JP2005147749A - スキャン回路を備える半導体集積回路、スキャン回路システムおよびスキャンテストシステム - Google Patents

スキャン回路を備える半導体集積回路、スキャン回路システムおよびスキャンテストシステム Download PDF

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Abstract

【課題】スキャンパスに故障が生じてもスキャンテスト可能なスキャン回路。
【解決手段】テスト対象の組み合わせ回路22と、組み合わせ回路22と交互に配置されるスキャン回路180と、スキャン回路を構成するスキャン記憶素子13〜21と、第1のスキャン回路に挿入され、第1のスキャン記憶素子群SG13と第2のスキャン記憶素子群SG14を接続する第1の選択回路23と、第2のスキャン回路に挿入され、第3のスキャン記憶素子群SG16と第4のスキャン記憶素子群SG17を接続する第2の選択回路24と、スキャン記憶素子13のスキャンアウトから第1の選択回路23に至る第1の経路と、スキャン記憶素子16のスキャンアウトから第1の選択回路23に至る第2の経路30とを備え、第1の選択回路23において第1の経路と第2の経路30を選択するスキャン回路を備える半導体集積回路。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路のテスト容易化設計に関わるもので、特にスキャン回路のシフトテストを目的とした回路設計に適用される、スキャン回路を備える半導体集積回路、スキャン回路システムおよびスキャンテストシステムに関するものである。
大規模かつ複雑なLSI回路をテストするためのテストパターンの作成作業は、LSIの設計期間の大きな部分を占める。設計機能検証のために作成したテストパターンから、故障検出率の高くなる組み合わせを選んで、製造試験に用いることもあるが、この場合問題になるのは、選択したテストパターンの品質が、製造試験に充分と考えられる故障検出率に達しないことが多いということである。機能検証用のテストパターンは、設計の範囲内において各機能が正しく実行されていることを基準として作成されるが、これは回路内の故障が検出されるかという基準とは異なるものである。また、大規模かつ複雑なLSI回路では、故障検出率を求めるための故障シミュレーションの実行に膨大な時間がかかるため、故障をサンプリングして故障シミュレーションを行ったり、論理シミュレーションで求められる各信号の活性化率をもとにパタンを選択したりする。これらの場合には、故障検出率が正確に求められないことになる。
「テスト容易化設計(デザイン・フォー・テスタビリティ(DFT:Design for Testability))」とは、LSI回路にできるだけ小規模のテスト回路を付加することによりそのテスト容易性を高め、テストパターンの作成期間やテストパターンサイズ、テスト時間、最終的な故障検出率を最適化するための技術である。テスト容易化設計の代表的な技術には、スキャン設計、メモリ・ビルト・イン・セルフ・テスト(BIST:Built-in-self-test)、ロジックBISTなどがある。
スキャン設計は、従来から広く用いられているテスト容易化設計技術である。順序回路内のすべてのレジスタ(フリップフロップ(F/F)あるいはラッチ)はスキャンレジスタと呼ばれる特殊なレジスタに置き換えられ、一つ以上のシフトレジスタ(スキャンパス)としてシリアルに接続される。この構造を用いて、通常は難しい回路内部のレジスタの制御・観測を、外部の入出力端子を用いて直接行なえるようになる。これにより、テストパターンの作成作業が大幅に単純化される。特にプログラムによるテストパターン自動生成(オートマティック・テストパターン・ジェネレーション(ATPG:Automatic Test Pattern Generation))を用いて、高い故障検出率を持つテストパターンを短期間で作成することが可能になる。
故障したF/Fを除く他のF/Fを全て使用すると共に、集積回路の判定不良を防止し、スキャンパスの読み出し・書込み時間を短縮するテスト回路については、既に開示されている(特許文献1参照)。また、スキャンパス上に少々の故障が存在しても、スキャンパス等の制御やテストパターンの観測を可能にする半導体集積回路についても既に開示されている(特許文献2参照)。
従来のスキャン回路を備える半導体集積回路は、図31の接続概略図に示すように、スキャン回路150を構成する記憶素子1と、スキャンテストのテスト対象回路2と、スキャン回路150のシフト入力端子3と、スキャン回路150のシフト出力端子4と、スキャンパス5とから構成される。従来のスキャン回路を備える半導体集積回路のシフトテストでシフト接続に不良があった場合の概略図は、図32に示されるように、故障解析の対象とならないスキャン記憶素子6と、故障解析の対象となるスキャン記憶素子7と、スキャンテストのテスト対象回路8と、故障部9とから構成される。従来のスキャン回路を備える半導体集積回路でクロックドライバに不良があった場合の概略図は、図33に示すように、スキャン記憶素子10と、スキャン記憶素子のうち、クロックツリーの末端の素子により動作制御され、故障の発生した記憶素子11と、スキャンテストのテスト対象回路12とから構成される。
特開平4−250371号公報 特開平10−31056号公報
従来のスキャン設計は、複数の独立したスキャンパスから構成される。図31に示された従来のスキャン回路を備える半導体集積回路は、スキャン回路のシフトテストの実行において、図32の故障部9に示されるような異常があった場合、そのスキャンパスに属する全ての記憶素子7が故障解析の対象となる。記憶素子の数が数千個あった場合には、それら全てが故障解析の対象となり、故障解析は非常に困難であり問題である。即ち、従来の技術では、スキャンシフトテストで異常があった場合、そのスキャンパス全てが故障解析の対象となっていた。
また、従来のスキャン設計は、クロックツリーの構造を考慮せずに回路が構成されるので、クロックツリーの末端もしくは上位の素子から制御される。例えば、故障の発生したスキャン記憶素子11が図33に示す様に接続されるとする。この場合、クロックツリーに故障があった場合、図33の全てのスキャンパスで異常が見つかり解析が困難となり問題である。即ち、従来の技術では、クロックツリーの構造を考慮せずに回路が構成されるので、クロックのドライバに不良があった場合、故障があるクロックのドライバに繋がるスキャン記憶素子を含む全てのスキャンパスで異常が発見され、故障解析が非常に困難となる。
