JP2005152148A - シートのリクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シート後方から無理な力が作用しても、そのシートの左右両リクライナのロック解除が生じることのないシートのリクライニング装置を提供する。
【解決手段】 カム駆動軸6の一方端部に第1カム5が外嵌されるとともに、他方端部に第2カム5’が外嵌され、上記カム駆動軸6の一方端部側に操作レバーが連結されていて、この操作レバーが操作されたときには、操作レバーの駆動力がカム駆動軸6に直接伝達されて該カム駆動軸6が回動し、それによって両カム5,5’が同期回動することを許容する一方、上記第2カム5’がシート後方からの外力により上記操作レバーの操作によるカム駆動軸6の回動方向と反対方向に回動したときには、この回動によって両カム5,5’が同期回動することを禁止するように、上記カム駆動軸6の他方端部側を部分的に窪ませて遊び部分6c,6cを有する嵌合部6bを形成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば自動車の前部座席(運転席、助手席)に使用される、シートのリクライニング装置に関する。
一般的なシートのリクライニング装置として、図1に示すように、シートボトムS1とシートバックS2との間に介設されシートSのリクライニングを行うリクライナ1,1’が知られている(例えば特許文献1参照)。
リクライナ1,1’では、シートボトムS1及びこのシートボトムS1に傾倒可能に取り付けられたシートバックS2のいずれか一方に固定された第1ブラケット2と、他方に固定され、かつ、第1ブラケットに回動中心回りに相対回動可能に連結された第2ブラケット3との間に介設されている。
このリクライナ1,1’には、第1ブラケット2と第2ブラケット3との間に介設され、かつ、上記回動中心と同心の図示しないカム駆動軸回りに共回り可能に固定された図示しないカムが設けられている。このカムは、カム駆動軸の正逆回動によって先端面に係止歯を備えた図示しないロックプレートを第1ブラケット2及び第2ブラケット3間で径方向に正逆移動させるものである。また、第1ブラケット2には、径方向に延びる互いに平行な対向壁を備えた案内溝が設けられ、上記ロックプレートが上記カムの回動で案内溝内を正逆移動することによって係止歯が案内溝から出没するようになっている。
一方、第2ブラケット3には、上記回転中心と同心の円弧軌跡に沿って内歯が形成されている。これによって上記カムの回動でロックプレートが案内溝から外方に突出し、その係止歯が内歯に噛合することによって第1ブラケット2と第2ブラケット3との相対回動が規制されると共に、カムの逆回動で係止歯の内歯に対する噛合が解除されることにより、第1ブラケット2と第2ブラケット3とが相対回動し得るようになる。
従って、左右の両リクライナ1,1’を共通のカム駆動軸で連結するとともに、その一端側に操作レバー10を取り付け、この操作レバー10の操作でカム駆動軸を正逆回動することにより、左右の両リクライナ1,1’において同時に係止歯を内歯に噛合させてシートバックS2の傾倒位置をロックすることができると共に、上記噛合を解除して傾倒位置の変更を行うことができるようになっている。
特開平9−131239号公報
上記特許文献1においては、シートSのリクライニングは原則として着座者が操作レバー10を操作しなければならない。しかし、例えば車体内部において、大きな荷物を後部座席に載せたいとき、誤って前部座席に衝突させたとすると、前部座席のシートバックS2後方から大きな力Fが作用するとともに、シートバックS2のシートフレーム(図示せず)、シートボトムS1のシートフレーム(図示せず)、シートボトムS1を支持するシートスライドGにも無理な力が作用することになる。上記衝突により発生する力は通常車体中央よりのシートバックS2上部に生じることが多く、シートバックフレーム、リクライニングの取り付けブラケットの変形が発生し、その結果シートバックS2両側の変位に差が生じてしまう(図1の二点鎖線で示す状態である)。このとき、両リクライナ1,1’はロックされた状態にあり、まず変位量の多い側のリクライナ1’ごとカムが回動する(ただし、このカムはリクライナ1’に対して相対的に回動していなので、そのリクライナ1’はまだロック解除されていない)。このカムの回動によって、両リクライナ1,1’間を連結する図示しないカム駆動軸が回動して、変形量の少ない側のリクライナ1のカムが回動し、当該カム側のリクライナ1のロック解除をしてしまう。そのリクライナ1のロック解除により、上記カム駆動軸が更に回動してリクライナ1’側のカムが当該リクライナ1’に対して相対的に回動する結果、そのリクライナ1’もロック解除されてシートバックS2が大きく前傾してしまうといった問題があった。
