと上記抽出したIDコードとを比較する第2IDコード比較回路26と、該第2IDコード比較回路26からの出力に応じてエンジンの制御信号である起動ロック解除信号を出力するエンジン始動許可信号発生回路としての機能を有するECCSコード発生回路27とを有する。
【0008】
なお、第2コード解読回路23はイグニッションスイッチ検出回路28,ACCスイッチ検出回路29およびキースイッチ検出回路9の各検出出力が正常であることを条件として、上記各IDコードの一致時に、エンジン始動制御回路16に始動許可信号を出力する。また、第2コード解読回路23において、35はリモコンエンジンスタータ側の上記各IDコードの一致時に、上記エンジン始動信号作成回路15が出力する通信線39と、イモビライザ側の上記各IDコードの一致時に第2IDコード比較回路26が出力する盗難防止ロック解除指令信号とを入力とするオア回路である。
【0009】
このオア回路35は、上記通信線39および盗難防止ロック解除のための指令信号のいずれの入力があっても、ECCSコード発生回路27を通じて、エンジン始動制御回路16によりエンジン点火回路17を作動可能にする。また、36はエンジン始動信号作成回路15が出力するイグニッション信号と、イグニッションスイッチがオンされたのを検出するイグニッションスイッチ検出回路28の検出出力との論理和をとるオア回路、37はエンジン始動信号作成回路15が出力するACC信号と、イグニッションキーがACC位置に回転されたことを検出するACCスイッチ検出回路29の検出出力との論理和をとるオア回路である。30はイグニッションキーがキーホルダーに差し込まれたことを検出するキースイッチ検出回路、33,34はアンテナである。
【0010】
次に動作について説明する。
このエンジン始動装置では、車体から離れた位置から、使用者専用のIDコードを有するエンジン始動信号を携帯用送信機1から送信すると、これがアンテナ3,4を通じて固定用受信機2にて受信され、第1コード解読回路5内の第1IDコード抽出回路6にて上記特定のIDコードが抽出される。この抽出されたIDコードは、第1IDコードメモリ8に登録された正規IDコードと第1IDコード比較回路7で比較され、一致した場合には、上記キースイッチ検出回路9〜スタータL端子検出回路14の各検出出力が正規な状態であることを第1制御回路40が認識することを条件に、エンジン始動指令がエンジン始動信号作成回路15に入力される。このため、エンジン始動信号作成回路15はエンジン始動制御回路16に対しバッテリ信号とともに、イグニッション信号,ACC信号,スタータ信号を出力し、これらの出力にもとづいてエンジン始動制御回路16はエンジン始動制御可能となる。
【0011】
一方、このエンジン始動信号作成回路15は、第1IDコード比較回路7からのエンジン始動指令を示す信号を入力することによって上記第1IDコードの一致時に通信線39を介してオア回路35にリクエスト信号を出力する。このため、イモビライザ側の第2コード解読回路23における第2IDコード比較回路26の出力の有無に関係なく、ECCSコード発生回路27が作動し、エンジン始動許可を示す信号をエンジン始動制御回路16に入力して、このエンジン始動制御回路16によるエンジン点火回路17の制御を行う。
また、イモビライザ側では、例えば携帯用送受信数を内部に仕込んだIDコードを持つキーをキー挿入口に挿入すると、固定用送受信機22側から上記キー側の携帯用送受信機21側に電力が誘導供給され、この誘導電力を受けて、この電力によって特定のIDコードを持つエンジン起動指令を示す信号を、上記の固定用送受信機22へ供給する。
【0012】
そして、固定用送受信機22ではそのIDコードを受けて、これをエンジン起動指令を意味するものとして第2コード解読回路23へ入力し、第2IDコード抽出回路24にてそのIDコードの抽出が行われる。一方、第2IDコード比較回路26は上記の抽出したIDコードを、予め第2IDコードメモリ25に登録してある正規IDコードと比較し、各IDコードが一致している場合には、第2制御回路38を介してイグニッションスイッチ検出回路28,ACCスイッチ検出回路29およびキースイッチ検出回路30の各検出出力を入力し、それらの検出出力が始動条件を満足していることを判断して、第2IDコード比較回路26はECCSコード発生回路27に起動ロック解除信号を出力させ、エンジンの起動を可能にする。
【0013】