更に、クロックツリーと同様の問題がセット信号及びリセット信号でも発生する。即ち、従来の技術では、セット信号およびリセット信号の構造に不良があった場合、それらに繋がるスキャン記憶素子を有するスキャンパス全てで異常が発見され、故障解析が非常に困難となる。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とする所は、解析費用や時間を削減することが出来るスキャン回路を備える半導体集積回路、スキャン回路システムおよびスキャンテストシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、(イ)テスト対象となる複数の組み合わせ回路と、(ロ)組み合わせ回路に隣接し、且つ組み合わせ回路と交互に配置される複数のスキャン回路と、(ハ)スキャン回路を構成する複数個のスキャン記憶素子と、(ニ)複数のスキャン回路の内の第1のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第1のスキャン記憶素子群と第2のスキャン記憶素子群を接続する第1の選択回路と、(ホ)複数のスキャン回路の内の第2のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第3のスキャン記憶素子群と第4のスキャン記憶素子群を接続する第2の選択回路と、(へ)第1のスキャン記憶素子群内に配置され、第1の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから第1の選択回路に至る第1の経路と、(ト)第3のスキャン記憶素子群内に配置され、第2の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから第1の選択回路に至る第2の経路とを備え、(チ)第1の選択回路において第1の経路と第2の経路を選択するスキャン回路を備える半導体集積回路であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、(イ)テスト対象となる複数の組み合わせ回路と、組み合わせ回路に隣接し、且つ組み合わせ回路と交互に配置される複数のスキャン回路と、スキャン回路を構成する複数個のスキャン記憶素子と、複数のスキャン回路の内の第1のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第1のスキャン記憶素子群と第2のスキャン記憶素子群を接続する第1の選択回路と、複数のスキャン回路の内の第2のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第3のスキャン記憶素子群と第4のスキャン記憶素子群を接続する第2の選択回路と、第1のスキャン記憶素子群内に配置され、前記第1の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから第1の選択回路に至る第1の経路と、第3のスキャン記憶素子群内に配置され、第2の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから第1の選択回路に至る第2の経路とを備え、第1の選択回路において第1の経路と第2の経路を選択するスキャン回路を備える半導体集積回路と、(ロ)スキャンパスに接続される入力バッファおよび出力バッファと、(ハ)入力バッファに接続されるスキャンシフト入力端子と、(ニ)出力バッファに接続されるスキャンシフト出力端子とを備えるスキャン回路システムであることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、(イ)テスト対象となる複数の組み合わせ回路と、組み合わせ回路に隣接し、且つ組み合わせ回路と交互に配置される複数のスキャン回路と、スキャン回路を構成する複数個のスキャン記憶素子と、複数のスキャン回路の内の第1のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第1のスキャン記憶素子群と第2のスキャン記憶素子群を接続する第1の選択回路と、複数のスキャン回路の内の第2のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第3のスキャン記憶素子群と第4のスキャン記憶素子群を接続する第2の選択回路と、第1のスキャン記憶素子群内に配置され、第1の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから第1の選択回路に至る第1の経路と、第3のスキャン記憶素子群内に配置され、第2の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから第1の選択回路に至る第2の経路とを備え、第1の選択回路において第1の経路と第2の経路を選択するスキャン回路を備える半導体集積回路と、スキャンパスに接続される入力バッファおよび出力バッファと、入力バッファに接続されるスキャンシフト入力端子と、出力バッファに接続されるスキャンシフト出力端子とを備えるスキャン回路システムと、(ロ)スキャン回路システムによって発生されるテストパターンを入力し、テスト結果をスキャン回路システムに対してフィードバックするテスタと、(ハ)ルートドライバから構成され、スキャン回路システムに接続されるクロックツリーとを備えるスキャンテストシステムであることを要旨とする。
本発明のスキャン回路を備える半導体集積回路により、故障解析の対象を絞り込むことが可能となり、故障解析の費用や時間を削減することができる。又、スキャン回路を作成する際にこれらの処理を自動化し、設計や故障解析時間や故障解析の精度向上が可能となる。また、クロックツリーを構築するバッファの故障やセット/リセット信号の故障について、F/Fレベルでの絞込みが可能となる。また、シフトパス中の故障の解析が容易となる。
本発明の実施の形態に係るスキャン回路180を備える半導体集積回路では、スキャンテストのシフトテスト用として、スキャンパス38〜40,41〜43(図4)の途中に選択回路23〜28を挿入して、スキャンパス38〜40,41〜43の全てのテスト対象となる記憶素子13〜21のシフトテスト経路を複数選択できるようにするため、経路の異なる複数のシフトテストを実施する。更に、スキャンパスの経路の選択回路23〜28と次の選択回路23〜28の間に、クロックツリー100の末端もしくは上位のドライバから制御される記憶素子群48〜51を配置する。更に、上記と同様にセット及びリセット信号により制御されるテスト対象記憶素子58〜59,62〜63を同スキャンパス経路に構成する。また、これらのスキャン回路180を備える半導体集積回路を含むスキャン回路システム200やこれらのスキャン回路を備える半導体集積回路を利用し、得た故障情報を使用し、故障個所の特定をするスキャンテストシステムおよびスキャンテスト方法を提供する。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術思想を下記のものに特定するものではない。この発明の技術思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[スキャン回路を備える半導体集積回路]
(第1の実施の形態)
(スキャン回路を備える半導体集積回路の基本構成)