なお、上記特許文献1では、シートSに着座者がいて、その着座者を介してシートSに無理な力が作用する場合に、その着座者の尻部で支持軸の回動を防止するためのプレートがカム駆動軸に設けられているが、かかるプレートでは着座者のいない状態での上記したようなシートバックS2後方からの衝撃によるリクライナ1,1’のロック解除を防止することはできない。そもそも上記の如く前部座席に衝突するような大きな荷物を後部座席に載せたいときには、前部座席には着座者がいないのが通常である。したがって、上記特許文献1ではそのような状況下では左右両リクライナのロック解除を防止することができないことは明らかである。
本発明は、こうした従来技術の課題を解決するものであり、シート後方から無理な力が作用しても、そのシートの左右両リクライナのロック解除が生じることのないシートのリクライニング装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートボトム及びシートバックのいずれか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固定されて第1ブラケットに回動中心回りに相対回動可能に連結された第2ブラケットと、第1ブラケット及び第2ブラケット間に介設された上記回動中心回りに回動可能なカムと、このカムの正逆回動に連係して第1ブラケット及び第2ブラケット間で径方向に出没するロックプレートとが備えられ、第1ブラケットにはロックプレートの出没を案内する案内溝が設けられている一方、第2ブラケットには上記案内溝から突出状態のロックプレート先端の係止歯と噛合する内歯が設けられ、上記ロックプレートが上記案内溝から突出するようにカムを回動軸回りに付勢する付勢手段が設けられたリクライナが、シートボトムを挟んで左右に設けられていて、両リクライナ間を横断するカム駆動軸で架橋され、このカム駆動軸を介して操作レバーの操作が両リクライナに及ぶように構成されているシートのリクライニング装置であって、上記カム駆動軸の一方端部に第1カムが外嵌されるとともに、他方端部に第2カムが外嵌され、上記カム駆動軸の一方端部側に操作レバーが連結されていて、この操作レバーが操作されたときには、操作レバーの駆動力がカム駆動軸に直接伝達されて該カム駆動軸が回動し、このカム駆動軸の回動によって両カムが同期して回動することを許容する一方、上記第2カムがシート後方からの外力により上記操作レバーの操作によるカム駆動軸の回動方向と反対方向に回動したときには、この第2カムの回動に連動して第1カムが回動することを禁止する連動禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明のように、上記連動禁止手段は、カム駆動軸の他方端部に設けられた、第2カムの嵌合孔に対する遊び部分であることとしてもよい。
請求項3記載の発明のように、上記連動禁止手段は、第2カムの嵌合孔に設けられた、カム駆動軸の他方端部に対する遊び部分であることとしてもよい。
請求項4記載の発明のように、上記連動禁止手段は、前記カムとカム駆動軸との中間部位に嵌合部と被嵌合部とを設けており、嵌合部と被嵌合部とのいずれか一方に設けられた、他方に対する遊び部分であることとしてもよい。
本発明によれば、上記カム駆動軸の一方端部に第1カムが外嵌されるとともに、他方端部に第2カムが外嵌され、上記カム駆動軸の一方端部側に操作レバーが連結されていて、この操作レバーが操作されたときには、操作レバーの駆動力がカム駆動軸に直接伝達されて該カム駆動軸が回動し、このカム駆動軸の回動によって両カムが同期して回動することが許容される一方、上記第2カムがシート後方からの外力により上記操作レバーの操作によるカム駆動軸の回動方向と反対方向に回動したときには、この第2カムの回動に連動して第1カムが回動することが禁止される。したがって、例えば車体内部において、大きな荷物を後部座席に載せたいとき、誤って車体中央よりの前部座席に衝突させるなどして、その衝突力(シート後方からの外力)によりシート両側の変位に差が生じたとしても、変位量の多い側の第2カムはリクライナごと回動するものの(このとき、第2カムはリクライナに対して相対的には回動していないので、その第2カム側のリクライナはロック解除されない)、この第2カムの回動によってシートの変形量の少ない側の第1カムが回動しなくなるので、当該第1カム側のリクライナがロック解除されることはない。この第1カムが回動しなくなることにより、カム駆動軸を介して連結された第2カムもリクライナに対して相対的に回動しないままとなり、その第2カム側のリクライナがロック解除されることもない。その結果、両リクライナはともにロック状態を維持するので、シートバックが大きく前傾してしまうといった不具合がなくなる。