このため、エンジン始動判断回路16はエンジン点火回路17にエンジン始動制御信号を出力し、エンジンを点火駆動する。すなわち、リモコンエンジンスタータ側のIDコードの一致し、かつエンジン始動条件が満足された時に、エンジン始動信号作成回路15からエンジン始動信号をエンジン始動制御回路16に入力するほか、イモビライザ側のECCSコード発生回路27に盗難防止ロックを解除させる通信線39を入力して、この通信線39に基づき、上記エンジン始動制御回路16によるエンジンの始動を制御可能にする。
【0014】
すなわち、上記エンジン始動制御回路16はエンジン点火回路17を通じてエンジンの点火を行って起動開始させる。この結果として、イモビライザの状態に関係なく、遠隔操作によって盗難防止ロックを解除して、エンジンを始動させることを可能にする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のエンジン始動装置にあっては、第1及び第2コード解読回路5,23は供給されるバッテリの状況、すなわち一定電圧状態か、クランキング時で不安定電圧状態かを考慮することなくIDコードの照合を行っていたので照合の誤判断を発生する恐れがあった。
【0016】
この発明は上記のような従来の問題点を解消するためになされたものであり、リモコンエンジンスタータ等のエンジン始動装置によってエンジンを始動させようとしたのか、また電子式盗難防止装置を有するキーによってエンジンを始動させようとしたのか判断して、双方向通信としたのでエンスタでエンジン始動修正にIDが不一致の時、エンスタ側へエンジン停止信号を送りすぐにエンジン停止できることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
このエンジン始動装置に係る第1の発明は、外部から正規の第1IDコードが供給されたと認識したときエンジン始動開始信号を出力する遠隔式エンジン始動装置と、外部から正規の第2IDコードが供給されたと認識したとき一致信号を出力する電子式盗難防止装置と、前記遠隔式エンジン始動装置からエンジン始動開始信号の供給を受けて点火系に対してエンジン点火信号を供給し、また前記電子式盗難防止装置からコード一致信号の供給を受けて手動によるエンジン始動を許可する信号を出力する電子式点火系駆動制御回路とを備えたエンジン始動装置において、前記電子式盗難防止装置は、イグニッションスイッチの操作信号を受けた後に前記遠隔式エンジン始動装置に対してエンジン始動の動作に入っているか否かを確認する信号を供給し、それに対する応答信号があった場合には、該遠隔式エンジン始動装置によってエンジンが始動されようとしていると判断して前記電子式点火系駆動制御装置に対してエンジン始動開始を許可する信号を出力し、また応答信号がないときには手動によってエンジンを始動させようとしていると判断して電子式点火系駆動制御装置に対してエンジン始動を指示することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に、この発明による実施の形態1を図に基づいて以下に説明するが、既に図4において説明した構成のものと同一のもの、または均等なものには同一符号を付してその詳細説明を省略し、異なる部分、すなわち第3制御回路41、第4制御回路42、ECCS(エンジン始動制御回路)43、パワーオンリセット回路44、第1,第2,第3タイマ回路50,51,52が追加されたり、また接続が異なっている点と、第2制御回路38及びオア回路35が削除されている点についてのみ以下に説明する。
【0019】
すなわち、第3制御回路41は、第2コード解読回路23の一回路を構成するもので、イグニッションスイッチがオン操作され(図2(A))、パワーオンリセット回路44からリセット信号が供給された後に、前記オア回路36、37、キースイッチ検出回路9のそれぞれから、それぞれ対応する第1,第2及び第3タイマ回路50,51,52を介してハイレベル信号が供給され、かつ第4制御回路42から通信開始信号(図2(F)のパルスS1)が供給されると、第4制御回路42に対して照合準備終了信号(図2(G)のパルスS4)を返送する。また第4制御回路42に対して照合準備終了信号(図2(F)のパルスS5)を返送し、第4制御回路42から照合開始信号が供給されると第2IDコード比較回路26に対してIDコードの照合を開始せしめる信号を出力する。
【0020】