本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路は、図1に示すように、テスト対象となる複数の組み合わせ回路22と、組み合わせ回路22に隣接し、且つ組み合わせ回路22と交互に配置される複数のスキャン回路180と、スキャン回路180を構成する複数個のスキャン記憶素子であるDタイプF/F13〜21と、複数のスキャン回路180の内の第1のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第1のスキャン記憶素子群SG13と第2のスキャン記憶素子群SG14を接続する第1の選択回路23と、複数のスキャン回路180の内の第2のスキャン回路に挿入され、スキャン回路内の第3のスキャン記憶素子群SG16と第4のスキャン記憶素子群SG17を接続する第2の選択回路24と、前記第1のスキャン記憶素子群SG13内に配置され、第1の選択回路23の前段のスキャン記憶素子13のスキャンアウトから第1の選択回路23に至る第1の経路と、第3のスキャン記憶素子群SG16内に配置され、第2の選択回路24の前段のスキャン記憶素子16のスキャンアウトから第1の選択回路23に至る第2の経路30とを備え、第1の選択回路23において第1の経路と前記第2の経路30を選択することを特徴とする。このように構成することによって、選択回路23の設定を変更することで、スキャンパスの経路を変更することができる。選択回路24乃至28の経路選択も同様に構成する。経路選択により複数の経路でテスト可能となるが、このとき、スキャンテストの記憶素子の数とスキャンパスの本数は変わらない。即ち、図1の例では、スキャンテストの記憶素子を構成するDタイプF/F13〜21の数に変動はなくまた、スキャンパスの本数も3本であり、変化はない。
各スキャンパスの入力から次の選択回路まで、若しくは選択回路から次の選択回路まで、若しくは選択回路から出力までのスキャン記憶素子群を「スキャンセグメント」と呼ぶ。図1において、SG13〜SG21と表示されたDタイプF/F群がスキャンセグメントを構成している。
(選択回路)
選択回路23〜28は、マルチプレクサから構成される。このような選択回路の1つである選択回路23は、例えば図2に示すように、ルート1およびルート2の2つの経路からのセグメント信号を、制御信号CSによって切り替えて、次段スキャンチェインへと伝達する切り替え回路としての役割を果たす。図2の例では、2つの経路の例が示されているが、より多くの経路からの経路選択を行なう場合もある。
選択回路23〜28の設定を変更することにより、スキャンのシフトテストのスキャンパスを変更した例を図4に示す。図4(a)に示すシフトテスト1では、スキャンパス38(図1のSG13−SG14−SG15)、スキャンパス39(図1のSG16−SG17−SG18)、スキャンパス40(図1のSG19−SG20−SG21)が選択されたことを示している。図4(b)に示すシフトテスト2では、スキャンパス41(図1のSG13−SG20−SG18)、スキャンパス42(図1のSG16−SG14−SG21)、スキャンパス43(図1のSG19−SG17−SG15)が選択されたことを示している。
(セグメント内に故障部のある場合の動作例)
図1に示す本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路において、セグメントSG18に故障部36が存在する場合の例を図3に示す。従来の技術では、図32を用いて説明した様に、故障の解析対象が図3のセグメントSG16−セグメントSG17−セグメントSG18からなるスキャンパス上のすべてのDタイプF/F群となる。一方、本発明のスキャン回路を使用すれば、図4(a)および(b)に示すように、スキャンテスト1およびスキャンテスト2の2回のシフトテストを実施することで、故障の解析対象をセグメントSG18に限定することができる。図4(a)のスキャンテスト1ではスキャンパス38〜40に対してそれぞれパス、フェイル、パスの結果が得られる。又、図4(b)のスキャンテスト2ではスキャンパス41〜43に対してそれぞれフェイル、パス、パスの結果が得られる。スキャンテスト1において、スキャンパス39がフェイルであることから、スキャン記憶素子群SG16,SG17若しくはSG18に故障部が存在することが予想できる。更に、スキャンテスト2において、スキャンパス41がフェイルであることから、スキャン記憶素子群SG13,SG20若しくはSG18に故障部が存在することが予想できる。従って、図4(a)と図4(b)の2つのテスト結果を組み合せて判断することによって、故障の解析対象をセグメントSG18に限定することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路においては、スキャンパスの途中に切り替え回路を挿入し、スキャンパスの経路を複数にすると共に、スキャン回路のシフトテストを複数回実行することで、故障を起こしている個所を絞り込むことが可能となる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を、図5乃至図7を用いて説明する。スキャン回路を備える半導体集積回路の基本構造は、図6に示すように、第1の実施の形態と同様のものを作成する。クロックツリーの構造は、図5に示すように、ルートドライバ44から分岐した2個のサブドライバ45と、更にそれぞれのサブドライバ45から分岐した2個のサブドライバ46と2個のサブドライバ47から構成される。スキャン記憶素子群48,49は、それぞれのサブドライバ46で制御され、スキャン記憶素子群50,51は、それぞれのサブドライバ47で制御されることを示している。
本発明の第2の実施の形態では、これらの同一のルートドライバまたはドライバで制御される記憶素子群を、スキャンパスを構成する1つのセグメントSGに配置する。例えば、図5のスキャン記憶素子群48、49、50および51をそれぞれ、図6のセグメントSG19、SG21、SG16およびSG15に配置する。
図5に示すように、サブドライバ47自体に故障部52があった場合を考える。ここで比較のために、本発明の第2の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の構造で、クロックツリーの末端の素子から制御される記憶素子群を複数のセグメントに構成した場合の概略図を、参考例として図8に示す。又、図8において、スキャン回路のシフトテストを複数回実施した場合のテストスキャンパスの概略図を、参考例として図9に示す。図8の参考例に示すように、スキャン記憶素子群51は、例えば、セグメントSG14、セグメントSG19およびセグメントSG20内に配置されている。同一のルートドライバまたはサブドライバで制御される記憶素子群が複数のセグメントにわたって配置されるため、図9(a)および(b)に示すように、スキャンテスト1およびスキャンテスト2を実施しても複数のスキャンパスで異常なスキャン記憶素子群51が検出され、故障解析が困難となる。即ち、図9(a)のスキャンテスト1の例では、スキャンパス38〜40においてそれぞれフェイル、パス、フェイルの結果が得られ、図9(b)のスキャンテスト2の例では、スキャンパス41〜43においてそれぞれフェイル、フェイル、フェイルの結果が得られ、複数のスキャンセグメントで異常なスキャン記憶素子群が検出され、故障解析が困難となる。