請求項2記載の発明のように、上記連動禁止手段は、カム駆動軸の他方端部に設けられた、第2カムの嵌合孔に対する遊び部分であることとすれば、例えばカム駆動軸の他方端側を部分的に窪ませるだけでその遊び部分を形成できる。したがって、非常に簡単な構成で、シートの変形量の少ない側のリクライナのロック解除、更には他方側のリクライナのロック解除を防止できる。この場合、カム駆動軸だけを交換することだけで済み、既存のリクライナを使用することができるので、本発明の適用によるコストアップを最小限度に抑えることができる。
請求項3記載の発明のように、上記連動禁止手段は、第2カムの嵌合孔に設けられた、カム駆動軸の他方端部に対する遊び部分であることとすれば、例えば第2カムの嵌合孔を部分的に拡大するだけでその遊び部分を形成できる。したがって、非常に簡単な構成で、シートの変形量の少ない側のリクライナのロック解除、更には他方側のリクライナのロック解除を防止できる。この場合は、カム駆動軸の両端形状が同じとなるので、その組み付け時の方向性がなくなり作業性が向上する。
請求項4記載の発明のように、上記連動禁止手段は、前記カムとカム駆動軸との中間部位に嵌合部と被嵌合部とを設けており、嵌合部と被嵌合部とのいずれか一方に設けられた、他方に対する遊び部分であることとすれば、例えば嵌合部を部分的に窪ませるか、或いは、被嵌合部を部分的に拡大するだけでその遊び部分を形成できる。したがって、非常に簡単な構成で、シートの変形量の少ない側のリクライニナのロック解除、更には他方側のリクライナのロック解除を防止できる。この場合、カム駆動軸の両端形状が同じとなるので、その組み付け時の方向性がなくなり作業性が向上する。さらに、カム駆動軸だけを交換することだけで済み、既存のリクライナを使用することができるので、本発明の適用によるコストアップを極力抑えることもできる。
図1は一般的な自動車用のリクライニングシートの構成例を示す側面図、図2はリクライニングシートに装備される本発明に係るリクライニング装置の主要部を示す分解斜視図である。図1に示すように、このシートSは、シートボトムS1と、シートバックS2とからなり、シートボトムS1とシートバックS2とは、シートバックS2を挟んで左右に設けられる一対のリクライナ1,1’で前後傾倒自在に連結されている。ここでは、車体中央の前後に延びるトンネルTを中心にして左右対称に設けられた運転席用と助手席用の両シートS,Sを想定している。
図2中の、1は駆動側のリクライナであって、この駆動側のリクライナ1の操作レバー10を正逆回動操作することによってカム駆動軸6を介して受動側のリクライナ1’を駆動するようになっている。駆動側のリクライナ1、受動側のリクライナ1’はそれぞれ後述する第1カム5、第2カム5’を備えている。ただし、本実施形態では、両カムは同一形状となっている。
まず本発明の特徴となるカム駆動軸とカムとの関係について説明する。図3はカム駆動軸の一方端部側を示す図であって、(a)は斜視図、(b)はX−X線断面図である。また図4はカム駆動軸の他方端部側を示す図であって、(a)は斜視図、(b)はY−Y線断面図である。
カム駆動軸6は例えば金属製のパイプの両端部側を絞り加工等により所定形状としている。具体的には、カム駆動軸6の一方端部側には、図3に示すように、二点鎖線で示すもとのパイプ形状を軸直角方向の平行二面で絞って断面小判形状の嵌合部6aを形成しており、他方端部側には、図4に示すように、二点鎖線で示す上記嵌合部6aの形状においてさらに上記平行二面を若干回転させた平行二面で絞ることにより上下点対称に遊び部分6c,6cを窪ませて嵌合部6bを形成している。ただし、嵌合部6bを形成するに際しては、必ずしも上記のように二段階に絞る必要はなく、作業性の観点からは、同時に両絞り加工を行うことが望ましい。
第1カム5と第2カム5’にはそれぞれ上記嵌合部6a,6bに嵌合しうる小判形状の嵌合孔53(後述)が形成されており、したがって、第1カム5と嵌合部6aとの嵌合時には隙間があいていないが、第2カム5’と嵌合部6bとの嵌合時には上記遊び部分6c,6cにおいて所定の隙間があくようになっている。すなわち、上記遊び部分6c,6cの寸法形状は、図1のシートバックS2の中央より後方から衝撃力Fが加わった場合に、第2カム5’がカム駆動軸6を、操作レバー10の操作時における回転方法と反対側に回転させない程度の隙間があくように幾何学的な解析や経験的方法或いはその両方によって設定される。