さらに、前記第3制御回路41は、第4制御回路42から通信開始信号が供給されている間、リモコンスタータの第1コード解読回路5に対して、リモコンスタータでエンジンを遠隔始動させるか否かを問い合わせるエンジン始動方法判断信号(図2(D)のパルスS2)が供給されると共に、この通信開始信号(図2(F)のパルスS1)が供給されている間に第1コード解読回路5からリモコンスタータでエンジンを遠隔始動させることを示すエンジンスタータ始動確認信号(図2(B)のパルスS3)が返送されてくると、第3制御回路41は、第2IDコード比較回路26に対してIDコードの比較実行を禁止せしめる。また、エンジンスタータ始動確認信号が返送されてこないと、第3制御回路41は、第2IDコード比較回路26に対してIDコードの実行を指示せしめる。
【0021】
なお、第1コード解読回路5から第3制御回路41にエンジンスタータ始動確認信号が返送されてくると、第3制御回路41は、第1コード解読回路5に対してIDコード送信要求信号を供給し、それに対して第1コード解読回路5から第3制御回路41に対して第1IDコード抽出回路6で抽出したIDコードが供給され、このIDコードが第2IDコード比較回路26で第2IDコードメモリ25に設定記憶された正規IDコードと比較され、一致すれば、第3制御回路41から第1コード解読回路5に対してIDコードが一致したことを示す信号が供給され、第1コード解読回路5はエンジン始動信号作成回路15に対してエンジンの駆動続行の指示をする。また、IDコードが不一致の場合には、第3制御回路41から第1コード解読回路5に対してIDコードが不一致であることを示す信号が供給され、第1コード解読回路5はエンジン始動信号作成回路15に対してエンジンの駆動停止の指示をする。
【0022】
第4制御回路42は、ECCS43に含まれて、イグニッションスイッチがオン操作され、パワーオンリセット回路44からリセット信号が供給された後に、第4制御回路42からECCS43が作動開始準備ができたことを示す通信開始信号を第3制御回路41に供給し、また第3制御回路41から照合準備終了信号が返送されると、第3制御回路41に対して照合開始信号が供給する。
【0023】
次に上記構成の作用を以下に説明する。
1.リモコンスタータ等のエンジン始動装置を使用して遠隔操作でエンジンを始動したとき(図2参照)
エンジン始動装置の携帯用送信機1が操作されて固定用受信機2を介してコードが受信され、そのIDコードが第1IDコード比較回路7にて正規IDコードであると判断され、かつキースイッチ検出回路9〜スタータL端子検出回路14の各検出出力が正規な状態であると判断されると、エンジン始動信号作成回路15を介してECCS43はエンジン点火回路17に対してエンジン始動を指示し、始動せしめる(時刻T0)。
【0024】
その後時刻T1で第2コード解読回路23及びECCS43の各回路のそれぞれがパワーオンリセット回路44からのリセット信号によってリセットされて初期化される。その後、時刻T2で第3制御回路41は、第1,第2及び第3タイマ回路50,51,52を介してオア回路36、37、キースイッチ検出回路9の出力端子のそれぞれからハイレベル信号が供給され、かつ第1制御回路40から、ハイレベル信号である通信開始信号(S1)が供給され、また一方で第3制御回路41は、第1コード解読回路5に対してリモコンスタータでエンジンを遠隔始動させるか否かを問い合わせるエンジン始動方法判断信号(S2)を供給することによって、第1コード解読回路5からリモコンスタータでエンジンを遠隔始動させることを示すエンジンスタータ始動確認信号(S3)が返送されてくるので、第3制御回路41は、第2IDコード比較回路26に対して第2IDコード抽出回路24からのIDコードの判断を禁止せしめる。
【0025】
その後の時刻T4において、第3制御回路41からにECCS43に対して照合準備終了信号(S4)を返送すると、時刻T5でECCS43から第3制御回路41に対して照合開始信号(S5)が供給される。
【0026】
その結果、第3制御回路41は、時刻T6に第2コード解読回路23に対してIDコード送信要求信号(S6)を出力すると、第2コード解読回路23から第3制御回路41に対して時刻T7に、第1コード解読回路5から第1IDコード抽出回路6で抽出したIDコード(S7)が供給され、正規IDコードと比較され、一致すれば、時刻T8に第3制御回路41から第1コード解読回路5に対してIDコードが一致したことを示す信号が供給され、第1コード解読回路5はエンジン始動信号作成回路15に対してエンジンの駆動続行の指示をする。
【0027】
またIDコードが不一致の場合には、再度上記動作を実行せしめるが、2回とも不一致の場合には、第3制御回路41から第1コード解読回路5に対してIDコードが不一致であることを示す信号(S9)が供給され、作動停止の指示をする。
【0028】
2.手動操作でエンジンを始動したとき(図3参照)