本発明の第2の実施の形態においては、図5に示すように、サブドライバ47自体に故障部52があった場合においても、サブドライバ47によって制御される記憶素子群51は、図6に示すように、セグメントSG15に配置される。従って、スキャンテスト1およびスキャンテスト2を図7(a)および(b)に示すように2回実施することで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15に限定することが可能となる。即ち、図7(a)のスキャンテスト1の結果、スキャンパス38〜40においてそれぞれフェイル、パス、パスの結果が得られ、図7(b)のスキャンテスト2の結果、スキャンパス41〜43においてそれぞれパス、パス、フェイルの結果が得られる。従って、図7(a)および(b)の結果を組み合わせることで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15に限定することが可能となる。
クロックツリー上で故障が発生した場合、故障の特定が難しく、特にクロックツリーの構造を考慮せずにスキャンパスを作成した場合には、図8に示すように、クロックのルートドライバまたはサブドライバに故障があると、多数のスキャンパスで異常が発生し、故障個所の特定が困難となる。
本発明の第2の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の構成によれば、クロックツリーの構造を考慮し、クロックのサブドライバ単位でスキャンパスのセグメントを構成することで、シフトテストでのクロック異常の個所を絞り込むことが容易となる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を、図10および図11を用いて説明する。スキャン回路を備える半導体集積回路の基本構造は、図10に示すように、第1の実施の形態と同様のものを作成する。クロックツリーの構造は、図5と同様である。本発明の第3の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路では、同一のルートドライバまたはサブドライバで制御される記憶素子群を、スキャンパスを構成する2つのセグメントに配置する。例えば、図5のスキャン記憶素子群51を図10のセグメントSG15およびSG17に配置する。
本発明の第3の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を構成する図10の回路を利用し、スキャンテスト1およびスキャンテスト2を図11(a)および(b)に示すように2回実施することで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびSG17に限定することが可能となる。
即ち、図11(a)のスキャンテスト1においては、スキャンパス38〜40においてそれぞれフェイル、フェイル、パスの結果が得られ、一方、図11(b)のスキャンテスト2においては、スキャンパス41〜43においてそれぞれパス、パス、フェイルの結果が得られる。従って、図11(a)および(b)の結果を組み合わせることによって、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびSG17に限定することが可能となる。
或いは又、スキャンテスト3およびスキャンテスト4を図11(c)および(d)に示すように2回実施することで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびSG17に限定することも可能となる。
即ち、図11(c)のスキャンテスト3においては、スキャンパス38〜40においてそれぞれパス、フェイル、フェイルの結果が得られ、一方、図11(d)のスキャンテスト4においては、スキャンパス41〜43においてそれぞれパス、フェイル、パスの結果が得られる。従って、図11(c)および(d)の結果を組み合わせることによって、、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびSG17に限定することが可能となる。
本発明の第3の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の構成によれば、クロックのドライバ単位でスキャンパスのセグメントを構成し、かつクロックツリーのバッファを2つのスキャンパスのセグメントSGに分割配置することにより、シフトパスの故障とクロックドライバの故障を識別することが可能となる。
(第3の実施の形態の変形例)
本発明の第3の実施の形態の変形例に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を、図12を用いて説明する。スキャン回路を備える半導体集積回路の基本構造は、図12に示すように、第1の実施の形態と同様のものを作成する。クロックツリーの構造は、図5と同様である。本発明の第3の実施の形態の変形例に係るスキャン回路を備える半導体集積回路では、同一のルートドライバまたはサブドライバで制御される記憶素子群を、スキャンパスを構成する2つのセグメントに配置する。例えば、図5のスキャン記憶素子群51を図10のセグメントSG15の一部分およびセグメントSG17の一部分に配置する。
本発明の第3の実施の形態の変形例に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を構成する図12の回路を利用し、スキャンテスト1およびスキャンテスト2を図11(a)および(b)に示すように2回実施することで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびSG17に限定することが可能となる。
或いは又、スキャンテスト3およびスキャンテスト4を図11(c)および(d)に示すように2回実施することで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびSG17に限定することも可能となる。
本発明の第3の実施の形態の変形例に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の構成によれば、クロックのドライバ単位でスキャンパスのセグメントを構成し、かつクロックツリーのバッファを2つのスキャンパスのセグメントSGに分割配置することにより、シフトパスの故障とクロックドライバの故障を識別することが可能となる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路では、同一のルートドライバまたはサブドライバで制御される記憶素子群を、スキャンパスを構成する1つのセグメントSGに配置する。例えば、図13のスキャン記憶素子群48、49、50および51をそれぞれ、図14に示すように、セグメントSG19、SG21、SG17およびSG15に配置する。