かかるカム駆動軸6と両カム5,5’との関係を有する実施形態について、さらに説明を続ける。すなわち、図5は受動側のリクライナ1’の分解斜視図であり、受動側のリクライナ1’は、シートボトムS1に固定される第1ブラケット2と、シートバックS2に上記第1ブラケット2に対向して固定される第2ブラケット3と、これらブラケット2,3間に介設される一対のロックプレート4と、カム駆動軸6回りに正逆共回りして上記一対のロックプレート4を離接する方向に移動させる第2カム5’と、上記カム駆動軸6の軸心回りに正逆回動する受動プレート7と、この受動プレート7を抜け止めして保持する保持プレート8とを備えた基本構成を有している。駆動側リクライナ1は、受動側のリクライナ1’の受動プレート7と第2カム5’が上記操作レバー10と第1カム5に変わっている点で相違し、その他は同様の構成からなる。したがって、以下では、主に受動側のリクライナ1’について説明し、駆動側のリクライナ1についてはその相違する点のみを必要に応じて説明することとして重複説明をなくしている。
第1ブラケット2は、上部が半円状で下部が下広がりに形成され、半円状の曲率中心部分に上記カム駆動軸6を挿通する挿通孔21が穿設されていると共に、左方の面には、前後方向一対のガイド部材22が幅方向の内方(図5の右方)に向けて押し起こしで膨設されている。各ガイド部材22は、挿通孔21を中心とした円弧状に形成され、かつ、挿通孔21に対して点対称に形状設定されている。
各ガイド部材22の対向面には、それぞれ斜め上下方向に延びるガイド凹部23が凹設されていると共に、このガイド凹部23の凹設によって各ガイド部材22の上下部には互いに対向する方向に突出したガイド突起22aが形成されている。
そして、対向したガイド凹部23間にはロックプレート4及びカム5を収容する収容空間24が形成されていると共に、ガイド突起22aの対向面間に各ロックプレート4の係止歯プレート41を摺接状態で嵌装する上下一対の案内溝25が形成されている。
各ガイド部材22の表面には、ガイド部材22の外周面と同心の円弧状のガイド凸条22bがそれぞれ設けられ、これらのガイド凸条22bが後述する第2ブラケット3の円形ガイド溝31aに摺接状態で嵌入されるようになっている。
第2ブラケット3は、下方が半円形状に形成されていると共に上方が二股状に分岐して形成されている。かかる第2ブラケット3の右側面には、半円形状部分の曲率中心を中心とした押し起こしによる円形膨出部31が膨設されていると共に、この円形膨出部31の中心部分には上記第1ブラケット2の挿通孔21に対向した貫通孔32が穿設されている。
また、円形膨出部31の左側には装着凹部33が凹設されている。この装着凹部33の内径寸法は、上記一対のガイド部材22の曲率半径より僅かに大きく寸法設定されて、第1ブラケット2と第2ブラケット3とを合わせた状態で、各ガイド部材22は、それらの円弧外周面が装着凹部33の内周面に摺接しながら装着凹部33に嵌め込まれるようになっている。
また、装着凹部33の左側面には、上記ガイド凸条22bに対応した貫通孔32と同心の円形ガイド溝31aが凹設され、ガイド凸条22bが円形ガイド溝31aに嵌め込まれることによって第1ブラケット2と第2ブラケット3との相対回動がより安定して行われるようになっている。かかる装着凹部33の内周面には、径方向に切り込まれることによって形成された内歯34が上下で対向して設けられている。
かかる第2ブラケット3の上縁部には、前後端部にそれぞれ取付孔が穿設され、これらの取付孔を介してボルト止めされることにより第2ブラケット3がシートバックS2に固定されるようになっている。また、押え板35,36を有しており、これらの押え板35,36によって、第1ブラケット2が第2ブラケット3から外れないように両ブラケットの装着位置を位置決めするようになっている。
そして、第2ブラケット3に第1ブラケット2を積層した状態で押え板35,36を第2ブラケット3に固定することにより、押え板35が第1ブラケット2の回動を許容しながらその上部を押さえた状態になり、これによって第1ブラケット2の上部が第2ブラケット3から離間するのを防止するようにしている。
また、上記第1ブラケット2の下縁部にも前後端部にそれぞれ取付孔が穿設され、これらの取付孔を介してボルト止めされることにより第1ブラケット2がシートボトムS1に固定されるようになっている。