イモビライザの携帯用送受信機を内部に仕込まれ、かつIDデータを持つキーをキー挿入口に挿入し、回動操作を行うことによってエンジンが手動で始動される(時刻T0)。
これにより、エンジンが始動されると第2コード解読回路23及びECCS43の各回路のそれぞれがパワーオンリセット回路44からのリセット信号によってリセットされて初期化される(時刻T0)。
【0029】
その後、時刻T1で第4制御回路42からECCS43が作動開始準備ができたことを示す通信開始信号(S1)が第3制御回路41に供給され、その通信開始信号(S1)が供給され続けている間に、第3制御回路41は、第1コード解読回路5に対してリモコンスタータでエンジンを遠隔始動させるか否かを問い合わせるエンジン始動方法判断信号(S2)を供給するが、第1コード解読回路5は外部から、すなわちリモコンスタータから遠隔操作によってIDコードが供給されていないので、エンジンスタータ始動確認信号(S3)が返送されない(時刻T3)。そのために、時刻T4に第3制御回路41からにECCS43に対して照合準備終了信号(S4)を返送すると、時刻T5でECCS43から第3制御回路41に対して照合開始信号(S5)が供給される。
【0030】
その結果、第3制御回路41は、第2IDコード比較回路26に対して第2IDコード抽出回路24で抽出したIDコードが供給され、正規IDコードと比較され、一致すれば、第2IDコード比較回路26からECCSコード発生回路27に対してECCSコードをECCS43に供給するための指示信号が供給される。1回で一致しない場合には2回繰り返す。2回とも不一致の場合には、第3制御回路41からECCS43に対してエンジン駆動を停止するための信号を出力する。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、エンジン始動装置を確実に作動させることができるので、信頼性を向上できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるエンジン始動装置を示すブロック図である。
【図2】エンジン始動装置を使用してエンジンを始動する時の図1の作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】手動によってエンジンを始動する時の図1の作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】従来のエンジン始動装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯用送信機
2 固定用受信機
3,4 アンテナ
5,23 コード解読回路
6,24 IDコード抽出回路
7,26 IDコード比較回路
8,25 IDコードメモリ
9 キースイッチ検出回路
10 ドアスイッチ検出回路
11 パーキングブレーキ検出回路
12 パーキングレンジ検出回路
13 ボンネットフードスイッチ検出回路
14 スタータL端子検出回路
15 エンジン始動信号作成回路
17 エンジン点火回路
21 携帯用送受信機
27 ECCSコード発生回路
28 イグニッションスイッチ検出回路
29 ACCスイッチ検出回路
40,41,42 制御回路
43 エンジン始動制御回路(ECCS)
44 パワーオンリセット回路

Claims (1)

  1. 外部から正規の第1IDコードが供給されたと認識したときエンジン始動開始信号を出力する遠隔式エンジン始動装置と、
    外部から正規の第2IDコードが供給されたと認識したときエンジン駆動許可信号を出力する電子式盗難防止装置と、
    前記遠隔式エンジン始動装置からエンジン始動開始信号の供給を受けて点火系に対してエンジン点火信号を供給し、また前記電子式盗難防止装置からエンジン駆動許可信号の供給を受けて手動によるエンジン始動を許可する信号を出力する電子式点火系駆動制御装置と
    を備えたエンジン始動装置において、
    前記電子式盗難防止装置は、手動によるイグニッションスイッチの操作所定時間後に前記遠隔式エンジン始動装置に対してエンジン始動の動作に入っているか否かを確認する信号を供給し、それに対する応答信号があった場合、該遠隔式エンジン始動装置によってエンジンが始動されようとしていると判断して前記電子式点火系駆動制御装置に対してエンジン駆動を許可する信号を出力し、また応答信号がないときには手動によってエンジンを駆動させようとしていると判断して電子式点火系駆動制御装置に対してエンジン駆動を指示することを特徴とするエンジン始動装置。
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