図13に示すように、上位のサブドライバ45自体に故障部55があった場合、クロックツリーの上位のサブドライバを含めたパスを、図11(b)に示すように1つのスキャンパス43に含めることにより、上位のルートドライバまたはサブドライバの故障を発見することも可能となる。図14の場合には、図11(a)および(b)に示すスキャンテスト1および2を実行することによって、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびSG17に限定することが可能となる。
本発明の第4の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の構成によれば、クロックのドライバ単位でスキャンパスのセグメントを構成し、更に、クロックツリーの上位のルートドライバまたはサブドライバを含めたパスを1つのパスに含めるようにスキャンテストのスキャンパスを選択することにより、上位のルートドライバまたはサブドライバの故障発見が容易である。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を、図15を用いて説明する。スキャン回路を備える半導体集積回路の基本構造は、図15に示すように、第1の実施の形態と同様のものを作成する。クロックツリーの構造の概略は図13と同様である。スキャン記憶素子群48〜51は、それぞれのクロックドライバで制御されることを示している。第5の実施の形態では、上位のクロックドライバで制御される記憶素子群を、スキャンパスを構成する1つのセグメントに配置する。例えば、図13の記憶素子群50及び51を図15のセグメントSG15に配置する。図13に示すように、サブドライバ45自体に故障部55があった場合、従来の手法では、故障の特定が難しく、特にクロックツリーの構造を考慮せずにスキャンパスを作成した場合には、クロックのルートドライバまたはサブドライバに故障があると、多数のスキャンパスで異常が発生し、故障個所の特定が困難となる。
第5の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路である図15の回路を利用し、スキャンシフトテストを図4(a)および(b)の通り2回実施することで、故障の解析対象をスキャン記憶素子群50、51が直列に接続されるスキャンセグメントSG15に限定することが可能となる。
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の構成を図16に、またセット(SET)及びリセット(RESET)のツリーの構造の概略を図17にそれぞれ示す。スキャン回路を備える半導体集積回路の基本構造は、第1の実施の形態と同様のものを作成する。図17に示すように、セットのツリーの構造は、ルートドライバ56から分岐した2個のサブドライバ57から構成され、リセットのツリーの構造は、ルートドライバ60から分岐した2個のサブドライバ61から構成される。スキャン記憶素子群58,59は、それぞれのサブドライバ57で制御され、スキャン記憶素子群62,63は、それぞれのサブドライバ61で制御されることを示している。ここでスキャン記憶素子群58および59は、セット信号によって制御されるもので、バッファなどによりツリー構造となっている。スキャン記憶素子群62および63は、リセット信号によって制御されるもので、バッファなどによりツリー構造となっている。
第6の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路では、これらの同一のセットもしくはリセットのルートドライバまたはサブドライバで制御されるスキャン記憶素子群を、スキャンパスを構成する1つのセグメントに配置する。例えば、図17のスキャン記憶素子群58、59、62および63をそれぞれ、図16のセグメントSG19、SG21、SG16およびSG15に配置する。
図17のセットおよびリセットのサブドライバ61自体に故障部64があった場合、故障の特定が難しく、特にクロックツリーの構造を考慮せずにスキャンパスを作成した場合には、セット、リセットのルートドライバまたはサブドライバに故障があると、多数のスキャンパスで異常が発生し、故障個所の特定が困難となる。
図16に示す第6の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を利用し、スキャンシフトテストを、図18(a)および(b)に示すように、2回実施することで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15に限定することが可能となる。
即ち、図18(a)のスキャンテスト1においては、スキャンパス38〜40においてそれぞれフェイル、パス、パスの結果が得られ、一方、図18(b)のスキャンテスト2においては、スキャンパス41〜43においてそれぞれパス、パス、フェイルの結果が得られる。従って、図18(a)および(b)の結果を組み合わせることによって、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15に限定することが可能となる。
本発明の第6の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路によれば、セットおよびリセットでの故障個所の特定が容易となる。また、スキャン回路の構成上、第2の実施の形態において説明したスキャン回路と同様に構成することで、故障の解析対象のスキャンセグメントの絞込みをより細かくすることもできる。
(第7の実施の形態)
本発明の第7の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路を図19に示す。スキャン回路を備える半導体集積回路の基本構造は、第1の実施の形態と同様のものを作成する。セット及びリセットのツリー構造の概略は図17と同様である。第7の実施の形態に係るスキャン回路では、同一のセットもしくはリセットのルートドライバまたはドライバで制御される記憶素子群を、スキャンパスを構成する複数のセグメントに配置する。例えば、図17のスキャン記憶素子群63を図19のセグメントSG15およびセグメントSG17に配置する。
図17のセットおよびリセットのサブドライバ61自体に故障部64があった場合、第7の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路である図19の回路を利用し、スキャンシフトテストを図11(a)および(b)と同様に、2回実施することで、故障の解析対象をスキャンセグメントSG15およびスキャンセグメントSG17に限定することが可能となる。