図6はリクライナの組立て状態におけるロックプレートとカムとの関係を示す説明図であり、(a)は受動側の正面図、(b)は駆動側の正面図をそれぞれ示している。図6に示すように、ロックプレート4は、第1ブラケット2の案内溝25に上下動可能に嵌め込まれる係止歯プレート41と、この係止歯プレート41の基端側に一体に連設された鈎形プレート42とからなっている。
係止歯プレート41は、先端縁に形成された第2ブラケット3の内歯34(図5)に噛合する係止歯41aを有しており、ガイド部材22が装着凹部33に嵌め込まれた状態で係止歯41aが内歯34に噛合することにより第1ブラケット2と第2ブラケット3との相対回動が規制されるようになっている。
鈎形プレート42は、外方の側縁部がガイド凹部23の内縁部に摺接すると共に、内方の縁部が第1カム5、第2カム5’の各外周面に摺接するように形状設定され、係止歯プレート41の基端部に一体に結合された横方向に延びる横プレート43と、この横プレート43の一端部から係止歯プレート41と反対方向に延びた縦プレート44とからなっている。縦プレート44の長さ寸法は、ガイド凹部23の上下寸法より所定距離だけ短く寸法設定され、これによって縦プレート44はガイド凹部23内で所定距離だけ上下動し得るようになっている。
上記所定距離は、係止歯41aの歯丈寸法より若干大きめに設定され、鈎形プレート42が挿通孔21から径方向に外方に向けて移動することによって係止歯プレート41の係止歯41aが内歯34に噛合する一方、鈎形プレート42が挿通孔21の方向に向けて移動することにより、係止歯41aの内歯34に対する噛合が解除されるようになっている。
横プレート43と縦プレート44とは略直角に結合され、これら横プレート43及び縦プレート44の各内側部分に第2カム5’を収容する湾曲凹部45が形成されている。また、横プレート43の両端部には、ガイド部材22のガイド突起22aに当接する当接突片43aが設けられ、これらの当接突片43aがガイド突起22aに当接することにより係止歯プレート41の荷重を受けた方向に向かう傾倒が阻止され、これによって常に係止歯41aが内歯34に対して確実に噛合されるようにしている。
縦プレート44の略中央位置には第1カム5,第2カム5’に向かって突設された係合突起44aが設けられ、この係合突起44aが回動するカム5と干渉することによって係止歯プレート41が案内溝25内に没入するようになっている。
一対のロックプレート4は、それらが挿通孔21の孔心を中心とした収容空間24の点対称位置に装着された状態で、一方の縦プレート44の先端部が他方の横プレート43の側端面に当接するように形状設定されており、これによって各ロックプレート4の収容空間24への装着状態が安定するようになっている。
第1カム5,第2カム5’は、ともに略楕円形状を呈したカム本体52と、このカム本体52の点対称位置の縁部から外方に向かって突設された一対の押圧突起51とからなっている。第2カム5’のカム本体52の中心部分には、カム駆動軸6が挿嵌される嵌合孔53が穿設されると共に、後述する受動プレート7の仮係合突起74が遊挿される仮係合孔54が穿設されて異形孔が形成されている。第1カム5のカム本体52の中心部分には、カム駆動軸6が挿嵌される嵌合孔53が穿設されると共に、操作レバー10の仮係合突起101(図2)が遊挿される仮係合孔54が穿設されて異形孔が形成されている。
一方、カム駆動軸6は、シートバックS2を横断して左右のリクライナ1,1’間に架橋され、操作レバー10の操作が両リクライナ1,1’に及ぶようにしている。具体的には、カム駆動軸6の両端には、上記嵌合孔53に嵌合されるように寸法設定された嵌合部6a,6bが形成されていて(図3,図4)、両嵌合部6a,6bに第1カム5、第2カム5がそれぞれの嵌合孔53で嵌合されている。
そして、操作レバー10の引き上げ操作力Pで、カム駆動軸6を回動することにより、一方のリクライナ1の第1カム5が回動されると共に、他方のリクライナ1’の第2カム5’も同時に回動され、両カム5,5’がカム駆動軸6の軸心回りに同期回動するようになっている。
上記一対の押圧突起51は、各ロックプレート4の縦プレート44にそれぞれ突設された係合突起44aに対応して設けられ、両カム5,5’がカム駆動軸6回りに時計方向に回動することによって押圧突起51が係合突起44aを押圧し、これによって、ロックプレート4は係止歯41aが案内溝25内に没入したロック解除位置に位置するようになっている。
受動プレート7は、図5に示すように、円板状を呈した本体板71と、この本体板71から下方に階段状に屈曲して延設された取手72と、この取手72の下端にビス止め固定される補助板72aとからなっている。本体板71には、カム駆動軸6を挿嵌するための嵌合孔73が穿設されていると共に、この嵌合孔73を挟んで一対の仮係合突起74が第1ブラケット2の挿通孔21に貫通されるように突設されている一方、上記第2カム5’には仮係合突起74が遊挿される仮係合孔54が穿設されている。カム5と本体板71とで第1ブラケット2を挟んだ状態で上記仮係合孔54に仮係合突起74を遊挿し仮の位相合わせをして、第2カム5’の嵌合孔53にカム駆動軸6を係合することにより、操作レバー10をカム駆動軸6回りに回動することによって、第2カム5’がカム駆動軸6回りに共回りするようになっている。
かかる受動プレート7は、仮係合突起74が第1ブラケット2の挿通孔21に貫通されて第2カム5’の仮係合孔54に遊挿された状態で、かつ保持プレート8の後述する挿通孔83からその取手72を突出させた状態でその保持プレート8が第1ブラケット2にリベットで固定され、これによって受動プレート7の第1ブラケット2への装着状態を安定させるようになっている。
保持プレート8は、受動プレート7の本体板71を押さえるプレート本体81と、このプレート本体81の上縁部に外方に向かって突設された円弧板82と、受動プレート7の取手72を挿通させる矩形の挿通孔83とからなっている。プレート本体81の下縁部後端にはばね掛け突片83が突設されている一方、上記保持プレート8の挿通孔83から突出させた上記受動プレート7の取手72に更に取り付けた補助板72aにもばね掛け突片75が突設され、これら両突片75,83間にコイルばね84が張設されることによって受動プレート7がカム駆動軸6回りに反時計方向に向けて付勢されるようにしている。
そして、受動プレート7がカム駆動軸6回りに反時計方向に向けて付勢されることにより、上記第2カム5’も受動プレート7の嵌合孔73に挿嵌するカム駆動軸6を介してカム駆動軸6回りに反時計方向に向かって回動するように付勢力を受けているため、これによる係止歯41aの案内溝25から外部への突出によって係止歯41aが第2ブラケット3の内歯34に噛合し、普段は第2ブラケット3のカム駆動軸6回りの回動が規制された状態になっている。
この状態で操作レバー10を上方に向けて操作することにより、両カム5,5’がカム駆動軸6回りに時計方向(図6中のA方向)に回動し、両カム5,5’の各押圧突起51による係合突起44aの押圧により係止歯41aが第1ブラケット2の案内溝25内に(図6中のB方向に)没入して係止歯41aの内歯34に対する噛合が解除(ロック解除)され、これによってシートバックS2の傾倒姿勢を任意に設定し得るようになる。
また上記押え板35にも、図5における左方に向かって突設されたばね掛け突片35aが突設され、このばね掛け突片35aと上記保持プレート8の円弧板82前縁部との間に付勢手段としての渦巻きばね9が装着されている。そしてこの渦巻きばね9によって第2ブラケット3が押え板35を介してカム駆動軸6回りに反時計方向(図6のA方向と反対方向)に向かう付勢力を受け、シートバックS2はかかる第2ブラケット3を介して常に前倒姿勢になるように付勢されている。
ここで、本発明によるリクライニング装置の駆動伝達系の動作についてさらに詳しく説明する。図7,図8はそれぞれ駆動側と受動側のリクライナの動作を示す説明図であるが、両リクライナ間は上述したようなカム駆動軸で連結されている。
通常のロック解除操作は、図7(a)に示すように、操作レバー10を操作すると、その操作レバー10の異形孔101のa1,b1部がカム駆動軸6の一方端部側のa2,b2部にそれぞれ当接して、第1カム5を図中のA方向に回転させる。さらに操作レバー10を操作すると、図7(b)に示すように、カム駆動軸6の一方端部側のa3,b3部が第1カム5のa4,b4部に当接して、第1カム5を図中のA方向に回転させ、上述したように操作側のロック解除を行う。
そして、カム駆動軸6が回動すると、図8(a)に示すように、受動側において、カム駆動軸6の他方端部側のa5,b5部が第2カム5’のa6,b6部に当接して、第2カム5’を図中のA方向に回転させ、上記操作側と同様に受動側のロック解除を行う。
一方、図1のシートバックS2の中央よりに衝撃力Fが加わり、図8(b)に示すように、受動側のリクライナ1’が図中のC方向に回転した場合、本実施形態では、カム駆動軸6のa7,b7部と第2カム5’のa8,b8部との間には遊び部分6c,6cによる隙間があるため、同図(b)の二点鎖線のように第2カム5’だけがリクライナ1’ごと回転するものの、カム駆動軸6は回転しない。このカム駆動軸6が回転しないことにより、駆動側のリクライナ1の第1カム5も回転せず、したがって駆動側のリクライナ1のロック解除は起こらない。