本発明の第7の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路によれば、セットおよびリセットでの故障個所の特定が容易となる。また、スキャン回路の構成上、第2の実施の形態において説明したスキャン回路と同様に構成することで、故障の解析対象のスキャンセグメントの絞込みをより細かくすることもできる。
[スキャン回路システム]
(クロック・ツリー・シンセシス)
クロック・ツリー・シンセシスによって構築されるクロックツリーの接続例は、図20に示すように、クロック供給源70に接続された2個のサブドライバ71と、更にサブドライバ71に対してツリー構造に接続されるサブドライバ65および66からなる2段のサブドライバ群と、更に最終段のサブドライバ66に対して直並列に接続される複数段のDタイプF/F72から構成される。
(スキャン回路システムの具体的な回路構成例)
本発明の実施の形態に係るスキャン回路システムの具体的な回路構成は、図21に示すように、DタイプF/F72と、スキャンシフト入力73と、入力バッファ74と、スキャンパス組換え回路75と、組み合わせ回路76と、出力バッファ77と、スキャンシフト出力78とから構成される。図21に示すスキャン回路システムの具体的な回路構成は、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路と実質的に同等である。但し、スキャン回路システムとしての拡張性を明らかにするために、スキャンシフト入力73、入力バッファ74、出力バッファ77、およびスキャンシフト出力78の配置を明確化している。又、組み合わせ回路76内には実際上各種の複雑な論理回路が配置されることから、代表的にANDゲート、NANDゲート、NORゲート、ORゲート或いはエクスクルーシブORを用いて、それらの論理回路を模式的に表現している。又、スキャンパス組換え回路75は図1に示した選択回路23〜28、或いは図2に示した選択回路と同等の回路を用いることができることも明らかである。
(動作方法)
(通常動作時)
スキャン回路システムとして、通常動作時の基本回路構成は、図22に示すように、DタイプF/F72と、2個の組み合わせ回路76とから構成される。即ち、通常動作時においては、スキャンテストは実行されず、2個の組み合わせ回路76においては、通常の半導体集積回路としての動作が実行されることになる。DタイプF/F72はスキャンパス方向に直列には接続されず、スキャンパス組換え回路75も動作状態にはない。
(スキャンシフト動作時)
スキャン回路システムとして、スキャンシフト動作時の基本回路構成は、図23に示すように、DタイプF/F72と、スキャンシフト入力73と、入力バッファ74と、スキャンパス組換え回路75と、組み合わせ回路76と、出力バッファ77と、スキャンシフト出力78とから構成される。スキャンセグメントSG13〜SG21に対してセグメント単位でスキャン記憶素子群を配置する。スキャン回路を備える半導体集積回路の第1乃至第7の実施の形態において説明した方法と同様にして、クロックツリーの構造を考慮し、クロックのルートドライバ単位でスキャンパスのセグメントを構成することで、シフトテストでのクロック異常の個所を絞り込むことが容易となる。
(リセット/セットツリーの構成例)
リセットツリーは、図24に示すように、リセット信号供給源80と、リセット信号供給源80に接続されたサブドライバ81と、更にサブドライバ81に対して接続されたサブドライバ82と、サブドライバ82に対して直並列に接続される複数のリセット付きDタイプF/F83とから構成される。図24に示したリセットツリーは、図17に示したリセットツリーの拡張構成例となっている。図21或いは図23に示したスキャン回路システムに適用することによって、リセットでの故障個所の特定が容易となる。
セットツリーは、図25に示すように、セット信号供給源90と、セット信号供給源90に接続されたサブドライバ91と、更にサブドライバ91に対して接続されたサブドライバ92と、サブドライバ92に対して直並列に接続される複数のセット付きDタイプF/F93とから構成される。図25に示したセットツリーは、図17に示したリセットツリーの拡張構成例となっている。図21或いは図23に示したスキャン回路システムに適用することによって、セットでの故障個所の特定が容易となる。
(スキャン回路システムとクロックツリーの関係)
本発明の実施の形態に係るスキャン回路システムの全体構成は、図26に示すように、クロックツリー100とスキャン回路システム200とから構成される。クロックツリー100は、図20に示した構成と同様の構成を有する。また、スキャン回路システム200は、図21に示した構成と同様の構成を有する。図26中において、クロックツリー100からの接続が実行されていないDタイプF/F72は、別系統のクロックツリー系によって制御されていることを意味する。
[スキャンテストシステム]
本発明の実施の形態に係るスキャン回路システムを利用してテストした結果を使用し、故障個所を特定するスキャンテストシステムは、図27に示すように、クロックツリー100と、スキャン回路システム200と、テストパターン84と、テスタ86と、テスト結果85とから構成される。クロックツリー100からのデータによって制御されるスキャン回路システム200は、テストパターン84を発生し、テスタ86に供給する。テストパターン84は、LSIをテストするためのテストデータである。テスタ86はLSIの動作性能をテストするためのテスト回路システムである。テスタ86によって実行されたテスト結果85のデータがスキャン回路システム200にフィードバックされ、スキャン回路システムにおいて、LSIの故障個所を特定することができる。
[スキャンテストシステムを用いて故障解析を行なう方法]
図27に示した本発明の実施の形態に係るスキャンテストシステムを用いて故障解析を行なう方法は、図28のステップS1〜ステップS5のフローチャート図に示すように実行される。
(a)まず、ステップS1において、LSIをテスタ86においてテストする。
(b)次に、ステップS2において、テスタ86において、LSIの故障データとしてのフェイル情報を得る。
(c)次に、ステップS3において、ネットリストデータを得る。
(d)次に、ステップS4において、ステップS2において得られたフェイル情報と、ステップS3において得られたネットリストデータとを比較し、故障解析ツールを適用して故障解析を実行する。
(e)次に、ステップS5において、故障解析結果に基づいて、故障個所情報を検出する。

[自動化ツールフロー:スキャンチェインリオーダリング]
図27に示した本発明の実施の形態に係るスキャンテストシステムを用いて故障解析を行なう方法において、自動化ツールフロー(スキャンチェインリオーダリング)は、図29のステップS11〜ステップS18のフローチャート図に示すように実行される。
(a)ステップS11において、図20に示したようなクロック・ツリーシンセシスを実行する。
(b)次に、ステップS12において、LSIの配置・フロアプランツールを実行する。
(c)次に、ステップS13において、スキャン化情報を得る。
(d)次に、ステップS14において、スキャン化済みネットリストを得る。
(e)次に、ステップS15において、ステップS11において実行したクロック・ツリー・シンセシスによるクロックツリー情報を得る。
(f)次に、ステップS12において実行したLSIの配置・フロアプランツールによるF/F配置情報を得る。
(g)次に、ステップS17において、ステップS13〜S16においてそれぞれ得られたスキャン化情報、スキャン化済みネットリスト、クロックツリー情報およびF/F配置情報をスキャンチェインリオーダリングツールに入力して、スキャンチェインリオーダリングを実行する。
(h)次に、ステップS18において、スキャンチェイン組換え後リストを得る。
[自動化ツールフロー:スキャン化]
図27に示した本発明の実施の形態に係るスキャンテストシステムを用いて故障解析を行なう方法において、自動化ツールフロー(スキャン化)は、図30のステップS21〜ステップS26のフローチャート図に示すように実行される。
(a)ステップS21において、図20に示したようなクロック・ツリーシンセシスを実行する。
(b)次に、ステップS22において、スキャン化情報を得る。
(c)次に、ステップS23において、スキャン化前ネットリストを得る。
(d)次に、ステップS24において、ステップS21において実行したクロック・ツリー・シンセシスによるクロックツリー情報を得る。
(e)次に、ステップS22〜S24においてそれぞれ得られたスキャン化情報、スキャン化前ネットリスト、クロックツリー情報をスキャンチェインリオーダリングツールに入力して、スキャンチェインリオーダリングを実行する。
(f)次に、ステップS26において、スキャン化後ネットリストを得る。
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施の形態及び運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々に変形して実施することができる。なお、上記各実施の形態は、それぞれ組み合わせて実施することができる。このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図。 本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路のシフトテスト経路を選択する際に使用される選択回路の一例図。 本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路のシフトテストでシフト接続に不良があった場合の概略図。 本発明の第1の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路のシフトテストを複数回実施した場合のテストスキャンパスの概略図であって、(a)スキャンテスト1を説明する図および(b)スキャンテスト2を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係るスキャン回路に使用されるクロックツリーの構造であり、末端のドライバに不良がある場合の概略図。 本発明の第2の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図であって、クロックツリーの末端の素子から制御される記憶素子群を1つのセグメントに構成した場合の概略図。 本発明の第2の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路のシフトテストを複数回実施した場合のテストスキャンパスの概略図であって、(a)スキャンテスト1を説明する図および(b)スキャンテスト2を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の構造で、クロックツリーの末端の素子から制御される記憶素子群を複数のセグメントに構成した場合の参考図。 図8において、スキャン回路のシフトテストを複数回実施した場合のテストスキャンパスの概略図であって、(a)スキャンテスト1を説明する図および(b)スキャンテスト2を説明する参考図。 本発明の第3の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図であって、クロックツリーの末端の素子から制御される記憶素子群を複数のセグメントに構成した場合の概略図。 本発明の第3の実施の形態に係るスキャン回路のシフトテストを複数回実施した場合のテストスキャンパスの概略図であって、(a)シフトテスト1を説明する図、(b)シフトテスト2を説明する図、(c)シフトテスト3を説明する図、および(d)シフトテスト4を説明する図。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図であって、クロックツリーの末端の素子から制御される記憶素子群を複数のセグメントに構成した場合の概略図。 クロックツリーの構造であり、上位のドライバに不良がある場合の概略図。 本発明の第4の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図であって、クロックツリーの末端の素子から制御される記憶素子群を複数のセグメントに構成し、且つ一つのスキャンパスに含めるように配置した場合の概略図。 本発明の第5の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図であって、クロックツリーの末端の素子から制御される複数の記憶素子群を一つのセグメントに含めるように配置した場合の概略図。 本発明の第6の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図。 セット及びリセット信号のツリー構造の概略図。 本発明の第6の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路のシフトテストを複数回実施した場合のテストスキャンパスの概略図であって、(a)スキャンテスト1を説明する図、および(b)スキャンテスト2を説明する図。 本発明の第7の実施の形態に係るスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図。 クロック・ツリー・シンセシスによって構築されるクロックの接続構成図。 本発明の実施の形態に係るスキャン回路システムの具体的な回路構成図。 本発明の実施の形態に係るスキャン回路システムのシステム通常動作時の基本構成図。 本発明の実施の形態に係るスキャン回路システムのスキャンシフト動作時の基本構成図。 リセットツリーの具体的構成図。 セットツリーの具体的構成図。 本発明の実施の形態に係るスキャン回路システムとクロックツリーの全体ブロック構成図。 本発明の実施の形態に係るスキャンテストシステムのブロック構成図。 本発明の実施の形態に係るスキャンテストシステムを用いて故障解析を行うフローチャート図。 本発明の実施の形態に係るスキャンテストシステムの自動化ツールフロー(スキャンチェインリオーダリング)のフローチャート図。 本発明の実施の形態に係るスキャンテストシステムの自動化ツールフロー(スキャン化)のフローチャート図。 従来のスキャン回路を備える半導体集積回路の接続概略図。 従来のスキャン回路を備える半導体集積回路のシフトテストでシフト接続に不良が存在する場合の概略図。 従来のスキャン回路を備える半導体集積回路でクロックドライバに不良が存在する場合の概略図。