以上説明したように、本実施形態によれば、カム駆動軸6の一方端部に第1カム5が外嵌されるとともに、他方端部にも第2カム5’が外嵌され、上記カム駆動軸6の一方端部側に操作レバー10が連結されていて、この操作レバー10が操作されたときには、操作レバー10の駆動力がカム駆動軸6に直接伝達されて該カム駆動軸6が回動し、このカム駆動軸6の回動によって両カム5,5’が同期して回動することが許容される一方、上記他方端部側の第2カム5’がシート後方からの外力により上記操作レバー10の操作によるカム駆動軸6の回動方向と反対方向に回動したときには、この第2カム5’の回動に連動して上記一方端部側の第1カム5が回動することが禁止される。したがって、例えば車体内部において、大きな荷物を後部座席に載せたいとき、誤って車体中央よりの前部座席に衝突させるなどして、上記図1に示したように、シート後方からの外力としての衝突力Fによりシートバックフレーム、リクライニングの取付ブラケットの変形が発生し、その結果シートS両側の変位に差が生じたとしても、変位量の多い上記他方端部側の第2カム5’はリクライナ1’ごと回動するものの(このとき、第2カム5’はリクライナ1’に対して相対的には回動していないので、その第2カム5’側のリクライナ1’はロック解除されない)、連動禁止手段を設けることによりこの他方端部側の第2カム5’側のリクライナ1’の回動によってシートSの変形量の少ない一方端部側の第1カム5が回動しなくなるので、当該第1カム5側のリクライナ1がロック解除されることはない。この第1カム5が回動しなくなることにより、カム駆動軸6を介して連結された他方端部側の第2カム5’もリクライナ1’に対して相対的に回動しないままとなり、その第2カム5’側のリクライナ1’がロック解除されることもない。その結果、両リクライナ1,1’はともにロック状態を維持するので、シートバックS2が大きく前傾してしまうといった不具合がなくなる。
また、本実施形態では、カム駆動軸6の他方端側を部分的に窪ませるだけでその遊び部分6c,6cを有する嵌合部6bを形成している。したがって、既存のリクライニング装置を改造して本発明を適用することもできる。具体的にはカム駆動軸6を交換するだけで、既存のリクライナ1,1’を使用することができるので、本発明の適用によるコストアップを最小限度に抑えることができる。このように非常に簡単な構成にもかかわらず、上述した如くシートSの変形量の少ない側のリクライナ1のロック解除、更には他方側のリクライナ1’のロック解除を確実に防止できる。
なお、本発明のシートSのリクライニング装置は、上記した実施形態の具体的構成に限定されるものではなく、必要に応じ適宜構成を変形、追加又は削除した構成としてもよいことは言うまでもない。
例えば図9に示す変形例1では、カム駆動軸6の他方端部側に外嵌される第2カム5’の嵌合孔53を部分的に拡大した遊び部分53a,53aを設け、他方端部側に外嵌されるカム5の嵌合孔53にはそれを設けない。
このように、カム駆動軸6の他方端部側に外嵌される第2カム5’の嵌合孔53を部分的に拡大するだけでその遊び部分53a,53aを形成できる。したがって、非常に簡単な構成で、シートSの変形量の少ない側のリクライナ1’のロック解除、更には他方側のリクライナ1のロック解除を防止できる。この場合は、カム駆動軸6の両端形状が同じとなるので、その組み付け時の方向性がなくなり作業性が向上する。
また、図10に示す変形例2では、カム5’とカム駆動軸6との中間部位に軸部材を設け、この軸部材には嵌合部61と被嵌合部62とを設ける。その被嵌合部62内側を小判形状とし、嵌合部61はこの被嵌合部62の上下点対称となる位置を窪ませて遊び部分63,63による隙間を設ける。或いは、この逆にその嵌合部61外側を小判形状とし、被嵌合部62はこの嵌合部61の上下点対称となる位置を部分的に拡大して遊び部分による隙間を設けてもよい。
このように嵌合部61を部分的に窪ませるか、或いは、被嵌合部62を部分的に拡大するだけでその遊び部分を形成できる。したがって、非常に簡単な構成で、シートSの変形量の少ない側のリクライナ1’のロック解除、更には他方側のリクライナ1のロック解除を防止できる。この場合、カム駆動軸6の両端形状が同じとなるので、その組み付け時の方向性がなくなり作業性が向上する。さらに、カム駆動軸だけを交換することだけで済み、既存のリクライナを使用することができるので、本発明の適用によるコストアップを極力抑えることもできる。