符号の説明
1…記憶素子
2,8,12…テスト対象回路
3…シフト入力端子
4…シフト出力端子
5…スキャンパス
6,7,10…スキャン記憶素子
9,36,52,55,64…故障部
11…故障の発生したスキャン記憶素子
13〜21,72,83,93…DタイプF/F
22…組み合わせ回路
23〜28…選択回路
29〜34…経路
38〜43…スキャンパス
44〜47,56,57,60,61…ルートドライバ
48〜51,58,59,62,63…スキャン記憶素子群
65,66,71,81,82,91,92…サブドライバ
73…スキャンシフト入力端子
74…入力バッファ
75…スキャンパス組換え回路
76…組み合わせ回路
77…出力バッファ
78…スキャンシフト出力端子
80…リセット信号供給源
84…テストパターン
85…テスト結果
86…テスタ
90…セット信号供給源
100…クロックツリー
150,180…スキャン回路
200…スキャン回路システム
S1〜S5,S11〜S18,S21〜S26…ステップ
SG13〜SG21…スキャンセグメント(スキャン記憶素子群)

Claims (5)

  1. テスト対象となる複数の組み合わせ回路と、
    前記組み合わせ回路に隣接し、且つ前記組み合わせ回路と交互に配置される複数のスキャン回路と、
    前記スキャン回路を構成する複数個のスキャン記憶素子と、
    前記複数のスキャン回路の内の第1のスキャン回路に挿入され、前記スキャン回路内の第1のスキャン記憶素子群と第2のスキャン記憶素子群を接続する第1の選択回路と、
    前記複数のスキャン回路の内の第2のスキャン回路に挿入され、前記スキャン回路内の第3のスキャン記憶素子群と第4のスキャン記憶素子群を接続する第2の選択回路と、
    前記第1のスキャン記憶素子群内に配置され、前記第1の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから前記第1の選択回路に至る第1の経路と、
    前記第3のスキャン記憶素子群内に配置され、前記第2の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから前記第1の選択回路に至る第2の経路
    とを備え、前記第1の選択回路において前記第1の経路と前記第2の経路を選択することを特徴とするスキャン回路を備える半導体集積回路。
  2. ルートドライバからなるクロックツリーを更に備え、前記クロックツリーの末端もしくは上位のルートドライバから制御される全てのスキャン記憶素子を、1つまたは複数の前記スキャン記憶素子群に配置することを特徴とする請求項1記載のスキャン回路を備える半導体集積回路。
  3. セットツリーおよびリセットツリーを更に備え、セット信号及びリセット信号で制御可能なスキャン記憶素子を、1つまたは複数の前記スキャン記憶素子群に配置することを特徴とする請求項1記載のスキャン回路を備える半導体集積回路。
  4. テスト対象となる複数の組み合わせ回路と、前記組み合わせ回路に隣接し、且つ前記組み合わせ回路と交互に配置される複数のスキャン回路と、前記スキャン回路を構成する複数個のスキャン記憶素子と、前記複数のスキャン回路の内の第1のスキャン回路に挿入され、前記スキャン回路内の第1のスキャン記憶素子群と第2のスキャン記憶素子群を接続する第1の選択回路と、前記複数のスキャン回路の内の第2のスキャン回路に挿入され、前記スキャン回路内の第3のスキャン記憶素子群と第4のスキャン記憶素子群を接続する第2の選択回路と、前記第1のスキャン記憶素子群内に配置され、前記第1の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから前記第1の選択回路に至る第1の経路と、前記第3のスキャン記憶素子群内に配置され、前記第2の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから前記第1の選択回路に至る第2の経路とを備え、前記第1の選択回路において前記第1の経路と前記第2の経路を選択するスキャン回路を備える半導体集積回路と、
    前記スキャンパスに接続される入力バッファおよび出力バッファと、
    前記入力バッファに接続されるスキャンシフト入力端子と、
    前記出力バッファに接続されるスキャンシフト出力端子
    とを備えることを特徴とするスキャン回路システム。
  5. テスト対象となる複数の組み合わせ回路と、前記組み合わせ回路に隣接し、且つ前記組み合わせ回路と交互に配置される複数のスキャン回路と、前記スキャン回路を構成する複数個のスキャン記憶素子と、前記複数のスキャン回路の内の第1のスキャン回路に挿入され、前記スキャン回路内の第1のスキャン記憶素子群と第2のスキャン記憶素子群を接続する第1の選択回路と、前記複数のスキャン回路の内の第2のスキャン回路に挿入され、前記スキャン回路内の第3のスキャン記憶素子群と第4のスキャン記憶素子群を接続する第2の選択回路と、前記第1のスキャン記憶素子群内に配置され、前記第1の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから前記第1の選択回路に至る第1の経路と、前記第3のスキャン記憶素子群内に配置され、前記第2の選択回路の前段のスキャン記憶素子のスキャンアウトから前記第1の選択回路に至る第2の経路とを備え、前記第1の選択回路において前記第1の経路と前記第2の経路を選択するスキャン回路を備える半導体集積回路と、前記スキャンパスに接続される入力バッファおよび出力バッファと、前記入力バッファに接続されるスキャンシフト入力端子と、前記出力バッファに接続されるスキャンシフト出力端子とを備えるスキャン回路システムと、
    前記スキャン回路システムによって発生されるテストパターンを入力し、テスト結果を前記スキャン回路システムに対してフィードバックするテスタと、
    ルートドライバから構成され、前記スキャン回路システムに接続されるクロックツリー
    とを備えることを特徴とするスキャンテストシステム。
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