また上記実施形態では、カム駆動軸6の一方端部側の嵌合部6aを小判形状とし、他方端部側の嵌合部6bを嵌合部6aに遊び部分6c,6cを設けているが、一方端側部の嵌合部を小判形状以外の形状、例えば星形状とし、他方端部側の嵌合部をこの星形状の嵌合部に上記と同様の遊び部分を設けることとしてもよいし、それらの形状の組み合わせであってもよい。また、カム駆動軸6は、必ずしもパイプを絞り加工する必要はなく、例えばロッド材を切削加工することとしてもよい。これらについては、上記変形例1,2においても全く同様である。
また上記実施形態では、第1ブラケット2をシートボトムS1に取り付け、第2ブラケット3をシートバックS2側に取り付けているが、この逆に第1ブラケット2をシートバックS2に取り付け、第2ブラケット3をシートボトムS1側に取り付けてもよい。
また上記実施形態では、自動車のシートのリクライニング装置について説明したが、狭隘な空間内に荷物を積載するような他車両等のシートのリクライニング装置についても、本発明を適用することができる。
本発明が適用される自動車用のリクライニングシートの構成例を示す側面図である。 リクライニングシートに内装されるリクライニング装置の主要部を示す分解斜視図で3ある。 カム駆動軸の一方端部側を示す図であって、(a)は斜視図、(b)はX−X線断面図である。 カム駆動軸の他方端部側を示す図であって、(a)は斜視図、(b)はY−Y線断面図である。 受動側のリクライナの主要部を示す分解斜視図である。 リクライナを組立てた状態でのロックプレートとカムとの関係を示す説明図であり、(a)は受動側の正面図、(b)は駆動側の正面図をそれぞれ示している。 駆動側のリクライナの動作を示す説明図である。 受動側のリクライナの動作を示す説明図である。 本発明のリクライニング装置の変形例1を示す説明図である。 本発明のリクライニング装置の変形例2を示す説明図である。
符号の説明
1,1’ リクライナ
2 第1ブラケット
3 第2ブラケット
4 ロックプレート
5 第1カム
5’ 第2カム
6 カム駆動軸
6a 嵌合部
6b 嵌合部
6c 遊び部分(連動禁止手段)
9 渦巻きばね(付勢手段)
10 操作レバー
25 案内溝
34 内歯
41a 係止歯
S リクライニングシート
S1 シートボトム
S2 シートバック

Claims (4)

  1. シートボトム及びシートバックのいずれか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固定されて第1ブラケットに回動中心回りに相対回動可能に連結された第2ブラケットと、第1ブラケット及び第2ブラケット間に介設された上記回動中心回りに回動可能なカムと、このカムの正逆回動に連係して第1ブラケット及び第2ブラケット間で径方向に出没するロックプレートとが備えられ、第1ブラケットにはロックプレートの出没を案内する案内溝が設けられている一方、第2ブラケットには上記案内溝から突出状態のロックプレート先端の係止歯と噛合する内歯が設けられ、上記ロックプレートが上記案内溝から突出するようにカムを回動軸回りに付勢する付勢手段が設けられたリクライナが、シートボトムを挟んで左右に設けられていて、両リクライナ間を横断するカム駆動軸で架橋され、このカム駆動軸を介して操作レバーの操作が両リクライナに及ぶように構成されているシートのリクライニング装置であって、
    上記カム駆動軸の一方端部に第1カムが外嵌されるとともに、他方端部に第2カムが外嵌され、上記カム駆動軸の一方端部側に操作レバーが連結されていて、この操作レバーが操作されたときには、操作レバーの駆動力がカム駆動軸に直接伝達されて該カム駆動軸が回動し、このカム駆動軸の回動によって両カムが同期して回動することを許容する一方、上記第2カムがシート後方からの外力により上記操作レバーの操作によるカム駆動軸の回動方向と反対方向に回動したときには、この第2カムの回動に連動して第1カムが回動することを禁止する連動禁止手段を設けたことを特徴とするシートのリクライニング装置。
  2. 上記連動禁止手段は、カム駆動軸の他方端部に設けられた、第2カムの嵌合孔に対する遊び部分であることを特徴とする請求項1記載のシートのリクライニング装置。
  3. 上記連動禁止手段は、第2カムの嵌合孔に設けられた、カム駆動軸の他方端部に対する遊び部分であることを特徴とする請求項1記載のシートのリクライニング装置。
  4. 上記連動禁止手段は、前記カムとカム駆動軸との中間部位に嵌合部と被嵌合部とを設けており、嵌合部と被嵌合部とのいずれか一方に設けられた、他方に対する遊び部分であることを特徴とする請求項1記載のシートのリクライニング装置。
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